JPS6285389A - バ−コ−ドスキヤナ−の波形整形回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、バーコードパターンをバーコードスキャナー
で読取って得た信号をスレシュホールド設定回路及び比
較器を用いてバーコードパターンに対応するパルス信号
に変換する波形整形回路に関する。

（発明の技術的背景とその問題点） バーコードスキャナーからの読取りアナログ信号をバー
コードパターンに対応するパルス信号に波形整形する場
合、バーコードの全体的汚れや、バーコードとこれを走
査するためのペン型バーコードリーグ等との間隔、角度
等による影響を除く、ため、バーコードスキャナーの出
力信号のセンター値を検出して参照電圧とし、これを基
にして比較器でバーコードパターンに対応する変換パル
スを得るようにする方法がある。

これを第２図、第３図を参照して説明すると、第２図に
おいて、１は第３図に示すようなバーコードスキャナー
からの出力信号が供給される入力端子、２はスレッシュ
ホールド設定回路（ＡＴＣ）、３は比較器、４は出力回
路、５は出力端子で、入力端子１への印加信号は、比較
器３に一方の入力信号として与えられると同時に、スレ
ッシュホールド設定回路２に加えられ、ここでセンター
値検出が行なわれる。そして、このスレッシュホールド
設定回路２からの出力が上記比較器３の他方入力として
供給され、比較器３はそのスレッシュホールド設定回路
２の出力信号を基にしてバーコードパターンに対応する
変換パルスを発生し、これが出力回路４を介して出力端
子５から取出される。

このような方法によると、第３図に示す読取り信号のハ
イビークやロービークが、バーコードの汚れやバーコー
ドとリーグの間隔、角度等の影響を受けても、センター
値を基準とする読取り信号の周期、すなわち読取り信号
の時間幅はそれらの影響を殆ど受けない、従って、上述
のようなスレシュホールド設定回路２及び比較器３を備
えない構成のものと比べた場合には、出力端子５から得
られるパルス信号はバーコードパターンを忠実に反映し
たものとなる。

しかし、第２図に示すような構成のものにあっては、１
発註のパルス幅歪が大きいという問題がある。そして、
入力端子１に加えられる第３図に示す信号における１発
註の値が入力されるまではスレッシュホールドレベルは
不定もしくは前回入力時のレベルとなっており、忠実性
を欠き、正確な読取りが妨げられてしまう。

（発明の目的） 本発明の目的は、バーコードスキャナーによるバーコー
ドの読取時にたとえ１発註の値が不安定でホールドレベ
ルが不安定であったとしても、パルス幅歪の小さな被読
バーコードパターンに忠実に対応するパルス信号が得ら
れる波形整形回路を提供することにある。

（発明の概要） 本発明は、スレッシュホールド°設定回路の出力と比較
されるべきバーコードスキャナーからの読取り信号をデ
ィレー回路を回して比較器に加えるようにしたことを特
徴とする。

（発明の実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例に一係るバーコードスキャナ
ーの波形整形回路の構成を示す、尚、前記第２図と同様
の構成部分は同一の符合を付してその説明を省略する。

第１図に示すように、この波形整形回路は、スレシュー
ホールド設定回路２及び比較器３を用いてバーコードス
キャナーの読取り信号からバーコードパターンに対応す
るパルス信号を得る場合、入力端子１と上記比較器３の
一方入力との間にディレー回路６が設けられている。こ
のディレー回路６は、バーコードスキャナーによるバー
コードの読取り時に入力端子１に加えられる読取り信号
Ｓ１からこれを遅延させた読取り信号Ｓ２を得るもので
、例えば、遅延線を用いて構成される。比較器３には、
その−実入力として上述のような遅延せしめられた読取
り信号Ｓｚが供給され、又他方入力として入力端子１の
読取り信号Ｓ、が与えられるスレッシュホールド設定回
路２の出力信号Ｓ３が供給される。比較器３はこのスレ
ッシュホールド設定回路信号２から発せられる出力信号
Ｓ３を基にディレー回路６からの読取り信号Ｓ２をバー
コードパターンに対応するパルスに変換する。

比較器３でバーコードパターンに対応するパルスに変換
する場合、スレッシュホールド設定回路２の出力信号Ｓ
３を参照電圧としてこれと比較されるべき読取り信号Ｓ
１は、上述のようにディレー回路６で遅延されているの
で、たとえその１発註の値が不安定でホールドレベルも
不安定であ−っても、その後は安定化するので、被読バ
ーコードパターンに忠実に対応するパルス信号が得られ
る。そして、このようなバーコードパターンに忠実な変
換パルスは出力回路４を介して出力端子から取出され、
これが、商品の人出管理あるいは在庫管理システムなど
におけるデータとしてコンピュータで処理されることに
なる。

このように、バーコードスキャナーからの読取り信号Ｓ
、が供給されるスレッシュホールド設定回路２と、この
スレッシュホールド設定回路２の出力信号Ｓ３を基にし
てバーコードパターンに対応する変換パルスを得る比較
器３とを有するバーコードスキャナーの波形整形回路に
おいて、上記読取り信号Ｓ＋を比較器３の一方の入力へ
加える伝送路中にディレー回路６を挿入することによっ
て、１発註のパルス幅歪の小さな被読バーコードパター
ンに一掃忠実に対応するパルス信号を得ることができる
。構成も極めて簡単であり、バーコードスキャナーの読
取り信号Ｓ１を比較器３の一方入力へ与える電送路にデ
ィレー回路６を挿入すればよく、シかも、被読バーコー
ドパターンの全体的汚れや、バーコードとリーダーの間
隔、角度等に影響されることもないという利点を損うこ
ともない。

（発明の効果） 本発明によれば、バーコードパターンをバーコードスキ
ャナーで読取って得られる信号を被読バーコードパター
ンに対応するパルス信号に変換する場合に、１発註のパ
ルス幅歪が大きくなるのを防止することができるので、
バーコードの汚れや読取り時のバーコードとリーグの間
隔、角度などの影響を受けないだけでなく、簡単な構成
によってパルス幅歪の少ない被読バーコードにより忠実
性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るバーコードスキャナー
の波形整形回路を示すブロック図、第２図は従来の回路
構成を示すブロック図、第３図はバーコードスキャナー
からの読取り信号の一例を示す波形図である。 １−−−−一−−入力端子、 ２−−−−−一−スレッシュホールド設定回路。 ３−−−−−−一比較器、 ４−−−−−−一出力回路、 ５−−−一−−−出力端子、 ６−−−−−−−デイレー回路。 第１　図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バーコードスキャナーからの読取り信号が供給されるス
   レッシュホールド設定回路と、このスレッシュホールド
   設定回路の出力を基にしてバーコードパターンに対応す
   る変換パルスを得る比較器とを備える波形整形回路であ
   って、前記バーコードスキャナーの読取り信号を前記比
   較器の一方の入力として与える伝送路中に、ディレー回
   路を挿入したことを特徴とするバーコードスキャナーの
   波形整形回路。