JPS6285208A - 光フアイバ通信ケ−ブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業トの］！１更りた野 本発明は、光ファイバ通信ケーブルに関し　特に光ファ
イバか水素により生し・る破損から保護される形式の尤
ファ（バ通信ケーブルに関する。

従沫！ｕｌ虻圭」−升辺同一郊〜点 水素ガスか光ファイバと接触する時、伝達さＪまた信号
は、回復不能でかつケーブルの通信８硼を低下させる減
衰を生じることが知られている。

水素は、ケーブルの構成成分がその使用中に水素を吸収
して該構成成分から放出されることによりケーブル内に
発生し得る。

水素がケーブル内に発生する別の理由は、このケーブル
構成成分と、ケーブル自体に浸透しだ液相または気相の
状態の微量の水分との間に生し得る化学的反応の結果で
ある。

更に、水素は、外部からケーブル内に拡散することによ
りケーブルの光ファイバに到達し得る。

この場合、光ファイバに到達し得る水素の瞼は、ケーブ
ルか水素に富む雰囲気中に置かれるならば史に大きくな
る。

尤ファイバ・ケーブルにおいては、水素に関する保護措
置は、周知の如くケーブルか使用されねばならない数４
−年程度である全期間にわたって有効に確保されねばな
らない。

公知のケーブルにおいては、光ファイバの水素からの保
護は、例えば炭素繊維、糸状のパラジウム、リンか充填
されたガラス等の如き、水素を物理的に吸収する物質に
より形成された内部のバリアの存在により行なわれる。

公知のケープの事例は、英国特許第２，１４４，５５９
号に記載されている。

公知のケーブルにおいては更に活性の大きな物質が使用
されるためｍ位体積当り物理的に吸収され得る水素室か
むしろ制限される。従って、このことを考慮すれば、ケ
ーブル内にはケーブルの全使用寿命にわたる光ファイバ
の保護を確保するためこれら活性の大きい物質か’ｌｉ
ｔに存在し、またこのためケーブル自体の直径が不都合
な稈度に増加していた。

肌業しク忙扱ゴ］［Ｌ且 本発明の目的は、光ファイバ・ケーブルの直径＝を法を
増加することなくこれらの光ファイバ・ケーブルを全使
用辞令にわたって水素から仔効に保護する光ファイバ・
ケーブルを実現することにある。

本発明の目的は、少なくとも１本の光ファイバを囲繞す
る外被部を含む光ファイバ通信ケーブルにあり、このケ
ーブルは、モリブデン・トリオキシドと触媒とからなる
混合物を埋設することを特徴としており、この触媒は、
遷移金属と、この遷移金属の無機および１−ｆ機化合物
と、それ自体かつ不活性物質に保持された状態での前記
遷移金属の有機金属酸化物とのうちから選択される。

本発明は、図面の各図に関するこれに限定されない事例
に従って示される以下の詳細な記述により更によく理解
されるであろう。

支Ａ刊 一般に、光ファイバ通信ケーブルは下記の構造を有する
。

これらケーブルは、少なくとも１本の光ファイバを埋設
する一般に光コア（中心部）と呼ばれる構造部を囲繞す
る鞘部が設けられ、かかる構造部はいくつかの形態をと
り得る。

次に、鞘部はその周囲に保護部、外装部その他類似の要
素を設けることができるが、これら要素は光ファイバ・
ケーブルが使用されねばならない環境の種類に依存する
。

本発明は、光コアまたは鞘部の外側の要素が何等かの形
態を存する陸上用および海底用の両方の光ファイバ・ケ
ーブルを含み、その特徴は以下において「混合物」と呼
ぶ混合物がケーブル内に埋設される方法の如何に拘らず
それ自体で水素を化学的に遮断することができる埋設方
法にある。

本発明によるケーブル内に埋設される水素吸収用混合物
は、下記の２つの実質的な構成成分をよまなければなら
ない。

１つの必要成分はモリブデン・トリオキシドである。

他の必要成分は、所定の触媒であり、この触媒は、遷移
金属と、この遷移金属の無機および有機化合物と、それ
自体かつ不活性物質に保持された状態での遷移金属の有
機金属酸化物とのうちから選択される。

触媒の事例としては、粉末状プラチナ、粉末状パラジウ
ム、粉末状ニッケル、およびパラジウム・アセテート、
パラジウム・アセチルアセトネート、水酸化パラジウム
、塩化パラジウムおよび塩化白金酸の如き単独に使用さ
れかつ骨炭、または当業者には「木炭」として公知の植
物炭の如き不活性物質に保持されるこれら金属の有機ま
たは無機化合物でよい。

前述の如く、本発明に該当する光ファイバ・ケーブルは
、上記の混合物がケーブル内に埋設される方法の如何な
る制限も受けることはない。

例えば、この混合物は、そのままで、またはケーブルの
充填物質の添加物または鞘部内で囲繞されるケーブルの
一成分を形成するポリマー物質の化合物の添加物を構成
するものとして埋設することかできるが、このポリマー
化合物の添加物はもしプラスチック材料化合物により構
成されるならば、最初からポリマー化合物中に含ませる
ことができる。

図面は本発明によるいくつかのケーブルを例示としての
み示している。

第１図に示されるケーブルは、金属材料またはプラスチ
ック材料化合物の鞘部１を有する。

鞘部１は、光ファイバ２を囲繞し、それらの間に形成さ
れる間隙は本発明による混合物３により、あるいは本発
明による混合物が拡散される例えば石油ゼリー、シリコ
ーン・グリース等の充填物質により充填される。

第１図のケーブルの図示しない別の実施態様によれば、
混合物３は鞘部１の内表面のみを覆い、例えばポリビニ
ール・エーテルの如き接着剤により前記鞘部に対して固
定される。

第１図のケーブルの別の図示しない実施態様によれば、
光ファイバを包囲する鞘部はポリマー材料化合物であり
、面記混合物は鞘部内に埋設されてこの鞘部を形成する
化合物の一成分を構成する。

第２図は、本発明によるケーブルの別の実施態様を示し
ている。

第２図に示されるように、ケーブルは金属材料またはポ
リマー材料化合物の鞘部４を有する。

この鞘部４は、例えば、その外表面に光ファイバ７が緩
く収容される閉じたあるいは開いた螺線形態を有する複
数の溝６を設けたポリマー材料化合物製の形状を有する
輪郭部５を囲繞する。

鞘部４は面記溝６を閉鎖し、これら溝は充填材料例えば
石油ゼリーまたはシリコーン・グリースで充填され、こ
の充填材料中には前に定義した混合物が拡散されている
。

あるいはまた、第２図のケーブルにおいては、１１１１
記の７ｇ合物のみか溝６を充填する。

別の実施態様によねば、混合物は接着剤例えばポリヒニ
ール・エーテルにより！前記溝６に対して接４される溝
表面を覆りている。

史に別の実施態様は、形状を有する輪郭部５を形成する
ポリマー材料化合物中に、あるいはもし・鞘部４がプラ
スチック製の鞘部ならば前記鞘部を形成する化合物もし
くは両方の化合物中に混合物を埋設させる。

第２図のケーブルの他の実ｊＪト態様は、上記の児なる
実施態様間の考えられるどんな組合せによっても構成さ
れる。

第３図は、本発明によるケーブルの更に別の実施態様を
示す。

市ｒ記ケーブルは、金属材料またはポリマー材料化合物
の・鞘部８を有する。

この鞘部８は光ファイバ９を囲繞している。この光ファ
イバは、簡に定義した混合物を埋設するテープにより形
成される包装材１０により包囲さねている。

この包装材１１１全形成−・）るテープは５、祉属また
はグラスチックまたは織物牛（料または紙Ｃよく、１ｉ
７「記テープが混合物を埋設される方法はとんな方法で
もよい４３例えば、このテープは、接着剤例えばポリヒ
ニール・エーテルによりテープに対して接ｎされた上記
の混合物により、その少なくとも片面で覆ね、１する。

あるいはまた、前記混合物は、テープの両面のポリマー
材料例えばポリエチレンの薄膜に埋設される。

もし前記テープかブラスヂう・り材料製であれば、水素
を吸収する混合物は、テープを形成するポリマー材料化
合物の一成分を／♂すテープ自体に埋設することができ
る。

包装材１０を形成するテープが織布テープまたは不織布
テープの如き織物材料または紙である場なには、混合物
はこのテープに浸透してテープ自体を形成する糸または
繊維の網目を塞ぐ結果となる。

本発明によるケーブルの更に別の実施態様が第４図に示
される。

第４図に示されたケーブルは、光ファイバ１２と、長い
要素例えばロッド１３を形成する化合物の一成分として
Ｌ記の混合物を包囲するプラスチック材料のロッドとを
包囲する金属またはプラスチック材料製の鞘部１１を有
する。

前記ロット１３は光ファイバ１２の側方に位置し、鞘部
１１内に密閉される間隙は必ずしもそうではないがある
場合にはそれ自体公知の種類の充填材料により充填する
ことかできる。

図示しない別の実施態様によりば、ロッド１３は、問題
の混合物で充填された低密度のポリエチレンおよびシリ
コーン・ゴムの如き水素に対して高い透過性を有するポ
リマー製のチューブて置換される。

水素をそわ自体で化学的に遮断することができる前に定
義した混合物、および＋ｉｒｒ記混合物が埋設されて水
素吸収８晴を決定する本発明によるケーブルの構成成分
について実験テストが行なわわた。

この実験テストは下記の如く行なわ狛、た。

使用された装備は　１７５ｃｍ”のガラスＪ＊をｔｌ−
シ、こわか６２路のコックで終るガラス・チューブが固
い状態で突出している。このコックの２路の一方は真空
ポンプに対して結合されるが、他ブｙは水素を保（ｆす
る小びんに対して結合さねている。

このチューブの中間位置には、水銀柱か挿入されている
。

本発明に上るケーブル構成要素のサンプル（以下におい
て述へる）をガラス球内に挿入した。

次いで、カラス球内に真空状態を生じさせ、未銀柱にお
ける気圧がこの同しＱ、空状態に達するようル制御した
。

この時、真空ポンプを取外し、ガラス球を水素を保有す
る小びんと連通させて水素をガラス球内に流入し得るよ
うにした。

試験中のサンプル中に存在しかつガラス球自体の内部の
サンプルの減衰に店いて測定１ノだ混合物を化学的に飽
和させるため理論的に必要な贋よりも多くの水素晴をガ
ラス球内に導入して、２０℃の温度でテストを行なった
。次いで、時間に関するガラス球内の水素圧力の低下を
記録し、１種のサンプルの１ｇを飽和させるため反応し
た水素の対応量とこの結果に到達するに要した時間を決
定した。

次いで、サンプルの飽和時に化学的に吸収された、１つ
のサンプルに存在する混合物の１ｇ当り定常ｃｍ３単位
の水素の量を計算した。

次に示すサンプルについて実験テストを行なった。

サンプルＡ このサンプルは、下記の組成を有する１５ｇの粉状の水
素吸収混合物により構成される。即ち、モリブデン・ト
リオキシド　　　　１００重量部パラジウムの含有量が
５％ の木炭に保持されたパラジウム　　　１〃テストを行な
うため、粉状のサンプルをカラス球内に挿入されたガラ
スのパケット内に入れた。

サンプルＢ このサンプルは、下記の組成を有する１５ｇの充填材ｔ
＋により構成される。即ち、 石油ゼリー　　　　　　　　　　　１００ｊｌ’Ｂ量部
モリブテン・トリオキシド　　　　　１０　　／ツバラ
ジウムの含有量が５％ の木炭に保持されたパラジウム　　　ｌ　　／／このサ
ンプル中の水素と化学的に反応し得る混合物の含有量は
　１．５ｇである。

テストを行なうため、ガラス球の壁面を問題の充填材料
で覆った。

」匹 このサンプルは、辺の長さが２０ｍｍと１００　ｍｍて
厚さが１ｍｍのプラスチック材料特にポリエチレンの矩
形状の小片で構成される。

この小片の表面は、サンプルＡの組成と等しい組成を有
する混合物の板２ｇの表面を遮断するポリビニール・エ
ーテルにより構成された接着剤膜で覆われている。

サンプルＤ このサンプルは、辺の長さが：１５ｍｍと２００　ｍｍ
で厚さが１ｍｍの下記の組成を有するプラスチック材料
の化合物の矩形状の形造された小片により構成される。

即ち、 ポリブタジェン−１，４−ｃｉｓ　　　　　　１００川
量部パラフィン油可塑剤　　　　　　　　１０〃モリブ
デン・トリオキシド　　　　　５０〃パラジウム・アセ
テート　　　　　　０．５〃ガラス球内に挿入された小
片は、水素と反応し得る混合物を２．５ｇ含む。

土ンプルＥ このサンプルは、下記の成分を３ｇ含浸させた木綿糸の
横糸と縦糸の一辺が２００　ｍｍの四角の織布である。

即ち、 天然ゴム　　　　　　　　　　　　１００重量部モリブ
デン・トリオキシド　　　　　５０〃パラジウム・アセ
チル・ アセトネート　　　　　　　　　　　　０．５〃このサ
ンプルの水素と反応することができる混合物の含有量は
　１．５ｇである。

サンプルＦ このサンプルは、下記の混合物０．５ｇを埋蔵するセル
ロース紙の一辺が２００　ｍｍの四角片により構成され
る。即ち、 モリブデン・トリオキシド　　　　＋ｏｏｒｉ量部パラ
量中パラジウムが５％ の木炭に保持されたパラジウム　　　１　〃サンプルＧ このサンプルは、サンプルＡの組成を有する混合物で完
全に充填した肉厚が０．２ｍｍ、直径が２ｍｍおよび長
さか１ｍの端部で封止された低密度のポリエチレン製チ
ューブである。

このサンプルにおける混合物の含有量は９ｇである。

Ｌ記のサンプルにおいて得られた実験結果は下表に示さ
れる。

木表の欄３に示される実験結果は、全てのサンプルが、
混合物１ｇ当り定常Ｃｍ″単位で約７７となる混合物に
対する理論飽和値１に略々等しい量の水素を吸収して化
学的に遮断することができることを示す。

このことは、混合物かケーブル内に存在する状態とは無
関係にその保護作用を行なうことを意味する。

実際に、この状態は欄２に示す値で示されるように飽和
に達するに要する時間のみと関与するが、前記の実験的
に決定された時間は、光ファイバ・ケーブルに要求され
る使用寿命と比較すれば無視し得ると考えるへきである
。

川に、光ファイバ・ケーブルにおいてその使用寿命の間
に形成され得る水素量はケーブルの１ｍ当り定常ｃｍ１
単位の水素量程度であるため、本発明によるケーブルの
全ての実Ｂ’ｔｈ態様においては、化学的に吸収され得
る水素量か予測し得る水素量よりも著しく大きいため、
この結果の達成のためケーブルの直径手法を増加する必
要を避けながら光ファイバに対して確実な保護作用を得
ることができることは、この実験データから明らかであ
る。

本発明によるケーブルのいくつかの実施態様についての
み示し記したが、本発明はその範囲内に当業者が着想し
得る他の実施態様を含むことが理解されよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光ファイバ・ケーブルを示す断面
図、および第２図乃至第４図は本発明による光ファイバ
・ケーブルの別の実り色感様を示す断面図である。 １・・・鞘部、２、ア、９．１２・・・光ファイバ、３
・・・混合物、４．８．１１・・・鞘部、５・・・形状
を有する輪郭部、６・・・溝、１０・・・包装材、１３
・・・ロッド。 第１図　　　　第２図 第３図　　　　第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１本の光ファイバを囲繞する鞘部を含む
   光ファイバ通信ケーブルにおいて、モリブデン・トリオ
   キシドと触媒とからなる混合物を埋設しており、該触媒
   は、遷移金属と、該遷移金属の無機および有機化合物と
   、それ自体かつ不活性物質に保持された状態での前記遷
   移金属の有機金属酸化物とのうちから選択されることを
   特徴とする光ファイバ通信ケーブル。 ２、前記触媒が、パラジウム・アセテート、パラジウム
   ・アセチルアセトネート、水酸化パラジウム、塩化パラ
   ジウムおよび塩化白金酸から選択されることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のケーブル。 ３、前記混合物が、前記鞘部と光ファイバとの間に存在
   する間隙を充填することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のケーブル。 ４、前記混合物が、前記光ファイバを囲繞する前記鞘部
   の内部に配置された充填材料の添加材であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のケーブル。 ５、前記混合物が、接着剤により前記鞘部に対して接着
   される該鞘部の内面を覆うことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のケーブル。 ６、前記鞘部がポリマー材料化合物であり、前記混合物
   が前記鞘部を形成する化合物の添加材であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のケーブル。 ７、前記鞘部が所定の形状輪郭部を包囲し、該輪郭部は
   それ自体の外面上に前記光ファイバを緩やかに収容する
   溝を設けられ、前記温合物が該形状輪郭部の溝内に存在
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のケー
   ブル。 ８、前記鞘部がポリマー材料化合物の形状輪郭部を包囲
   し、該輪郭部はそれ自体の外面上に前記光ファイバを緩
   やかに収容する溝を設けられ、前記混合物は、前記形状
   輪郭部が形成される前記化合物の一成分であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のケーブル。 ９、前記鞘部内に囲繞される光ファイバがテープ包装材
   により包囲され、前記混合物が該テープと関連させられ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のケーブ
   ル。 １０、前記テープと関連した前記混合物が、接着剤によ
   り該テープに対して接着される少なくともその表面を覆
   うことを特徴とする特許請求の範囲第９項記載のケーブ
   ル。 １１、前記テープが前記混合物を埋設するポリマー材料
   化合物であることを特徴とする特許請求の範囲第９項記
   載のケーブル。 １２、前記テープが、前記混合物を含浸させた繊維性材
   料のテープであることを特徴とする特許請求の範囲第９
   項記載のケーブル。 １３、前記温合物が、前記光ファイバの側面に位置する
   長形の要素に埋設されることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のケーブル。 １４、前記長形の要素が、前記温合物で充填された低密
   度のポリエチレンおよびシリコーン・ゴムから選択され
   たポリマー材料製のチューブであることを特徴とする特
   許請求の範囲第１３項記載のケーブル。