JPS6283244A - 車両用ブレ−キ装置 - Google Patents
車両用ブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS6283244A JPS6283244A JP22244785A JP22244785A JPS6283244A JP S6283244 A JPS6283244 A JP S6283244A JP 22244785 A JP22244785 A JP 22244785A JP 22244785 A JP22244785 A JP 22244785A JP S6283244 A JPS6283244 A JP S6283244A
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- JP
- Japan
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- pressure
- brake
- valve
- switched
- vehicle
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- Pending
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- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ブレーキ圧力を停車時に自動的に保持し発進
時に自動的に解放する停車維持機能と、制動時の車輪ロ
ックを自動的に防止するアンチスキッド機能とを備える
ブレーキ装置に関する。
時に自動的に解放する停車維持機能と、制動時の車輪ロ
ックを自動的に防止するアンチスキッド機能とを備える
ブレーキ装置に関する。
−アンチスキッド機能に関与する構成部品に異常が発生
した場合、それを事前に検知してアンチスキッド制御が
出来ない旨ドライバーに警告できれば、それに応じた運
転により安全な走行が可能である。従って、構成部品の
作動チェックを頻繁に行なえば安全性・信顛性を向上す
ることができる。
した場合、それを事前に検知してアンチスキッド制御が
出来ない旨ドライバーに警告できれば、それに応じた運
転により安全な走行が可能である。従って、構成部品の
作動チェックを頻繁に行なえば安全性・信顛性を向上す
ることができる。
ところで、特開昭59−149851号公報Gこは、シ
ステム簡素化を目的として上記の両機能を1つの装置に
持たせたものが示されている。具体的には、アンチスキ
ッド機能用として1つのブレーキ系統に対し2つの配置
されたバルブのうちの一方を、周知の方法で作動させて
停車維持機能を持たせている。一方のバルブについては
停車の度に作動チェ・7りが行なわれることになるが、
他方のバルブについてはチェックが行なわれない。
ステム簡素化を目的として上記の両機能を1つの装置に
持たせたものが示されている。具体的には、アンチスキ
ッド機能用として1つのブレーキ系統に対し2つの配置
されたバルブのうちの一方を、周知の方法で作動させて
停車維持機能を持たせている。一方のバルブについては
停車の度に作動チェ・7りが行なわれることになるが、
他方のバルブについてはチェックが行なわれない。
しかしながら、上記公報に示されるものでは、一方のバ
ルブについては停車の度に作動チェックが行なわれるこ
とになるが、他方のバルブについては作動チェックが行
なわれないという問題がある。本発明では停車の度に付
随的に全てのバルブの作動チェックを行ない、安全性・
信頬性の向上を図ることを目的とする。
ルブについては停車の度に作動チェックが行なわれるこ
とになるが、他方のバルブについては作動チェックが行
なわれないという問題がある。本発明では停車の度に付
随的に全てのバルブの作動チェックを行ない、安全性・
信頬性の向上を図ることを目的とする。
本発明では次のよ・うな手段を講じた。すなわち、ブレ
ーキペダルの踏込みによりブレーキ圧力を発生ずる圧力
発生手段と、 前記ブレーキ圧力により作動してブレーキ力を発生する
ブレーキ手段と、 アンチスキッド制御時および車両停止時に閉弁して前記
両手段の連通を遮断する切換弁と、開弁時に前記ブレー
キ手段に作用するブレーキ圧力を低下させる制御弁とを
備えるブレーキ装置において、 車両停止状態から発進操作が成されると前記制御弁を所
定の間開弁させた後前記切換弁を開弁させる車両用ブレ
ーキ装置とした。
ーキペダルの踏込みによりブレーキ圧力を発生ずる圧力
発生手段と、 前記ブレーキ圧力により作動してブレーキ力を発生する
ブレーキ手段と、 アンチスキッド制御時および車両停止時に閉弁して前記
両手段の連通を遮断する切換弁と、開弁時に前記ブレー
キ手段に作用するブレーキ圧力を低下させる制御弁とを
備えるブレーキ装置において、 車両停止状態から発進操作が成されると前記制御弁を所
定の間開弁させた後前記切換弁を開弁させる車両用ブレ
ーキ装置とした。
以下図示実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。この実施例は本発明
をいわゆるFR車に適用した例で、理解を容易にするた
めに前2輪の配管系のみを示しており、後2輪に関する
配管系の構成は前2輪とほぼ同じである。右前輪のホイ
ルシリンダ4と左前輪のホイルシリンダ5に同一系統の
管路からブレーキ油が供給されるように構成されている
。ブレーキペダル1は真空ブースタ2を介してマスクシ
リンダ3に連結されており、ブレーキペダル1を踏込む
ことによりマスクシリンダ3 (圧力発生手段)に発生
する油圧は、後述するように管路を通って右前輪および
左前輪の各ホイルシリンダ4゜5 (ブレーキ手段)
および左右後輪の各ホイルシリンダに伝達され、ブレー
キ作用が行なわれる。
をいわゆるFR車に適用した例で、理解を容易にするた
めに前2輪の配管系のみを示しており、後2輪に関する
配管系の構成は前2輪とほぼ同じである。右前輪のホイ
ルシリンダ4と左前輪のホイルシリンダ5に同一系統の
管路からブレーキ油が供給されるように構成されている
。ブレーキペダル1は真空ブースタ2を介してマスクシ
リンダ3に連結されており、ブレーキペダル1を踏込む
ことによりマスクシリンダ3 (圧力発生手段)に発生
する油圧は、後述するように管路を通って右前輪および
左前輪の各ホイルシリンダ4゜5 (ブレーキ手段)
および左右後輪の各ホイルシリンダに伝達され、ブレー
キ作用が行なわれる。
真空ブースタ2は従来公知のように、エンジンのインテ
ークマニホールドに発生する負圧を導かれ、ブレーキペ
ダル1の踏込みに応じてマスクシリンダ3のピストンに
連結されたブツシュロッドを付勢して運転者のブレーキ
ペダルの踏込力を軽減する。
ークマニホールドに発生する負圧を導かれ、ブレーキペ
ダル1の踏込みに応じてマスクシリンダ3のピストンに
連結されたブツシュロッドを付勢して運転者のブレーキ
ペダルの踏込力を軽減する。
マスクシリンダ3は互に同じ圧力のブレーキ油を吐出す
る2つの圧力室(図示せず)を有し、各圧力室にはそれ
ぞれ供給管20.30が接続される。供給管20はブレ
ーキ管21.22に分岐し、ブレーキ管21は右前輪の
ホイルシリンダ4に接続され、ブレーキ管22は左前輪
のホイルシリンダ5に接続される。前記供給管20には
2ボ一ト2位置弁の切換弁40が設けられ、この切換弁
40は、図示された第1位置においてそれぞれブレーキ
管21.22を連通し、図示とは異なる第2位置におい
てそれぞれブレーキ管21.22を遮断する。
る2つの圧力室(図示せず)を有し、各圧力室にはそれ
ぞれ供給管20.30が接続される。供給管20はブレ
ーキ管21.22に分岐し、ブレーキ管21は右前輪の
ホイルシリンダ4に接続され、ブレーキ管22は左前輪
のホイルシリンダ5に接続される。前記供給管20には
2ボ一ト2位置弁の切換弁40が設けられ、この切換弁
40は、図示された第1位置においてそれぞれブレーキ
管21.22を連通し、図示とは異なる第2位置におい
てそれぞれブレーキ管21.22を遮断する。
以上の構成により通常のブレーキ作用が行なわれ、この
時切換弁40は第1位置にある。
時切換弁40は第1位置にある。
次にアンチスキッド制御および停車維持制御を行なうた
めの構成について説明する。
めの構成について説明する。
ポンプ6は電動モータ7により駆動され、リザーバ8に
連通する油管50の枝管59からブレーキ油を吸入し、
この油を供給管60を介して各ホイルシリンダ4.5に
供給する。ポンプ6の吸入側と吐出側はリリーフ管11
.12により連結され、これらの管の途中にリリーフ弁
10が設けられる。リリーフ弁10は導管13を介して
供給管60の圧力が導かれ、この圧力に応じてポンプ6
の吐出圧を設定値以下に制御する。
連通する油管50の枝管59からブレーキ油を吸入し、
この油を供給管60を介して各ホイルシリンダ4.5に
供給する。ポンプ6の吸入側と吐出側はリリーフ管11
.12により連結され、これらの管の途中にリリーフ弁
10が設けられる。リリーフ弁10は導管13を介して
供給管60の圧力が導かれ、この圧力に応じてポンプ6
の吐出圧を設定値以下に制御する。
供給管60の枝管61は、制御弁41を介してブレーキ
管21の枝管23に連通可能であり、供給管60の途中
にはブレーキ油が制御弁41から逆流するのを阻止する
チェック弁70が設けられる。前記制御弁41は3ボ一
ト2位置弁であり、一方の吐出ボートは上記枝管23に
接続され、他方の吐出ボートは油管50の枝管51に接
続される。しかして制御弁41は、図示された第1位置
において枝管61を枝管23に連通させ、図示とは異な
る第2位置において枝管23を枝管51に連通させる。
管21の枝管23に連通可能であり、供給管60の途中
にはブレーキ油が制御弁41から逆流するのを阻止する
チェック弁70が設けられる。前記制御弁41は3ボ一
ト2位置弁であり、一方の吐出ボートは上記枝管23に
接続され、他方の吐出ボートは油管50の枝管51に接
続される。しかして制御弁41は、図示された第1位置
において枝管61を枝管23に連通させ、図示とは異な
る第2位置において枝管23を枝管51に連通させる。
したがって、制御弁41が第1位置にある時、ポンプ6
から吐出されたブレーキ油は供給管60から枝管23を
通ってホイルシリンダ4へ供給され、制御弁41が第2
位置にある時、ホイルシリンダ4内のブレーキ油は枝管
23から油管50を通ってリザーバ8へ解放される。
から吐出されたブレーキ油は供給管60から枝管23を
通ってホイルシリンダ4へ供給され、制御弁41が第2
位置にある時、ホイルシリンダ4内のブレーキ油は枝管
23から油管50を通ってリザーバ8へ解放される。
同様に、供給管60の枝管62は制御弁42を介してブ
レーキ管22の枝管24に連通可能であり、制御弁42
の一方の吐出ボートは枝管24に接続され、他方の吐出
ボートは油管50の枝管52に接続される。しかして制
御弁42は、図示された第1位置にある特技管62を枝
管24に連通させてポンプ6から吐出されるブレーキ油
をホイルシリンダ5に導き、図示とは異なる第2位置に
ある特技管24を枝管52に連通させてホイルシリンダ
5内のブレーキ油をリザーバ8へ解放する。
レーキ管22の枝管24に連通可能であり、制御弁42
の一方の吐出ボートは枝管24に接続され、他方の吐出
ボートは油管50の枝管52に接続される。しかして制
御弁42は、図示された第1位置にある特技管62を枝
管24に連通させてポンプ6から吐出されるブレーキ油
をホイルシリンダ5に導き、図示とは異なる第2位置に
ある特技管24を枝管52に連通させてホイルシリンダ
5内のブレーキ油をリザーバ8へ解放する。
30は図示しない後輪用の供給管である。後輪に関する
配管系の構成は、以上述べた前輪のそれと基本的に同じ
であり、ただ配管途中に公知のプロボーショニングバル
ブ(油圧が一定値以上になった場合、マスクシリンダ3
の吐出圧よりも低い圧力のブレーキ油を後輪のホイルシ
リンダに供給するもの)を設ける点のみが異なる。
配管系の構成は、以上述べた前輪のそれと基本的に同じ
であり、ただ配管途中に公知のプロボーショニングバル
ブ(油圧が一定値以上になった場合、マスクシリンダ3
の吐出圧よりも低い圧力のブレーキ油を後輪のホイルシ
リンダに供給するもの)を設ける点のみが異なる。
アンチスキッド制御は、いずれかの車輪がロックしてい
ると判断された場合、換言すれば、車輪の減速度あるい
はスリップ率が大きずぎると判断された場合、行なわれ
る。車輪の減速度およびスリップ率はマイコンを備えた
エレクトリックコントロールユニット(ECLI)9に
より計算され、このため、車輪の近傍には車速センサ(
図示せず)が設けられる。ECU9は、アンチスキッド
制御を開始しようと判断した時、切換弁40を第1位置
から第2位置へ切換え、その後車輪の減速度およびスリ
ップ率に応じて制御弁41.42を切換える。
ると判断された場合、換言すれば、車輪の減速度あるい
はスリップ率が大きずぎると判断された場合、行なわれ
る。車輪の減速度およびスリップ率はマイコンを備えた
エレクトリックコントロールユニット(ECLI)9に
より計算され、このため、車輪の近傍には車速センサ(
図示せず)が設けられる。ECU9は、アンチスキッド
制御を開始しようと判断した時、切換弁40を第1位置
から第2位置へ切換え、その後車輪の減速度およびスリ
ップ率に応じて制御弁41.42を切換える。
本実施例装置の作用を第1図によって説明する。
なお、以下では前2輪についてのみ述べるが、後2輪も
前2輪と同様に作用する。
前2輪と同様に作用する。
まずアンチスキッド制御について述べると、ブレーキ作
用が行なわれない非作動状態においては・作動モータ7
は停止し、切換弁40および制御弁41.42はそれぞ
れ第1位置にある。したがって、ブレーキペダル1が踏
込まれると、マスクシリンダ3から吐出される圧油は、
ブレーキ管21゜22を通って各ホイルシリンダ4.5
に導かれ、これらのホイルシリンダ内の圧力は急激に上
昇し、これに伴なって車輪の速度も急激に低下する。一
方、車体の速度も低下し始めるが、車輪の速度の低下の
方が急激である。
用が行なわれない非作動状態においては・作動モータ7
は停止し、切換弁40および制御弁41.42はそれぞ
れ第1位置にある。したがって、ブレーキペダル1が踏
込まれると、マスクシリンダ3から吐出される圧油は、
ブレーキ管21゜22を通って各ホイルシリンダ4.5
に導かれ、これらのホイルシリンダ内の圧力は急激に上
昇し、これに伴なって車輪の速度も急激に低下する。一
方、車体の速度も低下し始めるが、車輪の速度の低下の
方が急激である。
しかして車輪の速度が基準速度より小さくなると、スリ
ップ率が大きくなりつつあると判断し、ECU9はアン
チスキッド制御の指令信号を出力する。すなわち、切換
弁40のソレノイドが励磁されてこの切換弁40が第2
位置に切換られ、また電動モータへの通電が開始されて
ポンプ6が始動する。次に所定のホイルシリンダ内の圧
力を低下させるべく、制御弁41.42のうちそのホイ
ルシリンダに対応するものが第2位置に切換えられ、こ
のホイルシリンダ内のブレーキ油は油管50を通ってリ
ザーバ8に解放される。したがってホイルシリンダ内の
圧力は減少し始める。一方、車輪の減速度が小さくなり
、再びホイルシリンダ内の圧力を増加させる必要が生じ
ると制御弁が第1位置に切換えられる。この結果、ホイ
ルシリンダへは枝管61,62を介してブレーキ油が供
給され、ホイルシリンダ圧力は上昇する。
ップ率が大きくなりつつあると判断し、ECU9はアン
チスキッド制御の指令信号を出力する。すなわち、切換
弁40のソレノイドが励磁されてこの切換弁40が第2
位置に切換られ、また電動モータへの通電が開始されて
ポンプ6が始動する。次に所定のホイルシリンダ内の圧
力を低下させるべく、制御弁41.42のうちそのホイ
ルシリンダに対応するものが第2位置に切換えられ、こ
のホイルシリンダ内のブレーキ油は油管50を通ってリ
ザーバ8に解放される。したがってホイルシリンダ内の
圧力は減少し始める。一方、車輪の減速度が小さくなり
、再びホイルシリンダ内の圧力を増加させる必要が生じ
ると制御弁が第1位置に切換えられる。この結果、ホイ
ルシリンダへは枝管61,62を介してブレーキ油が供
給され、ホイルシリンダ圧力は上昇する。
以下、車輪の減速度あるいはスリップ率に応じて制御弁
41.42は切換えられ、ホイルシリンダ4,5の圧力
は低下もしくは上昇する。アンチスキッド制御は、車両
の停止またはブレーキスイッチがOFFになることによ
り終了し、この時ECU9によって電動モータ7が停止
されるとともに、切換弁40が第1位置に切換えられる
。
41.42は切換えられ、ホイルシリンダ4,5の圧力
は低下もしくは上昇する。アンチスキッド制御は、車両
の停止またはブレーキスイッチがOFFになることによ
り終了し、この時ECU9によって電動モータ7が停止
されるとともに、切換弁40が第1位置に切換えられる
。
次に停車維持制御について第2図のフローチャートを併
用して説明する。
用して説明する。
まずステップ90にて車輪速度■−が設定車速V、(例
えばV、=lkm/h)よりも低いか否かを判別しYE
Sの場合はステップ91でブレーキペダル1が踏込まれ
ているか否かを判定する。そして、両ステップ90.9
1が共にYESの時は停車と判断し、ステップ92で切
換弁4’0のソレノイドを励磁して切換弁40を第2位
置に切換え、これによりホイルシリンダ4.5の圧力を
保持する。従って、ブレーキペダルlから足を離しても
制動状態が維持される。次に、ステップ92からステッ
プ93へ進み、このステップ93では、トルクコンバー
タ弐のオートマチックトランスミッションの場合、シフ
トレバ−が走行レンジ位置にあってかつアクセントペダ
ルが踏込まれた時にYES、lI定し、一方マニュアル
トランスミッションの場合、シフトレバ−が走行ギヤ位
置にあってかつクラッチが所定量以上接続された時にY
ESと判定する。そして、このステップ93でYESと
判定するとステップ94に進んで制御弁41゜42が第
2位置に切換えられ、同時にステップ95にてタイマが
スタートする。ステップ96は、ステップ94を実行後
の経過時間tが設定時間L1(例えばtl=0.5秒)
と等しくなるまではN。
えばV、=lkm/h)よりも低いか否かを判別しYE
Sの場合はステップ91でブレーキペダル1が踏込まれ
ているか否かを判定する。そして、両ステップ90.9
1が共にYESの時は停車と判断し、ステップ92で切
換弁4’0のソレノイドを励磁して切換弁40を第2位
置に切換え、これによりホイルシリンダ4.5の圧力を
保持する。従って、ブレーキペダルlから足を離しても
制動状態が維持される。次に、ステップ92からステッ
プ93へ進み、このステップ93では、トルクコンバー
タ弐のオートマチックトランスミッションの場合、シフ
トレバ−が走行レンジ位置にあってかつアクセントペダ
ルが踏込まれた時にYES、lI定し、一方マニュアル
トランスミッションの場合、シフトレバ−が走行ギヤ位
置にあってかつクラッチが所定量以上接続された時にY
ESと判定する。そして、このステップ93でYESと
判定するとステップ94に進んで制御弁41゜42が第
2位置に切換えられ、同時にステップ95にてタイマが
スタートする。ステップ96は、ステップ94を実行後
の経過時間tが設定時間L1(例えばtl=0.5秒)
と等しくなるまではN。
と判定し、1>1.となるとYESと判定してステ、ブ
97に進んで制御弁41.42を第1位置に切換える。
97に進んで制御弁41.42を第1位置に切換える。
即ち、ステップ96にてNoと判定されている間にホイ
ルシリンダ4.5の圧力が解放されて発進可能となる。
ルシリンダ4.5の圧力が解放されて発進可能となる。
しかる後ステップ98に進んで切換弁40が第1位置に
切換えられ、次にステップ90に戻ってステップ90.
91で再び停車状態か否かが判定される。
切換えられ、次にステップ90に戻ってステップ90.
91で再び停車状態か否かが判定される。
ところで、ステップ94で制御弁41.42のソレノイ
ドを励磁した際、制御弁41.42の故障や油管50.
枝管51,52の目詰り等が発生しているとホイルシリ
ンダ4.5の圧力が低下せず、ステップ98で切換弁4
0が第1位置に切換えられた時点でその圧力が低下する
ことになる。
ドを励磁した際、制御弁41.42の故障や油管50.
枝管51,52の目詰り等が発生しているとホイルシリ
ンダ4.5の圧力が低下せず、ステップ98で切換弁4
0が第1位置に切換えられた時点でその圧力が低下する
ことになる。
従って、この場合には発進フィーリングに違和感を惑し
、それによってドライバーは何らかの異常があることを
知ることができる。
、それによってドライバーは何らかの異常があることを
知ることができる。
第3図は第2実施例を示すもので、ブレーキ管21.2
2にホイルシリンダ4.5の圧力を検知する圧力スイソ
チ100,101を設けている。
2にホイルシリンダ4.5の圧力を検知する圧力スイソ
チ100,101を設けている。
この圧力スイソチ100.101が例えば0.2 M
P a以下のときに開く常開スイッチとすると、第2図
においてステップ97に進んだ時点で何らかの異常によ
ってホイルシリンダ4.5の圧力が低下していない場合
には圧力スイッチ100,101が閉じたままとなって
おり、従ってこの圧力スイソチ100,101により異
常を検出しドライバーに注意を促すことができる。
P a以下のときに開く常開スイッチとすると、第2図
においてステップ97に進んだ時点で何らかの異常によ
ってホイルシリンダ4.5の圧力が低下していない場合
には圧力スイッチ100,101が閉じたままとなって
おり、従ってこの圧力スイソチ100,101により異
常を検出しドライバーに注意を促すことができる。
第4図は第3実施例を示すもので、ステップ99を追加
している。そして、ステップ96でN。
している。そして、ステップ96でN。
と判定されるとステップ99でブレーキペダル1が踏込
まれているか否かを判定し、このステップ99でNOと
判定するとステップ96に戻る。一方、ステップ96で
Noと判定されている間にブレーキペダル1が踏込まれ
るとステップ99でYESと判定され、ステップ97.
98に進んで制御弁41.42および切換弁40が共に
第1位置に切換えられ、従って発進操作直後にブレーキ
ペダル1を踏んだ際にも直ちに制動することができる。
まれているか否かを判定し、このステップ99でNOと
判定するとステップ96に戻る。一方、ステップ96で
Noと判定されている間にブレーキペダル1が踏込まれ
るとステップ99でYESと判定され、ステップ97.
98に進んで制御弁41.42および切換弁40が共に
第1位置に切換えられ、従って発進操作直後にブレーキ
ペダル1を踏んだ際にも直ちに制動することができる。
以上説明した様に本発明の車両用ブレーキ装置を用いれ
ば停車の度に各バルブの作動チェックを行うことができ
るので、安全性及び信頼性の高いブレーキ装置を得るこ
とができる。
ば停車の度に各バルブの作動チェックを行うことができ
るので、安全性及び信頼性の高いブレーキ装置を得るこ
とができる。
第1図は本発明第1実施例を示す油圧配管図、第2図は
第1実施例の作動を示すフローチャート、第3図は第2
実施例を示す油圧配管図、第4図は第2実施例の作動を
示すフローチャートである。 3・・・マスクシリンダ、4,5・・・ホイルシリンダ
。 6・・・ポンプ、40・・・切換弁、41.42・・・
制御弁。
第1実施例の作動を示すフローチャート、第3図は第2
実施例を示す油圧配管図、第4図は第2実施例の作動を
示すフローチャートである。 3・・・マスクシリンダ、4,5・・・ホイルシリンダ
。 6・・・ポンプ、40・・・切換弁、41.42・・・
制御弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ブレーキペダルの踏込みによりブレーキ圧力を発生する
圧力発生手段と、 前記ブレーキ圧力により作動してブレーキ力を発生する
ブレーキ手段と、 アンチスキッド制御時および車両停止時に閉弁して前記
両手段の連通を遮断する切換弁と、開弁時に前記ブレー
キ手段に作用するブレーキ圧力を低下させる制御弁とを
備えるブレーキ装置において、 車両停止状態から発進操作が成されると前記制御弁を所
定の間開弁させた後前記切換弁を開弁させる車両用ブレ
ーキ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22244785A JPS6283244A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 車両用ブレ−キ装置 |
US06/915,099 US4708406A (en) | 1985-10-04 | 1986-10-03 | Hydraulic braking system with malfunction alarm junction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22244785A JPS6283244A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 車両用ブレ−キ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283244A true JPS6283244A (ja) | 1987-04-16 |
Family
ID=16782543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22244785A Pending JPS6283244A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 車両用ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282662U (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-26 |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP22244785A patent/JPS6283244A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282662U (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-26 |
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