JPS6282174A - 構造物の仕上材補修方法 - Google Patents

構造物の仕上材補修方法

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JPS6282174A
JPS6282174A JP22416785A JP22416785A JPS6282174A JP S6282174 A JPS6282174 A JP S6282174A JP 22416785 A JP22416785 A JP 22416785A JP 22416785 A JP22416785 A JP 22416785A JP S6282174 A JPS6282174 A JP S6282174A
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JP
Japan
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祐治 池田
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Sho Bond Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的及び背端) 本発明は、構造物の躯体とモルタル、タイル、擬石など
の外装仕上材からなる外壁や壁や柱などの内装仕上材と
の間に接着材を注入する補修方法に関する。
一般にコンクリ−1へ構造物にあって、構体の外装材た
とえば仕上げモルタルは、年月を経ると労朽化や風化等
により躯体に対し浮きが生じ躯体と外壁との間に空隙が
生じ、とぎには剥落することさえある。
このためOA体と外装材とを接着するため接着材を空隙
に注入する方法が一般的に用いられている。
しかしながら、通常行なわれているこの方法は、単に外
装材に孔を間(プ、この孔より接着材を注入するという
原始的方法であるため、接着材が空隙に十分に充填され
ないうらに内圧で溢れ出たり、仮に十分に充填されてし
溢れ出るので外”!< +A壁面を著しく汚す結果とな
る。このため>28れ出ることを防止する余り接着材を
十分に使用しないことなどもあり、施工主の不評を買う
こともあった。また、接着材注入孔時の空隙内の圧力や
接着材の節約などにより浮いている外装材は補修中また
は補修後に剥落してしまうこともある。これらのことは
、内装仕上材との関係においても生じる。
そこで、近時有効な補修方法としてビンニング工法と呼
ばれる補修方法が提案されるに至った(雑誌[建築の技
術施工J1981年3月号第3月号〜54頁)。このピ
ンニング工法は桐体1に対する外Li2′の浮き相当部
分に第5図に示すように複数の接着材注入孔3′をドリ
ルで削孔し、この注入孔3にノズルをあてがい、エポキ
シ樹脂等からなる接10を容れた注入ポンプより接着材
を注入し、第6図に示すように空隙に接着材5を充填人
し、躯体1と外壁2を連結し、注入孔3をシーカ−ピン
挿入孔は外壁2′に削孔する際に削孔されるのが晋通で
ある。
この方法は、外壁の躯体に対する付着力を増す効果は認
められるが、施工過程において、浮さ゛相当部の削孔の
際、Ittl1体深部まで削孔することがあり浮き相当
部の躯体と外壁との空隙を切り粉で埋めてしまい十分に
接着材を充填できないことや接着材注入の際の注入ポン
プからの急激な圧力により浮き相当部を拡げたり、外壁
を剥落させるおそれもある。そのため作業には熟練を要
する。
本発明者は、先にこのような欠点を除去し、躯体と外壁
との空隙に接着材を注入する際、急激な圧力を与えずし
かも、ピンニング工法のす1果を維持づ゛る構造物の外
壁補修方法を提供した(特願昭59−69114)。こ
の方法によるときわめて良好な結果を1qることができ
たが接着材挿入孔をドリルで削孔すると接着材挿入孔そ
のものが切り粉で埋まる障害がときにあり、その対策が
必要となった。
(発明の構成) 本発明は、その構成要件を躯体の仕上材の浮き相当部の
数か所に任意の方法でアンカーピン挿入孔を形成η′る
とともに切り粉を飛ばしながら長孔の接着材注入孔を削
孔し、アンカーピン挿入孔にアンカーピンを挿入し躯体
と外壁とを連絡するようにしてアンカーピンの挿入孔を
シールし、躯体と仕上材との空隙に、接着材注入孔から
弾性体に内包された接着材を弾性体の圧力の経時変化に
より徐々に注入し、浮き相当部の躯体と仕上材との空隙
に接着材を注入することを特徴とづ−る構造物の外壁補
修方法とするものであって、具体的には浮き相当部に削
孔される孔をアンカーピン挿入孔と接着材注入孔という
ように役割分担させ、特に接着材注入孔は接4材注入を
能率的に行なえるようグラインダーを用いて長孔とし、
グラインダー等の回転により切り粉を飛ばし、注入孔を
ふさがない配慮をし、浮き相当部において躯体と外壁と
をアンカーピントル入孔を介してアンカ−ビンより外壁
と躯体とを連結し、外壁の躯体からの剥落等を防ぎ、接
り月;−L人孔を介し工、 !!1!1体と外壁との空
隙に弾性体の圧力の経時変化を利用して徐々に接着材を
注入し、急激な圧力を与えないJ:うにり′る構造物の
外壁補修方法である。
(実施例) つぎに、本発明の実施例を図面に基いて説明ηる。
第1図は、WI構造物外壁2にアンカーピン6が挿入さ
れ、接着材注入孔3が開孔されている状態を示し、第2
図は、接着材注入孔に接着材が収容されI)55服して
いる容器状の弾性体8aが取り付りられているところを
示している。
第3図及び第4図は、弾性体8Cが設けられているイン
ジェクター8の実施例を示す。
第3図は、容器状に形成され、予め接着材が収納される
インジェクター8を示し、座金3a、取りイ」け白8b
、弾性体としてのゴムチューブ8C1閉止部8dよりな
る。接着材は取り付(プロ8bにり収納され、ゴムデユ
ープ80は膨張する。8eは弁装置で収容された接着材
を弾性体の圧力に抗して漏れないようにするとともに座
金8aの突端に押圧され開状態となるように工夫されて
いる。
第1図は、上述の実施例が予め接′4祠をゴムチューブ
に収納しているのに比し、外壁へ取り付け1ちに接着材
をゴムチューブに送り込む場合のインジェクター8の実
施例を示し、座金88、取り付はロ8b、ゴムチューブ
3c、注入口8dよりなる。接着材(よ、注入ポンプに
より注入口8dから注入され、ゴムデユープ8Cを膨張
させる。80は逆止弁で接着材が逆流しないようにしで
ある。
つぎに、本発明の実施例につき具体的に手順を以下に示
す。
まず、第1図において構造物1の仕上材であるモルタル
等の外装材からなる外壁2の浮き部分のチェックを行な
いステンレス等のアンカーピン挿入部をマーキングし、
アンカーピン挿入孔4を削孔する。
削孔部を清掃後、アンカーピン挿入孔4から1lljj
体に削孔したアンカーピン挿入孔4にグリース状の樹脂
を注入し、アンカーピン6を挿入し、躯体1と外壁2と
を連結し、アンカーピン挿入孔4表面の開孔部をエボギ
シ樹脂などからなる接着材を充填してシール7する。
ついで、接着材注入部をマーキングし、接着材注入孔3
を削孔する。接着材注入孔3はグラインダーを用いて長
孔に形成される。このとき、切り粉はグラインダーの回
転により外へ飛ばされ、接着材注入孔3をふさがない。
長孔は一方のみでもよく、また十字にしてもよい。
清掃後、インジェクター8を外M12の接r′3材注入
孔3へ取り(=+(〕る。
第3図に示したインジェクター8の場合は、接着材を一
定量入れる場合に適し、まず、座金8aを外壁2の接着
材注入孔3に貼着などにより取り付は固定し、この取り
付けられた座金8aの突端の外径とゴムチューブ8Cに
取り付けられている取り付は口の内(¥とを嵌合し、弁
装置8eを挿圧し、弁を開状態とすることにより取りf
’J IJる。このとき、膨張しているゴムチューブ8
cは自ら元に戻ろうとし、圧力の経時変化により、収納
されている接着材を徐々に押し出し、!llI体1と外
壁2の空隙5に接着材を充填する。
第4図に示したインジェクター8の場合は、接着材を完
全充填する場合に適し、まず座金88を外壁2の接着材
注入孔3に貼着などにより取り付は固定し、取り付けら
れた座金8aの突端の外径とゴムチューブ8Cに取り付
けられている取り付は口の内径とを嵌合し、注入口8d
に注入ポンプをつないで接着材を注入する。このとき、
はじめは躯体1と外装材2との空隙5にある程度の接着
材は注入されるが、ある程度充填され、ゴムチューブに
反力を生じるとゴムチューブ8Cは膨張し、接着材がゴ
ムチューブ8Cに滞溜する。ゴムチューブ8Cが膨張し
たら注入作業を中止する。接着材は、逆止弁8eJ:り
逆流することなく、ゴムチューブ8Cの圧力の経時変化
により徐々に押し出され、躯体1と外壁2との空隙5を
完全に充填するように働く。
接着材の充填作業終了後必要な仕上げを行なう。
(発明の効果) 本発明は上述のようにしてなるのでつざの効果を有する
仕上材にアンカーピン挿入孔と接着材注入孔どを別々に
削孔し、それぞれに役割分担させることができる。特に
接着材注入孔はグラインダー等により長孔に形成される
ため切り粉は外に飛ばされ閉塞されることがない。
アンカーピン挿入孔と接着材注入孔が同一でないことの
利点は仮に躯体と仕上材との間に接着材注入時に相当の
圧力が加わってもアンカー効果を期待できる。
また、躯体ど仕上材との空隙への接着材の充l眞は、弾
性体の圧力の経時変化により徐々に注入する構成をとる
ので、空隙への接着材の注入を完全なものとするととも
に患部な圧力を加えることもないので、従来のような接
着材注入中の仕上材の剥落や浮き部分を拡げる危険を避
けることができる。
ざらに、接?1+A注入孔に相当する部分の!1μ体は
削孔してないので1lli1体削孔の際に生じる切り粉
は生じず、接着材注入孔(=J近は切り初により埋まる
ことがないので接着材を容易に注入できる。
しかも接す初の完全な充填は弾性体が自然の経時変化に
より行なってくれるので作業に従来のような熟練を要さ
なく jtった。
その他、接着材が空隙に十分に充填されないうちに内圧
で溢れ出たりすることにJ:る外壁の壁面の著しい汚れ
を未然に防止することができる。
本発明は上述のにうに寸ぐれた効果を有する構造物の仕
上材補修方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、本発明の実施例を示し、第1図は
、構造物の仕上材の表面図、第2図は、作業工程を示づ
一断面図、第3図は、弾tノ1体の一例を示す断面図、
第4図は、弾性体の別の一例を示ザ断面図、第5図から
第6図は従来例を示し、第5図は、構造物の外壁の表面
図、第6図は、作業■稈を示す断面図である。 図面において、1は躯体、2は仕上材、3は接4材注入
孔、4はアンカーピン挿入孔、5は空隙、6はアンカー
ピン、7はシール、8は弾性体8Cを有するインジ]ニ
クターである。 特許出願人   ショーボンド建設株式会社代理人弁理
]丁  宇 野 晴 海 第1図   第2図 第3図 第5図   第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 躯体の仕上材の浮き相当部の数か所に任意の方法でアン
    カーピン挿入孔を形成するとともに切り粉を飛ばしなが
    ら長孔の接着材注入孔を削孔し、アンカーピン挿入孔に
    アンカーピンを挿入し躯体と外壁とを連結するようにし
    てアンカーピン挿入孔をシールし、躯体と仕上材との空
    隙に、接着材注入孔から弾性体に内包された接着材を弾
    性体の圧力の経時変化により徐々に注入し、浮き相当部
    の躯体と仕上材との空隙に接着材を注入することを特徴
    とする構造物の外壁補修方法。
JP22416785A 1985-10-08 1985-10-08 構造物の仕上材補修方法 Granted JPS6282174A (ja)

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JP22416785A JPS6282174A (ja) 1985-10-08 1985-10-08 構造物の仕上材補修方法

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JPS6282174A true JPS6282174A (ja) 1987-04-15
JPH0359227B2 JPH0359227B2 (ja) 1991-09-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01290875A (ja) * 1988-05-17 1989-11-22 Shinwa Kako Kk 建築物の注入補修工法
JP2021055479A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 ショーボンド建設株式会社 低圧注入器具及び鉄筋コンクリート構造物の補修方法

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JPH01290875A (ja) * 1988-05-17 1989-11-22 Shinwa Kako Kk 建築物の注入補修工法
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