JPS6281750A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPS6281750A
JPS6281750A JP60221814A JP22181485A JPS6281750A JP S6281750 A JPS6281750 A JP S6281750A JP 60221814 A JP60221814 A JP 60221814A JP 22181485 A JP22181485 A JP 22181485A JP S6281750 A JPS6281750 A JP S6281750A
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JP
Japan
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insulating film
conductive layer
semiconductor region
capacitive element
film
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Pending
Application number
JP60221814A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Katsuto
甲藤 久郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS6281750A publication Critical patent/JPS6281750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、半導体集積回路装置に関するものであり、特
に、記憶機能を有する半4体集積回路装口に適用してば
効な技術に関するものである。
[背景技術] ダ、イナミック型ランダムアクセスメモリを備えた半導
体集積回路装置(以下、DRAMという)は、スイッチ
素子と情報蓄積用容量素子との直列回路でメモリセルを
構成している。一般的に、情報蓄積用容量素子は、p−
型の半導体基板(又はウェル領域)上に絶縁膜を介して
導電プレートを設けたM OS構造で構成さ汎ている。
情報蓄積用容量素子の情報となる電防は、このMO3構
造で半導体基板に形成される空乏領域に蓄積される。
この種のDRAMは、情報の大容量化を図るために、特
に、メモリセル面積を縮小し、高集積化の傾向にある。
メモリセル面積は、前記情報?JTff用容量素子の占
有面積に大きく依存する。一方、α線によるソフトニラ
−の増大、蓄積された電荷のリークによるリフレッシュ
タイムの低下等を避けるため、情報蓄積用容量素子は、
充分な電荷蓄積量の確保が必要とさ九る。
かかる技術における実験ならびにその検討の結果、本発
明者は、情報蓄積用容量素子の電荷蓄積量を確保しつつ
メモリセル面積を縮小することが極めて見しいことを見
出した。
なお、DRAMについては1例えば、特開昭57−19
4567号公報に記載されている。
[発明の目的] 本発明の目的は、DRAMの高集積化を図ることが可能
な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、DRAMの電気的信頼性の向上を
図ることが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、DRAMの動作速度の高速化を図
ることが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、DRAMの製造工程を低減するこ
とが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明8書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
[発明の概要コ 本願において開示さJzる発明のうち、代表的なものの
概要を簡単に説明すわば、下記のとおりである。
すなわち、DRAMにおいて、メモリセルの情¥Ii蓄
積用容量素子を、半導体基板又はウェル領域の主面部に
設けたそれと反対導電型の半導体領域と、該半導体領域
のL部に設けた第1の絶縁膜と。
該絶縁膜の上部に設けたその一部がスイッチ素子と接続
される第1の導電層と、該第1の導電層の」一部に第2
の絶縁膜を介して設けた第2の導電層とて構成する。
こJしにより、情報蓄積用容量素子の一方の電極となる
前記半導体領域の固定電位を自由に選択でき、前記第1
の絶縁膜の膜厚を薄くできるので、前記半導体領域、第
1の絶縁膜及び第1の導電層で構成される情報蓄積用容
量素子の電荷蓄積量を1曽加できる。
さらに、情報蓄積用容量素子を、半導体領域、第1の絶
縁膜及び第1の導電層で構成される容量素子と、第1の
導電層、第2の絶縁膜及び第2の導電層で構成される容
量素子との並列回路で構成したので、情報蓄積用容量素
子の電荷蓄積量を増加できる。
コノ結果、メモリセル面積を縮小できるので、DRAM
の高集積化を図ることができる。
以下、本発明の構成について1本発明を、オープンビッ
トライン方式を採用するDRAMに適用した実施例とと
もに説明する。
なお、実施例の全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、そのくり返しの説明は省略する。
[実施例I] 本発明の実施例!であるDRAMのメモリセルアレイの
概略構成を第1図の等価回路図で示す。
第1図に示すように、BLはビット線であり、列方向に
複数配置された夫々センスアンプSAの両側部からそれ
ぞれ行方向に複数延在するように構成されている。WL
はワード線であり、ビット線BLと交差する列方向に複
数延在するように構成されている゛。
ビット線BLとワード線WLとの交差部の夫々には、”
 l II 、 II O,、の情報を蓄積するメモリ
セルMが配置される。このメモリセルMは、行列状に複
数耐直されてメモリセルアレイを構成する。メモリセル
Mは、スイッチ素子(メモリセル選択用素子)として使
用されるnチャネルMISFETQと、情報となる電荷
を蓄積する情報蓄積用容量素子Cとの直列回路で構成さ
れている。この情報蓄積用容量素子Cは、2つの容量素
子が並列接続さ九て構成されている。2つの容量素子の
一方の電極には、後述するように、電源電圧Vccの約
半分(1/2V c c )の電位が印加される。
SWはスイッチ素子であり、一対のビット線BL間を必
要に応じて短絡するように構成されている。具体的には
、ビット線BLの一方に電源電圧V c c (例えば
、DRAMの動作電圧5[V])を印加し、他方に回路
の接地電位V s s (O[V] )を印加した後、
スイッチ素子SWをONさせ、一対のビット線BLの電
位を1 / 2 V c ct位にする。すなわち、ス
イッチ素子SWは、所謂ビット線の1 / 2 V c
 c電位のプリチャージ方式を行うようになっている。
このように構成されるDRAMのメモリセルアレイの具
体的な構成を第2図の平面図で示し、第2図のm −m
切断線における断面を第3図の断面図で示す。なお、第
2図及び後述する第15図において、実施例Iの構成を
わかり易くするために。
各導電層間に設けられるフィールド絶縁膜以外の絶縁膜
は図示しておらず、さらに各導電層の一部を省略してい
る。
第2図及び第3図において、1は単結晶シリコンからな
るp−型の半導体基板(又はウェル領域)である。
2はフィールド絶縁膜(素子分離用絶縁膜)であり、半
導体基板1の主面部に設けられている。
フィールド絶縁膜2は1行方向(ビット線BLの延在方
向)において互いに隣接しかつ同一の接続孔14Aを通
してビット線に接続するメモリセルの2つのスイッチ用
MISFETを取囲みそれらの形状を規定するように構
成されている。すなわら、フィールド絶縁膜2は、列方
向(ワード線WLの延在する方向)に隣接する異なるメ
モリセルのスイッチ用MISFET間と、メモリセルの
スイッチ用MISFETと情報蓄積用容量素子との間に
設けられている。
3はP型のチャネルストッパ領域であり、フィールド絶
縁膜の下部の半導体基板1の主面部に設けられている。
前記フィールド絶縁膜2及びチャネルストッパ領域3は
、主として、半導体素子間を電気的に分殖するように構
成されている。
メモリセルのスイッチ素子(トランスフアゲ−1へ)と
してのMISFETQは、ゲート絶縁膜4゜ゲート電極
5A、ソース又はドレイン領域である半導体領域7及び
15からなる。
ゲート絶縁膜4はスイッチ用MISFET形成領域つま
りフィールド絶縁膜の形成されていない領域の半導体基
板1の主面上に設けられている。
5A又は5Bは4電層である。導電F!I5Aは絶縁膜
4の上部に設けられる。導電層5Bは列方向の導電層5
Aと一体化されフィールド絶縁膜2の上部に設けられて
いる。導電層5Aは、ス、イッチ用M I S FET
のゲート電極を構成し、導電層5Bは、ワード線WLを
構成するようになっている。
この導電層5A、5Bは、導電性を有する多結晶シリコ
ン膜(poly 5i)5 a上部にタングステンシリ
サイド膜(W S 12 ) 5 bを設けたポリサイ
ド膜で構成する。また、多結晶シリコン膜、高融点金属
1m(Mo、Ta、Ti、W)、シリサイド膜(MoS
i2゜T a S i 2 、 T i S i 2 
、 W S i 2 )、又は前記以外のポリサイド膜
(MoSi2.TaSi2.TiSi2/polySi
)で構成する。
n型の半導体領域7は、スイッチ素子形成領域であって
、導電J?!ISAの両側部の半導体基板1の主面部に
設けられている。半導体領域7は、ソース領域又(よド
レイン領域の一部(低不純物濃度領域)として使用され
、LDD (Lighjly DopedDrain)
構造のMISFETを構成するようになっている。
n0型の半導体領域15は、導電層5Δの両側部の半導
体基板1の主面部に、マスク8に対して自己整合で設け
られている。半導体領域15は、スイッチ用M I S
 FETのソース領域又はドレイン領域の一部(高不純
物濃度領域)を構成するようになっている。
この半導体領域15はフィール1〜絶縁[2に対して自
己整合で構成される。メモリセルの情報蓄積用容量素子
の電極である導電層12(及び14)をMISFETQ
上に形成するために、ゲート電極5A(及び5F3)は
絶縁膜で覆われる。すなわち、導電層5A、5Bの」二
部に設けらJした絶縁膜6は、主として、導電層5A、
5Bと後述する導電プレー1−12との電気的な分離を
する。また、導電層5A、5Bの両側部に、それに対し
て自己整合で設けられた不純物導入時のマスク(以下。
不純物導入用マスクという)8は、導電層5A(及び5
B)と導電層12とを電気的に分離する。
すなわち、マスク8は、ソース、ドレイン領域の高不純
物領域13を規定するマスクであると共に、導電層間の
絶縁膜として働く。二4Lによって、詳しくは後述する
が、電極12とMISFETQとの接続をマスク合せな
しく自己整合)で行うことができる。
メモリセルの情報蓄積用容量素子Cは、第1及び第2の
容量素子からなる。第1の容量素子は誘電体膜としての
絶縁PIAxx、電極10及び12からなる。第2の容
量素子は、誘電体膜としての絶縁膜13.?I!極12
及び14からなる。第1及び第2の容量素子は、電極1
2を共通の電極とし電極10と14に同電位を印加する
ことによって、並列接続とされる。
n゛型の半導体領域10は、容量素子C形成領域及び異
なる2つのメモリセルの容量素子C形成領域間の半導体
基板1の主面部に設けら九でいる。
情報蓄積用容量素子C形成領域の半導体領域10は、情
報蓄積用容量素子Cの一方の電極を構成し、所定の固定
電位1例えば、1/2Vcc(=2゜5 [Vl )が
印加されるように構成されている。すなわち、第1容量
素子Cに対する固定電位の供給を、半導体基板側から、
半導体領域10によって行っている。したがって、第1
容量素子Cの他方のff1tl+2を、メモリセルアレ
イ上全面に、複数の容量素子Cに対する共通の電極及び
配線として設ける必要がなくなる。また、半導体領域1
0は。
半導体基板1と逆導電型とされ、これとpn接合を構成
している。すなわち、半導体基板lの電位とは異なる固
定電位を印加することができる。半導体領域10に印加
される電1ヶは、1 / 2 V c c電位に限らず
、例えば、基板バイアス電圧v、3.3(=−2,5〜
−3,0[Vl )〜Ti、源電圧Vcc間或11基市
電圧Vss−電源電圧Vce間であれば、自由に選択し
印加することができる。したがって、種々の条件を考慮
して、メモリセルに供給さJする固定電位を最適化でき
る。なお、半導体領域10は、半導体基板1に対して逆
バイアスされていることが望ましい。
本実施例でけ、半導体領域10に印加されろ電位を1 
/ 2 V c cとしている。すなわち、メモリセル
にゴ込まれる” 1 ”情報に対応する電位Vss(回
路の接地電位=O[Vl )と、LL O11情報に対
応する電位Vcc(電源電位=5[V’l)との中間値
としている。これにより、絶縁vt、llに加わる電界
強度、特にII O11情報の書込み時(加わる1位差
は5[Vl)のそれを小さくできる。こ汎により、絶縁
膜11の前記電界に起因する経年劣化を小さくできる。
また、前記電界強度が小さくなることにより、絶縁膜1
1の絶縁破壊耐圧も小さくすむので、その膜厚を薄くし
容量値を大きくすることができる。なお、II I I
+情情報書待時、従来は生じなかった電界が絶B膜11
に加わる(加わる電位差は2.5 [:vコ)が前記経
年劣化は電界強度に指数関数的に依存するので問題はな
い。
半導体領域10に加わる電位が1 / 2 V c c
であるので、半導体基板1内に延びる空乏層幅を小さく
できる。また、半導体領域10と13との間の電位差を
小さくできる。従って、半導体領域10と13との間(
MISFETQと容量素子Cとの間)の電気的分層を確
実に行える。また、半導体領域10と13との間の距離
を小さくできる。
さらに、半導体領域10と13はフィールド絶縁膜2に
対して自己整合でもが成されている。こhにより、半導
体領域13と半導体領域10とのv5造工程におけるマ
スク合せズレがなくなるので、それらの間隔を縮小する
ことができる。
データ線方向の異なる2つの隣接するメモリセルであっ
て、異なるワード線に接続されるメモリセル間にも、半
導体領Vj、10が形成される。この部分の半導体領域
10は、I!J接するセルffηでワード線方向に連続
して一体に形成される。二4tによって、半導体領域1
0は、複数のメモリセルに固定を位を供給する配線とし
て用いられる。配X!AiOの抵抗値を決める大きな要
因であるその幅は、容量素子C下も配線として見なせる
ので、広くでき、抵抗値を小さくできる。
半導体領域10はn型不純物1例えば、ヒ素で構成する
ことにより、メモリセルに印加する固定電位を半導体基
板1と同電位とする時に用いられるボロンに比べてその
表面の不鈍物濃度を高めることができる。これにより、
容量素子Cに情報となる電荷を蓄積した状態において、
半導体基板1側に形成さ扛る空乏領域の伸びを抑制する
ことができるので、情報蓄積用容量素子の電荷蓄積量を
増加することができる。
11は絶縁膜であり、主として、情報蓄積用容量素子形
成領域Cの半導体領域10の主面」二部に設けられてい
る。この絶縁膜11は、情報?!f積用容量素子Cの誘
電体膜を構成するようになっている。絶縁膜11は、例
えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜又はそれらの複
合膜(例えば、5102/Sls N4 /5iO2)
で構成する。
11Aは接続孔であり、スイッチ用MISFETと情報
′?M積用容量素子Cとの接続部であって、半導体基板
1の上部の絶縁膜9,11を除去して設けられている。
12は導電M!J(導電プレート)であり、その一部が
接続孔11Aを通してスイッチ用MISFETのソース
領域又はドレイン領域となる半導体領域(15)と電気
的に接続され、絶縁膜11の上部に設けら九でいる。導
電層12は、第1容量素子の電極を構成し、また、第2
の容X素子をも構成する。
容+i索子Cに印加される固定電位を、一方の電#@1
0によって供給しているので、他方の電極12は各メモ
リセル毎に独立して形成される。このため、メモリセル
アレイ全体に電に!12を設ける必要がない。
これにより、ワード線5B下に@極12が存在しないの
で、ワード線5Bに生しる段差が小さくなる。したがっ
て、ワード線5Bの抵抗が小さくなる。また、隣接する
ワード線5B間の段差部でのワード線材料のエッチ残り
による短絡も少なくなる。さらに、ワード線5Bへの容
量素子Cの電極の厚さによる断線不良等の影VIを考え
る必要がない。したがって、本発明の如く容量素子Cを
スタックド型にした場合の信頼性の向上を計れる。
すなわち、情報蓄積層12−ヒに、誘電体として絶縁膜
を挟んで、固定電位の印加さjtだ導電層を2投けるこ
とにより、容量値を増すことができる。
ffHIt2が隣接するメモリセル間に存在しないので
、メモリセル間にこれによる寄生MISFETが生じな
い。すなわち、隣接するM r S FETQの間、隣
接する容量素子Cの間の電気的分離を確実にできる。ま
た、メモリセルアレイ内のチャネルストッパ領域3の不
純物濃度を高くしないですむ。
また、本実施例の様に、ゲー1−i11isΔLに電極
12を重ねない場合は、ゲート雷雨5A(及びワード線
5[3)と@極12とを同一製造工程で形成できる。
ゲートを極5A上に容Fik電所12を形成したことに
より、電極12の表面を酸化して厚い層間絶縁膜を形成
する必要がない。また、この酸化のためのマスクとして
、容量素子Cの誘電体膜(窒化シリコン膜)を用いる必
要がない。
このように構成される情報蓄積用容量素子Cは。
n°型の半導体領域10に印加する固定′正位を自由に
選択することにより、絶縁膜11の膜厚を薄くすること
ができるので、情報となる電荷蓄積量を増加できる。
この情報蓄積用容量素子Cの電荷蓄積量の増加により、
メモリセルの占有面積を縮小できるので7DRΔMの高
集積化を図ることができる。
また、情報蓄積用容量素子Cの電荷蓄積量の増加により
、リフレッシュタイムを確保できるので、情報の書込及
び読出動作の安定化を図ることができる。
また、実質的に導電層12に情報となる電荷を蓄積する
ことにより、情報蓄積用容量素子Cに蓄積された情報と
なる電荷は半導体基板l内にα線で発生する少数キャリ
アの影響を受けにくくなるので、ソフトエラーを防止で
きる。
また、実質的に導電層12に情報となる電荷を蓄積する
ことにより、半導体基板1に電荷を蓄積する場合に比へ
て、電荷のリークが抑制(空乏層からリークがない)で
き、リフレッシュタイムを確保できるので、情報の書込
み及び読出動作の安定化を図ることができる。
13は絶縁膜であり、主として、導電p!J12の上部
及び側部をiffうように設けられている。この絶縁膜
13は、第2容欧素子の誘電体膜を構成するようになっ
ている。絶縁膜13は、前記絶縁膜11と同様に、例え
ば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜又はそれらの複合
膜(例えば、Sj、02/5ijN4 /Sj○2)で
構成する。
14は導電層(導電プレート)であり、絶縁膜13を介
して導電層12の上部及び側部に設けられている。導電
層14は、隣接する容量素子の導電層14と一体化され
ている。すなわち、導電層14はメモリセルアレイ内に
おいて、ピッ1−線がスイッチ用M I S FETの
半導体領域に接続する部分を除いて、連続して一体に設
けられる。この導電層14は、第2容量素子の一方の電
極を構成し、固定電位例えば、1 / 2 V c c
 (=2.5 [V] )が印加される。導電層14及
び前記導電層12は、例えば、前記導電層5Δ、5Bで
説明した導 (’l:材料のいずれかで構成する。
図示されていないが、導電層14と曲記半導体領域10
に印加される電位1 / 2 V c cは、メモリセ
ルアレイの端部において、アルミニウム等からなる上層
配線に接続され供給されている。また、導電層14と半
導体領域IOに印加される電位l/ 2 V s sは
、所定の数のビット線毎にビット線方向に延在する配線
を設け、該配線によって供給してもよい。
第2容量素子においても、第1容、If素子と同様の効
果が得られる。
また、情報蓄積用容量素子Cは、第1の容量素子の上部
に第2の容量素子を重ねた構造で構成されるので、情報
となる電荷蓄積量を増加できる。
また、情報蓄積用容量素子Cは、導電層12の側部にも
絶縁膜13を介して導電層14を設けているので、情報
となる電荷蓄積量を増加できる。
この情報蓄積用容量素子Cの電荷蓄積量の増加により、
メモリセルの占有面積を縮小できるので。
DRAMの高集積化を図ることができる。
また、情報蓄積用容量素子Cの電荷蓄積量の増加により
、リフレッシュタイムを確保できるので、情報の書込及
び読出動作の安定化を図ることができる。
また、導電層12に情報となる電荷を蓄積することによ
り、情報蓄積用容量素子Cに蓄積された情報となる電荷
は半導体基板1内にα線で発生する少数キャリアの影響
を受けにくくなるので、ラフ1−エラーを防止できる。
また、導電層12に情報となる電荷を蓄積することによ
り、半導体基板1に電荷を蓄積する場合に比へて、ff
i荷のリークが抑制でき、リフレッシュタイムを確保で
きるので、情報の貫込及び読出動作の安定化を図ること
ができる。
16は前記情報蓄積用8敗素子C,MISFETQ等の
半導体素子を覆うように設けられた絶縁膜、16Δは所
定の半導体領域1541部の絶縁膜9、6を除去して設
けられた接続孔である。
17はn1型の半導体領域であり、接続孔16A部分の
半導体基板lの主面部に、半導体領域15よりも深い接
合深さで設けられている。この半導体領域171よ、ア
ルミニウム膜又は所定のlS加物を含有するアルミニウ
ム膜に接続する場合に、アルミスパイクによる半導体領
域15のpn接合破壊を防止するように構成されている
18は導電層であり、接続孔16Aを通して所定の半導
体領域15(又は17)と電気的に接続し、絶縁膜16
上部を行方向に延在して設けられている。この導電M1
Bは、ビット線BLを構成するようになっている。導電
層1Bは、例えば。
アルミニウム膜又はシリコン、カッパー等の添加物を含
有するアルミニウム膜で構成する。ビット線BLは、メ
モリセルに情報”O”、 ” ! ”に対応する電圧を
与え、また、メモリセルから情報HOr+。
” 1 ”に対応する電位を取出す。
次に、このように構1戊されるDRΔMのメモリセルア
レイの具体的な製造方法を第4図乃至第12図の各製造
工程における断面図で示す。
まず、半導体基板1を用意し、この半導体基板1にフィ
ールド絶縁膜2及びp型のチャネルストッパ領域3を形
成する。フィールド絶縁膜2は、例えば、窒化シリコン
膜等の耐熱酸化マスクを用い、半導体基板1の主面を酸
化することで形成できる。
この後、第・1図に示すように、半導体素子形成領域と
なる半導体基板1の主面上部に、絶縁膜4を形成する。
絶縁膜4ば、ゲーI・絶縁膜を形成するように、例えば
、半導体基板1の主面を酸化して形成した酸化シリコン
膜を用いる。
第4図に示す絶縁膜4を形成する工程の後に、導電層5
A、導電層5B(図示していない)及び絶縁膜6を形成
する。導電層5A、5Bは1例えば、低抵抗値化のため
のリン又はヒ素が拡散されたCVDで形成した多結晶シ
リコン膜5aと、CVDで形成したタングステンシリサ
イド膜51〕とで形成する。絶縁膜6は、情報蓄積用容
量素子の一方の電極を構成する導電層(導電プレーh)
と。
スイッチ用M 丁5FETのゲート電極とを電気的に分
離するために、例えば、CVDで形成した酸化シリコン
膜を用いる。そして、これら多結晶シリコン膜5a、タ
ングステンシリサイド膜5b及び絶縁膜6を異方性エツ
チング技術でエツチングして形成する。
なお5通電層5Aと導電層5Bとの接続部は。
フィールド絶縁膜2の段差しか生じないので、ワードa
WL抵抗を低減できる。
この後、主として、フィールド絶縁膜2及び絶、祐膜6
をマスクとして用い、第5図に示すように。
絶縁膜4を通した半導体基板1の主面部にn型の半導体
領域7を形成する。この半導体領域7は、主として、L
DD構造のM I S F E’rのソース領域又はド
レイン領域として使用される。そして、情+[J蓄積用
容量素子形成領域の半導体基板1の主面部にも同一工程
により半導体領域7が形成される。半導体領域7は、例
えば、  l XIO” ’  [ajoms/cm’
 ] p1.度のリンを60[KeVコ程度のエネルギ
のイオン打込み技術で導入して形成する。半導体領域7
は、導電層5A及びフィールド絶縁膜2に対して自己整
合で形成される。
また、情報蓄積用容量素子形成領域に半導体領域7を形
成したくない場合は、その領域にマスクを形成し、不純
物の導入を防止すればよい。
第5図に示す半導体領域7を形成する工程の後に、導電
層SΔ、5Bの両側部に不純物導入のためのマスク8を
形成する。マスク8は、例えば、基板上全面にCVDで
形成した酸化シリコン膜にリアクティブイオンエツチン
グ等の異方性エツチング技術を施して形成する。このマ
スク8は、絶縁膜6と同様に、情報蓄積用容量素子の一
方の電極を構成する導電層と、導電層5Aとの電気的な
分離をする機能も有している。すなわち、絶縁膜6と8
によりゲート電極5A(及び5B)を絶縁膜中に埋込ん
でいる。こ九により、後の工程に影響されず、ゲート電
極材料を種々選択し易くしている。
そして、マスク8を形成する工程で露出する絶縁膜4が
除去されるので、後のイオン打込み等による半導体基板
1主面のあれ、汚染等を防止するため、例えば、CVD
技術で形成した酸化シリコン膜を200〜400[入コ
程度の膜厚で形成する。
この後、スイッチ用M I S FET形成領域をマス
クで覆い、第6図に示すように、情報蓄積用容量素子形
成領域の半導体基板1(半導体領域7)の主面部に、n
゛型の半導体領域10を形成する。
半導体領域10は、例えば、  2 XIO”  [a
t、oms/、、l/]程度又はそれ以上のヒ素を80
[KeV]程度のエネルギの、イオン打込み技術で導入
して形成する。この半導体領域10は、フィールド絶縁
膜2に対して自己整合で形成されるので、前記半導体領
域7との製造工程におけるマスク合せ余裕が不要となる
第6図に示す半導体領域10を形成する工程の後に、情
報蓄積用容量素子の誘電体膜を形成するために、その部
分の絶縁膜9を除去する。
この後、第7図に示すように、情報蓄積用容量素子の誘
電体膜として使用する絶縁膜11を全面に形成する。絶
縁膜11は、例えば、酸化シリコン(SiO2)膜単層
でも可能であるが、誘電率が比+l!;的高く、また、
情報蓄積用容量素子の一方の電(う1を構成する導7七
層とエツチング速度が略等しいか戎はそ、1シよりも遅
いものを使用する。具体的には、CVD、スパッタで形
成した窒化シリコン(Si、N4)膜を用い、150〜
350[入コ程度の膜IrJ、で形成する。また、絶縁
膜11は、窒化シリコン膜のピンホール、漏れ電流、半
導体基板lとの間に生じるス1−レスを抑制するために
、5102/Si:+ N4 /Si○2構造の複合膜
で形成してもよし\。
第7図に示す絶縁膜11を形成する工程の後に、第8図
に示すように、情報蓄積用容量素子とスイッチ用M I
 S F E Tとの電気的な接続部の絶縁膜11.9
を除去して接続孔11Δを形成する。この接続孔11Δ
は、フィールド絶縁膜2及びマスク8に対して自己整合
で形成される。すなわち、絶縁膜11をマスクを用いた
エツチングにより。
形成ずべき接続孔11Δより大きく除去する。この後、
絶1黴膜9と11の膜質の違い及び絶縁膜6゜8.9が
同一材質からなり膜厚が異なることを利用して、絶縁膜
9をウエノ1−エツチングにより除去する。
第8図に示す接続孔11Aを形成する工程の後に、第9
図に示すように、接続孔11Aを通してその一部が半導
体領域7と電気的に接続するように、絶縁膜11の上部
にIg電層12を形成する。
これにより、情報蓄積用容量素子Cが形成される。
導′市層12は、半導体領域7との接続部において、導
電層5 A、−J二部に重なるように形成するので、導
電層5Aとのマスク合せが簡単である。また、)導電層
12は、導電層5A上部に重なるように形成することに
より、第2の容量素子の平面々積を増加できるので、情
報蓄積用容量素子の電荷蓄積量を増加できる。
導電層12は、例えば、低抵抗値化のための不純物が拡
散されたCVD技術で形成した多結晶シリコン膜で形成
する。これにより、第9図に示すよう(二導電層12と
半J5体領域7との接続部にj3いて、導電層12に拡
散された不純物が半導体領域7に拡散され、[1゛型の
半導体領域15が形成される。
また、導電層12間部において、第11図の拡大断面図
で示すように、絶縁膜11を窒化シリコン膜で形成する
ことにより、絶縁膜11の端部は、導電層12の端部と
略同等の面で又はそれよりも突出して形成できる。絶縁
膜11を酸化シリコン膜で形成すると、導電層12のエ
ッチ時に酸化シリコン膜もエツチングされその後の軽い
5jO2エノチエ程で、符号Sで示すように、絶縁膜1
1の端部は、導電層12の端部よりも後退する。所謂ア
ンダーカッ]一部が形成されるので、この後の絶縁膜形
成工程でその絶縁耐圧を劣化させる恐れがある。したが
って、本実施例では、情報蓄積用容量素子Cの誘電体l
模として使用される絶縁膜11は、窒化シリコン嘆又は
窒化シリコン膜とそれよりも閘めて薄い酸化シリコン膜
との複合膜を使用する。また、後の工程で、充分な厚さ
の酸化膜を端部に成長させてもよい。
第9図に示す導電層12を形成する工程の後に、基板−
ヒ全面に絶縁膜13を形成し、第10図に示すように、
この絶縁膜13の上の基板」二全面に導電に’I 14
を形成する。絶縁膜13は、例えば、CVD技術で形成
した窒化シリコン膜を用い、150〜350[人コ程度
の膜厚で形成する。多結晶シリコン膜を熱酸化で形成し
た酸化シリコン膜では、通常は半導体基板1を熱酸化で
形成した酸化シリコン膜に比)\て3分の1程度の絶縁
破壊耐圧しか得ることができない。そこで1本実施例で
は、絶縁膜13として、酸化シリコン膜に比べて略2倍
の誘電率を有する窒化シリコン膜を用い、膜厚を比較的
厚くして電界強度を緩和するようにしている。また、絶
縁膜13は、前記絶縁膜11で説明したように、窒化シ
リコン膜と酸化シリコン膜との複合膜を用いてもよい。
導電層14は、例えば、CVD技術で形成した多結晶シ
リコン膜を用いる。
次に、同一マスクを用いたドライエツチングにより、導
電層14及び絶縁膜13を選択的に除去する。このとき
、導電層12の側壁部分も容量素子として利用できるよ
うに、導電層14が導電層12の側面をも覆うように、
つまり、導電層12よりも大きなパターンで形成される
。具体的には、メモリセルのMISFETのビット線に
接続される半導体領域上を、少なくとも除いて形成され
る。
第10図に示す導電層14を形成する工程の後に、マス
ク8等を用い、絶縁膜9を通して半導体基板1(半導体
領域7)の主面部にn型の不純物を導入し、第12図に
示すように、n3型の半導体領域15を形成する。これ
により、スイッチ用MISFETQが形成される。
半導体領域15は、マスク8及び導電層5Aに対して自
己整合で形成される。半導体領域15は、例えば、 5
 X 101s[atoms/c+++”コ程度のヒ素
を、80[KeV]程度のエネルギのイオン打込み技術
で導入して形成する。
第12図に示す半導体領域15を形成する工程の後に、
絶縁膜16を形成し、所定の半導体領域15上部の絶縁
膜9,16を除去して接続孔16Aを形成する。
そして、この接続孔16Aを形成するエツチング用マス
ク(例えば、レジスト膜)を不純物導入用マスクとして
用い、接続孔16Aを通した半導体基板1(半導体領域
15)の主面部にn型の不純物を導入する。これにより
、n′″型の半導体領域17が形成される。
この後、前記第2図及び第3図に示すように。
接続孔16Aを通して、半導体領域15又は半導体領域
17と電気的に接続するように、絶縁膜16上部に導電
層17を形成する。導電層17は、例えば、スパッタ技
術で形成したアルミニウム膜又はシリコン、カッパー等
を含有したアルミニウム膜で形成する。
これら一連の製造工程により1本実施例■のDRAMは
完成する。なお、この後に、保護膜等の処理工程を施し
てもよい。
また、本実施例では、導電層5Aと導電層12との重な
り合っている部分の電気的な分離を絶縁膜6とマスク8
とで行っているが、さらに絶縁耐圧を高めるために、こ
の部分に絶縁膜6及びマスク8を覆うように他の絶縁膜
を新たに設けてもよい。具体的には、絶縁膜としてCV
D技術、スパッタ技術で新たに形成した酸化シリコン膜
、窒化シリコン膜等を用いる。或いは、絶縁膜11が絶
縁膜6及び8上を覆うように基板1上に延在するように
、第9図に示したエツチング時に絶縁膜11を残せばよ
い。
[実施例■] 本実施例■は、前記実施例■のMISFETQのゲート
電極を構成する導電層5A、5Bと、情報蓄積用容量素
子の一方の電極を構成する導電層12とを同一製造工程
で形成可能とする本発明の他の実施例である。
本発明の実施例■であるDRAMのメモリセルアレイを
第13図の要部断面図で示す。
本実施例■のDRAMのメモリセルは、第13図に示す
ように、導電層5Aと導電層12とを所定の間隔、例え
ば、両者が製造工程におけるマスク合せズレを生じても
重なり合ない程度の間隔を有するように構成されている
このように構成されたメモリセルは、導電層5Aと導電
層12とが離隔しているので、両者の電気的な分離が確
実にできる。
また、導電P!j5Δ、、 5 [3と導ft1層12
とを同一の製造工程で形成することができるので、導電
層形成工程が一層不要になり、製造工程を低減すること
ができる。
また、導電層5A、5Bと導電層12との製造工程を逆
の工程にすることができるので、製造プロセスのプレキ
シビリティが大きくなる。
また、導電層5A、5Bと導電層12との重なりがなく
なることにより、接続孔16A部分における段差形状を
緩和することができるので、導電層(ビット線BL)1
8の接着性を良好できる。
なお、本実施例■は、導電層5A、5Bと導電層12と
の関係について説明したが、導電層5A。
5Bと導電層14とを重ならないように構成してもよい
[実施例■] 本実施例■は、細孔又は細溝を利用し、情報蓄積用容量
素子Cの電荷蓄積量を増加した本発明の他の実施例であ
る。
本発明の実施例■であるDRAMのメモリセルアレイを
第14図の要部断面図で示す。
本実施例■のDRAMのメモリセルは、第14図に示す
ように、細孔(又は細溝)19を利用した情報蓄積用容
量素子Cによって構成されている。
すなわち、情報蓄積用容量素子Cは、半導体基板1の主
面部に設けられた細孔19、該細孔19に沿った半導体
基板1の主面部に設けられた口型の半導体領域10、絶
縁膜1、を介し゛C半導体領j或10に沿って設けられ
た導電層12、絶縁膜13を介して導電層12に沿って
設けられた導電層14により構成されている。
このように構成されたメモリセルの情報蓄積用容量素子
Cは、細孔19により半導体基板1の深さ方向の面積を
利用できるので、情報となる′電荷蓄積量を増加するこ
とができる。
また、情報蓄積用容址素T−Cの一方の電極を構成する
半導体領域10は、n型の不純物(例えば、ヒ素又はア
ンチモン)で構成したので、P型の不純物で構成した場
合に比べて、細孔19に沿った表面濃度を高濃度でしか
も均一な濃度分布で構成することができる。
し実施例■] 本実施例■は、情報蓄積用容量素子Cの一方の電極とな
る半導体頭載10及び導電層14に印加される固定電位
を安定に保持する本発明の他の実施例である。
本発明の実施例■であるDRAMのメモリセルアレイを
第15図の平面図で示す。
本実施例のDRAMのメモリセルアレイは、第15図に
示すように、情報蓄積用容量素子C間部の絶縁膜13を
除去して接続孔13Aを構成し、該接続孔13Aを通し
て半導体領域10と導電層14とが電気的に接続するよ
うに構成されている。
このように構成されるDRAMは、所定毎に半導体領域
10と導電層14とを接続することにより、固定電位用
の配線として抵抗値を低減することができるので、固定
電位を安定に保持できる。
[効果] 以上説明したように、本願において開示された新規な技
術によれば、以下に述べる効果を得ることができる。
(1)DRAMにおいて、情報蓄積用容量素子を、半導
体基板又はウェル領域の主面部にそれと反対導電型の半
導体領域を設け、該半導体領域の上部に第1の絶縁膜を
介してその一部がスイッチ用MISFETに接続された
第1の導W1層を設けて構成したことにより、前記第1
の絶縁膜の膜厚を薄くできるので、情報蓄積用容量素子
の電荷蓄積量を増加できる。
(2)DRAMにおいて、情報蓄積用容量素子を。
半導体基板又はウェル領域の主面部にそれと反対導電型
の半導体領域を設け、該半導体領域の上部に第1の絶縁
膜を介してその一部がスイッチ用MISFETに接続さ
れた第1の導電層を設けて構成された第1の容量素子と
、前記第1の1W電mの上部に第2の絶縁膜を介して設
けられた第2の導電層を設けて構成された第2の容量素
子どの直列接続で構成したことにより、第1の容量素子
の」−′部に第2の容量素子を重ね合せた構造で構成で
きるので、情報蓄積用容量素子の電荷蓄積量を増加でき
る。
(3)前記(1)又は(2)の情報蓄積用容ff1A’
子の電荷蓄積量の増加により、メモリセルの占有面積を
縮小できるので、DRAMの高集積化を図ることができ
る。
(4)前記(1)又は(2)の情報蓄積用容量素子の電
荷蓄積量の増加により、リフレッシュタイムを確保でき
るので、情報の書込及び読出動作の安定化を図ることが
できる。
(5)前記(1)又は(2)で前記導電層に情報となる
電荷を蓄積することにより、情報蓄積用容量素子に蓄積
された情報となる電荷は半導体基板1内にα線で発生す
る少数キャリアの影響を受ないので、ソフトエラーを防
止できる。
(6)前記(5)により、情報の保持時或は読出動作に
おける誤動作を防止できるので、電気的信頼性を向上す
ることができる。
(7)前記(1)又は(2)の前記半導体領域をn型不
純物で構成することにより、P型不純物に比べてその表
面の不純物濃度を高めることができるので、情報蓄積用
容量素子の電荷蓄積量を増加することができる。
(8)前記(1)又は(2)のDRAMにおいて、情報
蓄積用容量素子形成領域間の半導体基板又はウェル領域
の主面部に、固定電位が印加される半導体領域を設けた
ことにより、フィールド絶a瞑を使用しないで隣接する
情報蓄積用容量素子間の電気的な分離をすることができ
るので、情報蓄積用容量素子間の面積を縮小することが
できる。
(9)前記(8)により、DRAMの高集積化を図るこ
とができる。
(10)前記(1)又は(2)のDRAMにおいて、ス
イッチ用MISFETと情報蓄積用容量素子との間にフ
ィールド絶縁膜を設けたことにより、スイッチ用M I
 S F E Tのソース領域又はドレイン領域と情報
蓄積用容量素子の一方の電極を構成する半導体領域とが
フィールド絶縁膜に対して自己整合で構成できるので、
両者の間隔を縮小できる。
(11)前記(10)により、DRAMの高集積化を図
ることができる。
(12)前記(1)又は(2)のDRAMにおいて、情
報蓄積用容量素子Cを細孔17で構成することにより半
導体基板又はウェル領域の深さ方向の面積を利用できる
ので、情報となる電荷蓄積量を増加することができる。
(13)前記(12)により、DRAMの高集積化を図
ることができる。
(14)前記(1)又は(2)のDRAMにおいて、ス
イッチ用M I S FETのグー1〜電極と情報蓄積
用容量素子の一方の?I!極を構成する導電層とを同一
の製造工程で形成することにより、導電層形成工程を一
層不要にできるので、製造工程を低減することができる
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に
もとすき具体的に説明したが1本発明は、前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々変形し得ることは勿論である。
第16図乃至第18図は、本発明のさらに別の実施M様
を示す図である。
第16図は、第13図の例において、お電層14が導電
層5Aに重ならないように設けた例である。この場合、
導電層12及び14を第1及び第2層目の多結晶シリコ
ンで形成し、導電層5Aを導電層14と同一の層または
導電層12及び14より上層の多結晶シリコン層あるい
は導電層5Δの材料として既述した構成で形成すること
ができる。なお、絶縁膜13は導電層12の酸化によっ
て形成している。
第17図は、第13図の例において、導電層5Δを導電
層12と同一の層で形成した例である。
この場合、導電層12.5A及び14を、第1゜第2及
び第3の多結晶シリコン層で形成することができる。こ
れにより、導電層12の画壁の絶縁物8が形成されない
ので、この部分も容量素子として用いることができる。
第18図は、ビット線18と半導体領域15との接続を
容易にした例である。この例では、ビット線18は導電
層12Aを介して、メモリセルのM I S FETの
ソース又はドレイン領域に接続される。接続孔16B内
の段差が小さく、絶縁膜16の表面も平担になるので、
ビット線BLの断線や抵抗増等を少なくできる。導T!
! Jt512 Aに代えて、導を層14と同一の層を
用いることもできる。
なお、導電W5Aと12との間の耐圧を大きくするため
、これらの間の絶縁WX6,8上に絶縁膜11.IIB
を形成している。絶縁膜11Bは例えばCVDによって
形成した300[λ]の酸化シリコン膜である。絶縁膜
11は誘電体としての絶縁膜をそのまま延在したもので
ある。
さらに、前記実施例は、本発明を、オープンビットライ
ン方式を採用するDRAMに適用した例について説明が
、フォールプツトピットライン方式を採用するDRAM
に適用してもよい。
また、前記実施例は1本発明を、LDD構造のM I 
S FETを採用するDRAMに適用した例について説
明したが、それ以外、例えば、LDD構造でないM I
 S FETを採用するDRAMに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例IであるDRAMのメモリセ
ルアレイの概略構成を示す等価回路図、第2図は、本発
明の実施例■であるDRAMのメモリセルアレイの具体
的な構成を示す平面図、第3図は、第2図の■−■切断
線における断面図、 第4図乃至第12図は、本発明の実施例IであるDRA
Mの製造方法を説明するための各製造工程におけるメモ
リセルアレイの要部断面図、第11図は、第9図の要部
拡大断面図、第13図は、本発明の実施例■であるDR
AMのメモリセルアレイの要部断面図、 第14図は、本発明の実施例■であるDRAMのメモリ
セルアレイの要部断面図。 第15図は、本発明の実施例■であるDRAXlのメモ
リセルアレイの平面図。 第16図乃至第18図は、本発明のさらに他の実施例を
示す断面図である。 図中、BL・・・ビット線、WL・・・ワード線、M・
メモリセル、Q・・MISFET、C情報蓄積用容量素
子、1・・・半導体基板、2・・フ、r−ルド絶縁膜、
3・・・チャネルストッパ領域、4,6,9,11、3
、6・・・絶縁膜、5A、5B、12、4、8・・・導
電層、7,10、!3、7・・・半導体領域、8・・・
不純物導入用マスク、IIA、13A、16A・・・接
続孔、19・・・細孔である。 第   1  図 第  3  図 第  4  図 と 7(P−1第  5  図 第  6  図 Itp−)       第  7  図/(P−)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の第1の半導体領域に、スイッチ用MI
    SFETと情報蓄積用容量素子との直列回路からなるメ
    モリセルを設けた記憶機能を有する半導体集積回路装置
    であって、前記情報蓄積用容量素子を、前記第1の半導
    体領域の主面部に第2導電型の第2の半導体領域を設け
    、該第2の半導体領域の上部に第1の絶縁膜を設け、該
    第1の絶縁膜の上部にその一部が前記スイッチ用MIS
    FETに接続された第1の導電層を設け、該第1の導電
    層の上部に第2の絶縁膜を設け、該第2の絶縁膜の上部
    に第2の導電層を設けて構成してなることを特徴とする
    半導体集積回路装置。 2、前記第2の半導体領域は、n型の半導体領域で構成
    されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の半導体集積回路装置。 3、前記第2の半導体領域及び前記第2の導電層は、固
    定電位が印加されてなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の半導体集積回路装置。 4、前記情報蓄積用容量素子は、第2の半導体領域、第
    1の絶縁設及び第1の導電層で構成される容量素子と、
    第1の導電層、第2の絶縁膜及び第2の導電層で構成さ
    れる容量素子とが並列接続されて構成されてなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回
    路装置。 5、前記第1の絶縁膜又は第2の絶縁膜は、酸化シリコ
    ン膜、窒化シリコン膜又はそれらの複合膜で構成されて
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半
    導体集積回路装置。 6、前記情報蓄積用容量素子は、前記第1の半導体領域
    の主面部に設けられた細孔又は細溝を利用して構成され
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    半導体集積回路装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258866A (ja) * 1988-08-25 1990-02-28 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
US5196910A (en) * 1987-04-24 1993-03-23 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory device with recessed array region
USRE38296E1 (en) * 1987-04-24 2003-11-04 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory device with recessed array region

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