JPS6281357A - N−アルキル置換ヒドロキシルアンモニウムクロリド類 - Google Patents
N−アルキル置換ヒドロキシルアンモニウムクロリド類Info
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- JPS6281357A JPS6281357A JP61228504A JP22850486A JPS6281357A JP S6281357 A JPS6281357 A JP S6281357A JP 61228504 A JP61228504 A JP 61228504A JP 22850486 A JP22850486 A JP 22850486A JP S6281357 A JPS6281357 A JP S6281357A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C239/00—Compounds containing nitrogen-to-halogen bonds; Hydroxylamino compounds or ethers or esters thereof
- C07C239/08—Hydroxylamino compounds or their ethers or esters
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ある種の7リールアルジミンを過カルボン陵
と反応させ、それにより生成されるオキサシリノンを加
水分解することによるN−フルキル置換したヒドロキシ
ルアンモニウムクロリドの製造方法、及び新規なN−フ
ルキル置換したヒドロキシルアンモニウムクロリドに関
する。 公知のN−フルキル置換したヒドロキシルアミンは有機
合成における重要な中間体である1例えばアール・ニス
・サングー(R,S、5ander)及びダブリュ・カ
ロ(W、 Karo)“有機官能基製造(Organi
c F unctional G roup P
reparations)”、アカデミツク・プレス
社(A cadeIIlic P ress)、19
72.12/■第353頁参照1゜そのうちのいくつか
は生物学的性質をも有する[例えばエム・ティスラー(
M、 T 1sler)、M ath、 N atur
w。 R132,(1983)参照1゜例えばハダシジン(b
adacidin= N−ホルミル−N−ヒドロキシル
−グリシン)は、バクテリア腫瘍細胞並びに動物及び植
物組織の生成を抑制する[イー・ニー・カッ力(E、
A、 Kaczka)、シー・オー・ギッターマン(C
、O、G ittermann)、イー−エル−デラニ
−(E、 L、 Delaney)及びケイ・7アルカ
ーズ(K 、 F alkers)、生化学(B 1o
cbeIllistry)、L・340(1962)参
照J。 無置換フェニル基又はニトロ基で置換された7エ二ル基
を含有するアリールアルジミンは、過酢酸を用いること
により、対応するオキサジリジンに変換できること、こ
れは蒸留に上り単離でき続いて水性メタ/−ル性の硫酸
を用いて加水分解できること、及びアルカリを加えるこ
とにより対応するamのN−アルキル化ヒドロキシルア
ミンを得ることができることが公知である1例えば、ダ
ブリュ・ディー・エモンズ(W、 D 、 IE m
mons)、J、A、C,S、−η9−、573り・−
5754(1957)参照l。塩酸をかかるオキサノリ
ノンの加水分解に用いるのは、塩化物イオンとかかるオ
キサジリジンとの開で酸化還元反応が起こり、塩化物イ
オンは塩素に変換され及びオキサノリノンはアミンに変
換されるため、不可能である[loc、 cit、 *
第5741真脚注(5)参照1.更に、過酢酸は90%
濃度の過酸化水素水からその場で製造する[loc。 ciL、 +第5734頁左欄参照16かかる濃過酸化
水素水溶液の取扱いは安全性(特に大規模のバッチにお
いて)に関して極めて困難である。 N−アルキル置換したヒドロキシルアミンを中間体及r
J/又は生物活性物質として用いろためには、それらが
貯蔵時に安定な形で準備しておくことが有利である。一
般に、遊離のN−アルキル置換し、たヒドロキシルアミ
ンは貯蔵時の安定性に関して満足できるものではない、
これに対してN−アルキル置換したヒドロキシルアンモ
ニウム塩は概してかなり良好な貯蔵時安定性を有する。 しかしこれらは塩化物を除いてほとんど又は全く結晶化
しないため、その製造、単離及び取扱いが複雑である。 はじめに述べた通り、従米は無置換のフェニル基又はニ
トロ基で置換されたフェニル基を含有するオキサジリジ
ンを経てN−アルキル置換したヒドロキシルアンモニウ
ムクロリドを製造することは不可能であった。また公知
のN−アルキル置換したヒドロキシルアンモニウムクロ
リドの製造は不利である。というのは、ヒドロキシルア
ミンをフルキルクロリドと反応させる方法では遊離の七
ノー及びノーフルキルヒドロキシルアミン及1トリアル
キルヒドロキシルアンモニウムクロリドの混合物が得ら
れ[Houben −Weyl、第X/1巻第1100
頁、(1972)参照1、NaCNBH−を用いてオキ
シムヒドロキシルアミンに還元する方法では
と反応させ、それにより生成されるオキサシリノンを加
水分解することによるN−フルキル置換したヒドロキシ
ルアンモニウムクロリドの製造方法、及び新規なN−フ
ルキル置換したヒドロキシルアンモニウムクロリドに関
する。 公知のN−フルキル置換したヒドロキシルアミンは有機
合成における重要な中間体である1例えばアール・ニス
・サングー(R,S、5ander)及びダブリュ・カ
ロ(W、 Karo)“有機官能基製造(Organi
c F unctional G roup P
reparations)”、アカデミツク・プレス
社(A cadeIIlic P ress)、19
72.12/■第353頁参照1゜そのうちのいくつか
は生物学的性質をも有する[例えばエム・ティスラー(
M、 T 1sler)、M ath、 N atur
w。 R132,(1983)参照1゜例えばハダシジン(b
adacidin= N−ホルミル−N−ヒドロキシル
−グリシン)は、バクテリア腫瘍細胞並びに動物及び植
物組織の生成を抑制する[イー・ニー・カッ力(E、
A、 Kaczka)、シー・オー・ギッターマン(C
、O、G ittermann)、イー−エル−デラニ
−(E、 L、 Delaney)及びケイ・7アルカ
ーズ(K 、 F alkers)、生化学(B 1o
cbeIllistry)、L・340(1962)参
照J。 無置換フェニル基又はニトロ基で置換された7エ二ル基
を含有するアリールアルジミンは、過酢酸を用いること
により、対応するオキサジリジンに変換できること、こ
れは蒸留に上り単離でき続いて水性メタ/−ル性の硫酸
を用いて加水分解できること、及びアルカリを加えるこ
とにより対応するamのN−アルキル化ヒドロキシルア
ミンを得ることができることが公知である1例えば、ダ
ブリュ・ディー・エモンズ(W、 D 、 IE m
mons)、J、A、C,S、−η9−、573り・−
5754(1957)参照l。塩酸をかかるオキサノリ
ノンの加水分解に用いるのは、塩化物イオンとかかるオ
キサジリジンとの開で酸化還元反応が起こり、塩化物イ
オンは塩素に変換され及びオキサノリノンはアミンに変
換されるため、不可能である[loc、 cit、 *
第5741真脚注(5)参照1.更に、過酢酸は90%
濃度の過酸化水素水からその場で製造する[loc。 ciL、 +第5734頁左欄参照16かかる濃過酸化
水素水溶液の取扱いは安全性(特に大規模のバッチにお
いて)に関して極めて困難である。 N−アルキル置換したヒドロキシルアミンを中間体及r
J/又は生物活性物質として用いろためには、それらが
貯蔵時に安定な形で準備しておくことが有利である。一
般に、遊離のN−アルキル置換し、たヒドロキシルアミ
ンは貯蔵時の安定性に関して満足できるものではない、
これに対してN−アルキル置換したヒドロキシルアンモ
ニウム塩は概してかなり良好な貯蔵時安定性を有する。 しかしこれらは塩化物を除いてほとんど又は全く結晶化
しないため、その製造、単離及び取扱いが複雑である。 はじめに述べた通り、従米は無置換のフェニル基又はニ
トロ基で置換されたフェニル基を含有するオキサジリジ
ンを経てN−アルキル置換したヒドロキシルアンモニウ
ムクロリドを製造することは不可能であった。また公知
のN−アルキル置換したヒドロキシルアンモニウムクロ
リドの製造は不利である。というのは、ヒドロキシルア
ミンをフルキルクロリドと反応させる方法では遊離の七
ノー及びノーフルキルヒドロキシルアミン及1トリアル
キルヒドロキシルアンモニウムクロリドの混合物が得ら
れ[Houben −Weyl、第X/1巻第1100
頁、(1972)参照1、NaCNBH−を用いてオキ
シムヒドロキシルアミンに還元する方法では
【イー・ノ
ー・イー・ジャンデン(E、G、E。 J abBen)及びイーーz7−oソマンド(E、F
、Rosso@ando)、 5ynthetic
Coas+、 1 2,60 1(1982)参照
1、それ自体非常に選択的ではあるが、商価格であり、
この還元剤を比較的大量に得るのが困難であるため実験
室規模の反応にしか過さな゛いからである。 従って簡単かつ経済的なN−アルキル置換したヒドロキ
シルアンモニウムクロリドの製造方法に対する切迫した
要求が存在する。 今回、N−アルキル置換したヒドロキシル7ンモニウム
クロリドが、式 式中、 R,、R2及びR3は斤いに独立に水素、任意に置換さ
れていてもよい飽和アルキル、任意に置換されていても
よい飽和シクロアルキル及び/又は任意に置換されてい
てもよいアルキニルを表わし、及(7R,及びR2はそ
れらが結合しているC原子と一緒に任意に置換されてい
てもよい飽和シクロアルキル基を形成することもでき、
並びに R4及びRsは互いに独立に水素、任意に置換されてい
てもよい飽和アルキル、任意に置換されていてもよい飽
和ジクロフルキル、任意に置換されていてもよい飽和ア
ルコキシ及び/又は任意に置換されていてもよい飽和シ
クロアルコキシを表わし、少なくとも1つの基R1及V
R5は水素以外の意味を有する、の7リールアルノミン
を溶媒の存在下で過プロピオン酸と反応させ、次いで少
なくともプロピオン酸を分離し、続いて水性塩酸(aq
ueous hydroehlorie acid
)で加水分解することにより製造で終ることが見出され
た。 R+、Rz及び/又はR1が任意に置換されていてもよ
い飽和アルキルを表わすのであれば、例えば総炭素数1
〜15で、そのうちの()〜3個が第二級炭素原子であ
り、及び/又はそのうちの0〜3個が第三級R素原子で
ある、直鎖又は分枝の飽和フルキル基が適している。が
がる飽和アルキル基の適当な置換基は、例えば、飽和ジ
クロフルキル基、7リール基、アルキニル基及び/又は
ヘテロ原子例えばハロゲン、酸素、硫黄、窒素及V/又
はリン、を含有する基である。かかる飽和シクロアルキ
ル基は例えば3〜12個のC原子を含有し得、かかる7
リール基は例えば6〜10個のC原子を含有し得、及び
かかるアルキニル基は例えば2〜6個のC原子を含有し
得る。適当なヘテロ原子含有基は、例えばフッ素、塩素
、臭素、ヨウ素、ヒドロキシル、C3〜C@−アルコキ
シ、C6−C+o7エ/キシ、カルボキシル、C+ −
Cs−アルコキシカルボニル、ニトロ、アミド、ニトリ
ル、メルカプト、スルホニル、ホスファイト及びホスフ
ェート基である。シクロアルキル基、71ノール基及び
アルキニル基、特に飽和ジクロフルキル基及びアリール
基は、適当ならばそれ自体更に置換基、例えばC6〜0
6−フルキル、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル%C
1〜C6−アルコキシ、カルボキシル、C6〜C,−ア
ルコキシカルボニル、ニトロ、スルホニル及び/又はニ
トリル基、を有することができる。 R,、R,及び/又はR3が任意に置換されていてもよ
い飽和ジクロフルキルを表わすのであれば、環系に例え
ば3〜12個のCぶ子そして総数で、即ち任意に存在す
る置換基を含めて、例えば3〜15個のC原子を含有す
るシクロアルキル基がこれに適する。かかる飽和シクロ
アルキル基上の適当な置換基は、例えば飽和アルキル基
及び/又はヘテロ原子、例えばハロゲン、酸素、イオウ
及び/又は窒素原子、を含有する基である。かかる飽和
アルキル基は直鎖状又は分枝状であり得、例えば1〜6
個のC原子を含有する。かかるヘテロ原子含有基は、例
えばフッ素、塩素、臭素、ヨワ素、ヒドロキシル、Ct
+〜C6−アルコキシ、カルボキシル% C1〜C6−
アルコキシカルボニル、ニトロ、ニトリル及び/又はス
ルホニル基であり得る。 R1・l(2及び/叉はR,が任意に置換されてし1て
もよいフルキニルを表わすのであれば、例えば1〜6個
のC原子をもち、例えば1又は2個の三重結合を含有す
るアルキニル基、例えばエチニル、プロパルギル、1−
ブチニル及び2−ブチニル、が適する。ここでの適当な
置換基は例えばフッ素、塩素、臭素及び/又はC1〜C
6−フルキル基である。 R,及びR2が、それらが結合するC原子と一緒に、任
意に置換されていてもよい飽和シクロアルキル基を形成
するならば、これは例えば環系に3〜12個のC原子を
含有し且つ飽和の、直鎖Xは分枝の、例えば1〜6個の
C原子をもつフルキル基により及び/又はヘテロ原子、
例えばハロゲン、酸素、イオウ及び/又は窒素原子を含
有する基により任意に置換され得るシクロアルキル基で
あり得る。 R1及びR2は好適には同−又は異なっており各々飽和
無置換の1〜6個のC原子をもつ、直鎖又は分枝フルキ
ル基、例えばメチル、エチル、n −プロピル、i−プ
ロピル、n−ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチ
ル、n−ペンチル、アミル、i−7ミル又はn−ヘキシ
ル、を表わす。 特に好適にはR3及びR2はメチルを表わす。 R,は好適には、飽和無置換の1〜6個のC原子をもつ
、直鎖若しくは分枝アルキル、ヒドロキシル基若しくは
任意に塩素置換されていてもよいフェニル基により置換
された1〜6個のC原子をもつ、直鎖若しくは分枝アル
キル、又は1〜6個のC原子及び1個の三重結合を含有
する無置換アルキニル基を表わす。 特に好適には、R1はメチル、エチル、エチニル、ヒド
ロキシメチレン又はp−クロロペンシルを表わす。 R1及び/又はR5が任意に置換されていてもよい飽和
フルキル及び任意に置換されていてもよい飽和シクロア
ルキルを表わすのであれば、適当な基及び置換基の例は
かかる型の基に対するR1、R2及VR1の説明におい
て上記したものである。 R、及び/又は[く5が任意に置換されていてもよ(1
飽和アルコキシ及び任意に置換されていてもよい飽和シ
クロアルコキシを表わすのであれば、これらの基の適当
なアルキル及びシクロアルキル部の例は1(、、R2及
び[(3の説明において上記した基及び置換基と同様で
ある。 基R1及びt’、が水素以外の意味を有するならば、こ
れらの21は好適には3−及び4−位に位置する。 好適には、R3は水素を表わし、[り、は3−又は4−
位に位置する上記の基のうちの1つを表わす。 特に好適にはR5は、それぞれ3−又は4−位で、直鎖
又は分枝の飽和C1〜C6−アルキル基又は直鎖又は分
枝の飽和c、−C,−フルコキシ基、例えばメチル、メ
トキシ、エチル、エトキシ、ロープロピル、n−プロポ
キシ、i−プロピル、i−プロポキシ、n−ブチル、n
−ブトキシ、5CC−ブチル、5ee−ブトキシ、tc
rt−ブチル、tert−ブトキシ、n−ヘキシル又は
11−ヘキソキシ、を表わす。 さらに特に好適には、R1は4位にてメチル又はメトキ
シを表わす。 式(1)のアリールアルノミンは、式(II)R,−C
−Nl2 (II)R5 式中、 R1、R2及びR5は式(1)で特定した意味を有する
、 のアミンを式([[) 式中、 R4及びR1は式(1)で特定した意味を有する、の芳
香族アルデヒドと縮合させることによりそれ自身既知の
方法で容易に入手できる化合物である[例えば、グブリ
ュ・ディー・エモンズ(W、D。 E+ll1Ilons)及びエイ・ニス・パ〃ノ(A
、S 、 P aRano)、Or[1anie 5
yntbesis+ Co11.第v巻、第191頁
馨照1゜ 本発明に従う方法で使用できる溶媒の例は、望ましくな
い副反応を起こさせないか又は非常に中程度にしか起こ
させずかつ反応条件下で液体状である、広範囲の種々の
無置換及び置換炭化水素である。例えば以下のらのを用
いることができる:脂肪族及び脂環式の6〜12個のC
原子をもつ炭化水素、例えばヘキサン、ヘプタン、オク
タン、2−エチル−ヘキサン、デカン、ドデカン、シク
ロヘキサン、メチルシクロペンタン及び石油エーテル、
更に芳香族炭化水素、例えばベンゼン、ニトロベンゼン
、トルエン、エチルベンゼン、クメン、ノイソプロビル
ベンゼン、キシレン及びクロロベンゼン、更にエーテル
及びエステルの如キ酸素含有炭化水素、例えばジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル
、テトラヒドロ7ラン、ノオキサン、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸プ
ロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、更に1索化
炭化水素、例えば塩化メチレン、クロロホルム、四塩化
炭素、1−クロロエタン、1゜2−ジクロロエタン、1
,1−ジクロロエタン、。 1.1.2.2−テトラクロロエタン、1−クロロプロ
パン、2−クロロプロパン、1.3−ジクロロプロパン
、2.3−ジクロロプロパン、1.2゜3−トリクロロ
プロパン、1,1,2.3−テトラクロロプロパン、塩
化ブチル、1,2−ジクロロブタン、1,4−ジクロロ
ブタン、2,3−ジクロロブタン、1.3−ジクロロブ
タン、1.2.3.4−テトラクロロブタン、塩化te
rt−ブチル、塩化アミル、1,2−ジクロロペンタン
、1,5−ジクロロペンタン、1.2,3.4−テトラ
クロロベンクン、塩化シクロペンチル、1,2−ジクロ
ロシクロペンチルクロリド、塩化ヘキシル、1.2−ジ
クロロヘキサン、1.6−ジクロロヘキサン、1.2.
3.4−テトラクロロヘキサン、1.2.5 。 6−テトラクロロヘキサン、塩化シクロヘキシル、クロ
ロベンゼン、塩化ヘプチル、1.2−ノクロロへブタン
、1,2.3.4−テトラクロロへブタン、塩化シクロ
ヘプチル、塩化オクチル、1,2−ジクロロオクタン、
1,2,3.4−テトラクロロオクタン及び塩化シクロ
オクチル。 特に好適な溶媒は、塩素化炭化水素からは1−ノクロロ
プロパン及び四塩化炭素、芳香族炭化水素からはベンゼ
ン及びクロロベンゼン、脂肪族及び脂環式炭化水素から
はシクロヘキサン並びに酸素含有炭化水素からはプロピ
オン酸エチル及びエチレングリコールツメチルエーテル
である。 上記した種々の溶媒の溶媒混合物も使用できる。 上記有機溶媒のいずれかに溶解させた過プロピオン酸は
、例えば、過酸化水素水を硫酸の存在下でプロピオン酸
と反応させ続いて得られる過プロピオン酸を反応混合物
からの溶媒で抽出するドイツ公開明細君第2,262,
970号に記載の方法に従い製造することができる。適
当ならば、このようにして得られた過プロピオン酸溶液
を、特に水、過酸化水素及び/又は硫酸分を減じるため
に、更に溶媒中にて精製することがでさる。 一般に、過プロピオン酸は有機溶媒中の溶液の形で使用
する。かがる過プロピオン酸溶液は、溶液に関して例え
ば1()〜30重喰型O過プロピオン酸を含有し得る。 式(1)のアリールアルノミンはそれ自体で又は上記の
1又はそれ以上の溶媒に同様に溶解させて用いることが
でき、その溶液の濃度は上記の如くに選」ζことができ
る。過プロピオン酸対弐四)のアリールアルノミンのモ
ル比は広い範囲内で変えることができる。例えば、この
モル比は0.1:1〜10:1であり得る。好適には、
0.5:1〜5:1のモル比を用いる。式(1)のアリ
ールアル7521モル当り0.8〜1.2モルの過プロ
ピオン酸のモル比を用いるのが特に有利である。 用いる過プロピオン酸の水分含量は、一般に、できる限
り低くあるべきである。例えば、2重酸%までの水分含
量の過プロピオン酸溶液が適する。 好適には1重量%未満の水を含有する過プロピオン酸溶
液を用いる。0.1重量%未満の水分含量が特に好適で
ある。 用いる過プロピオン酸の過酸化水素?¥酸もまた一般に
できる限り低くあるべきである。例えば過プロピオン酸
溶液に対して1重酸%までであることができる。0.5
重量%未満の含量で行なうのが有利であり、0.2重量
%未満の過酸化水素含量を有する過プロピオン酸溶液で
行なうのが特に有利である。 用いる過プロピオン酸の鉱酸含量もまたできる限り低く
あるべきである。501+p+o未満の鉱酸含量を有す
る過プロピオン酸溶液を用いて本発明に従う反応を行な
うのが有利である。10ppm未満の鉱酸含量が特に有
利である。 過プロピオン酸を用いての本発明に従う反応は、例えば
0〜100℃の範囲の温度で行なうことができる。ここ
で、20〜80℃にて行なうのが好適であり、25〜4
0°Cにて行なうのが特に好適である。特別の場合には
、温度はこれらの特定した値よりも高くても低くてもよ
い。 等温度条件下で、即ち全反応混合物にて−・定温度を維
持して行なう他に、本発明に従う過プロピオン酸との反
応は、一般に反応進行につれて上昇するいわゆる温度こ
う配の形成を伴いつつ行なうこともできる。しかしなが
ら、本反応は、反応進行につれて下がる温度こう配が形
成するように行なうこともできる。 本発明に従う過プロピオン酸との反応は好適には実際に
ははじめに式(1)の7リールアルジミンを入れ次いで
過プロピオン酸を溶媒中の溶液の形で加えることにより
行なう。ここで、反応温度は過プロピオン酸を加える前
又は後に調節することができる。2つの成分を室温にて
反応容器中に同時に入れ次いで反応温度をAffIiす
ることもできる。 本発明に従う過プロピオン酸との反応を行なった後に存
在する反応混合物は一般に、用いた育成溶媒、過プロピ
オン酸がら生じたプロピオン酸、生成したオキサノリジ
ン、並びに当てはまるならば未反応の式(1)のアリー
ルアルノミン及び/又は副生成物を含有する。 本発明に従う加水分解を行なうために反応混合物から生
成したオキサノリジンを単離する必要は全くない。単に
反応混合物からプロピオン酸の除去が必要であるにすぎ
ない。一般に、大部分は事実」二全てのプロピオン酸、
例えば存在するプロピオン酸の80〜100重景%、を
除去するのが有利である。一般に、少残留駄のプロピオ
ン酸は残りの過程を妨害しないか又は重大には妨害しな
い。 例えば、過プロピオン酸との反応後の反応混合物中に存
在する5重量%までのプロピオン酸は、一般に、認めら
れるべき不利なくして残存することができる。もちろん
、生成したオキサジリジンもまた、例えば蒸留により、
単離することができる。 過プロピオン酸との反応後に存在する反応混合物の処理
は、例えば蒸留により行なうことができる。これを行な
うことによりプロピオン酸のみ又は溶媒とプロピオン酸
又は連続した沸点をもつ全ての蒸発可能成分を留去する
ことができる。ここで、真空下でそして短かい滞留時間
及び低い熱負荷の蒸発を許容するエバポレータ(蒸発器
)を用いることにより蒸留を行なうのが有利である。 更に、かかる蒸留処理の前に、例えば水又はアルカリ水
溶液を用いて、抽出により反応混合物からプロピオン酸
を除去するのが有利である。プロピオン酸は、このよう
にして得られたプロピオン酸水溶液又はプロピオン酸ア
ルカリ金属塩溶液から、適当ならば強酸で酸性にした後
、適当な溶媒で抽出することにより再び回収することが
でき、そして適当ならば過プロピオン酸の製造に用いる
ことができる。プロピオン酸のみを反応混合物から除去
すべきであるならば、これをかかる抽出により行なうこ
とができる。 このようにして、一般に、生成したオキサノリノン及び
そのニトロン(N 1Lron)異性体から実質的に成
り、可能ならば尚有機溶媒及び/又は残留プロピオン酸
を含有する生成物が得られる。二つの異性体成分の比は
反応条件、例えば温度及V滞留時間、処理中の熱負荷並
びに用いるアリールアルジミンに依存する。この生成物
は、これらの化合物及V/又は適当ならば尚存在する更
なる化合物又は溶媒を更に単離することな(本発明に従
う加水分解に用いることができる。 この加水分解を塩酸を用いて行なうことが本発明に従う
方法の重要な特徴である。それにより対応するヒドロキ
シルアンモニウムクロリドが結晶状の取り扱いやすい化
合物として非常に高収率で生成する。この加水分解は種
々の温度で、例えば0〜100℃にて、行ならことがで
きる。この加水分解は高温よりも低温にてゆっくりと進
行するので、好適には20〜80°Cにて、特に30〜
60°Cにて行なう。場合により、上記温度より高い又
は低い温度で行なうことが有利であり得る。これは特に
加水分解を水の他の1又はそれ以」−の有機溶媒の存在
下で行なう場合である。 この加水分解に用いる水性塩酸は非常に種々の濃度をも
ち得る。例えば1〜37重量%の濃度が適している。3
〜37重量%、特に5〜37重量%、の濃度が好適であ
る。塩酸の量は存在するオキサノリジンに関して例えば
5〜200重量%であり得る。この量は好適には30〜
120重量%である。 加水分解はまた更なる溶媒の存在rで行なうこともでき
る。これにはオキサシリノンが可溶で水と混和可能な溶
媒が特に適している。もちろん、該溶媒は用いる反応条
件下で安定であるべきである。例えば、水混和性のエー
テル類、アルコール類、ケトン類及びエステル類、例え
ばテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコー
ルツメチルエーテル、メタノール、エタノール、エチレ
ングリコール、アセトン、ギ酸メチル、エチレングリコ
ールメチルエーテルそノアセテート及び酢酸メチルが適
しでいろ。ジオキサン、エチレングリコールジノチルエ
ーテル、メタノール及びエタノールが好適であり、メタ
ノールが特に好適である。 加水分解の反応時間は広い限度内で変化できる。 一般に、30〜100分の反応時間が適する。 所望のヒドロキシルアンモニウムクロリドの他に、式(
III)の芳香族アルデヒドが加水分解中に生成され、
それから使用する式(1)のアリールアルジミンが得ら
れる。このアルデヒドは、所望ならば加水分解混合物に
おいて第二相を生成し得る有機溶媒を用いて、適当なら
ば更に水を加えた後、加水分解混合物から抽出すること
ができる。適当な抽出媒体の例は、ジエチルエーテル、
塩化/チレン、クロロホルム、酢酸エチル、四塩化炭素
、メチルイソブチルケトン、ベンゼン及びトルエンであ
る。該アルデヒドはこの溶媒相から溶媒を除去すること
により回収することができ、そして適当ならば式(1)
の化合物の製造に戻すことができろ。 有機相を分離した後、次いで所望のヒドロキシルアンモ
ニウムクロリドが溶解する水相が残る。 所望の生成物は一般に濃縮により最も容易に結晶化する
ことができ、次いで例えば濾過又は全ての揮発成分の蒸
発により単離することができる。 生成した式(I[[)の芳香族アルデヒドを抽出により
加水分解混合物から分離しないならば、所望のヒドロキ
シルアンモニウムクロリドもまた一般に加水分解混合物
から適当な方法で直接単離することもできる。 本発明に従う方法は、式(IV) 式中、 R1、R2及IR,は式(+)にて特定した意味を有す
る、 のヒドロキシルアンモニウムクロリドの良好な収率及び
簡単な取扱いでの製造を可能にする。ダブリュ・テ°イ
ー・エモンズ、J、A、C,S、79−、5739〜5
754(1957)の方法と着しく異なり、加水分解に
用いる塩酸が酸化されず、従って、対応するヒドロキシ
ルアンモニウム硫酸塩及びヒドロキシルアンモニウム硫
酸水素塩と異なり、よく結晶化する式(IV)のヒドロ
キシルアンモニウムクロリドを容易に製造し且つ単離す
ることができることは特に驚くべきことである。用いる
過プロピオン酸は、有機溶媒中の溶液として用いること
ができ、高濃度過酸化水素からその場で過酢酸を製造す
る公知の方法よりずっと少ない安全手段しか必要ないと
いう利、αを有する。 式(IV)のヒドロキシルアンモニウムクロリドは、貯
蔵に対して安定で、しかも貯蔵に対して安定性の少ない
対応するヒドロキシルアミンを、適当ならば簡単な塩基
との処理により、遊離することのできる化合物である。 本発明は更に式(V) 式中、 R6及びR7は互いに独立に水素、任意に置換されてい
てもよい飽和フルキル基、任意に置換されていてもよい
飽和シクロアルキル基及び/又は任意に置換されていて
もよいアルキニル基を表わし、及びR6及びR7はそれ
らが結合するC原子と一緒に任意に置換されていてもよ
い飽和シクロアルキル基をも形成し得、並びに R,は任意に置換されていてもよいアルキニル基を表わ
す、 の新規なN−フルキル−置換したヒドロキシル7ンモニ
ウムクロリドに関する。 R6及びR2は、互いに独立に、好適には無置換のC1
〜C6−フルキルを表わす。特に好適にはR6及びR2
はメチルを表わす。 R6は好適には無置換の1個の三重結合をもつCI〜C
@フルキニル、例えばエチニル、プロパルギル、i−ブ
チニル、2−−y+ニル又は1−へキシニルを表わす。 待に好適にはR8はエチニルを表わす。 式(V)の新規化合物は上記の如くして製造できる1本
化合物は、ヒドロキシルアンモニウムクロリド又はヒド
ロキシルアミンの典型的反応における中間生成物として
用いるときに新規化合物の製造を可能とする従来未知の
ヒドロキシルアンモニウムクロリドを提供することによ
り、該技術を進歩させる。 何らの限定をすることなく、以下の実施例により本発明
を例証rる。 実施例 実施例1 1818(0,95モル)のl’J −tert−ブチ
ル−1】−メトキシフェニル−イミンを、25°Cにて
攪拌しつつ、17重量%の過プロピオン酸、()、1重
量%未満の水、0.2重量%未満の過酸化水素及び10
ppmの鉱酸を含有する503号の過プロピオン酸ベン
ゼン溶液と混合した。添加は一滴ずつ2時間かけてtr
なった。次いで反応混合物を25℃にて更に2時間攪拌
し、続いて希水酸化ナトリウム溶液で洗浄し、存在する
ほぼ全てのベンゼンが蒸発するまで体積を減少させた。 使用したイミンに対応するオキサノリノン及び使用した
イミンに対応するニトロン(nitron)を81:1
9の¥IM比で含有する189gの残留物が残った。こ
れは(両方の酸化生成物−緒に対し)理論の96.4%
の収率に相当する。 このようにして得られた残留物1(’)4.5s(0゜
5モル)を500m1!のメタ/−ルに溶がした。、1
00IIlj! ノHcl水(37iTj、M%濃度)
を温度fr140℃を越えないよう(こし、攪拌しっつ
trh FL rこ。60分後、fJL合物を水で希釈
し、ジエチルエーテルと振とうした。水相を濃縮し、油
ポンプ真空にて乾燥した。使用した酸化生成物(オキサ
ノリノン+ニトロン)に対して91%の収率に相当する
、578の無色の結晶tert−ブチルヒトaキシルア
ンモニウムクロリド(融点175〜180°C)が得ら
れた。 実施例2〜6 対応するモル量の池の7リールアルノミンを用いたこと
を除いて実施例1と同様の手順を行なった。出発の7リ
ールフルノミン、得られるヒドロキシルアンモニウムク
ロリド及び池の詳細は第1表からみることができる。
ー・イー・ジャンデン(E、G、E。 J abBen)及びイーーz7−oソマンド(E、F
、Rosso@ando)、 5ynthetic
Coas+、 1 2,60 1(1982)参照
1、それ自体非常に選択的ではあるが、商価格であり、
この還元剤を比較的大量に得るのが困難であるため実験
室規模の反応にしか過さな゛いからである。 従って簡単かつ経済的なN−アルキル置換したヒドロキ
シルアンモニウムクロリドの製造方法に対する切迫した
要求が存在する。 今回、N−アルキル置換したヒドロキシル7ンモニウム
クロリドが、式 式中、 R,、R2及びR3は斤いに独立に水素、任意に置換さ
れていてもよい飽和アルキル、任意に置換されていても
よい飽和シクロアルキル及び/又は任意に置換されてい
てもよいアルキニルを表わし、及(7R,及びR2はそ
れらが結合しているC原子と一緒に任意に置換されてい
てもよい飽和シクロアルキル基を形成することもでき、
並びに R4及びRsは互いに独立に水素、任意に置換されてい
てもよい飽和アルキル、任意に置換されていてもよい飽
和ジクロフルキル、任意に置換されていてもよい飽和ア
ルコキシ及び/又は任意に置換されていてもよい飽和シ
クロアルコキシを表わし、少なくとも1つの基R1及V
R5は水素以外の意味を有する、の7リールアルノミン
を溶媒の存在下で過プロピオン酸と反応させ、次いで少
なくともプロピオン酸を分離し、続いて水性塩酸(aq
ueous hydroehlorie acid
)で加水分解することにより製造で終ることが見出され
た。 R+、Rz及び/又はR1が任意に置換されていてもよ
い飽和アルキルを表わすのであれば、例えば総炭素数1
〜15で、そのうちの()〜3個が第二級炭素原子であ
り、及び/又はそのうちの0〜3個が第三級R素原子で
ある、直鎖又は分枝の飽和フルキル基が適している。が
がる飽和アルキル基の適当な置換基は、例えば、飽和ジ
クロフルキル基、7リール基、アルキニル基及び/又は
ヘテロ原子例えばハロゲン、酸素、硫黄、窒素及V/又
はリン、を含有する基である。かかる飽和シクロアルキ
ル基は例えば3〜12個のC原子を含有し得、かかる7
リール基は例えば6〜10個のC原子を含有し得、及び
かかるアルキニル基は例えば2〜6個のC原子を含有し
得る。適当なヘテロ原子含有基は、例えばフッ素、塩素
、臭素、ヨウ素、ヒドロキシル、C3〜C@−アルコキ
シ、C6−C+o7エ/キシ、カルボキシル、C+ −
Cs−アルコキシカルボニル、ニトロ、アミド、ニトリ
ル、メルカプト、スルホニル、ホスファイト及びホスフ
ェート基である。シクロアルキル基、71ノール基及び
アルキニル基、特に飽和ジクロフルキル基及びアリール
基は、適当ならばそれ自体更に置換基、例えばC6〜0
6−フルキル、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル%C
1〜C6−アルコキシ、カルボキシル、C6〜C,−ア
ルコキシカルボニル、ニトロ、スルホニル及び/又はニ
トリル基、を有することができる。 R,、R,及び/又はR3が任意に置換されていてもよ
い飽和ジクロフルキルを表わすのであれば、環系に例え
ば3〜12個のCぶ子そして総数で、即ち任意に存在す
る置換基を含めて、例えば3〜15個のC原子を含有す
るシクロアルキル基がこれに適する。かかる飽和シクロ
アルキル基上の適当な置換基は、例えば飽和アルキル基
及び/又はヘテロ原子、例えばハロゲン、酸素、イオウ
及び/又は窒素原子、を含有する基である。かかる飽和
アルキル基は直鎖状又は分枝状であり得、例えば1〜6
個のC原子を含有する。かかるヘテロ原子含有基は、例
えばフッ素、塩素、臭素、ヨワ素、ヒドロキシル、Ct
+〜C6−アルコキシ、カルボキシル% C1〜C6−
アルコキシカルボニル、ニトロ、ニトリル及び/又はス
ルホニル基であり得る。 R1・l(2及び/叉はR,が任意に置換されてし1て
もよいフルキニルを表わすのであれば、例えば1〜6個
のC原子をもち、例えば1又は2個の三重結合を含有す
るアルキニル基、例えばエチニル、プロパルギル、1−
ブチニル及び2−ブチニル、が適する。ここでの適当な
置換基は例えばフッ素、塩素、臭素及び/又はC1〜C
6−フルキル基である。 R,及びR2が、それらが結合するC原子と一緒に、任
意に置換されていてもよい飽和シクロアルキル基を形成
するならば、これは例えば環系に3〜12個のC原子を
含有し且つ飽和の、直鎖Xは分枝の、例えば1〜6個の
C原子をもつフルキル基により及び/又はヘテロ原子、
例えばハロゲン、酸素、イオウ及び/又は窒素原子を含
有する基により任意に置換され得るシクロアルキル基で
あり得る。 R1及びR2は好適には同−又は異なっており各々飽和
無置換の1〜6個のC原子をもつ、直鎖又は分枝フルキ
ル基、例えばメチル、エチル、n −プロピル、i−プ
ロピル、n−ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチ
ル、n−ペンチル、アミル、i−7ミル又はn−ヘキシ
ル、を表わす。 特に好適にはR3及びR2はメチルを表わす。 R,は好適には、飽和無置換の1〜6個のC原子をもつ
、直鎖若しくは分枝アルキル、ヒドロキシル基若しくは
任意に塩素置換されていてもよいフェニル基により置換
された1〜6個のC原子をもつ、直鎖若しくは分枝アル
キル、又は1〜6個のC原子及び1個の三重結合を含有
する無置換アルキニル基を表わす。 特に好適には、R1はメチル、エチル、エチニル、ヒド
ロキシメチレン又はp−クロロペンシルを表わす。 R1及び/又はR5が任意に置換されていてもよい飽和
フルキル及び任意に置換されていてもよい飽和シクロア
ルキルを表わすのであれば、適当な基及び置換基の例は
かかる型の基に対するR1、R2及VR1の説明におい
て上記したものである。 R、及び/又は[く5が任意に置換されていてもよ(1
飽和アルコキシ及び任意に置換されていてもよい飽和シ
クロアルコキシを表わすのであれば、これらの基の適当
なアルキル及びシクロアルキル部の例は1(、、R2及
び[(3の説明において上記した基及び置換基と同様で
ある。 基R1及びt’、が水素以外の意味を有するならば、こ
れらの21は好適には3−及び4−位に位置する。 好適には、R3は水素を表わし、[り、は3−又は4−
位に位置する上記の基のうちの1つを表わす。 特に好適にはR5は、それぞれ3−又は4−位で、直鎖
又は分枝の飽和C1〜C6−アルキル基又は直鎖又は分
枝の飽和c、−C,−フルコキシ基、例えばメチル、メ
トキシ、エチル、エトキシ、ロープロピル、n−プロポ
キシ、i−プロピル、i−プロポキシ、n−ブチル、n
−ブトキシ、5CC−ブチル、5ee−ブトキシ、tc
rt−ブチル、tert−ブトキシ、n−ヘキシル又は
11−ヘキソキシ、を表わす。 さらに特に好適には、R1は4位にてメチル又はメトキ
シを表わす。 式(1)のアリールアルノミンは、式(II)R,−C
−Nl2 (II)R5 式中、 R1、R2及びR5は式(1)で特定した意味を有する
、 のアミンを式([[) 式中、 R4及びR1は式(1)で特定した意味を有する、の芳
香族アルデヒドと縮合させることによりそれ自身既知の
方法で容易に入手できる化合物である[例えば、グブリ
ュ・ディー・エモンズ(W、D。 E+ll1Ilons)及びエイ・ニス・パ〃ノ(A
、S 、 P aRano)、Or[1anie 5
yntbesis+ Co11.第v巻、第191頁
馨照1゜ 本発明に従う方法で使用できる溶媒の例は、望ましくな
い副反応を起こさせないか又は非常に中程度にしか起こ
させずかつ反応条件下で液体状である、広範囲の種々の
無置換及び置換炭化水素である。例えば以下のらのを用
いることができる:脂肪族及び脂環式の6〜12個のC
原子をもつ炭化水素、例えばヘキサン、ヘプタン、オク
タン、2−エチル−ヘキサン、デカン、ドデカン、シク
ロヘキサン、メチルシクロペンタン及び石油エーテル、
更に芳香族炭化水素、例えばベンゼン、ニトロベンゼン
、トルエン、エチルベンゼン、クメン、ノイソプロビル
ベンゼン、キシレン及びクロロベンゼン、更にエーテル
及びエステルの如キ酸素含有炭化水素、例えばジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル
、テトラヒドロ7ラン、ノオキサン、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸プ
ロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、更に1索化
炭化水素、例えば塩化メチレン、クロロホルム、四塩化
炭素、1−クロロエタン、1゜2−ジクロロエタン、1
,1−ジクロロエタン、。 1.1.2.2−テトラクロロエタン、1−クロロプロ
パン、2−クロロプロパン、1.3−ジクロロプロパン
、2.3−ジクロロプロパン、1.2゜3−トリクロロ
プロパン、1,1,2.3−テトラクロロプロパン、塩
化ブチル、1,2−ジクロロブタン、1,4−ジクロロ
ブタン、2,3−ジクロロブタン、1.3−ジクロロブ
タン、1.2.3.4−テトラクロロブタン、塩化te
rt−ブチル、塩化アミル、1,2−ジクロロペンタン
、1,5−ジクロロペンタン、1.2,3.4−テトラ
クロロベンクン、塩化シクロペンチル、1,2−ジクロ
ロシクロペンチルクロリド、塩化ヘキシル、1.2−ジ
クロロヘキサン、1.6−ジクロロヘキサン、1.2.
3.4−テトラクロロヘキサン、1.2.5 。 6−テトラクロロヘキサン、塩化シクロヘキシル、クロ
ロベンゼン、塩化ヘプチル、1.2−ノクロロへブタン
、1,2.3.4−テトラクロロへブタン、塩化シクロ
ヘプチル、塩化オクチル、1,2−ジクロロオクタン、
1,2,3.4−テトラクロロオクタン及び塩化シクロ
オクチル。 特に好適な溶媒は、塩素化炭化水素からは1−ノクロロ
プロパン及び四塩化炭素、芳香族炭化水素からはベンゼ
ン及びクロロベンゼン、脂肪族及び脂環式炭化水素から
はシクロヘキサン並びに酸素含有炭化水素からはプロピ
オン酸エチル及びエチレングリコールツメチルエーテル
である。 上記した種々の溶媒の溶媒混合物も使用できる。 上記有機溶媒のいずれかに溶解させた過プロピオン酸は
、例えば、過酸化水素水を硫酸の存在下でプロピオン酸
と反応させ続いて得られる過プロピオン酸を反応混合物
からの溶媒で抽出するドイツ公開明細君第2,262,
970号に記載の方法に従い製造することができる。適
当ならば、このようにして得られた過プロピオン酸溶液
を、特に水、過酸化水素及び/又は硫酸分を減じるため
に、更に溶媒中にて精製することがでさる。 一般に、過プロピオン酸は有機溶媒中の溶液の形で使用
する。かがる過プロピオン酸溶液は、溶液に関して例え
ば1()〜30重喰型O過プロピオン酸を含有し得る。 式(1)のアリールアルノミンはそれ自体で又は上記の
1又はそれ以上の溶媒に同様に溶解させて用いることが
でき、その溶液の濃度は上記の如くに選」ζことができ
る。過プロピオン酸対弐四)のアリールアルノミンのモ
ル比は広い範囲内で変えることができる。例えば、この
モル比は0.1:1〜10:1であり得る。好適には、
0.5:1〜5:1のモル比を用いる。式(1)のアリ
ールアル7521モル当り0.8〜1.2モルの過プロ
ピオン酸のモル比を用いるのが特に有利である。 用いる過プロピオン酸の水分含量は、一般に、できる限
り低くあるべきである。例えば、2重酸%までの水分含
量の過プロピオン酸溶液が適する。 好適には1重量%未満の水を含有する過プロピオン酸溶
液を用いる。0.1重量%未満の水分含量が特に好適で
ある。 用いる過プロピオン酸の過酸化水素?¥酸もまた一般に
できる限り低くあるべきである。例えば過プロピオン酸
溶液に対して1重酸%までであることができる。0.5
重量%未満の含量で行なうのが有利であり、0.2重量
%未満の過酸化水素含量を有する過プロピオン酸溶液で
行なうのが特に有利である。 用いる過プロピオン酸の鉱酸含量もまたできる限り低く
あるべきである。501+p+o未満の鉱酸含量を有す
る過プロピオン酸溶液を用いて本発明に従う反応を行な
うのが有利である。10ppm未満の鉱酸含量が特に有
利である。 過プロピオン酸を用いての本発明に従う反応は、例えば
0〜100℃の範囲の温度で行なうことができる。ここ
で、20〜80℃にて行なうのが好適であり、25〜4
0°Cにて行なうのが特に好適である。特別の場合には
、温度はこれらの特定した値よりも高くても低くてもよ
い。 等温度条件下で、即ち全反応混合物にて−・定温度を維
持して行なう他に、本発明に従う過プロピオン酸との反
応は、一般に反応進行につれて上昇するいわゆる温度こ
う配の形成を伴いつつ行なうこともできる。しかしなが
ら、本反応は、反応進行につれて下がる温度こう配が形
成するように行なうこともできる。 本発明に従う過プロピオン酸との反応は好適には実際に
ははじめに式(1)の7リールアルジミンを入れ次いで
過プロピオン酸を溶媒中の溶液の形で加えることにより
行なう。ここで、反応温度は過プロピオン酸を加える前
又は後に調節することができる。2つの成分を室温にて
反応容器中に同時に入れ次いで反応温度をAffIiす
ることもできる。 本発明に従う過プロピオン酸との反応を行なった後に存
在する反応混合物は一般に、用いた育成溶媒、過プロピ
オン酸がら生じたプロピオン酸、生成したオキサノリジ
ン、並びに当てはまるならば未反応の式(1)のアリー
ルアルノミン及び/又は副生成物を含有する。 本発明に従う加水分解を行なうために反応混合物から生
成したオキサノリジンを単離する必要は全くない。単に
反応混合物からプロピオン酸の除去が必要であるにすぎ
ない。一般に、大部分は事実」二全てのプロピオン酸、
例えば存在するプロピオン酸の80〜100重景%、を
除去するのが有利である。一般に、少残留駄のプロピオ
ン酸は残りの過程を妨害しないか又は重大には妨害しな
い。 例えば、過プロピオン酸との反応後の反応混合物中に存
在する5重量%までのプロピオン酸は、一般に、認めら
れるべき不利なくして残存することができる。もちろん
、生成したオキサジリジンもまた、例えば蒸留により、
単離することができる。 過プロピオン酸との反応後に存在する反応混合物の処理
は、例えば蒸留により行なうことができる。これを行な
うことによりプロピオン酸のみ又は溶媒とプロピオン酸
又は連続した沸点をもつ全ての蒸発可能成分を留去する
ことができる。ここで、真空下でそして短かい滞留時間
及び低い熱負荷の蒸発を許容するエバポレータ(蒸発器
)を用いることにより蒸留を行なうのが有利である。 更に、かかる蒸留処理の前に、例えば水又はアルカリ水
溶液を用いて、抽出により反応混合物からプロピオン酸
を除去するのが有利である。プロピオン酸は、このよう
にして得られたプロピオン酸水溶液又はプロピオン酸ア
ルカリ金属塩溶液から、適当ならば強酸で酸性にした後
、適当な溶媒で抽出することにより再び回収することが
でき、そして適当ならば過プロピオン酸の製造に用いる
ことができる。プロピオン酸のみを反応混合物から除去
すべきであるならば、これをかかる抽出により行なうこ
とができる。 このようにして、一般に、生成したオキサノリノン及び
そのニトロン(N 1Lron)異性体から実質的に成
り、可能ならば尚有機溶媒及び/又は残留プロピオン酸
を含有する生成物が得られる。二つの異性体成分の比は
反応条件、例えば温度及V滞留時間、処理中の熱負荷並
びに用いるアリールアルジミンに依存する。この生成物
は、これらの化合物及V/又は適当ならば尚存在する更
なる化合物又は溶媒を更に単離することな(本発明に従
う加水分解に用いることができる。 この加水分解を塩酸を用いて行なうことが本発明に従う
方法の重要な特徴である。それにより対応するヒドロキ
シルアンモニウムクロリドが結晶状の取り扱いやすい化
合物として非常に高収率で生成する。この加水分解は種
々の温度で、例えば0〜100℃にて、行ならことがで
きる。この加水分解は高温よりも低温にてゆっくりと進
行するので、好適には20〜80°Cにて、特に30〜
60°Cにて行なう。場合により、上記温度より高い又
は低い温度で行なうことが有利であり得る。これは特に
加水分解を水の他の1又はそれ以」−の有機溶媒の存在
下で行なう場合である。 この加水分解に用いる水性塩酸は非常に種々の濃度をも
ち得る。例えば1〜37重量%の濃度が適している。3
〜37重量%、特に5〜37重量%、の濃度が好適であ
る。塩酸の量は存在するオキサノリジンに関して例えば
5〜200重量%であり得る。この量は好適には30〜
120重量%である。 加水分解はまた更なる溶媒の存在rで行なうこともでき
る。これにはオキサシリノンが可溶で水と混和可能な溶
媒が特に適している。もちろん、該溶媒は用いる反応条
件下で安定であるべきである。例えば、水混和性のエー
テル類、アルコール類、ケトン類及びエステル類、例え
ばテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコー
ルツメチルエーテル、メタノール、エタノール、エチレ
ングリコール、アセトン、ギ酸メチル、エチレングリコ
ールメチルエーテルそノアセテート及び酢酸メチルが適
しでいろ。ジオキサン、エチレングリコールジノチルエ
ーテル、メタノール及びエタノールが好適であり、メタ
ノールが特に好適である。 加水分解の反応時間は広い限度内で変化できる。 一般に、30〜100分の反応時間が適する。 所望のヒドロキシルアンモニウムクロリドの他に、式(
III)の芳香族アルデヒドが加水分解中に生成され、
それから使用する式(1)のアリールアルジミンが得ら
れる。このアルデヒドは、所望ならば加水分解混合物に
おいて第二相を生成し得る有機溶媒を用いて、適当なら
ば更に水を加えた後、加水分解混合物から抽出すること
ができる。適当な抽出媒体の例は、ジエチルエーテル、
塩化/チレン、クロロホルム、酢酸エチル、四塩化炭素
、メチルイソブチルケトン、ベンゼン及びトルエンであ
る。該アルデヒドはこの溶媒相から溶媒を除去すること
により回収することができ、そして適当ならば式(1)
の化合物の製造に戻すことができろ。 有機相を分離した後、次いで所望のヒドロキシルアンモ
ニウムクロリドが溶解する水相が残る。 所望の生成物は一般に濃縮により最も容易に結晶化する
ことができ、次いで例えば濾過又は全ての揮発成分の蒸
発により単離することができる。 生成した式(I[[)の芳香族アルデヒドを抽出により
加水分解混合物から分離しないならば、所望のヒドロキ
シルアンモニウムクロリドもまた一般に加水分解混合物
から適当な方法で直接単離することもできる。 本発明に従う方法は、式(IV) 式中、 R1、R2及IR,は式(+)にて特定した意味を有す
る、 のヒドロキシルアンモニウムクロリドの良好な収率及び
簡単な取扱いでの製造を可能にする。ダブリュ・テ°イ
ー・エモンズ、J、A、C,S、79−、5739〜5
754(1957)の方法と着しく異なり、加水分解に
用いる塩酸が酸化されず、従って、対応するヒドロキシ
ルアンモニウム硫酸塩及びヒドロキシルアンモニウム硫
酸水素塩と異なり、よく結晶化する式(IV)のヒドロ
キシルアンモニウムクロリドを容易に製造し且つ単離す
ることができることは特に驚くべきことである。用いる
過プロピオン酸は、有機溶媒中の溶液として用いること
ができ、高濃度過酸化水素からその場で過酢酸を製造す
る公知の方法よりずっと少ない安全手段しか必要ないと
いう利、αを有する。 式(IV)のヒドロキシルアンモニウムクロリドは、貯
蔵に対して安定で、しかも貯蔵に対して安定性の少ない
対応するヒドロキシルアミンを、適当ならば簡単な塩基
との処理により、遊離することのできる化合物である。 本発明は更に式(V) 式中、 R6及びR7は互いに独立に水素、任意に置換されてい
てもよい飽和フルキル基、任意に置換されていてもよい
飽和シクロアルキル基及び/又は任意に置換されていて
もよいアルキニル基を表わし、及びR6及びR7はそれ
らが結合するC原子と一緒に任意に置換されていてもよ
い飽和シクロアルキル基をも形成し得、並びに R,は任意に置換されていてもよいアルキニル基を表わ
す、 の新規なN−フルキル−置換したヒドロキシル7ンモニ
ウムクロリドに関する。 R6及びR2は、互いに独立に、好適には無置換のC1
〜C6−フルキルを表わす。特に好適にはR6及びR2
はメチルを表わす。 R6は好適には無置換の1個の三重結合をもつCI〜C
@フルキニル、例えばエチニル、プロパルギル、i−ブ
チニル、2−−y+ニル又は1−へキシニルを表わす。 待に好適にはR8はエチニルを表わす。 式(V)の新規化合物は上記の如くして製造できる1本
化合物は、ヒドロキシルアンモニウムクロリド又はヒド
ロキシルアミンの典型的反応における中間生成物として
用いるときに新規化合物の製造を可能とする従来未知の
ヒドロキシルアンモニウムクロリドを提供することによ
り、該技術を進歩させる。 何らの限定をすることなく、以下の実施例により本発明
を例証rる。 実施例 実施例1 1818(0,95モル)のl’J −tert−ブチ
ル−1】−メトキシフェニル−イミンを、25°Cにて
攪拌しつつ、17重量%の過プロピオン酸、()、1重
量%未満の水、0.2重量%未満の過酸化水素及び10
ppmの鉱酸を含有する503号の過プロピオン酸ベン
ゼン溶液と混合した。添加は一滴ずつ2時間かけてtr
なった。次いで反応混合物を25℃にて更に2時間攪拌
し、続いて希水酸化ナトリウム溶液で洗浄し、存在する
ほぼ全てのベンゼンが蒸発するまで体積を減少させた。 使用したイミンに対応するオキサノリノン及び使用した
イミンに対応するニトロン(nitron)を81:1
9の¥IM比で含有する189gの残留物が残った。こ
れは(両方の酸化生成物−緒に対し)理論の96.4%
の収率に相当する。 このようにして得られた残留物1(’)4.5s(0゜
5モル)を500m1!のメタ/−ルに溶がした。、1
00IIlj! ノHcl水(37iTj、M%濃度)
を温度fr140℃を越えないよう(こし、攪拌しっつ
trh FL rこ。60分後、fJL合物を水で希釈
し、ジエチルエーテルと振とうした。水相を濃縮し、油
ポンプ真空にて乾燥した。使用した酸化生成物(オキサ
ノリノン+ニトロン)に対して91%の収率に相当する
、578の無色の結晶tert−ブチルヒトaキシルア
ンモニウムクロリド(融点175〜180°C)が得ら
れた。 実施例2〜6 対応するモル量の池の7リールアルノミンを用いたこと
を除いて実施例1と同様の手順を行なった。出発の7リ
ールフルノミン、得られるヒドロキシルアンモニウムク
ロリド及び池の詳細は第1表からみることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、 R_1、R_2及びR_3は互いに独立に水素、任意に
置換されていてもよい飽和アルキル、任意に置換されて
いてもよい飽和シクロアルキル及び/又は任意に置換さ
れていてもよいアルキニルを表わし、及びR_1及びR
_2はそれらが結合しているC原子と一緒に任意に置換
されていてもよい飽和シクロアルキル基を形成すること
もでき、並びに R_4及びR_5は互いに独立に水素、任意に置換され
ていてもよい飽和アルキル、任意に置換されていてもよ
い飽和シクロアルキル、任意に置換されていてもよい飽
和アルコキシ及び/又は任意に置換されていてもよい飽
和シクロアルコキシを表わし、少なくとも1つの基R_
4及びR_5は水素以外の意味を有する、のアリールア
ルジミンを溶媒の存在下で過プロピオン酸と反応させ、
次いで少なくともプロピオン酸を分離し、続いて水性塩
酸で加水分解することを特徴とする、N−アルキル置換
したヒドロキシルアンモニウムクロリドの製造方法。 2、式( I )中、R_1及びR_2が同一又は異なっ
ており、各々1〜6個のC原子をもつ飽和無置換の、直
鎖又は分枝アルキル基を表わし、R_3が1〜6個のC
原子をもつ飽和無置換の、直鎖又は分枝アルキル基、ヒ
ドロキシル基により若しくは任意に塩素で置換されてい
てもよいフェニル基により置換された1〜6個のC原子
をもつ直鎖又は分枝アルキル基又は1〜6個のC原子及
び1個の三重結合を含有する無置換アルキニル基を表わ
し、R_4が水素を表わし、並びにR_5が3位又は4
位の直鎖若しくは分枝の飽和C_1〜C_6−アルキル
基又は直鎖若しくは分枝の飽和C_1〜C_6−アルコ
キシ基を表わす、アリールアルジミンを用いることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、過プロピオン酸を有機溶媒中の溶液の形で使用する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1及び2項のいずれ
かに記載の方法。 4、過プロピオン酸溶液が10〜30重量%の過プロピ
オン酸、2重量%未満の水、1重量%未満の過酸化水素
及び50ppm未満の鉱酸を含有することを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、過プロピオン酸との反応後に存在する混合物からプ
ロピオン酸のみを除去することを特徴とする特許請求の
範囲第1〜4項のいずれかに記載の方法。 6、過プロピオン酸との反応及び塩酸での加水分解を互
いに独立に0〜100℃にて行なうことを特徴とする特
許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7、加水分解を、それぞれ生ずるオキサジリジンが溶解
し且つ水と混和する溶媒の存在下で行なうことを特徴と
する特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法
。 8、加水分解を30〜100分の反応時間の間に行なう
ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれか
に記載の方法。 9、式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 R_6及びR_7は互いに独立に水素、任意に置換され
ていてもよい飽和アルキル基、任意に置換されていても
よい飽和シクロアルキル基及び/又は任意に置換されて
いてもよいアルキニル基を表わし、及びR_6及びR_
7はそれらが結合するC原子と一緒に任意に置換されて
いてもよい飽和シクロアルキル基をも形成し得、並びに R_8は任意に置換されていてもよいアルキニル基を表
わす、 の新規なN−アルキル−置換したヒドロキシルアンモニ
ウムクロリド。 10、式(V)中、R_6及びR_7がメチル基を表わ
し、並びにR_8がエチニルを表わすことを特徴とする
特許請求の範囲第9項記載の新規なN−アルキル−置換
したヒドロキシルアンモニウムクロリド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19853535451 DE3535451A1 (de) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | Verfahren zur herstellung von n-alkyl-substituierten hydroxylammoniumchloriden und neue n-alkyl-substituierte hydroxylammoniumchloride |
DE3535451.8 | 1985-10-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281357A true JPS6281357A (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=6282754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61228504A Pending JPS6281357A (ja) | 1985-10-04 | 1986-09-29 | N−アルキル置換ヒドロキシルアンモニウムクロリド類 |
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Country | Link |
---|---|
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DE (2) | DE3535451A1 (ja) |
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DE10033079A1 (de) * | 2000-07-07 | 2002-01-17 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von 2-tert.-Butyl-3-phenyloxaziridin |
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-
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1986
- 1986-09-23 AT AT86113069T patent/ATE55110T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-09-23 DE DE8686113069T patent/DE3673110D1/de not_active Expired - Lifetime
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- 1986-09-29 JP JP61228504A patent/JPS6281357A/ja active Pending
Also Published As
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