JPS628133Y2 - - Google Patents

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JPS628133Y2
JPS628133Y2 JP1982042391U JP4239182U JPS628133Y2 JP S628133 Y2 JPS628133 Y2 JP S628133Y2 JP 1982042391 U JP1982042391 U JP 1982042391U JP 4239182 U JP4239182 U JP 4239182U JP S628133 Y2 JPS628133 Y2 JP S628133Y2
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JP
Japan
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connector
connector cap
conductive plastic
static electricity
cap
Prior art date
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JP1982042391U
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English (en)
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JPS58144782U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、静電気による電子回路素子の破壊を
防ぐために、静電気の発生場所であるコネクタ部
分を、導電性プラスチツクでカバーしたコネクタ
キヤツプに関する。
最近の電子工業の発展は著しいものがあり、特
にマイクロプロセツサーを利用した電子機器は、
小型化、多機能化が進んでいる。こうした状況下
でのオフイスコンピユーター、パーソナルコンピ
ユーター等の電子機器は、それ単品で充分な処理
能力を持つている他に、コネクタ等で簡単に外部
と電気接続により、その機能、能力を増すことが
可能となつてきた。又電子機器単品の大きさもデ
スクの上に載る程度のものが多くなり、各々単品
ごと例えば商品名エヤーキヤツプ又はモルトプレ
ーン等の静電気を発生する包梱材で機械的破損を
防ぐため梱包し、ダンボール箱に入れて送品する
のが通常となつている。
しかし、エヤーキヤツプ等で梱包された電子機
器は輸送中にエヤーキヤツプとコネクタとが接触
し静電気が起き電子回路素子に電気的に接触され
ているコネクタのコントクトにスパークし、しば
しば電子回路素子(IC,LSI等)を破壊すること
があつた。
この対策として、従来、コネクタにコネクタキ
ヤツプを付けてエヤーキヤツプとコネクタとの接
触をなくし、静電気の発生防止を図ろうとした
が、このコネクタキヤツプとエヤーキヤツプ等が
輸送中に接触することにより、静電気を発生し、
コネクタキヤツプ内部に帯電した静電気がコネク
タのコンタクトとの間でスパークして、電子回路
素子(特にMOS系のIC,LSI)を破壊し、その対
策に苦慮していた。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、そ
の目的は簡単な安価なコネクタキヤツプでしかも
コネクタを改造することなく静電気の帯電又は発
生を防止し、工場での製品検査後から梱包、輸
送、保管等の電子機器が実際に使用されるまでの
間、静電気から電子回路素子を保護することにあ
る。
以下実施例(第1図、第2図、第3図、第4
図)に基づいて、本考案を詳しく説明する。
第1図において、1は電子機器等のシヤーシで
あり、2はコンタクト3を有したコネクタであり
ねじ4によつてシヤーシ1に固定されている。5
はコネクタキヤツプであり、例えば本実施例では
ポリエチレン樹脂にカーボンを混入して、体積固
有抵抗を約102〜103Ω−cmとし、静電気に対して
は充分な導電物質であり、帯電しない物質(非帯
電性物質)である。51はコンタクト3と直接接
触する部材であり、コネクタキヤツプ5と同一物
質で一体的に形成し、13は一端がコネクタ2の
コンタクト3と電気的に接続され他端が電子回路
基板10上の電子回路素子(例えばトランジスタ
IC,LSI等)と接触されている接続線(例えば
FPC等)であり、11は電子回路素子である
IC,12はLSIである。
部材51は全コンタクト3と接触係合している
ため、全コンタクト31の少なくとも1つはシヤ
ーシのグランド(アース)に接触されているた
め、たとえ静電気がコネクタキヤツプ5に発生し
ても全く帯電することはないし、その静電気はス
パークすることなくグランド(アース)に流れて
消費される。よつて電子回路基板10のIC1
1、又はLSI12は静電気によつて破壊されるこ
とは全くなくなつた。
又、第1図の実施例の場合、導電性プラスチツ
ク部材51が全てのコンタクトピンが全て同電位
になり、各ピン間にあやまつて電流が流れること
がなくなり電子回路素子の保護が可能となる。
第2図は、本考案の他の実施例であり、第1図
と同一番号は同一物同一効果を有するので説明を
省略する。53はコネクタキヤツプ5と同一物質
で形成されているリードであり、52はリード5
3の先端部で、ねじ4によつてコネクタ3ととも
にシヤーシ1に固定されている。この様にコネク
タキヤツプ5はリード53を介して電気的にシヤ
ーシ1のレベル(グランド)に接続されているの
で、たとえコネクタキヤツプ5に静電気が起きて
も帯電することなくリード53を介してシヤーシ
1に流れるため、コネクタキヤツプ5とコネクタ
3とは全くスパークすることはない。よつて電子
回路素子は静電気によつて破壊されることは全く
ない。又コネクタキヤツプ5はリード53によつ
て電子機器体に固定されているため、たとえコネ
クタ2からはずれても電子機器本体からはずれる
ことはない。
第3図は、本考案の他の実施例であり、第1図
と同一番号は同一物同一効果を有するので説明を
省略する。61はコネクタキヤツプ6と同一の帯
電しない導電性プラスチツク部材で形成されてい
る弾性を有する係合突部であり、コネクタキヤツ
プ6と同一の導電性プラスチツク部材でできてい
るスタンドオフ21と電気的、機械的に係合され
ている。スタンドオフ21はコネクタ2とともに
ねじ4でシヤーシに固定されており、コネクタ2
にコネクタキヤツプ6をかぶせることにより係合
突起61と係合し、結果的にシヤーシ1とコネク
タキヤツプ6は電気的に接続されており、たとえ
輸送中、又はその他の理由でコネクタキヤツプ6
に静電気が発生しても、コネクタキヤツプ6に静
電気が帯電することなく、又、コネクタキヤツプ
6とコンタクト3との間にスパークが起きること
は全くない。
又、第3図の実施例の場合、コネクタキヤツプ
6は弾性を有する係合突部61が、シヤーシ上の
スタンドオフ21と係合して固定されているた
め、コネクタキヤツプ6に加わる衝撃が吸収され
コネクタ2に伝わる衝撃が弱められる。
第4図は、本考案の他の実施例であり、第1図
と同一番号は同一物同一効果を有するので説明を
省略する。71はコネクタキヤツプ7の一部切欠
を係合部でコネクタキヤツプ7と一体に帯電しな
い導電性プラスチツク部材で形成されている。8
は導電性プラスチツク部材のばねであり、固定金
具9に係合しており、コネクタ2とともにねじ4
によつてシヤーシ1に固定されている。他の実施
例と同様にコネクタ2にコネクタキヤツプ7をか
ぶせ、ばね8を切欠き係合部71に係合すること
によりコネクタキヤツプ7を固定するとともに、
コネクタキヤツプ7とシヤーシ1とを電気的に接
続する。コネクタ2にコネクタキヤツプ7をかぶ
せることにより他の実施例と同様にたとえ静電気
が発生しても、一部に帯電することなくしかもス
パークも起こらないため、静電気による電子回路
素子の破壊は全くない。又ゴムにカーボンを混入
した導電性プラスチツク部材も同様な効果があ
り、本願の範囲に含まれる。
又、第4図の実施例の場合、ばね2によつてコ
ネクタ2とコネクタキヤツプ7が係合されている
ため装着が手による操作だけで容易になされる。
以上の実施例の説明でも明らかな如く、導電性
プラスチツク部材のコネクタキヤツプをコネクタ
にかぶせることにより、特にコネクタを改造せず
従来のコネクタに取り付けることにより静電気に
よるIC,LSI等の電子回路素子の破壊を防止する
ことができるとともに、コネクタキヤツプの本体
よりのはずれ防止更にコネクタへの塵埃防止及び
損傷防止も可能となつた。
又、本考案のコネクタキヤツプは導電性プラス
チツク部材より成つているので、コネクタキヤツ
プをコネクタより大きく作り、かぶせる際には、
キヤツプをへこましてコネクタ内部に挿入するこ
とができる。このようにすれば、いつさいの加工
を必要とせずにコネクタ内部にゴミ等が入り込む
可能性は、ほとんどなくなる。又、プラスチツク
であるから静電気放出部材を一体に成型すること
が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図であ
り、第2図、第3図、第4図は本考案の各々他の
実施例を示す説明図である。 1……シヤーシ、2……コネクタ、3……コン
タクト、4……ねじ、5,6,7……コネクタキ
ヤツプ、8……ばね、10……電子回路基板、1
1……IC、12……LSI。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外部との電気接続をするためのコネクタを有
    する電子機器に於いて、前記コネクタの複数の
    コンタクトに接続されている電子回路素子を静
    電気による破壊からまもるため導電性プラスチ
    ツク部材から形成され、前記コネクタの少なく
    とも前記複数のコンタクトを覆い、かつ摩擦に
    より生じた静電気を逃がす前記導電性プラスチ
    ツク部材に一体に成形された静電気放出部材を
    有することを特徴とするコネクタキヤツプ。 (2) 前記静電気放出部材は、前記複数のコンタク
    トの全てと接触係合する導電性プラスチツク部
    材であることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のコネクタキヤツプ。 (3) 前記静電気放出部材は、導電性プラスチツク
    部材からなるリード部であり、該リード部の一
    部はシヤーシの一部に固定されることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のコネ
    クタキヤツプ。 (4) 前記静電気放出部材は導電性プラスチツクの
    弾性を有する第1の係合部材であり、シヤーシ
    上に固定された非帯電性の第2の係合部材とか
    ん合することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のコネクタキヤツプ。
JP4239182U 1982-03-25 1982-03-25 コネクタキヤツプ Granted JPS58144782U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4239182U JPS58144782U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 コネクタキヤツプ

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JP4239182U JPS58144782U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 コネクタキヤツプ

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Publication Number Publication Date
JPS58144782U JPS58144782U (ja) 1983-09-29
JPS628133Y2 true JPS628133Y2 (ja) 1987-02-25

Family

ID=30053524

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JP4239182U Granted JPS58144782U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 コネクタキヤツプ

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JPS58144782U (ja) 1983-09-29

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