JP2633997B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、特に静電破壊防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の表面実装型半導体集積回
路装置の断面図である。図に於て、1はダイパッド、2
はリード、3は樹脂モールド、4は半導体集積回路チッ
プ、5は半導体集積回路チップ4上に設けられたパッド
(図示せず)とリード2とを導通させるための導線であ
る。ダイパッド1は樹脂モールド3内に設けられ、ダイ
パッド1上に半導体集積回路チップ4が設けられる。上
記リード2は樹脂モールド3より外方に突出している。
【0003】従来の表面実装型の半導体集積回路装置
は、上記のように構成されており、樹脂モールド3の外
部に突出しているのはリード2のみで、これらはそれぞ
れ樹脂内部の半導体集積回路チップ4と配線されており
電気的に導通している。また、ダイパッド1は集積回路
のグランド回路と導通があり常に同電位である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような表面実装
型の半導体集積回路装置の場合、仮にリード曲がり防止
のためのリード2が全く触れないタイプのパレット上に
収納されている時、パッケージ上部から樹脂モールド3
部分をゴム製の真空吸着装置で吸い上げると、摩擦やゴ
ムのしなりによる静電気が発生し、集積回路チップ4に
電荷が帯電することがある。一度集積回路チップ4に静
電気が帯電した場合リード2が接地されない限り電荷は
抜けることができず、仮に回路に通じたリード2が低抵
抗で接地された場合、その回路が静電破壊を起こす可能
性がある。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、仮にリードに全く接触しない
ような構造のパレット上にあっても、集積回路チップに
静電気が帯電しないような構造にすることを目的として
おり、さらに、仮にチップに帯電したとしても、回路に
静電破壊を起こさせないような構造にすることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる半導体
集積回路装置は、ダイパッドの一部をモールド外に突出
させて成る除電部を設けたものである。
【0007】
【作用】この発明の半導体集積回路装置は、モールド外
部に突出させた除電部,すなわちダイパッドと導通のあ
る部分が接地されることにより、集積回路チップへの静
電気の帯電を防ぐことができ、また仮にチップに帯電し
た場合でも、リードよりも先に上記除電部を接地するこ
とにより、集積回路の静電破壊を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】実施例1.図1は、この発明の一実施例を示
す断面図であり、2〜5は従来装置と全く同一のもので
ある。図中1Aは、除電部7を有するダイパッド1であ
る。この実施例1では、ダイパッドそのものを厚くして
ダイパッド1Aの下部1aをパッケージ(樹脂モール
ド)下部に突出させ、除電部7とした例である。
【0009】上記のような表面実装型の半導体集積回路
装置の場合、例えば図2のようにリード2が導電性パレ
ット6に全く触れていない場合でも、ダイパッド1Aの
下部1aが、導電性パレット6と常に接触しているため
除電部7として作用し、仮にゴム製の真空吸着装置など
が樹脂モールド3と摩擦を起こし集積回路チップ4に静
電気が帯電したとしても、上記除電部7及び導電性パレ
ット6を通じて電荷が除電されるしくみになっており、
見かけ上、集積回路チップ4には帯電しないことにな
る。
【0010】また仮に、当発明による表面実装型の半導
体集積回路装置が、それを収納する導電性パレット6上
にない時に静電気を帯電させたとしても、除電部7をリ
ード2よりも先に接地させてやることにより、集積回路
4に静電破壊を起こさせることなく電荷を除電できる。
【0011】実施例2.実施例1では、ダイパッド1と
導通のある部分として、ダイパッドそのものを樹脂モー
ルド下部に突出させているが、図3のように、パッケー
ジのコーナー部分に、ダイパッド1と導通のある突出
片,すなわち除電部7Aを設ける方法もある。この例は
収納する導電性パレットの構造が、半導体集積回路装置
を4隅の突起状のテーパーで押さえるタイプの場合に有
効で、実施例1と同じく、除電部7Aを接地させること
により集積回路への静電気の帯電を防いだり、また仮に
チップが帯電していても、除電部7Aを介して除電させ
ることができるものである。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ダイパ
ッドの一部をモールドの外部に突出させて除電部を設け
たため、除電部を接地させることにより、集積回路チッ
プへの静電気の帯電を防ぐことができ、また仮にチップ
が帯電している状態にあっても、リードよりも先に当発
明による除電部を接地させることにより、集積回路の静
電破壊を防止できる。また、半導体集積回路を取り付け
るダイパッドの面積が大きくなるため、放熱にも効果的
である。尚、本発明は上記実施例に限らず、パレットの
態様に応じて除電部を突出させる箇所を選べばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体集積回路装置
の断面図である。
【図2】この発明による半導体集積回路装置が導電性パ
レット上に収納された時の断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す半導体集積回路装
置の外観図である。
【図4】従来の半導体集積回路装置の断面図である。
【符号の説明】
1,1A ダイパッド 2 リード 3 樹脂モールド 4 半導体集積回路チップ 5 導線 7,7A 除電部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドと、このモールド内に設けられ
    たダイパットと、このダイパット上に設けられた半導体
    集積回路チップと、上記モールドより外方に突出し、か
    つ上記半導体集積回路チップに導線を介して接続される
    リードとから成る半導体集積回路装置において、上記ダ
    イパッドの一部を上記モールド外に突出させて成る除電
    部を設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。
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