JPS6280307A - アクチユエ−タ - Google Patents

アクチユエ−タ

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JPS6280307A
JPS6280307A JP21987985A JP21987985A JPS6280307A JP S6280307 A JPS6280307 A JP S6280307A JP 21987985 A JP21987985 A JP 21987985A JP 21987985 A JP21987985 A JP 21987985A JP S6280307 A JPS6280307 A JP S6280307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
hydrogen storage
piston
storage alloy
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP21987985A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamada
敏夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOGANEI SEISAKUSHO KK
Koganei Corp
Original Assignee
KOGANEI SEISAKUSHO KK
Koganei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOGANEI SEISAKUSHO KK, Koganei Corp filed Critical KOGANEI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野] 本発明はアクチュエータに関する。
〔背景技術〕
アクチェエータの一つであるいわゆるエアシリンダは、
シリンダ内に圧縮された空気圧を給・排してピストンを
作動させ、ピストンロッドまたは該ピストンロッドを介
して外部負荷に仕事を行わせるものである。
ところが、上記エアシリンダでは、ピストンを作動させ
るために、空気圧源としてのコンプレッサや空気配管、
さらにはフィルタ、レギュレータおよびルブリケータか
らなる空気調節機器類なちびに電磁弁等の付属機器を必
要とする。したがって、エアシリンダはシステムとして
小形化を行おうとすると、これらの付属機器に要するス
ペースにより小形化が制約される。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、アクチュエータソステムを小形化する
ことができる技術を堤供することにある。
〔発明の概要] アクチュエータの密封された流体室内に水素吸蔵合金と
、それを加熱、冷却する加熱冷却手段、加熱手段または
冷却手段のいずれか一方とを内蔵させ、かつ流体室内に
水素ガスを充填することにより、上記加熱冷却手段で水
素吸蔵合金を加熱または冷却し、流体室内の水素ガスに
よる内圧を上昇または下降させることができるため、空
気圧やそのための配管等の付属機器を使用することなく
作動部を動作させることができ、上記目的が達成される
ものである。
〔実施例1〕 第1図は本発明による実施例1のシリンダを示す概略断
面図である。
本実施例1のシリンダ(アクチュエータ)は、いわゆる
単動形シリンダであってその本体容器が円筒形−のシリ
ンダチューブ1とヘッドカバー2とで形成され、該両者
はそのフランジ1a、2aでねじ3により固定されてい
る。
上記シリンダチューブ1の側壁1bには、ピストンロッ
ド4が摺動可能な状態で挿通されており、該ピストンロ
ッド4の内側端部には断面がコ字状のピストン5が連設
されている。そして、このピストン5を境に、前記シリ
ンダチューブ1とヘッドカバー2とで形成されるシリン
ダ室が2つの流体圧室、すなわちシリンダ室6およびシ
リンダ室7に二分され、互いに隅成されている。また、
上記側壁1bには大気圧の吸排のための通気孔1cが形
成されている。
上記ピストン5には、密封用のダイヤフラム8の一端が
取付けられている。このダイヤフラム8の他端部は、前
記フランジ1aと2aの間に気密固定されており、ピス
トン5には固定治具9を介してねじlOにより気密固定
されている。そして、上記ダイヤフラムは、水素ガスの
非透過性ゴム等で形成されており、そのため、前記シリ
ンダ室6および7は、上記ダイヤフラム8により気密状
態で隔離されているものである。
また、前記ピストン5には、その摺動部にフッ素樹脂等
のリング11が取付けられており、該ピストン5のピス
トンロッド側には他端部がシリンダチューブ1の側壁1
aに固定されたスプリング12の一端が固定されている
さらに、シリンダ室(流体圧室)6にはヘッドカバー2
の側壁2bにペルチェ素子(加熱、冷却手段)13が取
付けられており、該ペルチェ素子13に近接して水素吸
蔵合金14が位置されている。この水素吸蔵合金14は
2枚のフィルタ15゜15aの間に充填されており、シ
リンダ室に充填されている水素ガスと吸蔵・排出の平衡
が形成されている。
水素吸蔵合金14は、加熱されると水素ガスを放出し、
逆に冷却されると吸蔵する性質を有しており、この放出
・吸蔵の間には所定温度において次式で示す平衡が成り
立っている。
M(固体)+Hバガス) ’;: M Ht (固体)+Q(熱it)・・・ (
A)ここで、Mは水素吸蔵合金、H!は水素ガス、MH
,は金属水素化物、Qは生成熱を意味する。
水素吸蔵合金を冷却すると、上式の平衡は右にずれ、逆
に加熱すると左方向に移動する。
本実施例はこの水素吸蔵合金14をシリンダのピストン
5の作動のために用いるものである。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例1においては、ペルチェ素子13に直流電源り
を接続し、発熱方向に電流を流すことにより、上記水素
吸蔵合金14を所望の温度に加熱することができる。そ
の際、水素吸蔵合金14が昇温するに従い、該水素吸蔵
合金14に吸蔵されていた水素が水素ガスとして放出さ
れる。これは、上記(A)式の平衡が左方向に移動する
ためである。
上記のように水素ガスが放出されると、シリンダ室6は
ヘッドカバー2とダイヤフラム8で密閉されているため
該シリンダ室6の内圧は高まる。
その内圧によりピストン5が押されるため、それに連設
されたピストンロッド4を図中右方向に移動させること
ができるものである。そして、このピストンロッド4の
移動に伴い、ピストン5に取付けられているダイヤフラ
ム8は展伸する。
一方、ペルチェ素子13に逆方向の電流を流すと吸熱が
起こり、水素吸蔵合金14を冷却することになる。水素
吸蔵合金14の温度が下がると、前記(A)式の平衡は
右方向にずれるため、シリンダ室6の中は減圧状態にな
る。その結果、ピストン5は左方向に引き戻され、連設
されたピストンロフト4が左方向に移動することになる
。そして、前記ダイヤフラム8は元の状態に戻る。その
際、ピストン5の移動はスプリング12により迅速に行
わせることができる。
以上説明した如く、本実施例1のシリンダは、単にベル
チェ素子13に流す直流電流の方向を変えるだけで、ピ
ストンロッド4を左右方向に往復動作をさせることがで
き、該ピストンロッド4または外部負荷に所望の仕事を
行わせることができるものである。
したがって、本実施例1のシリンダは、通常のエアシリ
ンダのように空気圧やその配管あるいはコンプレッサ等
の付属機器を用いることなく、シリンダを作動させるこ
とができるので、そのシリンダシステムを極めて小形に
することができるものである。
〔実施例2〕 第2図は本発明による実施例2であるシリンダを示す概
略断面図である。
本実施例2のシリンダは、前記実施例1の場合と同様に
単動形の構造であるが、シリンダ室6の気密性がダイヤ
フラム8ではなくベローズ16により保持されている点
に違いがある。このベローズ16は、一端がピストン5
の周囲に気密固定され、他端がシリンダチューブ1とヘ
ッドカバー2の接合部のパツキン17に取付けられてい
る。このベローズ16は実施例1のダイヤフラム8と同
様に水素ガスの非透過性ゴムまたは金属などで形成され
ている。
したがって、本実施例2のシリンダでは、シリンダ室6
におけるベローズ16の内側が密閉状態にある。そのた
め、ベルチェ素子13により水素吸蔵合金14を加熱、
冷却することにより、前記実施例1のシリンダと同様に
、ピストンロッド4を介して外に仕事を行わせることが
できるものである。その際、ピストンロッド4の往復動
作に従い、上記ベローズ16は伸縮を繰り返す。
〔実施例3〕 第3図は本発明による実施例3であるシリンダを示す概
略断面図である。
本実施例のシリンダは、いわゆる複動形シリンダであっ
て、その本体容器が円筒形のシリンダチューブ1とその
両端を塞ぐヘッドカバー2およびロフトカバー18とか
ら形成されている。このロフトカバー18にはピストン
ロッド4が摺動可能な状態で挿通されており、該ピスト
ンロッド4の内側端部にはその大径部4aとナフト19
とによりピストン5が固定されている。
上記ピストンとシリンダチューブ1との間には、その一
端が該シリンダチューブ1の内壁に密着固定された2つ
のダイヤフラム8.8aが取付けられている。ダイヤフ
ラム8の他端部はピストン5とナツト19との間に締め
付は固定されており、該ダイヤフラム8によりシリンダ
室6が密閉されている。同様に、ダイヤフラム8aの他
端部はピストンロッドの大径部4aとピストン5との間
に締め付は固定され、該ダイヤフラム8aによりシリン
ダ室7が密閉されている。
本実施例3のシリンダでは、上記シリンダ室6および7
が流体圧室であり、該画室の各々にそれぞれ水素吸蔵合
金14または14aが位置されている。この水素吸蔵合
金14および14aは、それぞれへソドカバー2および
ロフトカバー18に接続された円筒形の治具20および
21の内部に充填されている。
上記治具20は通気孔20aを有し、その内部には該通
気孔が連通ずるドーナツ状の空間が形成されている。こ
の空間はフィルタ15で仕切られ、内側には水素吸蔵合
金14が充填され、外側にはベルチェ素子13が取付け
られている。治具21も同様に構成されており、通気孔
21aを有し、フィルタ15aの内側に水素吸蔵合金1
4aが充填され、外側にベルチェ素子13aが配置され
ている。なお、シリンダ室は、上記治具21とピストン
ロフト4の大径部との間に設けられたベローズ16によ
ってピストンロフト4の摺動時の気密が保持されている
次に作用を説明する。
いま、シリンダ室6の水素吸蔵合金14をベルチェ素子
13の発熱で加熱すると、該シリンダ室6の内圧が高ま
り、シリンダ5が右方向に押しやられる。そのとき、シ
リンダ室7の水素吸蔵合金14aをベルチェ素子13a
により冷却すると、該シリンダ室7が減圧になるため、
上記シリンダ5は右方向に引く力を受ける。したがって
、上記ピストン5に作用する右方向への押力と引力とに
より強力な動作がピストンロッド4に与えられることに
なる。一方、上記ベルチェ素子13および13aに逆方
向の電流を流すことにより、上記と逆の左方向へピスト
ンロッド4を迅速に動作させることができる。
以上説明したように、本実施例3のシリンダは、ピスト
ンロフト4の動作を強力かつ迅速に行わせることができ
るものである。
また、一方のたとえばシリンダ室6にのみ水素吸蔵合金
からなる駆動源を設け、その水素吸蔵合金14の加熱・
冷却によってピストンを作動させる場合には、該水素吸
蔵合金14のヒステリシスがあるため、その動作、特に
復動は緩慢になる。
ところが、本実施例3のように両シリンダ室6および7
に上記駆動源を設け、水素吸蔵合金14および14aの
それぞれに加熱および冷却を逆に行うことにより、ピス
トンの動作を迅速に行わせることができるものである。
〔実施例4〕 第4図は本発明による実施例4であるシリンダを示す概
略断面図である。
本実施例4のシリンダは実質上前記実施例3のものと同
一であり、水素吸蔵合金14.14aの   ”加熱手
段として、ベルチェ素子の代わりに、交流電源である高
周波電源RFに接続されたコイル(加熱手段)22が用
いられているものである。また、水素吸蔵合金14,1
4aの迅速な冷却を行うためにフィン23が設けられて
いる。
本実施例4のシリンダでは、ピストンの作動を往動およ
び復動ともにシリンダ室6または7における水素吸蔵合
金の加熱によって達成するものである。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づい
て説明してきたが、本発明は前記によってなされた発明
を実施例に基づいて説明してきたが、本発明は前記実施
例に限定されるものでないことはいうまでもない。
たとえば、前記実施例ではシリンダ室の気密性をダイヤ
フラムまたはベローズによって保持するものについて説
明したが、これに限らず高気密性を保持できる構造であ
れば如何なるものであってもよい。
水素吸蔵合金としてはLaNi系合金、M g zNi
系合金等、様々なものを用いることができる。
また、加熱、冷却手段がベルチェ素子、加熱コイルであ
る場合について説明したが、これに限るものでないこと
はいうまでもない。場合によっては、冷却手段のみを備
えたものであってもよい。
さらに、前記実施例では、本発明をシリンダに適用した
場合について説明したが、それに限定されるものでなく
、ロークリアクチュエータ等の他のアクチュエータにつ
いて適用しても有効な技術である。
〔効果〕
(1)、アクチュエータの密封された流体室内に、水素
吸蔵合金と、この水素吸蔵合金を加熱、冷却する手段と
を設け、かつ水素ガスを充填することにより、上記加熱
冷却手段が水素吸蔵合金を加熱または冷却し、流体室内
の水素ガスによる内圧を上昇または下降させることがで
きるので、他の付属機器を使用することなく作動部を動
作させることができ、アクチュエータシステムの低コス
ト化を図ることができる。
(2)、前記(1)により、アクチュエータシステムを
極めて小形にすることができる。
(3)、加熱冷却手段としてベルチェ素子を用いること
により、容易に水素吸蔵合金を加熱または冷却すること
ができるので、効率よく水素ガスの吸蔵または排出を行
うことができる。
(4)、ピストンヘッド側のシリンダ室とピストンロッ
ド側のシリンダ室の両室に、水素吸蔵合金を位置させる
ことにより、一方の水素吸蔵合金を加熱する際、他方を
冷却することにより、ピストンに強力でかつ応答の速い
動作を行わせることができる。
(5)、シリンダ室をダイヤフラムまたはベローズで仕
切ることにより、該シリンダ室を高気密構造にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例1のシリンダを示す概略断
面図、第2図は本発明による実施例2であるシリンダを
示す概略断面図、第3図は本発明による実施例3である
シリンダを示す概略断面図、第4図は本発明による実施
例4であるシリンダを示す概略断面図である。 1・・・・シリンダチューブ、 2・・・・ヘッドカバー、 Ia、2a・・・フランジ、 lb、2b・・・側壁、 IC−通気孔、 3・・・・ねじ、 4・・・・ピストンロッド、 4a・・・大径部、 5・・ ・ ・ピストン、 6・・・・シリンダ室、 7・・・・シリンダ室、 8.8a・・・ダイヤフラム、 9・・・・固定冶具、 10・・・・ねし、 11・・・・リング、 12・・・・スプリング、 13.13a・・・ペルチェ素子 (加熱、冷却手段)、 14.14a・・・水素吸蔵合金、 15.152 ・ ・ ・フィルタ、 16・・・・ベローズ、 17・ ・ ・ ・パツキン、 18・・・・ロッドカバー、 19・・・・ナンド、 20.21・・・冶具、 20a、21a・=a気気孔 22・・・・コイル(加熱手段)、 23・ ・ ・ ・フィン。 特許出願人  株式会社 小金井製作所代理人 弁理士
  筒 井 大 和 第1図 a

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1).密封された流体圧室内に、水素吸蔵合金と、こ
    の水素吸蔵合金を加熱、冷却する手段とを備え、かつ水
    素ガスを充填してなるアクチュエータ。
  2. (2).加熱冷却手段がペルチェ素子であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のアクチュエータ。
  3. (3).流体圧室がダイヤフラムで仕切られていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアクチュエー
    タ。
  4. (4).流体圧室がベローズで仕切られていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のアクチュエータ。
  5. (5).アクチュエータがシリンダであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のアクチュエータ。
JP21987985A 1985-10-02 1985-10-02 アクチユエ−タ Pending JPS6280307A (ja)

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JP21987985A JPS6280307A (ja) 1985-10-02 1985-10-02 アクチユエ−タ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016084130A1 (ja) * 2014-11-25 2016-06-02 三菱電機株式会社 空圧式アクチュエータ

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