JPS628017A - 位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、リードスクリュー軸に沿って移動する移動部
材の位置を正確に検出することができる位置検出装置に
関する。

（従来の技術） 例えば、磁気シート上に情報の記録再生を行う磁気記録
再生装置では、第４図に示すように、モー９２で回転駆
動される磁気シート１の回転半径方向に沿ってリードス
クリュー軸３及びガイド軸４を配置し、該リードスクリ
ュー軸３に前記磁気シート１上に情報の記録再生を行う
磁気ヘッド５が固定配置されたキャリッジ６を螺合させ
、前記リードスクリュー軸３を回転駆動させることによ
って該キャリッジ６を前記リードスクリュー軸３及びガ
イード軸４に沿って移動させるように構成されている。

ところで、このような磁気記録再生装置では、記録や再
生に先立つて、記録や再生を行う磁気ヘッド５を予め定
めたトラックに配置しておき、該位置を基準として記録
ヘッド５を他のトラックヘ移動させることが行われてい
る。

そこで、従来、このような記録ヘッド５の基準位置の検
出にあたっては、例えば第５図に示すような位置検出装
置が用いられていた。尚、第５図では第４図と同一部分
には同一符号を付して示し、その説明は省略する。第５
図において、７はリードスクリュー軸３を回転駆動する
ためのパルスモータ、８はリードスクリュー軸３に固定
された回転板である。該回転板８の外周部の一部にはキ
ャリッジ６側に向かって略り字形に折り曲げられた折曲
片９が設けられている。ガイド軸４と対向するキャリッ
ジ６の面には、ガイド軸４を摺動自在に挾むように、突
出部１ｏ、ｉｉが設けられている。そして、突出部１１
にはリードスクリュー軸３と平行に２つの突出部１２．
１３が設けられていて、該突出部１２と１３の間にスリ
ット１４が形成されている。これら突出部１２．１３に
はそれぞれ図示しない透孔が直線状に設けられていて、
突出部１２に固定された発光素子１５の出力光が突出部
１３に固定された受光素子１６に入射するように構成さ
れている。

このような構成において、キャリッジ６のスリット１４
に回転板８の折曲片９が位置して受光素子１６に入射さ
れるべぎ発光素子１５の出力光を遮ることによりて受光
素子１６から受光信号が出力されなくなる。従って、前
記受光素子１６の受光信号が出力されなくなることに基
づいてキャリッジ６の位置を知ることができる。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、このような構成によれば、回転板８の組立調整
は比較的容易に行えるものの、キャリッジ６への発光素
子１５及び受光素子１６の取付けにあたっては高い精度
が要求される。即ち“、回転板８が１回転する間にキャ
リッジ６が移動する範囲内に発光素子１５及び受光素子
１６を取付けなければならない。又、これら発光素子１
５及び受光素子１６はキャリッジ６に固定されることか
ら、検出すべき位置を調整することは困難である。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、高い精度で正確に移動部材の位置検出が行え、検出す
べき位置の調整が簡単に行える位置検出ｖ４置を実現す
ることにある。

（問題点を解決するための手段） 前記した問題点を解決する本発明は、回転駆動されるリ
ードスクリュー軸と、該リードスクリュー軸と平行に配
置されたガイド軸と、前記リードスクリュー軸に螺合し
リードスクリュー軸及びガイド軸に沿って移動する移動
部材と、前記リードスクリュー軸に固定されたｊｌ！１
の歯車と、該第１の歯車と異なる歯数を有し該第１の歯
車と噛み合うように前記ガイド軸に固定された第２の歯
車と、スリット状のり欠を有し前記各軸にそれぞれ固定
された第１．第２の回転板と、これら各回転板の外周部
に前記各軸を中心にして回動可能に配置され各回転板に
設けられたスリット状の切欠を検出する１１．第２の光
電センサとを具備し、前記各光電センサによる前記各回
転板に設けられたスリット状の切欠の検出が一致する位
置を基準位置とすることを特徴とするものである。

（実施例） 以下、図面を参照し本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す簡略側面図（リードス
クリュー軸付近のみ示した）、第２図は簡略斜視図であ
り、第４図及び第５図と同一部分には同一符号を付して
示し、その説明は省略する。これらの図において、１７
はリードスクリュー軸３に固定された第１の歯車、１８
は第１の歯１１１７と興なる歯数を有し第１の歯ｌＲ１
７と噛み合うようにガイド軸４に固定された第２の歯車
である。１９はリードスクリュー軸３に固定された第１
の回転板、２０はガイド軸４に固定された第２の回転板
であり、これら各回転板１９．２０の一部には半径方向
に沿ってスリット状の切欠２１゜２２が設けられている
。、２３は第１の回転板１９の切欠２１を検出するため
の光電センサ、２４は第２の回転板２０の切欠２２を検
出するための光電センサである。光電センサ２３は、リ
ードスクリュー軸３を中心にして回動可能に配置された
（例えばリードスクリュー軸３が摺動自在に挿入される
穴を有した）調整板２５に、回転板１９の外周部を挾む
ように固定され、光電センサ２４は、ガイド軸４を中心
にして回動可能に配置された（例えばガイド軸４が摺動
自在に挿入される穴を有した）調整板２６に、回転板２
０の外周部を挾むように固定されている。

このように構成された装置の作動について、第３図を用
いて説明する。

まず、リードスクリュー軸３を回転させてキャリッジ６
を移動させ、磁気ヘッド５を基準位置に配置する。この
状態で、リードスクリュー軸３への回転板１９の取付位
置及びガイド軸４への回転板２０の取付位置を調整し、
第３図（ａ）に示すように、各回転板１９．２０に設け
られているスリット状の切欠２１．２２を、対応する光
電センサ２３，２４の中心に合わせる。これにより、各
光電センサ２３．２４からはそれぞれ切欠２１゜２２の
検出信号が出力されることになる。ここで、歯ｌ１１７
の歯数をｎ１歯１ｉ１８の歯数をＮ　（ｎ　＜Ｎ）とす
ると、回転板１９が１回転することにより回転板２０は
、（ｂ）に示すようにｎ／Ｎ−ｃ＋／ｐ　　（既約分数
）回転することになり、回転板１つが更に１回転すると
回転板２０は、（Ｃ）に示すように更にｎ／Ｎ回転する
ことになる。そして、回転板１９が０回転すると、（ｄ
　）に示すように再び各光電センサ２３．２４からスリ
ット状の切欠２１，２２の検出信号が出力されることに
なる。

このように構成することにより、従来のように、キャリ
ッジ６の位置を直接検出する構造に比べてキャリッジ６
の移動量を十分大きく拡大でき、キャリッジ６の基準位
置を高精度で正確に検出することができる。又、検出す
べき位置の調整にあたっては、調整板２５及び２６を必
要に応じて適宜口先させて光電センサ２３及び２４の位
置を変えればよく、極めて簡単に行うことができる。

尚、上記実施例では、磁気記録再生装置における磁気ヘ
ッドの基準位置を検出する装置について説明したが、こ
れに限るものではなく、直線的に往復移動する各種の移
動部材の位置検出にも用いることができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、高い精度で正確
に移動部材の位置検出が行え、検出すべき位置の調整が
簡単に行える位置検出装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の一部分を示す簡略側面図、
第２図は簡略斜視図、第３図は動作説明図、第４図は磁
気記録再生装置の要部構成図、第５図は従来の位置検出
５ｉＩｉｒ１１の一例を示す簡略斜視図である。 １・・・磁気シート　　　３・・・リードスクリュー軸
４・・・ガイド軸　　　　５・・・磁気ヘッド６・・・
キャリッジ　　　１７・・・第１の歯車１８・・・第２
の歯車　　１９・・・第１の回転板２０・・・第２の回
転板 ２１．２２・・・スリット状切欠 ２３・・・第１の光電センサ ２４・・・第２の光電センサ ２５．２６・・・調整板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転駆動されるリードスクリュー軸と、該リードスクリ
   ュー軸と平行に配置されたガイド軸と、前記リードスク
   リュー軸に螺合しリードスクリュー軸及びガイド軸に沿
   って移動する移動部材と、前記リードスクリュー軸に固
   定された第１の歯車と、該第１の歯車と異なる歯数を有
   し該第１の歯車と噛み合うように前記ガイド軸に固定さ
   れた第２の歯車と、スリット状の切欠を有し前記各軸に
   それぞれ固定された第１、第２の回転板と、これら各回
   転板の外周部に前記各軸を中心にして回動可能に配置さ
   れ各回転板に設けられたスリット状の切欠を検出する第
   １、第２の光電センサとを具備し、前記各光電センサに
   よる前記各回転板に設けられたスリット状の切欠の検出
   が一致する位置を基準位置とすることを特徴とする位置
   検出装置。