JPS6279952A - 二次元位置決め装置の初期化方法 - Google Patents
二次元位置決め装置の初期化方法Info
- Publication number
- JPS6279952A JPS6279952A JP21848685A JP21848685A JPS6279952A JP S6279952 A JPS6279952 A JP S6279952A JP 21848685 A JP21848685 A JP 21848685A JP 21848685 A JP21848685 A JP 21848685A JP S6279952 A JPS6279952 A JP S6279952A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coordinates
- optical system
- itv camera
- initialization
- camera
- Prior art date
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- Pending
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- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
2、特許請求の範囲
(イ)産業上の利用分野
本発明は、半導体製造装置などに備えられたX−Yテー
ブルに載置される試料の位置をITVカメラで光学的に
認識してその試料の光学的な二次元位置を検出する二次
元位置決め装置における初期化方法に係わり、特には、
X−Yテーブルと■TVカメラとの相対的な角度ズレを
予め認識させるための初期化方法に関する。
ブルに載置される試料の位置をITVカメラで光学的に
認識してその試料の光学的な二次元位置を検出する二次
元位置決め装置における初期化方法に係わり、特には、
X−Yテーブルと■TVカメラとの相対的な角度ズレを
予め認識させるための初期化方法に関する。
(ロ)従来技術とその問題点
一般に半導体製造装置などにおいては、X−Yテーブル
に載置される試料位置をITVカメラで光学的に認識し
てその試料の光学的な二次元位置を検出し、検出した二
次元位置と予め設定された光学上の加工位置とをパター
ン認識することにより、上記X−Yテーブルの移動を制
御して試料の加工位置を調整できるようにしたものがあ
る。
に載置される試料位置をITVカメラで光学的に認識し
てその試料の光学的な二次元位置を検出し、検出した二
次元位置と予め設定された光学上の加工位置とをパター
ン認識することにより、上記X−Yテーブルの移動を制
御して試料の加工位置を調整できるようにしたものがあ
る。
ところで、ITVカメラで認識される光学系における座
標とX−Yテーブルの移動座標とは相対的な位置関係に
よって定まるものである。したがって、ITVカメラが
X−Yテーブルの移動座標に対して傾斜して配置されて
いる場合には、X−YテーブルをたとえばX方向に移動
させても、ITVカメラで映し出される移動方向は、実
際の移動方向と異なることになる。
標とX−Yテーブルの移動座標とは相対的な位置関係に
よって定まるものである。したがって、ITVカメラが
X−Yテーブルの移動座標に対して傾斜して配置されて
いる場合には、X−YテーブルをたとえばX方向に移動
させても、ITVカメラで映し出される移動方向は、実
際の移動方向と異なることになる。
このような不都合を回避するため、従来は、■TVカメ
ラの水平走査方向をX−Yテーブルの移動方向(たとえ
ばX方向)に一致させるようにしている。これには、X
−Yテーブルの移動座標に対してITVカメラの平行度
を出す必要があり、この作業は通常、ITVカメラによ
る映像を見ながら行っている。
ラの水平走査方向をX−Yテーブルの移動方向(たとえ
ばX方向)に一致させるようにしている。これには、X
−Yテーブルの移動座標に対してITVカメラの平行度
を出す必要があり、この作業は通常、ITVカメラによ
る映像を見ながら行っている。
しかしながら、従来はITVカメラの設置場所の関係上
、該カメラの向きをX−Yテーブルの移動座標に沿って
平行に配置することが困難な場合があり、またITVカ
メラをX−Yテーブルの移動座標に沿って平行に向けた
つもりでも、精度上の関係上、多少ともカメラが斜め方
向に傾いた状態で取り付けられることが往々生じる。X
−Yテーブルの駆動制御は、あくまでITVカメラで捕
らえた光学的な座標に基づいて行なわれるため、このよ
うにITVカメラとX−Yテーブルとの相対的な角度ズ
レが生じているX−Yテーブルに対してX方向だけの信
号を送るつもりが、Y方向への信号を送る場合も出てく
ることになり、精度良い加工ができなくなる。このよう
に、従来は、■TVカメラの位置設定操作が極めて面倒
であった。
、該カメラの向きをX−Yテーブルの移動座標に沿って
平行に配置することが困難な場合があり、またITVカ
メラをX−Yテーブルの移動座標に沿って平行に向けた
つもりでも、精度上の関係上、多少ともカメラが斜め方
向に傾いた状態で取り付けられることが往々生じる。X
−Yテーブルの駆動制御は、あくまでITVカメラで捕
らえた光学的な座標に基づいて行なわれるため、このよ
うにITVカメラとX−Yテーブルとの相対的な角度ズ
レが生じているX−Yテーブルに対してX方向だけの信
号を送るつもりが、Y方向への信号を送る場合も出てく
ることになり、精度良い加工ができなくなる。このよう
に、従来は、■TVカメラの位置設定操作が極めて面倒
であった。
本発明は従来のこのような問題点を解消するためになさ
れたものであって、簡単な初期化操作によってITVカ
メラとX−Yテーブルとの相対的な角度ズレを認識でき
るようにして、従来行なわれていたようなITVカメラ
のX−Yテーブルに対する位置設定操作を省略できるよ
うにすることを目的とする。
れたものであって、簡単な初期化操作によってITVカ
メラとX−Yテーブルとの相対的な角度ズレを認識でき
るようにして、従来行なわれていたようなITVカメラ
のX−Yテーブルに対する位置設定操作を省略できるよ
うにすることを目的とする。
(ハ)構成
本発明に係るテーブルに対する二次元位置決め装置にお
ける初期化方法は、X−Yテーブル上に設けられた初期
化マークをITVカメラで視覚的に認識してその光学系
における中心位置座標を検出し、次いで、X−Yテーブ
ルを既知量移動し、移動後の前記初期化マークの光学系
における中心位置座標を検出し、少なくとも前記二つの
中心位置座標と既知移動量とからX−Yテーブルに対す
るITVカメラの傾斜角度を求め、この傾斜角度から光
学系における座標とX−Yテーブルの移動座標との座標
変換係数を算出し、この座標変換係数に基づいて前記X
−Yテーブルの移動を修正することを特徴としている。
ける初期化方法は、X−Yテーブル上に設けられた初期
化マークをITVカメラで視覚的に認識してその光学系
における中心位置座標を検出し、次いで、X−Yテーブ
ルを既知量移動し、移動後の前記初期化マークの光学系
における中心位置座標を検出し、少なくとも前記二つの
中心位置座標と既知移動量とからX−Yテーブルに対す
るITVカメラの傾斜角度を求め、この傾斜角度から光
学系における座標とX−Yテーブルの移動座標との座標
変換係数を算出し、この座標変換係数に基づいて前記X
−Yテーブルの移動を修正することを特徴としている。
(ニ)実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。第1図は本発明方法を適用するための二次元位置決
め装置の構成図である。同図において、lは二次元位置
決め装置、2はX方向、Y方向の直行2方向に移動可能
なX−Yテーブルであって、このX−Yテーブル2上に
は所定位置に初期化マークMが設けられている。4はX
−Yテーブルの初期化マークMや該テーブルに配置され
る試料を映し出すITVカメラ、6はITVカメラから
の映像信号から初期化マークの中心位置座標を検出して
座標変換係数を算出し、この座標変換係数に基づく制御
信号を出力する位置検出制御部、8は位置検出制御部か
らの制御信号により前記XYテーブルを駆動するテーブ
ル駆動部である。
る。第1図は本発明方法を適用するための二次元位置決
め装置の構成図である。同図において、lは二次元位置
決め装置、2はX方向、Y方向の直行2方向に移動可能
なX−Yテーブルであって、このX−Yテーブル2上に
は所定位置に初期化マークMが設けられている。4はX
−Yテーブルの初期化マークMや該テーブルに配置され
る試料を映し出すITVカメラ、6はITVカメラから
の映像信号から初期化マークの中心位置座標を検出して
座標変換係数を算出し、この座標変換係数に基づく制御
信号を出力する位置検出制御部、8は位置検出制御部か
らの制御信号により前記XYテーブルを駆動するテーブ
ル駆動部である。
次に、上記構成を備えた二次元位置決め装置を適用した
初期化方法について説明する。
初期化方法について説明する。
まず、X−Yテーブル2を手動操作するなどして、X−
Yテーブル2上の初期化マークMをITVカメラ4の視
野内に移動させる。この時の初期化マークMは、ITV
カメラ4によって捕えられ、その映像信号が位置検出制
御部6に与えられる。
Yテーブル2上の初期化マークMをITVカメラ4の視
野内に移動させる。この時の初期化マークMは、ITV
カメラ4によって捕えられ、その映像信号が位置検出制
御部6に与えられる。
そこで、この位置検出制御部によって、第2図に示すよ
うに、光学系における中心位置座標(X、、Yυを検出
する。
うに、光学系における中心位置座標(X、、Yυを検出
する。
次いで、図外のキーボードを操作するなどして、ITV
カメラ4の視野内において、X−Yテーブル2を既知量
移動させる。この場合、キーボード操作に応答して位置
検出制御部6からテーブル駆動部8に対して、予め設定
された所定の駆動パルスが出力されることにより、既知
移動量が設定される。そして、位置検出制御部6で、第
3図に示すように、移動後の前記初期化マークMの光学
系における中心位置座標(Xt、yt)を検出し、上記
二つの中心位置座標(X、SYυ、(Xt、yt)と既
知移動量とからX−Yテーブル2に対するITVカメラ
4の傾斜角度θを求める。そして、この傾斜角度θから
光学系における座標とX−Yテーブルの移動座標との座
標変換係数を算出する。
カメラ4の視野内において、X−Yテーブル2を既知量
移動させる。この場合、キーボード操作に応答して位置
検出制御部6からテーブル駆動部8に対して、予め設定
された所定の駆動パルスが出力されることにより、既知
移動量が設定される。そして、位置検出制御部6で、第
3図に示すように、移動後の前記初期化マークMの光学
系における中心位置座標(Xt、yt)を検出し、上記
二つの中心位置座標(X、SYυ、(Xt、yt)と既
知移動量とからX−Yテーブル2に対するITVカメラ
4の傾斜角度θを求める。そして、この傾斜角度θから
光学系における座標とX−Yテーブルの移動座標との座
標変換係数を算出する。
このようにして二次元位置決め装置を初期化してしまえ
ば、以降は、ITVカメラ4で捕らえられた光学系の座
標に対して座標変換係数を掛は算すれば、その結果はX
−Yテーブル2の実際の移動座標となるので、ITVカ
メラ4で捕らえた光学的な座標に基づいてX−Yテーブ
ルの駆動を制御することが可能となる。
ば、以降は、ITVカメラ4で捕らえられた光学系の座
標に対して座標変換係数を掛は算すれば、その結果はX
−Yテーブル2の実際の移動座標となるので、ITVカ
メラ4で捕らえた光学的な座標に基づいてX−Yテーブ
ルの駆動を制御することが可能となる。
(へ)効果
以上のように本発明によれば、簡単な初期化操作によっ
てITVカメラとX−Yテーブルとの相対的な角度ズレ
を認識できるので、従来行なわれていたようなITVカ
メラのX−Yテーブルに対する位置設定操作を省略でき
る。すなわち、一旦座標変換係数を求めて初期化してし
まえば、それ以後はその必要はないので、ITVカメラ
の位置設定が殆ど手間がかからず、また仮に何等かの原
因で傾きが変化したとしても、再度、初期化することは
容易に行い得る他、テーブルが回転を必要とする場合に
おいても、高精度を伴って平行度を出すことが容易とな
る等の優れた利点を有する。
てITVカメラとX−Yテーブルとの相対的な角度ズレ
を認識できるので、従来行なわれていたようなITVカ
メラのX−Yテーブルに対する位置設定操作を省略でき
る。すなわち、一旦座標変換係数を求めて初期化してし
まえば、それ以後はその必要はないので、ITVカメラ
の位置設定が殆ど手間がかからず、また仮に何等かの原
因で傾きが変化したとしても、再度、初期化することは
容易に行い得る他、テーブルが回転を必要とする場合に
おいても、高精度を伴って平行度を出すことが容易とな
る等の優れた利点を有する。
第1図は本発明方法を実施するために適用される二次元
位置決め装置の構成図、第2図および第3図は本発明の
初期化方法の説明図である。 1・・・二次元位置決め装置、2・・・X−Yテーブル
、4・・・ITVカメラ、6・・・位置検出制御部、8
・・・テーブル駆動部。
位置決め装置の構成図、第2図および第3図は本発明の
初期化方法の説明図である。 1・・・二次元位置決め装置、2・・・X−Yテーブル
、4・・・ITVカメラ、6・・・位置検出制御部、8
・・・テーブル駆動部。
Claims (1)
- (1)X−Yテーブル上に設けられた初期化マークをI
TVカメラで視覚的に認識してその光学系における中心
位置座標を検出し、次いで、X−Yテーブルを既知量移
動し、移動後の前記初期化マークの光学系における中心
位置座標を検出し、少なくとも前記二つの中心位置座標
と既知移動量とからX−Yテーブルに対するITVカメ
ラの傾斜角度を求め、この傾斜角度から光学系における
座標とX−Yテーブルの移動座標との座標変換係数を算
出し、この座標変換係数に基づいて前記X−Yテーブル
の移動を修正することを特徴とする二次元位置決め装置
の初期化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21848685A JPS6279952A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 二次元位置決め装置の初期化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21848685A JPS6279952A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 二次元位置決め装置の初期化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279952A true JPS6279952A (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=16720677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21848685A Pending JPS6279952A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 二次元位置決め装置の初期化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6279952A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01316155A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-21 | Toshiba Corp | 半導体ペレット切削加工装置 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21848685A patent/JPS6279952A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01316155A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-21 | Toshiba Corp | 半導体ペレット切削加工装置 |
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