JP2002141362A - 電子部品の実装装置 - Google Patents

電子部品の実装装置

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JP2002141362A
JP2002141362A JP2000337504A JP2000337504A JP2002141362A JP 2002141362 A JP2002141362 A JP 2002141362A JP 2000337504 A JP2000337504 A JP 2000337504A JP 2000337504 A JP2000337504 A JP 2000337504A JP 2002141362 A JP2002141362 A JP 2002141362A
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mark
camera
coordinate system
calibration
chip
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JP2000337504A
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Hiroaki Hase
宏明 長谷
Toshinobu Kishi
利信 岸
Satoshi Nakamura
中村  聡
Takuya Oga
琢也 大賀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 校正が簡易な電子部品の実装装置を得るこ
と。 【解決手段】 チップ10を基板2の方向に移動させる
ヘッド12に取り付けられると共に、チップカメラ3
2、基板カメラ34で撮像可能な校正基準マーク72a
と、チップカメラ32により撮像された情報に基づいて
チップカメラ32の第1の座標系における、第1の基準
マークの位置、校正基準マーク72aの第1の位置を求
めると共に、基板カメラ34により撮像された情報に基
づいて、基板カメラ34の第2の座標系における、第2
の基準マークの位置、十字マーク72aの第2の位置を
求める画像処理部52と、第1及び第2の基準マークの
位置、十字マーク72aの第1及び第2の位置に基づい
て、第1の基準マークと2の基準マークとを一致させる
校正量を求める演算部56とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品の実装
装置における二つの座標系の相対位置の校正に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品の実装装置を図7によっ
て説明する。図7において、電子部品の実装装置は、基
板2を載せた四角柱状の台4を有すると共に、台4を
X、Y軸方向に移動可能な基板用テーブル6と、電子部
品としてのチップ10を吸着するヘッド12と、Z軸方
向に移動可能なヘッド機構14と、基板2およびチップ
10を撮像するカメラユニット30を二つの平行に連結
された連結板36を介して固定すると共に、X、Y軸方
向に移動可能なカメラ用テーブル38と、画像処理部5
2とRAM54と演算部56を有する制御部50とを備
えている。
【0003】ヘッド機構14には、ヘッド12を下部に
有する上下駆動機構16が設けられており、上下移動機
構16の上端に固定されたモータ18の回転によってヘ
ッド12を上昇および下降させるように構成されてい
る。カメラユニット30には、内側にチップ10を撮像
するためのチップカメラ32と、基板2を撮像するため
の基板カメラ34とが固定され、中央の上面および下面
に円形の撮像口30eが設けられており、チップ10を
撮像する光が点線のような経路を経てチップカメラ32
に撮像され、同様に、基板2を撮像する光が点線のよう
な経路を経て基板カメラ34に撮像されるように構成さ
れている。
【0004】上記のように構成された電子部品の実装装
置において、チップカメラ32と基板カメラ34とに生
じるずれ量の校正について説明する。まず、チップ10
に相当する、中央に十字マークを標したガラスチップ
を、ヘッド12に吸着し、基板2に相当する中央に十字
マークを標したガラス板を台4に吸着保持させる。その
後、基板用テーブル6を移動させることにより、上記ガ
ラスチップとガラス板を重ね合わせた際に、ガラス板と
ガラスチップとの十字の中心点が一致すると想定される
位置へガラス板の位置を移動する。
【0005】次に、カメラ用テーブル38を移動して、
チップカメラ32はガラスチップを撮像し、画像処理部
52は、該撮像に基づいてガラスチップの十字の中心位
置を求め、これに上記撮像時のカメラ用テーブル38の
位置を加算した座標位置をチップカメラの座標系におけ
る第1の点P1a(Xa,Yb)とする。
【0006】カメラ用テーブル38を移動して、基板カ
メラ34はガラス板を撮像し、画像処理部52は、撮像
に基づいてガラス板の十字の中心点位置を求め、これに
上記撮像時のカメラ用テーブル38の位置を加算した座
標位置を基板カメラの座標系における第2の点P1c(X
c,Yd)とする。
【0007】基板用テーブル6を停止し、上下移動機構
16を動作させ、ガラスチップをガラス板上に載せ、該
ガラスチップとガラス板を重ね合せたまま装置から取り
外し、顕微鏡の検視台(図示せず)の上に載せ、ガラス
チップの十字マークの中心点を基準として、ガラス板の
十字マークの中心点からのずれΔε(ΔXc、ΔYd)を
測定する。ずれΔεを考慮しながら前記操作を繰り返し
行ない、Δε(ΔXc、ΔYd)が(0,0)に収束させ
た第1の点P1aを第1の基準点P10(Xa0,Yb0)、第
2の点P1cを第2の基準点P20(Xc0,Yd0)としてR
AM54に記憶させる。
【0008】次に、温度変動などにより、カメラユニッ
ト30に微妙な傾きが生じ、チップカメラ32と基板カ
メラ34との座標系の相対位置が変化した場合、校正治
具60を用いて校正する方法について説明する。ここ
で、校正治具60は、略L形状の基台62の垂直部に
は、マーク64aが標された円板部を有するチップマー
ク柱64と、基板カメラ34が撮像するマーク66aが
標された円板部を有する基板マーク柱66とを備えてい
る。
【0009】まず、基準温度における基準位置を得るた
めに、カメラユニット30を校正治具60のチップマー
ク柱64と基板マーク柱66との間に挿入し、チップカ
メラ32はマーク64aを撮像し、基板カメラ34はマ
ーク66aを撮像し、画像処理部62は、各マーク64
a、66aの中心位置をカメラ座標の基準位置として求
めて、RAM54に記憶する。
【0010】次に、温度変動後の校正量を得るために、
同様に、カメラユニット30を校正治具60のチップマ
ーク柱64と基板マーク柱66との間に挿入し、チップ
カメラ32はマーク64aを撮像し、基板カメラ34は
マーク66aを撮像し、画像処理部62は、各マーク6
4a、66aの中心位置を求め、先に求めた基準位置に
対する各マーク位置の変動量を演算部56が計算する。
そして、この各マークの変動量の差を温度変動後の校正
量としてRAM54に記憶する。チップに基板を当接し
てボンディングする際には、第1の基準点P10、第2の
基準点P20のいずれかに前記校正量を差し引きすること
で、チップと基板との当接の位置ずれを防ぐことができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された電子部品の実装装置は、第1及び第2
の基準点を求めるには、実際にガラスチップをガラス基
板に搭載し、その位置関係を顕微鏡を見ながら校正する
作業が煩雑であり、且つ、温度変動などの校正作業も煩
雑であるという問題点があった。
【0012】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、校正が簡易な電子部品の実装装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子部品
の実装装置は、第1の対象物に標された第1の基準マー
クを撮像する第1の撮像手段と、上記第1の対象物と第
2の対象物とが対向する位置関係で、上記第2の対象物
に標された第2の基準マークを撮像する第2の撮像手段
と、上記第1の対象物を上記第2の対象物の方向に移動
させる駆動部に取り付けられると共に、上記第1及び第
2の撮像手段で撮像可能な校正基準マークと、上記第1
の撮像手段により撮像された情報に基づいて上記第1の
撮像手段の第1の座標系における、上記第1の基準マー
クの位置、上記校正基準マークの第1の位置を求めると
共に、上記第2の撮像手段により撮像された情報に基づ
いて、上記第2の撮像手段の第2の座標系における、上
記第2の基準マークの位置、上記校正基準マークの第2
の位置を求める画像処理手段と、上記第1及び第2の基
準マークの位置、上記校正基準マークの上記第1及び第
2の位置に基づいて、上記第1の対象物に標された上記
第1の基準マークと上記第2の対象物に標された上記第
2の基準マークとを一致させる校正量を求める算出手段
と、を備えことを特徴とするものである。
【0014】他の発明に係る電子部品の実装装置は、第
1及び第2の撮像手段を固定すると共に、X,Y方向に
水平移動する移動手段と、該移動手段によりX方向に移
動し、上記第1の撮像手段が校正基準マークを撮像し、
上記移動手段の座標系に対する第1の座標系の傾きを求
めると共に、上記第1の座標系の傾きを補正する補正量
を求める演算手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0015】他の発明に係る電子部品の実装装置は、第
1及び第2の撮像手段を固定すると共に、X,Y方向に
水平移動する移動手段と、該移動手段によりX方向に移
動し、上記第2の撮像手段が校正基準マークを撮像し、
上記移動手段の座標系に対する第2の座標系の傾きを求
める共に、上記第2の座標系の傾きを補正する補正量を
求める演算手段と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0016】他の発明に係る電子部品の実装装置は、校
正基準マークは、第1の対象物に付された第1の基準マ
ークと同一の高さである、ことを特徴とするものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態を図1乃至図3によって説明する。図1はこの発明
の実施の形態を示す電子部品の実装装置の全体図、図2
及び図3は、ヘッド及びカメラユニットを示す正面図で
ある。図1乃至図3中、図7と同一符号は同一または相
当部分を示し、説明を省略する。
【0018】図1乃至図3において電子部品の実装装置
は、ヘッド12を成す四角柱の底面に固定された被測定
部を有しており、該被測定部は板の中央に十字マーク7
2aを標したガラスから成る円盤状の校正用治具72
と、該校正用治具72をヘッド12の四角柱の底面に固
定させるL形状の連結棒70とからなっている。また、
81はカメラ用テーブル38の原点からX,Y移動量を
検出するエンコーダで、検出値が演算部56に入力する
ように構成されている。なお、エンコーダ81はX及び
Y移動量を検出するために二つ必要であるが、一つのみ
図示されている。
【0019】ここで、校正用治具72に設けられた十字
マーク72aの高さは、ヘッド12に吸着されたチップ
10のマークの高さと同一となる位置に固定されてい
る。これは、十字マーク72aの高さとチップ10のマ
ークの高さとが図3に示すように異なると、校正時の
X,Y方向の基準位置が変動するためである。これは、
図3に示すように上下移動機構16によるヘッド12が
昇降すると、微視的に見れば、ヘッド12は例えば円弧
状の軌跡mcを描いて移動することによりヘッド12の
真直度が変動する。すなわち、ヘッド12が位置Pnか
らPmの移動に伴ない、十字マーク72aが位置PHか
らPLの移動し、該移動過程において、チップ10の中
心が方向md1のように移動するのに対して、十字マーク
72aが方向md3のように移動することにより十字マー
ク72aのX,Y方向の位置と、ヘッド12に吸着され
たチップ10のX,Y方向の位置が異なるからである。
【0020】次に、上記のように構成された電子部品の
実装装置におけるチップカメラ32の基準点P10、基板
カメラ34の基準点P20の求め方を図1乃至図4によっ
て説明する。図4は、図1おけるカメラ用テーブル座標
系の位置に対応するチップカメラの座標系における十字
マークの中心位置(a)、同様にカメラ用テーブル座標
系の位置に対応する基板カメラ座標系における十字マー
クの中心位置(b)を示す認識画像図である。
【0021】ここで、チップカメラ32、基板カメラ3
4、カメラ用テーブル38の3つの座標系は、傾きが無
いように調整されているものとする。まず、図2(a)
に示すように、ヘッド12を位置PHに移動した後、チ
ップカメラ32は校正用治具72の十字マーク72aを
撮像し、図4(a)に示すように画像処理部52は、該
撮像に基づいて十字マーク72aの中心位置P
1a(Xa,Yb)をチップカメラ座標系Xc−Ycで求め
てRAM54に記憶する。そして、演算部56はチップ
カメラ座標系Xc−Ycにおける第1の基準点P10(X
a0、Yb0)を、十字マーク72aの中心位置P1aと、エ
ンコーダ81により検出されたカメラ用テーブル38の
テーブル座標系における位置P1tとに基づいて下式によ
り求めてRAM54に記憶する。 P10(Xa0,Yb0)=P1a(Xa,Yb)+P1t(X1,Y1)・・・(1)
【0022】次に、図2(b)で示すように、上下移動
機構16を動作してヘッド12を実装される際の位置P
Lに移動した後、基板カメラ34は校正用治具72の十
字マーク72aを撮像し、画像処理部52は、該撮像に
基づいて十字マーク72aの中心位置P1c(Xc,Yd
を求める。そして、演算部56は基板カメラ座標系Xb
−Ybにおける第2の基準点P20(Xc0、Yd0)を十字
マーク72aの中心位置P10及び、ンコーダ81により
検出されたカメラ用テーブル38のテーブル座標系にお
ける位置P2tとに基づいて下式により求めてRAM54
に記憶する。 P20(Xc0,Yd0)=P1c(Xc,Yd)+P2t(X2,Y2)・・・(2)
【0023】次に、前記で求めた第1及び第2の基準点
10,P20を用いてチップ10を基板2に当接してボン
ディングをする方法を図5によって説明する。まず、チ
ップカメラ32はチップ10のマークを撮像し、画像処
理部52はチップ10のマークを画像処理して位置を求
め、演算部56は該画像処理の位置に基づいてチップカ
メラの座標系Xc−Ycにおける位置Pa(Xa2
b2)を、第1の基準点P10を用いて下式より求めてR
AM54に記憶する。 Pa(Xa2,Yb2)=P10(Xa0,Yb0)+ΔP0(Xα 0,Yβ 0)・・(3) ここに、ΔP0:第1の基準点からチップのマーク位置
までのX,Y方向距離
【0024】また、基板カメラ34は基板2のマークを
撮像し、画像処理部52は該撮像情報に基づいて位置を
求め、演算部56は該撮像処理の位置に基づいて基板カ
メラ座標系Xb−Ybにおける位置Pc(Xc2,Xd2
を、第2の基準点P20(Xc0、Yd0)を用いて下式によ
り求めてRAM54に記憶する。 Pc(Xc2,Xd2)=P20(Xc0,Xd0)+ΔP1(Xα 1,Yβ 1)・・(4) ここに、ΔP1:第1の基準点から基板のマーク位置ま
でのX,Y方向距離
【0025】ここで、基板テーブル駆動部(図示せず)
を駆動することにより前記(4)式のΔP1(Xα 1,Y
β 1)を前記(3)式のΔP0(Xα 0,Yβ 0)とを一致
するように基板用テーブル6を移動し、この一致した状
態において、上下移動機構16を動作してチップ10上
に基板2を正確に当接してボンディングすることができ
る。
【0026】なお、温度変動などによりカメラユニット
30の位置が微小変動した場合には、前記手順により第
1及び第2の基準点P01,P02を求め直すことによりカ
メラユニット30の位置の微小変動を修正することがで
きる。
【0027】実施の形態2.前記実施の形態では、チッ
プカメラ32、基板カメラ34、カメラ用テーブル38
の各座標系は、傾きが一致しているとして説明したが、
各座標系が互いに傾きを有していても、実施の形態1と
同一の構成による電子部品の実装装置により、この発明
が適用できる実施の形態を図1、図6によって説明す
る。図6は図1おけるカメラ用テーブル座標系の位置に
対応するチップカメラの座標系における十字マークの中
心位置(a)、同様にカメラ用テーブル座標系の位置に
対応する基板カメラ座標系における十字マークの中心位
置(b)を示す認識画像図である。
【0028】図1に示す電子部品の実装装置を用い、カ
メラ用テーブル38の座標系に対するチップカメラ32
の座標系の傾きθ1を求める。まず、図2に示すように
ヘッド12を位置PHに移動した後、チップカメラ32
は校正用治具72の十字マーク72aを撮像し、画像処
理部52は、図6(a)に示すように該撮像に基づいて
十字マーク72aの中心位置P3a(Xa3,Yb3)を求め
る。
【0029】次に、十字マーク72aがチップカメラ3
2の視野内において、カメラ用テーブル38の座標系の
X方向にカメラ用テーブル38を移動し、チップカメラ
32は該十字マーク72aを撮像し、画像処理部52
は、図6(a)に示すように該撮像に基づいて十字マー
ク72aの中心位置P4a(Xa4,Yb4)を求める。演算
部56は、カメラ用テーブル38の座標系に対するチッ
プカメラ32の座標系の傾きθ1(rad)を下式によ
り求めてRAM54に記憶する。 θ1=tan-1(Ya4−Ya3)/(Xb4−Xb3)・・・・・・(5)
【0030】次に、カメラ用テーブル38の座標系に対
する基板カメラ34の傾きθ2を求める。図2(b)で
示すように上下移動機構16はヘッド12を実装する際
のヘッド位置PLに移動した後、基板カメラ34は校正
用治具72の十字マーク72aを撮像し、画像処理部5
2は、該撮像に基づいて図6(b)に示すように十字マ
ーク72aの中心位置P3c(Xc3、Yd3)を求めてRA
M54に記憶する。
【0031】十字マーク72aが基板カメラ34の視野
内において、カメラ用テーブル38の座標系のX方向に
カメラ用テーブル38を移動し、基板カメラ34は該十
字マーク72aを撮像し、画像処理部52は、該撮像に
基づいて十字マーク72aの中心位置P4c(Xc4
d4)を求めてRAM54に記憶する。演算部56は、
カメラ用テーブル38の座標系に対するチップカメラ3
2の座標系の傾きθ2(rad)を下式により求めてR
AM54に記憶する。 θ2=tan-1(Yc4−Yc3)/(Xd4−Xd3)・・・・・・・(6)
【0032】次に、チップカメラ32の第1の基準点P
10および基板カメラ34の第2の基準点P20を求める方
法を示す。まず、図2(a)で示すように、上下移動機
構16はヘッド12を実装する際のヘッド位置PHに移
動して、チップカメラ32は校正用治具72の十字マー
ク72aを撮像し、画像処理部52は該撮像に基づいて
十字マーク72aの中心位置P5a(Xa5,Yb5)を求
め、演算部56は位置P5aをチップカメラ32の傾きθ
1だけ回転補正した位置P6a(Xa6,Yb6)を下式によ
り求めてRAM54に記憶する。 Xa 6=Xa 5 cosθ1−Yb 5 sinθ1・・・(7) Yb 6=Xa 5 sinθ1+Yb 5 cosθ1・・・(8) また、演算部56はチップカメラ座標系Xc−Ycにお
ける第1の基準点P10(Xa0,Yb0)を前記位置
6a,P1tを用いて下式により求めるRAM54に記憶
する。 P10(Xa0,Yb0)= P6a(Xa6,Yb6)+P1t(X1,Y1)・・(9)
【0033】次に、図2(b)で示すように、上下移動
機構16を動作させ、ヘッド12が実装する際のヘッド
位置PLの時に、基板カメラ34は校正用治具72の十
字マーク72aを撮像し、画像処理部52は、該撮像に
基づいて十字マーク72aの中心点の位置P5c(X
5,Yd5)を求め、演算部56は位置P5cを基板カメ
ラ34の傾きθ2だけ回転補正した位置P6c(Xc6、Y
6)を下式により求めてRAM54に記憶する。 Xc6=Xc5 cosθ2−Yd5 sinθ2・・・(10) Yd6=Xc5 sinθ2+Yd5 cosθ2・・・(11) また、演算部56はチップカメラ座標系Xc−Ycにお
ける第2の基準点P20(Xc 0,Yd 0)を前記位置P6a
2tを用いて下式により求めてRAM54に記憶する。 P20(Xc 0,Yd 0)=P6a(Xa6,Yb6)+P2t(X2,Y2)・(12)
【0034】このようにして求められた第1及び第2の
基準点を用いて前記実施の形態1と同様にしてチップ1
0を基板2に当接してボンディングする。なお、前記実
施の形態では、校正用治具72はガラス円板の中央に十
字マーク72aを標したものを用いているが、例えば金
属の枠に極細のワイヤーを十字に掛けたものなど点で標
が識別可能であれば他の治具でも良い。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、第1及び第2の基準
マークの位置、校正基準マークの第1及び第2の位置に
基づいて、第1の基準マークと第2の基準マークとを一
致させる校正量を、駆動部の移動のみで求めることがで
きる。すなわち、ガラスチップ及びガラス板の十字マー
クが一致するような試行錯誤的な繰り返し作業をせず
に、校正量を得ることができるので、校正が簡易になる
という効果がある。
【0036】他の発明によれば、移動手段と第1又は第
2の座標系の傾き或いは、移動手段と第1及び第2の座
標系の傾きを補正できるので、移動手段と第1、第2の
座標系とが傾いていても容易に校正できるという効果が
ある。
【0037】他の発明によれば、駆動部の移動精度に影
響されることなく、第1及び第2の基準点を得ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態における電子部品の
実装装置を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す電子部品の実装装置の一実施の形
態におけるヘッド及びカメラユニットを示す正面図であ
る。
【図3】 図1に示す電子部品の実装装置におけるヘッ
ド及びカメラユニットを示す正面図である。
【図4】 図1おけるテーブル座標系の位置に対応する
チップカメラの座標系における十字マークの中心位置
(a)、同様にテーブル座標系の位置に対応する基板カ
メラ座標系における十字マークの中心位置(b)を示す
認識画像図である。
【図5】 図4による第1及び第2の基準点に基づいて
チップと基板とをボンディングする際の正面図である。
【図6】 この発明の他の実施の形態で、図1おけるテ
ーブル座標系の位置に対応するチップカメラの座標系に
おける十字マークの中心位置(a)、同様にテーブル座
標系の位置に対応する基板カメラ座標系における十字マ
ークの中心位置(b)を示す認識画像図である。
【図7】 従来の電子部品実装装置を示す全体構成図で
ある。
【符号の説明】
2 基板(第1の対象物)、10 チップ(第1の対象
物)、32 チップカメラ(第1の撮像手段)、34
基板カメラ(第2の撮像手段)、38 カメラ用テーブ
ル(移動手段)、52 画像処理部(画像処理手段)、
72a(校正基準マーク)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 聡 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大賀 琢也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 CC04 EE02 EE03 FF32 FF40 5F047 FA14 FA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の対象物に標された第1の基準マー
    クを撮像する第1の撮像手段と、 上記第1の対象物と第2の対象物とが対向する位置関係
    で、上記第2の対象物に標された第2の基準マークを撮
    像する第2の撮像手段と、 上記第1の対象物を上記第2の対象物の方向に移動させ
    る駆動部に取り付けられると共に、上記第1及び第2の
    撮像手段で撮像可能な校正基準マークと、 上記第1の撮像手段により撮像された情報に基づいて上
    記第1の撮像手段の第1の座標系における、上記第1の
    基準マークの位置、上記校正基準マークの第1の位置を
    求めると共に、上記第2の撮像手段により撮像された情
    報に基づいて、上記第2の撮像手段の第2の座標系にお
    ける、上記第2の基準マークの位置、上記校正基準マー
    クの第2の位置を求める画像処理手段と、 上記第1及び第2の基準マークの位置、上記校正基準マ
    ークの上記第1及び第2の位置に基づいて、上記第1の
    対象物に標された上記第1の基準マークと上記第2の対
    象物に標された上記第2の基準マークとを一致させる校
    正量を求める算出手段と、 を備えたことを特徴とする電子部品の実装装置。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の撮像手段を固定する
    と共に、X,Y方向に水平移動する移動手段と、該移動
    手段によりX方向に移動し、上記第1の撮像手段が上記
    校正基準マークを撮像し、上記移動手段の座標系に対す
    る上記第1の座標系の傾きを求めると共に、上記第1の
    座標系の傾きを補正する補正量を求める演算手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子部品の実
    装装置。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2の撮像手段を固定する
    と共に、X,Y方向に水平移動する移動手段と、該移動
    手段によりX方向に移動し、上記第2の撮像手段が上記
    校正基準マークを撮像し、上記移動手段の座標系に対す
    る上記第2の座標系の傾きを求める共に、上記第2の座
    標系の傾きを補正する補正量を求める演算手段と、を備
    えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品
    の実装装置。
  4. 【請求項4】 上記校正基準マークは、上記第1の対象
    物に付された上記第1の基準マークと同一の高さであ
    る、ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の
    電子部品の実装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100461996C (zh) * 2002-11-13 2009-02-11 富士机械制造株式会社 电子部件安装装置的校正方法及装置
KR20180051385A (ko) * 2016-11-07 2018-05-16 에이에스엠 테크놀러지 싱가포르 피티이 엘티디 접합 장치의 구성요소들 사이의 상대 위치들을 조정하기 위한 시스템

Cited By (3)

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KR102053602B1 (ko) 2016-11-07 2019-12-09 에이에스엠 테크놀러지 싱가포르 피티이 엘티디 접합 장치의 구성요소들 사이의 상대 위치들을 조정하기 위한 시스템

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