JP2001230596A - 電子部品の実装装置及びその実装方法 - Google Patents

電子部品の実装装置及びその実装方法

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JP2001230596A JP2000036492A JP2000036492A JP2001230596A JP 2001230596 A JP2001230596 A JP 2001230596A JP 2000036492 A JP2000036492 A JP 2000036492A JP 2000036492 A JP2000036492 A JP 2000036492A JP 2001230596 A JP2001230596 A JP 2001230596A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 校正が簡易な電子部品の実装装置を得るこ
と。 【解決手段】 上点マーク103aを、撮像するチップ
カメラ32と、下点マーク105aを撮像する基板カメ
ラ34と、上点マーク103a及び下点マーク105a
を撮像する相対位置カメラ101と、を備えた電子部品
の実装装置であって、チップカメラ32及び基板カメラ
34により撮像された情報に基づいて、チップカメラ3
2及び基板カメラ34の第1,第2の座標系における点
マーク103a,105aの位置を求めると共に、相対
位置カメラ101により撮像された情報に基づいて点マ
ーク103a,105aの相対位置カメラ101の第3
の座標系における点マーク103a,105aの第3,
第4の位置を求める画像処理201と、第1から第3の
座標系の何れかの座標系を基準にして第1、第2の位置
を、第3、第4の位置に基づいて校正量を求める算出2
03とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品の実装
装置及びその実装方法における二つの座標系の相対位置
の校正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品の実装装置を図6によっ
て説明する。図6において、電子部品の実装装置は、基
板2を載せた四角柱状の台4を有すると共に、台4を
X,Y軸方向に移動可能な基板用テーブル6と、電子部
品としてのチップ10を吸着するヘッド12と、Z軸方
向に移動可能なヘッド機構20と、基板2及びチップ1
0を撮像するカメラユニット30を、二つの平行に設け
られた連結板36を介して固定すると共に、X,Y軸方
向に移動可能なカメラ用テーブル40と、画像処理部5
2とRAM54とを有する制御部50とを備えている。
【0003】ヘッド機構20には、ヘッド12を下部に
有する上下移動機構22が設けられており、上下移動機
構22の上端に固定されたモータ24の回転によってヘ
ッド12を上昇及び下降させるように構成されている。
カメラユニット30には、内側にチップ10を撮像する
ためのチップカメラ32と、基板2を撮像するための基
板カメラ34とが固定され、中央の上面及び下面に円形
の撮影口30eが設けられており、チップ10を撮像す
る光が点線のような経路を経てチップカメラ32に撮像
され、同様に、基板2を撮像する光が点線のような経路
を経て基板カメラ34に撮像されるように形成されてい
る。
【0004】上記のように構成された電子部品の実装装
置のチップカメラ32と基板カメラ34とに生じるずれ
量の校正について説明する。まず、チップ10に相当す
る、中央に十字のマークをしたガラスチップを、ヘッド
12に吸着した状態において、チップカメラ32はガラ
スチップを撮像し、画像処理部52は、該撮像に基づい
てガラスチップの十字の中心点を第1の座標系におい
て、X,Y(0,0)としてRAM54に記憶する。基
板2に相当する中央に十字のマークをしたガラス板を台
4に保持した状態において、基板カメラ34はガラス板
を撮像し、画像処理部52は、撮像に基づいてガラス板
の十字の中心点を第2の座標系において、 X,Y
(0,0)としてRAM54に記憶する。
【0005】ヘッド機構20、X,Yテーブル6,40
を動作させてガラスチップをガラス板上に載せ、この二
つのチップを重ね合わせたまま移動して、顕微鏡の検視
台(図示せず)の上に載せ、両者の十字マークのずれを
第1の座標系 X,Y (0,0)から±ΔX,±ΔYと
して測定する。このずれをRAM54に記憶されている
第2の座標系において、(±ΔX,±ΔY )を変更し
てRAM54に記憶する。
【0006】次に、温度変化などにより、カメラユニッ
ト30に微少な傾きが生じ、チップカメラ32と基板カ
メラ34との座標系の相対位置が変化するので、校正治
具60を用いて以下のように校正している。ここで、校
正治具60は、チップカメラ32と基板カメラ34の相
対的位置関係を校正するためのもので、略L形状の基台
62が設けられており、この基台62の垂直部には、マ
ーク64aが標された円盤部を有するチップマーク柱6
4と、基板カメラ34が撮像するマーク66aが標され
た円盤部を有する基板マーク柱66と、を備えている。
【0007】まず、基準温度における基準位置を得るた
めに、カメラユニット30を校正治具60のチップマー
ク柱64と基板マーク柱66との間に挿入し、チップカ
メラ32はマーク64aを撮像し、基板カメラ34はマ
ーク66aを撮像し、画像処理部62は、各マーク64
a,66aの中心位置を各カメラ座標の基準位置として
求めて、RAM54に記憶する。
【0008】次に、温度変動後の校正量を得るために、
同様に、カメラユニット30を校正治具60のチップマ
ーク柱64と基板マーク柱66との間に挿入し、チップ
カメラ32はマーク64aを撮像し、基板カメラ34は
マーク66aを撮像し、画像処理部62は、各マーク6
4a,66aの中心位置の変動量を各カメラ座標におい
て求め、RAM54に記憶したカメラ座標の基準位置と
の差を演算し、校正量として各カメラの座標系の相対位
置関係の基準位置を変更してRAM54に記憶する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子部品の実装装置は、チップカメラ32の座標系と基板
カメラ34との座標系の相対位置関係を校正する作業が
煩雑であり、且つ、温度変動などの校正作業も煩雑であ
るという問題点があった。
【0010】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、校正が簡易な電子部品の実装装置及びそ
の実装方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子部品
の実装装置は、第1の対象物に標された第1の基準マー
クを、撮像する第1の撮像手段と、上記第1の対象物と
反対方向に配置されると共に、第2の対象物に標された
第2の基準マークを撮像する第2の撮像手段と、上記第
1及び第2の基準マークを撮像する第3の撮像手段と、
を備えた電子部品の実装装置であって、上記第1及び第
2の撮像手段により撮像された情報に基づいて、上記第
1及び第2の撮像手段の第1,第2の座標系における上
記第1,第2の基準マークの第1,第2の位置を求める
と共に、上記第3の撮像手段により撮像された情報に基
づいて上記第1,第2の基準マークの上記第3の撮像手
段の第3の座標系における上記第1,第2の基準マーク
の第3,第4の位置を求める画像処理手段と、上記第1
から第3の座標系の何れかの座標系を基準にして上記第
1、第2の位置を、上記第3、第4の位置に基づいて校
正量を求める算出手段と、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0012】他の発明に係る電子部品の実装方法は、第
1の対象物に標された第1の基準マークを、撮像する第
1の撮像手段と、上記第1の対象物と反対方向に配置さ
れると共に、第2の対象物に標された第2の基準マーク
を撮像する第2の撮像手段と、上記第1及び第2の基準
マークを撮像する第3の撮像手段と、備えた電子部品の
実装方法において、上記第1及び第2の撮像手段により
撮像された情報に基づいて、上記第1及び第2の撮像手
段の第1,第2の座標系における上記第1,第2の基準
マークの第1,第2の位置を求めるステップと、上記第
3の撮像手段により撮像された情報に基づいて上記第
1,第2の基準マークの上記第3の撮像手段の第3の座
標系における上記第1,第2の基準マークの第3,第4
の位置を求めるステップと、上記第1から第3の座標系
の何れかの座標系を基準にして上記第1、第2の位置
を、上記第3、第4の位置に基づいて校正量を求めるス
テップと、を備えたことを特徴としたものである。
【0013】他の発明に係る電子部品の実装装置は、第
1及び上記第2の撮像手段を固定すると共に、X,Y方
向に移動させる第1のテーブルと、第3の撮像手段を固
定すると共に、X,Y方向に移動させる第2のテーブル
と、第1から第3の何れかの撮像手段を基準として、第
1の座標系と第2の座標系との傾きの校正量を求める傾
き量算出手段を、備えたことを特徴とするものである。
【0014】他の発明に係る電子部品の実装方法は、第
1のテーブルを移動して、第1の撮像手段が第1の基準
マークを撮像し、画像処理手段が第1の座標系において
第1の基準マークの第1の移動量を求めると共に、第2
の撮像手段が第2の基準マークを撮像し、画像処理手段
が第2の座標系において上記第2の基準マークの第2の
移動量を求め、上記傾き量算出手段が上記第1及び第2
の移動量に基づいて上記第1の座標系に対する上記第2
の座標系の傾きを求める算出ステップと、第2のテーブ
ルを移動して、第3の撮像手段が上記第1の基準マーク
を撮像して、上記画像処理手段が上記第3の座標系にお
ける上記第1の基準マークの第3の移動量を求めると共
に、上記第2の撮像手段が上記第2の基準マークを撮像
して、上記画像処理手段が上記第2の座標系において上
記第2の基準マークの第4の移動量を求め、上記傾き量
算出手段が上記第3及び第4の移動量に基づいて上記第
2の座標系に対する上記第3の座標系の傾きを求める算
出ステップと、を備えたことを特徴とするものである。
【0015】他の発明に係る電子部品の実装装置は、第
1及び第2の基準マークと、第1から第3の撮像手段の
撮影口と、をほぼ一直線上にして撮像したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態を図1によって説明する。図1はこの発明の実施の
形態を示す電子部品の実装装置の全体図である。図1
中、図6と同一符号は同一又は相当部分を示して説明を
省略する。図1において、電子部品の実装装置は、チッ
プ10を撮像するための第1の撮像手段としてのチップ
カメラ32と、基板2を撮像するための第2の撮像手段
としての基板カメラ34と、チップカメラ32と基板カ
メラ34との相対位置検出を検出せしめる第3の撮像手
段としての相対位置カメラ101と、相対位置カメラ1
01及びチップカメラ32で認識できるようにガラス板
の中央に第1の基準マークとしての下点マーク103a
を蒸着させた第1の対象物としての上レチクル103
と、相対位置カメラ101及び基板カメラ34で認識で
きるようにガラス板の中央に第2の基準マークとしての
上点マーク105aを蒸着させた第2の対象物としての
下レチクル105と、下レチクル105を相対位置カメ
ラ101の上部へ出し入れするためのシリンダ107
と、から成っている。
【0017】制御部200は、チップカメラ32、基板
カメラ34、相対位置カメラ101が撮像した像を処理
してX,Y座標値を求める画像処理部201と、該座標
値に基づいてチップカメラ32、基板カメラ34の座標
系のずれ(傾きを含む)を校正するための校正値を算出
する算出手段及び傾き量算出手段としての算出部203
と、該校正値、画像処理部201のX,Y座標値を記憶
するRAM205とを備えている。
【0018】次に、チップカメラ32の座標系と基板カ
メラ34の座標系の校正について図1及び図2を参照し
て説明する。まず、ヘッド12に上レチクル103を吸
着した後、シリンダ105は相対位置カメラ101が上
レチクル103の上点マーク103aを中央に認識する
ように水平移動して停止する。第1のテーブルとしての
カメラ用テーブル40および第2のテーブルとしての基
板用テーブル6を移動して、図2に示すように、上レチ
クル103の上点マーク103a、カメラユニット30
の撮影口30e、下レチクル105の下点マーク105
a、相対位置カメラ101がほぼ同一直線上になるよう
に配置する。
【0019】かかる状態において、チップカメラ32は
上点マーク103aを撮像し、画像処理部201は該撮
像情報に基づいて上点マーク103aを、第1の座標系
としてのチップカメラ座標系により位置P1a (x1
a、y1a)として求め、相対位置カメラ101は下点
マーク105aを撮像し、画像処理部201は該撮像情
報に基づいて下点マーク105aを、第3の座標系とし
ての相対位置カメラ座標系により位置P2c(x2c、
y2c )として求める。基板カメラ34は下点マーク
105aを撮像し、画像処理部201は該撮像情報に基
づいて下点マーク105aを、第2の座標系としての基
板カメラ座標系の位置P3b(x3b、y3b)として
求める。
【0020】次に、カメラ用テーブル40、下レチクル
105を待避してヘッド12を下降し、上点マーク10
3aの高さを、チップ10に基板2を載せる位置まで下
降させる。ここで、該位置にするのは、ヘッド機構20
の上下移動機構22の移動誤差を考慮したためである。
相対位置カメラ101は上点マーク103aを撮像し、
画像処理部201は該撮像情報に基づいて上点マーク1
03aの中心を、相対位置カメラ座標系により位置P4
c (x4c、y4c )を求める。
【0021】ここで、図3は各座標系の関係を示したも
ので、チップカメラ座標系はXa−Ya、 基板カメラ
座標系はXb−Yb、相対位置カメラ座標系はXc−Y
cで示している。各座標系間の傾きがない場合は、位置
P3b,P2cは、同一点を測定しているので、P3b
= P2cとすると、位置P4c (x4c、y4c )を
基板カメラ座標系で示した点を位置P4b(x4b、y
4b )とすると、位置P4b(x4b、y4b )は下
式となる。 x4b= x3b−x2c +x4c・・・・・・・・(1) y4b= y3b−y2c +y4c・・・・・・・・(2)
【0022】チップカメラ座標系の位置P1a (x1
a、y1a)は、ヘッド12が下降し、チップ10が基
板2の上に搭載される時には、基板カメラ座標系の位置
P4b(x4b、y4b )の点となる。すなわち、基
板カメラ座標系を基準として、基板カメラ(xb、y
b)とチップカメラ(xa、ya)との相対位置関係式
はX成分のずれ量をα、Y成分のずれ量をβとすると、
下記となる。 xb= xa+α・・・・・・・・(3) yb= ya+β・・・・・・・・(4) ここに、α= x3b−x2c +x4c−x1a・・・(5) β= y3b−y2c +y4c−y1a・・・(6) 算出部203は上記(5)及び(6)式よりずれ量α、
β値を求めてRAM205に記憶することによりチップ
カメラ座標系と基板カメラ座標系の校正をすることがで
きる。
【0023】実施の形態2.この発明の他の実施の形態
を図1,図4,図5によって説明する。この実施の形態
は、チップカメラ32と基板カメラ34とに傾きがある
場合、座標系において、該傾きを構成するものである。
図4に示すように、各座標系間に傾きが有った場合は、
基板カメラ座標系Xb−Ybを基準とし、チップカメラ
座標系Xa−Yaの傾きをθab、相対位置カメラ座標
系Xc−Ycの傾きをθcbとするとチップカメラ(x
a'、ya')に対する基板カメラ(xb'、yb')の相
対位置関係式は下記となる。 xb'= xa'cosθab− ya' sinθab+α′・・・(7) yb'= xa' sinθab+ ya' cosθab+β′・・・(8) 上記(5),(6)式から類推して相対位置関係式はX
成分のずれ量をα′、Y成分のずれ量をβ′とすると、
下記となる。 α′=x3b−x2c +x4c′−x1a′・・・(9) β′=y3b−y2c +y4c′−y1a′・・・(10) ここに、x2c′=x2ccosθcb−y2csinθcb4c′=x4ccosθcb−y4csinθcb1a′=x1acosθab−y1asinθab2c′=x2csinθcb+y2ccosθcb4c′=x4csinθcb+y4ccosθcb1a′=x1asinθab+y1acosθab である。
【0024】また、前記各座標系間の傾きθab、θc
bとすると下記のように表現できる。 θab=−θAa+θAb・・・・・・(11) θcb=−θBc+θBb・・・・・・(12) ここに、θAa=チップカメラ座標系に対するカメラ用テ
ーブル座標系の傾き θAb=基板カメラ座標系に対するカメラ用テーブル座標
系の傾き θBc=基板用テーブル座標系に対する相対位置カメラ座
標系の傾き θBb=基板カメラ座標系に対する基板用テーブル座標系
の傾き
【0025】ここで、傾きθAa〜θBbを図5を参照して
下記のように求める。図5は、傾きθA a〜θBbを求める
ための基板カメラ座標系(a),チップカメラ座標系
(b),相対位置座標系(c)による説明図である。ま
ず、ヘッド12に上レチクル103を吸着した状態にお
いて、チップカメラ32は、上レチクル103のマーク
103aを撮像し、図5(b)に示すようにカメラ用テ
ーブル40をX方向に微少移動ΔXした後、マーク10
3aを撮像して、画像処理部201は、該二つのマーク
103aのY軸成分の値から、第1の移動量Δy1値を
求めて算出部203は下式により傾きθAaを求めてRA
M205に記憶する。 θAa=sin-(Δy1/ΔX)・・・・・・(13)
【0026】ヘッド12に上レチクル103を吸着した
状態において、相対位置カメラ101は、マーク103
aを撮像し、図5(c)に示すように基板用テーブル6
をX方向に微少移動ΔXした後、マーク103aを撮像
して、画像処理部201は該二つのマーク105aのY
軸成分の値から、第3の移動量Δy2値を求めて算出部
203は下式により傾きθBcを求めてRAM205に記
憶する。 θBc=sin-(Δy2/ΔX)・・・・・・(14)
【0027】基板カメラ34は下レチクル105のマー
ク105aを撮像し、図5(a)に示すようにカメラ用
テーブル40又は基板用テーブル6をX方向に微少移動
した後、マーク105aを撮像して、画像処理部201
は、該二つのマーク105aのY軸成分の値を求めてか
ら、第2の移動量Δy3,第4の移動量Δy4を求めて算
出部203は下式により傾きθA b,θB bを求めてRAM
205に記憶することによりチップカメラ32と基板カ
メラ34とに生じた傾きをチップカメラ座標系と基板カ
メラ座標系において校正できる。 θAb=sin-(Δy3/ΔX)・・・・・・(15) θBb=sin-(Δy4/ΔX)・・・・・・(16) なお、上記実施の形態では、カメラ用テーブル40及び
基板用テーブル6をX方向に移動して、移動量Δy1
Δy4を求めたが、カメラ用テーブル40及び基板用テ
ーブル6をY方向に移動して、移動量Δx1〜Δx4を求
めても良い。
【0028】また、上記実施の形態では、上レチクル1
03を用いたが、ヘッド12にマークを付けたり、ヘッ
ド12の形状における特徴点をカメラで認識してヘッド
12の位置を求めても良い。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、第1及び第2の撮像
手段により撮像された情報に基づいて、第1及び第2の
撮像手段の第1,第2の座標系における上記第1,第2
の基準マークの第1,第2の位置を求めると共に、第3
の撮像手段により撮像された情報に基づいて第1,第2
の基準マークの上記第3の撮像手段の第3の座標系にお
ける上記第1,第2の基準マークの第3,第4の位置を
求める画像処理手段と、上記第1から第3の座標系の何
れかの座標系を基準にして上記第1、第2の位置を、上
記第3、第4の位置に基づいて校正量を求める校正量算
出手段と、を備えたので、第1の座標系の第1の基準マ
ークの位置と、第2の座標系の第2の基準マークの位置
とを、精度良く校正量を求めることができるという効果
がある。
【0030】他の発明によれば、第1及び第2の撮像手
段を固定すると共に、X,Y方向に移動させる第1のテ
ーブルと、第3の撮像手段を固定すると共に、X,Y方
向に移動させる第2のテーブルと、第1から第3の何れ
かの撮像手段を基準として、第1の撮像手段と第2の撮
像手段との傾きの校正量を求める傾き量算出手段を、備
えたので、第1の撮像手段と第2の撮像手段との傾きの
校正量を簡易に求めることができるという効果がある。
【0031】他の発明によれば、第1の撮像手段と第2
の撮像手段との傾きの校正量を簡易に演算できるという
効果がある。
【0032】他の発明によれば、第1及び第2の基準マ
ークと、第1から第3の撮像手段の撮影口と、をほぼ一
直線上にして撮像したので、第1から第3の撮像手段の
移動精度の影響を受けずに、校正量を求めることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による電子部品の実装
装置を示す全体構成図である。
【図2】 図1における、カメラユニットの撮影口と、
相対位置カメラと、上レチクル、下レチクルを一直線上
に配置した側面図である。
【図3】 図1における、チップカメラ座標系(a),
基板カメラ座標系(b),相対位置座標系(c)による
基準マークの認識画像図である。
【図4】 この発明の他の実施の形態による基板カメラ
座標系(a),チップカメラ座標系(b),相対位置座
標系(c)による基準マークの認識画像図である。
【図5】 この発明の他の実施の形態による傾きθAa
θBbを求めるための基板カメラ座標系(a),チップカ
メラ座標系(b),相対位置座標系(c)による説明図
である。
【図6】 従来の電子部品の実装装置を示す全体構成図
である。
【符号の説明】
30e 撮影口、32 チップカメラ(第1の撮像手
段)、34 基板カメラ(第2の撮像手段)、101
相対位置カメラ(第3の撮像手段)、103 上レチク
ル(第1の対象物)、103a 上点マーク(第1の基
準マーク)、105 下レチクル(第2の対象物)、1
05a 下点マーク(第2の基準マーク)、201 画
像処理部、205 算出部(算出手段,傾き量算出手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 清春 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岡村 将光 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大賀 琢也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 CC04 DD03 DD13 EE03 EE24 EE35 EE37 FF24 FF26 FF28 FF29 FF32 FF40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の対象物に標された第1の基準マー
    クを、撮像する第1の撮像手段と、 上記第1の対象物と反対方向に配置されると共に、第2
    の対象物に標された第2の基準マークを撮像する第2の
    撮像手段と、 上記第1及び第2の基準マークを撮像する第3の撮像手
    段と、を備えた電子部品の実装装置であって、 上記第1及び第2の撮像手段により撮像された情報に基
    づいて、上記第1及び第2の撮像手段の第1,第2の座
    標系における上記第1,第2の基準マークの第1,第2
    の位置を求めると共に、 上記第3の撮像手段により撮像された情報に基づいて上
    記第1,第2の基準マークの上記第3の撮像手段の第3
    の座標系における上記第1,第2の基準マークの第3,
    第4の位置を求める画像処理手段と、 上記第1から第3の座標系の何れかの座標系を基準にし
    て上記第1、第2の位置を、上記第3、第4の位置に基
    づいて校正量を求める算出手段と、 を備えたことを特徴とする電子部品の実装装置。
  2. 【請求項2】 第1の対象物に標された第1の基準マー
    クを、撮像する第1の撮像手段と、 上記第1の対象物と反対方向に配置されると共に、第2
    の対象物に標された第2の基準マークを撮像する第2の
    撮像手段と、 上記第1及び第2の基準マークを撮像する第3の撮像手
    段と、備えた電子部品の実装方法において、 上記第1及び第2の撮像手段により撮像された情報に基
    づいて、上記第1及び第2の撮像手段の第1,第2の座
    標系における上記第1,第2の基準マークの第1,第2
    の位置を求めるステップと、 上記第3の撮像手段により撮像された情報に基づいて上
    記第1,第2の基準マークの上記第3の撮像手段の第3
    の座標系における上記第1,第2の基準マークの第3,
    第4の位置を求めるステップと、 上記第1から第3の座標系の何れかの座標系を基準にし
    て上記第1、第2の位置を、上記第3、第4の位置に基
    づいて校正量を求めるステップと、 を備えたことを特徴とする電子部品の実装方法。
  3. 【請求項3】 上記第1及び上記第2の撮像手段を固定
    すると共に、X,Y方向に移動させる第1のテーブル
    と、 上記第3の撮像手段を固定すると共に、X,Y方向に移
    動させる第2のテーブルと、 上記第1から上記第3の何れかの撮像手段を基準とし
    て、上記第1の座標系と上記第2の座標系との傾きの校
    正量を求める傾き量算出手段を、 備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部
    品の実装装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のテーブルを移動して、上記第
    1の撮像手段が上記第1の基準マークを撮像し、上記画
    像処理手段が上記第1の座標系において第1の基準マー
    クの第1の移動量を求めると共に、 上記第2の撮像手段が上記第2の基準マークを撮像し、
    上記画像処理手段が第2の座標系において上記第2の基
    準マークの第2の移動量を求め、 上記傾き量算出手段が上記第1及び第2の移動量に基づ
    いて上記第1の座標系に対する上記第2の座標系の傾き
    を求める算出ステップと、 上記第2のテーブルを移動して、上記第3の撮像手段が
    上記第1の基準マークを撮像して、上記画像処理手段が
    上記第3の座標系における上記第1の基準マークの第3
    の移動量を求めると共に、 上記第2の撮像手段が上記第2の基準マークを撮像し
    て、上記画像処理手段が上記第2の座標系において上記
    第2の基準マークの第4の移動量を求め、 上記傾き量算出手段が上記第3及び第4の移動量に基づ
    いて上記第2の座標系に対する上記第3の座標系の傾き
    を求める算出ステップと、 を備えたことを特徴とする請求項3に記載の電子部品の
    実装方法。
  5. 【請求項5】 上記第1及び第2の基準マークと、上記
    第1から第3の撮像手段の撮影口と、をほぼ一直線上に
    して撮像する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品の実
    装装置。
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