JPS6279145A - 電子複写機の給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、電子複写機の給紙装置に関し、さらに詳し
くは、給紙ローラ対とレジストローラ対とを連結する、
コピー用紙搬送ガイドの改良に関するものである。

（従来の技術） 従来の電子複写機の給紙装置は、その断面説明図を第２
図に示したように、通常３つのカセット装頃部１．２．
３を上下三段に配置すると共に、各カセット装填部１．
２．３の奥側にそれぞれ給紙ローラ対５．６．７を設け
、各給紙ローラ対５゜６．７の奥側に配置した複数の搬
送ガイド１０を通じて、レジストローラ対１１ヘコピー
用紙を送り、感光体ドラム１２の底部へと供給するよう
になっている。

なお第２図において、１４，１５．１６はコピー用紙を
給紙ローラ対５．６．７へ送り込むためのピックアップ
ローラであり、１３はそれらに捲回されるタイミングベ
ル１−である。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来の電子複写機の給紙装置において、上記搬
送ガイド１０は、滑り特性の良好な雷管処理鉄板等によ
り形成され、その滑り特性により紙ずまりが防止されて
いたが、この雷管処理鉄板は高価であるために、コスト
ダウンを図る目的で、最近では亜鉛メッキ鉄板が一般に
用いられている。

ところがこの亜鉛メッキ鉄板は、電着処即鉄板と比較し
て滑り特性が劣るために、紙ずまり等の給紙不良を起こ
す恐れが多いという問題があった。

この発明は、上述した従来の電子複写機の給紙装置が有
する問題点を解消するために検討した結果、達成された
ものである。

したがってこの発明の目的は、搬送ガイド部分における
紙ずまりなどの給紙不良を、効果的に防止した電子複写
機の給紙装置を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわちこの発明は、電子複写機の給紙側に配置したカ
セット装填部と、このカセット装填部の奥側に設けた給
紙ローラ対と、この給紙ローラ対と感光体ドラムの下方
に設けたレジストローラ対との間に配置した搬送ガイド
とからなり、前記搬送ガイドの表面を導電性を有する食
潰部材で被覆したことを特徴とする電子複写機の給紙装
置を、その要旨とするものである。

（発明の作用） この発明の電子複写機の給紙装置は、その搬送ガイドの
表面を導電性を有する食潰部材で構成したため、コピー
用紙の搬送過程において、摩擦による静電気を発生する
ことがない。

したがって、静電気によりコピー用紙が搬送ガイドに吸
着される恐れが全くなく、紙ずまり等の給紙不良を効果
的に解消することができる。

（実施例の説明） 以下、この発明の電子複写機の給紙装置を、図面を参照
して詳細に説明する。

第１図はこの発明の電子複写機の給紙装置の実施例を示
す要部断面説明図である。

第１図において、この給紙装置は、上述した第２図の態
様と同様に、上下三段に配置した３つのカセット装填部
１．２．３に、夫々カセット２０ａ、２０ｂ、２０ｃが
装填され、このカセット装填部１，２．３の奥側には給
紙ローラ対５，６゜７が、またさらにこの奥側には、レ
ジストローラ対１１が設けられ、複数の搬送ガイド１０
を通じてレジストローラ対１１にコピー用紙を送り、感
光体ドラム１２の底部に供給するようになっている。

また各給紙ローラ５．６．７の前側には、夫々タイミン
グベルト１３を介してピックアップローラ１４，１５．
１６が設けられており、これらは各給紙ローラ５，６．
７の内の一つのローラの回転と同期して回転すると共に
、コピー用紙の一供給毎に上下動し、カセット２０ａ、
２０ｂ、２ＯＣ内のコピー用紙を所定の給紙ローラに送
るようになっている。

なお図示していないが、最上段のカセット装填部１は、
通常手差し給紙部と供用化されており、手差し用ピック
アップローラや手差し給紙ガイドが設（プられている。

ただしこの実施例の電子複写機の給紙装置は、前記各給
紙ローラ対５，６．７とレジストローラ対１１との間に
配置された搬送ガイド１０の表面が、導電性を有する食
潰部材１０ａで被覆されている点が、上述した従来の給
紙装置と相違している。

この導電住良滑部材１０ａを被覆することにより、コピ
ー用紙の搬送過程において、コピー用紙と搬送ガイド１
０とが接触、ｒｌＪｒＭシても、静電気を発生すること
がなく、静電気によりコピー用紙が搬送ガイド１０の表
面に吸着する恐れがないため、搬送ガイド部分での紙ず
まり等の給紙不良が効果的に防止されるのである。

したがってこの発明における搬送ガイド１０は、例えば
安価な亜鉛メッキ鉄板などの表面を、導電性マイラー等
の導電住良滑部材１０ａで被覆することにより形成する
ことができ、紙ずまり等の給紙不良を効果的に防止する
と共に、搬送ガイド１０自体のコストダウンをも図るこ
とができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明の電子複写機の給紙装置
は、搬送ガイドの表面を導電住良滑部材で被覆したため
、静電気障害等に起因する紙ずまり等の給紙不良を効果
的に防止することができ、その付加価値が極めて向上し
たものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の電子複写機の給紙装置の１実施例を
示す要部断面説明図であり、第２図は従来の電子複写機
の給紙装置を示す断面説明図である。 １．２．３・・・・・・カセット装填部５．６．７・・
・・・・給紙ローラ対 １０・・・・・・・・・搬送ガイド １０ａ・・・・・・導電性食潰部材被覆層１１・・・・
・・・・・レジストローラ対１２・・・・・・・・・感
光体ドラム １３・・・・・・・・・タイミングベルト１４．１５．
１６・・・・・・ピックアップローラ２０ａ、２０ｂ、
２０ｃｍ−・・・・カセット第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子複写機の給紙側に配置したカセット装填部と、この
   カセット装填部の奥側に設けた給紙ローラ対と、この給
   紙ローラ対と感光体ドラムの下方に設けたレジストロー
   ラ対との間に配置した搬送ガイトとからなり、前記搬送
   ガイドの表面を導電性を有する良滑部材で被覆したこと
   を特徴とする電子複写機の給紙装置。