JPS627884Y2 - - Google Patents

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JPS627884Y2
JPS627884Y2 JP1980057904U JP5790480U JPS627884Y2 JP S627884 Y2 JPS627884 Y2 JP S627884Y2 JP 1980057904 U JP1980057904 U JP 1980057904U JP 5790480 U JP5790480 U JP 5790480U JP S627884 Y2 JPS627884 Y2 JP S627884Y2
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annular
brake
transmission case
cylinder
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は車輌用自動変速機に装着され、サンギ
ヤなどの回転部材をトランスミツシヨンケースに
摩擦係合させる多板ブレーキ装置に関する。
<従来の技術> 従来、軸方向に並列に配設される二組の第1及
び第2多板ブレーキ40及び26は、第1図に示
す如く、外周円筒部にスプライン120及び12
1を形成した環状ブレーキシリンダ102と、環
状ブレーキシリンダ102内に配設された第1及
び第2環状ピストン103及び113と、環状ブ
レーキシリンダ102のスプライン部にスプライ
ン嵌合した第1及び第2摩擦板108及び118
と、回転部材であるサンギヤ軸104に一方向ク
ラツチ105を介して連結したブレーキハブ10
6にスプライン嵌合した第1ブレーキ板107及
びサンギヤ軸104に連結したブレーキハブ11
6にスプライン嵌合した第2ブレーキ板117と
を備え、組付性を確保するために、第1多板ブレ
ーキ40及び第2多板ブレーキ26を環状ブレー
キシリンダ102内に収納して後、ボルト101
にてトランスミツシヨンケース100に組み付け
るように構成されている。
前記シリンダ102内への油圧の供給はボルト
101の付近に設けられた油圧サーボ用油路を通
して行なわせる。前記シリンダ及び前記トランス
ミツシヨンケースに設けられた油圧サーボ用油路
は前記ボルト101の締付によりシール性が確保
されている。
<考案が解決しようとする問題点> このような従来の多板ブレーキ装置では、ブレ
ーキ係合時のブレーキトルクは、摩擦板がスプラ
イン嵌合されるシリンダ102のスプライン部で
受け持たれ、更にシリンダをトランスミツシヨン
ケースに固定保持するボルトで受け持たれるよう
になつている。
この種のブレーキ装置を有する自動変速機を伝
達トルク容量の大きい車両に適用しようとする
と、ブレーキ装置の受け持つトルクが増加するた
め、摩擦板をスプライン嵌合する環状ブレーキシ
リンダ102の外周円筒部に設けられたスプライ
ン部が強度不足となりスプライン部の破損が生じ
る。スプライン部の肉厚を増してスプライン部の
強度を増してやれば良いが、この場合径方向の寸
法が増加しその分トランスミツシヨンケースが大
型化し車両への搭載性が悪くなるとともに、部品
の共通化が図れなくなる。
そこで、ブレーキの摩擦板をトランスミツシヨ
ンケースにスプライン嵌合して、ブレーキトルク
を直接トランスミツシヨンケースで受けるように
することが考えられる。この場合、ブレーキ係合
時のピストンの作用による反力を環状ブレーキシ
リンダ102をトランスミツシヨンケースに固定
するボルトで受ける構成となる。
このため、ブレーキの繰り返し係合によるピス
トンの作用による反力により、ボルトが緩み、ボ
ルトによつて確保されていた油圧サーボ用油路の
シール性が損なわれるという問題点があつた。
また、ブレーキの摩擦板をトランスミツシヨン
ケースにスプライン嵌合するようにすると、ブレ
ーキの摩擦板を一枚一枚トランスミツシヨンケー
ス内に組み付けることになり、ブレーキアツセン
ブリとしての組付けができなくなり組付性が損な
われるという問題点があつた。
本考案は、このような点にに鑑みて考案された
ものであり、ブレーキトルクの大きい第1多板ブ
レーキの摩擦板をトランスミツシヨンケースにス
プライン嵌合して、ブレーキトルクを直接トラン
スミツシヨンケースで受けるようにするととも
に、環状ブレーキシリンダを係止め部材によりト
ランスミツシヨンケースに軸方向に固定して、ピ
ストンの作用による反力をトランスミツシヨンケ
ースで受けるようにすることにより、ボルトにト
ルクが作用しない構造にして、ボルトの緩みを防
止し油圧サーボ用油路のシール性を確実にすると
ともに、ボルトにかかる負荷を低減し耐久性を向
上するようにしたことを目的とする。
更に、ブレーキトルクの小さい第2多板ブレー
キの摩擦板は環状ブレーキシリンダにスプライン
嵌合するとともに、環状ブレーキシリンダをトラ
ンスミツシヨンケースのスプライン部で位置決め
するようにして、多板ブレーキの組付性を確保す
るようにしたことを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、トランスミツシヨンケース内に締結
具で固定された環状ブレーキシリンダと、該環状
ブレーキシリンダの一方の側に配置され前記環状
ブレーキシリンダ内に配設された第1環状ピスト
ンと自動変速機の回転部材に連結した第1ブレー
キ板と前記トランスミツシヨンケースに係合させ
た第1摩擦板とからなる第1多板ブレーキと、前
記環状ブレーキシリンダの他方の側に配置され前
記環状ブレーキシリンダ内に配設された第2環状
ピストンと自動変速機の回転部材に連結した第2
ブレーキ板と前記環状ブレーキシリンダに係合さ
れた第2摩擦板とからなる第2多板ブレーキとを
備え、前記トランスミツシヨンケース内壁には前
記第1摩擦板をスプライン嵌合する凸状と前記環
状シリンダを軸方向に保持する係止部材を嵌入す
る溝とを有し、前記環状シリンダはトランスミツ
シヨンケースに設けられた油圧サーボ連絡油路と
連通し前記第1及び第2環状ピストンの油室と連
絡する油圧サーボ連絡油路を有し、前記環状シリ
ンダを前記トランスミツシヨンケース内壁に設け
られた凸状で軸方向に位置決めし、前記凸状との
当たり面とは反対側の外周端面でトランスミツシ
ヨンケース内壁に設けられた前記溝に前記係止め
部材を嵌入して軸方向に保持し、油圧サーボ連絡
油路の付近で前記締結具により回転方向に固定し
たことを特徴とする。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案は自動変速機の多
板ブレーキ装置に関するものであり、本考案によ
れば、トランスミツシヨンケース内に締結具で固
定された環状ブレーキシリンダと、該環状ブレー
キシリンダの一方の側に配置され前記環状ブレー
キシリンダ内に配設された第1環状ピストンと自
動変速機の回転部材に連結した第1ブレーキ板と
前記トランスミツシヨンケースに係合させた第1
摩擦板とからなる第1多板ブレーキと、前記環状
ブレーキシリンダの他方の側に配置され前記環状
ブレーキシリンダ内に配設された第2環状ピスト
ンと自動変速機の回転部材に連結した第2ブレー
キ板と前記環状ブレーキシリンダに係合された第
2摩擦板とからなる第2多板ブレーキとを備え、
前記トランスミツシヨンケース内壁には前記第1
摩擦板をスプライン嵌合する凸状と前記環状シリ
ンダを軸方向に保持する係止部材を嵌入する溝と
を有し、前記環状シリンダはトランスミツシヨン
ケースに設けられた油圧サーボ連絡油路と連通し
前記第1及び第2環状ピストンの油室と連絡する
油圧サーボ連絡油路を有し、前記環状シリンダを
前記トランスミツシヨンケース内壁に設けられた
凸状で軸方向に位置決めし、前記凸状との当たり
面とは反対側の外周端面でトランスミツシヨンケ
ース内壁に設けられた前記溝に前記係止め部材を
嵌入して軸方向に保持し、油圧サーボ連絡油路の
付近で前記締結具により回転方向に固定したこと
により、ブレーキトルクの大きい第1ブレーキの
ブレーキトルクを直接トランスミツシヨンケース
で受けることができ、ボルトの負荷が軽減でき
る。またブレーキ係合時のピストンの作用による
反力を環状ブレーキシリンダ102をトランスミ
ツシヨンケースに軸方向に固定する係止め部材で
受けるので、ブレーキの繰り返し係合によるピス
トンの作用による反力により、ボルトが緩み、ボ
ルトによつて確保されていた油圧サーボ用油路の
シール性が損なわれることがなくなるという効果
を有する。
また、ブレーキトルクの小さい第2多板ブレー
キの摩擦板は環状ブレーキシリンダにスプライン
嵌合されているとともに、環状ブレーキシリンダ
をトランスミツシヨンケースのスプライン部で位
置決めするようにしているので、第2多板ブレー
キはブレーキアツセンブリで組付ができるととも
に、第1多板ブレーキは環状ブレーキシリンダが
トランスミツシヨンケースのスプライン部で位置
決めされることによりピストンストロークが定め
られるので、トランスミツシヨンケースで支持さ
れる第1摩擦板と環状ブレーキシリンダ内に配設
される第1環状ピストンとの間のストローク量の
調整が容易となり、組付性が向上するという効果
を有する。
また、トランスミツシヨンケース内壁に設けら
れた溝54はその一方の側面がテーパ状に形成さ
れ、係止め部材(テーパー付スナツプリング5
5)はその一方の側面がテーパ状に形成され、係
止め部材55のテーパ状側面が溝54のテーパ状
側面に係合するように嵌入されていることから、
係止め部材55と環状ブレーキシリンダ42の端
面42aとクリアランスをゼロとすることがで
き、環状ピストン43の作動による反力を係止め
部材55で確実に受けることができるので、ボル
ト41に加わる負荷を小さくできボルトの緩みに
よる圧油の漏れが一層防止できるという効果を有
する。
<実施例> つぎに本考案を第2図および第3図に基き説明
する。
第2図は本考案の多板ブレーキ装置が装着され
た前進3段後進1段の自動変速機を示し、流体式
トルクコンバータ1は、ボンプインペラ5、ター
ビンランナ6、およびステータ7を備え、ポンプ
インペラ5は、図示されていない機関のクランク
軸8へ連結され、タービンランナ6はタービン軸
9aへ連結されている。トルクコンバータ1は、
ハウジング17aによつてタービン軸9aの周方
向を包囲されている。
トルクコンバータ1の後方(以下、機関に近い
側を「前」、機関から遠い側を「後」という。)
は、オイルポンプボデー20によつて区画されて
いる。オイルポンプカバー21は、ボデー20に
隣接して配置され、オイルポンプボデー20とと
もに、オイルポンプ71のポンプ室を区画する。
オイルポンプ71のオイルポンプギア50は、ポ
ンプインペラ5へ連結している。オイルポンプボ
デー20内に形成されている通路72は、オイル
ポンプ71の吸入口へ接続されているとともに、
オイルポンプカバー21下部に形成されている通
路73へも接続されている。
オイルポンプ71の後方にオイルポンプカバー
21に隣接して、前進3速後進1速のアンダドラ
イブ装置3がトルクコンバータ1に対して同軸的
に装置される。タービン軸9aはアンダドライブ
装置3の入力軸の役割を果たす。アンダドライブ
装置3は、その前部をオイルポンプカバー21と
トランスミツシヨンケース100によつておおわ
れている。オイルポンプボデー20、オイルポン
プカバー21、およびトランスミツシヨンケース
100は、複数のボルト22aによつて互いに結
合されている。
タービン軸9aはクラツチシリンダ65に連結
しており、このクラツチシリンダ65と中間軸2
9との間には、多板クラツチ24が設けられてい
る。ハブ66はクラツチシリンダ65と嵌合して
おり、ハブ66とサンギヤ軸30との間には多板
クラツチ25が設けられている。サンギヤ軸30
とトランスミツシヨンケース100に締結具であ
る2本のボルト41により固定されている環状の
ブレーキシリンダ42との間には、多板ブレーキ
26とさらに一方向クラツチ45および多板ブレ
ーキ40の直列連結とが設けられている。サンギ
ヤ軸30にはサンギヤ32が形成されている。サ
ンギヤ32はプラネタリピニオン34および37
にかみ合い、一方のプラネタリピニオン34はリ
ングギヤ35とかみ合い、他方のプラネタリピニ
オン37はリングギヤ38とかみ合つている。す
なわちサンギヤ32、プラネタリピニオン34、
およびリングギヤ35とサンギヤ32、プラネタ
リピニオン37、およびリングギヤ38とからな
る2列の遊星歯車装置が構成される。リングギヤ
35はフランジ67を介して中間軸29へ連結さ
れている。また、プラネタリピニオン34はキヤ
リヤ33のピニオン軸69上に回転可能に支持さ
れ、プラネタリピニオン37はキヤリヤ36のピ
ニオン軸68上に回転可能に支持されている。ア
ンダドライブ装置3の出力軸39は、リングギヤ
38とキヤリヤ33とへ連結している。キヤリヤ
36とトランスミツシヨンケース100との間に
は、多板ブレーキ27と一方向クラツチ28とが
設けられている。
アンダドライブ装置の下方はオイルパン75a
によつておおわれている。オイルパン75aの内
部には、アンダドライブ装置の油圧サーボ(シリ
ンダ)へ供給する油圧を制御する油圧制御装置4
a(一部のみ図示)が配置される。トランスミツ
シヨンケース100の下部前端に形成されている
通路76は、オイルポンプカバー21の油路73
をオイルパン75a内に接続する。
オイルポンプカバー21には、油路73の他
に、油圧制御装置4aとクラツチシリンダ65と
を接続する油路、およびオイルポンプ71の吐出
口と油圧制御装置4aとを接続する油路が設けら
れている。さらにオイルポンプボデー20および
オイルポンプカバー21には、オイルを油圧制御
装置4aからトルクコンバータ1へ供給する油
路、およびオイルをトルクコンバータ1から油圧
制御装置4aへ戻す油路が形成されている。
本考案の多板ブレーキ装置は、トランスミツシ
ヨンケース100内に締結具であるボルト41で
下面を該ケース内壁に圧接するよう固定された環
状ブレーキシリンダ42、該シリンダ42内に嵌
合され、多板ブレーキ40を作動させるための油
圧サーボを構成する環状ピストン43、回転部材
であるサンギア軸30に嵌着された一方向クラツ
チ45、該一方向クラツチのアウターレース45
aに一体に形成されたブレーキハブ46、該ブレ
ーキハブ46に内周縁がスプライン嵌合された複
数の円環状ブレーキ板47、トランスミツシヨン
ケース100の内壁に一定間隔で周設された軸方
向の凸状51に外周縁がスプライン嵌合され、上
記ブレーキ板と交互に配置されて多板ブレーキ4
0を構成する円環状の複数の摩擦板48、ピスト
ン43と多板ブレーキ40との間に挿設された環
状の板ばね49、トランスミツシヨンケース10
0の内壁にスナツプリング52で軸方向に係止さ
れた多板ブレーキ40の押え板53、および上記
ピストン43の作用による反力を受けるため、ブ
レーキシリンダ42のピストン43と反対側の端
部に対応するトランスミツシヨンケース100の
内壁に周設された溝54と該溝54に取り付けれ
たテーパー付スナツプリング55とから構成され
る係止部56とからなる。
更に、環状ブレーキシリンダ42にはその外周
円筒部にスプライン121が形成されており、該
スプライン部121に第2摩擦板118がスプラ
イン嵌合している。環状ブレーキシリンダ42内
には第2多板ブレーキ26のピストン113が配
設されており、ブレーキハブ116にスプライン
嵌合した第2ブレーキ板と第2摩擦板118とを
係合するように構成されている。
上記ボルト41は、ブレーキシリンダ42の固
定と共にトランスミツシヨンケース100に設け
られた油圧サーボ連絡油路Aとブレーキシリンダ
42に設けられた油圧サーボ連絡油路Bとの接合
面Cをシールする作用をなす。
この多板ブレーキ装置においては、多板ブレー
キ40の係合により生ずる伝達トルクは、摩擦板
48を介してトランスミツシヨンケース100で
受け持たれブレーキシリンダを固定しているボル
ト41には負荷が生じない。よつてボルト41は
ゆるみが生じにくく、上記接合面Cのシール性の
低下も防止でき、ボルトにかかる負荷が軽減する
ので耐久性が向上する。まトランスミツシヨンケ
ースは強度が大きく、伝達トルクが大きくても十
分な耐久性が得られる。さらに係止部56を、溝
54と該溝に嵌め込んだテーパー付スナツプリン
グ55と形成したことにより、係止部56とブレ
ーキシリンダ42の端面42aとのクリアランス
をゼロとすることが容易に出来、ピストン43の
作動する反力を該係止部で確実に受けボルト41
に加わる負荷を小さくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動変速機の多板ブレーキ装置
の断面図、第2図は本発明の多板ブレーキ装置を
備えた自動変速機の断面図、第3図はその多板ブ
レーキ装置部分の拡大図である。 図中、40……第1多板ブレーキ、26……第
2多板ブレーキ、41……ボルト、42……環状
ブレーキシリンダ、43,113……環状ピスト
ン、30……サンギア軸、45……一方向クラツ
チ、46,116……ブレーキハブ、47,11
7……ブレーキ板、48,118……摩擦板、1
00……トランスミツシヨンケース、56……係
止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 トランスミツシヨンケース内に締結具で固定
    された環状ブレーキシリンダと、該環状ブレー
    キシリンダの一方の側に配置され前記環状ブレ
    ーキシリンダ内に配設された第1環状ピストン
    と自動変速機の回転部材に連結した第1ブレー
    キ板と前記トランスミツシヨンケースに係合さ
    せた第1摩擦板とからなる第1多板ブレーキ
    と、前記環状ブレーキシリンダの他方の側に配
    置され前記環状ブレーキシリンダ内に配設され
    た第2環状ピストンと自動変速機の回転部材に
    連結した第2ブレーキ板と前記環状ブレーキシ
    リンダに係合された第2摩擦板とからなる第2
    多板ブレーキとを備え、前記トランスミツシヨ
    ンケース内壁には前記第1摩擦板をスプライン
    嵌合する凸状と前記環状シリンダを軸方向に保
    持する係止部材を嵌入する溝とを有し、前記環
    状シリンダはトランスミツシヨンケースに設け
    られた油圧サーボ連絡油路と連通し前記第1及
    び第2環状ピストンの油室と連絡する油圧サー
    ボ連絡油路を有し、前記環状シリンダを前記ト
    ランスミツシヨンケース内壁に設けられた凸状
    で軸方向に位置決めし、前記凸状との当たり面
    とは反対側の外周端面でトランスミツシヨンケ
    ース内壁に設けられた前記溝に前記係止め部材
    を嵌入して軸方向に保持し、油圧サーボ連絡油
    路の付近で前記締結具により回転方向に固定し
    たことを特徴とする自動変速機の多板ブレーキ
    装置。 2 前記溝はその一方の側面がテーパ状に形成さ
    れ、前記係止め部材はその一方の側面がテーパ
    状に形成され、係止め部材のテーパ状側面が溝
    のテーパ状側面に係合するように嵌入されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の自動変速機の多板ブレーキ装置。
JP1980057904U 1980-04-26 1980-04-26 Expired JPS627884Y2 (ja)

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JP1980057904U JPS627884Y2 (ja) 1980-04-26 1980-04-26

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JPS56158558U JPS56158558U (ja) 1981-11-26
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