JPS627859B2 - - Google Patents
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- JPS627859B2 JPS627859B2 JP57162929A JP16292982A JPS627859B2 JP S627859 B2 JPS627859 B2 JP S627859B2 JP 57162929 A JP57162929 A JP 57162929A JP 16292982 A JP16292982 A JP 16292982A JP S627859 B2 JPS627859 B2 JP S627859B2
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- fabric
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- bandage
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- Expired
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Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は救急絆などに使用する、一方向のみに
伸縮する絆創膏用原反の製法に関するものであ
る。
伸縮する絆創膏用原反の製法に関するものであ
る。
従来、伸縮性を有す絆創膏用原反としては、ウ
レタンゴム系の廻りに繊維糸をコイル状に捲回し
た加工糸を打込んだスパンデツクス織物に粘着性
膏体層を設けたものと、強撚糸を製織した基布に
膏体層を設けたものとが知られているが、スパン
デツクス織布を使用してなる原反は伸びが大きす
ぎて固定性に欠けるという問題があり、また強撚
糸を使用してなる原反は貼り付け時の引き伸しに
よつて撚りがとれてしまうために収縮性に欠け、
そのために貼り付け性に欠けるという問題があ
る。
レタンゴム系の廻りに繊維糸をコイル状に捲回し
た加工糸を打込んだスパンデツクス織物に粘着性
膏体層を設けたものと、強撚糸を製織した基布に
膏体層を設けたものとが知られているが、スパン
デツクス織布を使用してなる原反は伸びが大きす
ぎて固定性に欠けるという問題があり、また強撚
糸を使用してなる原反は貼り付け時の引き伸しに
よつて撚りがとれてしまうために収縮性に欠け、
そのために貼り付け性に欠けるという問題があ
る。
従つて本発明の目的は適度な伸縮性と貼り付け
性とを有する絆創膏用原反の製法を提供すること
にある。
性とを有する絆創膏用原反の製法を提供すること
にある。
かかる目的は、レーヨン又は綿或いはこれらと
他の繊維とを混紡した繊維糸を製織してなる基布
を長さ方向に張力を加けた状態で水系ゴム組成物
を塗布乾燥して前記基布を幅方向に捲縮させる第
一工程と、前記組成物塗布面に粘着性膏体組成物
を塗設する第二工程とを経ることによつて達成さ
れるものである。
他の繊維とを混紡した繊維糸を製織してなる基布
を長さ方向に張力を加けた状態で水系ゴム組成物
を塗布乾燥して前記基布を幅方向に捲縮させる第
一工程と、前記組成物塗布面に粘着性膏体組成物
を塗設する第二工程とを経ることによつて達成さ
れるものである。
本発明の製法によれば、基布を捲縮して波形状
に形成してなるので適度な伸びを有すると共にゴ
ム組成物層の弾性によつて適度な収縮性を有する
ので、良好な伸縮性と貼り付け性を有する絆創膏
用原反が得られるという特徴を有する。
に形成してなるので適度な伸びを有すると共にゴ
ム組成物層の弾性によつて適度な収縮性を有する
ので、良好な伸縮性と貼り付け性を有する絆創膏
用原反が得られるという特徴を有する。
本発明の実施に当つて用いられる基布として
は、レーヨン(スフ)又は綿単独、或いはこれら
を30%以上有する他の合成又は天然繊維との混紡
糸で、太さは20〜55番手のものを、40〜70本打込
んで製織してなるものが用いられる。
は、レーヨン(スフ)又は綿単独、或いはこれら
を30%以上有する他の合成又は天然繊維との混紡
糸で、太さは20〜55番手のものを、40〜70本打込
んで製織してなるものが用いられる。
このように構成してなる基布には、長さ方向に
張力を加けた状態で、下塗り剤としての水系ゴム
組成物例えば天然ゴムラテツクス、ニトリル−ブ
ダジエンゴムラテツクス(これらのラテツクス類
に充填剤などを配合したものを含む)などが塗布
装置で塗布され、乾燥されるものである。
張力を加けた状態で、下塗り剤としての水系ゴム
組成物例えば天然ゴムラテツクス、ニトリル−ブ
ダジエンゴムラテツクス(これらのラテツクス類
に充填剤などを配合したものを含む)などが塗布
装置で塗布され、乾燥されるものである。
このように処理された下塗り層を有する基布
は、幅方向に捲縮され、原幅の50〜95%の幅とな
り、良好な伸張性を有すると共に、下塗り層によ
り収縮性を有するものである。
は、幅方向に捲縮され、原幅の50〜95%の幅とな
り、良好な伸張性を有すると共に、下塗り層によ
り収縮性を有するものである。
このような基布の下塗り層面には、ゴム及び/
又は合成樹脂を主体とする粘着性膏体組成物が常
法により塗設され、絆創膏用原反とされるもので
ある。
又は合成樹脂を主体とする粘着性膏体組成物が常
法により塗設され、絆創膏用原反とされるもので
ある。
かかる原反を用いて、例えば殺菌ガーゼ付きの
短形状の救急絆を得るときは、長辺が原反の幅方
向となるように打抜くことによつて、適度な伸縮
性と貼り付け性を有する救急絆が得られるもので
ある。
短形状の救急絆を得るときは、長辺が原反の幅方
向となるように打抜くことによつて、適度な伸縮
性と貼り付け性を有する救急絆が得られるもので
ある。
本発明の製法によれば、レーヨン又は綿を主体
とする基布に張力を加けた状態で下塗り剤として
の水系ゴム組成物を塗布乾燥することによつて、
基布を捲縮させると共に下塗り層を形成させるも
のであるから、一工程で伸縮性と下塗り効果が得
られ、経済的であるばかりか、適度な伸縮性を有
する原反が得られるという特徴を有するものであ
る。
とする基布に張力を加けた状態で下塗り剤として
の水系ゴム組成物を塗布乾燥することによつて、
基布を捲縮させると共に下塗り層を形成させるも
のであるから、一工程で伸縮性と下塗り効果が得
られ、経済的であるばかりか、適度な伸縮性を有
する原反が得られるという特徴を有するものであ
る。
以下本発明の実施例を示す。
実施例
レーヨン製(スフモス)の経糸(太さ30番手、
打ち込み本数72本/インチ)と緯糸(太さ36番
手、打ち込み本数69本/インチ)とからなる織布
に張力をかけておき、これに天然ゴムラテツクス
(固形分45重量%)100重量部と酸化チタン20重量
部とからなる水系ゴム組成物を乾燥後の厚みが25
μmとなる塗布して、100〜130℃で乾燥する。
打ち込み本数72本/インチ)と緯糸(太さ36番
手、打ち込み本数69本/インチ)とからなる織布
に張力をかけておき、これに天然ゴムラテツクス
(固形分45重量%)100重量部と酸化チタン20重量
部とからなる水系ゴム組成物を乾燥後の厚みが25
μmとなる塗布して、100〜130℃で乾燥する。
次にこの下塗り層面に下記組成物からなる粘着
性膏体組成物を乾燥後の厚みが40μmとなるよう
に塗布して、100〜150℃で乾燥し、絆創膏用原反
を得た。
性膏体組成物を乾燥後の厚みが40μmとなるよう
に塗布して、100〜150℃で乾燥し、絆創膏用原反
を得た。
<組成物:各れも固形分>
天然ゴムラテツクス 100重量部
ロジン酸エステルエマルジヨン 80 〃
硫酸化脂肪酸エステル 8 〃
老化防止剤 3 〃
ポリブテンエマルジヨン 30 〃
このようにして得られた原反の織布は幅方向に
原寸の60%まで捲縮して良好な伸張性を示し、し
かも織布面はゴム弾性を有する下塗り層にて裏打
ちされているので、原反全体としては適度な伸縮
性と貼り付け固定性を有するものであつた。
原寸の60%まで捲縮して良好な伸張性を示し、し
かも織布面はゴム弾性を有する下塗り層にて裏打
ちされているので、原反全体としては適度な伸縮
性と貼り付け固定性を有するものであつた。
Claims (1)
- 1 レーヨン又は綿或いはこれらと他の繊維とを
混紡した繊維糸を製織してなる基布を長さ方向に
張力を加けた状態で水系ゴム組成物を塗布乾燥し
て前記基布を幅方向に捲縮させる第一工程と、前
記組成物塗布面に粘着性膏体組成物を塗設する第
二工程と、からなる絆創膏用原反の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16292982A JPS5951850A (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 絆創膏用原反の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16292982A JPS5951850A (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 絆創膏用原反の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5951850A JPS5951850A (ja) | 1984-03-26 |
JPS627859B2 true JPS627859B2 (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=15763914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16292982A Granted JPS5951850A (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 絆創膏用原反の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951850A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2589302B2 (ja) * | 1987-02-09 | 1997-03-12 | 日東電工株式会社 | 絆創膏用原反 |
FR2611756B1 (fr) * | 1987-02-17 | 1989-07-13 | Molinier Sa | Procede de fabrication d'une bande de contention cohesive, les moyens de mise en oeuvre et la bande obtenue |
JP2589307B2 (ja) * | 1987-04-17 | 1997-03-12 | 日東電工株式会社 | 自着性繃帯の製造方法 |
JPH07100383A (ja) * | 1993-10-06 | 1995-04-18 | Mitsubishi Chem Corp | 共役ジエンのアシロキシ化触媒及びこれを用いた不飽和グリコ−ルジエステルの製造法 |
-
1982
- 1982-09-18 JP JP16292982A patent/JPS5951850A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5951850A (ja) | 1984-03-26 |
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