JPS6278294A - 製紙用無端二層織物 - Google Patents

製紙用無端二層織物

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JPS6278294A
JPS6278294A JP60218074A JP21807485A JPS6278294A JP S6278294 A JPS6278294 A JP S6278294A JP 60218074 A JP60218074 A JP 60218074A JP 21807485 A JP21807485 A JP 21807485A JP S6278294 A JPS6278294 A JP S6278294A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、製紙用無端二層成形織物に関し、特に抄紙機
のワイヤバートにおいて使用するだめの、表面平滑性、
耐摩耗性及び寸法安定性の優れた製紙用無端二層成形織
物に関する。
従来の技術とその問題点 製紙用成形織物は、近来益々目の細かい、表面平滑性の
優れた織物が求められるようになってきた。現在一部に
使用され始めた二重織物は、織り組織上は経糸−重、緯
糸二重の織り方であり、経糸(抄紙機械方向の糸)は、
上層の緯糸(抄紙機械横方向糸)の上と下層の緯糸の下
にまで織り込まれ、上下二層の緯糸を一体に結合したも
のである。従って、この機械方向糸は、織物の抄紙面に
露出しぞいる反面、製紙機械の脱水用具(例えば、吸引
箱、ハイドロフォイル)に接する織物の摩耗面側にも露
出している。抄紙面側で織物面の平滑性を与えるために
は、抄紙面側で、この機械方向糸が機械横方向糸と組み
合わされて形成される上部ナックルの頂点が、機械横方
向糸の上部ナックルの頂点とほぼ同じ平面内になければ
ならず、また機械方向糸を摩耗から守るためには、織物
の摩耗面側では、機械方向糸の下部ナックルの頂点が、
機械横方向糸の下部ナックルの頂点により形成される平
面よりも上側即ち内側に位置するような構成としなけれ
ばならない。又、使用中の織物の伸びをできるだけ少く
するためには、機械方向糸をできるだけ屈曲の少ない形
にしなければならない。このような3つの要求を全て一
重の機械方向糸で満たすことは至離である。
また、極く最近になって、以上の経糸−重緯糸二重織の
欠陥を補うべく、経糸二重緯糸二重織の製紙用織物が試
験的に使用されているが、この種の織物は、上網と下網
とを一体に接結するため、これらの織物を構成する経糸
及び緯糸とは別個に挿入した接結糸をもって結合されて
いる。このため織物の構造自体複雑となり、前述の経糸
−重緯糸二重織の場合と同様に無端化するためのいわゆ
る織継ぎという工程が大変煩雑を極めたものとなる上、
この織継ぎ部分による製紙上のトラブル発生も避けられ
ないものとなっているのである。
然も、上記の経糸二重緯糸二重織の場合、別の接結糸を
使用しているので、織物表面の目崩れを発生させる上、
この現象を少なくするためには接結糸として経糸及び0
糸より細い糸を使用せざるを得す、そうなると使用中に
摩耗、破断するという欠点があり、従って未だ継続的な
使用に至っていないのが現状である。尚、上記の経糸−
重緯糸二重織と経糸二重緯糸二重織とは倒れも、無端に
製織すること(いわゆる袋織)がその構造上極めて困難
であり、いわゆる織継により無端化せざるを得す、工程
の複雑化のうえ、織継ぎ部のトラブルが避けられない。
問題点を解決するための手段 本発明は、以上の二重織織物の欠点を解決した新規な製
紙用無端二層成形織物を提供するものである。
本発明は、上層織物と下層織物とからなる製紙用無端二
層成形織物において: 上層織物は、機械方向糸と機械横方向糸とによ9%の平
織組織に構成され; 下層織物は、上層織物の機械方向糸の単位幅当り本数密
度と同一の本数密度に上層織物の機械方向糸と上下に対
をなして配置された機″械方向糸と、上層織物の機械横
方向糸の単位長さ当り本数密度より少ない本数密度に配
置された機械横方向糸とから構成され; 下層織物の機械方向糸のうち1本おきの糸が、下層織物
の機械横方向糸と平織組織に織成され、下層織物の機械
方向糸のうち残りの1本おきの糸が、上層織物の機械横
方向糸及び下層織物の機械横方向糸の何れとも織り合わ
されず、上層織物の機械横方向糸と下層織物の機械横方
向糸との間にあって、機械方向に実質的に直線的に延在
配置され; 上層織物の機械方向糸のうち1本おきの糸が、上層織物
の機械横方向糸のみと1/1の平織組織に織成され、上
層織物の機械方向糸のうち残りの1本おきの糸が、上層
織物の機械横方向糸と平織組織に織成されることに加え
て、上層織物の機械横方向糸が上層織物の機械方向糸の
上に位置し且つ上層織物の当該機械横方向糸と上下に対
をなして配置された下層織物の機械横方向糸が下層織物
の機械方向糸の上に位置する場所において、下層織物の
当該@椋横方向糸の下と上層織物の当該機械横方向糸の
下とを通過し、それによって上層織物の1本おきの機械
方向糸が上層織物と下層織物とを一体的に結合してなる
; 製紙用無端二層成形織物である。
作   用 以上の如くして構成された本発明の製紙用無端二層成形
織物は、上層織物が/1の平織であるので、織物全体に
機械方向(縦方向)に適度の張力を加えると、機械方向
糸の上部ナックルが機械横方向糸を押し下げ、機械方向
糸の下部ナックルが機械横方向糸を押し上げ、それによ
って機械方向糸の上部ナックルの頂点と機械横方向糸の
上部ナックルの頂点とが実質的に同一平面に接するよう
にすることができるので、この織物上面で形成される紙
の表面を平滑にすることができる。単層の平織では、こ
のような構成にすると機械方向に伸びてしまうので実用
できないが、本発明の織物では、上層織物の機械方向糸
が無端方向の張力を受けるよりはむしろ、下層織物の機
械方向糸特に機械横方向糸と織り合わされないで両方の
機械横方向糸の間にあって機械方向に実質的に直線状に
延在する機械方向糸がこの張力を負担するので、このよ
うな伸びの問題は起らない。
また、本発明の成形織物におりては、上層織物の機械方
向糸のうち1本おきの糸が、上層織物の機械横方向糸の
みと/1の平織組織に織成され、上層織物の機械方向糸
のうち残りの1本おきの糸が、上層織物の機械横方向糸
と平織組織に織成されることに加えて、上層織物の機械
横方向糸が上層織物の機械方向糸の上に位置し且つ上層
織物の当該機械横方向・糸と上下に対をなして配置され
た下層織物の機械横方向糸が下層織物の機械方向糸の上
に位置する場所において、下層織物の当該機械横方向糸
の下と上層織物の当該機械横方向糸の下とを通辺し、そ
れによって上層織物の1本おきの機械方向糸が上層織物
と下層織物とを一体的に結合するので、構造が簡単であ
り、織り継ぎが困難でなく、特に袋織りにするのが容易
である。
本発明の成形織物は、有端帯に製織の後無端状に継ぎ合
せてもよいが、その構造上特に袋織にて無端帯として製
織するのに適している。
袋織に製織すると、下層織物の機械方向糸は比較的に真
直ぐにカリ、機械横方向糸(製織時の経糸)が屈曲する
ので、機械横方向糸が摩耗を負担する、いわゆる緯糸摩
耗型となり、従って摩耗の進行につれて織物が伸びる欠
点がなく長寿命を達成することができる。また、下層織
物の機械横方向糸の単位長さ当りの本数密度が上層織物
の機械横方向糸の本数密度より小さくしであるので泥水
性がよい。その本数はA〜%が好ましい。従って摩耗寿
命を延長するために下層織物の機械横方向糸の直径を太
くすることにより耐摩耗性を向上しうるが、下層織物の
機械横方向糸の本数を少すくシであるので泥水性等の抄
紙特性に悪影響を及ぼさない。
実施例 図面を用いて、本発明の製紙用無端二層成形織物の実施
例を以下に説明する。
第1図は本発明の第1実施例の上側平面図即ち表面図で
、上層織物30のみを示し、下層織物は省略しである。
第2図は、第1実施例の下側平面図即ち裏面図で、下層
織物40のみを示し、上層織物は省略しである。
上層織物30は、機械方向糸1.3即ち抄紙機上に掛は
入れたとき織物の走行方向に延びる糸1,3と、機械横
方向糸10即ち機械方向糸1.5と交差して抄紙機の幅
方向に延びる糸10とにより、2の平織組織に構成され
ている。
下層織物aOF1.上層織物30の機械方向糸1゜3の
単位幅当り本数密度と同一本数密度に、上層織物の機械
方向糸1.3と上下に夫々対をなして配置された機械方
向糸2.4と、上層織物30の機械横方向糸10の単位
長さ当り本数密度の2分の1の本数密度に配置された機
械横方向糸20.21とから構成されている。
第3図は、第1図の上層織物30と第2図の下層織物4
0との夫々の5−3線に沿って矢印の方向に見た縦断面
図である。
同様に、第4図は、4−4線、第5図は5−5線、及び
第6図はる一6線に夫々沿って矢印の方向に見た縦断面
図である。
第2図〜第6図を参照して説明する。下層織物40の機
械方向糸のうち1本おきの糸2は、下層織物40の機械
横方向糸20と平織組織に織成されている。下層織物4
0の機械方向糸のうち残りの1本おきの糸4は、上層織
物の機械横方向糸10及び下層織物の機械横方向糸20
の何れとも織シ合わされず、両層の機械横方向糸10と
20との間にあって、機械方向に実質的に直線的に延在
配置されている。
上層織物30の機械方向糸のうち1本おきの糸3(第1
図、第4図、第6図)は、上層織物の機械横方向糸10
のみと%の平織組織に織成されている。上層織物30の
機械方向糸のうち残りの1本おきの糸1(第1図、第5
図、第5図)は、上層織物50の機械横方向糸10と平
織組織に織成されることに加えて、第3図のP−Pで示
す場所において、両層の機械横方向糸12と21の両方
の下側を通り、それによって上層織物30と下層織物4
0とを糸1が一体的に結合している。第3図のP−Pで
示す場所とは、上層織物30の機械横方向糸10がそれ
と織り合わされる上層織物50の機械方向糸1の上方に
位置し、且つ上層織物50の当該機械横方向糸10と上
下に対をなして配置された下層織物40の機械イ1゛6
方向糸20が下層織物40の機械方向糸2(第3図)の
上方に位置している、ような場所であると定義される。
第7図は、第1図と第2図の7−7線に沿って矢印の方
向に見た断面図である。同様に、第8図、第9図及び第
10図1は、8−8線、9−9線及び10−10線に沿
って矢印の方向に見た断面図を夫々示す。
次に、本発明の第2実施例を第11図〜第22図に示す
。第2実施例が第1実施例と相違する唯一の点は、下層
織物の機械横方向糸20の本数密度が上層織物の機械横
方向糸の本数密度の3分の1である点である。他の点に
ついては第1実施例と同じである。
第11図は、本発明の第2実施例を示す上側平面図即ち
表面図で、上層織物のみを示し、下1ど織物は省略しで
ある。
第12図に、第2実施例の下側平面図即ち裏面図で、下
層織物のみを示し、上IfJ織物は省略しである。
第13図、第14図、第15図及び第16図は、第11
図と第12図の13−13線、14−14線、+5−1
5線及び16−16線に沿って矢印の方向に見た縦断面
図を夫々示す。
第17図、第18図、第19図、第2o図、第21図及
び第22図は、第11図と第12図の、17−17線、
18−18線、19−19線、20−20線、21−2
1線及び22−22線に沿って矢印の方向に見た柘断面
図を夫々示す。
第1実施例の第1図〜第10図と第2実施例の第11図
〜第22図とにおいて、同一の参照数字は同一の構成髪
累を示している。
本発明の織物においては、下層織物の機械横方向糸の単
位長さ当り本数は、上層織物の機械横方向糸の単位長さ
当り本数より少ないが、その割合はI〜τ特に2−Tが
好適である。
下層織物の機械横方向糸20が抄紙機の脱水要素に面し
て摩耗を負担するので、下層織物の機械横方向糸の本数
密度を上層織物の機械横方向糸の本数密度の4分の1よ
り小さくするのけ好ましくない。また、了で−は、F水
性が悪くなるので好捷しくない。
伺以上の説明で機械方向糸とは製紙機械で無端織物が走
行する方向(無端方向と同じ)の糸を、又機械横方向糸
とは製紙機械上での巾方向の糸を意味している。
又図面上では上層及び下層のそれぞれの機械方向糸及び
機械横方向糸が上下整然と並べて表示したが必ずしもこ
れにこだわるわけではなく、これはあくまでも織物の製
織上の組織を明確にするためであり、上下の糸の並びは
若干のずれを生じてもさしつかえはない。この袋織の場
合当然上下両層の機械横方向糸の2枚分を織機の経糸と
して整経し、上下両層のそれぞれの機械方向糸を緯糸と
してスパイラル状に順次打込んで無端織物とする。
尚本発明の織物に使用する糸としてはポリエステル、ポ
リアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ弗化ビ
ニリデン等の合成樹脂モノフィラメント、撚糸、或はマ
ルチフィラメント糸を単独或は組合せて使用できる。
これらの糸の材質の組合せは製紙用織物の使用条件によ
って決められる。
一般的には上層織物及び下層織物の機械方向糸及び機械
横方向糸共ポリエステル七ノフィラメントが使用きれる
又抄紙の際の填料の関係で織物裏面が摩耗を受は易い使
用条件に対しては、上層織物の機械方向糸及び機械横方
向糸共ポリエステルモノフィラメントで形成し、下層織
物の機械方向糸がポリエステルモノフィラメント、機械
横方向糸の全部又は一本置きにポリアミドモノフィラメ
ントから成る二層織物とするのが適している。
又更に耐摩耗性が要求される抄紙条件に対しては、上記
に加えて、下層織物の機械方向糸のうち、下層織物の機
械横方向糸と平織組織で織り込まれる機械方向糸がポリ
アミドモノフィラメントであり、これと交互に配置され
る機械横方向糸とは織り合わされずに直線的に伸びてい
る機械方向糸がポリエステルのモノフィラメント又はマ
ルチフィラメント撚糸である二層織物を供給するのが好
ましい。
更に又、2枚の織物を使用するツウインタイブの製紙機
械用の織物の如く、織物の表側が摩耗を受は易い使用条
件に対しては上層織物の機械横方向糸の全部又は一本置
きにポリアミドモノフィラメントを配置したものが好適
であり、更には機械方向糸をポリアミドモノフィラメン
トで構成させれば一層表側の耐摩耗性を強力にすること
ができるのである。
このように本発明の二層織物は、その使用条件に合わせ
た糸の材質或は糸径を選択するごとにより一層その効果
を発揮せしめることができるのである。
父上記の如く継ぎ合せ或は袋織により得られた無端織物
は通常の熱処理工程を含む仕上工程又必要に応じて樹脂
加工工程を杼て製紙機械に供給されるわけである。
発明の効果 本発明の無端二層成形織物は、上述のような構成と作用
を有するので次のような効果がある。
(1)上層織物の紙側において、織物の仕上げ時の機械
方向張力を適当に選択することにょυ、上層織物の機械
方向糸の上側ナックル頂部と機械横方向糸の上側ナック
ル頂部とをほぼ単一平面に接する位置関係に形成するこ
とができる。然もこの際、単層平織の如く機械方向に伸
びてしまう欠点がない。下層織物の機械方向糸(特に1
本おきの)が張力を負担するためである。
従って紙のワイヤーマークが減少する。
(2)下層織物の機械横方向糸の本数密度が、上層織物
の機械横方向糸の本5数密度より小サイので、これと織
成されている下層織物の機械方向糸は機械横方向糸との
交叉点での屈曲が少なく、1本おきに機械横方向糸とは
織成しない直線的に延びた状態で挿入された機械方向糸
が存在するため、機械方向に加わる張力に耐え、織物自
体使用中に伸びを起すこともなく、寸法安定性の優れた
織物となる。
(3)下層織物の機械横方向糸が、上層織物の機械横方
向糸の本数密度よシ小さいので、P水性を損うことなく
糸径の太いものを使用することができ、従って尚一層耐
摩耗性にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す上側平面図で、上
層織物のみを示し、下層織物を省略しである。 第2図は、第1実施例の下側平面図で、下層織物のみを
示し、上層織物を省略しである。 第3図、第4図、第5図、及び第6図は、第1図と第2
図の3−3線、4−4線、5−5線及び6−67.、*
々に沿って矢印の方向に見た縦断面図を夫々示す。 第7図、第8図、第9図及び第10図は、第1図と第2
図の7−7線、8−8線、9−9線及び10−10線に
夫々沿って矢印の方向に見た横断面図を夫々示す。 第11図は、本発明の第2実施例の上側平面図で、上層
織物のみを示し、下層織物を省略しである。 第12図は、第2夾施例の下側平面図で、下層織物のみ
を示し、上層織物は省略しである。 第13図、第14図、第15図及び第16図は、第11
図と第12図の13−13線、14−14線、15−1
5線及び16−16線に夫々沿って矢印の方向に見た縦
断面図である。 第17図、第18図、第19図、第20図、第21図及
び第22図は、第11図と第12図の17−17線、1
8−18#i!、19−19線、20−20線、21−
21線及び22−22線に夫々沿って矢印の方向に見た
横断面図面を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上層織物と下層織物とからなる製紙用無端二層成形
    織物において: 上層織物は、機械方向糸と機械横方向糸とにより1/1
    の平織組織に構成され; 下層織物は、上層織物の機械方向糸の単位幅当り本数と
    同一の本数に上層織物の機械方向糸と上下に対をなして
    配置された機械方向糸と、上層織物の機械横方向糸の単
    位長さ当りの本数より少ない本数に配置された機械横方
    向糸とから構成され; 下層織物の機械方向糸のうち1本おきの糸が、下層織物
    の機械横方向糸と平織組織に織成され、下層織物の機械
    方向糸のうち残りの1本おきの糸が、上層織物の機械横
    方向糸及び下層織物の機械横方向糸の何れとも織り合わ
    されず、上層織物の機械横方向糸と下層織物の機械横方
    向糸との間にあって、機械方向に実質的に直線的に延在
    配置され; 上層織物の機械方向糸のうち1本おきの糸が、上層織物
    の機械横方向糸のみと1/1の平織組織に織成され、上
    層織物の機械方向糸のうち残りの1本おきの糸が、上層
    織物の機械横方向糸と平織組織に織成されることに加え
    て、上層織物の機械横方向糸が上層織物の機械方向糸の
    上に位置し且つ上層織物の当該機械横方向糸と上下に対
    をなして配置された下層織物の機械横方向糸が下層織物
    の機械方向糸の上に位置する場所において、下層織物の
    当該機械横方向糸の下と上層織物の当該機械横方向糸の
    下とを通過し、それによって上層織物の1本おきの機械
    方向糸が上層織物と下層織物とを一体的に結合してなる
    ; 製紙用無端二層成形織物。 2、下層織物の機械横方向糸の単位長さ当りの本数を、
    上層織物の機械横方向糸の単位長さ当りの本数の1/2
    〜1/3の範囲内に配置した特許請求の範囲第1項に記
    載の製紙用無端二層成形織物。 3、下層織物の機械横方向糸の直径を上層織物の機械横
    方向糸の直径より太くした特許請求の範囲第1項に記載
    の製紙用無端二層成形織物。 4、上層織物の機械方向糸と機械横方向糸、及び下層織
    物の機械方向糸と機械横方向糸とがすべてポリエステル
    モノフィラメントからなる特許請求の範囲第1項に記載
    の製紙用無端二層成形織物。 5、上層織物の機械方向糸と機械横方向糸、及び下層織
    物の機械方向糸がポリエステルモノフィラメントからな
    り、下層織物の機械横方向糸がポリアミドモノフィラメ
    ントからなる、特許請求の範囲第1項に記載の製紙用無
    端二層成形織物。 6、下層織物の機械横方向糸が、ポリアミドモノフィラ
    メントとポリエステルモノフィラメントとの交互配列か
    らなる、特許請求の範囲第1項に記載の製紙用無端二層
    成形織物。 7、下層織物の機械横方向糸とのみ平織組織で織り合わ
    される機械方向糸がポリアミドモノフィラメントからな
    り、下層織物の機械横方向糸と織り合わされず機械方向
    に実質的に直線的に延在する機械方向糸が、ポリエステ
    ルモノフィラメントからなる、特許請求の範囲第1項に
    記載の製紙用無端二層成形織物。 8、下層織物の機械横方向糸と平織組織で織り合わされ
    る機械方向糸がポリアミドモノフィラメントからなり、
    下層織物の機械横方向糸と織り合わされず機械方向に実
    質的に直線的に延在する機械方向糸が、ポリエステルマ
    ルチフィラメント撚糸からなる、特許請求の範囲第1項
    に記載の製紙用無端二層成形織物。 9、上層織物の機械横方向糸の全部又は1本置きにポリ
    アミドモノフィラメントを使用した、特許請求の範囲第
    1項に記載の製紙用無端二層成形織物。 10、上層織物の機械方向糸がポリアミドモノフィラメ
    ントからなる、特許請求の範囲第1項に記載の製紙用無
    端二層成形織物。
JP60218074A 1985-10-02 1985-10-02 製紙用無端二層織物 Granted JPS6278294A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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