JPS6278148A - 水素化脱硫・水素化分解能を有する触媒 - Google Patents

水素化脱硫・水素化分解能を有する触媒

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JPS6278148A
JPS6278148A JP60217145A JP21714585A JPS6278148A JP S6278148 A JPS6278148 A JP S6278148A JP 60217145 A JP60217145 A JP 60217145A JP 21714585 A JP21714585 A JP 21714585A JP S6278148 A JPS6278148 A JP S6278148A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミナと非結晶質シリカ・アルミナの混合物
からなる担体に、周期律表VIb族金属および■族金属
を担持した、重質油の水素化脱硫・水素化分解処理に対
してすぐれた活性を有する触媒に関するものである。
〔従来の技術および発明が解決しようとする間照点〕
世界的に原油が重質化する傾向にあるのに引き替え、石
油製品の需要はますます中・軽質化する傾向にある。こ
のため重質油を高価値の中、軽質油に転化させる分解プ
ロセスはその重要性が一段と高まっている。石油fP!
S業では、これに対応するため様々な対策を講じている
が、そのひとつに、既存の水素化脱硫装置を分解型装置
に転換する方法が行なわれている。即ち、水素化脱硫を
行なうとともに、同時に水素化分解も行ない、中・軽質
分を高収率で生成させる方法である。
常圧残油、減圧軽油、減圧残油等の所謂重質油の水素化
脱硫触媒としてはアルミナ担体にモリブデン等の周期律
表Vlb族金属およびコバルト、ニッケル等の■族金属
を担持した触媒が知られており、このタイプの触媒は高
い脱硫活性を示し、水素化脱硫触媒としては好適である
が、分解活性は低いため、高収率で中・軽質分を得るに
は高反応温度または低液空間速度の採用などといった過
酷な反応条件を必要とする。一方水素化分解触媒として
は、従来から酸性度の高いシリカ・アルミナ、シリカ・
マグネシア、アルミナ・チタニア、アルミナ・ボリアな
ど固体酸性を有する担体にVIb族金属および■族金属
を担持してなる触媒による分解能の向上が試みられてい
る。これら酸性度の高い担体を用いた触媒はアルミナ担
体の触媒に比べて、分解活性はある程度の好結果をもた
らすが、未だ充分な分解活性は発揮し得す、また脱硫活
性は低い。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上述した問題点を踏まえて、水素化脱硫・
水素化分解処理用の高性能な触媒を開発するために程々
検討を行なった結果、アルミナと非結晶質シリカ・アル
ミナの混合物からなる担体に周期律表VIb族金属およ
び■族金属の鉄族金属と白金族金属を担持してなる比表
面積−〇θ〜3 !; Orr?Alの触媒であって、
特定の細孔分布を示す触媒が重質油の水素化脱硫・水素
化分解処理に対してすぐれた活性を有することを見出し
本発明に到達したものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明の水素化脱硫・水素化分解能を有する触媒はアル
ミナと非結晶質シリカ・アルミナの混合物からなる担体
に周期律表VIb族金属並びに■族金属の鉄族金属およ
び白金族金属を担持してなり、好ましくは当該担体のア
ルミナにVII)族金属の少なくとも1種および■族金
属の鉄族金属の少なくとも1種を担持してなシ、当該担
体の非結晶質シリカ・アルミナに■族金属の白金族金属
の少なくとも1種を担持してなる、比表面積200〜3
 j Orr?/Iの触媒であって、■ 半径、20〜
qsoooiの全細孔の容積が0.弘m179以上、好
ましくはO,ダ〜0.7m1llであり、かつ半径20
−200^の細孔の容積が、半径20〜qsoooλの
全細孔の容積の9θ係以上を占めること ■ 半径:lO〜ダSλおよび半径SO〜100^にそ
れぞれ一つずつ明瞭なピークを有する細孔分布を示すこ
と、および ■ 半径コ0−3〜200Åの細孔の容積が0. / 
mVIi以上、好ましくは0. / 〜0.2 !r 
rnl/Elであり、半径SO〜100又の細孔容積が
01211以上、好ましくは00−3〜O1hのである
ことを特徴とする。
なお、本発明において「明瞭なピークを有する細孔分布
」とは、累積細孔容量を細孔半径について微分した値を
、半径に対してプロットした、いわゆる細孔分布曲線が
明瞭な極大値を有することを意味する。特定のコ領域に
それぞれ7つずつ明瞭なピークを有する細孔分布は、バ
イモーダル(bimodal )な細孔分布として知ら
れているものである(例えば、「触媒」第27巻第5号
第31.6頁〜、3/g頁参照)。
本発明の水素化脱硫・水素化分解触媒はアルミナに非結
晶質のシリカアルミナを混合して担体とし、この担体に
周期律表VIb族金属および■族金属の鉄族金属と白金
族金属を担持させることによって調製できる。
本発明で使用されるアルミナは、比表面積は750〜3
00紋Iを示し半径20〜71000^の細孔の全容積
が0.4〜/ 、 Om1llであって、かつ半径Qj
−,200^の細孔の容積が細孔の全容積の33−以上
であり、半径−〇−弘5入の細孔の容積が全細孔の容積
の70%以下でチリ、半径SO〜ioo入に明瞭なピー
クを有する細孔分布を示し、半径!;0−100^の細
孔の容積が0.3〜0.tmV9であることを満足する
ことが好ましい。本条件を満足するアルミナは、公知の
細孔調節方法を用いて製造でき、例えばアルミニウムア
ルコキシドの加水分解で生成されるベーマイトを水およ
び無機酸もしくは有機酸、並びに塩基性窒素化合物を添
加し可及的均一に混合混練し、所望の形状と寸法に成製
した後乾燥し、5oo−t、oo℃の温度で焼成するこ
とにより製造することができる。
本発明では触媒の水素化分解能を改善するため、上記の
アルミナに非結晶質シリカ・アルミナを混合して触媒担
体とする。非結晶質シリカ・アルミナは通常110〜り
Owt%のシリカおよび70〜& Owt%のアルミナ
を含み、高い酸性度と高表面積を有する。さらに詳しく
は、本発明の非結晶質シリカ・アルミナは比表面積3j
Q〜4 k Orrl/Elを示し、半径s o 〜t
rooo Aの全細孔の容積がo、q〜0.tmVll
であって、かつ半径2Q〜75000Åの全細孔の容積
に対して半径20−!OAの範囲の細孔の容積がffj
−%以上を占め、半径!rO−20〜200Åの範囲の
細孔の容積が10−以下であり、半径−〇〜lIS又に
明瞭なピークを有する細孔分布を示し、半径−〇−&O
Aの細孔の容積が0.3〜0 、 ? td/Iである
ことを満足することが好ましい。上記の非結晶質シリカ
・アルミナは、水素化分解すべき比較的大きな分子は細
孔内に侵入できるが、アスファルテンのような巨大分子
は縄孔内に侵入できないので、巨大分子の分解による炭
素質物質の生成および重金属、窒素化合物の蓄積が抑制
され、結果として高い分解活性か得られる。
非結晶質のシリカ・アルミナの細孔半径を限度以上に小
さくすると、水素化分解すべき分子が細孔内へ侵入でき
ないので分解反応は抑制され、分解活性は低くなるので
好ましくない。非結晶質シリカ・アルミナの配合量は触
媒担体の30〜A Owt%が好ましく、配合量が少な
いと重質油から中・軽質分への転化率が低く、逆に多す
ぎると脱硫率の低下が著しく、結果として高脱硫、高分
解の触媒活性が得られず、好ましくない0 本発明の非結晶質シリカ・アルミナは合成シリカ・アル
ミナ分解触媒の製造法として当業者に知られた方法と同
様の方法によって調製することができる。例えば水ガラ
スを硫酸と混合してシリカヒドロゲルを作り、次に硫酸
アルミニウムとアンモニアを加えシリカヒドロゲルにア
ルミナを沈着させる。このシリカ・アルミナヒドロゲル
をp過洗浄後、所望の形状と寸法に成型し、乾燥、焼成
によって上記条件を満足する非結晶質シリカ・アルミナ
を得ることができる。
さらに本発明の非結晶質シリカ・アルミナには市販のシ
リカ・アルミナ分解触媒も上記条件を満足すれば使用で
きる。これら市販のシリカ・アルミナ分解触媒は通常微
細粒子もしくは成型体として入手できる。微細粒子はこ
れをそのまま本発明の非結晶質7リカ・アルミナ担体と
して用いることもできるが、比較的大きな微細粒子およ
び成型体は粒子の粒径を例えば湿潤ボールミル、乾燥衝
撃ミル、コロイドミル等による粉砕によって小さくシ、
小さい粒子径で使用する方が機械的強度および耐摩耗性
にすぐれた担体が得られるのでより好ましい。
本発明の触媒担体は、前記のアルミナと非結晶質シリカ
・アルミナを所定の割合で混合し、球状、円柱状、タブ
レット状など所望の形状に成型し、乾燥した後、200
〜600℃の温度で7〜IO時間焼成することにより製
造される。
かくして得られた担体は、高比表面積と半径20−!;
〜200Åに多量のシリカ・アルミナ細孔および半径g
o−tookに多量のアルミナ細孔を有している。
なお、本発明の触媒の有する特定の表面積および細孔分
布は、通常一般的には触媒担体に使用するアルミナおよ
び非結晶質シリカ・アルミナを各々の表面積および細孔
分布が前述した範囲のものから選択しさえすればそれら
を通常の方法で混合、成型、焼成することくよシ得られ
る0 しかし、これらアルミナとシリカ・アルミナ原料の細孔
特性はいつの場合にも製品触媒の細孔特性の完全な十分
条件であるとは限らないので最終的に、調製後の触媒に
ついて都度細孔特性を確認して取捨選択することが望ま
しい。勿論、原料特性が上述の範囲外のものから何らか
の工夫を加えて本発明の触媒を調製することも全くあり
得ないことではないので、いずれにしても得られた触媒
が本発明で規定するものとなれば、使用するアルミナ、
非結晶質シリカ・アルミナの細孔特性は上述した範囲が
好ましいが必ずしもそれらに限定されるものではない。
アルミナと非結晶質シリカ・アルミナの混合物からなる
担体には活性成分として周期律表のVlb族金属並びに
■族金属の鉄族金属および白金族金属が金属酸化物また
は金属硫化物の形で担持される。さらに好ましくは、当
該担体のアルミナにはVIb族金属としてモリブデンお
よび(または)タングステン、並びに■族金属として鉄
族金属から選ばれるニッケルおよび(−1!たは)コバ
ルトを担持してなシ、また当該担体の非結晶質シリカ・
アルミナには■族金属のうち白金、ロジウム、イリジウ
ム、パラジウム等の白金族金属から選ばれる少なくとも
1種が担持されてなる。当該担体の非結晶質シリカ・ア
ルミナにMl)族金属および■族金属の鉄族金属を担持
することは本発明の場合、分解活性を低下させる傾向に
ある。これは、VIb族金属および■族金属の鉄族金属
の担持は非結晶質シリカ・アルミナの細孔を閉塞し、表
面積を低下させ、さらに酸性点を減少させるためである
。活性成分の一般的な担持量は、当該担体のアルミナに
担持されるVIb族金属は金属として最終触媒組成物の
ダ〜/ Owt%および■族金属は金属として最終触媒
組成物の八3〜e wt%、同じく当該担体の非結晶質
シリカ・アルミナに担持される■族金属の白金族金属は
金属として最終触媒組成物の0.0S〜/ wt%であ
る。
これら触媒の活性成分は、アルミナと非結晶質シリカ・
アル童すが混合される工程前に1、予めアルミナと非結
晶−質シリカ・アルミナに上記成分を含む水溶液を別々
に含浸して担持し、次いで混合し、成型、乾燥、焼成を
行なう方法、および予め非結晶質シリカ・アルミナに上
記活性成分を含む水溶液を含浸し、乾燥、焼成した後、
アルミナと混合し、成型、乾燥、焼成を行なって得たア
ルミナと白金族金属担持非結晶質シリカ・アルミナから
なる中間体触媒組成物に、上記活性成分を含む水溶液を
充分注意深い操作によシ当該担体のアルミナ細孔にのみ
選択的に■)族金属および■族金属の鉄族金属を含浸し
、乾燥、焼成することによって担持する方法等のいずれ
をも採用することができる。活性成分を含浸担持した触
媒の焼成は、前記のアルミナと非結晶質シリカ・アルミ
ナの混合物担体を製造する場合と同様の条件で行なわれ
る。
〔効果〕
かくして製造された本発明の触媒は重質油の水素化脱硫
・水素化分解処理に於いてすぐれた脱硫活性および分解
活性を示す。本発明の触媒を使用する重質油の水素化脱
硫・水素化分解処理は公知の方法および条件で実施する
ことができる。例えば、30〜λ00 Kf/cjGの
水素加圧下に、300〜ダSO℃で固定床触媒床に重質
油を液空間速度0.7〜コh−1、水素対重質油、30
0〜−〇 〇 〇 H!’/’O1l jで流通させる
ことによシ効果的に重質油の水素化脱硫、水素化分解処
理を行なうことができる。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例により更に具体的に説明する。
実施例での細孔分布および容積は水銀圧入式ポロシメー
ターで測定した0使用機は株式会社島津製作所製自動ボ
ロシメーターオートボア?−〇〇で最高圧lIコ00 
Kg/cdケージであり、従って細孔の測定範囲は半径
/7.ざλからtsooo5hである。
比表面積は窒素吸着法によりBET法で算出した。使用
機はカルロエルバ社製ンープトマチツク/100である
実施例 (1)アルミナ担体前駆体混練物およびアルミナ担体の
製造 コンデア社製ベーマイト粉末pura18 B(A1.
O,含有率り3%)/コ30Iをバッチ式ニーグーに仕
込み、ダ、3%硝酸水溶液/ダクコgを約3分かけて混
練しながら加え、さら(,23分混線を続けた。次に前
記混合物にコ、lチアンモニア水69!11を加えて2
3分混線し混練物(X)を得た。この混練物(X)をス
クリュ一式押出成型機で直径/、!−に押出成型した。
成型物を720℃で3時間乾燥した後、電気炉中で乾燥
空気流通下温度を徐々に上げ最終的にzsocの温度で
3時間焼成してアルミナを得た。得られたアルミナは比
表面積/17績′9を有し、半径−〇〜り5oooiの
全細孔の容積が0.りJ / mVIであり、半径ダ3
〜コooλの細孔の容積が全細孔の容積の90.3%を
占め、半径−〇〜+sAの細孔の容積は全細孔の容積の
6.?チでアシ、半径67又にシャープなピークを有す
る細孔分布を示し、半径よ0〜tooAの細孔の容積は
0. !r t td/Iであった。
(2)触媒−7の製造 触媒化成株式会社製非結晶質シリカ・アルミナ成塁担体
(組成SOチS10.・!?0%ム1108 *比表面
積4134−り、半径コ0〜り5oooλの全細孔の容
積は0.!r Otd/Iであり、半径コ0〜jOλの
細孔の容積は0.ダ4 td/11であり、半径コ0〜
3〜200Åの細孔の容積および半径SO−コ0〜20
0Åの細孔の容積は、全細孔の容積のそれぞれタコ、0
%および1.0%を占め、半径コクλにシャープなピー
クを有する細孔分布を示す’)zoottKパラジウム
を0.007り117m1含有する塩化テトラアンミン
パラジウムの水溶液3コ3−を含浸し、l−0℃で3時
間乾燥した後、さらに電気炉中で乾燥空気流通下徐々に
温度を上げ最終的に330℃で3時間焼成し、担体を基
準に0.5wt%のパラジウム金属を担持した。このパ
ラジウム担持非結晶質シリカ・アルミナ担体5oapを
振盪式ボールミル粉砕機に移し、水/jt0011を加
えて2日間粉砕し、パラジウム担持非結晶質シリカ・ア
ルミナ微粉砕物(Y)を得た。
上記の混練物(X) 4! / 011と微粉砕物(Y
)lIsoyをニーグー(内容積、2t)に仕込み、6
0℃で加熱濃縮しながら混合混練を130分行なった。
次いで直径へ!簡の円柱状に成型し、720℃の温度で
3時間乾燥した後、空気流通下350℃で3時間焼成し
て、パラジウムを担持した非結晶質シリカ・アルミナ含
有it 5 o wt%の触媒担体を得た。
このパラジウム担持担体20011に、まずキノリン溶
液/ j、6gを含浸し、次に70℃の温度で徐々に担
体中のアルミナ細孔のキノリンを蒸発させ、キノリン含
浸量J i!r wt%まで乾燥した。このキノリン含
浸担体に次いでモリブデン酸アンモニウム、7.401
と硝酸ニッケル3.62gを含む水溶液/’1.t−を
含浸させ、300℃まで徐々に昇温しながら乾燥し、次
いでSSO℃で3時間焼成して触媒−7を調製した。
触媒−lの触媒成分担持量および物性を表−/に示す。
(3)触媒−2の製造 そリプデン酸アンモニウムA、/911と硝酸ニッケル
2.09gを含む水溶液1.10−を使用したこと以外
は触媒−7の製造の場合と同様にして触媒担体の製造お
よび触媒成分の担持を行ない、触媒−一を製造した。
触媒−コの触媒成分担持量および物性を表−7に示す。
(4)  触媒−3の製造 触媒−7の製造に使用したパラジウム担持非結晶質シリ
カ・アルミナ微粉砕物(力を3OO9とし、パラジウム
担持非結晶質シリカ・アルミナ含有量をIl Owt%
とじたことおよびキノリン含浸量を3 Il、!r w
t%としたこと以外は触媒−lの製造と同様にして触媒
担体の製造および活性成分の担持を行ない触媒−3を製
造した。
触媒−3の触媒成分担持量および物性を表−/に示す。
(5)触媒−ダの製造 触媒−/の製造時に使用したと同一の銘柄の非結晶質シ
リカ・アルミナ成型担体1III!Iに水19011を
加えて振盪式ボールミルで7日間粉砕し、微粉砕物(Z
)を得た。次に、この微粉砕物337gをニーダ−に移
し、パラジウムをθ、θ0り7117m1含有する塩化
テトラアンミンパラジウム水溶液73.7−を約30分
かけて混練しながら加え、さらに110分加熱濃縮しな
がら混合混練した。この混線物に、次に上記(1)で得
られた混練物(X) 4t / 01と水!r6gを加
え、さらに5lIo分間加熱しながら混合混練した。以
下、触媒−/の製造の場合と同様にしてパラジウム担持
非結晶質シリカ・アルミナ含有!!; Owt%の触媒
担体の製造および触媒成分の担持を行ない、触媒−グを
製造した。
触媒−ダの触媒成分担持量および物性を表−/に示す。
(6)触媒−5の製造 上記(1)で得られた混練物(x) Il7 g gを
ニーダ−に仕込み、モリブデン酸アンモニウム114.
911と硝酸ニッケルダク、79を含む水溶液/93−
をS分間かけて混練しながら添加し、さらにItO分加
熱加熱濃縮がら混合混練した。次に、この混合物に触媒
−/の製造で得られたパラジウム担持非結晶質シリカ・
アルミナ微粉砕物(Y) sコ5gを加えて、さらに3
10分、加熱しながら混合混練を行なった。以下、触媒
−/の製造の場合と同様に押出成型、乾燥および焼成を
行ない、非結晶質シリカ・アルミナ含有量!r Owt
%担体からなる触媒−3を調製した0 触媒−5の触媒成分担持量および物性を表−7に示す。
(7)  触媒−6の製造 触媒化成株式会社製非結晶質シリカ・アルミナ成型担体
(組成72%5102・!ff%AI、0.1比表面積
lI/ g rrl/I 、半径コO〜tsooo X
の全細孔の容積は0.4 / rat/Iであり、半径
コ0〜SOλの細孔の容積は0.!r !r tnl/
11であり、全細孔の容積に対して、それぞれ、半径2
0〜soiの細孔の容積はざ9.7俤、半径、tO−2
0〜200Åの細孔の容積はA、1%であり、半径λり
Aにシャープなピークを有する細孔分布を示す)、2.
2jjlを振盪式ボールミル粉砕機に仕込み、水qzo
tiを加えて7日間粉砕した。得られた非結晶質シリカ
・アルミナ微粉砕物3.3711を、微粉砕物(Z)の
かわりに使用したこと以外は触媒−ダの製造の場合と同
様にして非結晶質シリカ・アルミナ含有量j Owt%
からなる触媒担体の製造および触媒成分の担持を行ない
触媒−6を製造した。
触媒−6の触媒成分担持量および物性を表−/VC示す
比較例 (8)  触媒−7の製造 実施例(1)のアルミナの製造で得られたアルミナ担体
20.01にモリブデン酸アンモニウム、7.401と
硝酸ニッケル3.4211を含む水溶液76.0−を含
浸し、次に/、20℃で3時間乾燥した後、乾燥空気流
通下!50℃で3時間焼成して触媒−7を製造した。
触媒−りの触媒成分担持量および物性を表−/に示す。
(9)触媒−tの製造 パラジウム担持非結晶質シリカ・アルミナ微粉砕物(Y
)のかわりにパラジウム未担持非結晶質シリカ・アルミ
ナ微粉砕物(z) IIIIg 11を使用したこと以
外は触媒−1の製造の場合と同様にして触媒担体の製造
および触媒成分の担持を行ない触媒−tを製造した。
触媒−gの触媒成分担持量および物性を表−/に示す。
α0 触媒−デの製造 キノリン溶液の含浸を実施しないことおよびモリブデン
酸アンモニウム3、tlgと硝酸ニッケル3.g 2 
gを含む水溶液15.2mlを使用したこと以外は触媒
−6の製造の場合と同様にして触媒担体の製造および触
媒成分の担持を行ない触媒−デを製造した0 触媒−9の触媒成分担持量および物性を表−lに示す。
ση 触媒−IOの製造 水沢化学株式会社製非結晶質シリカ・アルミナ成型担体
Neobead 8A (組成60%51011OチA
/1.OS、比表面積3S7叔I、半径20〜7!10
00又の全細孔の容積は0.7!ftnめであり、半径
20〜30^の細孔は容積0.0319であり、全細孔
容積に占める半径コO〜3〜200Åの細孔の容積およ
び半径& o −;tooλの細孔の容積はそれぞれ2
2.0%、73.3%を占め、半径719〜200Åに
ブロードなピークを有する細孔分布を示す)/ !r0
11を使用し、以下、触媒−/の製造の場合と同様の手
順で、パラジウム担持非結晶質シリカ・アルミナ微粉砕
物IIoseを得た。次いでこのパラジウム担持非結晶
質シリカ・アルミナ微粉砕物3spsを前記微粉砕物(
Y)のかわりに使用したこと以外は触媒−3の製造の場
合と同様にして触媒−10を製造した。
触媒−/θの触媒成分担持量および物性を表−7に示す
く水素化脱硫、水素化分解反応〉 本発明の触媒−/〜−6および比較触媒−り〜−IQ各
6θ11アラビアンヘビー系常圧残油(硫黄分j、f4
Iwtチ、360℃十留分9./wtチ)bO,01を
 コθO−容積の上下首振振盪式オートクレーブに仕込
み、390℃、/ 60 Kg/aAGで3時間水素化
脱硫、水素化分解処理を行なった。硫黄分の除去率およ
び340℃十留分d減少率を表−一に示す。
表−一 出 願 人  三菱化成工業株式会社 (ほか1名) 代 理 人 弁理士長谷用 − (ほか1名)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミナと非結晶質シリカ・アルミナの混合物か
    らなる担体に、周期律表VIb族金属並びにVIII族金属の
    鉄族金属および白金族金属を担持してなる比表面積20
    0〜350m^2/gの触媒であり、 [1]半径20〜75000Åの細孔の全容積が0.4
    ml/g以上であり、かつ半径20〜200Åの細孔の
    容積が20〜75000Åの細孔の全容積の90%以上
    を占めること、 [2]半径20〜45Åおよび半径50〜100Åにそ
    れぞれ一つずつ明瞭なピークを有する細孔分布を示すこ
    と、および [3]半径20〜50Åの細孔の容積が0.1ml/g
    以上であり、半径50〜100Åの細孔の容積が0.2
    ml/g以上であること を特徴とする水素化脱硫・水素化分解能を有する触媒。
  2. (2)担体中の非結晶質シリカ・アルミナ量が担体の3
    0〜60wt%である特許請求の範囲第1項記載の触媒
  3. (3)担体中のアルミナにVIb族金属の少なくとも1種
    およびVIII族金属の鉄族金属の少なくとも1種を担持し
    てなる特許請求の範囲第1項記載の触媒。
  4. (4)担体中の非結晶質シリカ・アルミナにVIII族金属
    の白金族金属の少なくとも1種を担持してなる特許請求
    の範囲第1項記載の触媒。
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