JPS6277600A - 熱交換器用伝熱管 - Google Patents
熱交換器用伝熱管Info
- Publication number
- JPS6277600A JPS6277600A JP21556085A JP21556085A JPS6277600A JP S6277600 A JPS6277600 A JP S6277600A JP 21556085 A JP21556085 A JP 21556085A JP 21556085 A JP21556085 A JP 21556085A JP S6277600 A JPS6277600 A JP S6277600A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin paint
- heat exchanger
- tube
- paint
- copper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は海水或は河川水などを冷却水として使用する熱
交換器における伝熱管の改良に関するものである。
交換器における伝熱管の改良に関するものである。
（従来の技術）
一般に火力又は原子力発電所、化学工場、船舶において
使用される熱交換器には、伝熱管とし、て銅管又は銅合
金管が使用されている。
使用される熱交換器には、伝熱管とし、て銅管又は銅合
金管が使用されている。
而してこの熱交換器における冷却用水としては主として
海水が使用されるが、伝熱管はこの海水のために早期に
腐食を生ずることがある。
海水が使用されるが、伝熱管はこの海水のために早期に
腐食を生ずることがある。
例えばこの冷却水中に多くの固形異物が混入してくる場
合には潰食が発生しやすくなり、又海水が汚染されて−
いるとか或は海底に堆積したイオウイオンを含有する汚
泥をまき込む場合には、汚染海水腐食が発生する。この
ような腐食を防止するために近時、伝熱管の内面て塗装
皮膜を設けた銅合金管が使用されつつある。
合には潰食が発生しやすくなり、又海水が汚染されて−
いるとか或は海底に堆積したイオウイオンを含有する汚
泥をまき込む場合には、汚染海水腐食が発生する。この
ような腐食を防止するために近時、伝熱管の内面て塗装
皮膜を設けた銅合金管が使用されつつある。
この管内面に塗装皮膜を設けることにより潰食、汚染海
水腐食などを抑制することが出来うるが、前記の如き冷
却水内に混入する固形異物において、鋭利な物質が存在
すると塗膜面を擦傷し、その部分を起点として塗膜が剥
離したり或は汚染海水環境で高頻度のスＩンジボール洗
浄を実施された場合には塗膜にふくれ剥離が生ずるなど
の不具合が生じ塗膜の密着性を改善する必要があった。
水腐食などを抑制することが出来うるが、前記の如き冷
却水内に混入する固形異物において、鋭利な物質が存在
すると塗膜面を擦傷し、その部分を起点として塗膜が剥
離したり或は汚染海水環境で高頻度のスＩンジボール洗
浄を実施された場合には塗膜にふくれ剥離が生ずるなど
の不具合が生じ塗膜の密着性を改善する必要があった。
（発明が解決するための問題点）
本発明は海水或は河川水などを冷却水として使用する熱
交換器において該熱交換器内に収納せる多数本の銅又は
銅合金による伝熱管の内面に、該銅又は銅合金と密着性
並に耐食性に優れた塗膜を設けた熱交換器用伝熱管をえ
んとするものである。
交換器において該熱交換器内に収納せる多数本の銅又は
銅合金による伝熱管の内面に、該銅又は銅合金と密着性
並に耐食性に優れた塗膜を設けた熱交換器用伝熱管をえ
んとするものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は銅又は銅合金管の内面に腐食抑制剤を配合した
合成樹脂塗料の皮膜を設けたことを特徴とするものであ
る。
合成樹脂塗料の皮膜を設けたことを特徴とするものであ
る。
本発明において合成樹脂塗料としては例えばアルキッド
樹脂系塗料、二ｄ？キシ樹脂系塗料。
樹脂系塗料、二ｄ？キシ樹脂系塗料。
フッ素樹脂系塗料、ポリウレタン樹脂系塗料。
ビニル樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料である。
又、銅又は銅合金の腐食抑制剤としては、例えばベンゾ
トリアゾール、トリルトリアゾール。
トリアゾール、トリルトリアゾール。
２−メルカプトベンゾチアゾール、２，５−ジメルカプ
トチアゾール、２−メチルカプトベンズイミダゾール、
ベンズイミダゾールチオール、ベンズオキサゾールチオ
ール、メチルベンゾチアゾール、メルカプトチアゾリン
、５−ニトロベンズイミダゾール、ゾチオカルパばン酸
、 １，３．−５−トリアジン２，４−ノチオールであ
る。
トチアゾール、２−メチルカプトベンズイミダゾール、
ベンズイミダゾールチオール、ベンズオキサゾールチオ
ール、メチルベンゾチアゾール、メルカプトチアゾリン
、５−ニトロベンズイミダゾール、ゾチオカルパばン酸
、 １，３．−５−トリアジン２，４−ノチオールであ
る。
なお、腐食抑制剤の配合量は上記の合成樹脂量に対し約
１ｗｔ％が好ましい。
１ｗｔ％が好ましい。
（実施例）
鉛丹、ノンフクロメートを含まないアルキッド樹脂塗料
にメチルアルコールに溶解したベンゾトリアゾールを１
チ（アルキッド樹脂９９係：ベンゾトリアゾール１％）
添加し、これを均一に混和せしめた後、復水器用黄銅系
継目無管（ＪＩＳＨ３３００Ｃ６８７０’）（Ｄ管内面
に２０ｐの膜厚目標でスプレー塗装を施して本発明熱交
換器川伝ＰＡ管をえた。
にメチルアルコールに溶解したベンゾトリアゾールを１
チ（アルキッド樹脂９９係：ベンゾトリアゾール１％）
添加し、これを均一に混和せしめた後、復水器用黄銅系
継目無管（ＪＩＳＨ３３００Ｃ６８７０’）（Ｄ管内面
に２０ｐの膜厚目標でスプレー塗装を施して本発明熱交
換器川伝ＰＡ管をえた。
斯くして得た本発明熱交換器用伝熱管の性能評価を試み
るために、その塗装皮膜てナイフで疵をつけ金属地肌を
露出せしめた後、該庇部に３容量係の空気を含む３チ食
塩水を流速８．５シａ ｅ Ｏで衝突せしめるＢＮＦ’
ジェット試験を３０日間行った。
るために、その塗装皮膜てナイフで疵をつけ金属地肌を
露出せしめた後、該庇部に３容量係の空気を含む３チ食
塩水を流速８．５シａ ｅ Ｏで衝突せしめるＢＮＦ’
ジェット試験を３０日間行った。
なお本発明伝熱管と比較するためにベンゾトリアゾール
を含有しない上記アルキッド樹脂系塗料を上記と同様て
復水器用黄銅系継目無管の内面に塗装した比較例熱交換
器用伝熱管についても上記同様にナイフに疵をつけ、食
塩水を噴射せしめた。
を含有しない上記アルキッド樹脂系塗料を上記と同様て
復水器用黄銅系継目無管の内面に塗装した比較例熱交換
器用伝熱管についても上記同様にナイフに疵をつけ、食
塩水を噴射せしめた。
その結果本発明伝熱管は塗装皮膜に伺等のふくれ或は剥
離が望められなかったが、比較例伝熱管は庇部を起点と
してその皮膜て剥離を生じ九。
離が望められなかったが、比較例伝熱管は庇部を起点と
してその皮膜て剥離を生じ九。
更に本発明伝熱管と比較例伝熱管について耐食性を試験
するために、管の内部に汚染された海水を２．５ ｍ／
ｓｅｅの速度で流水せしめ、毎日２４個のスＩンソ？−
ルを通過させたところ、本発明伝熱管は１２力月経過す
るも何等異状が認められなかったが、比較例伝熱管は約
６カ月後に塗膜にふくれを生じ管材に腐食が望められた
。
するために、管の内部に汚染された海水を２．５ ｍ／
ｓｅｅの速度で流水せしめ、毎日２４個のスＩンソ？−
ルを通過させたところ、本発明伝熱管は１２力月経過す
るも何等異状が認められなかったが、比較例伝熱管は約
６カ月後に塗膜にふくれを生じ管材に腐食が望められた
。
尚、ベンゾトリアゾール以外で特許請求の範囲第３項に
記載する腐食抑制剤についても同様の試験を実施したが
、同様の効果が認められた。
記載する腐食抑制剤についても同様の試験を実施したが
、同様の効果が認められた。
（効 果）
以上詳述した如く本発明熱交換器用伝熱管によれば冷却
用の海水又は河川水に対し優れた耐食性並に密着性を有
する等工業上極めて有用である。
用の海水又は河川水に対し優れた耐食性並に密着性を有
する等工業上極めて有用である。
Claims (3)
- （１）銅又は銅合金管の内面に腐食抑制剤を配合した合
成樹脂塗料の皮膜を設けたことを特徴とする熱交換器用
伝熱管 - （２）合成樹脂塗料としてアルキッド系塗料、エポキシ
樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料、ポリウレタン樹脂系塗
料、ビニル樹脂系塗料３アクリル樹脂系塗料、からなる
群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の熱交換器用伝熱管 - （３）腐食抑制剤としてベンゾトリアゾール、トリルト
リアゾール、２−メルカプトベンゾチアゾール、２，５
−ジメルカプトチアジアゾール、２メチルカプトベンズ
イミダゾール、ベンズイミダゾールチオール、ベンズオ
キサゾールチオール、メチルベンゾチアゾール、メルカ
プトチアゾリン、５ニトロベンズイミダゾール、ジチオ
カルドミン酸、１，３，５−トリアジン２，４−ジチオ
ールの何れか一種又は２種以上を用いることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の熱交換器用伝熱管
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21556085A JPS6277600A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | 熱交換器用伝熱管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21556085A JPS6277600A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | 熱交換器用伝熱管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6277600A true JPS6277600A (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=16674449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21556085A Pending JPS6277600A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | 熱交換器用伝熱管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6277600A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01116089A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-09 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 防錆処理液 |
| JPH10195345A (ja) * | 1997-01-10 | 1998-07-28 | Nippon Paint Co Ltd | トリアジンチオール含有防錆コーティング剤、防錆処理方法および防錆処理金属材 |
| JP2009215477A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 金属製導電部の保護剤、保護構造及び保護方法 |
| JP2010018842A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Achilles Corp | 熱負荷後においても高い密着性を有するめっき物及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-09-28 JP JP21556085A patent/JPS6277600A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01116089A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-09 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 防錆処理液 |
| JPH10195345A (ja) * | 1997-01-10 | 1998-07-28 | Nippon Paint Co Ltd | トリアジンチオール含有防錆コーティング剤、防錆処理方法および防錆処理金属材 |
| JP2009215477A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 金属製導電部の保護剤、保護構造及び保護方法 |
| JP2010018842A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Achilles Corp | 熱負荷後においても高い密着性を有するめっき物及びその製造方法 |
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