JPS6277438A - 冷凍方法 - Google Patents

冷凍方法

Info

Publication number
JPS6277438A
JPS6277438A JP60214617A JP21461785A JPS6277438A JP S6277438 A JPS6277438 A JP S6277438A JP 60214617 A JP60214617 A JP 60214617A JP 21461785 A JP21461785 A JP 21461785A JP S6277438 A JPS6277438 A JP S6277438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
powder
alloy
metal
alloy powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60214617A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0765823B2 (ja
Inventor
Masashi Sahashi
政司 佐橋
Hiromi Nibu
丹生 ひろみ
Koichiro Inomata
浩一郎 猪俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP60214617A priority Critical patent/JPH0765823B2/ja
Priority to EP86113399A priority patent/EP0217347B1/en
Priority to DE8686113399T priority patent/DE3687680T2/de
Publication of JPS6277438A publication Critical patent/JPS6277438A/ja
Priority to US07/248,286 priority patent/US4985072A/en
Publication of JPH0765823B2 publication Critical patent/JPH0765823B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発りjの技術分野] 本発明は、磁気熱量効果を用いて冷却を行なう沼気冷凍
用磁気作業物質及びその製造法に関し、更に詳しくは、
広範囲の冷凍温度領域において充分な冷却効果を奏する
ことが可能であり、熱伝達性に優れた沼気冷凍用磁気作
業物質及びその製造法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年の超電導技術の著しい発展に伴ない、産業用エレク
トロニクスは例えば情報産業、医am器等の広範な分野
でその応用が考えられている。超電導技術を用いるため
には極低温環境を作り出す冷凍機の開発が不可欠である
。良く知られた冷凍方式に気体冷凍方式があるがしかし
その効率は極めて低くまた装置も大型となってしまうた
め、これに代わる新たな冷凍方式として磁性体の磁気熱
量効果を用いた磁気冷凍方式の研究が盛んに行なわれて
いる(Proceedings of ICEC9(1
982,May);26−2’3. Advances
 in Cryogenic Engineering
1984、 Vol、 29.581−58?) [ブ
ローシーディンゲス・オブ拳ICEC9(1982年5
月) :2G−28頁、アドパンシズ争イン・クライオ
ジェニックエンジニアリング (1984年293 5
81〜587頁)1゜この方式は、簡単にいえば、磁性
体に磁場を加えたときのスピン配列状態と、磁場を解除
したときのスピンの乱雑な状態とのエントロピーの変化
(69M)による吸熱、放熱反応を利用することを基本
原理とするものである。この磁性体のことを磁気作業物
質という。したがって磁気作業物質はそのΔ鞠が大きけ
れば大きいほどそれだけ大きな冷却効果を発揮すること
になる。
第13図は磁性体の69Mと温度との関係を表わす図で
あるが、図から明らかなように磁性体は特定の温度(磁
気転移点)においてΔ鐘の極大値を示し、その前後の温
度では69Mが減少する。したがって、この磁性体は磁
気転移点近傍の微妙な温度範囲でしか充分な冷却効果が
得られない。
上記問題を解決するためには、異なった複数の磁気転移
点を有する磁性体を用いればよく、その結果比較的広範
囲の温度領域において充分な冷却効果が得られることに
なる。
複数の磁気転移点を有する磁性体を形成可能な物質とし
ては、R1j2ラーベス型金属間化合物(RはA土類元
素)等が知られている(Proceedings of
ICEC(1982,May); 30−33等)[プ
ロシーディンゲス・オブ・ICEC9(1982年 5
月);30〜33頁等l 。
つまり、この化合物粉末を 2種以上混合して焼結する
ことにより、複数の磁気転移点を有する磁性体が得られ
ると考えられる。しかしながら。
」−記方法により得られた磁性体は焼結の過程において
異種の化合物粉末間で相互拡散が進行しその結果ΔSM
の極大値が 1つになってしまう。
また、上記RAM2ラ一ベス型金属間化合物の他にGd
3Ga5O12,D!3AU5012に代表される耗土
類元素を含むガーネット系醇化物単結晶も知られている
か、この物質は4に以下の温度領域でしか充分な冷却効
果を得ることができない。したがって、4に以上の広範
な温度領域において充分な冷却効果端くえqち刺ス虜償
作享鮨質への要望に対しては有効ではない。
更に、磁気作業物質には吸収した熱を効率よく外部に放
散せしめることも要求されるので、熱伝達性にも優れて
いなければならない。
また、 77に〜15に程度の温度ψ域を対象とした磁
気冷凍では、格子エントロピーの寄与が大きいため、エ
リクソン・サイクルのような蓄冷型サイクルが望ましい
。このような蓄熱型冷凍機においは、磁気作業物質と蓄
冷材との熱伝達が不可欠である。ここで77に以下の極
低温においては例えば鉛等の固体状の蓄冷材しかなく、
磁気作業物質と蓄冷材とは固体接触させるが、そのとき
Heガス膜等の狭ギャップを形成し熱交換を行なう必要
がある。従って磁気作業物質、蓄冷材ともに鏡面仕上げ
、複雑形状の加工等の高精度の加工が要求される (低
温工学会1984年11月)。したがって、磁気作業物
質は高密度であるものが好ましい。
[発明の目的] 本発明は、上記した要望に応えるためになされたもので
り、広範囲の冷凍温度領域において充分な冷却効果を得
ることが可能であり、熱伝達性シこ優れた磁気冷凍用磁
気作業物質及びその製造法の提供を目的とする。
[発明の概要] 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた
結果、後述する磁性合金粉末を後述する金属バインダで
被覆した被覆粉末を成形して得られた磁気作業物質は熱
伝達性が優れており、しかも、複数種の希土類元素が含
有された混合粉末からなる場合の磁気作業物質は、異種
の磁性合金粉末間での相互拡散が起こらず、したがって
複数の異なる磁気転移点を有するものとなるとの事実を
見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の磁気冷凍用磁気作業物質は、Y、 
La、 Ce、 Pr、 Nd、 Pg、 Ss、 E
u、 Gd、 Tb。
Dy、 Ho、 Er、 T++、 Yb群から選ばれ
る少なくとも 1種の元素を含有し残部金属が実質的に
A文、 Ni。
Goの群から選ばれる少なくとも 1種からなる磁性合
金粉末と金属バインダとからなる成形体であって、かつ
、該金属バインダの該成形体中における存在割合が 1
〜80体桔%であることを特徴とし、その製造法は、Y
、 La、 Ce、 Pr、 Nd、 Pm、 Sm、
 Eu。
Gd、 Tb、 Dy、 Ho、 Er、 Tm、 Y
bの群から選ばれる少なくとも 1種の元素を含有し残
部金属が実質的にAlt 、 Ni、 Coの群から選
ばれる少なくとも 111!からなる磁性合金粉末の粉
末表面に、金属の被藍膜をメッキ法もしくは気相成長法
により形成し、次いでイ11られた粉末を成形して成形
体とすることを特徴とする。
まず、本発明における磁性合金粉末は、例えばRAM2
. RNi2. RCo2で表わされるような希土類i
ll 、 Co、 Ni)合金もしくはそれらの固溶体
の磁性合金粉末である。ここで、Rは、Y、 La、 
Ce。
Pr、  Nd、Pm、  Ss、  Eu、  Gd
、  Dy、  Ho、  Er、  Tm、  Yb
  の群から選ばれる少なくとも 1種の元素である。
この合金粉末においては、Rの含有l(Rが2種の場合
には両者の合計含有量)が下記の如き量であることが好
ましい。含有量が下記の下限値未満の場合には、室温以
下のいずれの温度においてもΔSMが大きくならず充分
な冷却効果が得られない、好ましくは、残部金属がA文
の場合60重量%以上。
Niの場合20重量%以上、 Coの場合40重量%以
上である。また、上記元素(R)の含有量の上限値は、
99重量%以下が好ましい。含有量が99重量%を超え
ると AIL、 Ni、 Goの含有量が少なくなって
合金粉砕特性が著しく劣化し、微粉末の製造が困難とな
り、事実上粉末成形体ができにくくなるためである。上
記含有量の条件を満足する合金粉末は強磁性合金粉末と
なる。
上記合金粉末は次のようにして製造することができる。
つまり、例えばRA文2. RNi2. RCo2合金
をアーク溶融炉て溶解して得る。次いで、得られた合金
を粉砕して微細な粉末とする。この粉末の粒径は、この
粉末と後述するバインダとからなる混合体を成形する際
の成形モールドへの充ft率に影響するので、 1〜1
00戸好ましくは2〜30−の範囲内にあることが好ま
しい。粒径が100Jjjを超えると充填率が低下し、
また lpR未満の場合酸化法に、上記した方法により
得られた磁性合金粉末を用意する。このとき、合金粉末
1種類の場合には優れた熱伝達性が得られるが、更に2
種類以上の合金粉末を用意して成形すると複数の異なる
磁気転移点を有する磁気作業物質も得られる。
Rの元素が異なる 2種以上の合金粉末を用意した場合
、各合金粉末における残部金属は同一種もしくは異種の
どちらでもよい。したがって、用意される粉末は例えば
[1yAJJ2.  ErAR2,HoA!;L2゜D
y)loAjL2の組合せ; DyNi2. DyCo
2の組合せのようになる。このように2種以上の合金粉
末を用意して混合・成形することにより 2つ以上の磁
気転移点を有する磁性体を得ることが可能となる。
本発明の磁気作業物質はト記合金粉末と金属バインダと
からなる。このバインダは、後述する方法により得られ
た成形体中において熱伝達性を向上させる働き及び、上
記した各種の混合粉末をそれぞれ分離独立せしめた状態
で結着する働きを有する。その結果、粉末1間における
相互拡散がm++n”ch’At造h/P1734tゴ
*=(々」;す−→=−レxふ緑++ルJji′jられ
る。
バインダに適用可能な金属としては、Au、 Ag。
Cuなどの低温での熱伝導特性に優れた金属もしくはこ
れらの合金かあげられるが、4.2Kにおける熱伝導度
が1W/k * cm以]二の金属であれば熱伝達性の
向」二に有効である。したがって、バインダそれ自体が
熱伝導性に優れた金属からなるため、得られた成形体の
熱伝達性も著しく向上する。
成形体中におけるバインダの存在割合は、 1〜80体
積%好ましくは5〜30体積%である。存在割合か1体
積%未猫の場合にはバインダの結着能力が小さく成形が
困難であると同時に後述する焼結時には合金粉末間での
相互拡散が進行して目的達成が困難になる。また、80
体積%を超える場合には磁性合金粉末の割合が低下し、
単位体積当りの冷却効果が低下するほか、磁界制御時の
渦電流損失に起因する発熱により冷却効果が著しく低下
してしまう。
」二足存在割合のバインダと合金粉末とからなる成形体
は、次のようにして製造することができる。
まず、上記合金粉末を上記金属 (バインダ)でもって
被覆する。この被覆方法としては、メッキツノ、(例え
ば無電解メッキ法)やスパッタリングなとの気相成長法
があげられる。メッキ法を適用するに際しては、メッキ
処理の前に合金粉末に対してセンシタイザ−処理やアク
チベータ処理などによる前処理を施すとよい。
被覆に際しては、金属被覆膜の膜厚が、合金粉末の粒径
2〜30μに対して0.1〜IQとなるように、被覆金
属の使用量を調節するとよい。このように粒径とllI
2厚とを所定の関係に設定することにより上記した成形
体中のバインダの存在割合を調節することが可能となる
次に、金属で被覆された合金粉末をプレス成形した後焼
結する方法や衝撃加圧成形法により目的とする成形体に
する。
焼結法による場合、プレス圧は500〜10,000k
g/c%好ましくは 1,000〜10,000 kg
#n!である。
次いで得られた成形体を非酸化性雰囲気中で焼結処理す
る。非酸化性雰囲気としては、1(1’ Torr以下
の真空、 At、 82などの不活性カスがあげられる
焼結温度は 100〜1100℃好ましくは500〜9
00℃である。焼結温度が 100℃未満の場合には高
い充填率が得られず、また、 1100℃を超えるとバ
インタ金属と合金粉末間の相互拡散が進行して、広範囲
の温度における充分な冷却効果が得られない。
衝撃加圧成形法の場合、金属被覆された磁性合金粉末を
カプセルに挿入し、衝撃加圧成形することにより高富度
成形体を得る方法である0例えば、レールカンによる 
100万〜1000万気圧の衝撃加圧、ライフルカンに
よる衝撃加圧、火薬を用いた爆発成形等が有効である。
また、10万気圧の超に、”j圧ブレスによる高圧成形
も有効である。
[発明の実施例コ 実施例I Dy  75重量%、残部A文からなる合金(A) 、
Er冨ρ−計舊、仮 万を蔗 ΔO売龜かス△へ/ll
l’l シダり別々にアーク溶解炉を用いて調製し、こ
れら合金をそれぞれボールミル法で粒径30戸程度の微
粉末に粉砕した後1合金(A)粉末と合金(B)粉末と
を得、これを等モル比でミキサーにより混合し、混合粉
を11)た。
得られた混合粉にセンシタイザ−処理(80M酸性)と
アクチベーター処理(80文酸性)を施したのち、TM
P l150OA、 Hにより銅メッキ (NaOHア
ルカリ性)した (使用薬品、奥野製薬工業製)。
銅メツキ時の合金粉末と銅メツキ量は重量比で3〜4:
1であり、メッキ処理により合金粉末表面に0.5〜I
gの被膜が形成された。
銅メッキを施した上記合金粉末をブレス圧10t/詞で
プレス成形した後600℃にてArガス雰囲気中で焼結
した。
得られた焼結体のX線回折の結果を第1図に示す。
また、比較例1として、上記合金(A)粉末と合金CB
)粉末との混合粉にメッキ処理することなく、プレス成
形して1100℃において焼結して得られた焼結体のX
線回折の結果を第2図に示す。
実施例1の焼結体の(440)面におけるxvA回折の
結果からErAu2の格子定数a=7.793. Dy
Au2の格子定数a・7.827が得られた。それに対
して比較例1の(440)面におけるX線回折結果はa
・7.817であった。
第1図、第2図から明らかなように、本発明の磁気作業
物質はX線的にErA交2と DIA文2がそれぞれ分
離独立して存在しているのが確認されているが、比較例
1ではピーク数の減少にみられるように相互拡散の進行
が認められる。
また、実施例1.比較例1の2テスラの磁場中における
磁化測定結果を第3図に示す。図から明らかなように実
施例1においては15に付近にErA交2の磁気転移点
、60に付近にDyAl2の磁気転移点が観測されるが
、比較例1では35に付近に両者が相互拡散した結果得
られた物質の磁気転移点が観測されるのみである。
また、実施例1の充填率は95%を超える高密度焼結体
であり、熱伝導度は比較例1の200a+W/cm *
 Kに夕、J して−桁大きい3W/cm・kであった
。なお、焼結体中のハインタの存在割合は20〜25体
植%であった。
実施例2 Dy  75玉i1i%、残部LAからなる合金(A)
 、 Er75.6料量%、残部八文から合金(B) 
、 ay  3’7.6重量%、 Ha  38.2重
φ%、残部A交からなる合金(C) 、 Ho  75
.4重量%、残部A文からなる合金(D)を各々別々に
アーク溶解炉を用いて作製し、ホールミル法で粒径30
戸程度の微粉末に粉砕した後、合金(A)、 (B)、
 (C)、 (D)粉末をそれぞれ得、これらを各//
  1モ)Iy 、 0.38千k 、 0.24モル
、 0.31モルのモル比でミキサーにより混合し、混
合粉をイ与 た 。
得られた混合粉に実施例1と同様の処理を施して焼結体
を得た。得られた焼結体につき、5テスラの磁界印加状
態および無磁場状態での比熱(Cp)を測定し、磁気エ
ントロピー変化量(ΔSM/R)の温度依存性を調べた
結果を第4図に示す。
また、比較例1における磁気エントロピー変化量の温度
依存性の結果も併せて第4図に示した。
第4図から明らかなように、本発明の焼結体は10に〜
70にと広範囲において冷却効果を得ることができるが
、比較例1では30に〜50にと冷却温度の範囲が狭い
実施例3 Dy58重量%、残部Niからなる合金(E) 、 E
r59重量%、残部Niからなる合金(F)を作製した
ほかは実施例1と同様にして混合粉を得た。
得られた混合粉に対して実施例1と同様のメッキ処理を
施した。このときの合金粉末と銅メツキ量は重量比で5
〜6:1 とした。
銅メツキ処理された合金粉末を用いて実施例1と同様に
焼結体を得た。得られた焼結体のX線回折の結果を第5
図に示す。また、比較例2として、上記混合粉を用いて
焼結温度を980’Cとしたほかは比較例1と同様に製
造した焼結体のX線回折の結果を第6図に示す。
更に、実施例3.比較例2の磁化測定結果を第7図に示
す。図から明らかなように実施例3においては8に付近
にErNi2の磁気転移点、 20に付近にDyNi2
の磁気転移点がそれぞれ認められる。
また、実施例3における充填率は98%を超え。
熱伝導度は比較例3の350mW/cm a Kに対し
て一桁大きい4W/cm@にであった。なお、焼結体中
のパインタ存在割合は20〜25体積%であった。
実施例4 Dy  58重量%、残部Niからなる合金(E) 、
 )t。
58.5重量%、残部N1からなる合金(G) 、 E
r  57.5重量%、残部N1かもなる合金(H)を
作製したほかは実施例1と同様に合金粉を得、これらを
各々 1モル、0.4モル、0.3モルのモル比で混合
して混合粉を得た。
得られた混合粉に実施例3と同様の処理を施して焼結体
を得た。得られた焼結体につき、 5テスラの磁界印加
状態および無磁場状態での比熱(Cp)をJilt定し
、磁気エントロピー変化量(ΔSM/R)の温度依存性
を調べた結果を第8図に示す。
また、比較例2における磁気エントロピー変化量の温度
依存性も併せて第8図に示した。
実施例5 Er  5B、7重量%、残部Goからなる合金(I)
 、 ’re58.8重子−%、残部Goからなる合金
(J)を作製したほかは実施例1と同様にして混合粉を
得た。
得られた混合粉に対して実施例1と同様のメッキ処理を
施した。このときの合金粉末と銅メツキ量は重社比で4
〜5:1とした。
銅メツキ処理された合金粉末を用いて実施例1と同様に
焼結体を得た。得られた焼結体のX線回折の結果を第9
図に示す。また、比較例3として、上記混合粉を用いて
焼結温度を1000℃としたほかは比較例1と同様に製
造した焼結体のX線回折の結果を第10図に示す。
更に、実施例5.比較例3の磁化測定結果を第11図に
示す。図から明らかなように実施例5においてはIOK
付近にT■Co2の磁気転移点、30に付近にErCo
2の磁気転移点がそれぞれ認められる。
また、実施例5における充填率は98%を超え、熱伝導
率は比較例5の180mW/co e Kに対して一桁
大きい2W/cme Kであった。なお、焼結体中のバ
インダ存在割合は20〜25体精%であった。
実施例6 Er  5B、7重■%、残部Goからなる合金(D 
、 Tm58.9重−1IX%、残部Coからなる合金
(J) 、 Ho  38.9重量%、Er19.5重
量%、残部Coからなる合金(K)を作製したほかは実
施例1と同様に合金粉を得、これらを各々 1モル、0
.5モル、0.7モルのモル比で混合して混合粉を得た
得られた混合粉に対して実施例5と同様の処理を施して
焼結体を得た。得られた焼結体につき、 5テスラの磁
界印加状態および無磁場状態での比熱(Op)を測定し
、磁気エントロピー変化量(ΔSM/R)の温度依存性
を調べた結果を第12図に示す。
また、比較例3における磁気エントロ、ピー変化量の温
度依存性も併せて第12図にした。
[発明の効果] 以上、説明したように本発明の磁気冷凍用磁気作業物質
は、熱伝達性に優れていて、広範囲の冷凍温度領域にお
いて充分な冷却効果を奏することが可能である。しかも
、高密度であるため加工性に優れている。とりわけ、エ
リクソン・サイクルのような蓄冷方式に用いる磁気作業
物質として本発明物質を用いると良好な熱伝達を得るこ
とができるため、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第5図、第6図、第9図、第10図は
それぞれ得られた焼結体のX線回折結果を表わす図、第
3図、第7図、第11図はそれぞれ得られた焼結体の磁
化と温度との関係を表わす図であり、第4図、第8図、
第12図はそれぞれ得られた焼結体の磁気エントロピー
変化と温度の関係を表わす図、第13図は磁性体のエン
トロピー変化と温度の関係を表わす図である。 第3図 第4図 第6図 第7図 第10図 混LK 第11図 凰先に 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、
    Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb群から選ば
    れる少なくとも1種の元素を含有し残部金属が実質的に
    Al、Ni、Coの群から選ばれる少なくとも1種から
    なる磁性合金粉末と金属バインダとからなる成形体であ
    って、かつ、 該金属バインダの該成形体中における存在割合が1〜8
    0体積%であることを特徴とする磁気冷凍用磁気作業物
    質。 2、前記磁性合金粉末が2種以上の合金粉末の混合粉で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気
    冷凍用磁気作業物質。 3、前記金属バインダが4.2Kにおける熱伝導度が1
    W/cm・K以上の金属もしくは合金である特許請求の
    範囲第1項記載の磁気冷凍用磁気作業物質。 4、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、
    Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Ybの群から選
    ばれる少なくとも1種の元素を含有し残部金属が実質的
    にAl、Ni、Coの群から選ばれる少なくとも1種か
    らなる磁性合金粉末の粉末表面に、金属の被覆膜をメッ
    キ法もしくは気相成長法により形成し、次いで得られた
    粉末を成形して成形体とすることを特徴とする磁気冷凍
    用磁気作業物質の製造法。 5、前記磁性合金粉末が2種以上の合金粉末の混合粉で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の磁気
    冷凍用磁気作業物質の製造法。 6、前記金属被覆粉末をプレス成形して成形体とし、該
    成形体を100〜1100℃の温度において焼結するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の磁気冷凍用
    磁気作業物質の製造法。 7、前記磁性合金粉末の粉末表面に金属の被覆膜をメッ
    キ法もしくは気相成長法により形成し、次いで得られた
    粉末を衝撃加圧成形して成形体とすることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の磁気冷凍用磁気作業物質の
    製造法。
JP60214617A 1985-09-30 1985-09-30 冷凍方法 Expired - Fee Related JPH0765823B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60214617A JPH0765823B2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30 冷凍方法
EP86113399A EP0217347B1 (en) 1985-09-30 1986-09-30 Use of polycrystalline magnetic substances for magnetic refrigeration
DE8686113399T DE3687680T2 (de) 1985-09-30 1986-09-30 Verwendung polykristalliner magnetischer substanzen zur magnetischen abkuehlung.
US07/248,286 US4985072A (en) 1985-09-30 1988-09-22 Polycrystalline magnetic substances for magnetic refrigeration and a method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60214617A JPH0765823B2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30 冷凍方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6277438A true JPS6277438A (ja) 1987-04-09
JPH0765823B2 JPH0765823B2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=16658688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60214617A Expired - Fee Related JPH0765823B2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30 冷凍方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0765823B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263392A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Toshiba Corp 磁気冷凍材料及び磁気冷凍装置
DE102013203129A1 (de) 2013-02-26 2014-08-28 Wacker Chemie Ag Asymmetrisch poröse Membranen aus vernetztem thermoplastischem Siliconelastomer
DE102013213318A1 (de) 2013-07-08 2015-01-08 Wacker Chemie Ag Asymmetrisch poröse Membranen aus aldehydvernetztem thermoplastischen Siliconelastomer
CN110634638A (zh) * 2019-09-29 2019-12-31 桂林电子科技大学 一种(Pr,Gd)Co永磁材料及其制备方法
US11208584B2 (en) 2018-09-18 2021-12-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Heat regenerating material, regenerator, refrigerator, superconducting magnet, nuclear magnetic resonance imaging apparatus, nuclear magnetic resonance apparatus, cryopump, and magnetic field application type single crystal pulling apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5485106A (en) * 1977-12-20 1979-07-06 Seiko Epson Corp Magnet made from inter-rare-earth-metallic compound

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5485106A (en) * 1977-12-20 1979-07-06 Seiko Epson Corp Magnet made from inter-rare-earth-metallic compound

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263392A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Toshiba Corp 磁気冷凍材料及び磁気冷凍装置
DE102013203129A1 (de) 2013-02-26 2014-08-28 Wacker Chemie Ag Asymmetrisch poröse Membranen aus vernetztem thermoplastischem Siliconelastomer
DE102013213318A1 (de) 2013-07-08 2015-01-08 Wacker Chemie Ag Asymmetrisch poröse Membranen aus aldehydvernetztem thermoplastischen Siliconelastomer
US11208584B2 (en) 2018-09-18 2021-12-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Heat regenerating material, regenerator, refrigerator, superconducting magnet, nuclear magnetic resonance imaging apparatus, nuclear magnetic resonance apparatus, cryopump, and magnetic field application type single crystal pulling apparatus
CN110634638A (zh) * 2019-09-29 2019-12-31 桂林电子科技大学 一种(Pr,Gd)Co永磁材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0765823B2 (ja) 1995-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0217347B1 (en) Use of polycrystalline magnetic substances for magnetic refrigeration
CN103137281B (zh) 粘结La(Fe,Si)13基磁热效应材料及其制备方法和用途
JP4240380B2 (ja) 磁性材料の製造方法
JP2014500611A (ja) 高耐食性焼結NdFeB磁石およびその調製方法
CN109022988A (zh) 一种钨基高比重合金材料的制备方法
JP4399771B2 (ja) 磁性粒子とその製造方法、及び磁性粒子ユニット
JP2739935B2 (ja) 蓄冷体及びその製造方法
US20210287831A1 (en) Magnetic calorific composite material and method for manufacturing thereof
JPS62243377A (ja) 積層磁性体の製造方法
JPS6277438A (ja) 冷凍方法
JP5509731B2 (ja) 希土類窒化物およびその製造方法、ならびに磁気冷凍材料および蓄冷材料
CN114561580B (zh) 一种RE4TCd磁制冷材料
JP2684140B2 (ja) 希土類・鉄・コバルト・ボロン系正方晶化合物
Wu et al. New design of La (Fe, Co, Si) 13 magnetocaloric composites using Gd as a binder
JPH01140701A (ja) 磁性多結晶体及びその製造方法
Zhong et al. Superior comprehensive properties of LaFe11. 8Si1. 2/Ce60Co40 magnetocaloric composites
JPH02107762A (ja) 光磁気記録用合金ターゲット
CN102581288A (zh) 超细碳化铌-铁复合粉末材料及其制备方法
JPH08245295A (ja) 希土類・鉄・コバルト・ボロン系正方晶化合物
JP2021097229A (ja) 磁気熱量複合材料及びその製造方法
JPS63179052A (ja) 蓄冷材料の製造方法
JPH0645841B2 (ja) 永久磁石材料の製造方法
Li et al. Microstructure, magnetocaloric and mechanical properties of LaFe11. 8Si1. 2/Y64Co36 composites prepared by hot pressing and diffusion annealing
JPS6280247A (ja) 磁気冷凍用磁気作業物質
JP2001226764A (ja) スパッタリングのターゲット材用焼結体、その製造方法、及びスパッタリング用ターゲット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees