JPS6277368A - 微粒子化2−メルカプトピリジン−n−オキシド多価金属塩の製造方法 - Google Patents

微粒子化2−メルカプトピリジン−n−オキシド多価金属塩の製造方法

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JPS6277368A
JPS6277368A JP21751385A JP21751385A JPS6277368A JP S6277368 A JPS6277368 A JP S6277368A JP 21751385 A JP21751385 A JP 21751385A JP 21751385 A JP21751385 A JP 21751385A JP S6277368 A JPS6277368 A JP S6277368A
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mercaptopyridine
metal salt
polyvalent metal
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mept
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Toshio Nozaki
野崎 利雄
Takashi Imamura
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2−メルカプトピリジン−N−オキシド多価金
属塩微粒子の製造方法に関し、更に詳細には02μ以下
の粒径を有する粒子が50 wt%以上である微粒子化
2−メルカプトピリジン−N−オキシド多価金属塩の製
造方法に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
2−メルカプトピリジン−N−オキシド多価金属塩(以
下[MeptJと略称する)は殺菌剤として有効であり
、一般の殺菌剤としての利用はもとよりシャンプー、リ
ンス等に配合する抗フケ剤として広範に利用されている
。このMeptの多価金属としては、カルシウム、マグ
ネシウム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウ
ム、スズ、ジルコニウム等があるが、これらのうち亜鉛
塩は広く使用されている。
しかし、これらのMeptは、例えばその亜鉛塩(以下
rZptjと略称する)の水に対する溶解度が25℃で
15 ppm、比重1.8である如く、いずれも難溶性
で比重が高く、その販売・供給は粉末状若しくは水性分
散液等の形態でおこなわれていた。そして、比重が高い
ことからMeptを溶媒中に懸濁分散させても凝集、沈
降、分離しやすいという欠点があった。
従来、市場にMeptを含有するシャンプーやすンスが
提供されていたが、Meptを組成物中に安定に配合す
るために、制粘度にしたり、特殊なポリマーや粘度鉱物
等の配合を余儀なくされていた。
このため、製品の性能面で、例えばシャンプーの場合は
その起油性や洗髪後の感触が悪い等の欠点があった。
また、最近、Meptを組成物中で安定に保持する技術
として、ヒドロキシアルキルセルローズと併用する方法
(特開昭57−80499号)、両性化高分子化合物と
併用する方法(特開昭54−41909号)、RPCと
併用する方法(%開昭53−97010号)及びポリア
クリル酸/ポリアクリル酸エステルと併用する方法(4
1t開昭52−7458g号)等が報告されている。
しかし、これらの技術も依然として特殊なポリマーを使
用するものであり、製品のコスト上昇、性能上の制約は
解決されていないし、又全てシャンプー系のみでの応用
技術であシ、他の製品への応用の可能性は、全く明らか
にされていなかった。
そこで本発明者らは優れた抗菌剤であるMeptを一般
のシャンプー、ヘアリンス剤等に、特殊なポリマー等を
用いず安寛に配合すべく鋭窮研究をおこなっていたとこ
ろ、MeptKついて、これを0.2μ以下の粒子が5
Qwt%以上であるようになるまで細かくすれば組成物
中におけるMeptの分散安定性が著しく向上し、しか
も微細化されたMept、の皮膚や毛髪に対する吸!性
が向上するためMeptを含有するシャンプー、ヘアリ
ンス剤等の殺菌・抗フケ作用が向上すること、そしてこ
れらの性能はMeptの粒子径に反比例し、粒子径が小
さいほどよいことを見出し、特許出願した(特開昭6°
0−16972号)。
しかし、一般に粒子径が半分になると、系内の全表面自
由エネルギーは2倍になるため系全体が不安定となり、
その結果粒子の凝集をまねき、0.1μ程度の粒子を安
定に存在させることは極めて困難であった。
〔問題点を解決するための手段〕
斯る笑情において、本発明者らは更に粒仔の小さいMe
ptを容易に、しかも安定な状態で得べく鋭意研究をお
こなった結果、特定の分散剤を使用することにより短い
粉砕時間で当該目的を達成することを見出し、本発明を
児成した。
すなわち、本発明はMept分散fLを、置換基として
炭化水素基を有することもある多環式芳香族化合物のス
ルホン化9勿若しくはその頃又はそれらとホルマリンと
の縮合物の存在下に、粒径0.21以下の剛体−メディ
アと共に攪拌することft特徴とする0、2μ以下の粒
径を有する粒子がs o wt%以上である微粒子化M
eptの製造方法を提供するものである。
本発明方法において用いられる置換基として炭化水素基
を有することもある多環式芳香族化合物のスルホン化v
fJは、例えばナフタレン、アルキル義侠ナフタレン、
アンスラセン、アルキル置換アンスラセン、リグニン、
石油残渣中の芳香環を有するものなどの多環式芳香族化
合物を、一般の方法により、スルホン化し、引き鯖き必
要に応じ造塩反応に付すことにより調製される。
使用する多環式芳香族化合物としては、各種のものが使
用可能であるが、特に好ブしくけ、リグニン、ナフタレ
ンまたは、炭素数1〜6のアルキルナフタレンであシ、
勿論、これらの混合物でもよい。
また、これらの塩としては、ナトリウム、カリウムなど
のアルカリ金属、カルシウムなどのアルカリ土耕をはじ
め、アミン、アンモニウム塙などが挙げられる。
更に、上記多環式芳香族化合物のスルホン化物とホルマ
リンとの縮合物は、このスルホン化物をホルマリンとの
縮合反応に付すことにより得られる。この場合、縮合度
は、好1しくけ、1.2〜30、丈に好ましくは、1.
2〜10である。ここで、縮合度が1.2以下の時は、
縮合による効果が少なく、又、30’!l−越えると、
高分子量化するため、溶解性などの点により、実用上問
題を生ずる。
斯くして得られた多環式芳香族化合物のスルホン化物及
びこれとホルマリンとの動合物(以下「分散剤」という
)は、本発明においては、o、 o s wt%以上、
特に0.1〜10wt%添加することが好ましい。
一力、原料であるMeptは、市販の粉末を水に分散さ
せて用いられるが、市販の分散液であってもよい。また
、分散液嬢度はMeptが5〜70wt%の範囲が好ま
しく、生産効率を考えると高濃1yが特に好ましい。
また、メディアとしては、その粒径が0.2 y以下の
もの、特に0.1〜0.2 jlmが好ましい。0.1
 !u未満のメディアを使用すると、微粒子化は可能で
あるが、メディアとMeptの混合物が高粘度となり、
取り扱いが困難となる。このメディアの材質は剛体、た
とえばオタワサンド、ガラス、アルミナ、ジルコンなど
が使用できるが、好ましくはガラスである。
Meptとメディアを撹拌し、微粒子化する機器として
は、サンドミル、サンドグラインダーなどが知られてい
るが、本発明で使用するサンドミル、サンドグラインダ
ーは、一般公知のものでよく、竪型、横型ともに使用で
きる。また、ディスクも通常用いられるタイプが使用で
きる。
本発明方法を実施するには、Mept分散液、メディア
及び分散剤を、微粒子化機器中に、一度に若しくは顯次
仕込牟、これを十分に攪拌すれば良い。
微粒子化する際の温度は、5〜30’Cが好せしい。3
0℃を越える場合、微粒子化に吸する時間が長く、微粒
子化が困娃になるので、好ましくない。
微粒子化に当ってのメディアとMept分散液の混合比
率は、体積比で40/60〜80/20の範囲であり、
好ましくは60/40〜70/30である。
本発明方法により得られた微粒子化Meptは上記の如
くサンドミル等で微粒子化された後、加圧ろ過、または
遠心分離により、メディアとMept分散液を分離し、
さらに、必峻に応じてメディアを水洗することにより取
得される。
斯くして得られた微粒子化Meptは、02μ以下の粒
径を有する粒子が5Qwt%以上(粒径及びその分布は
、遠心式自動粒度分布測定装置CAPA−500(板場
製作所)を用いて行なった。以下実施例も同じ)であり
、分散安定性が優れているので長7471にわたって安
定な分散液とすることができる。また、従来のMept
に比べ毛髪、皮膚、樹皮、建材前への吸着安定性もよく
、殺菌効果も優れているので、抗フケ剤としての毛髪化
粧料等への利用はもとより、従来分散安定性にIVjK
問題があった水−アルコール系分散液を使用する毛髪化
粧料、殺菌剤等へも利用できるものである。
次に実施例及び比較例を挙げ本発明を説明する。
実施例1 市販されているZpt粉末45r、デモールN(花王石
#ニジ;ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物)25
2、水422及び01〜02朋のガラスピーズ(メディ
ア)187Fを混合(メディア/分散液体積比=63/
37)L、これを内容Tfj 400 triのサンド
ミル(五十嵐機様製−1M)内に入れ、ディスクを4時
間、周M6m1秒で回転させることにより微粒子化した
。この後、混合物を加圧濾過すると微粒子化されたzp
tの分散液が75F得られた。また、水1002で2 
!PIメディアを洗浄するとZptの93 wt%が回
枢できた。
この微粒子化されたZptは後記第1表に示すように0
.2μ以下の粒子が5Qwt%以上の粒径分布からなる
ものであった。
実施例2 市販されているzpt粉末452、リグニンスルホン酸
Cボレガード社製;ウルトラジンNASS)2.52、
水42F及び0.1〜0.2uのガラスピーズ(メディ
ア)ls7rを混合(メディア/分散液体積比=63/
37)L、これを内容績400m1のサンドミル(五十
嵐機械′#造)内に入れ、ディスクを4時間、周速6m
/抄で回転させることにより微粒化した。この後、混合
吻を加llE濾過すると微粒子化されたZptの分散沿
が68F得られた。また、水100fで2回メディアを
洗浄するとZptの97 wt%が回収できた。
この微粒子化芒れたZpt(d後記第1表に示すように
0.2μ以下の粒子が5Qwt%以上であった。
実施例3 市販されているZpt分散液(商品名;カマジンCオー
リンケミカルF)4sr、デモールN(花王石鹸製)0
22、水422及び01〜02Mのガラスピーズ(メチ
イア)187りを混合(メディア/分散液体積比=63
/37)L、これを内ン≠積400 mlのプントミル
(五十嵐機械製造)内に入れ、ディスクを4時間、周速
6m/秒で回転させた。この後、混合物を加圧濾過する
と微粒子化されたZptの分散液が652得られた。−
17’c。
水1002で2回メディアを洗浄するとZptの98w
t%が回収できた。
この微粒子化されたZptは第1表に示すように02μ
以下の粒子が5 Q wt%以上であった。
実施例4 実施例1において、ディスクを12時間、周速6m/秒
で回転させて微粒子化したZptVi第1表に示すよう
に0.1μ以下の粒子が50W1%以上になった。
実施例5 実施例2において、ディスクを12時間、周速6m1秒
で回転させ又微粒子化したzptは第1表に示すように
01μ以下の粒子が5Qwt%以上になった。
比較例1(分散剤を用いない場合) 市販されているZpt粉末452、水452及び01〜
0.213のガラスピーズ(メディア)】872を混合
(メディア/分¥1.液体積比=63/37)し、これ
を内容積400ゴのサンドミル(五十嵐機械製造)内に
入れ、ディスクを4時間、周込6市/秒で回転させた。
得らf″したものは第1衣に示すようにまったく微粒子
化されていなかった。
Yミ)丁余白

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、2−メルカプトピリジン−N−オキシド多価金属塩
    の分散液を、置換基として炭化水素基を有することもあ
    る多環式芳香族化合物のスルホン化物若しくはその塩又
    はそれらとホルマリンとの縮合物の存在下に、粒径0.
    2mm以下の剛体メディアと共に攪拌することを特徴と
    する0.2μ以下の粒径を有する粒子が50wt%以上
    である微粒子化2−メルカプトピリジン−N−オキシド
    多価金属塩の製造方法。
JP21751385A 1985-09-30 1985-09-30 微粒子化2−メルカプトピリジン−n−オキシド多価金属塩の製造方法 Granted JPS6277368A (ja)

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JP21751385A JPS6277368A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 微粒子化2−メルカプトピリジン−n−オキシド多価金属塩の製造方法

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JPS6277368A true JPS6277368A (ja) 1987-04-09
JPH0211587B2 JPH0211587B2 (ja) 1990-03-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8709460B2 (en) 1999-03-05 2014-04-29 Arch Chemicals, Inc. Chemical method of making a suspension, emulsion or dispersion of pyrithione particles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8709460B2 (en) 1999-03-05 2014-04-29 Arch Chemicals, Inc. Chemical method of making a suspension, emulsion or dispersion of pyrithione particles

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