JPS6277013A - 保護継電器 - Google Patents

保護継電器

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JPS6277013A
JPS6277013A JP60212979A JP21297985A JPS6277013A JP S6277013 A JPS6277013 A JP S6277013A JP 60212979 A JP60212979 A JP 60212979A JP 21297985 A JP21297985 A JP 21297985A JP S6277013 A JPS6277013 A JP S6277013A
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JP
Japan
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circuit
frequency
relay
counter
protective relay
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JP60212979A
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千葉 富雄
三安 城戸
博之 工藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力系統に用いる保護継電器に係り、特に、モ
ノリシック半導体集積回路(以下、ICという)化する
に適した保護継電器に関する。
〔従来の技術〕
電力系統では、種ンの要因から生しる事故電流及び電圧
からの系統保護のために、保護継電器が用いられている
。近年の大容量化した電力系統では事故電流と正常時の
電流との大きさの比が小さく、場合によってはほとんど
同じということもある。このような状況下にあって、保
護継電器は健全な事故判定機能をもたなくてはならない
。現在のところ長距離大容量送電線に対しては位相比較
方式で適当とされている。さて、上記した従来の位相比
較形保護継電器は、ディスクリート部品、すなわち、汎
用のオペアンプ6p、抵抗R,キャパシタC,ダイオー
ドD等の組合せにより構成されているが、部品数の削除
、小形化、高信頼度化及び低コスト化等が求められてい
る。このような保護継電器をIC化する場合、高精度な
抵抗をIC内に形1戊することは困難である。
一方、これに対し、近年開発が進められているアナログ
スイッチとキャパシタの組合せにより等価的に高抵抗を
実現するスイッチトキャパシタ回路の手法は、回路を集
積化する場合、キャパシタは抵抗に比してチップの面f
古によって容駄値を決定できるのでその値を正確に達成
し得るものとなっている。従って、このスイッチ1〜キ
ャパシタ回路を保護継電器に用いる検討が進められてい
る。
なお、抵抗を上記したスイッチトキャパシタ抵抗ではな
く、モノリシック拡散抵抗などで実現し、IC化するこ
とも考えられるが、抵抗値を高精度化し得ないばかりか
、回路定数の変更などについても応用性を欠くものとな
り、IC化のメリットが出しにくい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
さて、実際にモノリシックIC化し、実用に供し得る高
精度、かつ、高集蹟化した保護リレー回路を実現するた
めには、オペアンプのオフセット電圧、スイッチングに
より発生するノイズ(オフセット電圧)、チップ面積、
寄生素子の影響などを十分考慮する必要がある。
また、汎用化(標準化)を考慮した場合の回路の実装法
、実装する場合のビンネックの問題、実装の仕方(範囲
)、適用する周波数系(50Hz系及び60Hz系)へ
の対応なと種々の問題点がある。特に、50Hz系に適
用する場合と601f系に適用する場合とでは回路定数
が異なり、従来では、それぞれに対応した回路定数(抵
抗R及びキャパシタC)を用いていた。しかし、IC化
する場合には回路定数を系統周波数に合わせて固定せざ
るを得なくなり、IC化のメリットを出せないというr
:Jg11点があった。
本発明は、内部の回路定数を固定せざるを得ない上記し
た問題点を克服し、スイッチング周波数の切換え(変更
)のみにより、50Hz系及び60HX系の両方の適用
できるIC化に好適な保護継電器を提供することを目的
とする。
c問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、本発明は電力系統の電圧
および電流を入力とし、この電圧および電流に基づいて
前記電力系統に生じた事故を検出し、当該事故電力系統
の引外し信号を出力する保護継電器において、前記保護
継電器の構成要素中における前記電力系統の系統周波数
によって影響を受ける要素の抵抗要素をスイッチトキャ
パシタ等価抵抗により構成したことを特徴とするもので
ある。換言すれば、アナログ部50Hz系と60Hz系
で回路定数を変更せざるを得ない回路をスイツチトキャ
パシタ回路で構成し、スイッチング周波数の変更により
特性を変更できるようにしたものである。
〔作用〕
上記本発明の構成によれば、系統周波数成分をもつ検出
信号が入力された場合、その系7杭周波数に適合して動
作する構成要素中の抵抗を要素スイツチトキャパシタ等
価抵抗により構成したものであり、スイッチトキャパシ
タ等価抵抗はそのスイッチング素子のスイッチング周波
数に依存した抵抗値を高精度τ′′可変しうるものであ
るから(R=1/fc)、適用する電力系統の変更に伴
う系統周波数の違いが生じてもスイッチング周波数の調
整により当該保護継電器の特性変更(回路定数の変更)
を容易に行うことができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る保護継電器の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
罫護継電器の全体構成 第1図は保護継電器の全体構成をブロック図で示す6本
実施例では、保護継電器として位相比較形リアクタンス
リレーを例に以下説明する。
第1図において、1及び2は電力系統によりの電圧及び
電流情報に重畳された高調枝分を除去するフィルタ、3
は保護リレーの特性角を導出する移相回路、4は係数設
定回路(整数回路)、5は係数設定用スイッチ、6は加
算増幅回路(リアクタンスリレーでは(IZ−V)を求
める)、7は増幅回路(リアクタンスリレーではIZ)
、8及び9は比較器、10は比較器9の比較電気発生回
路、11はディジタル位相角判定回路(リアクタンスリ
レーでは(I Z−V)とIZの波形の重り角が900
以上がどうかの判定を行う)、12は判定角設定スイッ
チ、13はタイミング発生制御回路をそれぞれ示す。
−1−記保護継電器の構成要素のうち、系統周波数を変
更(501(z系、60Hz系の相互間で)により影響
を受ける要素、すなわち特性変更を必要とする要素は、
第1図中に二重わくで囲んだフイルタ1,2、移相回路
3、およびディジタル位相角判定回路11をスイッチト
キャパシタ等価抵抗を用いて構成する。詳細は後述する
が、この構成により任意に50Hz系および60H7系
の双方に適用可能な保護継電器を提供することができる
残りの他のブロック、係数設定回路4.加算増幅回路6
および増幅回路7は対象系統周波数の違いにより特性変
更をする必要のない要素であるが、タイミング発生制御
回路13からのクロック周波数が変更されたとしても、
例えば信号のリップル成分等の条件が変らないように工
夫することが特性上好ましい。この点については後述す
る。
さらに、コンパレータ8,9はそのままでよく、変更す
る必要はない。以下に、特性変更を必要とする各要素の
詳細について順を追って説明する。
フィルタ まず、フィルタ1および2について述べる。フィルタの
回路例を第2図に示す。この回路は、特願昭59−11
4300号に記載されているように、同一回路構成によ
り、帯域通過フィルタ(演算増幅器1の出力)と低減通
過フィルタ(演算増幅器2の出力)の両方が同一回路で
実現できる。帯域通過フィルタ(以下、B P Fと略
記)の場合その伝達関数は、 で与えられ、スイッチトキャパシタフイルタの場合のそ
れぞれの特性定数は次のようになる。
なお、各性定数は次の通である。
VBPF ニー B P F (7)出力電圧Vin:
入力電圧 S ニラプラス演算子 H:利得係数 ω0 :角周波数 Q :選択度 次に低減中通フィルタCPFの例について示す。
伝達関数は、 で与えられ、スイッチトキャパシタフィルタの場合それ
ぞれの特性定数は次のようになる。
すなりち、CPFとBPFのfo とQは全く同一の式
で表わされ、Hのみが異る。
ここで、これらのフィルタを保護リレーの50HX系に
適用する例について述べると、例えばBPFの場合のf
oは!50Hzとなる。このときのfs  (クロック
周波数)をfHzとする。
次のこのBPFを60Hz系に適用する場合には、fo
=60)−Iスが必要になる。(2)式から明らかなよ
うに、回路内のキャパシタは固定されているので変更は
できない。しかし、fsの変更くした1、2  f(I
lz)を用いる容易にfoを60Hzに変更することが
できる。これはfS を変更しても、foのみを変更し
、Q及びI−Iは変化しないことを有効に利用したもの
である。このようにするためには、第2図に示したスイ
ッチトキャバシタ等価抵抗Ri + R21R8及びR
4を同一クロック(周波数fsI(z)でスイッチング
する。
以I B P Fについて述へたが、低域通過フィルタ
 (L P F)も全く同様である。保護リレーの場合
には、50H2系と60Hz系ではfoのみを変更して
対応するようにしていることによるものである。以上の
ように、50I−Iz系ではグロ・ンク周波数がf(I
(z)であるのに対し、60H2系では1.2  f 
(Hz )であるので、スイッチングによる波形のリッ
プルの割合も全く同一であり、同一特性が実現できる。
移動回路 第3図に移動回路3の一般的な回路例を示す。
この回路の伝達関数は、 S・ω0 定数2)で表わされる。しかし、このような回路ではモ
ノリシックIC化すると、特性変更に対して対応するこ
とができない事は言うまでもない。
保護リレー、特に、この移相回路を利用するリアクタン
スリレーでは、適用対象の系統により、この移相回路の
移相の大きさを、変種する必要が生じる。
次に、第4図には本発明の移相回路の実施例を示す。こ
の回路の伝達関数は次式で表わされる。
G=K  − 8+ω0 ここで、ω0=2πfo = fs −Cz /C(時
ッチング周波数) で表わされる。従って、上記fsを変更するのみでゲイ
ン(K)を変更することなく、特性(移相)を変更でき
ることは容易に理解できる。
このように、第1図に辞す移相回路3を第4図のごとく
構成し、モノリシックIC化すると、特性変更に対して
も、fsの変更のみで対応でき、回路の標準化が達成で
き、モノリシックIC化の効果を十分発揮することがで
きる。
すなわち、フィルタの場合と全く同様に、例えば、50
Hz系の移動回路のfoを75H2とすた90Hzとす
る。例えば50Hz入力時に15″の位相遅れに対し、
60!−(z系でも60Hz入力時には15°の位相遅
れが実現でき、50Hz系と60Hz系の切換えをクロ
ック周波数の切換えのみにより実現できることが理解で
きるであろう。
すなわち、上記したフィルタも同様であるが、周波数−
ゲイン特性、周波数−位相特性で表わす場合、任意の一
般入力周波数をfoの関数(f=nfo)で表わす(基
準化= nomeliqation )と、全く同一の
特性を得ることができる。
整 回路および加OT回路 整定回路4については特願昭59−251890号に、
加算・増幅回路6及び7については特開昭59−217
058号にに記載されているように、クロック周波数に
よって、特性が変化することはない(周波数特性を持っ
ていない)。したがって、クロック周波数を変更しても
特性は変わらない。従って、50Hz系と60Llz系
の両方に適用できる。しかし、入力周波数とクロック周
波数の比を50)Iz系と60Hz系を同じにして、ス
イッチングによる波形のリップルの割合を入力周波数と
同じにするためには、フィルタ及び移相回路と同様に5
011z系より60Hz系のクロック周波数を1.2倍
高くすべきであることは言うまでもない。
位相角判定回路 次に位相角判定回路11について述べる。
第5図は、第1図に示した位相角判定回路を具体的に示
したものである。第5図において位相の重なり角が90
’以」−かどうかを判定するリアクタンスリレー、モー
リレー及びオフセットモーリレーと、位相の重なり角が
135°以上かどうかを判定する木の葉形リレーの判定
角の設定法を示す。
第5図において、Aは例えば、リアクタンスリレーの場
合、(I Z−V)I Zの正波に、対応し、Bは(I
Z−V)IZの負波に対応する。第6図に示したΔ、A
、B、B、C及びては第5図のそれぞれのA、A、B、
B、C及びiに対応する。
すなわち、第6図の人波形が第5図に入力されると、第
6図のτに示した斜線部の時間幅を第5図のカウンタ1
4(動作用)が計測する。同様に第6図のB波形が第5
図のB端子に入力されると、第6図の−百−に示した斜
線部の時間幅を第5図の動作用カウンタ15が計測する
。このようにすると第5図の復帰用カウンタ16は第6
図ので−の斜線部の時間幅を計測することができる。
すなわち、前記したように、位相の重なり角が90°以
上かどうかの判定の具体的手法は、第6図に示したA及
びBの斜線部の時間幅が、電力系統の入力電圧、電流9
0°以上かどうかを判定するものである。例えば、入力
電力の周波数が50Hzならば、90″以上かどうかと
いうことは、時間的には5ms以上かどうかを判定する
ことを意味する。なお、60Hzならば、90’は5 
m s / 1 、2  となる。第8図の所定値設定
回路17及び18内に示したa、a’ 、b及びb′は
所定値設定部であり、a、a’は90’判定用、b、b
’は木の葉形リレーの135°判定用である。このよう
に設定されている所定値設定部を第5図に示した選択制
御信号■により選択し、それぞれの値をカウンタ14及
び15.16にセットするようにする。上記14〜16
のカウンタは所定のクロック周波数の制御信号α(第5
図中のα)により歩進計測されるものであることは言う
までもない。
以上の説明より、リレーの種類に応じて、判定角の設定
が選択制御信号1本の制御のみにより可能であることが
理解できる。
この判定角の種類が多ければ、その所定値をさらに設け
ておき、これを選択制御すればよいことは容易に推測で
きる。
そこで、この第5図を50H2系と60H7系の両方に
適用する場合、A及びB入力が50I−Iz系から60
I−Iz系に変わるのであるから、この波形を計測する
カウンタの歩進パルスαを1.2倍6 。
できるものであることは容易に推?11!Iできる。す
なわち、第5図におけるカウンタ歩進パルス信号αの周
波数を60Hz系に比している1、2倍高くすればよい
。以上より、50 J−Iz / 607rz系の供用
化が図れる。
以上の説明では、位相角判定部をディジタル回路を用い
て構成する例について述べたが、従来と同様のアナログ
タイマー構成し、このタイマーを第4図に示したスイッ
チトキャパシタ回路(−次遅れ回路)により構成して、
前記と同様、クロックの切換えにより、50I−Iz及
び60Hz系の両方に適用できるようにできることは容
易に推測できる6 タイミング発生制御回路 第7図は第1図中のタイミング発生制御回路13の詳細
を示すものである。第7図中の231〜233は分周用
のカウンタ例を示すものである。
例えば231〜233は16進のカウンタなどである。
図のごとくカウンタをカスケード接続して、入力したク
ロックを分周することは公知である。
第8図は第7図のカウンタ群の1つ(233)を具体的
に示し、本発明の1つとするところのものである。
このカウンタは、16進カウンタを104カウンタある
いは12進カウンタのいずれかに制御し、保護継電器を
60Hz系に適用する場合には10進カウンタとして、
50H2系に適用する場合には12進カウンタとするも
のである。第8図においては、16進カウンタのロード
値(A=20゜B=21 、C=22.D=28)を制
御するもので、第8図中のスイッチSをa側に接続(B
=ルベル)する場合には10進カウンタ(60Hz系)
、b側に接続(B=Oレベル)する場合には12進カウ
ンタ(50Hz系)となる。このことを以下第9図を用
いてさらに説明する。
すなわち、第9図の(0)に示した番号5の時刻では、
A=O,B=O,C=1.D=Oとなっている。これは
、番号16時刻のGo(カウンタキャリー出力)により
第8図のカウンタにロートされた値を示すものである。
すなわち、Bは0レベルに制御されているものである。
第9図かられかるように、次のキャリー出力Co が出
力されるまでには12カウント計数することが理解でき
る。
また、番号7時刻は、B=1がロードされ、次のキャリ
ー出力が出力されるまでには10カウント計数される。
第8図のカウンタロード値BをルベルかOレベルに制御
することにより、16進カウンタを12進、あるいは1
0進カウンタに変更できる。このことは、保護継電器I
Cに対し、1本の制御線のみで50H2系と60H2系
の切換えが可能となることを意味する。
例えば、電力系統が50’Hz系の場合に、第8図のカ
ウンタを12進カウンタとして使用したとすると原クロ
ツク信号が例えば12MHzとするとカウンタ出力は1
/12のI M Hzを得る。
電力系統が60Hz系の場合には10進カウンタとして
使用するため、カウンタ出力は1/1゜の1.2MHz
となり、電力系統の周波数とカウンタ出力の周波数の比
を同じに保つことができる。
以上の説明より、保1Mリレーを50 I(に系から6
0Hz系、あるいは60Hz系から50H7系への変更
は、クロック分周波回路の1つのカウンタを10進ある
いは12進カウンタとする制御のみで可能であり1回路
の汎用化が達成できる。従って、IC化に好適な保護継
電器が実現できることとなる。
なお、以上の説明では、タイミング発生制御回路13を
他の回路要素とともに同−IC内に実装するものとした
が、これに限らずタイミング発生制御回路13を別体あ
るいは外付は可能に構成してもよい。ただ、内蔵する場
合と外付けとする場合とでは比較的にみて内蔵する方が
汎用ICとして適性を有するものといいうる。なぜなら
、内蔵した場合は前述のように制御fi1本のみ外部に
ピン出しして60Hz系と50Hz系とに変更できるの
に対し、外付けの場合は別にタイミング発生制御回路を
各周波数別に用意しなければならず、また、プリント板
への実装に際してもその分スぺ一入を要し、また、複雑
化することになるからである。
応用例 以上、位相比較形の距離リレーを例に本発明を述べたが
、里人力の保護リレーにも本発明がそのまま応用できる
例を@10図を用いて説明する。
第10図は、特願昭5!J −217058に記載され
ている里人リレー(過電流リレー不足電圧リレーに応用
)のブロック構成例を示す。図において、10は第1図
の1及び2と全く同一フィルタ、11は第1図4と同一
の整定回路、12は90°移相回路、13は2相全波整
流回路、14は平滑回路(第1図は移相回路3と同一回
路)、15は比較回路、16は比較電圧発生回路である
。第10図において、周波数特性を有する回路は10フ
イルタと14の平滑回路と90°移相回路12である。
これらの回路はこれまでの説明から明らかなようにクロ
ック周波数を601−Iz系の場合には50)(z系よ
り1.2倍高くすることによって、全く同一の特性を得
ることができ1両方に適用できる。また、第10図の1
1.13.15はクロックによって特性変化が生じない
ためクロックを変更しなくてもよいが、前記したように
出力波形のリップルの割合を同じにするためにはこれら
の回路のクロックも同様に変更するのがよいことは言う
までもない。
また、本発明の実施例のクロックの周波数、デユーティ
等を変化させて、その応動変化を監視する監視・点検方
式も推測される。例えば、タロツク周波数fSを変化さ
せると特性を変化させることができ、その変化分が所定
の値のみ変化したかどうかをチェックする方式などは容
易に推測できる。この方法は、入力周波数により特性が
変化する回路、すなわち、周波数特性を有する回路に特
に有効である。
以」二の実施例では、アナログ回路はスイッチトキャバ
シタ回路により実現しているが、半導体集積回路の進歩
により、複数の入力信号を高速にA/D変換し、これら
の信号をディジタル的にフィルタリングすると共に事故
検出演算(デイジタル)、ディジタル判定処理を行うI
C化に好適な保護リレー用LSIの実現も推測できる。
〔発明の効果〕
上記本発明の構成によれば、系統周波数成分をもつ検出
信号が入力された場合、その系統周波数に適合して動作
する構成要素中の抵抗要素をスイッチ1−キャパシタ等
価抵抗により構成したものであり、スイッチトキャパシ
タ等価抵抗はそのスイッチング素子のスイッチング周波
数に依存して抵抗値を高精度で可変しうるものであるか
ら、適用する電力系統の変更に伴う系統周波数の違いが
生じてもスイッチング周波数の謂整により当該保護継電
器の特性変更(回路定数の変更)を容易に行うことがで
きる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す保護継電器のブロック図
、第2図は本発明に用いられるスイッチトキャパシタフ
イルタ回路の例を示す回路図、第3図は公知の移相回路
図、第4図は本発明に適用されるスイッチトキャパシタ
移相回路図、第5図は本発明に適用される位相角判定回
路量、第6 illは位相角判定回路図の動作を説明す
るタイミング波形例を示すタイミングチャート、第7図
はタイミング発生回路の構成概要図、第8図はクロック
周波数切換え回路図、第9図はクロック周波数切換え回
路の動作を説明するタイミング波形例を示すタイミング
チャート、第10図は本発明の応用実施例を説明するブ
ロック図である。 1・・・フィルター、2・フィルター、3・・・移相回
路、4・・・係数設定回路(整定回路)、5・・係数設
定用スイッチ、6・・・加算増幅回路、7・・・増幅回
路、8・・・コンパレータ′、9・・コンパレータ、1
0・比較電圧発生回路、11・・・ディジタル位相角判
定回路、12・・・判定角設定スイッチ、13・・・タ
イミング発生制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電力系統の電圧および電流を入力し、この電圧およ
    び電流に基づいて前記電力系統に生じた事故を検出し、
    当該事故電力系統の引外し信号を出力する保護継電器に
    おいて、前記保護継電器の構成要素中における前記電力
    系統の系統周波数によつて影響を受ける要素の抵抗要素
    をスイッチトキャパスタ等価抵抗により構成したことを
    特徴とする保護継電器。
JP60212979A 1985-09-26 1985-09-26 保護継電器 Pending JPS6277013A (ja)

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