JPS6276953A - デ−タ伝送ネツトワ−ク - Google Patents

デ−タ伝送ネツトワ−ク

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JPS6276953A
JPS6276953A JP60212795A JP21279585A JPS6276953A JP S6276953 A JPS6276953 A JP S6276953A JP 60212795 A JP60212795 A JP 60212795A JP 21279585 A JP21279585 A JP 21279585A JP S6276953 A JPS6276953 A JP S6276953A
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JP
Japan
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output
signal
data
data transmission
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP60212795A
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English (en)
Inventor
ピーター アイ ピー ブルトン
イー スチユワート リー
ウイリアム イー ダビドソン
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Original Assignee
Innovations Foundation of University of Toronto
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Publication date
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Priority to EP85306231A priority patent/EP0237582A1/en
Application filed by Innovations Foundation of University of Toronto filed Critical Innovations Foundation of University of Toronto
Priority to JP60212795A priority patent/JPS6276953A/ja
Publication of JPS6276953A publication Critical patent/JPS6276953A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/44Star or tree networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はデータ伝送システム、特に遠隔地間でデータ
パケットを交換するためのネットワークに関する。
(従来の技術) 従来より、ネートワークに接続された多数の独立したモ
デムすなわち端末装置が、それら端末装置間のデータパ
ケットの交換のため−に、切換装置を介して通信を行う
ようなデータ通信ネットワークは良(知られている。上
記モデムすなわち端末装置から同時伝送を行うために、
切換装置によってデータ伝送を順序正しく制御して、所
定時間に単一のデータ伝送のみが行われるようにするこ
とを確保する必要がある。
現在使用されているネットワークシステムの形態は一つ
又は二つのカテゴリーに分類される。一番目のカテゴリ
ーでは、切換装置はリング状で、各モデムはリング内の
アクセスステーションに接続されている。リング内のデ
ータパケット伝送の制御は該リングを通るトークンによ
って行われ、そのトークンは、それが一つのデータパケ
ットを伝送するための一つのアクセスステーションに受
信されるまで該リング内を絶えず循環する。
上記リング内のデータパケット伝送の制御は空スロツト
リングシステムでも行うことができ、このシステムでは
、一連のスロットがリング内を循環し、リングへのアク
セスは一つの空スロットによって得られる。
また、上記制御は挿入リングによって行うこともでき、
この挿入リングでは、桁送レジスタが該リングに選択的
に接続されて、該桁送レジスタに記憶されたデータがリ
ング内を循環するデータに挿入されるようになっている
ところで、現在利用可能なネットワークシステムの他の
形態は、多数のアクセスコントローラが受動線へ結合さ
れているデータバスを使用するものである。多数のアク
セスコントローラの一つから他のアクセスコントローラ
へ通報を伝送するため、伝送モデムにより受動線を監視
して、通報が伝送されていなければ、データ伝送を開始
する。
また、データバスで異なる伝送が検出されたときには、
伝送モデムすなわち端末装置はキャリア(搬送波)に譲
り、後でアクセスを行う。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記従来例にあっては、一つのモデムすなわち
端末装置からの伝送開始時点とその伝送から最も遠いモ
デムすなわち端末装置に該伝送が到達する時点との間の
時間遅れのため、好ましくない同時干渉伝送が生じる可
能性がある。この場合、伝送されているデータを効果的
に破壊する衝突が生ずる。もしデータパケットの長さが
、通信線の最遠地点へデータが到達するのに要する時間
よりも短ければ、伝送モデムすなわち端末装置により上
記衝突の発生が検出されずにそのような衝突が生じてい
る可能性がある。このため、伝送された全てのデータパ
ケットが、ネットワークの最遠点間の伝送時間の2倍の
長さを有するようにする必要がある。このようにするこ
とにより、伝送モデムすなわち端末装置で常に衝突を検
出してデータパケットの再伝送を行うことができる。再
伝送の際に、伝送開始時点間で次第に増加するランダム
時間間隔を選択するのが普通である。そのような複数の
伝送間のランダム時間間隔は非常に急速に増大してネッ
トワーク内の時間遅れが急激に増大することになる。さ
らに、データパケットを所定の最小長さ以上にしなけれ
ばならないということは、比較的短い通報がデータバス
の利用に当たって何等費用の節減にならないということ
を意味している。
本発明の目的は上記従来例の欠点を解消あるいは軽減し
うるデータ伝送システムを提供することにある。
(問題点を解消するための手段) 上記目的を達成するため、本発明によれば複数個のアク
セスコントローラを備え、各アクセスコントローラが一
つの伝送リンク及び一つの受信リンクによって一つのハ
ブに接続されたデータ伝送ネットワークが提供される。
前記ハブは、各伝送リンクのハブ端部に接続されて複数
個の伝送リンクの一つからの単一のデータパケットを選
択するように動作する選択手段と、一つのアクセスコン
トローラからハブへ延びる、各伝送リンクに対応する受
信リンクに接続された放送手段とからなる。このような
構成によって、前記ハブ内の選択手段によって選択され
た一つのアクセスコントローラで発生した一つのデータ
パケットを、一度に一つづつ前記放送手段へ伝送してそ
こから全てのアクセスコントローラー・伝送することが
できるという効果が得られる。
従って、一般的には、本発明は、各モデムすなわち伝送
装置がワイヤあるいはグラスファイバケーブルの形態を
した一対のデータ通路によってハブに接続されているよ
うな市内ネットワークを提供する。前記データリンクの
一方はハブの選択側へ接続され、他方のデータリンクは
ハブの放送側へ接続されている。ハブの選択側は唯一っ
のデータパケットを選択してそれを一つのリンクを介し
て放送手段へ伝送するセレクタを有する。その後、デー
タパケットは全てのアクセスコントローラによって受信
される。各アクセスコントローラは受信された各データ
パケットを監視し、該各アクセスコントローラのために
データパケットを保持し、また該アクセスコントローラ
が以前に伝送した各データパケットの放送の受信を待っ
ている。
複数のアクセスコントローラの一つによって伝送された
一つのデータパケットがその同一のアクセスコントロー
ラによって受信されなければ、該アクセスコントローラ
は該データパケットが選択されていないことをLIAf
iしてそのデータパケットを再び伝送する。
このような構成によって、選択手段は一つのデータパケ
ットを選択するのみで破壊的な衝突を回避し得るため、
パケットサイズを最小化する必要性はなくなる。
(実施例) 以下添付図面に基づき本発明の実施例について説明する
と、第1図において、データ通信用市内ネットワークは
伝送リンク14及び受信リンク16によって、全体を符
号12で表したハブ12に接続された多数のアクセスコ
ントローラすなわちモデム10からなり、前記伝送リン
ク14および受信リンク16は便宜的には光ファイバで
ある。ハブ12はネクサス(nexus ) 22によ
って互いに連結された選択手段18と放送手段20とに
分割されている。
伝送リンク14の各々は選択手段12に接続され、また
受信リンク16の各々は放送手段20に接続されている
データパケットはアクセスコントローラ10に導入され
、伝送リンク14を介して選択手段18へ送られる。選
択手段18は単一のデータパケットを選択して、それを
ネクサス22を横切って放送手段20へ伝送する。それ
から放送手段20はデータパケットを受信リンク16の
各々へ同時に伝送し、該データパケットはアクセスコン
トローラ10の各々で受信される。このようにして伝送
されたデータパケットおよび受信されたデータパケット
は伝送中のアクセスコントローラ10で比較されてデー
タパケットが実際に伝送されたことを証明する。もしそ
のような証明が受信されなければ、データパケットは、
それが選択されて放送されるまで、選択手段18へ再び
伝送される。
ネットワークに利用し得るアクセスコントローラの個数
を増加するため、複数個のハブ12を、第2図に示すよ
うに、縦続状に配列してもよい。この配列において、記
述を明瞭にするため、第1図に示したものと同様の部材
はアルファベットのサフィクスを付した同様の参照番号
で示した。この第2図において、アクセスコントローラ
10aは一組づつにまとめて各伝送リンク14aおよび
受信リンク16aを介して従属ハブL2aに接続されて
いる。従属ハブ12aの選択手段18aからの出力によ
り伝送リンク14bが選択手¥jt18bを有する中央
ハブ12bに接続される。中央ハブ12bは従属ハブ1
2aに接続され、各従属ハブ12aから選択された伝送
パケットを受信する。中央選択手段18bは伝送リンク
14bの一つを選択して、そこのデータパケットを該中
央選択手段18bのネクサス22bを横切って中央放送
手段20bへ伝送し、該中央放送手段20bはこのデー
タパケットを従属放送手段20aの各々に伝送し、該デ
ータパケットはそこからアクセスコントローラ10aへ
伝送される。
選択手段18と放送手段20との間で一つ以上の情報パ
ケットの通過を防止するため、伝送用に選択されたパケ
ット以外の全てのパケットを排除する選択装置を設ける
ことが必要である。第3図には、そのような選択装置が
概略的に示されており、該選択装置はスイッチ関数50
、各アクセスコントローラ用のセレクタ52、および該
セレクタ52によって発生された要求信号により選択手
段出カフ0へのデータ通過を制御するように動作するア
ービトレータ(arbitrator) 54を有して
いる。各伝送リンク14はスイッチ関数50に接続され
、スイッチ関数50の出力は選択手段の出カフ0に並列
に接続されている。各セレクタにおいて、出カフ0への
アクセスは要求関数40によって制御され、該要求関数
40はデータ検出関数41から入力を受けてアービトレ
ータ54を介して選択手段の出カフ0へのアクセスを要
求する。アービトレータ54はリンク14の各々の要求
関数40に接続され、何れのリンク14が選択手段の出
カフ0へ接続されるかを決める。アービトレータ54は
二つの出力関数44.46を有し、その一方44は総て
のセレクタ52に共通であり、選択手段の出カフ0が使
用されているときを示す。他方の関数46は各セレクタ
52に個別に設けられており、関連するリンク14が選
択手段の出カフ0へのアクセスのために選択されたか否
かを示す。関数44.46はスイッチ4日を介して要求
関数40およびスイッチ50を制御して、出カフ0が占
有されていないとともに、そのリンクが伝送のため選択
されているときにのみ動作信号を与える。選択関数46
は、話中関数44を無効にして、出カフ0が使用されて
いることが該話中関数44により示されているにもかか
わらず、要求関数40およびスイッチ50への動作信号
を継続させるために必要である。
要求関数40の動作は連動関数42によって制御され、
該連動関数42は、データパケットの伝送中に出カフ0
が利用可能になった場合に、該データパケットの一部分
が伝送されるのを防止するために必要となる。連動関数
42は、データ検出関数41及び話中関数44からの制
御信号をうけるスイッチ49によって制御される。話中
関数44によって示されるように、出カフ0が他のリン
ク14によって使用されている場合には、連動関数42
が動作され、すなわち要求関数40へのアクセスを阻止
するように条件づけられ、またネクサス22が占有され
ている間にデータ伝送が始まった場合には、連動関数4
2は動作状態にロックされる。データ伝送および出カフ
0の占有がともに終了したとき、連動関数42は無効に
されて要求関数40へのアクセスが可能になる。
このようにして、出カフ0が利用されている状態でデー
タ伝送を開始したときには、データが伝送されていると
いう表示が、アービトレータ54を介して出カフ0への
アクセスを要求する要求関数40で受信される。アービ
トレータ54はリンク14を選択して話中信号を発生し
て全ての他の要求関数を無効にするとともに、複数個の
リンク14のうちの選択された一つのために選択された
信号を発生する。要求関数40およびスイッチ5oはこ
のようにして動作qれてデータが出カフoへ流れるのを
許容する。スイッチ48からの信号がリンク14の選択
されていることを示しているため、連動関数42は無効
状態のままである。
しかしながら、データ伝送の開始時に出カフoが占有さ
れている場合には、要求関数40およびスイッチ50は
話中関数44の信号によって無効にされるであろう。こ
の場合、連動関数42もまた無効にされて、リンク14
内のデータ伝送の終了後まで要求関数40が動作される
のを防止する。
第3図に示される関数の好ましい実施例が第4図に示さ
れている。第4図において、伝送リンク14から受信さ
れたデータは一組の均衡化された差動入力58.60と
して緩衝増幅器56へ通される。緩衝増幅器56の一方
の出力62はNOR回路66の第一反転入力64を形成
し、該NOR回路66はスイッチ関数50を構成し、伝
送リンク14から出カフ0へのデータの通過を制御する
。NOR回路66の出力は一対のOR回路68の一方に
接続され、該OR回路68の出力により、出カフ0への
データバスが与えられる。OR回路68の各入力は一つ
のNOR回路66を介して複数の伝送リンク14の一つ
にそれぞれ接続されている。
スイッチ48はアービトレータ54から二つの入カフ8
.80を受信する一つのOR回路76からなり、入カフ
8は話中関数44を与える。該入カフ8は、出カフ0が
利用可能なとき、すなわち何れのアクセスコントローラ
も選択されていないときは高レベルで、一方出力70が
占有されているときには低レベルになる信号である。入
力80は選択された関数46を与え、この入力80は出
カフ0を介したデータ伝送のために選択されたアクセス
コントローラを表すとともに、アービトレータ54がセ
レクタ52が接続されたポートを選択するとき高レベル
になり、それ以外の全ての場合には低レベルになる信号
である。
OR回路76は連動関数42へ制御信号を供給する出力
82と、スイッチ5oおよび要求関数40へ制御信号を
供給する出力84とを有する。出力82は入カフ8およ
び80の論理OR関数であり、一方出力84は出力82
の反転を与える。このようにして、出カフoがデータ伝
送のために利用可能なときには、入カフ8が高レベルで
あり、出力82に高信号を発生させるとともに出力84
に低信号を発生させる。同様に、アーヒトレータ54が
OR回路76のアクセスコントローラを選択したときに
は、入力80は高レベルであり出力84に低信号を発生
させるとともに出力82に高信号を発生させる。また、
OR回路76に接続されたちの以外のアクセスコントロ
ーラが選択せれた場合には、両人カフ8.80とも低レ
ベルであり出力84で高信号となるとともに出力82で
低信号となる。出力84はNOR回路66およびAND
回路86に直接接続され、該AND回路86の出力はア
ービトレータ54に接続されて要求関数40を与える。
従って、出力84はスイッチ関数50および要求関数4
0に一つの制御信号を与え、高信号が出力84に存在す
るとき、すなわち出カフ0が占有されているときには、
それらの関数の動作を禁止する。AND回路86への第
二人力は連動関数42からAND回路88の出力として
導かれる。この出力はまたNOR回路66への第三入力
を与えるので、AND回路88の出力の高信号によりN
OR回路66および86の動作を禁止してデータ伝送お
よび「要求」信号の発生を共に阻止する。
データが伝送されているという表示は、緩衝増幅器94
およびRC回路96を介して緩衝増幅器56の出力92
へ接続される信号線90によって与えられる。RC回路
96は信号が「高レベル」から「低レベルJへ遷移する
のを遅延させて、データパケット内の遷移条件が、デー
タ伝送時に低レベルとなっている信号線90内の信号に
影響を及ぼすことがないようにしている。好ましい実施
例では、伝送されるデータは三個以上の連続ビット回数
に対して低レベルに止まることはない。
信号線90はNOR回路86へ直接接続されているとと
もに、連動関数42の一部を形成するNOR回路88の
一つの入力へ直接接続されている。信号線90およびO
R回路76の出力82はスイッチ49を構成するNOR
回路98に接続され、該NOR回路98の出力はNOR
回路100に接続されて連動関数42への第二人力を与
える。NOR回路100への第二人力はNOR回路88
の出力から取られ、該NOR回路100の出力は反転さ
れてNOR回路88の第二人力として接続されている。
NOR回路88の出力は゛また連動関数42の出力を与
え、また該出力は要求関数40のNOR回路86および
スイッチ関数50のNOR回路66へ接続されているの
で、高出力によってそれらの関数の動作が禁止されて連
動関数42を安定したランチ状態に保持する。
セレクタ52の動作は、先ずデータがリンクを横切って
伝送されていないとともにアクセスコントローラへも伝
送されていないと仮定することによって最も良く説明で
きる。この状態では、入力線58は高レベルにあり、入
力線60は低レベルにあって出力62で高信号を発生す
るとともに緩衝増幅器94への入力で低信号を発生して
いる。このため信号線90は高レベルにあり、NOR回
路86、NOR回路98およびNOR回路88の出力を
低レベルにする。従ってNOR回路88および98から
の低出力によりNOR回路100の反転出力で高信号を
発生するとともにNOR回路66および86への入力で
低信号を発生してスイッチ関数50および要求関数40
を動作させる。
出カフ0が利用可能であるため、OR回路76への入カ
フ8は高レベルであり人力80は低レベルであり、従っ
て出力82が高レベルになり出力84が低レベルになっ
てデータの要求関数40及び出カフ0へのアクセスを可
能にする。
出カフ0を占有している他の伝送リンク14からデータ
が受信された場合には、入カフ8は低レベルになる。こ
の差動伝送リンク14が出カフ0を使用しているので、
選択人力80は低レベルになり、従って出力84が高レ
ベルになるため、NOR回路66.86の動作は禁止さ
れてデータの通過及び要求関数の動作も禁止される。
出カフ0の使用中にデータパケットが入力58.60で
受信された場合には、入力58は最初少な(とも第一ビ
ットに対して低くなり、入力60は高(なる。常にこの
ようになるが、その理由は、低レベルから高レベルへ遷
移すると常に伝送が開始されるようにデータ伝送の符号
化が行われているためである。信号線90はこのように
して低レベルになってNOR回路86.88及び98で
低入力を与える。出力が既に使用されているので、出力
82が低レベルでありNOR回路98で高出力が発生さ
れている。
その高出力がOR回路100で受信されてその出力に低
信号を発生する。このためNOR回路88は二つの低入
力を受けてNOR回路86及び66へ高出力を発生し、
またこの高出力をNOR回路100ヘフイードバツクさ
せてNOR回路100及び88により形成される連動関
数42をラッチする。従って、NOR回路86及び66
の動作は禁止されたままであるため、データは伝送され
ず、アービトレータ54により考慮されるための要求信
号も発生されない。
このデータが未だ伝送リンク14で受信されている間に
出力が利用可能になった場合には、信号線90は低レベ
ルのままであり、入カフ8は高レベルへ戻る。このよう
にして出力82は高レベルになって出力84は低レベル
になる。このためNOR回路98は高入力及び低入力を
受けてその出力は低レベルになる。NOR回路88の出
力42は初め高レベルであるためNOR回路100は高
信号を受信する。従って、OR回路100の出力は低レ
ベルのままであり、NOR回路8Bの出力がラッチされ
た高レベル状態に保持されるので連動関数42も動作状
態に保持される。これによって、NOR回路66及び8
6の動作が禁止状態に保持されてデータ伝送及び要求信
号の発生を防止する。
データ伝送の終了時、すなわちデータパケットの終了あ
るいは伝送装置による終了の結果、信号線90は高レベ
ルに戻ってNOR回路88へ高入力を与エル。NOR回
路88への一つの入力が高レベルになるにつれて該NO
R回路88の出力は低レベルになり、連動関数42を解
放してNOR回路66及び86を動作させてNOR回路
100へ二つの低入力を与える。この結果、NOR回路
100の出力、従ってNOR回路88への入力は高レベ
ルになる。しかしながら、伝送のためのデータは存在し
ないので要求信号すなわち伝送は生じない。
出カフ0が利用可能でデータがセレクタ52の伝送リン
ク14で受信されると、信号線90は低レベルになって
、上記したようにNOR回路86.88及び98で低入
力を発生する。この状態では、入カフ8は高レベルにな
って出力82で高信号を、また出力84で低信号をそれ
ぞれ発生する。このようにしてAND回路86の全入力
が低レベルになって該AND回路86の出力に高信号が
生じて「要求」信号を発生する。アービトレータ54が
この要求信号を認識してそれを選択して最初に入力80
で高信号を発生し、その後入カフ8で低信号を発生する
。出力84は斯くして低レベルのままであり、出力82
は高レベルのままであるので、連動関数42の出力は低
レベルに維持されてNOR回路86への出力に要求信号
が持続される。この結果、NOR回路66への入力62
以外の他の全ての入力が低レベルであるため、該NOR
回路66へのデータ人力62は出カフ0へ通される。
データが伝送されているという表示は、緩衝増幅器94
及びRC回路96を介して緩衝増幅器56の出力92へ
接続される信号線90によって与えられる。
伝送終了時に、データ線60は三個以上のビット回数に
対して低レベルになるので、信号線90が高レベルにな
ってNOR回路86の出力からこの要求を解除し、これ
によってアービトレータ54が次の要求信号に応答可能
になる。
従って、出カフ0が利用可能であり、データが伝送リン
ク14で受信されたときにのみ要求信号が発生されるこ
とが理解されるであろう。更に、連動関数42はデータ
パケットの一部のみが伝送されないようにすることを保
証する。
二つの要求信号が同時に発生される可能性を防止するた
め、アービトレータ54が一度に唯一つの要求のみを考
慮するようにしておく。このため、アービトレータ54
はコード番号10165で標準品目として利用できるエ
ンコーダ110と、コード番号10162として利用で
きるデコーダ112とからなっている。エンコーダ11
0は8個の入力を組み合わせて同時に検討できる縦続優
先エンコーダ(cascade priority e
ncoder)である。高入力が検出されたとき、エン
コーダ110はエンコード線114を介して選択された
入力に対応する二進3ビツトコードを与える。デコーダ
112は対応する出力116に高出力信号を与え、各出
力116は複数個のセレクタ52の各−個に対して入力
80を形成する。出力116はまたインバータ122及
び123を介して接続されたバス120へOR回路11
8を介して接続されて、要求信号が選択されていないと
き高信号を与える。出力114が二進3ビツトコードで
あり、デコーダ112が3ビツト二進コードを1/8コ
ードに変換するので、アービトレータ54の入力には、
デコーダ112の唯一個の出力のみが存在できる。
エンコーダ110からの他の出力119はインバータ1
24によって反転され、アービトレータ54に入力がな
いときに、デコーダ112の8個の全ての出力を無効に
するのに使用される。
従って、いつでも一度に唯一個の入力80のみが選択せ
れるので、一度にただ一個のスイッチ関数が動作される
。エンコーダ110は優先エンコーダなので、二つ以上
の要求が同時に行われた場合には、高い番号の要求が出
力114で符号化されて伝送のために選択される。
遠隔アクセスコントローラからのデータ伝送は何時でも
開始することができ、通常数コントローラ内の別のクロ
ックによって制御される。ハブを通るデータの処理を行
ってそれを再び伝送するため、データ伝送をハブ内のマ
スタークロックに同期させる必要がある。従来の同期装
置は同期を行うため伝送開始時に幾つかのビットを使用
する。
多数の同期ビットは最小パケット長を増大させるので、
システムの伝送能力を妨げることになる。
そこで、この問題を解消するため、第5図及び第6図に
示されるようなりロック同期システムが使用される。
クロック同期システムへのアクセスはスイッチ150に
よって制御され、該スイッチ150は話中関数信号44
を与えるインバータ122(第4図参照)の出力によっ
てセットされる。スイッチ150への入力は基準クロッ
ク152及びデータ出カフ0から導入される。出カフ0
が利用可能な場合、すなわちデータが伝送されていない
場合には、基準クロック152はスイッチ150を介し
てその出力154へ接続される。同様に、データが出カ
フ0へ伝送されている場合には、スイッチ150は出カ
フ0をその出力154へ接続するので、該出力154は
常に信号を搬送する。出力154は複数の不連続な出力
158を有する遅延関数156へ接続されている。出力
158は一つのデータセルの期間中、一定量づつ順次遅
延されていってラッチ装置160へ入力を与える。従っ
て、出力154の正に向かうエツジは先行するエツジか
ら不連続な時間間隔だけ離れた、一連の連続する正に向
かうエツジとして出力158に現れる出力154はまた
エツジカウンタ162に接続され、このエツジカウンタ
162は出力154に所定数のエツジが生じた後出力を
発生する。エツジカウンタ162の出力はAND関数1
64に接続され、このAND関数164も電圧制御発振
器(VCO) 166からの入力を受ける。AND関数
164の出力はランチ装置160を制御して、最後に正
になった入力158を、選択した個数のエツジが生じた
後に、電圧制御発振器166から最初に生じたエツジで
ラチェット装置160の出力168へ接続する。出力1
68は電圧制御発振器166の出力を受ける位相比較器
170へ接続される。位相比較器170は出力168の
データの遷移エツジを電圧制御発振器166の出力と比
較して、電圧制御発振器166の周波数を調節して、デ
ータセルのエツジと電圧制御発振器166のパルスとの
同期させる信号を発生させる。出力すなわち遅延データ
通路168はまたシフトレジスタ172に接続され、こ
のシフトレジスタ172は電圧制御発振器166の出力
によってクロックされて、該出力と同期してデータ伝送
出力を発生する。
各データ伝送のヘッダを再構成するため、並列負荷ファ
シリティ(parallel 1oad facili
ty) 174がシフトレジスタ172に接続されて、
シフトレジスタ172の内容はインバータ122からの
信号によってデータの流れに写されて、出カフ0が占有
されていることを示す。
遅延関数156およびラッチ装置160を設けたことに
よって電圧制御発振器166の出力とデータ伝送との間
の大まかな同期が得られる。8個の出力158では、そ
れら電圧制御発振器出力とデータ伝送との間の最大分散
は12.5%である。そして、電圧制御発振器166の
制御によってエツジ間の精密な同期を行ってデータとク
ロックとを同期させる。このように二段階で同期を行う
ことによりビットの数を減少させて同期に必要な時間を
減少させる。
第6図にはこのような同期システムの詳細が示されてお
り、信号間の順序は第7図及び第8図のタイミング線図
から決定される。出カフ0は緩衝増幅器180を介して
真出力182及び補出力184に接続されている。出力
182はAND回路186に接続され、このAND回路
186もAND回路188の反転出力189を入力とし
て受ける。AND回路188への入力はインバータ12
2の出力へ接続されており、従ってこの入力は該出力が
使用されているときには低レベルである。このように、
出カフ0が使用されているとき、AND回路188の出
力189は高レベルとなっているので、AND回路18
6は緩衝増幅器出力182から受信したデータを通過さ
せる。水晶基準クロック152は緩衝増幅器190を介
してAND回路192へ接続され、そのAND回路19
2は、第二人力すなわちインバータ122の出力に従っ
て変わるAND回路188の出力191を受ける。而し
て、AND回路192は出カフ0が利用可なとき、すな
わちデータが伝送されていない時にのみ動作されてクロ
ック152のパルスを通過させるAND回路186.1
88および192は出カフ0が占有されているか否かに
応じて出カフ0のデータ伝送またはクロック152のパ
ルスを選択するスイッチ154を構成する。
AND回路186.192の出力は遅延関数156を構
成する縦続OR回路194への入力を形成する。
各OR回路194への入力はまたエンコーダ196の入
力195およびデコーダ198の入力197へ接続され
ている。エンコーダ196およびデコーダ198はデー
タバス200によって相互に接続されている。
エンコーダ196は各入力へ優先権を与えるコード番号
10162の集積回路として利用可能な縦続優先エンコ
ーダである。エンコーダ196は動作されると最優先権
を有する高入力を選択して該入力に対応する二進コード
をデータバス200に発生させる。デコーダ198は対
応する入力197をその出力202へ接続するので最新
の高大力197が出力202へ接続される。OR回路1
94は最も遅延した信号が最高の優先権を与えられるよ
うに入力195へ接続されているので、最新の高入力が
エンコーダ196によって選択される。
エンコーダ196は二つのフリップフロップ204.2
06の一方の出力により動作され、該フリップフロップ
204.206はNAND回路271を介して印加され
る電圧制御発振器166の出力によってクロックされる
。フリップフロップ204はエツジカウンタ162から
入力を受け、該エツジカウンタ162はJおよびKの入
力にインバータを有し互いに直列に接続された三個のJ
−にフリップフロップ208によって構成される。各フ
リップフロップ208へのクロック入力は緩衝増幅器1
80の出力184から導入され、フリップフロップ20
8はデータの流れの、正へ向かう各エツジでクロックさ
れる。各データパケットは同期のため各データパケット
の開始時に多数のそのようなエツジを含むように構成さ
れている。フリップフロップ208及び204の各々に
入力は共通のバスを介して低信号を供給されて連続する
クロックパルスで出力を補うのを防止する。最初のフリ
ップフロップ208へのJ入力は、データが出カフ0を
横切って伝送されるとき低レベルのままであるAND回
路188の反転出力191である。このようにして、フ
リップフロップ208へのJ入力は出カフ0が占有され
ているときには常に高レベルであり、フリップフロップ
208が緩衝増幅器180の出力184で順次生ずるエ
ツジによってクロックされることを可能にする。
アービトレータ54が一つのボートを選択した後で最初
に生じたエツジがQ出力を高レベルにセットするととも
にd出力を低レベルにセットする。その後、正へ向かう
各クロックエツジは、全てのQ出力が高レベルにセット
されるまで次のフリップフロップ208のQ出力を高レ
ベルにセットする。
フリップフロップはクリア入力で高信号によってクリア
されるまで高レベルにセットされた状態にとどまる。デ
ータ伝送が終わって出カフ0が利用可能になると、イン
バータ122の出力が低レベルから高レベルへ遷移して
クリア信号が導入される。
このようにして、各データパケットの終了時にフリップ
フロップ208がリセフトされて出カフ0が再び話中に
なるまでリセット状態にとどまる。
フリップフロップ208によってカウントされるエツジ
数は、該フリップフロップ208からの出力を一対の出
力212.214へ接続するジャンパブロック210内
で行われる接続によってきめられる。
出力212はフリップフロップ204をOR回路216
を介してフリップフロップ20BのQ出力のひとつに接
続するのに使用されている。したがって、OR回路21
6への信号は所定のクロックパルスで高レベルから低レ
ベルに変わる。またOR回路216はフリップフロップ
108のクロック機能を行う緩衝増幅器180の出力1
84からの入力を受ける。OR回路216の出力は反転
されてフリップフロップ204のJ入力に印加されるの
で、OR回路216からの低出力時にJ入力に高信号が
現れて、クロックパルスが印加されるとフリップフロッ
プ204の出力にラッチ信号を与える。出力184のパ
ルス列が低レベルであるとともにジャンパブロック21
0の出力212も低レベルであるときには、OR回路2
16の出力は低レベルになって、必要数のパルスが通報
の開始時から経過したことを表す。電圧制御発振器16
6から、データの流れ170および水晶基準クロック1
52周波数の二倍の速度で進む正へ向かうエツジを受信
したとき、ラッチ信号がフリップフロップ204のQ出
力で高信号として発生される。このようにしてエンコー
ダ196がラッチされて該エンコーダ196の最新の正
入力をデコーダ198の出力に接続して、電圧制御発振
器166とデータの流れとの間の大まかな同期が得られ
る。
データ伝送の終了時には、フリップフロップ208のク
リア信号がフリップフロップ204にも印加されて該フ
リップフロップ204をリセットしてQ出力を零に戻す
出カフ0が利用可能である間、電圧制御発振器166の
過度のドリフトを防止するため、スタンドバイクロック
152が同期信号として使用される。
スタンドバイクロック152の出力は一対のJKフリッ
プフロップ222.224をクロックすることによって
フリップフロップ206からラッチ信号を発生させるの
に使われる。フリップフロップ222のJおよびに入力
は常に高レベルであるため、Q及びd出力は正へ向かう
クロックエツジで補完する、d出力はOR回路218に
直接接続され、該OR回路218の出力はフリップフロ
ップ206の反転J入力に接続されている。
フリップフロップ222のQ出力は、ジャンパブロック
210の出力214を他の入力として受けるOR回路2
26へ接続されている。出力214はフリ7ブフロツプ
208のQ出力のうちの選択された一つに接続されてお
り、従って出カフ0が利用可能なとき、すなわちクリア
信号が印加されているときには該出力214は低レベル
であり、所定数のエツジが生じた後で高レベルになる。
従って、出カフoが利用可能な間、OR回路226の出
力はフリップフロップ222のQ出力に従って、クロ7
クパルスの正へ向かうエツジに同調して高レベルと低レ
ベルとの間で交互に変動する。フリップフロップ224
は出力214の高信号によってクリアされて、データ伝
送の終了時にフリップフロップ224のd出力は高レベ
ルになる。フリップフロップ222のQ出力がクロック
パルスに応じて低レベルになると、フリップフロップ2
24のJ入力で高信号が受信されてそのQ出力を低レベ
ルにして、出力214の高信号によって、すなわちデー
タ伝送の開始時に高レベルにリセットされるまで該Q出
力を低レベルの状態に保持する。
フリップフロップ224のQ出力は第二人力としてOR
回路218に接続されており、デ゛−夕が伝送されない
ときには、該OR回路218へ低入力を与える。OR回
路218への再入力とも低レベルのとき、即ちフリップ
フロップ224のd出力がフリップフロップ222のJ
出力によって低レベルにされるとともに、該フリップフ
ロップ222のδ出力が低レベルにあるときには、フリ
ップフロップ204へのJ入力で高出力が受信されて、
電圧制御発振器166の次の正へ向かうエツジがフリッ
プフロップ204をクロックしてQ出力を高レベルにし
てエンコーダ196をラッチする。このようにしてスタ
ンドバイクロック152により発生されるパルスと電圧
制御発振器166のパルスとの間の大まかな同期が得ら
れて電圧制御発振器パルスに対する基準信号が与えられ
る。
データ伝送の開始時に、出力214は低レベルから高レ
ベルへ変わってフリップフロップ206をクリアしてそ
のQ出力に低信号を与えてエンコーダ196を解放する
。フリップフロップ224もクリアされて“Q”出力で
高信号を与えてフリップフロップ206のセツティング
を防止する。データ伝送中、出力214からOR回路2
26へ高入力を印加することによって、フリップフロッ
プ224のQ出力は高レベルに保持され、前記出力21
4はフリップフロップ224のJ入力に低信号を与える
ので、クロックパルスの印加時にフリップフロップ22
4の出力に変化は生じない。ラッチ関数の種々の構成要
素間の関係は第8図のタイミング線図に示されている。
電圧制御発振器166とデータの流れとの間の精密な同
期は位相比較器170によって与えられ、該位相比較器
170はデータの流れの先端縁部と後端縁部を電圧制御
発振器166の出力の立上り縁部と比較して、該電圧制
御発振器166を制御して前記縁部を同位相にする。位
相比較器170は一対のD型フリップフロップ250.
252からなり、それらの一方250はデータの流れの
立上り縁部によってクロックされ、他方252はデータ
の流れの立下り縁部によってクロックされる。データの
流れはデコーダ192の出力202からOR回路254
を経てクロック入力へ送られる。OR回路254は二つ
の出力256.258を有し、それらの一方258は反
転されている。他方の出力256はフリップフロップ2
50の立上り縁部側フリップフロップ250のクロック
入力へ接続されているので、データの流れの正に向かう
縁部がフリップフロップ250をクロックしてその出力
260をセットする。また出力258は立下り縁部側フ
リップフロップ252へ接続されているので、データの
流れの負へ向かう縁部はクロック入力で正に向かう縁部
を発生してフリップフロップ252の出力262をセッ
トする。出力260および262は互いに接続されて位
相比較器170の入力264へ制御電圧バス263を与
える。該バス263内の制御電圧は集積回路を介して電
圧制御発振器166の制御入力264へ印加され、該集
積回路はバス263内の制御電圧を変化させるために適
当な応答特性を与えるように選択された抵抗器266お
よびコンデンサ268とから構成される。
フリップフロップ250.252に対する設定入力は電
圧制御発振器166の出力から導入されて一連のOR回
路270を介して該フリップフロップ250.252へ
印加され、前記OR回路270はフリップフロップ20
4.206等の回路素子によって生ずるデータ処理の遅
れに対応する遅延を発生する。このような構成により、
クロック入力や設定入力の位相がずれていても、それら
は実時間で同期される。各フリップフロップ250.2
52は電圧制御発振器166の出力の正へ向かう縁部の
位置をデータの流れのクロック縁部と比較して相対的位
置を表す出力を与える。従ってクロックパルスが電圧制
御発振器166の出力の正に向かう縁部よりも前に進ん
でいる場合には、フリップフロップの出力に零出力が設
定されて最小制御電圧を与える。これによって電圧制御
発振器166の出力周波数が増大されて次の正へ向かう
縁部をデータの流れのクロック縁部へ一層近づける。同
様に、電圧制御発振器166の正へ向かう縁部がクロッ
ク縁部よりも前に進んでいる場合には、フリップフロッ
プの出力に高信号が設定されて制御電圧を増大させる一
方周波数を減少させ、これによって次の正へ向かう縁部
をクロック縁部に対して遅延させる。
クロック信号の両端縁でクロックされる二つのフリップ
フロップを設けることによって、電圧制御発振器166
の出力位相とデータの流れを半期開缶に比較することが
可能となるので、継続的な高信号によって制御電圧を維
持して漸進的に連続する稠整を行うことができる。制御
バス内の集積回路は電圧制御発振器166の出力を制御
電圧の急激な遷移から保護して定常状態の制御電圧が得
られるようにしている。このようにして、電圧制御発振
器166の出力がデータの流れの位相および周波数に落
着き、その状態からの変動は制御電圧の変化によって補
償される。遅延関数194から得られる大まかな同期の
ため、位相の同期がより迅速に得られ、且つより小さな
公差に保持される。
以上の説明によって発明を実施するのに充分な詳細が与
えられたと思われるが、第4図乃至第6図に示した回路
を構成する要素を列挙すると以下の通りである。
参照番号    構成要素番号又は値
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は市内ネッ
トワークの概略図、第2図はモデムの個数を増加させた
第1図の市内ネットワークの変形例を示す概略図、第3
図は第1図の市内ネットワークに組み込まれたセレクタ
およびアービトレータの構成要素のブロック線図、第4
図は第3図に示した構成要素の実施例の概略図、第5図
は第1図の市内ネットワークに使用されるクロック同期
システムの概略ブロック線図、第6図は第5図に示され
た回路の概略線図、第7図は最初の同期中の第6図の構
成要素の相互関係を示すタイミング線図、第8図は最初
の同期中にラッチ信号を発生する際の第6図の構成要素
の相互関係を示すタイミング線図である。 符号の説明 10.10a・・・アクセスコントローラ12・・・ハ
ブ    14・・・伝送器(伝送リンク)゛ 16・・・受信器(受信リンク) 18・・・選択手段  20・・・放送手段22・・・
ネクサス  40・・・要求関数42・・・連動関数 
 50・・・スイッチ関数52・・・セレクタ  54
・・・アービトレータ110.196 ・・・エンコー
ダ 112.198・・・デコーダ 152・・・クロツク 156・・・遅延手段200 
・・・データバス 特許出願人 ザ ユニバージティー オブトロント イ
ノヴエイションズ ファウンデイション 代理人  弁理士 杉 本 ゆ み 子第3図 第7図

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個のアクセスコントローラを備え、それらの
    アクセスコントローラ間のデータ伝送のために各アクセ
    スコントローラが一つの伝送器及び一つの受信器によっ
    て一つのハブに接続されたデータ伝送ネットワークであ
    って、前記ハブは、前記アクセスコントローラの各々の
    伝送器に接続されて該伝送器のうちの唯一個を選択する
    ように作動する選択手段と、前記アクセスコントローラ
    の各々の受信器に接続されて該各アクセスコントローラ
    へ伝送を行う放送手段と、前記選択手段と前記放送手段
    とを接続してそれらの間で前記データを伝送するネクサ
    スとからなり、前記選択手段は、前記アクセスコントロ
    ーラに各別に接続されて該アクセスコントローラからネ
    クサスへのデータの流れを制御する複数個のセレクタと
    、それらセレクタの一つを動作させるとともにその他セ
    レクタを無効にして一つのアクセスコントローラのみか
    らのデータ伝送を保証するアービトレータとを有してな
    るデータ伝送ネットワーク。
  2. (2)前記各セレクタの各々は、各アクセスコントロー
    ラから前記ネクサスへのデータの流れを制御するスイッ
    チ関数を制御する特許請求の範囲第1項記載のデータ伝
    送ネットワーク。
  3. (3)前記セレクタの各々は前記アービトレータに接続
    されて前記ネクサスへのアクセスを要求する要求関数を
    有する特許請求の範囲第2項記載のデータ伝送ネットワ
    ーク。
  4. (4)前記セレクタの各々は、前記アービトレータによ
    って制御されて、前記ネクサスが特定のアクセスコント
    ローラ以外のアクセスコントローラによるデータの伝送
    によって占有されている時、前記スイッチ関数及び前記
    要求関数を無効にするように動作する無効スイッチを有
    する特許請求の範囲第3項記載のデータ伝送ネットワー
    ク。
  5. (5)前記アービトレータは二つの信号により前記セレ
    クタの各々の前記無効スイッチを制御し、該信号のうち
    の一つは前記セレクタのそれぞれに共通であって前記ネ
    クサスが占有されていることを表し、また前記信号の他
    方は個々のアクセスコントローラに特有のものであって
    該アクセスコントローラが前記ネクサスへ接続されるよ
    うに選択されていることを表すようにした特許請求の範
    囲第4項記載のデータ伝送ネットワーク。
  6. (6)前記セレクタの各々には前記要求関数および前記
    スイッチ関数を無効にするための連動関数が設けられ、
    該連動関数は前記ネクサスの占有時に一つのアクセスコ
    ントローラでデータ伝送が受信された時、前記データ伝
    送が終わるまで前記要求関数およびスイッチ関数を無効
    にしておくように動作し、これによって前記データ伝送
    の開始後に該データ伝送が前記ネクサスへアクセスする
    のを防止するようにした特許請求の範囲第5項記載のデ
    ータ伝送ネットワーク。
  7. (7)前記連動関数はデータ伝送の存在及び前記無効ス
    イッチの出力に応答するスイッチによって制御されるよ
    うにした特許請求の範囲第6項記載のデータ伝送ネット
    ワーク。
  8. (8)前記アービトレータは複数の入力を有して信号が
    受信されている入力を表す出力を発生するエンコーダと
    、信号を受信して受信信号に応じて複数の出力の一つに
    出力信号を与えるデコーダと、前記エンコーダの出力を
    前記デコーダの入力へ接続して前記エンコーダにより発
    生された信号によって前記デコーダの唯一つの出力に信
    号を発生されるデータバスとを有する特許請求の範囲第
    7項記載のデータ伝送ネットワーク。
  9. (9)前記出力は前記セレクタの各1個に接続されて関
    連するセレクタを動作させるようにした特許請求の範囲
    第8項記載のデータ伝送ネットワーク。
  10. (10)複数個のアクセスコントローラを備え、それら
    のアクセスコントローラ間のデータ伝送のために各アク
    セスコントローラが一つの伝送器および一つの受信器に
    よって一つのハブに接続されたデータ伝送ネットワーク
    であって、前記ハブは、前記アクセスコントローラの各
    々の伝送器に接続された選択手段と、前記各受信器へ接
    続されてデータを前記アクセスコントローラの各々へ伝
    送する放送手段と、前記選択手段を前記放送手段へ接続
    するネクサスとからなり、前記選択手段は前記伝送器の
    唯一個を選択してそれを前記ネクサスへ接続するアービ
    トレータを有し、該アービトレータは、前記伝送器に各
    別に接続された複数の入力を有し、データ伝送が受信さ
    れた入力を表す信号を一つの出力で発生するエンコーダ
    と、一つの入力と複数の出力を有し、該入力をそこで受
    信された信号に応じて前記出力の一つに接続するように
    動作するデコーダと、前記エンコーダ出力とデコーダ入
    力とを接続して前記エンコーダの入力の一つで信号を受
    信と前記デコーダの出力の一つで信号を発生するデータ
    バスとから構成されるデータ伝送ネットワーク。
  11. (11)前記デコーダの出力は前記アクセスコントロー
    ラへ各別に接続された複数の無効関数に接続され、前記
    アクセスコントローラの一つにおける信号によって対応
    する無効関数を禁止して前記アクセスコントローラの前
    記ネクサスへの接続を可能にするようにした特許請求の
    範囲第10項記載のデータ伝送ネットワーク。
  12. (12)クロックを備えた所定の特性を有するデータの
    流れを同期させるためのデータ同期装置であって、該デ
    ータ同期装置は、前記データの流れを受信する信号入力
    と、前記データの流れを伝送する信号出力と、前記信号
    入力と信号出力との間に延びて該信号入力から該信号出
    力へ信号を伝送するように動作する複数の信号通路と、
    前記データの流れに作用して、先行する信号の所定の特
    性から不連続な時間間隔だけ離れた各信号の前記所定特
    性を有する、各信号通路に対して同様の信号を発生する
    遅延手段と、前記信号通路内の前記所定特性の存在を監
    視して、クロック信号の印加時に前記信号通路の一つを
    、前記所定特性を有する信号の通路数に応じて前記出力
    へ接続して前記データの流れおよび前記クロック信号間
    の大まかな同期を得るように動作する選択手段とからな
    るデータ同期装置。
  13. (13)前記選択手段は前記所定特性を含んだ最新の信
    号を有する信号通路を前記出力へ接続する特許請求の範
    囲第12項記載のデータ同期装置。
  14. (14)前記出力における信号と、前記クロック信号と
    を比較して前記データの流れと前記クロックとの間の精
    密な同期を行うように該クロック信号の周波数を調節す
    るようにした特許請求の範囲第12項記載のデータ同期
    装置。
  15. (15)所定時間の間、前記選択手段の動作を禁止する
    禁止手段を有する特許請求の範囲第13項記載のデータ
    同期装置。
  16. (16)前記選択手段は各信号通路に接続されて前記所
    定特性によってクロックされて該所定特性を含む信号を
    搬送する信号通路を表す信号を与えるエンコーダを有す
    る特許請求の範囲第14項記載のデータ同期装置。
  17. (17)前記エンコーダは一つのデコーダに接続されて
    前記エンコーダの信号によって表される信号通路を選択
    するようにした特許請求の範囲第17項記載のデータ同
    期装置。
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EP0237582A1 (en) 1987-09-23

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