JPS6274960A - 赤色フイルタ−用色素およびフイルタ−製造方法 - Google Patents
赤色フイルタ−用色素およびフイルタ−製造方法Info
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- JPS6274960A JPS6274960A JP60214151A JP21415185A JPS6274960A JP S6274960 A JPS6274960 A JP S6274960A JP 60214151 A JP60214151 A JP 60214151A JP 21415185 A JP21415185 A JP 21415185A JP S6274960 A JPS6274960 A JP S6274960A
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- Japan
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- filter
- dye
- alkyl
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は光学フィルター用赤色色素及び赤色色素を用い
た光学フィルターの製造方法に関する。
た光学フィルターの製造方法に関する。
従来の技術及び解決しようとする問題点テレビカメラ、
液晶テレビ、コノピユータ−搭載フラットパネル、ディ
スプレイ等に必要な光学フィルターとしては、ゼラチン
を基板とするフィルターが知られている。(例えば特開
昭59−182408.59−101607など)しか
し、ゼラチンを基材とするフィルターは耐久性が良くな
い。又、フィルターは公知のように赤、緑、青の三原色
のパターンを有していることが必要であり、ゼラチンを
基材とするフィルターにおいて此のパターンを作るには
レジストを繰り返す必要があり、製造上の大きな欠点と
なっていた。
液晶テレビ、コノピユータ−搭載フラットパネル、ディ
スプレイ等に必要な光学フィルターとしては、ゼラチン
を基板とするフィルターが知られている。(例えば特開
昭59−182408.59−101607など)しか
し、ゼラチンを基材とするフィルターは耐久性が良くな
い。又、フィルターは公知のように赤、緑、青の三原色
のパターンを有していることが必要であり、ゼラチンを
基材とするフィルターにおいて此のパターンを作るには
レジストを繰り返す必要があり、製造上の大きな欠点と
なっていた。
耐久性の改良のため、暴利を含フツ素メタアクリレート
を利用した真空蒸着によるレジスト法が検討されている
。(特開昭59−127036 ) Lかし、此の手法
でもレノストを用いるため加工が困難で高価なフィルタ
ーとなると共に、色素としてペリレンテトラカルホン酸
誘導体を用いるため、昇華蒸着温度が著しく高((30
0℃以−し、圧力10−5〜1O−6torr)加工が
不良であった。
を利用した真空蒸着によるレジスト法が検討されている
。(特開昭59−127036 ) Lかし、此の手法
でもレノストを用いるため加工が困難で高価なフィルタ
ーとなると共に、色素としてペリレンテトラカルホン酸
誘導体を用いるため、昇華蒸着温度が著しく高((30
0℃以−し、圧力10−5〜1O−6torr)加工が
不良であった。
本発明は光学フィルターを安価に作製するために必要な
赤色色素を提供すると共に、その赤色色素を用いて、安
価に光学フィルターを製造する方法を提供することを[
1的とする。
赤色色素を提供すると共に、その赤色色素を用いて、安
価に光学フィルターを製造する方法を提供することを[
1的とする。
本発明は下式(I)
〔式(I)中Rはアルキル基、ヒドロキシアルキル基、
アルコキシアルキル基、フェニル基、アルキル置換フェ
ニル基、アルコキン置換フェニル基、を表わし、Yはヒ
ドロキシ基、又はアミン基を表わす。〕で示されるアン
トラキノン系赤色色素、及び式(I)の色素を昇華、又
は昇華転写することによりフィルター基材を着色するこ
とを特徴とするフィルターの製造方法に関する。
アルコキシアルキル基、フェニル基、アルキル置換フェ
ニル基、アルコキン置換フェニル基、を表わし、Yはヒ
ドロキシ基、又はアミン基を表わす。〕で示されるアン
トラキノン系赤色色素、及び式(I)の色素を昇華、又
は昇華転写することによりフィルター基材を着色するこ
とを特徴とするフィルターの製造方法に関する。
本発明の色素の合成は公知の方法に従った。例エバ、1
−アミノ−2−ブロム−4−ヒドロキシアントラキノン
をアルカリ存在下フェノールと反応することにより、1
−アミノ−2−フェノキン−4−ヒドロキンアンスラキ
ノンが合成出来る。
−アミノ−2−ブロム−4−ヒドロキシアントラキノン
をアルカリ存在下フェノールと反応することにより、1
−アミノ−2−フェノキン−4−ヒドロキンアンスラキ
ノンが合成出来る。
l−アミノ−2−フェノキ7−4−ヒドロキシアントラ
キノンと1.6−ヘキサンノオールと反応することによ
り、l−アミノ−2−(ω−ヒドロキシヘキシルオキシ
)−4−ヒドロキンアントラキノンが合成出来る。
キノンと1.6−ヘキサンノオールと反応することによ
り、l−アミノ−2−(ω−ヒドロキシヘキシルオキシ
)−4−ヒドロキンアントラキノンが合成出来る。
又、フィルター用基材としてはガラス、樹脂コーテング
ガラス、アルミナゲル焼成ガラス、(例えば特開昭58
−20491 )ポリメチルメタアクリレート樹脂、・
ポリカーボネート樹脂、ジエチレングリコールビスアリ
ルカーボネート樹脂などの透明基材が好ましい。
ガラス、アルミナゲル焼成ガラス、(例えば特開昭58
−20491 )ポリメチルメタアクリレート樹脂、・
ポリカーボネート樹脂、ジエチレングリコールビスアリ
ルカーボネート樹脂などの透明基材が好ましい。
−ロキシアルキル基の例としてはβ−ヒドロキシエγ
チル基、α−ヒドロキシプロピル基、ω−ヒドロキシヘ
キシル基、2−ヒドロキシプロピル基などが挙げられ、
アルコキシアルキル基の例としては2−メトキシエチル
基、2−エトキシエチル基、2−ブトキシエチル基 J
−メトキシプロピル基などが挙げられ、アルキル基置換
フェニル基の例としてはトルイル基、キノリル基、エチ
ルフェニル基、オクチルフェニル基などが挙げられ、ア
ルコキシ置換フェニル基の例としてはメトキシフェニル
基、エトキシフェニル基などが挙げられる。
キシル基、2−ヒドロキシプロピル基などが挙げられ、
アルコキシアルキル基の例としては2−メトキシエチル
基、2−エトキシエチル基、2−ブトキシエチル基 J
−メトキシプロピル基などが挙げられ、アルキル基置換
フェニル基の例としてはトルイル基、キノリル基、エチ
ルフェニル基、オクチルフェニル基などが挙げられ、ア
ルコキシ置換フェニル基の例としてはメトキシフェニル
基、エトキシフェニル基などが挙げられる。
式(I)の色素を用いてフィルターを作成する方法とし
ては、基材表面を赤色を着色すべきところにのみ穴のあ
いたマスクにておおい、減圧下、色素を昇華させ蒸着さ
せるか、フィルターに必要なパターンを書いた転写紙を
基材上において、加熱転写ないしは昇華加熱転写をする
。
ては、基材表面を赤色を着色すべきところにのみ穴のあ
いたマスクにておおい、減圧下、色素を昇華させ蒸着さ
せるか、フィルターに必要なパターンを書いた転写紙を
基材上において、加熱転写ないしは昇華加熱転写をする
。
・発明の効果
本発明フィルター用赤色色素のフィルター加工性(昇華
着色性、耐熱性)、フィルターとしての品位(分光特性
)、耐久性(耐・熱性、耐光性)についての特徴を表に
示す。 (◎著しく優れている。○優れている。×著し
く不良り l)色素を塗布した転写紙より200℃、常圧でのアル
ミナゲル焼成ガラスの着色 2)赤色フィルターとしての特性 3)フィルターとした後170℃、4時間の耐熱試験を
した時のフィルター特性の劣化の度合4)フェードメー
タ63℃、20時間でのフィルター特性の劣化の度合 5)特開昭59−127036にて用いているペリレン
テトラカルボン酸誘導体 〔実施例−1〕 表中、染料番号1の色素10部をポリプロピレングリコ
ール100部と混合し、微粒子化後、紙に塗布、乾燥し
、転写紙をつくり、アルミナゲルを塗布、焼成した厚さ
3mmガラス板に200℃にて転写し、赤色フィルター
をつくった。此のフィルターの分光特性(透過性)を分
光光度計で測定したチャートを図−1に示す。
着色性、耐熱性)、フィルターとしての品位(分光特性
)、耐久性(耐・熱性、耐光性)についての特徴を表に
示す。 (◎著しく優れている。○優れている。×著し
く不良り l)色素を塗布した転写紙より200℃、常圧でのアル
ミナゲル焼成ガラスの着色 2)赤色フィルターとしての特性 3)フィルターとした後170℃、4時間の耐熱試験を
した時のフィルター特性の劣化の度合4)フェードメー
タ63℃、20時間でのフィルター特性の劣化の度合 5)特開昭59−127036にて用いているペリレン
テトラカルボン酸誘導体 〔実施例−1〕 表中、染料番号1の色素10部をポリプロピレングリコ
ール100部と混合し、微粒子化後、紙に塗布、乾燥し
、転写紙をつくり、アルミナゲルを塗布、焼成した厚さ
3mmガラス板に200℃にて転写し、赤色フィルター
をつくった。此のフィルターの分光特性(透過性)を分
光光度計で測定したチャートを図−1に示す。
〔実施例−2〕
実施例−1と同様にして表中、染料番号2の染料を用い
て赤色フィルターをつ(った。分光特性を図−2に示す
。
て赤色フィルターをつ(った。分光特性を図−2に示す
。
〔実施例−3〕
実施例−1と同様にして表中、染料番号6の染ド[を用
いて赤色フィルターをつくった。分光特性を図−3に示
す。
いて赤色フィルターをつくった。分光特性を図−3に示
す。
〔実施例−4〕
実施例−1と同様にして表中、染料番号7の染料を用い
て赤色フィルターをつくった。分光特性を図−4に示す
。
て赤色フィルターをつくった。分光特性を図−4に示す
。
図−1、−2、−3、及び図−4は本発明に係る色素を
用いて、実施例−1、−2、−3、及び実施例−4にて
作製したフィルターの各波長での分光光度計での透過率
を示す図である。
用いて、実施例−1、−2、−3、及び実施例−4にて
作製したフィルターの各波長での分光光度計での透過率
を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式( I )中Rはアルキル基、ヒドロキシアルキル基
、アルコキシアルキル基、フェニル基、アルキル置換フ
ェニル基、アルコキシ置換フェニル基を表わしYはヒド
ロキシ基、又はアミノ基を表わす。〕のアントラキノン
系フィルター用赤色色素。 2 下式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式( I )中Rはアルキル基、ヒドロキシアルキル基
、アルコキシアルキル基、フェニル基、アルキル置換フ
ェニエル基、アルコキシ置換フェニル基を表わし、Yは
ヒドロキシ基、又はアミノ基を表わす。〕のアントラキ
ノン系色素を昇華、又は昇華転写させ、透明ガラス、又
は透明樹脂のフィルター基材に着色する事を特徴とする
フィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214151A JPS6274960A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 赤色フイルタ−用色素およびフイルタ−製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214151A JPS6274960A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 赤色フイルタ−用色素およびフイルタ−製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6274960A true JPS6274960A (ja) | 1987-04-06 |
Family
ID=16651067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60214151A Pending JPS6274960A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 赤色フイルタ−用色素およびフイルタ−製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6274960A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5773172A (en) * | 1993-07-09 | 1998-06-30 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Color filter having novel dyestuff |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP60214151A patent/JPS6274960A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5773172A (en) * | 1993-07-09 | 1998-06-30 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Color filter having novel dyestuff |
US6051360A (en) * | 1993-07-09 | 2000-04-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Dyestuffs and resin compositions |
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