JPS6274660A - インクジエツトプリンタ - Google Patents

インクジエツトプリンタ

Info

Publication number
JPS6274660A
JPS6274660A JP21771485A JP21771485A JPS6274660A JP S6274660 A JPS6274660 A JP S6274660A JP 21771485 A JP21771485 A JP 21771485A JP 21771485 A JP21771485 A JP 21771485A JP S6274660 A JPS6274660 A JP S6274660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
ink
lever
cap
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21771485A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Watanabe
渡辺 宜孝
Toshiharu Mamiya
敏晴 間宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP21771485A priority Critical patent/JPS6274660A/ja
Publication of JPS6274660A publication Critical patent/JPS6274660A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J23/00Power drives for actions or mechanisms
    • B41J23/02Mechanical power drives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
    • B41J2/16523Waste ink transport from caps or spittoons, e.g. by suction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェットプリンタに関し、特にインク
ジェットヘッドの目詰り防止機構と、記録紙の自動給送
または排出機構とを具備したインクジェットプリンタに
関する。
[従来の技術] インク液またはインク液滴を記録媒体に向って噴射また
は吐出することにより文字や画像等の記録を行うインク
ジェットプリンタは、普通紙に直接記録することが可能
であり、また静かで、かっ色再現性に優れ、ランニゲコ
ストが安いなどの多くの利点を有している。従って、こ
のインクジェットプリンタは高品位カラープリンタやワ
ードプロセッサ等の新しい記録手段として注目を集めて
いる。
しかしながら、従来のインクジェットプリンタには、上
述の利点だけでなく、インク中の水分の蒸発による粘性
増加や記録ヘッド内への気泡の取込みによる圧力伝達効
率の低下等により、インク吐出特性の劣化等が生ずると
いう欠点を有している。この欠点を除去するため、従来
からインクジェットヘッドを不使用時にキャップする手
段およびまたはインク吐出不良状態から正常吐出状態へ
回復させるための手段を具備した目詰り防止機構が、手
動・電動を問わずに数多く提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これらの従来の提案のもので、電動の目詰り防
止機構の場合では、単に目詰り防止機構の駆動のために
のみに、モータ等の専用の駆動源を設けており、したが
って、製造コスト高や機器の大型化を招く等の欠点を有
していた。また、従来の提案のもので、手動の目詰り防
止機構のものは操作性の見地から好ましくない。
更に、プリンタとしての操作性を考えると、記録紙を記
録位置に手動でセットするよりも自動給送機構により記
録紙を自動的に給送して、記録位置にセットし、またプ
リント終了時には自動排出機構により自動的に排出する
方が優れていることは云うまでもない。特に、ビデオプ
リンタ等でプリント画サイズが予め決まっている場合に
は、かかる自動給送または排出機構は特に顕著なすぐれ
た操作性をもたらす、また、自動給送機構によれば、手
動の場合に生ずる紙セットにおける不安定さやバラツキ
が押えられ、そのため紙詰り(ジャム)や斜行等の防止
等が達成され、機器の信頼性の面からも好ましい結果が
得られる。
しかしながら、従来のインクジェットプリンタの場合に
、上述の電動目詰り防止機構と自動給送または排出機構
を共に具備すれば、操作性の著しい向上がなされる反面
、構成の複雑さや製造コスト高および大型化を助長する
といった欠点が生じた。
本発明は、上述の欠点を除去し、低コスト化と小型化を
達成し、かつ操作性に優れたインクジェットプリンタを
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本目的を達成するために、本発明は、記録媒体をインク
ジェットヘッドの記録位置に給送し、または記録後に所
定位置へ排出する自動給送または排出機構と、インクジ
ェットヘッドの目詰りを防止する目詰り防止機構とを駆
動する共通の駆動源と、駆動源と目詰り防止機構とを選
択的に連結するクラッチ機構とを具備したことを特徴と
する。
[作 用] 本発明では、記録紙の自動給送または排出を行う自動給
送または排出機構とインクの目詰り防止を行う目詰り防
止機構とを共通の駆動源で駆動する。但し、クラッチ機
構により、駆動源と目詰り防止機構とを選択的に連結し
、目詰り防止機構をその不用時には切り離す。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の実施例の主要部の構成を示し、第2図
(A)〜(C)は第1図の要部の詳細な構成を示す。第
3図は第1図の機器を内蔵した木発明の実施例のインク
ジェットプリンタの外観を示す、第3図において、1は
取はずし可能な上側カバー、2は下側カバー、3は底部
カバー、4は開閉自在の前カバー、5はプリントを終了
した記録紙が自動排出されるスタッカ、6はプリンタ操
作パネル、7はステーカバーおよび8はスタッカつまみ
である。上側カバー1に固着された透明板1aを通して
プリンタ内部が観察できざ、また、スタッカ5はスタッ
カつまみ8により装着が解除され1本体から離脱できる
第4図は第3図のプリンタの前カバー4を開いた状態を
示す、第4図において、8aは電源スィッチ、6bは電
源スィッチの表示用発光ダイオード(以下、LEDと称
する)、8cはプリント開始スイッチ、f3dはプリン
ト表示用LED 、 8eは停止スイッチ、8fは停止
表示用LEDである。 8gは画サイズの切換えをする
スイッチであり、本実施例では、大(L)、小(S)2
つのプリントサイズを選択出来るようになっている。 
8hl、8h2はそれぞれプリントサイズの表示を示す
LEDで、1llhlが大サイズ(L) 、 eh2が
小サイズ(S)を選択していることを示す、81は紙詰
り、紙無し等の紙のトラブルを表示するLED 、 l
1ijはインクカートリッジが装着されていないことを
表示するLEDである。 EIKa〜8Kdはインクの
残量を表示する4個のLEDである。
12はインクカートリッジ、13はインクカートリッジ
解除つまみを示す、インクカートリッジ12はインク供
給側を奥にして差し込む、また、インクがなくなった時
には解除つまみ13を下側に揺動すると、インクカート
リッジ12は手前に若干引出されるので、後は手前に引
出せばプリンタ本体から離脱することができる。
14はローラ解除つまみ、15はローラリセットつまみ
であり、紙詰り等のトラブル発生の際に使用する。
1Bはインク残量カウンタのリセットスイッチである。
プリンタ本体のイン冴カートリッジ内のインクがなくな
ると、上述のインク量表示用LED 8にa〜8Kdに
よりインクなしが表示される。
ユーザ(操作者)はインクカートリッジ解除つまみ13
を下側に揺動し、古いカートリッジを抜き取る。新しい
インクカートリッジ12を装着した後、インク残量カウ
ンタのリセットスイッチIBを押すと、後述のインク量
カウンタがリセットされる。
17は給紙カセットである1本実施例では約100枚の
紙がカセッ)17にセット可能となっている。
後述の第5図で示す取手の部分17aを手前にしてプリ
ンタ本体に挿入すると、カセット17は装着できる。1
8は紙カセツト解除つまみであり、これを上から下に揺
動することにより、紙カセット17は若干手前に押出さ
れる。取手17aをつかんで引き出すと紙カセット17
はプリンタ本体より取り外すことができる。
18はスイッチ、ボリューム類であり、入力の切換、画
質調節等を行うものである。
第5図は第3図のプリンタ側から上側カバー1およびス
タッカ5を取り外した状態を示す、第5図において、1
1は各種入力コネクタを有する入力ソースパネル、20
はプリンタのベースを形成する主地板、100は給紙ロ
ーラ、レジストローラ、プラテンローラ、排出ローラ等
を有する給排紙系ユニット(自動給排出機構)であり、
151および152は給排紙系ユニット100の側板で
ある。また、200はインクジェット記録ヘッド系ユニ
ット、400はプリンタの回復系であるポンプユニット
のポンプ、419はポンプユニー/ )のキャップ部、
600は電源ユニットである。キャップ部419はプリ
ンタの休止時において後述のヘッド211′のオリフィ
スにかぶさってシールをする働きを行う。
第15図は第3図のx−x’線に沿うプリンタの断面〆
構造を示す、また、第16図(A)、(B)は第15図
に示す紙搬送機構の要部構成を示す。
次に、第15図および第1B図(A) 、 (B)を参
照して、紙送り機構を説明する。
第16図(A) 、 (B)で、101は紙送り用のプ
ラテン(プラテンローラ)であり、側板151,152
(第5図)に不図示の軸受を介して1回動可能に支持さ
れている。102は紙押えばねであり、キャリッジ側板
216(第5図)に片側固定されると共に、曲面部分以
下(R部分) 102a、102a ’がプラテン10
1に適度な接触圧で接触し、かつ記録紙がピンチローラ
104とプラテン101 とのニップ部にたるみがなく
スムーズに食込むようにピンチローラ104の近傍まで
、ガイド部102b、 102b’ を介してガイドし
ている。ガイド部102b、102b ’ はプラテン
101とは接触していないが、その隙間はわずかである
ため、紙押えばね102の8部分102a、102a 
’からピンチローラ104とプラテン101との接合部
までの間では記録紙にたるみがなく、かつ、プラテン1
01と記録紙とが一体ですべることなく回動することが
できる。
103はレジストローラであり、紙ガイド143(第1
5図)に回動可能に支持されると共に、スリーブ107
 、108および107’、 108’ を介して、ば
ね105゜105′ によりプラテン101と接触圧f
、で接触している。
次に給紙部の駆動機構について説明する。
第16図(A)、(B)において、110.114はギ
アであり、パルスモータM1の回転をプラテン101に
伝達する。ギア比は、パルスモータMlの送り角等によ
り決定される。これらのギア110,114は側板15
1(第5図)に固着された各々の軸のまわりに回転可能
に支持れる。
115は、公知の摩擦クラッチであり、ギア115a、
115bおよび不図示のばね等により構成される。また
、ギア115aは、不図示のギアを介してモータMlと
連続されており、また、ギア115bは、ギア116を
介して、セクターギア118のギア部118bとかみ合
う0両ギヤー115aおよび115bは回転可能支持さ
れている。
切欠き5l18aを有するセクターギア118は、側板
151上にギア129と共に同軸112に回動可能に支
持される。ギア129は、側板151に回転可能に支持
され、ギア125を介してモータM2と連結されている
給紙ローラ120の軸120bはセクターギア118お
よびこれに対向する側板13Gに回転可能に支持され、
セクターギア118の回動により上下に揺動する。
121は給紙ローラ軸120bに連結されたギアであり
、不図示のギアを介してギア、129に連結される。し
たがって、給紙ローラ120はギア125,129゜1
21によりモータM2の(矢印C方向の)回転で矢印A
方向に回転駆動される。また、セクターギア118が回
転しても、セクターギア118はギア129と同軸回転
であるので、ギア128と121の連結に問題は生じな
い。
給紙ローラ120は、金属軸120bと、それに固設さ
れたゴム等の弾性ローラ120aからなり、セクターギ
ア118と、その対向部の側板138とにより支持され
る。従って、パルスモータM1の回転によりセクターギ
ア11Bを介して給紙ローラ部120aの位置が上下に
揺動して移動すると共に、モータM2の回転によりロー
ラ120が回転する。この2つの動作は独立に制御され
る。
次に、排紙部の駆動機構について説明する。
排紙部は、□側板123と、この側板123に対向する
側板137、ギア134,135および排出ローラ対1
24゜145から構成される。プリント済の記録紙をス
タッカ(排紙トレイ)5内へ排出する排出ローラ部12
4は、金属軸124bと、この軸に固設された一対の弾
性ローラ(排出ローラ) 124aとからなり、側板1
23に対し摩擦板124cを介して、適度なフリクショ
ン(摩擦力)を与えられ、この側板123およびこれに
対向する側板137に回転可能に支持される。なお、摩
擦板124Cは軸124b上に固定され、ばね124d
により側板123に押し付けられる。124eは抜は止
め部材である。この場合のフリクションはモータM2に
よってローラ124a 、側板123.137等の部材
を揺動させうるだけのトルクである。
上述のギア134は側板151(第5図)に回転可能に
支持されると共に、不図示のギアを介してギア129と
連続され、更にギア129を介してモータM2と連結さ
れている。さらに、ギア134は排出ローラ軸124b
に固設されたギア135と噛み合う、すなわち、モータ
M2の回転がギア125,129,134およびギア1
35を介して排出ローラ124aに伝達される。
また、125等のギアの段数を調整することにより、排
出ローラ124aを給紙ローラ120と逆回転させるよ
うに構成する。
以上の構成において、モータM1を止め、モータM2を
矢印Cと逆方向に回転駆動すると、ギア134がモータ
M2と同一方向に回転する。しかしながら、ギア135
は上述の摩擦板124Cおよびばね124dによるフリ
クションにより回転せず、ギア134の回りを転勤し、
従って排出ローラ部124が矢印X方向に揺動(変位)
する、そして、排出ローラ124aが対排出ローラ14
5に当接して揺動を阻止させされると、上述のフリクシ
ョンに打ち勝ってギア135が回転し、これにより排出
ローラ124aは矢印X方向に回転してローラ124a
とローラ145との間にある紙をスタッカ(トレイ)5
に排出する。
次に、モータM2を矢印C方向に駆動すると、上述の動
作と逆の動作を行い、排出ローラ軸124bは矢印Xと
逆方向に揺動して、紙案内部位置から退避し、初期位置
(退避位置)に復帰する。この動作中、給紙ローラ12
0も回転するが、モータ旧が回転しておらず、紙送り位
置から退避しているので問題はない。
次に、紙の流れについて簡単に述べる。
第15図は紙カセット17とインクカートリッジ12が
プリンタの正面側から装着された状態を示し、紙送りは
これらの装着方向と略直角方向になされる。すなわち、
モータM2による給紙ローラ120の回転力により最上
面の紙が一枚分離され、紙ガイド143,148aの間
に搬送され、プラテン101とレジストローラ103と
の接触部につき当り、さらに送られて給紙ローラ120
とレジストローラ103.!:(7)間でループを作る
録紙を密着搬送させ、その後、プラテン101とピンチ
ローラ104とで紙を挟持して搬送する。
プラテン101はステップ送りしながらプリント動作を
し、紙はプリントを完了すると紙ガイド144.148
の間を通ってモータM2の駆動により回転する排紙ロー
ラ対124,145によりスタッカ5上にプリント面を
上面にして排出される。
第6図は上述のインクジェット記録ヘッド系ユニット2
00およびインク供給系ユニットの詳細を示す。第6図
において、211はキャリッジ212に固定されたヘッ
ドユニットであり、ガイド軸214゜215に沿ってモ
ータM3によりプーリ22o、タイミングベルト221
を介して往復動する。224はスリット板、226は発
光素子と受光素子とを有する検出ユニットであり、22
4 と228 とによりリニアエンコーダを構成し、ヘ
ッドユニット211の移動位置を検出する。213はイ
ンク温度を一定に保つためのヒータである。
インクカートリッジ12はキャリッジ地板21Bの下側
に配設され、インク供給チューブ30?のインクカート
リッジ側固定端はヘッドユニット211の走査範囲の略
中央に位置しており、供給チューブ307の長さを必要
最小限にしている。
第7図は上述のへッドユニッ)211の内部構造を示す
0本図に示すように、サブタンク本体301とサブタン
ク蓋302とが一体的に取付けられ、本実施例では紙面
垂直方向に中費會ヤでか4個(Y:イエロー9M:マゼ
ンタ、Cニジアン。
B:ブラー、り)の独立したインク室303を形成し、
各々のインク室にノズルユニットが取付けられている。
このノズルユニー/ )はガラス等で構成された円筒ノ
ズル304、ノズルの周囲に接着剤等で固定された円筒
ピエゾ素子305、ノズルへのゴミ混入防止および流量
抵抗調節のためのフィルタ30Bとから構成され、ピエ
ゾ素子305に駆動パルス309をかけることによりピ
エゾ素子と一体のノズル304が収縮し、インク滴を吐
出させる。供給チューブ307はインクカートリッジ1
2の中に格納されている後述の第8図で示すメインタン
ク袋355からインクをインク室303に供給するため
のものである。308はノズル304が目詰り等をおこ
した時にこれを回復させるためのポンプユニット400
に連通ずる回復チューブである。
第8図は第5図のY−Y’線に沿うインクカートリッジ
12の断面構造を示す、第8図に示すように、インクカ
ートリッジ12はカートリッジ本体353、カートリッ
ジ蓋354 、 Y、M、C,Bの各色のインクを収納
する可撓性のメインタンク袋355、廃インク吸収部材
356および仕切り板357とで構成されている。メイ
ンタンク袋355が本実施例では紙面垂直方向に4個(
Y、M、C,B)格納されており、メインタンク袋35
5の下側に廃インク吸収部材35Bが配置され、仕切板
357で区切られている。
カートリッジ本体353とカートリッジ蓋354との結
合は、公知の爪結合方式により組立時に一体的に結合さ
れる。
メインタンク袋355の一端にはゴム栓358が一体的
に取付けられており、このゴム栓358はカートリッジ
本体353とカートリッジ蓋354とで挟み込まれて固
定される。
インクカートリッジ12のプリンタ本体への装填は、ゴ
ム栓358側を奥にして差し込む、この時、プリンタ本
体側に固定されている中空ビン380がゴム栓358を
押し差し、ゴム栓内部のインク空間部358aに到達し
てインク供給路を形成し、フレキシブルな供給チューブ
307を介してヘッドユニット211のインク室303
にインクが供給される。廃インク吸収部材356は後述
の回復系のポンプ400からの廃インクを吸収するもの
である。
第1図は上述のポンプユニー/ トのキャップ部419
を含む本発明実施例の電動目詰り防止機構の構成例を示
す、ここで、400は上述の回復系のポンプであり、第
2図(A)にその構造を示す、第2図(A)に示すよう
に、ポンプ400はシリンダ401と、このシリンダ4
01内を摺動するピストン402からなる。シリンダ4
01は各々内部と連通ずる上部のバルブ穴403.上部
のチューブ404、底部の開口部405とを有し、チュ
ーブ404は上述のインク吸引チューブ308および後
述のキャップ422に連結し、開口部405は上述の廃
インク吸収部材356に連結している。
ピストン402はシリンダ401内に0リング等のシー
ル部4013 、40?により摺動可能に保持されると
共に、ばね438により上方に付勢されている。
また、ピストン402は、上下方向に貫通した小穴40
8とこの小穴408の下面に取付けた弁408とを有す
る。ピストン402の上下動により、チューブ404を
通じて吸収した廃インクを小穴408および弁409を
介してシリンダ401の下室に移動させ、さらに開口部
405から廃インク吸収部材356へ廃インクを送る。
410はバルブレバー、411はこのバルブレバー41
0の一端に固設されたゴム等の弾性体であり、この弾性
体411は上述のシリンダ401のバルブ穴403の上
部に配置され、バルブレバー410 (7)上下動によ
りバルブ穴403を開閉する。すなわち、第1図に示す
ように、バルブレバー410は、垂直長対 溝に係合するー〆のビン411a、411bにより上下
動可能に支持されると共に、バルブレバー駆動用ソレノ
イドSLIにより駆動制御される。ソレノイドSLIに
通電しないときには、バルブレバー410は図示しない
ばねにより下方に付勢され、バルブ穴403は弾性体4
11に閉じられているが、ソレノイドSLIに通電する
と、バルブレバー410が上方に移動し、バルブ穴40
3が開く。
また、第1図において、412はポンプ駆動レバーであ
り、上述のポンプ400のピストン402の頭部に連結
してピストン402を下方向に駆動する。ポンプ駆動レ
バー412はギア部412a、押圧部412bおよび凸
部412cを有し、固定軸412aを中心に回転可能に
支持されている。
413はキャップ保持レバーであり、緊定部413bの
凸部により、キャップレバー418を介してキャップ4
20を初期位置に保持する。 413aはキャップ保持
レバー413の解除部であり、ポンプ駆動レバー412
の凸部412cにより押圧されて、固定軸413dを中
心として、時計方向(矢印X方向と逆方向)に回転し、
これによりキャップ420の緊定を外し、キャップ42
0を初期位置からキャップ位置に移動可能にする。また
、このキャップ保持レバー413は、ばね434により
反時計方向(矢印X方向)に付勢されており、不図示の
ストッパ等によりキャップ保持レバー413のキャップ
保持位置が決められる。さらに、キャップ保持レバー4
13は後述する目的のため−の曲げ部413cを有する
414はクラッチレバ−であり、上述のキャップ保持レ
バー413と同軸に支持され、不図示のばねにより反時
計方向(矢印X方向)に付勢され、キャップ保持レバー
413の曲げ部413cにより位置が決められる。
415および41θは互いに噛み合うギアである。
ギア41Bはギア部416aと、切欠き部418bとか
らなり、後述するギア425のギア軸425bに回転可
能に支持される。
417はクラッチ板であり、第2図(B)にその構造を
示す、第2図(B)に示すようにクラッチ板41?はギ
ア軸425bとビン435とによりギア軸425bに対
して一体回転すると共に、スライド可能に噛合している
。さらに、ばね433により、クラッチ板417の端部
417cがクラッチレバ−414に圧接するように付勢
されている。さらにまた、クラッチ板417の両端部に
ピン部417aおよび41?bが軸方向に突設されてお
り、クラ−7チ板417のスライド運動により、それぞ
れギア41Eiの切欠部416b、キャップレバー41
8の係合部418aのいずれか一方と係合する。
上述のキャップレバー418は、第1図に示すよ  ゛
うに、クラッチ板417のピン部417bと係合する係
合部418aと、キャップ保持レバー413の緊定部4
13bと係合する緊定部418bとを有し、キャップ4
20に固設される。
ポンプユニットのキャップ部$ 419は、第2図(C
)に示すように、キャップ420、ゴム等の弾性体でで
きたシール部421、ばね422および本体423とか
ら成る。キャップ420は固定の本体423に対して水
平方向に摺動可能に配設され、キャップレバー418の
緊定解除により、ばね422に付勢されて水平方向に移
動し、先端のシール部421をインクジェットへラド2
11のオリフィス部に押し付け、シール部422により
インクジェットヘッド211のオリフィス周囲をシール
する。
すなわち、印写中には、ヘッド211がキャップ420
に当たらないように、キャップ保持レバー413の緊定
部413bと、キャップレバー418の緊定部418b
との係合によりシール部421は第2図(C)に示すよ
うな退避位置に保持されると共に、キャップ時には、ポ
ンプ駆動レバー412の回動により、レバー412の凸
部412cがレバー413の解除部413aを押し、そ
の動作により、レバー413の緊定部413bとレバー
418の緊定部418b間の係合が外れ、ばね422の
付勢力によりヘッド211の先端をシール部421でキ
ャップ(シール)する、このシール部421は上述のイ
ンク吸引チューブ308を介して回復系のポンプ400
と連結している。
また、第1図において、428,427,428はギア
、429.430は公知の摩擦伝達機構により連結した
ギアである。 M2は第15図および第18図(A) 
、 (B)により前述した自動給排紙機構を駆動する給
排紙用DCモータである。 DCモータM2の回転は歯
車列125゜128.430,429,428,427
,428,425aによりギア軸425bに伝達され、
さらにクラッチ板417を介してギア418aニ伝達さ
れ、ギア415を介してポンプ駆動レバー412を上下
方向に往復動する。
431は固定軸432に対して回動するクラッチ作動レ
バーであり、その一端がソレノイドSL2と係合してい
る。ソレノイドSL2の作動によりクラッチ作動レバー
431の他端がクラッチ板17を押し、ギア41Bとク
ラッチ板417を係合させる(第2図(B)参照)。
さらに、5W20はキャップ420の退避位置でオンと
なるスイッチ、5W21はピストン402の上死点でオ
ンとなるスイッチ、5W22はピストン402の中間点
でオンとなるスイッチ、5W23はピストン402の下
死点でオンとなるスイッチである。スイッチ5W22は
へラド211の先端の増粘インクのみを除去するための
極小量の圧力を発生させるために、ソレノイドSLI 
を制御するスイッチである。436はポンプ駆動レバー
412の後端に固設された接片であり、437は上述の
スイッチ5W21.5W22.5W23を配設した基板
である。ポンプ駆動レバー412の動きに応じて接片4
36が基板437上を摺動し、接片436 と接したス
イッチ5W21,5W22.S貿23が順次オンとなる
第9図は、第1図〜第8図および第15図、第1B図(
A)、CB)の本実施例装置の動作制御を行う制御系ユ
ニットの回路構成例を示す、本図において901は入力
信号群であり、RGB信号、NTSC信号、PAL信号
、SECAM信号、パソコンン等からの外部データ信号
を含む、802は入力信号処理回路であり、NTSC、
PAL 、 SECAM (7)各TV信号をR,G、
B三色信号に変換する。903はA/D変換器、804
は数ライン部のデータを記憶するラインメモリである。
905は補間回路であり、ラージサイズの記録の場合に
実行される。80Bは画像処理回路であり、マスキング
処理、下色除去処理等が実行される。
307はD/A変換器、808はヘッドドライバ、θ0
8はピエゾ305に対応するインクジェットヘッド、9
10は電源スィッチ8a、プリントスイッチ8C1停止
スイツチBe、ポンプスイッチ等の入力スイッチ群であ
る。811は中央処理装置(以下、CPUと称する)で
あり、第11図以降に示す制御手順を不図示の内部メモ
リ(ROM)内に格納している。813はポンプ系セン
サ、817はインク温度センサ、918はヒータ213
の温度を制御するヒータ制御回路、θ20はエンコーダ
センサ、921はキャリッジモータM3のドライバ、8
23はモータ旧のドライバ、825はモータM2のドラ
イバ、827は表示器群328を駆動する表示ドライバ
である0表示器群828は前述の表示用LED8b、8
d、8f、flh、Eti。
8jJlsが含まれる。また、CPU911には各種の
検出センサ5WI−SW9およびスイッチS誓20〜5
W23が接続されている。また、CPU911には前述
したソレノイドSLIおよびSl2が接続されている。
\、 次に、第10図〜第14図のフローチャートを参照して
、第1図の本発明実施例装置の動作例を説明する。なお
、81〜55Eiは制御手順のステップ番号を示す。
■キャップ動作 電源スィッチ8aのオフ時などの長期保存時のインクの
固着防止や、ヘッド211内への泡取り込み時の回復の
ためのポンプ作動のために、ヘッド211をキャップ4
20のシール部421でキャップする(すなわち、ヘッ
ドの吐出口をシールする)時には、第10図のフローチ
ャートに示すように、通電により第1のソレノイドSL
Iを作動させて、バルブレバー410を図示しないばね
に抗して上方に移動させ、ポンプ400のバルブ穴40
3(第2図(A)参照)を開放する(Sl)。
次に、第2のソレノイドSL2を作動させて、クラッチ
作動レバー431を軸432を中心に回動させ、それに
よりクラッチ板417のピン417a(第2図(B)参
照)をギア41Bの切欠き部に係合させる(S2)。
同時に、モータM2を駆動してギア125,128,4
30゜429.428,427,428,425からな
る歯車列を回転させると共に、ギア425の軸425b
に固定のピン435(第2図(B)参照)を介してクラ
ッチ板417を回転させ、クラッチ板417とピン41
7aを介して連結したギア418およびこのギア418
と噛み合うギア415を回転させることにより、ポンプ
作動レバー412を反時計方向に回転させ、このレバー
412の回転によりピストン402を下方に押し下げる
。そして、ピストン402の下降によりチューブ404
がシール部406から開放された後に、さらに回動する
ポンプ駆動レバー412の凸部412cがキャップ保持
レバー413の解除部413aを下方に押圧して、ばね
434に抗して緊定部413bと418bの係合を外し
、これによりキャップ420をばね422の圧力により
キャップ位置に移動させ(第2図(C)参照)、キャッ
プシール部421がヘッド211のオリフィス回りをシ
ールする(S3)。
次に、ピストン402の下死点を検知するスイッチ5W
23がオンし、ピストン402が下死点に到着したと判
断すると(S4)、モータM2を止める(S5)、同時
に、両ソレノイドSt、S2への通電を断つ(S7)。
したがって、不図示のばねの張力によりバルブレバー4
10が下方に下がり、バルブレバー410の先端の弾性
体411がバルブ穴403を閉じる。同時に、ばね43
3の付勢力によりクラッチ板417のピン417aとギ
ア41111との係合が外れる。この時、キャップ保持
レバー413の緊定部413bが、キャップレバー41
8の緊定部418bの曲げ部に乗り上げるようにあらか
じめ設定されているので(第1図参照)、クラッチレバ
−414がキャップ保持レバー413の曲げ部413C
によって押されて下方に後退しており、このためクラッ
チ板417は後端部417Cが図面右端側に設けたスト
ッパ(図示せず)に当接するまで後退する。この後退位
置は、ピン417bがキャップレバー418と係合する
位置である。このような動作によりピストン402の上
死点をスイッチ5W21が検知すると、キャップ動作が
終了する(S8)。
上述のキャップ動作中において、クラッチ板417とギ
ア41Bは、ピン417aと切欠き部41θaの位置ず
れのために、ソレノイドSL2がオンした後に、すぐに
は係合しないが、クラッチ板417がギア軸425bに
より回転しているので、いずれは′噛合うのは明白であ
る。また、シール部421がヘッド211のノズルをシ
ールするキャッピングの瞬間は、すでにバルブ穴403
が開放され、さらにチューブ404も開放されており、
インクジェットヘッド211を含むインク供給系全体が
開放系となっている。そのため、キャップ時にシール部
421内の空気はシリンダ401の開放端部403.4
04へ流出し、ヘッド211のノズル内へ流入しないの
で、ヘッド211内のメニスカスの後退等は生じず、そ
の後のバルブ穴403およびインク吸引チューブ308
が完全にシールされるので、長期放置におけるインクの
固着は除去できる。
なお、上述のキャップ動作中ではヘッド2】1はホーム
ポジション位置にあり、給・排出ローラ120 、12
4aは退避位置にあるなどの初期位置に設定されている
ことは云うまでもない。
■第1のポンプ動作 次に、第11図のフローチャートを参照して電源スィッ
チ6aがオンした直後のポンプ400の動作について述
べる。このポンプ動作(以下、第1のポンプ動作と称す
る)は、電源投入前のへラド211がキャップ420の
シール部422でキャップされているのでインクの固着
はないが長期放置後などでは、ヘッド211のノズル先
端のみに若干の増粘があり、また低温度時などでヒータ
213を作動させた時には、ノズル先端までなかなか温
まらないので、ノズル先端のごく少量のインクを除去す
るために行うヘッド回復手段としてのポンプ動作である
。電源投入前は、すでにヘッド211はキャップされて
おり、また給排出ローラ120,124a  は退避位
置に移動している。
まず、第1のソレノイドSLIを作動させることにより
バルブレバー410を介して弾性体411を上方に移動
し、バルブ穴403を開放する(Sa)、次に、第2の
ソレノイドSL2を作動させると共に(StO) 、ク
ラッチ板ピン417bがキャップレバー41Bからもっ
ともgIlれた位置にくるまでのT。
秒経過後(S11) 、 (−−1M2を通電すル(S
I2)、前述の如くモータM2の回転によりポンプ作動
レバー412が回動し、ピストン402が下降する。
次に、ピストン402が中間点を通過してスイッチ5W
22がオンすると(S13) 、  ソレノイドSl、
1の励磁を中止し、弾性体411によりバルブ穴403
を閉じる(S14) 、 したがって、これ以降のピス
トン402の下降によるシリンダ401の上室の体積変
化量に応じた負圧が上室に生じる。ピストン402がさ
らに下降し、下死点に至る直前にインク吸引チューブ3
08に連通ずるチューブ404が開放され、その時のシ
リンダ上室の負圧がインク吸引チューブ308を通じて
ヘッド211のサブタンク302およびオリフィス30
4の先端にかかり、インクの吸引が始まる。
ピストン402が下死点に到達し、その下死点を検知す
るスイッチ5W23がオンすると(S15)、モータM
2を停止しく81B)、 71秒間待機した後(S17
) 、次にソレノイドSL2の励磁を止める(S18)
 、ここまでは、シリンダ上室の負圧により弁409は
閉じられている。前述の如くソレノイドSL2のオフに
ともない、ばね433の圧力でクラッチ板417による
クラッチが切れ、シリンダ401内のばね438でピス
トン402が上方に上がり、その途中でチューブ404
が閉じられ、シリンダ上室内の廃インクは小穴408お
よび弁409を通じてシリンダ下室へ流入する。このシ
リンダ401の下室内の廃インクは次回のピストン40
2の下降により開口部405を通ってインクカートリッ
ジ12内の廃インク吸収部材358へ流出する。
やがてピストン402は上死点に達するが(S19) 
、その途中で閉じられたチューブ404内には負圧が残
り、チューブ404または308内にインクが溜る。さ
らに、T2秒間待機してチューブ404 、308内の
負圧がなくなると、この第1ポンプ動作を終了する(S
20) 、チューブ404,308内のインクは次回の
ピストン運動によりシリンダ401内へ流入する。
■第2のポンプ動作 この第2のポンプ動作は、第1図の本プリンタに輸送な
どで衝撃が加わったり、ヘッド211が泡を取り込んだ
り、インクカートリッジ12の交換後等に行うヘッド回
復手段としてのポンプ動作である。まず、所定の外部ス
イッチの押下に応じてヘッド211をホームポジション
(HP)の位置に戻すと共に、給拳排出ローラ120,
124a  を退避位置に退避させる(S21.522
)。この時、退避位置で出会排出ローラを再び動作させ
てもその動力は摩擦クラッチ429.430で吸収され
て、本装置(目詰り防止機構)に影響は与えない。
次に、前述の第10図で示すと同様のキャップ動作を行
う(923,524) 、次に、バルブ穴403を閉じ
たまま、ソレノイド乳2を励磁させて(S25)、70
秒間経過後(S25) 、モータM2を動作させる(S
27)。以後の動作は、前述の■の第1のポンプ動作と
同様である(828〜535)。
この第2のポンプ動作によれば、チューブ404゜30
8が開放された瞬間に、負圧がヘッド211にかかり、
そのため、インクの流入速度が高くなって、泡などの除
去が容易に、かつ確実にできるという利点がある0次に
、チューブ404.308内の負圧がなくなった後に、
後述する■のキャップを外す動作を行うことにより、こ
の回復作業は終了する。
■キャップを外す動作 キャップ状態では、キャップ保持レバー413の緊定部
413bが、キャップレバー418の緊定部418bに
乗り上げているので、クラッチレバ−414がキャップ
保持レバー413の曲げ部413cに押されて退避位置
に移動しており、このためクラッチ板417の後端部4
17cは、ストッパ一部(図示せず)に当接している。
したがって、クラッチ板417の後端のピンチ417b
はキャップレバー4】8の先端部418aと係合可能な
位置にある。
キャップを外すときは、まずこの状態で、モータM2を
回転させる(938)。このとき、ソレノイドSLI、
SL2はオフ状態にある。ギア125,12[(および
公知の摩擦クラッチ430,429 、ギア428,4
27,428゜425およびピン435とクラ・ソチ板
417 どの係合により、モータM2の回転が伝達され
てクラッチ板417が回転する6次に、クラッチ板41
7の後端のピン417bがキャップレバー418の先端
部418aと係合し、クラッチ板417の回転によりキ
ャップレバー418を介してキャップ420が退避位置
に移動を始める。
次に、キャップ保持レバー413を反時計方向に付勢す
るばね434によりそのレバー413の緊定部413b
およびキャップレバー418の緊定部418bが係合す
ると共に、キャップ420の退避位置を検知するスイッ
チ5W20がオンすると(S37) 、この状態でモー
タM2を止める。
この時、キャップ保持レバー413が初期位置に復帰し
ているので、クラッチレバ−414は不図示のばねをチ
ャージしながらもクラッチ板41?の後端部417cに
乗り上げられ、そのため初期位置に復帰していない。
次に、ソレノイドSL2をオンにして、クラッチ作動レ
バー431を介してクラッチ板417をばね433に抗
して第2図(B)の左側に移動させる(S39) 、こ
の時にクラッチレバ−414は初期位置に復帰する0次
に、T7秒間待機して(340) 、ソレノイドSL2
をオフにすると、ばね433により押されたクラッチ板
417の後端部417Cがクラッチレバ−414に当接
して止まる(S41) 。
この状態は、第2図(B)に示す状態であって、ビン4
17a、417bのいずれもが、ギア41G、キャー/
プレパー418と係合していない状態であり、したがっ
て、これ以後は給・排出ローラ120 、124a  
の駆動のためにモータM2を動作させても、クラッチ板
417が回転するだけでキャップ420およびポンプ4
00には何らの影響も及ぼさない。
■インク残量表示 インクカートリッジ12内のインクの残量は1次式(1
)により表現できる。
w=W−nl Wl −n2 w2    (1)ここ
で、Wはインクカートリッジ12内のインク残量、Wは
インクカートリー2ジ12内の初期インク量、nlはプ
リント枚数、Wlはプリント1枚当りのインク消費量、
n2はポンプ400の作動回数、W2はポンプ400の
作動1回当りのインク消費量である。
ここでいうポンプ400の作動とは前述したようにイン
クの増粘やヘッド211内の泡取り込み時などにおいて
ヘッド211のインク供給系を初期状態に回帰させるた
めの作動である0本実施例ではこのポンプ作動時に消費
するインク量は、ポンプ400どして定容量ポンプ等を
用いることにより、はぼ一定になるように設定しである
ものとする。
また、1枚当りのインクの消費量W1はもちろん、プリ
ントする画像により異なるが、中間調表現が主体となる
ビクトリアルな画像に関しては、サイズが一定であれば
、平均的なインク消費レベルはほぼ一定であることを種
々の実験等により確認している。
したがって、(1)式は、消費量Wl、W2が共に一定
であることして1枚数n1および回路n2をそれぞれカ
ウントして、演算すれば、インク残1wが分る。ただし
、1枚光りのインク消費量wlについては、プリントサ
イズにより、Wll。
J2の2種類があるとする。第14[fflにこのイン
ク残量表示のためのフローチャートを示す。ただし、演
算後のインク残量Wの値(カウント値)は、CPU91
1内の不揮発性メモリ等のインク残量カウンタに収納さ
れるものとする。
次に、第14図を参照して、インク残量表示動作につい
て説明する。まず、スイッチの入力があったら(S42
) 、スイッチの種類を判別して(S43)、そのスイ
ッチがインク残量カウンタのリセットスイッチ16(第
4図参照)の場合はインク残量Wを初期インク量Wにす
る(S44) 、このリセットスイッチIBは、インク
カートリッジI2がプリンタに装着すると同時に自動的
にオンになるスイッチでもよい、。
また、入力スイッチがポンプスイッチ19a(第4図参
照)の場合には、インク残量Wからポンプ1回当りのイ
ンク消費量W2を減算しく549)、イ直 その演算結果のWの値と所定gWa、Wb、Wcとを比
較して(S50.S52,554) 、その比較結果に
より第4図のインク残量表示LED13ka−8kdを
選択点燈する。。
(S51.S53.S55,558) 、但し、W >
 Wa> Wb> We> 0とする、すなわち、W≧
Waの場合には(S50)、十分にインク残量があるの
で、8kc、8kb、8kaのLEDを全部点燈しく5
51) 、印写を行う準備のスタンバイルーチン(図示
せず)に行く、同様にW≧wbの場合には(S52) 
、 8kcと1lkbのLEDを点燈しく553) 、
スタンバイルーチンに行く、また、W≧Weノ場合には
(S54) 、 8kc c7)LED f)みを点燈
しく555) 、 スタンバイルーチンに行く、シかし
、W≧Wcでないとき、すなわちステップS54が否定
判定となるときは、インク残量Wが最低限界量Wc以下
のときなので、インク残量が最低限界量以下を示す8k
dのLEDを点燈しく558) 、以後の処理を中止す
る。
また、入力スイッチがプリント開始スイッチ8Cの場合
は、記録サイズを判定しく545) 、 Sサイズの場
合はwll をWlに代入しく548) 、 Lサイズ
の場合はW1□〜をWlに代入しく547) 、そのW
lをインク残量Wから引き(J48) 、その演算結果
のWをWa、Wb、Weと比較する(S50.S52,
554) 、以後の処理は上述のポンプスイッチ19a
の場合と同様であり、比較結果により、LEDElka
〜6kdを選択点燈する(S51.S53.S55,5
5G) 。
変形例 上述の本実施例では共通駆動源で駆動される自動給送排
出機構を例示しているが、本発明は自動給送または自動
排出のいずれか一方を備えたプリンタにも適用可能であ
ることは勿論である。
また°本実施例では、目詰り/防止機構のキャップのイ
ンクジェットヘッドへの係合をばねで行っているが、こ
のキャップの係合をモータの駆動で行ってもよく、また
キャップの係合および離脱の両方をモータの駆動で行っ
てもよい。
さらにまた、本実施例では目詰り防止機構としてキャッ
プとポンプの両方を例示しているが、キャップまたはポ
ンプのいずれか一方を設けてそれを自動給送または排出
機構と同一のモータで駆動するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればインクジェットヘ
ッドの目詰り防止機構と記録紙の自動給送または排出機
構の駆動源を同一駆動源にして共通化し、かつその駆動
源と目詰jり防止機構との接続切換えをクラッチ機構を
用いて行っているので、機構の簡略化、低コスト化およ
び小型化等の効果が得られる。また、本発明では、目詰
り防止機構と自動給送または排出機構の両者の駆動は全
く独立して行われるので誤動作等がなく、信頼性の高い
装置が実現できる。従って、本発明によれば、操作性と
信頼性の向上と共に完成度の高いインクジェットプリン
タを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の目詰り防止機構の構成を示す
斜視図、 第2図(A)は第1図のポンプの構成を示す断面図、 第2図CB)は第1図のクラッチ板の構成を示す断面図
。 第2図(C)は第1図のキャップ部の構成を示す断面図
、 第3図は第1図の目詰り防止機構を内蔵したインクジェ
ットプリンタの外観を示す斜視図、第4図は第1図のプ
リンタの前面を詳細に示す正面図、 第5図は第3図のプリンタから上側カバーを取外した状
態を示す平面図、 第6図は第3図のプリンタのヘッド系の構成を示す斜視
図、 第7図は第6図のヘッドユニットの内部構成を示す断面
図、 第8図は第4図のインクカートリッジの構成を示す断面
図、 第9図は第1図〜第8図に示すプリンタの制御系の回路
構成を示すブロック図、 第10図〜第14図は第9図の制御系による本発明実施
例に係る制御動作を示すフローチャート、第15図は第
3図のx−x’線に沿うプリンタの内部構造を示す断面
図、 第16図(A)、(B)は第15図の自動給排出部の駆
動系の構成を示す斜視図および要部断面図である。 12・・・インクカートリッジ、 211・・・ヘッドユニット、 308・・・インク吸引チューブ、 358・・・廃インク吸収部材、 400・・・ポンプ、 401・・・シリンダ、 402・・・ピストン、 410・・・バルブレバー、 412・・・ポンプ駆動レバー、 413・・・キャップ保持レバー、 414・・・クラッチレバ−1 417・・・クラッチ板、 418・・・キャップレバー、 419・・・キャップ部、 420・・・キャップ、 421・・・シール部、 429.430・・・摩擦ギア(摩擦クラッチ)431
・・・クラッチ作動レバー。 M2・・・モータ、 SLI、SL2・・・ソレノイド、 5W20〜5W23・・・位置検出スイッチ。 402ピストン 火施例のポンプi哲誼図 第2図(A) 貢施例の2ラツナ劣灸の*五H望 第2図(8)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録媒体をインクジェットヘッドの記録位置に給送
    し、または記録後に所定位置へ排出する自動給送または
    排出機構と、前記インクジェットヘッドの目詰りを防止
    する目詰り防止機構とを駆動する共通の駆動源と、 該駆動源と前記目詰り防止機構とを選択的に連結するク
    ラッチ機構とを具備したことを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。 2)特許請求の範囲第1項記載のプリンタにおいて、前
    記クラッチ機構は前記自動給送または排出機構が不作動
    状態にある時に、前記駆動源と前記目詰り防止機構とを
    連結して該目詰り防止機構を駆動させることを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。 3)特許請求の範囲第1項または第2項のいずれかに記
    載のプリンタにおいて、前記目詰り防止機構は前記イン
    クジェットヘッドに対するキャップ手段を有し、該キャ
    ップ手段の係合または離脱を前記駆動源の駆動によって
    作動させることを特徴とするインクジェットプリンタ。 4)特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の
    プリンタにおいて、前記目詰り防止機構は前記インクジ
    ェットヘッド内のインクを吸引または排出するためのポ
    ンプを有し、該ポンプを前記駆動源の駆動によって作動
    させることを特徴とするインクジェットプリンタ。
JP21771485A 1985-09-30 1985-09-30 インクジエツトプリンタ Pending JPS6274660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21771485A JPS6274660A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 インクジエツトプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21771485A JPS6274660A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 インクジエツトプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6274660A true JPS6274660A (ja) 1987-04-06

Family

ID=16708583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21771485A Pending JPS6274660A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 インクジエツトプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6274660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6482962A (en) * 1987-09-25 1989-03-28 Nec Corp Ink jet printer
JPH035181A (ja) * 1989-06-02 1991-01-10 Canon Inc 記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6482962A (en) * 1987-09-25 1989-03-28 Nec Corp Ink jet printer
JPH035181A (ja) * 1989-06-02 1991-01-10 Canon Inc 記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6523929B2 (en) Image forming apparatus
EP1223042B1 (en) Recording apparatus comprising a suction unit
US8827418B2 (en) Inkjet printing apparatus
GB2284576A (en) Capping ink jet recording heads
WO1997006010A1 (fr) Cartouche pour imprimante a jet d'encre et imprimante a jet d'encre
JP3862142B2 (ja) 記録装置
JP2001071523A (ja) プリント装置
US20060086203A1 (en) Power connection/disconnection mechanism and medium feeding apparatus, recording apparatus and liquid ejecting apparatus
JPH0479305B2 (ja)
JPS6274660A (ja) インクジエツトプリンタ
US7128390B2 (en) Ink jet recording apparatus
JPS6274661A (ja) インクジエツトプリンタ
JPH10202904A (ja) インクジェット記録装置
JPH0825653A (ja) インクジェットプリント装置
JP3114591B2 (ja) インクジェットプリンタ
US7461915B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP3378755B2 (ja) インクジェットプリンタの回復装置
JP4775513B2 (ja) インクジェットプリンタ
GB2315816A (en) Tube pump for ink jet recording apparatus
JP4241782B2 (ja) 記録装置
JP2693006B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2011143629A (ja) ラインインクジェットプリンター
JP2004249651A (ja) 記録装置及び液体噴射装置
JPH0336746B2 (ja)
JP4632892B2 (ja) 画像形成装置