JPS6274646A - 熱可塑性ポリウレタン積層構造体 - Google Patents
熱可塑性ポリウレタン積層構造体Info
- Publication number
- JPS6274646A JPS6274646A JP21516485A JP21516485A JPS6274646A JP S6274646 A JPS6274646 A JP S6274646A JP 21516485 A JP21516485 A JP 21516485A JP 21516485 A JP21516485 A JP 21516485A JP S6274646 A JPS6274646 A JP S6274646A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic polyurethane
- parts
- polymer
- laminated structure
- poly
- Prior art date
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- Pending
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は振動減衰性、接着性に優れる積層構造体に関す
るものである。
るものである。
〈従来の技術〉
自動車用金属材料の軽量化、騒音防止用途に振動減衰性
金属板の需要が増加している。この種の金属板について
は従来より検討され、高分子物質中間層の両面に金属層
を接着、積層したものが種々提案されている。たとえば
、ポリ酢酸ビニル系樹脂を使用したもの(特公昭45−
34703号公報)、ナイロン12系ポリアミドエラス
トマー樹脂を使用したもの(特開昭57−93139号
公報)などが挙げられる。
金属板の需要が増加している。この種の金属板について
は従来より検討され、高分子物質中間層の両面に金属層
を接着、積層したものが種々提案されている。たとえば
、ポリ酢酸ビニル系樹脂を使用したもの(特公昭45−
34703号公報)、ナイロン12系ポリアミドエラス
トマー樹脂を使用したもの(特開昭57−93139号
公報)などが挙げられる。
〈従来技術の問題点〉
上記の積層体は振動減衰性に優れるものの、使用可能な
温度範囲が狭くこの範囲外の温度では振動減衰性能が低
下するという問題があった。
温度範囲が狭くこの範囲外の温度では振動減衰性能が低
下するという問題があった。
本発明は上述の欠点を解消し、広範な温度で振動減衰性
能を有する接着性に優れた熱可塑性ポリウレタン積層構
造体の提供を目的になされtこ。
能を有する接着性に優れた熱可塑性ポリウレタン積層構
造体の提供を目的になされtこ。
く問題点を解決するための手段〉
本発明の上記目的は、熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーを中間層とし、該中間層の両面に金属層を接着、積層
してなる熱可塑性ポリウレタン積層構造体とすることに
よって達成されることがわかった。
ーを中間層とし、該中間層の両面に金属層を接着、積層
してなる熱可塑性ポリウレタン積層構造体とすることに
よって達成されることがわかった。
以下本発明の構成、実施例及び効果を詳述する。
本発明の熱可塑性ポリウレタンエラストマーとしては、
分子!700〜s、 o o oのポリエチレンゲリコ
ール、ポリ(1,2−および1.3−プロピレンオキシ
ド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリ
コールのようなポリ (アルキレンオキシド)グリコー
ル類あるいはポリエチレンアジペート、ポリテトラメチ
レンセバケート、ポリカプロラクトンのような脂肪族ポ
リエステルグリコールに、トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネートのような芳香族ジイ
ソシアネートを反応させた末端にイソシアネート基を有
するプレポリマーを水、エチレングリコールのようなグ
リコールあるいはヒドラジン、エチレンジアミン、プロ
ピレンジアミンのようなジアミンなどで鎖延長して得ら
れる共重合体が使用され得る。その例としては、分子量
1. o o o〜3.000のポリ(テトラメチレン
オキシド)グリコールまたはポリエチレンアジペートに
過剰モルのジフェニルメタンジイソシアネートを反応さ
せ、ヒドラジンによって鎖延長した重合体が挙げられる
。
分子!700〜s、 o o oのポリエチレンゲリコ
ール、ポリ(1,2−および1.3−プロピレンオキシ
ド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリ
コールのようなポリ (アルキレンオキシド)グリコー
ル類あるいはポリエチレンアジペート、ポリテトラメチ
レンセバケート、ポリカプロラクトンのような脂肪族ポ
リエステルグリコールに、トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネートのような芳香族ジイ
ソシアネートを反応させた末端にイソシアネート基を有
するプレポリマーを水、エチレングリコールのようなグ
リコールあるいはヒドラジン、エチレンジアミン、プロ
ピレンジアミンのようなジアミンなどで鎖延長して得ら
れる共重合体が使用され得る。その例としては、分子量
1. o o o〜3.000のポリ(テトラメチレン
オキシド)グリコールまたはポリエチレンアジペートに
過剰モルのジフェニルメタンジイソシアネートを反応さ
せ、ヒドラジンによって鎖延長した重合体が挙げられる
。
本発明の熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、熱処理
により架橋反応しない完全熱可塑型でも熱処理により架
橋反応する不完全熱可塑型でも良い。
により架橋反応しない完全熱可塑型でも熱処理により架
橋反応する不完全熱可塑型でも良い。
本発明の熱可塑性ポリウレタンエラストマーには、本発
明の目的を損なわない限りにおいて他の成分、たとえば
顔料、染料、難燃剤、耐熱剤、酸化防止剤、耐候剤、滑
剤、離形剤、帯電防止剤、可塑剤、結晶核剤、発泡剤、
強化剤および充填剤などを添加することが可能である。
明の目的を損なわない限りにおいて他の成分、たとえば
顔料、染料、難燃剤、耐熱剤、酸化防止剤、耐候剤、滑
剤、離形剤、帯電防止剤、可塑剤、結晶核剤、発泡剤、
強化剤および充填剤などを添加することが可能である。
本発明の熱可塑性ポリウレタンエラストマーには、下記
のポリマー又は化合物を配合することが可能である。す
なわち、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラス
トマー、 共M合組成の異なる熱可塑性ポリウレタン、
ポリスチレン系エラストマー、1,2−ポリブタジェン
、ポリオレフィン系エラストマー、ポリエポキシド、及
びエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレンプ
ロピレンゴム(EPM、EPDM)、アイオノマー樹脂
、塩素化ポ・リエチレン、クロルスルホン化ポリエチレ
ンなどのエチレン系共重合体である。
のポリマー又は化合物を配合することが可能である。す
なわち、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラス
トマー、 共M合組成の異なる熱可塑性ポリウレタン、
ポリスチレン系エラストマー、1,2−ポリブタジェン
、ポリオレフィン系エラストマー、ポリエポキシド、及
びエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレンプ
ロピレンゴム(EPM、EPDM)、アイオノマー樹脂
、塩素化ポ・リエチレン、クロルスルホン化ポリエチレ
ンなどのエチレン系共重合体である。
本発明の熱可塑性ポリウレタン積層構造体は上記の熱可
塑性ポリウレタンエラストマーからなる中間層の両面に
金属層を接着して得られる。
塑性ポリウレタンエラストマーからなる中間層の両面に
金属層を接着して得られる。
ここで中間層を形成する熱可塑性ポリウレタンフィルム
の厚さは10μm〜Iffが好ましい。
の厚さは10μm〜Iffが好ましい。
熱可塑性ポリウレタンと金属との接着方法は特に限定さ
れない。たとえば熱可塑性ポリウレタンを押出成形して
金属板上に溶融フィルムを形成しそのまま接着させる方
法、一旦熱可塑性ポリウレタンフイルムを成形した後加
熱再溶融して金属板と接着させる方法、あるいはフィル
ムと金属板とを公知の接着剤を使用して接着させる方法
などが挙げられる。また金属板の種類は特に限定されな
い。たとえばn板、銅板、黄銅板、アルミニウム板など
が挙げられ、2枚の金属板が同種のものであっても異種
のものであっても良い。
れない。たとえば熱可塑性ポリウレタンを押出成形して
金属板上に溶融フィルムを形成しそのまま接着させる方
法、一旦熱可塑性ポリウレタンフイルムを成形した後加
熱再溶融して金属板と接着させる方法、あるいはフィル
ムと金属板とを公知の接着剤を使用して接着させる方法
などが挙げられる。また金属板の種類は特に限定されな
い。たとえばn板、銅板、黄銅板、アルミニウム板など
が挙げられ、2枚の金属板が同種のものであっても異種
のものであっても良い。
〈実施例〉
実施例中特にことわらない限り、部数は重量部を意味す
る。
る。
参考例
〔熱可塑性ポリウレタンエラストマーの製造〕・ポリマ
ー(1)の製造 ジフェニルメタンジイソシアネート416部および数平
均分子1見400のポリ(エチレンアジペート)グリコ
ール50.9部を混合加熱し、末端にイソシアネート基
を有するプレポリマーを得た。このプレポリマーに鎖延
長剤としてエチレンジアミン7.5部を加え、加熱反応
させることにより、MI=5.3(200℃、2.16
U11部)のポリマー(1)を得た。
ー(1)の製造 ジフェニルメタンジイソシアネート416部および数平
均分子1見400のポリ(エチレンアジペート)グリコ
ール50.9部を混合加熱し、末端にイソシアネート基
を有するプレポリマーを得た。このプレポリマーに鎖延
長剤としてエチレンジアミン7.5部を加え、加熱反応
させることにより、MI=5.3(200℃、2.16
U11部)のポリマー(1)を得た。
・ポリマー(]の製造
ジフェニルメタンジイソシアネート36.4部、数平均
分子f11.900のポリ(テトラメチレンオキシド)
グリコール53.0部、およびブタンジオール10.6
部からポリマー中と同様に重合し、MI=2.5(20
0℃、2.160 y荷重)のポリマー(IDを得た。
分子f11.900のポリ(テトラメチレンオキシド)
グリコール53.0部、およびブタンジオール10.6
部からポリマー中と同様に重合し、MI=2.5(20
0℃、2.160 y荷重)のポリマー(IDを得た。
・ポリマー0の製造
ジフェニルメタンジイソンアネート46.8部、数平均
分子量1. OOOのポリ(ε−カプロラクトン)40
.0部およびブタンジオールl 3.2 部からポリマ
ー(I)と同様に重合し、MI=1,9(200℃、2
. l G Of荷重)のポリマー(IIDを得た。
分子量1. OOOのポリ(ε−カプロラクトン)40
.0部およびブタンジオールl 3.2 部からポリマ
ー(I)と同様に重合し、MI=1,9(200℃、2
. l G Of荷重)のポリマー(IIDを得た。
比較例に用いたポリマーは次のものである。
ポリマー(5)
ラウロラクタム60.0部、数平均分子量が1、000
のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール33.5
部、及びドデカンジ酸767部から誘導される相対粘度
2,05のポリエーテルエステルアミド。
のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール33.5
部、及びドデカンジ酸767部から誘導される相対粘度
2,05のポリエーテルエステルアミド。
ポリマー(1)
酢酸ビニル64部、エチレン18部、及びn−ブチルア
クリレート18部から誘導される共重合体。
クリレート18部から誘導される共重合体。
実施例1〜3.比較例112
表に示すポリマーからホットプレスにより厚さO,12
mのフィルムを作成し、150x100X 1. On
の2枚の鋼板の間に2 kq / dの圧力で熱接着し
た。これらの積層構造体について、JIS−に−685
4に基づきT剥離強度を求めた。また積層構造体を20
0X10nの大きさに切断し、片持ちぼり式の振動リー
ド法により周波数300Hzで損失係数の温度依存性を
測定した。これらの結果をあわせて表に示す。
mのフィルムを作成し、150x100X 1. On
の2枚の鋼板の間に2 kq / dの圧力で熱接着し
た。これらの積層構造体について、JIS−に−685
4に基づきT剥離強度を求めた。また積層構造体を20
0X10nの大きさに切断し、片持ちぼり式の振動リー
ド法により周波数300Hzで損失係数の温度依存性を
測定した。これらの結果をあわせて表に示す。
実施例にみられるように本発明の積層構造体は、T!I
J離強度が高く接着性に優れ、また広い温度範囲で損失
係数が0.1以上の値を示し、振動減衰性が優れている
ことがわかる。
J離強度が高く接着性に優れ、また広い温度範囲で損失
係数が0.1以上の値を示し、振動減衰性が優れている
ことがわかる。
〈発明の効果〉
本発明は熱可塑性ポリウレタンエラストマーを中間層と
して両面に金属層を接着することにより低温から高温ま
で広い温度範囲で撮動減衰性が優れている。また接着強
度が高く加工性が優れている。
して両面に金属層を接着することにより低温から高温ま
で広い温度範囲で撮動減衰性が優れている。また接着強
度が高く加工性が優れている。
Claims (1)
- 熱可塑性ポリウレタンエラストマーを中間層とし、該中
間層の両面に金属層を接着、積層してなる熱可塑性ポリ
ウレタン積層構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21516485A JPS6274646A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 熱可塑性ポリウレタン積層構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21516485A JPS6274646A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 熱可塑性ポリウレタン積層構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6274646A true JPS6274646A (ja) | 1987-04-06 |
Family
ID=16667713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21516485A Pending JPS6274646A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 熱可塑性ポリウレタン積層構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6274646A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002521000A (ja) * | 1997-11-12 | 2002-07-09 | インテリジエント・エンジニアリング(バハマズ)リミテツド | スチール構造とプラスチックの複合サンドイッチプレートシステム |
WO2007110080A3 (en) * | 2006-03-28 | 2008-02-07 | Amcor Flexibles Denmark As | A multilayer film free of halogens which is impermeable to aroma compounds |
EP0938410B1 (en) * | 1996-11-13 | 2010-02-24 | Fern Investments Limited | Composite steel structural plastic sandwich plate systems |
CN102896836A (zh) * | 2012-10-22 | 2013-01-30 | 哈尔滨工程大学 | 一种镍钛记忆合金/聚氨酯复合阻尼板材及其制备方法 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21516485A patent/JPS6274646A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0938410B1 (en) * | 1996-11-13 | 2010-02-24 | Fern Investments Limited | Composite steel structural plastic sandwich plate systems |
JP2002521000A (ja) * | 1997-11-12 | 2002-07-09 | インテリジエント・エンジニアリング(バハマズ)リミテツド | スチール構造とプラスチックの複合サンドイッチプレートシステム |
WO2007110080A3 (en) * | 2006-03-28 | 2008-02-07 | Amcor Flexibles Denmark As | A multilayer film free of halogens which is impermeable to aroma compounds |
CN102896836A (zh) * | 2012-10-22 | 2013-01-30 | 哈尔滨工程大学 | 一种镍钛记忆合金/聚氨酯复合阻尼板材及其制备方法 |
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