JPS6274439A - 排ガスの処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は排ガス中の酸性ガス成分及びばいじんを除去す
る排ガスの処理方法に関する。

（従来の技術） 従来は、排ガス中の酸性ガス成分とダスト七除去する九
めには、酸性ガス全中和吸収する反応塔とダスト除去用
集じん器とを連結し几システムが用いらｎてきた。こｎ
は排ガス中の酸性ガス成分と中和吸収剤が気流中で接触
反応を行うところから、両者の接触頻度と有効反応時間
が極めて低レベルであり、酸性ガス成分を光分に除去す
ることができなかつ友。

他方、湿式スクラバ一方法に比較的高い除去率を得らｎ
るものの、排水処理が必要となる。

ま之、ダスト？フィルターで除去するときにはフィルタ
ーの目詰りと通気性能の低下及びフィルターの破損等が
常に問題になるが、こｎに対する簡便でかつ確実な手段
が今だ見い出さｎていない。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明に従来乾式排ガス処理方法の欠点を解消し、酸性
ガス成分の除去率全向上させ、かつフィルター性能の改
善を図つｔｖ［ガス処理方法を提供しようとするもので
ある。

（問題点全解決する文めの手段） 本発明は、リドガス中の酸性ガス成分の中和吸収剤粉末
もしくはスラリー全排ガス中に吹込んで酸性ガス成分全
中和吸収したのち反応助剤粉末全吹込み、予じめフィル
ター表面に形成し友反応助剤粉末層を介して前記排ガス
を通過させることによジ、該反応助剤粉末層の表面に前
記中和吸収剤及び反応助剤からなる層會形成して排ガス
中の未吸収の酸性ガス成分の中和吸収全促進するととも
に排ガス中のダストの捕集を行うことを特徴とする排ガ
ス処理方法である。

ここで除去対象とする酸性ガス取分は、燃焼炉、焼却炉
、加熱炉等の排ガス中に存在する硫黄酸化物、塩化水素
、弗化水素を初めとする酸性ガス成分を意味する。

１７ｊ、中和吸収剤は消石灰又は炭酸カルシウムの粉末
もしくは消石灰のスラリーに代表される粉末もしくはス
ラリー全呈し得るアルカリ性物７ｉｋ意味する。中和吸
収剤粉末もしくはスラリー状にして使う中和吸収剤粉末
は中和吸収全効果的に進め、フィルターに適切な層を形
成する之めに１００μ以下の粒径、好ましくは５０μ以
下の粒径からなる微粉末が工い。

さらにま次、反応助剤は予じめフィルターにプレコート
さｎ、その後に中和吸収剤とともに該プレコート層の表
面に堆積層が形成される。

この反応助剤粉床はフィルター表面全保護し堆積層の圧
密化全極力防止して通気性？！ｌ−確保し、逆洗時の堆
積層の剥離を容易にするもので、素材は■かさ＠匿が小
さい、０通気性がよい、■吸気してもベトつかない、■
１〜１００μ粒径、好１しくに１０〜５０μ粒径のもの
が適当で、例えば、ゼオライト、アルミナ、ケイソウ土
、パーライト、活性白土、カオリン、長石、石英等の粉
末の中から選ばれ、１種もしくは２種以上の混合粉末と
して使用する。この粉体の中でも好適なものとしてはゼ
オライト、ケイソウ土、パーライトがおばらする。

上記の反応助剤粉末は、後述の実施例の結果、ｃａ（Ｏ
Ｈ）ｚ又はＯａＣＯｇｉ末、ＣｈＣ０Ｈ）２　スラリー
吹込み量の５０　ｗｔ％以下とすることが好ましく、よ
り好ましくは１０〜３０　ｗｔチとすることが好適であ
る。

（作用） 第１図は本発明の排ガス処理方法のフローである。排ガ
スは中和吸収剤供給工程１において吹込１ｎる中和吸収
剤粉末もしくはスラリーと混合さｎ、酸性ガス成分全中
和吸収し、次にフィルター保護剤供給工程２で反応助剤
全添加しｔ後フィルター反応装ｗｔ３で中和吸収剤及び
反応助剤、ターストｙ捕集するとともに酸性ガス成分全
最終的に吸収除去する。第２図はフィルター表面の模型
図である。フィルター１１の表面にプレコートさｆ′Ｌ
友反応助剤からなる保護層１２が形成さｎ、その上に排
ガスに同伴して飛来する中和吸収剤及び反応助剤及びダ
ストが付着して堆積層１３が形成さｎる。排ガスａ１は
該フィルターに対して矢印の方向で通過し、酸性ガス成
分及びダストが除かｎｔ清浄ガスＧ２が得られる。特に
、ここで未吸収の酸性ガス成分は堆積層１３中の中和吸
収剤に↓り、確実に除去さ詐る。１友、堆積層１５中に
通気性の反応助剤が分離しているため堆積層を体として
通気性が確保され、排気動力が小さくてすむ。なお、堆
積層は時間の経過とともに成長し、圧力損失が増大する
ので一定の時間間隔で堆積層を剥離する。上記の通気性
の確保はこの一定の時間間隔を長くすること全可能にす
るものである。１几、フィルターにプレコートさｎた助
層はフィルターに直接ダスト？触庇させないので、フィ
ルターの目詰りやダスト付層による破損が防止さＡ、ｔ
た、前記堆積層の剥離全容易にする。

なお、この保護層は通常、装置の運転停止後に形成させ
ておく。

（実施例） 都市ごみ焼却炉刀）ら排出さ扛る排気ガスの処理全下記
の条件及び少領で行った。

条　件： 焼却量　：１５０Ｔ／日 排ガスｆｆｒ：　　　３　［１，ＯＯＯＮｍ３／ｈｉｚ
ｃｚ濃度　ニア００ｐｐｍ Ｂｏｘ濃度　：１１００ｐｐ 要　　領： ケイソウ土とパーライト重量比９：１で混合した反応助
剤を予め反応塔に吹込んで反応塔のバグフィルタ−表面
に一様に保護層を形成する。

前記排ガスに対して、バグフィルタ−反応塔の前方で消
石灰粉本’１１００に７／ｈで吹込み、ガス滞留時間ｔ
５秒確保した後前記フィルター保護剤′ｋＩ　Ｑ　ｋｇ
／ｈで吹込み前記反応塔へ送つ几。

結　果： ろ布表面の堆積値が１．０　ｋｇ／　ｍ”のときに堆積
層の圧力損失は１００ｍＡＦで、反応塔出口のＨＣｔ濃
度ｔ４１０　ｐｐｍ以下、ＢＯＸ濃度は５　ｐｐｍ以下
、ダスト濃度αｏ　１ｙ７Ｎｍｚ以下であった。

なお、反応助剤上吹込まないときの堆８（Ｊ釦堆槓量は
１．０Ｋｇ／ｍ”）の圧力損失は１３０　ｍｋ？で、フ
ィルター保護剤を含む場合に比べて約５０目Ａ２大きい
圧力損失であった。

（発明の効果） 本発明は、上記構成全採用することＶＣ！、９・次のよ
うな効果を奏する。

（１）　　中和吸収剤は気流中で接触酸化に寄与すると
ともにフィルター上の堆積層中で排ガス中の酸性ガス成
分を最終的に捕捉するため、酸性ガス成分の除去率が飛
躍的に向上し九〇（２）　　フィルター上に反応助剤ｔ
プレコートすることにニジ、目詰りやダスト付着による
破損防止が可能となり堆積層の剥離音容易にし友。

（３）堆積層中に灰石助剤が分散している九めに堆積層
の通気性が確保さｎた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法のｆＬｎ図、第２図は本発明方法に
係るフィルター表面の模型図である。 復代理人　　内　１）　　明 復代理人　　萩　原　亮　− 復代理人　　安　西　篤　夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 排ガス中の酸性ガス成分の中和吸収剤粉末もしくはスラ
   リーを排ガス中に吹込んで酸性ガス成分を中和吸収した
   のち反応助剤粉末を吹込み、予じめフィルター表面に形
   成した反応助剤粉末層を介して前記排ガスを通過させる
   ことにより、該反応助剤粉末層の表面に前記中和吸収剤
   及び反応助剤からなる層を形成して排ガス中の未吸収の
   酸性ガス成分の中和吸収を促進するとともに排ガス中の
   ダストの捕集を行うことを特徴とする排ガスの処理方法
   。