JPS627421Y2 - - Google Patents

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JPS627421Y2
JPS627421Y2 JP1482581U JP1482581U JPS627421Y2 JP S627421 Y2 JPS627421 Y2 JP S627421Y2 JP 1482581 U JP1482581 U JP 1482581U JP 1482581 U JP1482581 U JP 1482581U JP S627421 Y2 JPS627421 Y2 JP S627421Y2
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JP
Japan
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conveyor
coated
painting
chucking
gun
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JP1482581U
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JPS57128365U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、塗装面に凹凸の起状のある額ある
いはドア等の被塗装物の塗装を行なう塗装装置に
関するものである。
従来の額等の塗装を行なうレシプロ塗装機は、
レシプロ走行に対して塗装ガンが固定されている
ため、塗装面が起伏していると全面に十分に塗装
を行なうことができないという問題があつた。
したがつて、この考案の目的は、被塗装物の塗
装面が起伏していても、前記塗装面を一回の被塗
装物の走行によつて全面にわたり十分に塗装する
ことができる塗装装置を提供することである。
この考案の一実施例を第1図ないし第10図に
示す。第1図において、1は額等の被塗装物2を
矢印P方向に搬送するチヤツキングコンベヤであ
り、その上方に塗装機3が設けられている。被塗
装物2は片面に凹部4を有している。チヤツキン
グコンベヤ1の始端側にはチヤツキングコンベヤ
1に被塗装物2を投入する投入機5が設けられ、
終端側には乾燥炉6が設けられている。乾燥炉6
は炉内コンベヤ7を有している。また、チヤツキ
ングコンベヤ1と炉内コンベヤ7との間に、チヤ
ツキングコンベヤ1から炉内コンベヤ7への被塗
装物2を受け渡す受渡し装置8が設けられてい
る。
チヤツキングコンベヤ1は、一対のチエーン等
からなる無端回動体9a,9bを平行に配置した
ものであり、これら無端回動体9a,9bに、被
塗装物2を挾持するチヤツク装置11,12が対
向して設けられている。一方のチヤツク装置11
は被塗装物2の端面の中央に圧接する支持針13
を有し、他方のチヤツク装置12は、押部材14
と、この押部材14を回転させて被塗装物2を前
記支持針13の回りに回転させるロータリアクチ
ユエータ15とを有している。押部材14は被塗
装物2に圧接する複数本の針14aを有してい
る。
塗装機3は、チヤツキングコンベヤ1の上方に
このコンベヤ1の搬送方向Pと垂直な方向すなわ
ち幅方向に架設されたガイドレール16と、この
ガイドレール16に沿つて移動可能な横行体17
と、この横行体17にチヤツキングコンベヤ1の
幅方向に互いに離れて設けられた2組の塗装ガン
対18,19と、これら各塗装ガン対18,19
の第1および第2塗装ガン20a,20bの首振
りを行なう2台の首振り機構21とを有してい
る。横行体17はガイドレール16に設置された
台車(図示せず)から垂下させた支持棒22の下
端に設けたものである。首振り機構21につき説
明すると、横行体17の下面にチヤツキングコン
ベヤ1の搬送方向の前後にそれぞれ延びる2本の
ガン支持アーム23,24が、スラストベアリン
グ25,26を介して鉛直軸心回りに旋回可能に
設置されており、このガン支持アーム23,24
の先端に第1および第2塗装ガン20a,20b
が取付けられている。塗装ガン20a,20bの
ガン支持アーム23,24への取付けは水平なガ
ン固定ピン26を介して行なわれており、塗装ガ
ン20a,20bはガン固定ピン26の回りに適
宜に角度調整して固定可能である。第1の塗装ガ
ン20aは後方へ傾いた角度で固定され第2塗装
ガン20bは前方へ傾いた角度で固定されてい
る。ガン支持アーム23,24の反対の端部には
連結部材27,28が枢支ピン29を介して相対
回転可能に連結されている。連結部材27,28
は横行体17に設置されたシリンダ装置(図示せ
ず)に連結されており、このシリンダ装置の駆動
によつてガン支持アーム23,24の旋回が行な
われる。塗装ガン20a,20bは前記のように
前後に傾斜してガン支持アーム23,24に固定
されているため、このガン支持アーム23,24
の旋回に伴なつて塗装ガン20a,20bが横行
体17の進行方向に首を振ることになる。
炉内コンベヤ7は、2本ずつ組となつて左右に
離れて設けられた4本の無端のチエーン30a,
30b,31a,31bを有しており、被塗装物
2を互いに挾持するチヤツク装置32が各組のチ
エーン30a,30b,31a,31bに取付け
られている。すなわち、チエーン30a,30
b,31a,31bの走行方向と垂直なチヤツキ
ングケース33が各組の2本のチエーン30a,
30b間および31a,31b間にわたつて固定
され、このチヤツキングケース33内にチヤツキ
ングシヤフト34が軸方向移動自在に貫通されて
いる。チヤツキングケース33内にはチヤツキン
グシヤフト34に設けられたピン35に係合して
チヤツキングシヤフト34を被塗装物2側へ付勢
するばね部材36が内蔵されている。チヤツキン
グシヤフト34の先端部34aは円錐状に鋭く尖
らせてある。チヤツキングシヤフト34の他端に
はフランジ状の係合部40が設けられている。な
お、炉内コンベヤ7の始端および終端にはチヤツ
キングシヤフト34の係合部37に係合してチヤ
ツキングシヤフト34を若干引き出すシヤフト引
出し手段(図示せず)が設けられている。また、
始端側のシヤフト引出し手段に隣り合つてチヤツ
キングシヤフト34を被塗装物2側へ押圧するシ
ヤフト押込装置(図示せず)が設けられている。
受渡し装置8は、チヤツキングコンベヤ1の両
外側に位置する2本の受渡しレバー37a,37
bを有している。これら受渡しレバー37a,3
7bは回転自在に支持された水平な連結軸38に
基端で固定されている。この連結軸38または受
渡しレバー37a,37bに、受渡しレバー37
a,37bを回動させる回動駆動装置(図示せ
ず)が連結されている。受渡しレバー37a,3
7bの先端には被塗装物2を保持するチヤツク装
置39が設けられている。
つぎに、この塗装装置の動作を説明すると投入
機5でチヤツキングコンベヤ1に搬入された被塗
装物2は、チヤツク装置11,12で挾まれて水
平姿勢で搬送される。そして、チヤツキングコン
ベヤ1の終端に達した後、被塗装物2はそのまま
チヤツキングコンベヤ1の復路を通つて始端まで
搬送され、再度終端まで搬送される。したがつ
て、被塗装物2は往路を2回通ることになる。そ
して、往路の各搬送時においてガイドレール16
の下方を通過する時に、塗装ガン20a,20b
から噴射された塗料によつて塗装される。第1回
目の通過時においては、横行体17は第4図の矢
印Q方向に進行し、第2回目の通過時において
は、横行体17は逆方向(矢印R方向)に進行す
る。そして、この進行を行ないながら塗装ガン2
0a,20bからの塗料の噴射を行なう。横行体
17がQ方向に進行する時は、塗装ガン20a,
20bは横行体17の進行方向Qの斜め前方(矢
印Q′方向)に向いて塗料の噴射を行なう。横行
体17がガイドレール16の端部まで達すると、
ガン支持アーム23,24が回動することにより
塗装ガン20a,20bは向きを変える。すなわ
ち、横行体17が逆方向(矢印R方向)に進行す
る時も塗装ガン20a,20bはその進行方向の
斜め前方(矢印R′方向)を向く。そのため、被
塗装物2の凹部4内の左右両側面4aも良好に塗
装される。また、対となつて設けられた第1およ
び第2塗装ガン20a,20bのうち、第2図お
よび第5図のように第1塗装ガン20aは被塗装
物2の搬送方向Pに対して逆方向(矢印S方向)
に噴射し、第2塗装ガン20bは同方向(矢印T
方向)に噴射するので、被塗装物2の凹部4内の
前後両内側面4bも良好に塗装される。なお、塗
装ガン20a,20bからの塗料の噴射は、被塗
装物2が噴射範囲を移動する時のみ行なう。この
ように、被塗装物2に凹部4があつても、その内
面まで十分に塗装を行なうことができる。
塗装の完了後、被塗装物2がチヤツキングコン
ベヤ1の終端に達すると、チヤツク装置12のロ
ータリアクチユエータ15が作動し、第6図Bの
ように被塗装物2は垂直姿勢に回転される。この
状態で受渡しレバー37a,37bが回動してこ
の受渡しレバー37a,37bのチヤツク装置3
9により被塗装物2が把持される。この把持が行
なわれると、チヤツキングコンベヤ1のチヤツク
装置11,12によるチヤツクは解消される。そ
して、受渡しレバー37a,37bが回動して第
7図のように被塗装物2は炉内コンベヤ7の始端
に運ばれる。ここで、被塗装物2は炉内コンベヤ
7のチヤツク装置32に持ち換えられ、炉内コン
ベヤ7により乾燥炉6内を矢印U方向に搬送され
る。炉内コンベヤ7のチヤツク装置32による把
持は、チヤツキングシヤフト34の鋭利に尖らせ
た先端34aを被塗装物2に食い込ませて行な
う。この把持はばね部材36の付勢力によつて行
なわれるが、さらにチヤツキングの際に外力によ
りチヤツキングシヤフト34の食い込みを深くす
る。このようにチヤツクを行なうことにより、搬
送中の衝撃等によつて被塗装物2が乾燥炉6内で
落下することが防止される。被塗装物2が炉内コ
ンベヤ7の終端に達すると前記シヤフト引出し手
段によつてチヤツキングシヤフト34が引出さ
れ、被塗装物2の搬出が行なわれる。このように
して、塗装および乾燥作業が終了する。
なお、前記実施例では、チヤツキングコンベヤ
1において被塗装物2を水平姿勢で搬送して横行
体17を水平に移動させるようにしたが、チヤツ
キングコンベヤ1に被塗装物2を垂直姿勢で搬送
するものを用い、横行体17を鉛直方向に移動さ
せるようにしてもよい。また、塗装ガン対18,
19はこの実施例では2対設けたが、1対だけで
あつてもさらに多数対設けてもよい。
以上のように、この考案の塗装装置は、被塗装
物の進行方向に対して略垂直な方向に往復移動す
る横行体を設け、この横行体に前記被塗装物進行
方向の前方および後方に傾斜する塗装ガンを設
け、かつこの塗装ガンを首振り機構によつて横行
体の進行方向に首振り可能なようにしたから、被
塗装物の塗装面に起伏があつても、全面にわたり
十分に塗装を行なうことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の平面図、第2図
はその横行体と塗装ガンとの部分を示す拡大側面
図、第3図は同じくその拡大正面図、第4図ない
し第6図A,Bは同じくその動作説明図、第7図
は同じくその受渡し装置と炉内コンベヤとの関係
を示す側面図、第8図および第9図は同じくその
炉内コンベヤの側面図および正面図、第10図は
同じくその炉内コンベヤのチヤツク装置の拡大断
面図である。 1……チヤツキングコンベヤ、2……被塗装
物、3……塗装機、4……凹部、6……乾燥炉、
7……炉内コンベヤ、8……受渡し装置、9a,
9b……無端回動体、11,12……チヤツク装
置、15……ロータリアクチユエータ、16……
ガイドレール、17……横行体、18,19……
塗装ガン対、20a……第1塗装ガン、20b…
…第2塗装ガン、21……首振り機構、23,2
4……ガン支持アーム、25a,25b……スラ
ストベアリング、27,28……連結部材、30
a,30b,31a,31b……チエーン、32
……チヤツク装置、34……チヤツキングシヤフ
ト、37a,37b……受渡しレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被塗装物を搬送するコンベヤと、このコンベヤ
    による搬送方向と略垂直に設けられたガイドレー
    ルと、このガイドレールに沿つて往復移動可能に
    設置された横行体と、それぞれ前記横行体に設置
    されかつ前記コンベヤの搬送方向に対して前方へ
    傾斜する傾きを有する第1塗装ガンおよび後方へ
    傾斜する傾きを有する第2塗装ガンと、前記横行
    体に設けられ前記両塗装ガンの向きを前記横行体
    の進行方向に応じてその進行方向の斜め前向きに
    変える首振り機構とを備えた塗装装置。
JP1482581U 1981-01-31 1981-01-31 Expired JPS627421Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1482581U JPS627421Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1482581U JPS627421Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57128365U JPS57128365U (ja) 1982-08-10
JPS627421Y2 true JPS627421Y2 (ja) 1987-02-20

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ID=29812853

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JP1482581U Expired JPS627421Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31

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JPS57128365U (ja) 1982-08-10

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