JPS627421A - 選択性透過膜 - Google Patents

選択性透過膜

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JPS627421A
JPS627421A JP61059267A JP5926786A JPS627421A JP S627421 A JPS627421 A JP S627421A JP 61059267 A JP61059267 A JP 61059267A JP 5926786 A JP5926786 A JP 5926786A JP S627421 A JPS627421 A JP S627421A
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JP
Japan
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copolymer
organosiloxane
polyarylene oxide
membrane
oxide
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Application number
JP61059267A
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English (en)
Inventor
Shinichi Yamada
申一 山田
Norio Kawabe
川辺 紀雄
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/70Polymers having silicon in the main chain, with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/52Polyethers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/52Polyethers
    • B01D71/522Aromatic polyethers
    • B01D71/5223Polyphenylene oxide, phenyl ether polymers or polyphenylethers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は流体混合物に対する選択性透過膜に関するもの
であり、さらに詳しくは良好な透過性、選択性、膜強度
を右するポリアリーレンオキシドーオルガノシロキザン
共重合体を構成成分とする気体透過膜に関するものであ
る。
(従来の技術〕 最近、膜を用いた分離技術の進歩は茗しく、海水の淡水
化、超純水の製造、排液処理等の分野゛Cは、工業的規
模で実用化されている。また、膜による気体の分離にあ
いCも水素、炭化水素、二酸化炭素等について実用化か
進められている。
このようイ^膜の気体分離への応用例の一つとして酸素
富化空気の製造が挙げられろ。酸素富化空気は、医療に
J3いては呼吸器疾患用専に、またニ「業分野では燃焼
システム用等に必要とされ、その応用分野は広い。通常
の燃焼システム(例えばボイラー)では燃料の仙に空気
を用いているが、この空気の代りに酸素温度を増した酸
素富化空気を燃焼システムに供給り゛れば、燃料効率・
燃焼温度の向上と燃焼排カス量の減少が達成でき、省エ
ネルギー・公害防止の両面において効果が期待できる。
酸素富化空気の製造や他の気体分離に用いられる高分子
膜の気体の透過速度(Q)は、一般に次式で与えられる
Q (cm/sCc ) =P−△p ・A/rlここ
でiつは透過係数(−・cm/−・sec ・0円11
す)、△[) !、!膜の両側での透過気体の分圧差(
cml!J)、△は膜面積(cn)、ffは膜厚(Cm
)を承り。酸素富化膜に使用される累月としては、酸素
透過係数PO2が高く、分離係数α(=PO2/PH2
”)の高い高分子膜か望ましい。更に、実際の膜分離シ
ステムにおいては、酸素透過速度QO2を大きくするた
めii!4薄膜または複合膜(酸素分離性能の優れた素
材を超薄膜として強度を持たせるために多孔質の支持体
上に積層した構成)が用いられる。
したがって酸素富化膜に必要とされる性能としては、上
記分離係数と酸素透過速度の2つのパラメーターに加え
て、0.03〜0.3μ程度の超薄膜においても圧力差
によって膜の破断が生じない程十分な膜強度を有するこ
とが必要とされる。
特公昭43−25022号公報では、このような気体分
離膜へのポリアリーレンオキシドの応用が提案されてい
る。このポリアリーレンオキシドは、分離係数が高く、
比較的高濃度の酸素富化空気を1ひるのに適している。
しかしながら透過係数が小さいために、十分な透過速度
を得るためには、膜厚を非常に薄くしな(つればならな
いという課題があった。
また、1?f間昭58−95538号公報ではボリフエ
ニレンオギシドとポリオルガノシロキリンとの混合物を
膜祠料とする気体分離膜か考案されているが、ポリオル
ガノシロキリンを多く混合するとポリオルガノシロキリ
ンがフィルム表面へ移行してしまい、性能が不安定にな
り、膜の長期使用ができなくなるという欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記した欠点のない選択性透過膜、すなわら
選択性、透過性、薄膜成膜性に優れ、かつ耐久性におい
ても良好である選択性透過膜を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は下記の構成からなる。
「 ポリアリーレンオギシドーオルガノシロキザン共重
合体を、構成成分とし、該共重合体が総重量の1〜90
%のオルカノシロキリ−ンをS有し、かつ該共重合体の
両成分がアミノ基を介さずに結合した構造であることを
特徴とする選択性透過膜。」本発明において使用される
ポリアリーレンオキシドの基本横道は一般式 で表わされる。ここでmは1〜3の整数、nは75以上
の整数、好ましくは100以上の整数を示す。またポリ
マー主鎖中に含まれる芳香環は、一般式中の酸素原子と
隣接酸素原子との接続がパラ位であることが好ましいが
、いくつかの接続は他の位置であっても差し支えない。
置J&基Rは、同一でもよく、それぞれ異なっていても
よく、アルキル基、置換アルキル基、フェニル基、置換
フェニル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アルケニル
基、アルキニル是、アミノ基等から選ばれる。
置換基Rに含まれる炭素原子数は15以下であることが
好ましいが、より好ましくは8以下である。
前記一般式で表わされるポリアリーレンオキシドは、主
鎖力香環上に水素原子またはハロゲン原子等が少なくと
も1個以上含まれているか、または主鎖芳香環に隣接し
た炭素原子上には少なくとも1個以上の水素原子または
ハロゲン原子等が保持されていることが必要でおる。特
にRがアルキル基、及び置換アルキル基の場合、主鎖芳
香環に隣接した炭素原子上には少なくとも1個の水素原
子が含まれていることが必要である。またポリアリーレ
ンオキシドに含まれる繰返し単位は、単一でもよく、ま
た異なっていてもよい。
これらのポリアリーレンオキシドは、種々の方法で合成
することができる。即ち、上記一般式に対応する置換フ
ェノールモノマーの酸化カップリング重合による方法、
または上記一般式に対応する置換ハロゲン化フェノール
の縮合重合法、さらにポリアリーレンオキシドの高分子
反応による方法等により合成できるが、これらに限定さ
れるものではない。
本発明において使用されるオルガノシロキサンの基本構
造は、一般式 で表わされる。ここでpはO以−にの整数、好ましくは
1から999までの整数、より好ましくは1から50ま
での整数を示す。置換基R′1、R−2、R−3は同一
でおっても、各々異なっていてもよく、水素、炭素数1
〜12のアルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、
フェニル基、置換フェニル基等から選ばれる。置換基R
−t、R′2、R−3の具体例としては、下記の置換基
を挙げることができるが、これらに限られる訳ではない
即ら、メチル、二[デル、n−プロピル、インプロピル
、n−ブチル、イソブチル、5QC−ブチル、tert
−ブチル、ネオペンチル、ヘキシル、オクチル、シクロ
ヘキシル等のアルキル基、クロロメチル基、クロロプロ
ピル基、メルカプトプロピルシアンエチル基、ベンジル
基、トリクロロプロピル基、メトキシエチル基、ニトロ
プロピル基、2−(カルボス1〜キシ)エチル基、ジク
ロロメチル基、トリフルオロプロピル基、(パーフルオ
ロヘキシル)エチル基、(パーフルオロオクチル)エチ
ル基等の置換アルキル基、シクロへキセニル基、ビニル
基、アリル基等のアルケニル基、フェニル基、4−メチ
ルフェニル基、4−ニトロフェニル基、4−クロロフェ
ニル基、4−メトキシフェニル基、ペンタフルオロフェ
ニル基等の置換フェニル基である。
好ましい置換基としては(置換)アルキル基、より好ま
しくはメチル基が挙げられる。
また置換基R′1、R−2、R−3(の一部分)がシル
アルキレン基および/またはシロキサン基等から選7話
こともできる。すなわち本発明において使用されるオル
ガノシロキサンは、直鎖状、分岐状のいずれの構造であ
っても差し支えない。
オルガノシロキサン基に含まれる繰返し単位は、単一で
も異なっていてもよい。
本発明を構成するポリアリーレンオキシド−オルガノシ
ロキサン共重合体としては、ブロック共重合体、グラフ
ト共単合体、ペンダント型共重合体等のいずれの状態で
おっても差し支えないが、ポリアリーレンオキシド斡ポ
リマー上にオルガノシロキサン鎖を有するペンダント型
共重合体、またはグラフト共重合体が特に膜性能が良好
でおり好ましい。ポリアリーレンオキシド−オルガノシ
ロキサンペンダント型共重合体、またはグラフト共重合
体としては、前記ボアリーレンAキシドの一般式中に含
まれる芳香族炭素または脂肪族炭素上の水素原子および
/またはハロゲン原子等が全部または一部がオルガノシ
ロキサン鎖で置換された構造のものや、前記一般式中に
含まれる不飽和結合等の全部または一部にオルガノシロ
キサン鎖が(=I 7川した構造のものをさす。
前記一般式で表わされるポリアリーレンオキシドへのオ
ルガノシロキサン鎖の導入法としては種々の方法がある
が、ポリアリーレンオキシド、含ハロゲンポリアリーレ
ンオキシド等から右は金属試薬等を用いて調製したメタ
ル化ポリアリーレンオキシドとオルガノハロシロキリン
、環状オリゴシ(」キリン等との反応や不飽和結合を有
するポリアリーレンオキシドへのヒドロシリル化反応、
工i磨s=シト、イソシアネー1〜、ジアゾ基等の反応
性基を右するオルガノシロキリ−ンとの反応等による合
成か挙げられるが、他の方法によっても合成は可能であ
る。
ポリアリーレンオギシドーオルガノシロキ1ノン共重合
体に含有されるオルガノシロキサンは、共重合体の総重
量の1〜90%、好ましくは5〜75%であることが望
ましい。オルガノシロキサンの上記含有率が1%未渦の
場合は、膜中を透過する気体の透過係数が低下し、また
含有率が90%を越す場合は膜の機械的強度の低下によ
り超薄膜の成形性が低下し好ましくない。
ポリアリーレンオキシドと共重合するオルガノシロキサ
ン鎖は、はぼすべて主鎖芳香環上の炭素に直接結合して
いる場合、またはほぼすべて主鎖芳香環−[に結合して
なる置換以上に結合している場合、または、これらが任
意の割合で混合している場合のいずれでもよい。オルガ
ノシロキサン鎖が主鎖芳香環上の炭素に直接結合してい
る場合は気体透過性の向−りが著しい。この場合十分な
気体透過性を得るためにΔルガノシロキサン鎖の総数の
少なくとも1%以上のオルガノシロキサン鎖が主鎖芳香
環上の炭素に直接結合していることが好ましい。またオ
ルガノシロキサン鎖が主鎖芳香環上に結合してなる買換
基に結合している場合、溶媒への溶解性の向上が箸しく
、薄膜への加工が容易となり好ましい。
また、ポリアリーレンオギシドーオルガノシロキサン共
重合体において、両成分の結合としては炭素−炭素結合
、炭素=酸素結合、炭素−イオウ結合、炭素−ケイ累結
合、アミド結合、ウレタン結合、ウレア結合、イミド結
合等の通常の41機高分子を形成し得る結合であればい
ずれも着し支えない。しかし両成分がアミノ基を介して
結合されている場合は、長期使用において膜強度が低下
するため適当でない。
ざらに本発明の選択性透過膜の描成成分として、ポリア
リーレンオキシド−オルガノシロキサン共重合体の他に
、第2成分として下記のポリマーが含まれていても差し
支えない、叩ら、第2成分としては、ポリ(4−メチル
ペンテン)、ポリ(ビニル1〜リメチルシラン)、ポリ
スチレン、ポリ(フマル酸ジーtc「t−ブチル)笠の
各種オレフィン系ポリマー、ポリ(2,6−シメチルー
P−フェニレンオキシド)等の芳香族ポリエーテル、ポ
リジメヂルシロキ1ノ゛ン、ポリメチルフェニルシロキ
サン等のポリオルガノシロ4:ザン、シルフエニレンー
シロキ丈ン共重合体、ポリカーボネートーボリシロキザ
ン共重合体、ポリスルボンーボリシロキナン共重合体等
のポリオルカノシロキナン共重合体、ポリ(tert−
ブチルアセチレン〉、ポリ(トリメチルシリルプロピン
)等のポリアセチレン類等が挙げられる。添加方法とし
ては、第2成分ポリマーとの混合法、第2成分ポリマー
との積層法等がおる。
ポリアリーレンオキシド−オルガノシロ主1ノン共単合
体は、その組成によっても異なるが、一般に、ベンピン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒、シク
ロヘキザン、n−ヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒、
クロロベンゼン、クロロボルム、ジクロルメタン、トリ
ノルオロトリフ[10エタン等の含ハロゲン炭化水素系
溶媒、テ1〜ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
系溶媒等の単独または混合溶媒に可溶であり、これらの
溶媒を用いた溶液を用いて共重合体の製膜または薄膜化
が可能でおる。
本発明の共(F合体からなる膜は、平膜状、中空糸状、
チューブ状などいかなる形態でも良い。本発明の共重合
体からなる膜の膜厚は、実用的な機械的強度を有しかつ
−F分な気体透過速度を得るために、通常0.01〜3
00μであり、好ましくは0.05〜100μである。
本発明の共重合体を用いた膜は、支持体との複合化され
た構造を有していても差し支えない。この場合支持体の
上に本発明の共重合体を主とする薄膜を均一に積層する
のが好ましい。
積層法としては、共重合体の稀″a溶液を、水面上に流
延し溶媒を蒸発させることによって得られた共重合体薄
膜を多孔質支持体上にラミネートする方法ないしは浸漬
法、ロールコーティング法、スプレーコーティング法等
のコーティングによる方法が挙げられる。この場合本発
明の共重合体から主としてなる薄膜(分離活性層)の膜
厚は、高い気体透過速度を得るために3000人以F1
おるのが好ましい。また複合膜は本発明の共重合体から
主としてなる簿膜と多孔質支持体以外に他のポリマーか
らなる層をイテしている構成(積層複合膜)であっても
差し支えない。
本発明の共重合体を用いて複合膜を製造するに際して使
用される支持体としては、多孔質支持体が好ましい。多
孔質支持体の有する微細孔の大ぎさは、積層する薄膜の
分離特性を効果的に発現しかつ十分な気体透過速度を得
るために、10〜1oooo人、好ましくは10−20
00大である。
多孔質支持体としては、抽出法、層分離法、延伸法、焼
成法等の種々の方法で作られた有機多孔質支持体または
無機多孔質支持体が用いられる。有機多孔質支持体は、
その支持体としてポリスルホン類、セルロース類、ポリ
オレフィン類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリイ
ミド類等の小モボリマーあるいはこれらのポリマーのブ
レンド物が通常使用されるが、特にこれらに限定されな
い。
多孔質支持体の形状としては、平膜状以外にも中空糸状
、チューブ状などを使用することができる。
本発明の膜は、気体混合物の分離特性および透過特性に
優れ、水素、酸素、窒素、−酸化炭素、二酸化炭素、炭
化水素、硫化水素、アルゴン、ヘリウム、二酸化硫黄等
の種々の気体の分離、濃縮に用いることができる。また
、本発明の膜を空気より酸素富化空気を製造する酸素富
化システムに組込み、エンジン、ボイラー、暖房器具等
の燃焼システムに用いることにより燃焼効率を向上する
ことができる。さらに酸素富化システムは、呼吸器疾患
用や未熟児用の治療器、人工肺等の医療用途、人工えら
、窒素富化空気製造等の気体回収用途に利用することが
できる。
〔実施例〕
以下の実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例中のフィルムの酸素透過係数P○2、窒素透過係
数PN2および分離係数α(=P 02 / P N 
2 )は、(株)柳本製作所製ガス透過率測定装置を用
い、25°Cにて測定を行なった。
比較例 ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フエニレンオキシド
)(アルドリッチ社販売品〉の5%クロロホルム溶液を
ガラス板上にギヤスト後、室温で1日乾燥した。このよ
うにして得られた厚さ50μのフィルム(均質膜)のP
o2は9.4X10” (ad・Cm/cJ −sec
 −cmllg> 、PN 2は2.0×10−10(
cm−cm/ci −sec −cmllq) 、分離
係数αは4.7であった。
実施例1 ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フエニレンオギシド
)1.2gを100m1の無水テトラヒドロフランに溶
解し、室温にてN、N、N’ 、N’ −テ1〜ラメチ
ルエチレンジアミノ1.6mlとn−ブチルリチウムの
n−ヘキザン溶液(1,62M)5.6mlを添加し2
0分間攪拌した。反応溶液にペンタメチルクロロジシロ
キサン2.6mlを加えざらに50分間攪拌を続けた。
反応溶液を濃縮後、約400m1のメタノール中に投入
し、濾過によりポリマーを回収した。メタノール再沈澱
によりポリマーを精製した後、減圧下で乾燥して1.3
gを得た。
このポリマーの赤外分光スペクトルでは、10500m
−1にシロキサンに由来する吸収が見られ、さらにブロ
ーヘン核磁気共鳴スペクトルにおいては、繰返し単位の
約1割にペンタメチルジシロキサン基が導入されており
、そのうら主鎖芳香屋上に導入されているものは全体の
3割であることが確認された。
このポリマーを比較例と同様な方法でフィルムを作成し
、気体透過係数を雷電した。分離係数αは、4.3でお
り原料ポリマーとほぼ同じレベルに必るのに対し、Po
 は1.5X10−9(a+t・cm/cd −sec
 −cmtlg)と1.6倍に向上した。
実施例2 N、N、N’ 、N’−テトラメチルエチレンジアミノ
3.35m1、n−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液
(1,62M> 12.5ml、ペンタメヂルクロロジ
シロキザン4.6mlを使用し、リチウム化の反応時間
を70分間にした以外は、実施例1と同様にしてポリマ
ーを合成した。プロトン核磁気共鳴スペクl〜ルにより
、このポリマーの繰返し単位の5割にペンタメチルジシ
ロキサン基が存在し、このうち主鎖芳香環上のペンタメ
チルジシロキサン基は全体の6割であり、残りは側鎖メ
チル基に導入されていることが確認された。このボlJ
マーのPo2ハ3.5x 10−” (cr&−cm/
ci・Sec−Cmll(])と原料ポリマーの3倍以
上に向上した。
実施例3 N、N、N’ 、N’ −ブトラメチルエチレンジアミ
ノ1.9ml、n−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液
(1,62M>7.0mlを使用した以外は、実施例2
と同様な条件でポリマーを合成した。
プロ1ヘン核磁気共鳴スペクトルにより、このポリマー
の繰返し単位の3割にペンタメチルジシロキサン基が存
在し、このうら主鎖芳香環上のペンタメチルジシロキサ
ン基は全体の4割であり、残りは側鎖メチル基に導入さ
れていることか確認された。このポリマーのPO2は2
.6X10−9(o+f−cm/+oyf −sec 
−cmHg)と原料ポリマの2倍以上に向上した。
実施例4 実施例3で合成したペンタメチルジシロキサン基を有す
るポリマー0.5gを16C]のクロロホルムに均一に
溶解して得られたポリマー溶液の一部を水面上に流延し
、溶媒を空温で揮散させることにより薄膜を得た。この
薄膜の厚さは、薄膜面積と流延した溶液量から約700
1程度と推定される。
この薄膜を空気透過速度的100(T13/Tr12・
hr・atm >のポリスルホン多孔質支持体上に吸引
法により3枚積層し、複合膜を19だ。この複合膜の酸
素透過速度Q○2は0.3 (m!/112−hr−a
tm )であり、高圧側に空気を供給し低圧側を真空ポ
ンプで吸引した場合の透過ガス中の酸素濃度は40%を
越えることを確認した。
実力10Pレリ5 実施例4で調製した薄膜を、ポリスルホン多孔質支持体
を用いて19られた架橋シロキサン複合膜上に積層し、
積層複合膜を作製した。この積層複合膜の各種気体の透
過速度は表1の通りであり、種々の気体の分離が可能で
めった。
実施例5 実施例3で合成した共重合体を1ヘリフルオロ1〜リク
ロロエタンに溶解して1qられる0、12%溶液を、ポ
リスルホン多孔質支持体を用いた架橋シロキサン複合膜
上に浸漬法により塗布し、乾燥させることにより積層複
合膜を得た。この積層複合膜の酸素透過速度Qo2は1
 、4 (m’/m2・hr・atm ) 、分離係数
a (= Q O2/ Q N 2 )は3.3であっ
た。
〔発明の効果〕
本発明の選択性透過膜は、透過性、選択性に優れ、かつ
膜強度、耐久性が良好であり、本発明の膜により効果的
、経済的な気体分離が可能となる。
特に長期安定使用することができる点特徴的なことでお
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアリーレンオキシド−オルガノシロキサン共
    重合体を構成成分とし、該共重合体が総重量の1〜90
    %のオルガノシロキサンを含有し、かつ該共重合体の両
    成分がアミノ基を介さずに結合した構造であることを特
    徴とする選択性透過膜。
  2. (2)ポリアリーレンオキシド−オルガノシロキサン共
    重合体が、ポリアリーレンオキシド幹ポリマー上にオル
    ガノシロキサン鎖を有するペンダント型共重合体または
    グラフト共重合体であり、オルガノシロキサン鎖がポリ
    アリーレンオキシド主鎖中の芳香環上に直接結合および
    /またはポリアリーレンオキシド主鎖中の芳香環上の置
    換基を介して結合してなる共重合体であることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の選択性透過膜。
  3. (3)ポリアリーレンオキシド−オルガノシロキサン共
    重合体が、ポリアリーレンオキシド幹ポリマー上にオル
    ガノシロキサン鎖を有するペンダント型共重合体または
    グラフト共重合体であり、オルガノシロキサン鎖の総数
    の少なくとも1%以上のオルガノシロキサン鎖がポリア
    リーレンオキシド主鎖中の芳香環上に直接結合してなる
    共重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の選択性透過膜。
  4. (4)ポリアリーレンオキシド−オルガノシロキサン共
    重合体が、オルガノシロキサン成分単位当りに含まれる
    ケイ素原子の数が1000以下の共重合体であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の選択性透過
    膜。
JP61059267A 1985-03-20 1986-03-19 選択性透過膜 Pending JPS627421A (ja)

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