JPS627411A - 自動濾過装置ならびに濾過方法 - Google Patents

自動濾過装置ならびに濾過方法

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JPS627411A
JPS627411A JP60146751A JP14675185A JPS627411A JP S627411 A JPS627411 A JP S627411A JP 60146751 A JP60146751 A JP 60146751A JP 14675185 A JP14675185 A JP 14675185A JP S627411 A JPS627411 A JP S627411A
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JP60146751A
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Yoichi Kurahashi
倉橋 陽一
Masaki Watanabe
正樹 渡辺
Tsutomu Aiba
相羽 力
Yutaka Komiyama
豊 小宮山
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Nippon Steel Corp
Sanshin Mfg Co Ltd
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Sumitomo Metal Industries Ltd
Sanshin Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 崖深上の利用分野 本発明は、懸濁液を濾過するための装置に関し、特に複
数種類の原液を切換えて濾過処理するに当って濾液相互
の混合や汚染を引き起さないような濾過装置ならびにそ
の自動運転方法に関する。
従来の技術 懸濁液を濾過して精製された濾液を得るに当り、濾材に
濾滓が蓄積して濾過速度が低下したり濾過圧力の上昇に
よって濾過効率が悪化したときに濾過運転を停止して濾
材の洗浄や交換を行い、濾材の再生後に再び濾過運転を
行なうことは公知であり、またこのような半連続運転を
時間制御などによって自動的に繰返して実施することも
公知である。
しかしながら、単一種類の原液を濾過処理する場合には
単純な濾材再生を行う自動運転であっても濾液の相互汚
染の問題は起らないが、複数種類の原液をそれぞれ濾過
処理しようとすると小容量の濾過設備を複数系列設置し
なければならず、不経済であった。また一方、単一の濾
過設備を使用して複数種類の原液、たとえばそれぞれ配
合の異なるメッキ浴液などを切換えて濾過しようとする
ときは、濾液のみならず濾滓についても混合汚染の発生
を避けるため液の回収や装置の洗浄に多大の時間と工数
を必要とし、設備の稼働率を著しく低下させるという問
題もあった。
従って、従来は、ある程度の混合汚染が止むを得ない場
合の他は、単一の濾過設備を使用して複数種類の原液を
切り換えながら処理することは避けられていた。
邂決しようとする問題点 上述のように、複数種類の原液を濾過処理するに当って
、切換えて処理することが容易にできて濾液などの混合
汚染の発生を避けうる効率的な濾過設備が望まれていた
のに対して、本発明はこれに応えうる濾過方法とこの方
法に適した自動濾過装置を提供しようとするものである
間 慨を解決するための手 このような本発明の目的は、上部集液式の主濾過器と上
部集液式であって該主濾過器の3−10%の濾過面積を
有する側波過器とを使用して、先ず原液を該主濾過器に
順方向に流して濾過処理をする濾過工程を実行し、次に
咳主濾過器内の残留濾液を回収すると共に残留原液を該
側波過器に順方向に流して濾液を回収する残液回収工程
を実行し、続いて該側波過器を逆方向に通して濾材を洗
浄した洗浄液を該主濾過器に順方向に流して装置内およ
び濾滓を洗浄すると共に該主濾過器および該副濾過器内
に洗浄液を充満させる洗浄水張り工程を実行し、次いで
該主濾過器内に供給した加圧空気を用いて該主濾過器内
の洗浄液による該主濾過器の逆洗を行って濾滓を遊離排
出したのら装置内の残留洗浄液のすべてを排出する逆洗
工程を実行することを、それぞれ繰返す濾過方法を採用
することによって達成できる。
そしてこの方法によって異種の原液の濾過処理を、相互
の混合汚染を発生することなく効率よ〈実施できるよう
になった。
さらにまた本発明の方法は、原液槽と、濾液槽と、廃液
槽と、原液ポンプと、主濾材を中間に設け上部に主濾液
室および下部に主原液室を有する主濾過器と、該主濾材
の3−10%の濾過面積を有する副濾材を中間に設け上
部に制減液室および下部に副原液室を有する側波過器と
、該原液ポンプを運転して原液を該原液槽から咳主原液
室に供給すると共に該主濾液室からの濾液を所定時間該
層液槽へ還流したのち該濾液槽へ切替えて回収し計画さ
れた時間運転して停止する濾過工程、該主濾液室の内容
を該原液槽に開放すると共に加圧エアを該主原液室に供
給してその内容を該副原液室から該副濾材を通過させ該
制減液室を経て該原液槽へ回収する残液回収工程、洗浄
液を該副濾液室から該副濾材、該副原液室、該主原液室
、該主濾材、該主濾液室へ順次通過充満させると共に余
剰の洗浄液を該廃液槽に流出さセる洗浄水張り工程、お
よび加圧空気を該主濾液室へ供給して該主濾過器内の圧
力を高めたのち該主原液室の内容を該廃液槽に対して開
放することによって該主濾材を逆洗すると共に該主濾過
器および該削減過器に充満した内容をすべて該廃液槽に
排出する逆洗工程を、起動指令信号により順次に運転す
るように構成された運転制御手段と、を備えた自動濾過
装置を用いることによって、自動的かつ効率的に実施す
ることができる。
実施例 本発明の自動濾過装置のフローシートを第1図に示す。
1は原液槽、2は原液ポンプ、3は濾液槽、4は廃液槽
、5は主濾過器、6は削減過器である。
主濾過器5は、主濾材5aを中間板5bに垂設してあっ
て、中間板5bより下が主原液室5C1上が主濾液室5
dを構成する。また副′濾過器6も主濾過器5と同様な
構造を有していて、副濾材6aが中間板6bに垂設され
、下部が副原液室6C1上部が副濾液室6dである。副
濾材6aの濾過面積は主濾材5aの′濾過面積の3−1
0%の範囲で選ばれる。
原液ポンプ2と主原液室5d下部とは弁■1を有する管
を結ばれ、主原液室5d下部と副原液室6d下部とは弁
■3を有する管で結ばれる。また主原液室5dの下部か
らは弁■7を経て廃液槽4に連絡している。主濾液室5
Cの底部からは弁V2を経て濾液槽3に連絡すると共に
弁VIOを経て原液槽1に連絡している。また主濾液室
5Cの頂部からは弁■6を経て廃液槽4へ連絡している
副濾液室6Cからは弁■4を経て原液槽1に連絡してお
り、洗浄液は弁■5を備えた管で副濾液室6cに供給さ
れるようになっている。また、加圧空気は弁■8を経て
主原液室5dの上部に供給されると共に弁V9を経て主
濾液室5C底部に供給されるようになっている。また弁
Vllは主原液室5dの中部から原液槽1への連絡を開
閉するためのものである。
これらの弁は、運転制御装置7から送られる制御信号に
よってそれぞれが開閉される。運転制御装置7は、第2
図に示すような逐次制御を行なうようなプログラムを内
蔵しており、そのプログラムに従って各々の弁に制御信
号を送るようになっている。
このように構成された本発明の自動濾過装置によって、
次のような手順で濾過操作が行われる。
すなわち、先ず原液ポンプ2を運転し弁■1を経て主原
液室5dへ原液を送る。主濾材5a″′?:濾過された
濾液は、はじめ弁VIOを経て原液槽1へ戻るが、濾過
が安定したころ弁VIOが閉じ弁V2が開いて濾液槽3
に送られる(濾過工程)。濾過圧の上昇又は一定時間の
経過により、原液ポンプ1を停止し、弁1と弁2が閉じ
られ、同時に弁VIOを開いて主濾液室5c内の濾液を
原液槽1に回収すると共に弁■8を開いて加圧空気を主
原液室5dの上部に供給し、この際必要ならば弁V10
を閉じて弁Vllを開き、主原液室5d内の原液をある
程度の量原液槽1に回収したのち弁V1)を閉じる。弁
VIOおよびV 1.1がいづれも閉じられて主原液室
5dの圧力が高まり始めたら、弁■3および弁■4を開
いて主原液室5d内の原液および主濾材5aより剥離し
た一部の濾滓を副原液室6dに送り、副濾材6aにより
濾過された濾液は副濾液室6Cから弁■4を経て原液槽
1に回収される。主原液室5dがら空気が副原液室6d
に送られるようになれば、弁v8と弁V4を閉じて残液
回収工程を終了する。
前記の残液回収工程に続いて、弁■3を開いたまま弁v
5および弁■6を開き、洗浄液を副濾液室6Cから導入
して副濾材6aを逆洗し、弁v3を経て再び主原液室5
dへ送り、主濾材5aとその上に残留する濾滓とを洗浄
しつつ洗浄液は主濾液室5Cから弁■6を経て廃液槽4
へ排出される。
削減過器6および主濾過器5の内部が洗浄液で置換充満
されたら、弁V3.弁v5および弁■6を閉じて逆洗水
張り工程を終了する。
次いで、弁■9を開いて加圧空気を主濾液室5Cに導入
し、充分に加圧されたら弁■7を開放して主濾液室5C
内の洗浄液を主濾材5aに逆方向に流し、主濾材5aの
表面に残った濾滓を剥離させて主原液室5d内の洗浄液
と共に弁■7を経て廃液槽4にすべて排出する。この逆
洗工程によって装置内の清掃が終るので、再び原液を濾
過するための準備が整ったことになる。
このあと、異った種類の原液について濾過を行なう場合
には、原液槽1および必要に応じて原液ポンプ2を切り
換えると共に原液槽1および濾液槽3への戻りの管も、
それぞれ対象となる液のものへ切り換えればよい。処理
対象の液を切り換えたあとの運転操作は、前述と同様で
ある。
以上、説明したような装置を用いて、本発明の濾過方法
を実施した結果、洗浄終了後に装置内に残留した液量と
その濃度を調べたところ、従来実施されていたような、
濾過器内を濾液で逆洗して濾材から濾滓を除去し、ドレ
ンを排出したのち洗浄液たとえば用水を充満して装置内
を循環し、その液を排出する方法に比較して、装置内に
残留した固形分量は約10分の1に減少していた。
本発明において、側波過器の濾過面積が主濾過器の3%
未満では残液回収に時間がかかると共に回収能率が低下
し、また10%を超えると装置内残液量が増えて回収効
率が低くなるので、側波過器の濾材の面積は主濾過器の
3−10%の範囲内とすべきである。
溌1Fじ丸栗 以上、詳しく述べたように、本発明によれば装置内に残
留する液の回収が効率的に実施でき、また装置内の洗浄
も効率よく行え、従来技術に比較して装置内に残留する
固形分の総量は10分の1程度とすることが容易である
。従って高価な処理液、たとえばメッキ浴などの濾過処
理が非常に経済的にできるようになり、環境汚染の危険
も著しく減少した。
また本発明は、単一の処理液の濾過を繰返す際の経済性
ばかりでなく、複数種の処理液を切換えて濾過するに当
っても処理液相互の混合汚染を著しく低レベルで止める
ことができるから、複数の濾過装置を別系統として設置
するなどの必要がなく、設備建設費や設備面積などの面
で至って経済的である。
また更に、装置の運転操作も合理的で、液回収洗浄が短
時間ですみ、装置の実稼働効率が高(、処理対象液が複
数であるときには益々その特長が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の自動濾過装置のフローシートであり
、第2図は、本発明の濾過方法の操作手順を示すチャー
トである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原液槽と、濾過槽と、廃液槽と、原液ポンプと、
    主濾材を中間に設け上部に主濾液室および下部に主原液
    室を有する主濾過器と、該主濾材の3〜10%の濾過面
    積を有する副濾材を中間に設け上部に副濾液室および下
    部に副原液室を有する副濾過器と、該原液ポンプを運転
    して原液を該原液槽から該主原液室に供給すると共に該
    主濾液室からの濾液を所定時間該原液槽へ還流したのち
    該濾液槽へ切替えて回収し計画された時間運転して停止
    する濾過工程、該主濾液室の内容を該原液槽に開放する
    と共に加圧空気を該主原液室に供給してその内容を該副
    原液室から該副濾材を通過させ該副濾液室を経て該原液
    槽へ回収する残液回収工程、洗浄液を該副濾液室から該
    副濾材、該副原液室、該主原液室、該主濾材、該主濾液
    室へ順次通過充満させると共に余剰の洗浄液を該廃液槽
    に流出させる洗浄水張り工程、および加圧エアを該主濾
    液室へ供給して該主濾過器内の圧力を高めたのち該主原
    液室の内容を該廃液槽に対して開放することによって該
    主濾材を逆洗すると共に該主濾過器および該副濾過器に
    充満した内容をすべて該廃液槽に排出する逆洗工程を、
    起動指令信号により順次に運転するように構成された運
    転制御手段と、を備えたことを特徴とする自動濾過装置
  2. (2)上部集液式の主濾過器と上部集液式であって該主
    濾過器の3−10%の濾過面積を有する副濾過器を使用
    して複数種類の原液を切換えながら濾過処理を行なうに
    当り、先ず原液を該主濾過器に順方向に流して濾過処理
    をする濾過工程を実行し、次に該主濾過器内の残留濾液
    を回収すると共に残留原液を該副濾過器に順方向に流し
    て濾液を回収する残液回収工程を実行し、続いて該副濾
    過器を逆方向に通して濾材を洗浄した洗浄液を該主濾過
    器に順方向に流して装置内および濾滓を洗浄すると共に
    該主濾過器および該副濾過器内に洗浄液を充満させる洗
    浄水張り工程を実行し、次いで該主濾過器内に供給した
    加圧空気を用いて該主濾過器内の洗浄液による該主濾過
    器の逆洗を行って濾滓を遊離排出したのち装置内の残留
    洗浄液のすべてを排出する逆洗工程を実行することを、
    それぞれ繰返して実施することを特徴とする濾過方法。
JP60146751A 1985-07-05 1985-07-05 自動濾過装置ならびに濾過方法 Granted JPS627411A (ja)

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JPS627411A true JPS627411A (ja) 1987-01-14
JPH0228369B2 JPH0228369B2 (ja) 1990-06-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148680A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Fujiwara Techno-Art Co Ltd 濾過装置における原液の回収方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148680A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Fujiwara Techno-Art Co Ltd 濾過装置における原液の回収方法

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JPH0228369B2 (ja) 1990-06-22

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