JPS6272923A - 耐摩耗材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐摩耗材料に関し、特に浚渫ポンプ用インペ
ラ、ケーシングライナ及び吸入・吐出管ライナ材のほか
、コンクリートポンプ車各種パイプのライニング材に使
用される耐摩耗材料に関する。

〔従来の技術〕

海水あるいは淡水中の砂、砂岩、さんご礁等の硬土盤を
吸い上げる装置として浚渫ポンプがある。このポンプに
おけるインペラ、ケーシングライナ及び吸入・吐出パイ
プライナ等は、耐摩耗性が要求され、ポンプの寿命を左
右する構成部品である。従来はこの部品の材料として高
Ｏｒ鋳鉄及びＮｉ−０ｒ　鋳鉄等が使用されていた１、
〔発明が解決しようとする問題点〕 前述したとおり、土砂等を吸い上げる浚渫ポンプにおけ
るインペラ、ケーシングライナ及び吸入・吐出パイプラ
イナ等は、耐摩耗性にすぐれていることが重要であり、
ポンプの寿命を左右する構成部品であるが、従来の材料
である普Ｃｒ鋳鉄及びＮｉ−Ｃｒ　　２Ｘｊ鉄等では、
：ｉｉ　ｊ＃耗性は充分でなく、ポンプの寿命の点で問
題があった。

また、従来材にかわる材料として耐摩耗性ゴムあるいは
ポリウレタンをマトリックスとし、この中に強化物質を
混合させ、耐摩耗性全向上させる材料が考えられるが、
斯る材料の場合、マトリックスと強化物質の比重差によ
り、強化物質が沈降するという問題点があった。

本発明は、このような問題のない、耐摩耗性にすぐれた
浚渫ポンプ用インペラケーシングライナ及び吸入・吐出
゛庁うイナ等の材料を提供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ポーラス状の焼成セラミックス材と、該セラ
ミックス材のポーラス部及び外周に設けられ次ポリウレ
タン又は耐摩耗性ゴムとを具備する耐摩耗材料に関する
ものである。

本発明耐摩耗材料は、ポーラス状の焼成セラミックスに
ポリウレタン又は耐摩耗性ゴムを例えば流し込み固めて
なるセラミックスとポリウレタン又は１酎摩耗性ゴムの
複合材料である。

〔作用〕

各部品の形状とほぼ同等のポーラス状焼成セラミックス
に耐摩耗性ゴム又はポリウレタンを例えば流し込み固め
ることにより、耐摩耗性ゴム又はポリウレタンとセラミ
ックスが均一に分散した状態で固化でさる。

〔実施例〕

第１図は、本発明Ｉ耐摩耗材料の断面模式図である。こ
の図により本発明耐摩耗材料を説明すルト、ポーラス状
の焼成セラミックス１のすき間すなわち該セラミックス
材のポーラス部及び外周にポリウレタン又は天然ゴム２
が設けられて構成されている。

斯る構成の本発明耐摩耗材料を次のようにして調整し、
また効果全確認するための摩耗試験を行った。

使用材料 （１）　　ポーラス状焼成セラミックスセラミックスの
材質はＡｔ２０３　、　ＺｒＢ２　、　ＳｉＣ。

ＺｒＯ２、Ｓｉ３Ｎ４であり、細孔の大きさは１〜１０
ｍｍであり、細孔数は１５イｖＡ／２５ｃｌ！１（２５
ｃｍの直線上に平均１５個の細孔）である。

（２）ポリウレタン ポリニーテン型を使用し、配合比は主剤（東洋ゴム製商
品名ユニプレンＴ　（（ポリエーテル系ウレタンエラス
トマー］）１００、硬化剤（ワカヤマ製商品名ビスアミ
ン（（５，３’　−ジクロロ−４，４７−ジアミツジフ
エニルメタン芳）８〜１５とした。

混合時の温度は主剤８０℃、硬化剤８０℃とした。

（３）＠摩耗性ゴム 天然ゴム（東洋ゴム製画品名トヨンフトＳ−２（（天然
軟質ゴム）））を使用し、直接蒸気方式にて１４０〜１
４５℃で４５分間加硫処理を行った。

ｌＪ’ｌ使方法 ポーラス状の焼成セラミックスを通常の方法で調製しｆ
Ｃ，（例えば、ウレタンを４見させて型°を作り、１恢
や全セラミックススラリー甲に含浸させ、しかる後炉で
完成する）。

このセラミックスの細孔内と外ｊ−ｄにポリウレタン（
主剤５７７．４　ｃｃと硬化剤５５．６　ｃｃ全約８０
℃で混練したもの）全流し込み、１１５℃±５℃で１５
！（ｒ硬化処理した。

ポリウレタンの代りに耐摩耗性ゴムを防用する場合は、
天然ゴム〔天然ゴム（ここでハロ４Ｎｑｔ係）と素練り
し、ここに硬化剤（主としてカーボンブラック、金；！
４酸化吻、軟化剤、加硫パリ、加硫促進剤等が含“まれ
でいる）（ここでは３６ｗｔ％　）を添加し混練したも
の〕を流し込み、直接蒸気方式にて１４０〜１４５℃で
４５分間の加硫処理を施した。

上記のようにしてポリウレタン（又は耐摩耗性ゴム）と
セラミックスの比が、ポリウレタン（又は耐摩耗性ゴム
）　６０　ｖｏｔｆｒ、セラミックス４０ｖＯｔ％の耐
摩耗材料を得た。

摩耗試験 （１）摩耗試験に供した土砂 土砂は、平均粒径２０叩で、土質が醇石のものを使用し
、調合は、平均粒径である２０化に砕石加工し、４０画
超および２．０　＋＋＋ａ＋未（１４はカットした。ま
た、粒形はナイフエッチとし、比重は２．６５であり、
土砂比率は１５ｖｏｔ％（残部海水）とした。

（２）摩耗試験に供した摩耗試験装置 水平ドラム羽根回転式摩耗試験装置４を１史用し、２０
　ｍ／ｓｅａ　　で試験した。

以上の条件で本発明材及び従来材であるｆｒ％　Ｏｒ鋳
鉄及びＮｉ−０ｒ　　鋳鉄の摩耗試験を実施した。

その結果全表１に示す。なお、衣１にお（するｊ’ｆｒ
摩耗性倍故［有］）は、Ｒ−−により求めた（た８℃ だしΔｔは本発明材及び従来材の板厚減少針（（ｍｒｎ
））であり、△ｔｓは５Ｓ４１材の板厚減少；７ｆ　ｕ
ｎｕｎ　））である）。

衣　　１ 〔発明の効果〕 浚渫ポンプ用インペラ、ケー／ングライナ及び吐出パイ
プライナ材として、本発明耐摩耗材料を使用することに
より、耐摩耗性が−ＢＬ＜向上し、浚渫ポンプの寿命全
人さく延長きせることかでさる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明耐摩耗材料の断面模式図である。 復代理人　　内　１）　　明 復代理人　　萩　１早　７元　− ｆ隻代理人　　安　西　小　夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポーラス状の焼成セラミックス材と、該セラミックス材
   のポーラス部及び外周に設けられたポリウレタン又は耐
   摩耗性ゴムとを具備する耐摩耗材料。