JPS6272698A - アミノ酸誘導体およびこれを含有する降圧剤 - Google Patents

アミノ酸誘導体およびこれを含有する降圧剤

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JPS6272698A
JPS6272698A JP60211729A JP21172985A JPS6272698A JP S6272698 A JPS6272698 A JP S6272698A JP 60211729 A JP60211729 A JP 60211729A JP 21172985 A JP21172985 A JP 21172985A JP S6272698 A JPS6272698 A JP S6272698A
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Japan
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group
substituent
amino acid
carbon atoms
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JP60211729A
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Masataka Shoji
政孝 東海林
Masahiko Kurauchi
雅彦 倉内
Arahiko Eguchi
江口 新比古
Shigefumi Hashimoto
重文 橋本
Akira Kamimura
晃 上村
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 本発明は、新規アミノ酸誘導体およびこれを含有する降
圧剤に関する。
L夫豊且I 我が国に於ける高血圧症愚者は約1200万人といわれ
ており、その頻度は、年齢が進むにしたがって高くなる
。また、高血圧症は、死亡原因の第2位、第3位をしめ
る脳卒中、心臓病の重要な背景ともなっている。従って
、降圧剤は、成人病治療薬のうちでも、最も重要なもの
の−っであると考えることができる。
高血圧症患者の90%以上は、原因の明確でない本態性
高血圧症であり、その治療はあくまで対症療法の域を出
ない、従って、患者は生涯にわたる降圧剤の投与を必要
とし、そのため、降圧剤には高い安全性と確実な薬効お
よびその持続性が要求される。
近年、アンジオテンシン変換酵素の阻害を作用機序とす
るアミノ酸あるいはペプチドを骨格とした降圧剤がいく
つか報告されているが、それらは副作用あるいは持続性
の面などから必ずしも満足されるものではない。一方、
製造面から見ると、これらの降圧剤の中には、アミノ酸
あるいはペプチド以外の部分にも不斉炭素を持つものが
多く、それらは合成の途中段階で分割を必要とするため
、合成法が繁雑であり、収率も一般にわるい。
発」LL」L成 本発明者らは、上記に鑑み鋭意研究の結果、一般式 で示されるアミノ酸誘導体が、優れた降圧活性を示し、
合成工程も簡便であり、工業的に容易に得られることを
見出だし、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
上記式中、R1は置換基を有°し、または有しないアル
キル基、アラルキル基またはアリール基を、R2、R8
およびR4は、その少なくとも二つが同一もしくはその
全部が異なっていて水素原子、あるいは置換基を有し、
または有しないアルキル基、アラルキル基またはアリー
ル基を、R5は、水酸基、アミノ基、ヒドロキシアミノ
基、置換基を有し、または有しないアルキルオキシ基、
アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、アルキルアミ
ノ基、アラルキルアミノ基、アリールアミノ基、アルキ
ルオキシアミノ基、アラルキルオキシアミノ基、アリー
ルオキシアミノ基、アシルアミノ基またはスルホニルア
ミノ基をそれぞれ表わす。
R2とR3は、−緒になって結合して、アルキレン橋ま
たは一個の酸素、硫黄、あるいはN素原子を有するアル
キレン橋、および、これらのアルキレン橋において置換
基を有するアルキレン橋を形成し得、 R3とR4についても同様のアルキレン橋を形成し得る
。置換基を有するアルキレン基を形成する場合の置換基
の例としては、水酸基、低級アルコキシ基、低級アルキ
ル基、オキソ基、縮合アリール基、縮合脂環基が挙げら
れる。
R1は、例えばメチル基、フルオロメチル基、クロロメ
チル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、トリフルオ
ロメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
t−ブチル基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル
基、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルバ
モイルメチル基、カルバモイルエチル基、アミノエチル
基、アミノプロピル基、アミノブチル基、グアニジノプ
ロビル基、イミダゾリルメチル基、インドリルメチル基
、メルカプトメチル基、メルカプトエチル基、ベンジル
チオメチル基、メチルチオエチル基、ジメチルスルホニ
オエチル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオフ−チル基
等の置換基を有し、または有しない炭素数1〜6の低級
アルキル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロ
ピル基、ヒドロキシベンジル基、カルボキシベンジル基
、アミノベンジル基、ニトロヘンシル基、フルオロベン
ジル基、クロロベンジル基、ブロモベンジル基、ヨード
ベンジル基、ベンジロキシベンジル基、メルカプトベン
ジル基等の置換基を有し、または有しない炭素数6〜1
2のアラルキル基、フェニル基、ナフチル基、アントリ
ル基、トリル基、タンチル基、ビフェニル基、ヒドロキ
シフエニル基、カルボキシフェニル基、アミノフェニル
基、ニトロフェニル基、フルオロフェニル基、ペンタフ
ルオロフェニル基、クロロフェニル基、ブロモフェニル
基、ヨードフェニル基、アセトアミドフェニル基、メル
カプトフェニル基等の置換基を有し、または冑しない炭
素数6〜12のアリール基である。
R2およびR4は、例えば水素原子、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、カル
ボキシメチル基、カルボキシエチル基、アミノメチル基
、アミノエチル基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエ
チル基、メルカプトメチル基、メルカプトエチル基等の
置換基を有し、または有しない炭素数1〜6の低級アル
キル基、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル
基、アミノベンジル基、ニトロベンジル基、カルボキシ
ベンジル基、ヒドロキシベンジル基、メルカプトベンジ
ル基等の置換基を有し、または有しない炭素数6〜12
のアラルキル基、フェニル基、ナフチル基、ドリル基、
タンチル基、ビフェニル基、アミノフェニル基、ニトロ
フェニル基、カルボキシフェニル基、ヒドロキシフェニ
ル基、メルカプトフェニル基等の置換基を有し、または
有しない炭素数6〜12のアリール基である。
R8は、例えば水素原子、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−7チル基、t−ブチル基、カルボキシメチ
ル基、カルボキシエチル基、アミノメチル基、アミノエ
チル基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、メ
ルカプトメチル基、メルカプトエチル基、ベンジルチオ
メチル基、ジメチルスルホニオエチル基等の置換基を有
し、または有しない炭素数1〜6の低級アルキル基、ベ
ンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、アミノ
ベンジル基、ニトロベンジル基、カルボキシベンジル基
、ヒドロキシベンジル基、メルカプトベンジル基、クロ
ロベンジル基、ブロモベンジル基、ヨードベンジル基等
の置換基を有し、または有しない炭素数6〜12のアラ
ルキル基、フェニル基、ナフチル基、トリル基、タンチ
ル基、ビフェニル基、アミノフェニル基、ニトロフェニ
ル基、カルボキシフェニル基、ヒドロキシフェニル基、
メルカプトフェニル基、クロロフェニル基、ブロモフェ
ニル基、ヨードフェニル基等の置換基を有し、または有
しない炭素数6〜12のアリール基である。
これらR1、R2、R8およびR4において置換基を有
する場合の置換基としては、水酸基、カルボキシル基、
カルバモイル基、アミノ基、グア°  ニジノ基、イミ
ダゾリル基、インドリル基、メルカプト基および低級ア
ルキルチオ基を例示することができる。
R2とRQが一諸になって結合して得られた、アルキレ
ン橋の構造の例としては次のようなものが挙げられる。
本発明のアミノ酸誘導体を一構成するアミノ酸はL−体
、D一体いずれであってもよい。
本発明のアミノ酸誘導体は、゛ナトリウム、カリウムシ
リチウム、カルシウム、バリウム等の金属塩、有機塩基
による塩の形態であフてもよい、有機塩基としては、ア
ンモニア(アンモニウム塩)、ジシクロヘキシルアミン
、N−メチル−D−グルカミン、プロカイン、とす′ミ
シン等のアミンや塩基性アミノ酸、例えばリジン、アル
ギニンを採用することができる。
もちろん、本発明の降圧剤に含有せしめるアミノ酸誘導
体として使用するときは医薬的に許容し得る塩の形態が
要求される。
本発明のアミノ酸誘導体は、トリペプチド誘導体であっ
て、その末端アミノ基にアルキル、アラルキル、または
アリールスルホニル基(R502)が結合した誘導体、 R502−X−P−P (Xはアミノ酸残基、Pはプロリン残基)である。
Xのアミノ酸は代表的なものとしては、アラニン、アル
ギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システィン、
グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、ヒ
ドロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、リジン、
メチオニン1、ノルバリン、7Iルロイシン、を−ロイ
シン、オルニチン、フェニルアラニン、フェニルグリシ
ン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、
バリン、等が挙げられろ。
トリペプチド誘導体において官能基を有する場合、ペプ
チド合成化学において常用される保護基によりその官能
基が保護されていてもよく、保護されたものも本発明の
アミノ酸誘導体に含まれる。
本発明のアミノ酸誘導体はヒトに包含される高血圧哨乳
動物を治療する抗高血圧剤として有用であり、経口投与
として錠剤、カプセル剤またはエリキシル剤のような調
剤で、または非経口投与として!!!菌溶菌液剤液は懸
濁液剤で処方することによって血圧を低下せしめるため
に利用することができる。本発明のアミノ酸誘導体はか
かる治療を必要とする患者(動物およびヒト)に対して
患者光たり 0.2〜500mgの用量範囲で一般に数
回に分けて、従って1日当たり 1〜2000I118
の全日用量で投与することができる。用量は病気の重さ
、患者の体重および当業者が認める他の因子によって変
化させる。
また本発明のアミノ酸誘導体は他の利尿剤または抗高血
圧剤とともに与えることができる。典型的にはこれらは
1日用量当たりの1単位が最小限度にすすめられる臨時
用量の 1/3から単独で与えられる疾病(entit
ies)単位に対して最大限度にすすめられるレベルま
での範囲である組み合わせである。これらの組み合わせ
を具体的に示すと1日当たり15〜200mgの範囲で
臨床上有効な本発明の降圧剤の一種は、1日当たりの服
用範囲で次に示される降圧剤および利尿剤とともに1日
当たり3〜200mgのレベル範囲で有効に供用するこ
とがてきる:ハイドロクロロチアジド(15〜200m
g)、クロロチアジド(125〜2000mg) 、エ
タクリニックアシッド(15〜200mg) 、アミロ
ライド(5〜201mg)、フロセマイド(5〜80r
a8)、プロプラノロール(20〜480mg) 、チ
モロール(5〜50mg)、およびメチルドーパ(65
〜2000IIIg)。上記の服用範囲は分割される1
日の用量に可能である必要に応じて単位ベースで調製さ
れる。また用量は病気の重さ、患者の体重および当業者
が認める他の因子によって変化させる。
上記で示した典型的な併用は下で検討される通り製薬組
成物に処方する。本発明の誘導体または生理学的に認め
られる塩の化合物または混和物的0.2〜5.00 m
 gは生理学的に認められるベヒクル、担体、賦形剤、
結合剤、防腐剤、安定剤、香味剤などとともに一般に認
められた製薬実施に要求される単位用量形態で混和され
る。これらの組成物または製剤における活性物質の量は
指示された範囲の適当な用量が得られるようにするもの
である。
錠剤、カプセル剤などに混和することができろ具体的な
薬剤は次に示すものである:トラガント、アラビアゴム
、コーンスターチまたはゼラチンのような結合剤:微結
晶セルロースのような賦形剤:コーンスターチ、前ゼラ
チン化デンプン、アルギン酸などのような膨化剤:ショ
糖、乳糖またはサッカリンのような甘味剤:ペパーミン
ト、アカモノ油またはチェリーのような゛香味剤、調剤
単位形態がカプセルである場合には上記のタイプの材料
に、さらに油脂のような液状担体を含有することができ
る0種々の池の材料は被覆剤としてまたは調剤単位の物
理的形態を別の方法で変化させるために存在させること
ができる。例えば錠剤はシェラツク、砂糖またはその両
方で被覆することができる。シロップまたはエリキシル
は活性化合物、甘味剤としてショ糖、防腐剤としてメチ
ルおよびプロピルパラベン、色素およびチェリーまたは
Aレンジ香味のような香味剤を含有することができろ。
注射のための無菌組成物は注射用水のようなベヒクル中
の活性物質、ゴマ油、ヤシ油、落花生油、綿実油などの
ような天然産出植物油またはエチルオレエートなどの合
成脂肪ベヒクルを溶解または懸濁させる通常の製薬実/
施に従って処方することができる。Miib剤、防腐剤
、酸化防止剤などが必要に応じて結合することができる
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
バルーL−口Iルー −口l″  I ムル し−イソロイシル−L−プロリル−L−プロリンベンジ
ルエステル塩酸塩3.52g (7,81mmol)と
エタンスルホニルクロライド、03g  (8,OOm
mol)を塩化メチレン301に溶解し、−30℃に冷
却、攪拌下、N−メチルモルフォリン 、62g (1
6,0mmoりを加えた。その後、室温にて8時間攪拌
した。
溶液を順次1規定塩酸、水、6%重曹水および水で洗浄
した後、無水5R酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧下に留去して得られた油状残渣をシリカゲル
クロマトグラフィー(溶離剤 酢酸エチル:n−ヘキサ
ン=4:1)で処−理することにより、N−エタンスル
ホニル−し−イソロイシル−し−プロリル−L−プロリ
ンベンジルエステルを油状残渣として得た。収量、47
g  (2,90mmol) 、収率37%、  TL
C[酢酸エチル:n−ヘキサン=4=1;モリブデン酸
アンモニウム24g、硫酸セリウムIgを10%1iI
t酸5001に溶かした水溶液(以下モリブデン溶液と
略記)噴霧後加熱]Rf :0.31 (b)   −工 1 ルハニルー −10バルー −
口1ルー −口直ゝ 前記に得た、N−エタンスルホニル−し−イソロイシル
−し−プロリル−し−プロリンベンジルニス芋ル 、4
7g (2,90mmol)をメタノール501に溶解
し、触媒として5%パラジウム炭素0.5gを加え、4
時間水素を通じた。触媒を濾別後、溶媒を減圧下に留去
してN−エタンスルホニル−し−イソロイシル−L−プ
ロリル−し−プロリンを得た。
収量、08g (2,59mmol) 、収率89%。
TLC[酢酸エチル:メタノール:酢酸:水=10: 
10: 1 : 1 ;モリブデン溶液噴霧後加熱コR
f =0.59 N−エタンスルホニル−し−イソロイシル−し−プロリ
ル−し−プロリン 、08g (2,59mwol)お
よび炭酸水素ナトリウム0.218g (2,59mm
ol)に水401を加え中和した後そのまま凍結乾燥を
行ないN−二タンスルホニルーL−イソロイシルーL−
プロリルーL−プロリンナトリウム塩を得た。収量、1
4g  (2,59mmol) 、収率100%。
TLC[n−ブタノール:酢酸:ピリジン:水=4:1
:1:2:モリブデン溶液噴霧後加熱]Rf =0.6
7 NMRスペクトル [重水、TSP内部標準、δ/pp
m1 0.95〜、20 (m、9)1)  、33 (t、
:HI)、50〜2.55 (m、8H)  3.02
 (q、2H)3.45〜4.37 (m、7H)質量
ス ペクトル [FABモード]M+H =462 入1 (a) N−工 ゛ ルハニルー −エニルーニルー 
−口1ルー −口1ゝべゝ・ゝ゛ルエス」−止 L−フェニルアラニル−し−プロリル−し−プロリンベ
ンジルエステル塩酸塩3.89g (8,OOmmol
)、エタンスルホニルクロライド 、13g (8,8
0mmof)およびN−メチルモルフォリン 、62g
 (16,0mno l )を用い実施例1 (a)に
示した方法と同様の反応および抽出操作を行ないN−エ
タンスルホニル−し−フェニルアラニル−L−プロリル
−し−プロリンベンジルエステルを得た。収j12.1
6g(4,7’8mmol) 、収$60%。
TLC[クロロホルム:メタノール=5:1;モリブデ
ン溶液噴落後加熱] Rf  =0.67 N−エタンスルホニル−し−フェニルアラニル−L−プ
ロリル−し−プロリンベンジルエステル2.16g (
4,78mmol)および5%パラジウム炭素0゜5g
を用い実施例1(b)に示した方法と同様の操作を行な
いN−エタンスルホニル−し−フェニルアラニル−し−
プロリル−L−プロリンを得た。
収@3.23g  (7,49mmol) 、収率95
%。
TLCC酢酸エチル:メタノール:酢酸:水=10: 
to: 1 : 1 ;モリブデン溶液噴霧後加熱]R
f =O,?8 NMRスペクトル [重水、TSP内部標準、δ/ p
pmコ 0.95〜、40 (a+、3H)  2.01) 〜
2.60 (m、8H)2.75〜3.98(m、9H
)  6.41’(bs、IH)  −7,05〜7.
33 (m、6H)質 量スペクトル [FABモード]M  + H= 454 (a)   −工 ゝ  レバニル−電・′ル− −口
iルー −ロτンベ゛パルエ −ル グリシルーL−プロリル−L−プロリンベンジルエステ
ル塩酸塩、19g(3,QQma+ol) 、エタンス
ルホニルクロライド0.386g (3,001101
01)およびトリエチルアミン0.607g (6,O
Ommol)を用い反応を0℃で行なった以外は実施例
1(a)に示した方法と同様の操作を行ないN−エタン
スルホニル−グリシル−し−プロリル−し−プロリンベ
ンジルエステルを得た。収fl 、08g  (2,3
9mmol) 、収率80%。
TLC[クロロホルム:メタノール=9:l;モリブデ
ン溶液噴爾後加熱コ Rf=0.57 N−エタンスルホニル−グリシル−し−プロリル−し−
プロリンベンジルエステル 、08g (2,39mn
+o l )および5%パラジウム炭素0.5gを用い
実施例1 (b)に示した方法と同様の操作を行ないN
−エタンスルホニル−グリシル−し−プロリル−し−プ
ロリンを得た。収jlQ、691g (1,91m+I
Iol)、収率80%。
TLC[酢酸エチル:メタノール:酢酸:水=10: 
10: 1 : 1 ;モリブデン溶液噴霧後加熱]R
f =0.56 NMRスペクトル [Mクロロホルム、TMSRai!
!、&/ppm1 、25〜、50(m、3H)  、70− 2.60(
m、81()3.02 (q、2H)     3,3
0〜3.80 (m、4N)3.83 (bs、2H)
    ’4.30〜4.75 (Ill、3H)5.
51 (bs、IH) M量スペクトル [:FABモートコ M + H= 384 菜m例4 N−工 ゛ ルノ1ニル−し−ルダミノルー
 −口Iルー −口11 (a)   −工 1 ルハニレー −べゝ・′°ルー
γ−ベンジルーL−グルタミルーL−プロリルーL−プ
ロリンペンジノ(エステル塩酸塩、l1g(2,OOm
mol) 、エタンスルホニルクロライド0.257g
 (2,OOmmol)およびトリエチルアミン0.4
04g(4,OOfflmol)を用い実施例3(a)
に示した方法と同様の操作を行ないN−エタンスルホニ
ル−γ−ベンジルーL−グルタミルーL−プロリルーL
−プロリンベンジルエステルを得た。収量0.964g
(1,57ma+ol) 、収率79%。
TLC[クロロホルム:メタノール=5=l;モリブデ
ン溶液噴霧後加熱] Rf  =0.62 (b)   −工 ゛ ル昌ニル−−し ミル−し−口
Iルー −ロビ N−エタンスルホニル−γ−L−グルタミル−L−プロ
リルーL−プロリンベンジルエステル0゜964g (
1,57mmol)および5%パラジウム炭素0.58
を用い実施例1 (b)に示した方法と同様の操作を行
ないN−エタンスルホニル−し−グルタミル−L−プロ
リル−し−プロリンを得た。収410.644g (1
,23m+wol) 、収率78%。
TLC[酢酸エチル:メタノール:酢酸:水=10: 
to: 1 : l ;モリブデン−溶液噴霧後加熱]
Rf  =0.59 NMRスペクトル [重クロロホルム、T M S内部
揉準、δ/ρpm ] 、25〜、55 (m、3H)  2.00〜2.65
 (m、+2H)2.88 (q、2)1)     
3.50〜3.95 (m、4H)4.90〜5.25
(m、31()  6.10(d、IH)質量スペクト
ル [F、へBモートコM+ H=434 実施例5  α−工 ゛ ル1、ニル−−ル゛ニレ−−
口1 レー −口1′ (a)  Nα−工 ゛ レバニル−タ一二 口’  
NE−ニトロ−し−アルギニル−L−70リル−L−プ
ロリンベンジルエステル塩酸塩2. tsg(5,OO
mmol) 、−二タンスルホニルクロライド0.64
0g (5,OOmmol)およびトリエチルアミン 
、Olg(10,0mmol)を用い実施6す3(a)
に示した方法と同様の操作を行ないNα−エタンスルホ
ニル−Ng−ニトロ−し−アルギニル−し−プロリル−
し−プロリンベンジルエステルを得た。収ff1、73
g  (3,51mmol) 、収率70%。
TLCC酢酸エチル:メタノール:酢酸:水=lO: 
to: 1 : 1 ;モリブデン溶液噴霧後加熱コR
f  =0.83 (b)  Nα−工 ゛ ル、−二ルー −ル゛ニル−
−口1ルー −口1′ Nα−エタンスルホニル−N’−二トローL−アルギニ
ル−L−プロリルーL−プロリンベンジルエステル、7
3g  (3,51mmol)および10%パラジウム
炭素2.0gを用い10時間反応させた以外は実施例1
 (b)に示した方法と同様の操作を行ない、Nα−エ
タンスルホニル−し−フルギニルーL−プロリル−L−
プロリンを得た。収量、Olg(2゜52mmol) 
、収率72%。
TLC[n−ブタノール:酢酸:ピリジン:水=4:1
:1:2;ニンヒドリン噴霧後加熱]Rf =0.49 NMRスペクトル [重水、TSP内部概準、δ/pp
a+1 、20〜、45 (m、3)1)  、50〜2.70
 (m、12H)2.90 (q、2H)     3
.10〜4.65 (m、9)1)質量スペクトル [
FABモード]M +  H= 461 実施例6 −工 ゛ ルハニルー −セ電ルー−口1ル
ーL−口1゛  1 ム L−セリル−L−プロリルーL−プロリンベンジルエス
テル塩酸塩3.41g  (8,OOmmol) 、エ
タンスルホニルクロライド、03g  (8,OOmm
ol)およびトリエチルアミン 、624 (16,0
mnol) t−用い実施例1(a)に示した方法と同
様の操作を行ないN−エタンスルホニル−し−セリル−
し−プロリル−L−プロリンベンジルエステルを得た。
収量1゜71g  (3,55mmol) 、収率44
%。
TLCCクロロホルム:メタノール=9:1;モリブデ
ン溶液噴霧後加熱] Rf =0.44 (b)  N−工 ゛  し1、ニル−−1ルー−口I
 し−−01+ N−エタンスルホニル−し−セリル−し−プロリル−し
−プロリンベンジルエステル、71g(3゜55mmo
 l )および5%パラジウム炭素0.5gを用い実施
例1(b)に示した方法と同様の操作を行ないN−エタ
ンスルホニル−し−セリル−L−プロリル−し−プロリ
ンを得た。収t、22g  (3,12mmol)、収
率88%。
TLC[酢酸二チル:メタノール:酢酸:水=10: 
IQ: 1 : 1 ;モリブデン溶液噴霧後加熱コR
f =0.51 N−エタンスルホニル−し−セリル−し−プロリル−し
−プロリン、22g (3,12mmol)および炭酸
水素ナトリウム0.262g (3,12mmol)に
水401を加え中和した後そのまま凍結乾燥を行ないN
−エタンスルホニル−し−セリル−し−プロリル−L−
プロリンナトリウム塩を得た。収量、11’g  (2
,68慣a+ol) 、収率86%。
TLC[n−ブタノール:酢酸:ピリジン:水=4:1
:1:2:モリブデン溶液噴霧後加熱]Rf =0.4
5 N M Rスペクトル [重水、TSP内部標準、δ/
ppm] 、30 (m、3H)     、74〜2.65 (
m、8)1)3.23 (q、2)1)     3.
48〜4.00 (m、4H)3.67 (d、2H)
     4.15〜4.85 (m、3H)質量スペ
クトル [FABモートコM+ H=414 ル− −ロ富ル− −口1ゝ  I+″ムなL−メチオ
ニル−L−プロリル−し−プロリン・\ンジルエステル
塩酸塩3.76g  (8,OOmmol) 、エタン
スルホニルクロライド、03g  (8,0OL!1m
ol)およびトリエチルアミン 、62g (16,0
mmol)を用い実施例1(a)に示した方法と同様の
操作を行ないN−エタンスルホニル−し−メチオニル−
L−ブロリルーL−プロリンベンジルエステルを得た。
収j13.51g  (6,25mmol) 、収率7
8%。
TLC[クロロホルム:メタノール=9:1;モリブデ
ン溶液噴霧後加熱J Rf =0.76 N−エタンスルホニル−し−メチオニル−し−プロリル
−し−プロリンベンジルエステル3.51g(6,25
慣a+ol)に、1規定水酸化ナトリウム水溶液7.5
1およびメタノール51を加え40℃で10時間反応を
行なった。溶媒を減圧下で留去した後、水5offlI
を加え酢酸エチル501て3回洗浄した。1規定塩酸で
水層のpHを2に調整した後、水を減圧下で留去し、残
渣に塩化メチレン 100m1を加えて不溶物を濾別し
た。有taNを無水TJR酸ナトナトリ1ク乾燥し、溶
媒を減圧下で留去してN−エタンスルホニル−し−メチ
オニル−L−プロリル−L−プロリンを得た。収量、9
9g  (4,57mmol) 、収率73%。
TLC[クロロホルム:メタノール=9:1−;モリブ
デン溶液噴霧後加熱] Rf =0.58 N−エタンスルホニル−し−メチオニル−し−プロリル
−し−プロリン、99g (4,57mmol)および
炭酸水素ナトリウム0.383g (4,57I1mo
l)に水401を加え中和した後そのまま凍結乾燥を行
ないN−エタンスルホニル−し−メチオニル−し−プロ
リル−L−プロリンナトリウム塩を得た。収1i2.0
6g  (4,50m1ol) 、収率99%。
TLC[n−ブタノール:酢酸:ビリジン:水=4:1
:1:2;モリブデン溶液噴霧後加熱コRf  =0.
6O NMRスペクトル [重水、TSP内部標準、δ/pp
m] 、30 (t、3H)     、75〜2.51 (
m、toll )2.11 (S、:IH)     
2=70 (t、2)1)3.15 (q、28)  
   3.38〜4.81 (m、711)質量スペク
トル [:FABモートコM+ H=458 −− 〇Iし−−口1′  1 ム L−アラニルーL−プロリルーL〜プロリンベンジルエ
ステル塩酸塩4.09g  (10,Ommol) 、
エタンスルホニルクロライド、29g  (10,Om
mol)およびトリエチルアミン2.02g (20,
0nuaol)を用い実施例3(a)に示した方法と同
様の操作を行ないN−エタンスルホニル−し−7ラニル
ーL−プロリルーL−プロリンベンジルエステルを得た
。収ff13.85g  (8,27mmol) 、収
率83%。
TLC[酢酸二チル:メタノール=1:1;ヨートコ Rf =0.36 N−エタンスルホニル−し−アラニル−し−プロリル−
L−プロリンベンジルエステル2.00g(4,29f
fimo l )および5%パラジウム炭素0.5gを
用い実奄例3(b)に示した方法と同様の操作を行ない
N−エタンスルホニル−し−アラニル−し−プロリル−
L−プロリンを得た。収j1、17g  (3゜12m
mol) 、収率73%。
TLC[酢酸エチル:メタノール=1 : 1 ;ヨー
ド] Rf =0.36 NMRスペクトル [Mクロロホルム、T M S内部
標準、δ/ppm] 、20−、57 (m、SH)  、80〜2.45 
(w、8)1)2.92 (q、2H)      3
..36〜3.95 (m、4H)4.24〜4.75
 (m、3H)  5.72 (d、IH)8.28 
(S、IH) 質量スペクトル [F 、A、 BモートコM + H
= 376 L−アラニル−L−プロリル−し−プロリン■。
418(5,OOmmol)および炭酸水素ナトリウム
、68g、を水10+alに溶解した後、エーテル10
m1を加え室温で攪拌しながら、ベンゼンスルホニルク
ロライド0.883g (5,00+nmol)を加え
5時間反応を行なった。酢酸エチル501で3回洗浄し
た後l規定塩酸で水層のpHを2に調整し、酢酸エチル
SOm Iで3回抽出し有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。
溶媒を減圧下で留去して得られた油状残渣を塩化メチレ
ン、石油エーテルで結晶1ヒした。結晶を濾別し、減圧
下で乾燥してN−ベンゼンスルホニル−し−アラニル−
し−プロリル−し−プロリンを得た。収量、35g  
(3,19+n+nol) 、収率64%。
TLC[酢酸エテル:メタノール:酢酸:水=lO: 
10: 1 : 1 ;モリブデン溶液噴霧後加熱]R
f =0.85 N M Rスペクトル [重クロロホルム、TMS内部
標準、δ/ppm1 0.80〜、40 (m、:Hl)  、74)〜2.
30 (m、8H)3.27〜3.3’O(m、’4H
)   3.90”−4,50(m、3)1)6.23
 (d、IN)     ?’、15〜?、50 (m
、3)1)7.55〜7.98 (m、2H)質量 スペクトル [FABモートコMa 1(=424 実m例io   −べ゛ノパル ルハニルー −−ニル
−−口1 レー −口Iゝ −し ニゝ(a)N−ヘン
パル ル2、ニル−−−ニル−L−7ラニルーL−プロ
リルーL−プロリン3゜00g  (lo、6mmol
)を1規定水酸化ナトリウム水溶液2+、2n+1 (
21,2a+mol)に溶解し、水冷下、攪拌しながら
、ベンジルスルホニルクロライド2.02g(10,6
mmol)をエーテル10m1に溶解した溶液を15分
で滴下した0反応液をさらに室温で3時間攪拌後、エー
テル層を分離し、水層をさらにエーテル10m1で洗浄
した。水層に酢酸エチル201を加え、攪拌しなから6
規定塩酸で溶液のpHを1に調整した。酢酸エチル層を
分離し、水層をさらに酢酸エチル201で抽出した。有
機J”10%食塩水20m lで洗浄後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去して得られた油
状残渣をエーテルで結晶化した。v1晶を濾別し、減圧
下で乾燥してN −ベンジルスルホニル−し−アラニル
−し−プロリル−し−プロリンを得た。収Jl 、41
g  (3,22mwol)、収率30%。
TLC[酢酸エチル:メタノール=1:1;ヨード] Rf =0.52 N M Rスペクトル [這クロロホルム、TMS内部
標準、δ/ppm1 、21 (d、]I)     、70〜2.45 (
m、8H)2.98〜3.90 (m、4H)  4.
17 (s、2H)4.22〜4.75 (屯、3H)
  5.63 (d、IH)7.28 (s、5H) 
    9.00 (s、IH)質量スペクトル [F
ABモード]M+ H=438 N−ベンジルスルホニル−し−アラニル−し−プロリル
−し−プロリン、00g  (2,29mmol)とL
−フルギニン0.339g (2,29mmol)を水
501に加え、室温で1時間攪拌溶解した。溶液を濾過
後、濾液を凍結乾燥してN−ベンジルスルホニル−し−
アラニル−し−プロリル−し−プロリンL−アルギニン
塩を得た。収量、30g  (2,19a+mol) 
、収率96%。
一ト刃−グコL塩 L−アラニル−し−プロリル−し−プロリン1゜41g
  (5,OOIImol) 、炭酸水素ナトリウム、
68gおよびp−フルオロベンゼンスルホニルクロライ
ド0.973g (5,OOm+nol)を用い実施例
9に示した反応と同様の操作を行ないl規定塩酸で水層
のpHを2に調整した。続いて水を減圧下で留去し、残
渣に塩化メチレン 1001を加えて不溶物を濾別した
有機層を無水Tm酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下
て留去してN−p−フルオロベンゼンスルホニル−し−
アラニル−し−プロリル−し−プロリンを得た。収fi
、47g  (3,32mmol) 、収率66%。
TLC[酢酸エチル:メタノール=l:1;ヨード〕 Rf =0.55 N−p−フルオロベンゼンスルホニル−し−アラニル−
L−プロリル−し−プロリン 、47g (3,32m
mol)および炭酸水素ナトリウム0.27?g (3
,32a+of)に水40m1を加え中和した後そのま
ま凍結乾燥を行ないN −p−フルオロベンゼンスルホ
ニル−し−アラニル−し−10リルーL−プロリンナト
リウム塩を得た。収量、5、g  (3,25mmol
) 、収率98%。
TLCEn−ブタノール:酢酸:ビリジン:水=4:1
:1:2;モリブデン溶液噴霧後加熱]Rf  =0.
72 NMRスペクトル [重水、TSP内部標準、δ/pp
m1 、19  (t、3H)            、5
5〜2.45  (m、8)1)3.35〜3.70(
m、4H)  3.90〜4.55(m、3)1)7.
18〜7.37 (m、2H)  7.65〜7.96
 (m、2H)質量スペクトル [FABモード]M+ H=464 L羞 L−プロリル−し−プロリル−し−プロリンベンジルエ
ステル塩酸塩、20g  (2,75mmol) 、2
−メシチレンスルホニルクロライド0.601g(2,
75mmof)およびトリエチルアミン0.557g 
(5,51mmol)を用い実施例2(a)に示した方
法と同様の操作を行ないN−2−メシチレンスルホニル
−L−プロリル−し−プロリル−し−プロリンベンジル
エステルを得た。収ff10.901g (1,55m
mol) 、収率56%。
TL’C[酢酸エチル;モリブデン溶液噴霧後加熱] Re  =0.5O N−2−メシチレンスルホニル−し−プロリル−し−プ
ロリル−し−プロリンベンジルエステル0.901g 
(1,55mmol)および5%パラジウム炭素0゜5
gを用い実施例1(b)に示した方法と同様の操作を行
ないN−2−メシチレンスルホニル−L−プロリル−し
−プロリル−し−プロリンを得た。
収ff10.630g (1,28mmol) 、収率
83%。
TLC[酢酸エチル:メタノール:酢酸:水=10: 
to: 1 : 1 ;モリブデン溶液噴霧後加熱コR
f =0.85 N−2−メシチレンスルホニルJ−L−ブaリルーL−
プロリル−し−プロリン0.630g (1,28mm
ol)および炭酸水素ナトリウム0.107g (1,
28mmol)に水401を加え中和した後そのまま凍
結乾燥を行ないN−2−メシチレンスルホニルーL−プ
ロリルーL−プロリルーL−プロリンナトリウム塩を得
た。収to、842g (1,25mmol) 、収率
98%。
TLC[n−ブタノール:酢酸:ビリジン:水:4:1
:1:2;モリブデン溶液噴霧後加熱コRf =0.5
5 NMRスペクトル C重水、TSP内部標準、δ/pp
m] 、80〜2.40(m、12H)  2.20(s、3
H)2.48 (s、OH)      3.22〜3
.68 (m、6H)3.85〜4−50 (m、6H
)    Q−86(s、2H)質量スペクトル [F
ABモード]M +H=514 実施例13  前記に従って製造したアミノ酸誘導体に
ついて降圧活性を測定した。
供試動物として、充分1順化fli育し盃血圧が確認サ
レrイル5HR(自然発症高狐圧ラット)(雄性体重4
00〜440g)を5匹使用した。
血圧測定装置として、米国サルコ社製「プログラムドエ
レクトロスフィグモマノメーター、ビーイー300J 
 (Narco (o、  ”Prcpgramn+e
d Electro Sphygmomanomete
r PE−300” ) @使用し、非観血的に血圧を
測定した。
試料(0・05 lIImol/J)の水面液を経口ゾ
ンデにて胃内に1回強制投与した。′対照として同じ動
物に脱イオン水を投与した。
結果は次表に示した。
以上の結果から、前記アミノ酸誘導体が降圧活性を有し
、降圧剤として使用できることが理解される。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアミノ酸誘導体。式中、 R^1は、置換基を有し、または有しないアルキル基、
    アラルキル基またはアリール基を、 R^2は、水素原子、あるいは置換基を有し、または有
    しないアルキル基、アラルキル基またはアリール基を、 R^3は、水素原子、あるいは置換基を有し、または有
    しないアルキル基、アラルキル基またはアリール基を、 R^4は、水素原子、あるいは置換基を有し、または有
    しないアルキル基、アラルキル基またはアリール基を、 R^6は、水酸基、アミノ基、ヒドロキシアミノ基、置
    換基を有し、または有しないアルキルオキシ基、アラル
    キルオキシ基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基、
    アラルキルアミノ基、アリールアミノ基、アルキルオキ
    シアミノ基、アラルキルオキシアミノ基、アリールオキ
    シアミノ基、アシルアミノ基またはスルホニルアミノ基
    をそれぞれ表わす。 R^2とR^3は、一緒になって結合して、アルキレン
    橋または1〜数個の酸素、硫黄、あるいは窒素原子を有
    するアルキレン橋、および、これらのアルキレン橋にお
    いて置換基を有するアルキレン橋を形成し得、 R^3とR^4についても同様のアルキレン橋を形成し
    得る。
  2. (2)構成アミノ酸の少なくとも一つがL−体である特
    許請求の範囲第1項記載のアミノ酸誘導体。
  3. (3)塩の形態にある特許請求の範囲第1項乃至第2項
    の何れか記載のアミノ酸誘導体。
  4. (4)一般式中、R^1が置換基を有し、または有しな
    い炭素数1〜6の低級アルキル基、炭素数6〜12のア
    ラルキル基又は炭素数6〜12のアリール基であり、 R^2が水素原子、あるいは置換基を有し、または有し
    ない炭素数1〜6の低級アルキル基、炭素数6〜12の
    アラルキル基又は炭素数6〜12のアリール基であり、 R^3が水素原子、あるいは置換基を有し、または有し
    ない炭素数1〜6の低級アルキル基、炭素数6〜12の
    アラルキル基又は炭素数6〜12のアリール基であり、 R^4が水素原子、あるいは置換基を有し、または有し
    ない炭素数1〜6の低級アルキル基、炭素数6〜12の
    アラルキル基又は炭素数6〜12のアリール基である特
    許請求の範囲第1項記載のアミノ酸誘導体。
  5. (5)R^3を表わすアルキル基、アラルキル基あるい
    はアリール基が置換基を有する場合の置換基が、水酸基
    、カルボキシル基、カルバモイル基、アミノ基、グアニ
    ジノ基、イミダゾリル基、インドリル基、メルカプト基
    および低級アルキルチオ基よりなる群より選択された有
    機基である特許請求の範囲第1項記載のアミノ酸誘導体
  6. (6)R^2とR^3において置換基を有するアルキレ
    ン基を形成する場合の置換基が、水酸基、低級アルコキ
    シ基、低級アルキル基、オキソ基、縮合アリール基、縮
    合脂環基よりなる群より選択された有機基である特許請
    求の範囲第1項記載のアミノ酸誘導体。
  7. (7)R^1がメチル基、フルオロメチル基、クロロメ
    チル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、トリフルオ
    ロメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
    基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
    t−ブチル基、フェニル基、ナフチル基、アントリル基
    、トリル基、タンチル基、ビフェニル基、ベンジル基、
    フェネチル基、フェニルプロピル基、ヒドロキシフェニ
    ル基、ヒドロキシベンジル基、カルボキシフェニル基、
    カルボキシベンジル基、アミノフェニル基、アミノベン
    ジル基、ニトロフェニル基、ニトロベンジル基、フルオ
    ロフェニル基、フルオロベンジル基、ペンタフルオロフ
    ェニル基、クロロフェニル基、クロロベンジル基、ブロ
    モフェニル基、ブロモベンジル基、ヨードフェニル基、
    ヨードベンジル基、アセトアミドフェニル基、ベンジロ
    キシベンジル基、メルカプトフェニル基、メルカプトベ
    ンジル基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、
    カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルバモイ
    ルメチル基、カルバモイルエチル基、アミノエチル基、
    アミノプロピル基、アミノブチル基、グアニジノプロピ
    ル基、イミダゾリルメチル基、インドリルメチル基、メ
    ルカプトメチル基、メルカプトエチル基、ベンジルチオ
    メチル基、メチルチオエチル基、およびジメチルスルホ
    ニオエチル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シ
    クロペンチル基、シクロヘキシル基、よりなる群より選
    択された有機基を、 R^2が水素原子および炭素数1〜5の低級アルキル基
    を、 R^3が水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル
    基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s
    ec−ブチル基、t−ブチル基、フェニル基、ベンジル
    基、ヒドロキシベンジル基、アミノベンジル基、ニトロ
    ベンジル基、クロロベンジル基、ブロモベンジル基、ヨ
    ードベンジル基、ベンジロキシベンジル基、ヒドロキシ
    メチル基、ヒドロキシエチル基、カルボキシメチル基、
    カルボキシエチル基、カルバモイルメチル基、カルバモ
    イルエチル基、アミノプロピル基、アミノブチル基、グ
    アニジノプロピル基、イミダゾリルメチル基、インドリ
    ルメチル基、メルカプトメチル基、メルカプトエチル基
    、ベンジルチオメチル基、メチルチオエチル基、および
    ジメチルスルホニオエチル基、よりなる群より選択され
    た有機基を、R^4が水素原子を、それぞれ表わすもの
    である特許請求の範囲第1項記載のアミノ酸誘導体。
  8. (8)R^2とR^3が一緒になって結合する場合、結
    合した構造が次のいずれかを表わすことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のアミノ酸誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼
  9. (9)構成アミノ酸がすべてL−体である特許請求の範
    囲第1項記載のアミノ酸誘導体。
  10. (10)塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩
    、カルシウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩、ジシク
    ロヘキシルアミン塩、N−メチル−D−グルカミン塩、
    プロカイン塩、ピリミジン塩および塩基性アミノ酸塩よ
    りなる群より選択された塩である特許請求の範囲第3項
    記載のアミノ酸誘導体。
  11. (11)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアミノ酸誘導体を含有する降圧剤。式中、 R^1は、置換基を有し、または有しないアルキル基、
    アラルキル基またはアリール基を、 R^2は、水素原子、あるいは置換基を有し、または有
    しないアルキル基、アラルキル基またはアリール基を、 R^3は、水素原子、あるいは置換基を有し、または有
    しないアルキル基、アラルキル基またはアリール基を、 R^4は、水素原子、あるいは置換基を有し、または有
    しないアルキル基、アラルキル基またはアリール基を、 R^5は、水酸基、アミノ基、ヒドロキシアミノ基、置
    換基を有し、または有しないアルキルオキシ基、アラル
    キルオキシ基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基、
    アラルキルアミノ基、アリールアミノ基、アルキルオキ
    シアミノ基、アラルキルオキシアミノ基、アリールオキ
    シアミノ基、アシルアミノ基またはスルホニルアミノ基
    をそれぞれ表わす。 R^2とR^3は、一緒になって結合して、アルキレン
    橋または1〜数個の酸素、硫黄、あるいは窒素原子を有
    するアルキレン橋、および、これらのアルキレン橋にお
    いて置換基を有するアルキレン橋を形成し得、R^3と
    R^4についても同様のアルキレン橋を形成し得る。
  12. (12)構成アミノ酸の少なくとも一つがL−体である
    特許請求の範囲第11項記載の降圧剤。
  13. (13)アミノ酸誘導体が医薬的に許容し得る塩の形態
    にある特許請求の範囲第11項乃至第12項の何れか記
    載の降圧剤。
  14. (14)アミノ酸誘導体を利尿剤とともに含有する特許
    請求の範囲第11項乃至第13項の何れか記載の降圧剤
JP60211729A 1985-09-25 1985-09-25 アミノ酸誘導体およびこれを含有する降圧剤 Pending JPS6272698A (ja)

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