JPS6271862A - 抗体または免疫学的活性物質を可逆的に固定するように変性されたタンパク質担体、および抗原または類似物の定量および精製に対するその応用 - Google Patents

抗体または免疫学的活性物質を可逆的に固定するように変性されたタンパク質担体、および抗原または類似物の定量および精製に対するその応用

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JPS6271862A
JPS6271862A JP61205013A JP20501386A JPS6271862A JP S6271862 A JPS6271862 A JP S6271862A JP 61205013 A JP61205013 A JP 61205013A JP 20501386 A JP20501386 A JP 20501386A JP S6271862 A JPS6271862 A JP S6271862A
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antibody
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membrane
enzyme
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JP61205013A
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ジャン、−ルイ、ボワテュー
ダニエル、トマ
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Institut National de la Sante et de la Recherche Medicale INSERM
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Centre National de la Recherche Scientifique CNRS
Institut National de la Sante et de la Recherche Medicale INSERM
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、酵素で標識された抗体または免疫学的に活性
の物質を可逆的に固定するように変性されたタンパク質
担体に関り゛るものである。また本発明は、これらの担
体の種々の用途、特に抗原、ハプテン、または一般的に
生物学的液中の免疫学的に活性の物質の定量および精製
に対する応用に関するものである。
(従来技術と問題点) 周知のように生物学的液中に低濃度で存在する物質の各
数四定漬は多年にわたって放射線免疫学的方法によって
実施されている。免疫学的に活性の物質の定量のために
放射線同位元素を使用する方法は実際に最も信頼性のあ
る方法とみなされているが、種々の欠点を有する。特に
、精度が低く、また得られた結果の再現性に欠番プる。
その上、放射線同位元素は高価であり、その使用には種
々の投与上の拘束があるので、最近になって研究者は酵
素の触媒活性を利用する他の宙吊法を研究するようにな
った。
これらの生物学的マクロ分子の触媒活性は実際にに<知
られており、この活性の特異性は広い事もあるが、多く
の場合に狭い。また、遊tmM索によるある種の物質の
定量は以前から使用されている。例えば、グルコースを
グルコースオキシダーピによって定吊し、これがグルコ
ースをグルタミン酸と過酸化水素とに変換1ノ、この過
酸化水素が比の51分析用の着色剤を醸化する。同様に
、グルタミン酸はグルタミン耐デカルボキシラーゼによ
って定量され、これが炭酸ガスを発生し、これが公知の
手段によって検出される。
しかしさらに最近の技術は、免疫学的分析プロセスにお
いて介入する分子の標識下段として酵素活性を使用して
おり、抗原または抗体を放射線同位元素によってではな
く、グルコース オキシダーピなどの酵素によって標識
し、この酵素の活性を比色側によって容易に定量する事
ができる。この酵素−免疫学と呼ばれる技術は大きな関
心を呼び起こしたが、処理される生物学的媒質の中に存
在するある種の化合物によって、使用される酵素の比色
計媒質との直接的接触を含まない物理−化学的技術を考
点せざるをえなくなった。
従って、人口タンパク質膜上に、M索によ−)でa識さ
れ−た、特定の抗原の特異性抗体を固定し、このように
変性された膜の酵素活性を、研究される生物学的液の抗
1tji濃度と関連づける方法が提案されている(S、
L、ボアシラー、G、デスタ、D、  トマ、“臨床分
析における生物学的キヤツチVうの発展”、Ann、 
Biol、 clin、、  1985.43゜183
−191参照)。グルコース電極とpo2電極とを組合
わu1βグルコースの特異性酵素、グルコース オキシ
ダーゼを含浸したポリプロティンフィルムから出発して
、pO2電極またはクラーク電極まl−はで−の他の任
意の電気化学的キャブヂャラ(H202電極または特異
性電極または若干の−<オン)を含む酊索−免疫学的電
極を作成し、その9部に人[1タンパク質膜を固着し、
その膜上に、定量♂れる抗原の特異性抗体または酵素と
連結さp、た抗体を固定した。
言うまでもなく、酵素活性は、特にその活性部(ffに
J3ける三次構造の一体性の保持に関連し、従って酵素
の固定モードは温和なよく制御されたプロセスを必要と
覆る。
従って、そのためには、担体中の介入、吸着またはイオ
ン結合、共有結合または網状化による固定法が考えられ
る。しかしこれらの方法け2、酵素が不可逆的に固定さ
れたタンパク質担体を生じ、従って酵素免疫学的電極を
使用する定量の場合には、各定量レベルにおいて、電極
に連結された酵素活性担体膜を交換する必要がある。こ
のような制約が定石プロセスを複雑化し、定量速度を遅
くして完全自動化を妨げる。
〔発明の目的および効果〕
本発明は、抗体を可逆的に固定する事のできる新規なタ
ンパク質担体を提案し、この111体からなる股に連結
された電極によって1回の定量または一連の定石を実施
した後に抗体が担体から容易に分離され得るようにした
方法によって前記の欠点を解決しようとするものである
また本発明の目的は、このような完全自動化し得る電極
による抗原またはハプテン、ウィルス、抗体またはその
他の免疫学的活性物質の定M方法を提供するにある。
また最後に本発明は、種々の免疫学的活性物質の同一担
体による精製に利用され得るタンパク質担体を提供する
にある。
そのため本発明の目的は、生物学的活性物質を可逆的に
固定するように変性されたタンパク質担体において、前
記担体はその表面に、抗体または生物学的活性物質と可
逆的に結合する事のできる配位子からなる近接可能の部
位を含むようにしたタンパク質担体にある。
タンパク質担体は、電気−酵素型キャプチャラの膜とし
て当業界において使用される型の任意の担体とする事が
できるが、好ましい担体は、十分な機械的強度を与える
事のできるプラスチックまたは類駕物質の膜に付着され
たブタ皮ぜラチンによって構成される。
配位子は例えば、予め還元された免疫グロブリンのチオ
ール基、または免疫グロブリンに連結した物質、例えば
還元型リボヌクレアーゼのチオール基と共に二硫化結合
を成1′事のできるヂA−ルiを有するものとする。
この場合、担体に連結された杭体−抗原複合体の“離脱
1は、例えば、メルカプトエタノールまたictジヂη
トレイトー・ル、または変性された担体の状態を変更す
ることなく二硫化結合を切ることのできるその他の任意
の化合物によって実施される。
また本発明によるタンパク質担体の配位子は、抗体に連
結した第2酊索、例えばβ−ガラクトシダーゼの特異性
阻害剤を成すアミノフェニル チオ βガラクトシド(
ATPG)によって構成される事ができる。
この場合、担体とその上に固定された抗体−抗原複合体
との分離は、抗体に連結した酵素の脱着剤、β−ガラク
トシダーゼの場合には、尿素、ジチオトレイトールまた
はグアニジンを用いて実施される。
抗原または類似物の定石のために本発明の変性担体を使
用するには、それ自体公知の型の2技術が使用される。
すなわち“リー〕!ドイッチ”法および“競争”法が使
用される。
放射線−免疫技術において非常に使用されるいわゆる゛
サンドイッチ”法においては、定量される抗原の特異性
抗体が担体上に固定されており、この担体を定石される
抗原のra液液中浸漬し、洗浄の後、これを例えばグル
コース オキシダーゼによって適当に“標識′”された
対応の抗体と接触さゼる。次に、この担体の股を備えた
クラーク電極またはその伯の電極を用いて、膜のグルコ
ースーオキシグーゼ活性を測定する。a質の抗原濃度は
測定されたグルコース活性に比例している。この定量法
はm1単であって、精製抗原を必要としないので、純粋
状態の抗原の製造と安定化の困難さとその取り扱い中の
危険性を考慮ツればこれは非常に効果的である。
他の方法として、いわゆる“競争”法を使用する事がで
きる。これは、チオール基を含む担体上に予め同定され
た抗体を飽和するために、定量される抗原が酵素によっ
IIa識された精製抗原と競争ざ「らねるのでこのよう
に呼ばれる。従ってこの場合、+jンドイツチ法と同様
に本発明によるtn体膜をクラーク電(〜またはその他
の型の電気化学的キャブチVうに婦えて、標識された抗
原の酵素触媒反応を測定する。例えば゛ノボヌクレアー
ゼの場合には発生される閣素最を測定する。
この方法は業界公知のものであって、特にハプテンの定
量に使用される。このハプテンの抗原性は、その分子が
場合によっては中間化合物を経由して不活性タンパク質
ど結合する事によって得られる。
従ってまた本発明は抗原または類似物の定量−のために
前述の変性担体を利用づろ方法にJ3いで、測定される
抗原の特異性抗体を前記担体の膜上に固定する段階と、
電気化学的キt・ブチ1戸う上にこの膜を装@するII
2階と、前記の膜を定量される抗原の溶液の中に浸漬し
次に酵素によ−)で標識されたこの抗原の特異性抗体の
溶液の中に浸漬する段階と、前記酵素の触媒反応を前記
電極によって測定する段階とを含む方法にある。
また変形として本発明の目的番よ、抗原または類似物の
定量のために前述の変性担体を利用する方法において、
測定される抗原の特異性抗体を前記担体の膜上に固定す
る段階と、電気化学的キャプチャラ、例えばクラーク電
極の上にこの膜を装着する段階と、定量される抗原と酵
素によって標識された抗原との溶液の中に前記の膜を浸
漬する段階と、前記酵素の触媒反応を前記電極によって
測定する段階とを含む方法にある。
前記の再変形において、定量操作〃終了したときに抗原
−抗体対はこの担体に影響しない脱着剤によってタンパ
ク質担体から離脱されなtJればならない。この担体は
再使用されるからである。これに対して、脱着剤が標識
酵素を変性しても差し支えない。これらの酵素は再使用
されないからである。。
前記の2種類の変性担体について出願人の行ったテス1
−の結果、クラーク電極上で使用された膜の脱着剤によ
る再生は後続の各テスト中のその活性に顕著に影響する
ことな(、これは相異なる媒rt聞のために同一のキャ
ブブヤラ(電極士膜)を使用しまた測定ブOセスを完全
に自動化り゛る事ができるという大きな利点を示す。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す二つの実施例について詳細に
説明する。この付図は本発明による定量プロセスにJ3
いて使用される電気−酵素型キャブチpうを丞す。
まず第1実/#:態様について述べれば、この実施態様
においてタンパク質担体は抗体(免疫グ巳プリン)と共
に二硫化結合を形成するチオール基を9有する。
この担体は下記のようにして:lil製される。
pH6,8,9,1モルのリン酸塩緩衝液100Idl
の中で1時間、ブタ皮ゼラチン5グを膨潤させた。使用
されたゼラチンはルスロ(Rousselot )によ
って販舟されているものであって、240プルームのゲ
ル力を有する。これは、10℃±0.1℃で16〜18
時間熟成されたのらに6.67%の濃度のゲルの中に直
径角1/2秒のプランジャを4JIIlI押し込むため
に加えられるg数に対応する(A、ルスロ、Inf、 
Tcch、 、 1973.0.8による)。2 このゲルを5重量%の11瓜で使用する。これにより加
水分解の際にすぐれた粘度が得られる。
この溶液゛を・、ずぐれた溶解度の得られるまで50℃
の温水浴中に配置する。すぐれた機械的安定性を示す膜
を得るように、この溶液1−を35ciの表面積をポリ
プロピレンフィルムの上に忌速にIPt張づる。このフ
ィルムは、ゼラチン薄膜の接着性を改良1−るため、予
めpH6,3,0,01Mのリン酸塩緩衝液中の0.5
9.>硫酸ラウリル溶液をもって処理しである。
次に、乾燥フィルムh;得られるまで周囲空気中で乾燥
した。
そこで、ジアルデヒド、すなわちグルタルアルデヒドを
もってゼラチンフィルムの活性化(いわゆる“なめし”
)4実fIl!iする。
そ17) /コめ、pH5,2,0、01T:)、t(
D ’) ンM塩緩衝液中のグルタルアルデヒド1ψr
%溶液の中に乾燥フィルムを5分間浸漬する。次に魚溜
水τ数回洗浄して余分の不飽和重合体の形、すなわらポ
リグルタルアルデヒドの形に反応して、リジンの2アミ
ン残塁の間に共役結合による安定したアミン結きを生じ
る事が示された(これは、なめし処L11!後の膜の黄
色化を説明する)。ポリグルタルアルデヒドの分子の沿
ったアルデヒド基の分布はこの分子の相対的可撓性に関
連し、結合されるタンパク質とアミン担体との間の11
遍の確率、従つで反応の確率を増大する(平均的ゼラチ
ンは1000残基あたり35アミン残基(リジン)を含
有1゛る)。このポリグルタルアルデヒドの長さは媒質
のpH、グルタルアルデヒドの濃度に依存する。
従ってグルタルアルデヒドによるこのなめし処理の後、
−C/<   および−〇〇〇H塁を有するト1 タンパク質膜が得られる。
膜をチオール化するため、蒸溜水中0.2%Mのシステ
ィン溶液の中にこの膜を浸漬する。チオール化剤として
、Nアセプル ホモシスティンチオラクトン、無水メル
カプト−コハク酸アセチル、メルカプドブプルイミダ−
1−1または5PDP(N  スクシンイミジル)−3
−(2−ビリジルジヂ号)−プルビオナートを使用する
事ができよう。しかし、 好ましいチオール化剤である。
このようにして、二硫化結合を成すに適したOOH −COOH基 と 、  −CH=  N  −CH−
CH2RH基とを有するチオール化膜が得られる。
従って、先に述べたように、予めそれ自体−S I−1
基を右するように処理された抗体をブオール基の上に可
逆的に固定する事ができる。このような基を右する酵素
と結合された抗体、例えばリボヌクレアーゼと結合され
た免疫グロブリン、また・L=’ iW元処理を受けた
抗体が問題となる。
このような還元された共役体を構成ジるためには、例え
ばカド、[ur、J、 Biochem、 、 62.
285.1976によって開発された方法により家つリ
゛ギの免疫グロブリンと共に二硫化結合を成すのに役)
°Lつ。望よしくは、得られたヂオール基の安定性を増
大するため、11!li(のED1’A(エブレンジア
ミンテトう酢酸)を含有する緩衝液を使用する。
このようにして1qられIこチンド−ル化担体を抗原の
定石に使用するため、何区に示す型のp02クラーク電
極の頂部に、この担体から調製された膜を備える。この
電極は、Aa/AaCl型の参照電極に対して負に成極
された白金の非腐蝕性マイクロ電極1を含む。電極1の
本体2の中に配置され、ガスに対して選択性の例えばプ
ロピレンの疎水性膜3によって、被処理II、質から分
離されている。この膜3は電極の頂部に対して当接させ
られ、また酸素に対して非常に微弱な透過係数を有する
電極間の電位差は630mVであり、これは正極におけ
る酸素の還元電流に対応する。この電流は酸素の分圧に
比例している。この測定は25℃で実施され、E)02
の分析器のゼ0位はジヂオニット溶液を、使用して調整
された。
測定を実施するため、チオール化膜を表面積1cdのデ
ィスク状に切11iIJる。これらのディスクを、1時
間還元されたばかりのIQG溶@(免疫グロブリン)の
中に浸漬する(二硫化結合の最大限形成を得るように最
初に非常に長い時間を使用するが、原則としてこの結合
は急速に生じなc)ればならない)。
つぎに、これらのディスクを最大応答を得るように低希
釈+f(1/10)のグルコースオキシダーゼの共役体
50μmと2時間接触させ、丁寧:こ洗浄する。
このディスク4を疎水性膜3の外側面と接触するように
電橋本体2上に配とし、継手5をもつτ組立体を密封す
るa躾によって閉鎖された電極本体の1/3の高ざまで
電解質を))1だし、つぎに電極を導入し、その末端に
測定しル6を密着する。
この測定セル6は、ポンプによって各種の液を循環させ
るための入ロアと出口8とを含む。
まず、リン酸塩緩衝液(pH6,8;0.01M;流f
f11d/分〉を通過させる。信号が安定するのを待ち
、そこで基質(pH6,8,0,01Mのリン酸塩中5
0g/lグルコース)を通過させる。使用された緩衝液
のpHは、グルコースオキシダーゼの最大活性に対応す
る。
酵素の動力学の定常相に達したとき、再び緩衝液を通過
させ、新たに測定を実lIIする事ができる。
還元へ〇/AC?U合体からの模の分離は、メルカブト
エタ、′−ル溶液またはジチA hレイ1〜−ルによっ
て実施される。二硫化結合の裂間破[fFi時間はこれ
らの反応体のfl Iffに依存している。
次に本発明の第2実施態様について説明づる。
この場合、タンパク負担体の配位子は酵素、アミノフェ
ニル チオβ−ガラクトシド(略号、ATPG)からな
り、この酵素は、抗体の結合された第2′M素、β−ガ
ラクトシダーゼの特異性阻害剤を成す。
本発明の前記の第1実施態様と同様に、タンパク負担体
として、ブタ皮ゼラチンを使用する。これは次の二重の
利点を有する。
(1)このゼラチンはATPGの固定に使用され得る官
能基を右する。
ゼラチンはコラーゲンの加水分解誘導体であって、10
00残基に対して35アミン残基と120カルボン酸残
基とを有し、その35%はアミド化されている。
コラーゲンの塩基性加水分解は小割合のアミド官能基し
か含有しないゼラチンを生じる(pHイソエレクトリッ
ク酸)。コラーゲンの酸性加水分解は、アミド官能基の
大部分が保存されるので、コラーゲンのpH;に近しゝ
DI−1iを有するゼラチンを生じる。
下記において使用されるのはこの後者の加水分解である
。事実、後で述べるように2アミン官能基を結合するグ
ルタルアルデヒドによるゼラチンの網状化に際して、こ
の網状化が51Jj率的であるために最大限のアミン官
能基を有する必要がある。
、(2)ぜラヂンは水よりも25倍の酸素を貯蔵する事
ができる。従ってゼラチンは反応に対する酸素タンクの
役割を成づ。これににす、反応媒質の02i11度の変
動に門連する測定上の制約から曲数される。。
タンパク負担体を製造するため、250ブルームの硬度
を有するブタ皮ゼラチン5%を蒸溜水の中で1時間常温
でW8潤させる。
ゼラチンの完全ゲル化まで(1時間)40℃恒温槽の中
に配置した後、1dのゼラチンを35cIIのポリプロ
ピレンフィルム上に展張する。このポリブOピレンフィ
ルムは予め0.5%硫酸ラウリル溶液によって処理され
ている(ゼラチンの良好な接着を可能とする界面活性剤
)。膜の厚さは、その機械的特性を変更しないようにし
て電極の良好な応答を得るように選択される。
次に膜を常温で1時間乾燥さ往、次に乾燥フィルムを得
るまで冷空気で2時間乾燥する。
次にグルタルアルデヒドによる“なめし′°によってゼ
ラチン膜の活性化を実施する。そのlこめ、0、OIM
%DH5,2(1)’)ンM塩vik液中0.5%グル
タルアルデヒド溶液を乾燥膜上に5分間展張Jる。次に
、余分量のグルタルアルデヒドが反応しないように、前
記の膜を蒸溜水で1−分に洗浄する。
グルタルアルデヒドは、ゼラチンのアミン官能幕間の兵
役結合を成して膜の良好な機械的強さを生じると共に、
ATPGの固定に使用されるアルデヒド官能基を作るよ
うに作用する。
次にこの膜を0.1M酢酸中0.1Mクリシルグリシン
溶液をもって1時間、常温て゛処理する。
0.0″iM、pl−15.7のリンM1旧■1液をも
って洗浄する。
次にO,OIM、pH15,7リン酸坦緩街液中の、7
rriMの△1− P Gと、140mMの1−丁ブル
−3(3−ジメチルアミノ′プロピル)カルボジイミド
との混合物をもって、膜を12時間4℃で処理する事に
よりATPGの固定を鶏する。同一のリン酸塩緩衝液を
6って洗浄する。
0.01M、 pH5,7のリン酸i!2緩衝液甲2M
のグリシン溶液をもって膜の残留活性化カルボン酸官能
基を2時間常温で飽和さけ、次に0.1M、pH9のホ
ウ酸緩酌液中0.1Mのホウ水素化ナトリウムによって
膜上に残留Jるアルう−じドを還元する。
このようにして1!:4られた膜を蒸溜水の中にヂツ化
ナトリウムN a N 3 @どの0.02%の抗[2
i Fd+と共に保存する。
担体上に固定されたA T P Gは、抗体に結合され
た第2酵素、β−ガシクトシダーゼの特異性■害シ)を
なし、このよ゛)にして抗体は膜Fに固定され、また定
量されろ抗原とグルコースオキシダーゼによって標識さ
れた抗原をこの抗体と競争的に反応ざ”Jる。
11体上にβ−ガラクトシダーUを固定−ノ′るため、
0.1M、pニー16.8のリン酸塩緩衝液中の70μ
mのβ−カライノ1〜シダーピ(アスペルギルス・Aリ
ビ・シグマ、3 #I9 / mRJ3よび5μ/m9
)を各型の膜I Cl1−1:で1時間培養する。次に
同一の緩衝液で膜を洗浄する。
担体上に固定されたβ−ガラクトシダー1のrilが固
定されたATPGの;(1に比例りる1)を確認づる。
使用されたグルコースオキシダーゼl役体は下記のよう
にして調製される。
グルタルアルデヒドによってグルコースオキシダーゼの
アミン官能基を活性化するため、、25%のグルタルア
ルアヒトを含有する0、1M、pH6,8のリン[a緩
V11液1 mQの中で、10■のグル」−スオキシダ
ーゼ(アスペルギルス・ニガー、シグマ、16μ/η)
を常温で18時間培養する。
ゲル上か過によってグルタルアルデヒドの余分量を除去
する。
活性化されたグルコースオキシダーゼを、2巧の家ウサ
ギ抗体(マイルス)を含有うる0、15MのNaCl溶
液0.5mと2i簡間4℃i”r?を触させる事によっ
て結合反応を実fMちる。グルコースオキシダーゼ上に
存在するアルデヒド官能L1が抗体のアミン官能基と反
応する。
この結合反応は、0.2Mリジン0.5+neを2+I
j (+il 4°Cで加え、グルコースオキシダーゼ
上に;jl餠残存するアルデヒド官能桔を飽和する事に
J、って停止される。
0.1M、 pi16.8のリン酸塩緩衝液をもって平
衡されたセファデックスG200カラ、 (σ録商?A
)上に試料を通過させる事により共役体を精製した。
従って前述のように、ATPGを固定しまたβ−ガラク
トシグーゼを固定した肱を電気化学的−■ャブチャラと
共に、標識された抗原の存在における他の抗原の競争法
による定量のために使用し、電気化学的キpブヂャラは
演費された酸素量の測定によってグルコースオキシダー
ゼの活性を定量する事がでざる。
一連の測定の後に、抗体−抗原対の膜からの離脱は8M
尿素による洗浄によって実膿される。
【図面の簡単な説明】
付図は本発明の方法を実施りるに置の断面図て・ある。 1・・・クラーク電極、2・・・本体、3・・・疎水t
/l膜、4・・・ディスク状膜、5・・・継手、6・・
・測)とセル、7・・・入口、8・・・出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生物学的活性物質を可逆的に固定するように変性さ
    れたタンパク質担体において、前記の担体は、抗体また
    は生物学的活性物質と可逆的に結合する事のできる配位
    子によって構成された近接可能な部位をその表面に有し
    、プラスチックフィルム、または類似物、特にポリプロ
    ピレンフィルムに付着したブタ皮ゼラチンを含むことを
    特徴とする変性タンパク質担体。 2、配位子は、固定される抗体、特に予め還元された免
    疫グロブリンのチオール基、または固定される抗体、特
    に免疫グロブリンと結合された物質のチオール基と共に
    二硫化結合を成す事のできる少なくとも1つのチオール
    基を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項による
    変性タンパク質担体。 3、配位子は、固定される抗体に結合された第2酵素の
    特異性阻害剤を成す酵素を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項による変性タンパク質担体。 4、測定される抗原の特異性抗体を前記担体の膜上に固
    定する段階と、クラーク電極などの電気化学的キャプチ
    ャラをこの膜に装着する段階と、定量される抗原の溶液
    中に、つぎに酵素によって標識されたこの抗原の特異性
    抗体の溶液中に前記膜を浸潰する段階と、前記酵素の触
    媒反応を前記電極によって測定する段階とを含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    による担体を抗原または類似物の定量に使用する方法。 5、測定される抗原の特異性抗体を前記担体の膜上に固
    定する段階と、クラーク電極などの電気化学的キャプチ
    ャラをこの膜に装着する段階と、定量される抗原と酵素
    によって標識された抗原との溶液中に前記膜を浸漬する
    段階と、前記酵素の触媒反応を前記電極によって測定す
    る段階とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第3項のいずれかによる担体を抗原または類似物の
    定量に使用する方法。 6、定量の終了時にタンパク質担体に影響しない脱着剤
    によって、形成された抗原−抗体対をタンパク質担体か
    ら離脱させることを特徴とする特許請求の範囲第4項ま
    たは第5項のいずれかによる方法。 7、前記脱着剤は、二硫化結合を破断する事のできる化
    合物、特にメルカプト−エタノールまたはジチオトレイ
    トールの溶液を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項による担体の特許請求の範囲第6項による利用方法
    。 8、前記の脱着剤は抗体に結合した酵素の脱着剤を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項による担体の特
    許請求の範囲第6項による方法。 9、抗体に結合した酵素がβ−ガラクトシダーゼである
    場合、前記脱着剤は尿素、ジチオトレイトールおよびグ
    アニジンからなるグループから選ばれることを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項による方法。 10、免疫学的活性物質の同一担体による精製のために
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかによるタン
    パク質担体を利用する方法。
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