JPS627172A - 薄膜受光素子の製造装置 - Google Patents

薄膜受光素子の製造装置

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JPS627172A
JPS627172A JP60147442A JP14744285A JPS627172A JP S627172 A JPS627172 A JP S627172A JP 60147442 A JP60147442 A JP 60147442A JP 14744285 A JP14744285 A JP 14744285A JP S627172 A JPS627172 A JP S627172A
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JP
Japan
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substrate
type layer
forming chamber
region
layer
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JP60147442A
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English (en)
Inventor
Shungo Tsuboi
俊吾 坪井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は薄膜受光素子の製造装置に関し、特に非晶質
から成る薄膜受光素子に関する。
【従来の技術1 第6図はPIN型受光受光素子面構造を示し、図におい
て、(1)はガラス基板、(2)は透明電極、(3)は
P層、(0はiJe、(5)は3層、(B)は背面電極
である。かかるPIN型受光受光素子ネルギ帯を示した
ものが第7図で、(7)は価電子帯。
(8)は禁止帯、(3)は伝導帯を示し、禁止帯(8)
にフェルミ準位(10)が存在していることを示してい
る。そして高位のエネルギ準位から受光素子のP層領域
(11)、1層領域(12)及びn層領域(13)と各
層領域が順次低エネルギ準位として存在していることを
示している。さらに各層領域の具体的構成を説明すると
、第6図におけるP層領域(11)としては硼素をドー
ピングした非晶質炭化硅素(以下ra−5in;8」と
記す)、1層領域(12)は不純物の存在しない非晶質
硅素(以下ra−5iJと記す)、n層領域(13)は
燐をドーピングした非晶質硅素(以下ra−Si ;p
Jと記す)として構成されている。 然して、光はP層
領域(11)側から入射するのが一般的で、a−5iC
;Bから成るP層領域(11)にnM層領域13)を形
成−するa−8i;Pを接合したベテロ接合構造にする
ことによって受光素子の受光感度波長幅を広くとること
が可能となって受光変換の効率向上に有効となる。また
、a−9iC;Bの2M領域(11)に禁止帯幅の広い
a−SiCを1層領域(12)として接合することによ
りP層領域(11)での無効な光吸収が減少し、1層領
域(12)での効率の良い光電変換をもたらし、1層領
域(12)の深さ方向に連続的に禁止帯幅を変化させ、
広い波長領域にわたって有効に光吸収をさせることがで
きる。
このようにa−SiC構成からa−Si構成に向って炭
素含有量を連続的に減少させることによって光に対する
感度分布曲線を平坦にすることができる。
これを実現させるために、i層領域(12)のa−Si
に少量の炭素を均一にドーピングした層を有する素子が
報告サレテイル(NIKKEI ELECTRONIC
8111185゜1.14) 。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記報告における素子は、P層領域(1
1)と1層領域(12)間にa−SiCからなる新たな
層を一層介在させた構造となり、そのためにはa−Ji
Gを成膜するための反応室が新たに必要となり、ひいて
はこの反応室に付帯するガス導入、排気系設備なども必
要となって装置として複雑になる。またこの装置におい
ては、i層に炭素を加えて禁止帯幅に勾配をつけようと
する場合、連続的変化は得られず、基−板温度および、
反応ガス分圧によって画一的に決まる特定の禁止帯幅°
をもつ各層が形成され、P層(3)とi層(4)の中間
の禁止帯幅をもったa−9iCが段階的に変化したもの
として得られるに過ぎない。
この発明は、基板にa−SHOから成る層を形成する際
、その基板温度によって炭素と硅素の組成比(以下re
/SiJと記す)が変化する事実、っまりCps iが
第8図に示したように基板温度の低減につれ連続的に減
少し、 a−8iのもつ禁止帯幅に漸近す″る事実に着
目してなされたものである。これによって1層領域(1
2)におけるCps iの連続的な減少によって連続的
に禁止帯幅を変化させて所期の目的を達成しようとする
ものである。なお、第8図に示したデータは5iHa−
CHa−H2−Atガス系でCH4/5iH4(分圧比
)=50.13.58鱈g、高周波電力50誓の時のも
のであり、基板温度300℃における光学的禁止帯幅は
2−8eV 、禁止帯の広がりを表わすEdge%1i
dth Parametsrは3.879 X 10−
5 cm−eVテあり、良好な膜が得られていることが
わかる。
[・問題点を解決するための手段] この発明は、 PIN型受光受光素子造装置における1
層領域の形成室において、この形成室に炭素をドーピン
グするガスを導入するとともに基板・を加熱移送する際
、n層領・域の形成室側に向けて移送4される基板の加
熱温度を逓減制御する加熱制御手段を設けて・構成した
ものである。
「作用」 この発明装置によれば1層領域の2層領域側からn層領
域側に至るつれて、1層領域を構成するa−8iCにお
けるCps iが逓減してa−SiC禁止帯幅が狭小と
なってa−9iの禁止帯幅に漸近したものとして形成さ
れる。
[実施例] 以下第1図ないし第4図に示した実施例に基づいてこの
発明を説明する。第1図、第2図はプラズマ化、学堆積
法(プラズマCvD法)による製造装置の概略を示すも
ので、図において、基板準備室(21)から移送された
基板(S)は、中間室(22)’を経由してP層成膜室
(23)に入り、基板(S)は加熱装置(24)によっ
て加熱した加熱電極(23a)上をi層成膜室−側に向
けて移送される。この間ガス供給室(25)か、ら供給
された混合ガスが熱分解して基板(S)にSiC;Bの
P層(3)として形成される。そして混合ガスとしては
、硅素源としてシランガス(Sins)、炭素源として
メタンガス(CHj)がそれぞれ使用され、価電子制御
用ガスはP型制御用としてジポランガス(B2H6)が
使用される。なお、混合ガスのキャリ5ヤガスとしては
アルゴンガス(Ar)を用いている。P層(3)の形成
された基板(S)は中間室(28)を経てi層成膜室(
27)に入る。
このi層成膜室(27)においてもP層の成膜と同様に
i層が形成されるのであるが、このi層成膜室(27)
における加熱電極(27a)に本発明の励機がある。こ
の加熱電極(2?a)を拡大して示したもの   □が
第2図で、図において、加4j!l電極(:lL7 a
 )の上面には1、基板(S)を、miしたトレイ(T
)を移送する移送機構(40)が配設され、この移送機
構(40)は駆動軸(41)の回転によって駆動するよ
うになっている。またこの移送機構(41)の下面には
基板(S)の移送方向に向けてヒータ群(42)〜(4
B)が順次配設され、さらに各ヒータ群(42)〜(4
8)の温度を熱電対(47)〜(51)によって計測し
、この計測値に基づき各ヒータ群(42)〜(46)を
温度制御するように構成されている。そして各ヒータ群
(42)〜(4B)の電力供給源(52)及び熱電対(
47)〜(51)からの温度検出用線(53)は加熱装
置(24)にそれぞれ接続されて、加熱電極(27a)
の温度1分布を任意に調整制御することができるなって
いる。この加熱電極(27a)による代表的な温度分布
を示したものが第3図で、同図のように加熱電極(27
a)中央部を後述するn層成膜室側より高温に調整され
てる。然して、加熱電極(27a)における温度分布特
性と加熱電極(27a)上を移送するトレイ(T)の移
送速度とを調整することによって基板(S)の加温状態
を決定することができ、ひいてはiN領域(12)とし
てのC/Siの連続的な変化を制御してi層の禁止帯幅
の調整をすることができる。仮に、300℃の温度領域
に入った基板(S)は、プログラムされた所定の移送速
度で加熱電極(2?a)上を移送されることとなり、こ
のとき−i層成膜室(27)に導入する混合ガス系をS
 1H4−CH4−H2−Arから成る4元′混合ガス
とすると、このi層成膜室(27)において禁止帯幅に
勾配をもたせたi−s:I−XcXとして1層領域(1
2)の形成された基板(S)が中間室(28)を経てn
層成膜室(28)に至る。
n層成膜室(29)ではその加熱電極(29a)におい
てn層領域(13)がa−Si;Pとして形成されるが
、このときガス供給装置!!(25)から導入される混
合ガス・は、燐源としてホスフィンガス(PH3)が混
入されたS 1H4−PH3−H2−A「としてのガス
組成を有している。このようにしてnN領域(13)の
形成された基板(S)は次の中間室(30)を経て取出
室(31)においてカートリッジケースに収納されるこ
とになる。
なお、また(32)は高周波電源装置である。
このようにして得られたPIN型受光素子は、1層領域
(12)のC/S iがP層領域(11)からn層領域
  □(13)側に向けて逓減するため、その禁止帯幅
が第4図に示したように制御される。つまり、かかる受
光素子から形成された受光素子パネルは、分光、 感度
特性において、従来のものより短波長領域ての感度が向
上しており、光電変換効率の向上に大きく寄与する。こ
れを具体的に示したものが第5図で、同図は太陽光のス
ペクトル分布(51)、および受光素子パネルの分光感
度特性(52) 、 (53)をそれぞれ示したもので
ある。この図によれば、従来の受光素子の分光感度特性
を示す曲線(52)より本実施例装置によって製造され
た受光素子の分光感度特性を示す曲1iL(53)の方
が短波長領域に優れた特性を有していることが明らかで
ある。
以上本発明による製造装置の基本は、P層領域(11)
、1層領域(12)、nN領域(13)を個別の反応室
によって形成させる3室インライン型製造装置において
、i層成膜室(27)の加熱電極(2?a)の基板(S
)進行方向の温度分布と基板(S)の移送速度によって
、i層成膜室(27)における基板自体の温度履歴を制
御することにより、1層領域(12)の禁止帯幅を第3
図のように連続的に変化させること  □叫ある。
従って、従来の3室連続式製造装置での加熱型  ・極
および制御系を変更するのみで、従来の設備費  □と
殆ど変わらず、しかも既設の製造設備であっても、僅か
な改造費用で本発明装置を実施すること  ゛が可能で
ある。
「発明の効果」 以上この発明装置によれば、PIN型薄膜受光素  □
子における1層領域の禁止帯幅を連続的に変化させたも
のとして製造することができるため、光の短波長領域の
分光感度特性に優れた素子を得ることができ、ひいては
光電変換効率の向上を図るこてかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成  図、第
2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図に示した加
熱電極の温度分布特性の一例を示す図、第4図は本実施
例装置によって製造されたPIN型受光素子のエネルギ
、帯を示す説明図、第5図はこの受光素子の太陽光スペ
クトルの分布を従来の素子と比較して示したグラフ、第
6図は従来のPIN型受光受光素子す拡大断面図、第7
図はこの従来の素子のエネルギ帯を示す第4図相当図、
の関係を示すグラフである。 図において、 (22)はP層成膜室(第1室)、 (24)は加熱装置。 (27〕は1Pjj成膜室(第2室)、(2?a)は加
熱電極(加熱構造体)、(40)は移送機構、    
(42)〜(48)はヒータ群、(47)〜(51)は
熱電対、(52)は電力供給源、(53)は温度検出用
線、 (42)〜(53)は加熱制御手段である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非晶質炭化硅素を主体とするP層を形成する第1室と、
    非晶質硅素から成るi層を形成する第2室とを備えたP
    IN型薄膜受光素子を製造する薄膜受光素子の製造装置
    において、上記第2室における薄膜受光素子の基板の加
    熱構造体に、該加熱構造体上を移送される基板の形成i
    層に炭素をドーピングするとともに、該基板の温度を移
    送中央部から移送につれて逓減させる加熱制御手段を設
    けたことを特徴とする薄膜受光素子の製造装置。
JP60147442A 1985-07-02 1985-07-02 薄膜受光素子の製造装置 Pending JPS627172A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5571749A (en) * 1993-12-28 1996-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for forming deposited film
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US6287300B1 (en) 1996-12-09 2001-09-11 Tokyo Iken Co., Ltd. Optical fiber unit for medical examination and treatment and arm device for the optical fiber

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