JPS62711A

JPS62711A - 燃焼装置

Info

Publication number: JPS62711A
Application number: JP13943185A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Hirata; 康平田; Katsuhiko Yamamoto; 克彦山本; Toshiro Ogino; 俊郎荻野; Masaru Ito; 伊東　勝
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-06-26
Filing date: 1985-06-26
Publication date: 1987-01-06
Also published as: JPH0364766B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野従来の技術従来のこの種の燃焼装置を第４図に示す。すなわち、有
底筒状の混合筒１に加熱用のヒータ２を設け、この上部
に混合板３、炎孔金網４を固定し几キャップ５が載置さ
れている。混合筒１の側壁に送風管６を設け、一端は気
化筒１内に開口し、他端は送風機７に連通し、燃焼用空
気を混合筒１内に供給する。また白灯油等の燃料はポン
プ８によりパイプ９を通って混合筒１内に噴出する。

混合筒１を２５０〜３００℃に予熱した後ポンプ８、送
風機７を駆動すると、空気比０．７〜０．９の可燃性混
合気を発生し、炎孔金網４より噴出する。この可燃性混
合気に点火すると一次燃焼火炎１０、二次燃焼火炎１１
を形成して燃焼する。消火はポンプ８、送風機７を停止
させる。

発明が解決しようとする問題点上記のような従来の構成においては、炎孔金網の外側に
濃い青色の一次燃焼火炎、透明に近い青色の二次燃焼火
炎を形成し、周囲の二次空気によ酸化物（以下ＮＯｘと
記述）の主成分である一酸化窒素（以下Ｎｏと記述）は
上記高温の燃焼火炎中で発生し、大量のＮｏ全放出して
いる。この種の燃焼装置を室内開放型の暖房機器に展開
した場合、室内Ｎ０ｘｌ１度が著しく高まり人体に対す
る健康面で問題があった。また室内Ｎ　Ｏｘ濃度を下げ
るため換気をすればよいが、換気回数を多くする必要か
ら手間と暖房効果、快適性、経済性等からも問題があっ
た。

さらに従来は空気比の乱れ等に対して燃焼火炎の安定性
が悪く、リフト、吹消え、ススが発生しやすくＮＯｘ値
ｃｏ値が増大しやすかった。

本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、Ｎ０ｘ
ＣＯの発生が少なく安定した燃焼と耐久性の向上をはか
った燃焼装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の燃焼装置は、リン
グ状のセラミック板と金網をそれぞれ交互に重ね合わせ
筒状に形成したバーナヘッド２備え、このバーナヘッド
の下端は混合筒のフランジで固定し、上端はバーナキャ
ップで挾持して燃焼面全形成したものである。

作　　用本発’３Ａは上記した構成によって、−火燃焼火炎が上
下方向に分散するとともに、セラミック板にも、補助炎
を形成し、火炎が拡散し、燃焼面温度が低下するため、
−火燃焼火炎によるＮ　Ｏｘの生成量が著しく減少する
。また火炎が分散することによって二次空気との混合性
も良くなり燃焼反応が円滑に進むためＣ０発生の少ない
、リフト、吹消えの起こ９にくい安定な燃焼が得られる
。さらに予混合気は金網の間全通って燃焼面に供給され
ることにより、この金網中で混合性が向上し、予混合気
の流れも均一化、安定化するためより安定な燃焼が得ら
れ、金網も変形や破損がなくなり耐久性の向上も因れる
。よって耐久性が良く、排力゛ス特性の向上した燃焼装
置の提供が可能になるのである。

実施例以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図において、２１ｔｆｉ筒状のバーナヘッドで、リ
ング状の多孔性焼結体のセラミック板２２と金網２３を
それぞれ交互に重ね合わせ筒状に形成したものである。

２４はバーナキャップでバーナヘッド２１の上端を覆い
、バーナヘッド２１の上端開口部を閉塞している。２５
は加熱ヒータ２６を鋳込んだアｒレミ製のダイキャスト
成形品の混合筒で、その上端フランジ部２７はバーナヘ
ッド２１の下端を覆い、バーナヘッド２１が載置されて
いる。２８はバーナヘッド２１の底部に位置し絞り形状
を有した混合板である。さらに２９は燃料ノズーし、３
０は燃焼空気の吐出口である。また、フランジ部２７と
バーナキャップ２４との間は一次燃焼火炎３１、二次燃
焼火炎３２を形成する燃焼面３３で、セラミック板２２
には補助炎３４が形成されている。

上記構成において、燃料ノズｉし２９、空気吐出口３０
から噴出した燃料と空気は加熱した混合筒２５の中で予
混合気となり混合板２８を通ってバーナヘッド２１から
噴出し燃焼面３３で火炎を形成する、燃焼時、−火燃焼
火炎３１は金網２３近傍に形成し、セラミック板２２に
より上下方向に分割されるとともに、セラミック板にも
補助炎３４が形成され、火炎が分散し、燃焼面３３の温
度が低下する。このことにより燃焼によって生成するｐ
ｒｏｍｐｔ　Ｎｏの量が著しく減少し、Ｎ　Ｏｘの発生
量が減少する。また火炎が分散するため二次空気との混
合性も良くなり燃焼反応が円滑に進み、Ｃ０発生の少な
い、リフト、吹消えの起こりにくい安定な燃焼が得られ
る。さらに予混合気は金網２３の間を通って燃焼面３３
に供給されることにより、この金網２３中で混合性が向
上し、予混合気の流れも均一化、安定化するためより安
定な燃焼が得られ、火炎の乱れによる燃焼騒音も著しく
減少するとともに、燃焼量調節幅も広くなる。一方バー
ナヘッド２１の下端は熱伝導性の良いアルミ製ダイキャ
ストの混合筒２５のフランジ部２７で覆われているため
金網２３、セラミック板２２の変形破損、酸化腐食がな
くなり高温耐久性が向上する。

さらに第２図、第３図に示すように、セラミ、ツク板２
２の一部を燃焼面３３よりも燃焼の下流側に突出した場
合や、金網２３の一部全燃焼面３３よりも燃焼の下流側
に突出した場合、この突出部３５が燃焼時赤熱して、放
熱作用を持つようになる。これに伴い予混合気が突出部
３５近傍で一部滞留し、空気と燃料の混合と燃焼反応を
促進し、突出部３５自体の温度上昇による放熱量アップ
、完全燃焼化がけかれる。よってよＦ）ＮＯｘ発生量の
少なく、安定燃焼幅の広い燃焼装置が得られる。

発明の効果以上のように本発明の燃焼装置によれば次の効果が得ら
れる。

（１）火炎が分散するとともに、火炎によって発生する
熱がセラミック板や混合筒フランジに伝導し易くなり燃
焼面の温度が低下するため、ＮＯｘ発生量が著しく減少
することにより、従来の人体への健康面への害と換気回
数の減少による暖房効果快適性、経済性等を損う問題が
なくなる。

（２）−火燃焼火炎の拡散と、予混合気の混合性向上、
流れの均一化により、燃焼量調節幅の広い、Ｃ○等のき
わめて少ない安定した燃焼状態が得られる。

（３）　　金網、セラミック板の熱変形がなく耐久性が
大幅に向上する。

（４予混合気の流れが均一化、安定化するため、火炎が
安定し、燃焼騒音が著しく低下する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における燃焼装置の要部断面
図、第２図、第３図は他の実施例における燃焼装置の要
部断面図、第４図は従来の燃焼装置の要部断面図である
。２１・・・・・・バーナヘッド、２２・・・・・セラミ
ック板、２３・・・・・・金網、２４・・・・・バーナ
キャップ、２５・・・・・・混合筒、２７・・・・・・
フランジ部、３３・・・・・・燃焼面、３４・・・・・
・補助炎、３５・・・・・・突出部。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２ｆ
・・・へ′−六へ・ツレ゛２２・・・セラＳ・ツク板２５・・・滉４筋２７・・・）２〉ジ°）■ ３３・・・溶、焼面３４・・、姉゛ｌｌ７１１失第２図第　３　図第　４　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）リング状のセラミック板と金網をそれぞれ交互に
重ね合わせ筒状に形成したバーラヘッドを備え、このバ
ーナヘッドの下端は混合筒のフランジで固定し、上端は
バーナキャップで挾持して燃焼面を形成した燃焼装置。
（２）セラミック板は、多孔性の焼結体とした特許請求
の範囲第１項記載の燃焼装置。
（３）セラミック板は、その一部が燃焼面よりも燃焼の
下流側に突出した特許請求の範囲第１項記載の燃焼装置
。
（４）金網は、その一部が燃焼面よりも燃焼の下流側に
突出した特許請求の範囲第１項記載の燃焼装置。