JPS6270914A - プラント診断装置 - Google Patents

プラント診断装置

Info

Publication number
JPS6270914A
JPS6270914A JP60208767A JP20876785A JPS6270914A JP S6270914 A JPS6270914 A JP S6270914A JP 60208767 A JP60208767 A JP 60208767A JP 20876785 A JP20876785 A JP 20876785A JP S6270914 A JPS6270914 A JP S6270914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
time constant
residual
value
diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60208767A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0625930B2 (ja
Inventor
Kazunori Omori
和則 大森
Minoru Tsuchiya
稔 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP60208767A priority Critical patent/JPH0625930B2/ja
Priority to EP86113085A priority patent/EP0216356B1/en
Priority to CA000518811A priority patent/CA1259700A/en
Priority to DE3689800T priority patent/DE3689800T2/de
Priority to US06/910,687 priority patent/US4755925A/en
Publication of JPS6270914A publication Critical patent/JPS6270914A/ja
Publication of JPH0625930B2 publication Critical patent/JPH0625930B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0218Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
    • G05B23/0243Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults model based detection method, e.g. first-principles knowledge model
    • G05B23/0254Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults model based detection method, e.g. first-principles knowledge model based on a quantitative model, e.g. mathematical relationships between inputs and outputs; functions: observer, Kalman filter, residual calculation, Neural Networks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、発電プラント等のプラントの診断を行なうプ
ラント診断装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、発電プラント等のプラントプロセスに対し、各種
のプラント診断手法が検討され、また、それらに関する
研究開発も活溌に行なわれている。
その1つに本願発明者等の提案によるプラント診断装置
がある(特願昭58−102736号参照)。
これは、診断対象プラントを下式(1)のようにARモ
デルに表現しておき、そこから算出された推定値X(s
)(sはサンプル時刻を示す)と実プラントの値X(s
)との残差ε (s)を下式(2)により計算し、この
残差ε の白色性を検定することによって、プラントの
異常をとらえようとするものである。
ただし、X(s):サンプル時刻Sにおけるプラント値
の推定値 A : AR係数行列 X(s):サンプル時刻Sにおけるプ 阿:はARモデルの次数 e  (s) = X (s) −X (s)    
    −−(2)ただし、 ε (S):サンプル時
刻Sにおける残差で 前記のプラント診断装置においては、残差ε の白色性
の検定に用いる相関関数φijを下式(3)により求め
ていた。
・・・・・・(3) ただし、l+j ニブラント値につけられた項目番号 N:相関関数の計算に使われる 残差のサンプル数 φij:項目番項目番号口番号jに対 する相関関数で、i=jのと き自己相関関数、i≠jのと き相互相関関数を示す。
上記(3)の式より求められた相関関数φijを用いて
下式(4) %式%(4) にて定義される白色性検定指標^Lijを求め、 AL
ijが正規分布N(0,1)(平均が0、分散が1)に
従うという性質を使い、誤診断レベルに応じてしきい値
ARLを定めて l ALij I > ARL           
・・・・・・(5)となった時に、残差εiと残差ij
は相関があり、白色性ではないという検定を行なってい
た。
しかしながら、上記プラント診断装置によれば。
プラントにおける通常の異常や故障の固定は可能となる
ものの相関関数φijを求める(3)式中に、プラント
の動特性に関する時定数の情報が入っていないため、あ
る個所の異常の影響がある時間遅れをもって他の個別に
現れるような診断対象プラントの時定数を考慮した異常
や故障の固定を行なえるまでにはなっていなかった。
[発明の目的] 本発明は、先に提案したプラント診断装置を更に改良し
て時定数を考慮した異常や故障の固定を可能とした。よ
り信頼性の高いプラント診断装置を提供することを目的
とする。
[発明の概要コ このため、本発明では先に提案したプラント診断部に、
時定数決定手段を付加し、プラント診断モデルより、A
R係数行列Aを入力し、この値より、1つのプラント値
の変化が、そのプラント値、或いは他のプラント値にど
のように影響していくのかを調べ、最も強く影響してい
る時間(時定数)を求めたうえで、相関関数φijを計
算することとして、診断対象プントの特性に応じた異常
や故障源の同定を行なえるようにしたことを特徴として
いる。
[発明の実施例] 以下、本発明による時定数決定手段を付加したプラント
診断装置を、図面に示す実施例を参照して説明する。
第1図は本発明のプラント診断装置の一実施例に係る全
体の構成図を示し、11は発電プラント、12は発電プ
ラント11よりフィードバックされるプラント状態量を
入力し、発電プラント11に対し通常のPID制御を加
えるアナログ制御装置(以下。
APCと言う)である。このAPC12が発電プラント
11を制御している状態全体をここでは制御対象13と
称し、それを自己回帰モデル(以下、ARモデルと言う
)等の数字モデルで表現したのが制御モデル14である
15はそのような制御モデルI4を用いて発電プラント
11を最適制御するためのディジタル制御装置(以下、
 DDCと言う)で、APC12からのフィードバック
信号を入力し、APC12が発電プラント11を制御し
ている状態全体をARモデルで表わした制御モデル14
に基づき、発電プラントを最適状態にするためAPC1
2出力を補正するものである。
更に、以上全体部ら発電プラント11. APC12、
制御モデル14、DDC15を含む制御システム全体を
診断対象19と呼び、これをARモデルで表現したのが
プラント診断モデル20である。即ち、プラント診断モ
デル20はAPC12、DDC15の両者が発電プラン
ト11を制御している状態において5例えば付加指令値
を河系列信号等を用いてランダムに変動させ、診断対象
19を同定して式(1)に示すARモデルに表現したも
のである。また、このプラント診断モデル20を使って
診断対象19の異常を診断するのがプラント診断部21
である。即ち、プラント診断部21はAPC12とDD
C15の両者が発電プラント11に対し出力している操
作信号の総和と発電プラント11からのフィードバック
信号とをとり入れ、これらの値とプラント診断モデル2
0からの推定値との偏差信号からもとまる残差列の白色
性を検定することにより、故障の発生の有無、故障の影
響で異常になっている個所を検出し、オペレータに知ら
せるものである。
以上の構成は、先に提案したプラント診断装置も同様で
あるが、本実施例の場合、プラント診断部21に時定数
を決定する手段を備え、決定された時定数を考慮して残
差例の白色性を検定するようにした点が先の提案のもの
と異なる。
第2図は、プラント診断部21の詳細構成図を示したも
ので、211は残差列計算手段、212は残差列白色検
定手段、213は時定数決定手段、215は異常判定手
段、216は故障源決定手段、217は警報装置である
診断対象19から今回プラント診断部21に加えられる
プラント操作信号や状態信号等のプラント信号は、残差
列計算手段211からプラント診断モデル20に入力さ
れ、そこで次回の推定値が演算されて残差列計算手段2
11に戻される。
残差列計算手段211はこれらプラント診断モデル20
からの推定値と診断対象19からの読み込み値とから、
残差列εi(iはプラント診断モデルの項目番号)即ち
各プラント量についての推定値と実際値の偏差の時経列
を求めるもので、偏差を求めた後、各項目毎に平均を計
算し、それぞれの偏差値から平均を引いて残差を計算し
、その残差列tiを残差列白色性検定手段212に出力
する。
時定数決定手段213は、プラント診断モデル20より
、(1)式で表わされるARモデルのARモデル係数行
列A(1)、(2)、・・・A (M)を入力し、プラ
ント値(項目番号i)の変化がプラント値(項目番号j
)の変化に及ぼすインパルス応答aij (τ)を次式
(6A) 、 (6B) 。
(6C)によって計算する。
i#jのとき aij(1) =Aji(1)          ・
−・(6A)i=jのとき aij(t )=Aji(c ) : (t =2.3
.−M) −(6C)ただし、Aji(s) : AR
モデル係数行列A(s)の(jwl)成分を示す。
その上で、プラント値(項目番号i)に対するプラント
値(項目番号j)の時定数τijを次の定義により求め
る。
τ月= (tllaij(t)I≧Iaij(τす1:τ′≠τ
t (τ=L2t”・tM) + (t″=1゜′・°
°°・°”          19111.(7)即
ち、τijはaij (1) taij (2) *・
・・・・・taij(τ)、・・・・・・tajj(M
)について、その絶対値を最大にするτの値と定義する
このようにして求められた時定数τijは1項目番号i
のプラント値が変化した時、項目番号jのプラント値に
その影響が最も大きく現われるサンプリング時間巾を示
していると言える。
例えば、前記(6A)〜(6C)式によって求められた
aijが aij(1)= −3,75 aij(2) = −4,71 aij(3) =  4.08 aij(4) ”  6.10 aij(5)=  1.24 aij(6)=  5.02 aij(7) =  3.09 aij(8)=−2,89 と求められたとすると、aij(4)が一番絶対値が大
きいから、τ1j=4と求められる。
このようにして求められた時定数τijは、残差列白色
性検定手段212に出力される。
残差列白色性検定手段212は残差列計算手段211よ
り出力される残差列εiと、時定数決定手段213より
出力される時定数τijとを入力とし、残差列の白色性
を検定する指標を計算する。そのため、まず次式(8)
で示す相関関数φLjを計算する。
・・・・・・(8) ここで、1+jはプラント診断モデルの項目番号を、S
はサンプリング時点を、Nは相関関数を計算するデータ
個数を表わしており、i=jのとき、φiJは自己相関
関数を表わしている。
次に前記(8)式で求められたφijを下記(9)式の
公知の手段を用いて正規化し、白色性検定指標A L 
i jを求める。
、、  IF□   1111  ・・・・・(9)A
L1J=  2Qog  I−φjJここで、プラント
診断モデルの不確かさは無視できる値としているので診
断対象19が正常であれば、残差εiが生じるのは発電
プラント11に物理的外乱入力が加わったときのみとな
るので、残差列εiは通常ランダムな値となり白色性を
有するが、診断対象19に何らかの異常が生じれば残差
列εiが規則性を有するようになる。この残差列εiの
規則性を検定する指標となるのが白色性検定指標AQi
jであり、これは残差列εiが残差列εjにかかわって
いる度合を示し、無関係であればOとなる。また、 A
Qiiは自己相関関数を表わし、残差列εi自身の白色
性検定指標となる。
異常判定手段215は残差列白色性検定手段212より
白色性検定指標AQijを入力し、白色性検定指標AQ
ijがある値ARLより大きくなったとき異常と判定す
る。ある値ARLは、後述するように誤判定の割合から
決定される。
故障源決定手段216は、残差列白色性検定手段212
からの白色性検定指標AQijと異常判定手段215か
らの異常個所のプラント状態量および操作量に対応した
番号を入力し、故障源を決定する。特に、自己相関関数
と呼ばれる白色性検定指標Aaiiを故障源決定の指標
としている。
警報装置217は、異常判定手段215と故障源決定手
段216からの異常、情報をオペレータに知らせる警報
装置である。
以上の構成で、例えば今、第3図に示す火力発電プラン
トを診断対象19として、そこからプラント診断装置2
2にプラント量として3つの操作量と4つの状態量が入
力される場合について説明する。
第3図において、ボイラBOIの火炉に設れられたバー
ナには空気AIRと共に、ポンプFIPを介して燃料F
Rが供給され燃焼される。一方、復水器CONで回収さ
れた水は給水ポンプBFPによりボイラBOI火炉に給
水され、蒸気となって主加熱器SRに供給される。そこ
で、所定の温度、圧力に調節されて高圧タービンIIP
に供給される。この高圧タービン11Pに回転力を与え
、発電機Gを回ねして温度、圧力の低下した蒸気は、再
熱器RHに戻され加温、加圧されて低圧タービンLPに
供給される。この低圧タービンLPに回転力を与え1発
電機Gを回わして温度。
圧力の低下した蒸気は復水器CONで復水されて再び給
水ポンプBFPによりボイラへ循環供給される。
前記3つの操作量は、このような構成の火力発電プラン
トにおける燃料FRの水燃比(項目番号1)、再熱器ガ
スタンパGD(項目番号2)、主加熱器スプレーsp(
項目番号3)とし、4つの状態量は付加指令値MWD 
(項目番号4)、SH出口温度MST(項目番号5)、
RH出口温度RUT(項目番号6)、主蒸気圧力MSP
 (項目番号7)とする。
上記7つのプラント量がプラント診断部21に入力され
ると、残差列計算手段211はそれらのプラント量をプ
ラント診断モデル20に出力すると共に、前回の出力に
応じてプラント診断モデル20で計算して得られる各プ
ラント量の推定値を取り込み、今回診断対象19より入
力するプラント量と比較し、各プラント欲の残差列εi
を演算し、残差列白色性検定手段212に出力する6 また1時定数決定手段213は、プラント診断モデル2
0より、AR係数行列A(1)、A(2)、・・・・・
・A (M)を入力し、前記(6) (7)式に従って
、時定数でijを計算し、白色性検定手段212に出力
する。
残差列白色性検定手段212はこれら各残差列tiと、
時定数τiJとを取り込み、前記(8) (9)式に基
づいて、各項目相互間の関係と異常、正常を判定するた
めの白色性検定指標Al11jを計算し、異常判定手段
215.故障源決定手段216へ出力する。このとき、
実プラントでは実際には起こり得ない異常例えばr項目
番号6のRH出口温度が項目番号3のSHスプレーに異
常の影響を及ぼす」など、状態量から操作量に対する白
色性検定指標AQ、、等などの計算は予め除外しておく
ことにより、異常検出動作の無駄を省くことができる。
更に、7つのプラント量を操作量と状態量とに分類し、
i=1〜3゜j=4〜7として白色性検定指標AQij
を求めれば。
状態量異常となる原因の操作量を簡量に決定することも
できるようになる。
ここで、プラントが正常であれば、残差列εiはランダ
ムな値で、無相関な値となり、この時の白色性検定指標
ALijは正規分布(0,1)(平均が09分散が1の
正規分布)に従う。
そこで、相関があるかどうかを判定する為のしきい値A
RLは、5%の誤診断確立でARL = 1.96.1
%の誤診断確立では、ARL= 2.56というように
、正規分布表により決めることができる。即ら、l A
Lij l≦ARLならば、残差に相関は認められない
ということになる。
異常判定手段215では、前記白色性検定指標ALij
のうち、自己相関関数を表わすALiiを入力し。
l ALii l > ARL となっている項目番号iを異常と判定する。
次の故障源決定手段216では、前記白色性検定指標A
Lijのうち、相互相関関数を表わすALij(i≠j
)及び、異常判定手段215によって、異常と判定され
た項目番号iを入力し、 l ALij l > ARL で、項目番号1+jともに異常となっている操作量(項
目番号i)、状態量(項目番号j)については、状態量
(項目番号j)の異常は、操作量(項目番号i)の故障
によるものと判定する。
例えば、今、白色性検定手段212によって計算された
白色性検定指標ALijが、次表1のようになっている
とし、誤診断確立5%のしきい値がARL=1.96と
設定されているとすると。
(表1)  ALijの値 ただし、α:1αl>1.96であるような値β:1β
1≦1.96であるような値を示し、必ずしも同じ値を
示している ものではない。
m:操作量と状態量との関係で計算さ れていないことを示している。
異常判定手段215においては、項目番号29項目番号
6が異常と判定される。次に、故障源決定手段216に
おいては1項目番号6の異常は項目番号2の故障による
ものと判定される。
これらの結果は、警報装置217に出力され、以下に示
す書式で警報装置より出力される。
ロコで囲まれている所は、その時の状態によって、変化
する部分である。故障源が決定されていは出力されない
。前記表1の例では。
と出力される。RHTは項目番号6のRH出口温度、G
Dは項目番号2のRHガスダンパーを示しており、出力
された時刻が10:00であることを示している。
このようにして、RHガスタービンGDが異常となって
、ある時間遅れを以ってその影響がRH出口温度に現わ
れるような場合も、その異常個所を的確に捉えることが
できるようになる。
尚、(1)、上記実施例では火力発電プラントに適用し
た場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限らず
各種プラントの異常診断に適用し得ることは言う迄もな
い。
(2)、プラント診断に使用するプラント状態量を上記
実施例では発電プラントから直接取り込むようにしたが
、これらの状態量はAPC12人力としても準備される
ため、APC12から入力してもよい。
(3)、プラント診断モデルの同定にあたっては、特定
のプラント状態量である負荷指令値をランダムに変動さ
せ、診断対象19の数学モデルを導出したが、これがど
のようなプラントにおいても負荷指令値であるというこ
とはなく、診断対象19の特性に応じて種々のプラント
状態量が選定できるのは言う迄もない。
(4)、プラント診断モデルの同定にに系列信号等のラ
ンダム信号を用いたが、例えば擬似乱数などの他のラン
ダム信号で同定することも可能である。
(5)、更に、診断対象21にとって一番大きな影響を
与える状態変数(第3図の場合は負荷指令値)に対し、
ランダム変動だけではなくステップ状の信号あるいはラ
ンプ状の信号を加えた場合にプラント診断モデル20に
基づく、白色性検定指標A1jの変動を予めテストする
ことにより、しきい値ARLの値を各状態量ごとに別途
定めておくこともできる。
(6)、しきい値ARLの値を固定としたが、大きな負
荷変化等の計測できる外乱が診断対象19に加わった場
合、誤診断の可能性を低減させるため、しきい値ARL
を計測できる外乱の変動に応じて可変とすることもでき
る。
(7)、診断結果が異常レベルの上昇ということで事前
に捉えられる場合は、オペレータの注意を喚起するため
、警報域への接近を報知することができ、事故を未然に
防止することにも利用することができる。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、制御をしながら。
その制御している状況を含めて、プラント全体の診断を
行なうことができる。また、その診断を行なう場合、プ
ラント全体の特性を5時定数という形でプラント診断モ
デルから求めたうえで、行なっているので1診断対象の
特性に応じた異常や故障源の同定を行なうことができる
。また1時定数を求めるために、プラントに対して試験
をする必要がないので、他の方法に比べ、プラントを有
効に使うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るプラント診断システム
の構成図、第2図はそのプラント診断部の詳細構成図、
第3図は本発明の適用例を示す火力発電プラントの概念
図である。 211・・・残差列計算手段、212・・・残差列白色
性検定手段、213・・・時定数決定手段、215・・
・異常判定手段、216・・・故障源決定手段、217
・・・警報装置。 代理人 弁理士  紋 1) 誠 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 診断対象プラントを自己回帰モデルに表現し、前記自己
    回帰モデルによる推定値と診断対象のプラント値とを基
    に得られる残差に対して、相関関数を計算することによ
    り、プラントの診断を行うプラント診断装置において、
    前記自己回帰モデルの係数行列から、1つのプラント値
    の変化が、そのプラント値、或いは、他のプラント値に
    対して、最も強く影響を及ぼしている時定数を求める時
    定数決定手段を付加することにより、診断対象プラント
    の時定数を考慮した相関関数を計算可能にし、診断対象
    プラントの特性に応じた異常や故障源の同定を行なうこ
    とを特徴とするプラント診断装置。
JP60208767A 1985-09-24 1985-09-24 プラント診断装置 Expired - Lifetime JPH0625930B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60208767A JPH0625930B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 プラント診断装置
EP86113085A EP0216356B1 (en) 1985-09-24 1986-09-23 Plant diagnostic system
CA000518811A CA1259700A (en) 1985-09-24 1986-09-23 Plant diagnostic system
DE3689800T DE3689800T2 (de) 1985-09-24 1986-09-23 Anlagen-Diagnosesystem.
US06/910,687 US4755925A (en) 1985-09-24 1986-09-23 Plant diagnostic system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60208767A JPH0625930B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 プラント診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6270914A true JPS6270914A (ja) 1987-04-01
JPH0625930B2 JPH0625930B2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=16561750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60208767A Expired - Lifetime JPH0625930B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 プラント診断装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4755925A (ja)
EP (1) EP0216356B1 (ja)
JP (1) JPH0625930B2 (ja)
CA (1) CA1259700A (ja)
DE (1) DE3689800T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000509178A (ja) * 1996-04-29 2000-07-18 パルプ アンド ペーパー リサーチ インスチチュート オブ カナダ 自動制御ループ監視および診断

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3741713A1 (de) * 1987-12-09 1989-06-22 Bbc Brown Boveri & Cie Verfahren zum schutz der gate-unit fuer einen gto-thyristor
JPH06101079B2 (ja) * 1988-11-09 1994-12-12 三菱電機株式会社 プラント異常診断装置
US5315502A (en) * 1989-06-09 1994-05-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Plant operation support apparatus and method using expert systems
WO1991001481A1 (en) * 1989-07-17 1991-02-07 Williams Technology, Inc. Monitoring and control of oil/gas fields
US5214577A (en) * 1990-10-24 1993-05-25 Osaka Gas Co., Ltd. Automatic test generation for model-based real-time fault diagnostic systems
CZ293613B6 (cs) * 1992-01-17 2004-06-16 Westinghouse Electric Corporation Způsob monitorování chodu zařízení pomocí CPU
FR2692688B1 (fr) * 1992-06-19 1994-08-19 Cegelec Procédé de régulation d'un processus continu comportant une phase d'optimisation d'un modèle et une phase de régulation.
US5465321A (en) * 1993-04-07 1995-11-07 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Hidden markov models for fault detection in dynamic systems
US5642296A (en) * 1993-07-29 1997-06-24 Texas Instruments Incorporated Method of diagnosing malfunctions in semiconductor manufacturing equipment
US5566092A (en) * 1993-12-30 1996-10-15 Caterpillar Inc. Machine fault diagnostics system and method
JP2829241B2 (ja) * 1994-07-26 1998-11-25 三菱電機株式会社 プラント支援装置
DE19517104A1 (de) * 1995-05-10 1996-11-14 Istec Gmbh Verfahren zur Zustandsüberwachung dynamischer Rauschprozesse
US5798950A (en) * 1996-10-31 1998-08-25 International Business Machines Corporation Method and apparatus for estimating durations of activities in forming a current system, based on past durations of activities in forming past systems
DE19732046A1 (de) * 1997-07-25 1999-01-28 Abb Patent Gmbh Prozeßdiagnosesystem und Verfahren zur Diagnose von Vorgängen und Zuständen eines technischen Prozesses
SE515570C2 (sv) 1999-10-05 2001-09-03 Abb Ab Ett datorbaserat förfarande och system för reglering av en industriell process
JP3799217B2 (ja) * 2000-06-22 2006-07-19 株式会社日立製作所 発電設備の運用管理システム及び保守管理サービス方法
GB2379752A (en) * 2001-06-05 2003-03-19 Abb Ab Root cause analysis under conditions of uncertainty
JP3844217B2 (ja) * 2002-04-03 2006-11-08 ソニー株式会社 信号処理システム、信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法
US20050165748A1 (en) * 2004-01-15 2005-07-28 Seagate Technology Llc Method and apparatus for querying a computerized database
US7415328B2 (en) * 2004-10-04 2008-08-19 United Technologies Corporation Hybrid model based fault detection and isolation system
US8069021B2 (en) * 2007-09-28 2011-11-29 Rockwell Automation Technologies, Inc. Distributed simulation and synchronization
US20090089031A1 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Rockwell Automation Technologies, Inc. Integrated simulation of controllers and devices
US8548777B2 (en) * 2007-09-28 2013-10-01 Rockwell Automation Technologies, Inc. Automated recommendations from simulation
US20090089234A1 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Rockwell Automation Technologies, Inc. Automated code generation for simulators
US7801710B2 (en) * 2007-09-28 2010-09-21 Rockwell Automation Technologies, Inc. Simulation controls for model variability and randomness
US20090089029A1 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Rockwell Automation Technologies, Inc. Enhanced execution speed to improve simulation performance
US7836355B2 (en) * 2007-12-03 2010-11-16 International Business Machines Corporation Automatic maintenance of a computing system in a steady state using correlation
US8352723B2 (en) * 2009-10-06 2013-01-08 International Business Machines Corporation Automatic maintenance of a computing system in a steady state using correlation
RU2459225C1 (ru) * 2011-06-16 2012-08-20 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Оренбургский государственный университет" Способ выработки управляющего воздействия для промышленного объекта управления с двухэтапным рабочим процессом
KR102340395B1 (ko) * 2020-01-02 2021-12-15 두산중공업 주식회사 플랜트의 고장을 진단하기 위한 장치 및 이를 위한 방법
DE102021212115A1 (de) 2021-10-27 2023-04-27 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren und Vorrichtung zur Diagnose einer Funktion von Gassystemaktuatoren mithilfe von maschinellen Lernverfahren

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59229622A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 Toshiba Corp プラント診断装置
JPS60171507A (ja) * 1984-02-16 1985-09-05 Nippon Atom Ind Group Co Ltd プラントの異常診断方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4349869A (en) * 1979-10-01 1982-09-14 Shell Oil Company Dynamic matrix control method
JPS5685507A (en) * 1979-12-17 1981-07-11 Hitachi Ltd Monitoring method of performance of steam turbine plant
US4578747A (en) * 1983-10-14 1986-03-25 Ford Motor Company Selective parametric self-calibrating control system
US4517468A (en) * 1984-04-30 1985-05-14 Westinghouse Electric Corp. Diagnostic system and method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59229622A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 Toshiba Corp プラント診断装置
JPS60171507A (ja) * 1984-02-16 1985-09-05 Nippon Atom Ind Group Co Ltd プラントの異常診断方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000509178A (ja) * 1996-04-29 2000-07-18 パルプ アンド ペーパー リサーチ インスチチュート オブ カナダ 自動制御ループ監視および診断

Also Published As

Publication number Publication date
EP0216356A2 (en) 1987-04-01
JPH0625930B2 (ja) 1994-04-06
US4755925A (en) 1988-07-05
DE3689800D1 (de) 1994-05-26
EP0216356B1 (en) 1994-04-20
EP0216356A3 (en) 1989-05-10
CA1259700A (en) 1989-09-19
DE3689800T2 (de) 1994-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6270914A (ja) プラント診断装置
US7113890B2 (en) Method and apparatus for detecting faults in steam generator system components and other continuous processes
RU2154853C2 (ru) Способ для анализа данных процесса технической установки
JPS59229622A (ja) プラント診断装置
US4298955A (en) Method of and apparatus for the detection and analysis of hazards
AU595950B2 (en) Intelligent chemistry management system
US5847266A (en) Recovery boiler leak detection system and method
JP2000346681A (ja) 異常診断装置
Tsai et al. Dynamic process diagnosis via integrated neural networks
RU2781738C2 (ru) Способ функционального диагностирования жидкостного ракетного двигателя при огневом испытании
JP2003193808A (ja) 発電プラントの診断方法および診断システム
RU2056506C1 (ru) Способ определения технического состояния системы автоматического регулирования турбоагрегата
Zedda et al. Neural-network-based sensor validation for gas turbine test bed analysis
KR20210021857A (ko) 해양구조물의 동적 시뮬레이터에 의한 설비 및 장비운전의 지능형 진단 시스템
US6463347B1 (en) System for detecting occurrence of an event when the slope of change based upon difference of short and long term averages exceeds a predetermined limit
KR20210021832A (ko) 해양구조물의 동적 시뮬레이터에 의한 설비 및 장비운전의 지능형 진단 시스템
Wu et al. A real-time verification system on fault diagnosis methods for liquid propellant rocket engine
JPH04346033A (ja) プラント異常診断装置
Uhrig et al. Integration of artificial intelligence systems for nuclear power plant surveillance and diagnostics
Bronson et al. Data normalization for engine health monitoring
Gertman Conversion of a mainframe simulation for maintenance performance to a PC environment
Sowers et al. Performance evaluation of a data validation system
JPH0221309A (ja) プラント運転支援装置
Repin et al. Diagnostics of the information subsystem of an automatic process control system using artificial intelligence technologies
JPS5966715A (ja) プラントの故障波及範囲予測方式