JPS6270909A - 数値制御装置の自動プログラミング方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、数値制御装置（以下、ＮＣ装置と。

略す）の自動プログラミング方式に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に自動プログラミングはＮＣテープ作成時間の短縮
に効果がある他■複雑な計算ができる。

複雑で高精度を要求する曲面切削とか、同時３軸、同時
４軸制御などの立体的な切削制御を行う計算など手計算
では困難なものまで可能。■出来上ったＮＣテープに誤
シがない。■プログラム用言語が非常に発達しておシ、
容易に使うことができる。

■応用範囲を広めうる可能性がある。などの特長を有し
ているため最近、盛んに使用されるようＫなった。すな
わち、従来のこの種自動プログラミング方式として、第
３図に示すものがあった。

図において、１．２はそれぞれオペレータがキーボード
よシデータを入力する顆序であって、１は加工方式入力
（処理）、２は加工寸法人力（処理）、３．４は、それ
ぞれその入力データをもとに、システムが自動決定する
処理を表し、３は工具展開処理、４はツールバス決定処
理である。また、第４図に自動プログラミング作成シス
テムの概略構成図を示し喪。

次に動作について説明する。

オペレータはまず、加工方式人力１を選択する。

このステップにおける加工方式とは、ドリル穴加工、ポ
ーリング穴加工、ポケット加工といった加工単位を意味
する。

次にオペレータは加工寸法人力２を入力する。

以上加工方式人力１．加工寸法人力２のオペレータ入力
処理が完了すると、システムは工具展開処理３として使
用する工具を工具ファイルに登録した工具類から自動選
択する。

次に１前記加工方式人力１．加工寸法人力２及び工具展
開処理３からＮＣ装置は工具経路を自動決定するツール
パス決定処理４を実行する。すなわち、第４図に示した
様にオペレータは図面を見て基礎データを入力するため
パートプログラムを作成する。続いてそのパートプログ
ラムをもとにカードを作成してコンピュータに入力する
。コンピュータは入力データに基いて曲線や曲面など複
雑な加工に合せた工具割付、ツールパスを演算によって
決定し、ＮＣテープを作成する。上記によって作成され
たＮＣテープはプロッタ等を用いてツールパスを確認し
場合によっては修正を施して最終的に完全なＮＣテープ
に仕上げる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のＮＣ装置の自動プログラミング方式は、以上のよ
うに実行されているので、オペレータが数ある加工方式
の中から自分で最適な加工方式を選択する必要があるた
め、オペレータの技量差によって出来上シ、または加工
時間等に差が生ずるという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するため罠なされ
たもので、既知の寸法データを入力するだけで、加工方
式を自動選定できるようにしたＮＣ装置の自動プログラ
ミング方式を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この考案に係るＮＣ装置の自動プログラミング方式は、
使用する素材の寸法、加工図に記入された加工寸法を入
力することによυ加工方式を自動選択できるようにした
ものである。

〔作用〕

この発明における自動プログラミング方式は素材寸法、
加工寸法を入力すると自動的に加工方式が決定され、工
具使用の順序やツールバスが決められる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。まず
第１図において、５．６はそれぞれオペレータがデータ
を入力する処理であって、５は素材寸法人力（処理）、
６は加工寸法人力（処理）、７〜９はそれぞれ入力デー
タをもとに、システムが自動決定する処理手順を表わし
、７は加工方式決定処理、８は工具展開処理、９はツー
ルパス決定処理である。

また、第２図は第１図で示した加工方式決定処理ルーチ
ンＴを詳細に表わしたものである。

次に動作について説明する。まず第１図において、オペ
レータは既知の素材寸法人力５及び加工寸法人力６を行
う。この入力データをもとに１　自動プログラミング装
置は、第２図の処理順序に従って加工方式を決定する。

第２図に示す加工方式条件ファイル１０は、この処理の
ためにユーザファイルに構築させる。本加工方式条件フ
ァイル１０には各加工方式を選択するだめの条件が設定
されている。自動プログラミング装置はこの加工方式条
件ファイル１０を参照して条件にあった加工方式決定１
１を行う。

ここで加工方式条件ファイル１０を参照したが条件にあ
った加工方式が存在しなかった場合には自動決定処理は
実行しないまま通過し、この場合にはオペレータによシ
加工方式を選択させる１２゜加工方式が決定した後は、
従来方式と同様に工具展開処理８及びツールパス決定処
理９を実行して使用工具及びツールバスを決定する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、ＮＣ装置の加工方式
を自動プログラム装置によって自動決定するようにシス
テムを構成したので、オペレータが加工方式という加工
知識（ノウ・ハウ）を有しない場合でもＮＣ装置の自動
プログラミングが容易に可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例による自動プログラミン
グ方式のフローチャート、第２図は第１図に示した加工
方式決定処理の詳細なフローチャート、第３図は、従来
のＮＣ装置の自動プログラミング方式における工具及び
ツールパスの自動決定処理方式を示したフローチャート
、第４図は一般の自動プログラミング作成システムの構
成図である。 図において、５は素材寸法人力処理、６は加工寸法人力
処理。 特許出願人　　三菱電機株式会社 、−ｍ＝−１ 代理人　弁理士　　　１）　澤　　博　　昭　　　１（
外２名） 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 数値制御装置での加工に不可欠な素材寸法、加工寸法、
   材質等をオペレータによつて入力し、前記オペレータに
   よつて入力された条件に基き最適な加工方式の決定処理
   、続いて使用工具の工具展開処理、ツールパス決定処理
   を自動的に選択実行し、プログラムの自動作成を行う数
   値制御装置の自動プログラミング方式。