JPS6270776A - 磁界センサ - Google Patents

磁界センサ

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Publication number
JPS6270776A
JPS6270776A JP60211558A JP21155885A JPS6270776A JP S6270776 A JPS6270776 A JP S6270776A JP 60211558 A JP60211558 A JP 60211558A JP 21155885 A JP21155885 A JP 21155885A JP S6270776 A JPS6270776 A JP S6270776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
magnetic field
magnetic
field sensor
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60211558A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Miyamoto
俊治 宮本
Katsuhiro Hosoe
細江 勝広
Hiroshi Usami
宇佐見 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP60211558A priority Critical patent/JPS6270776A/ja
Publication of JPS6270776A publication Critical patent/JPS6270776A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 本発明は磁界センサに関し、より詳細にはファラデー効
果を利用した光学式磁界センサに関する。
(ロ)従来技術とその問題点 鉛ガラス、Zn5e多結晶体等の光の透過性の良い磁気
光学材料に外部から磁界を加え、磁界と同じ方向に光を
透過させるとファラデー効果により磁気光学材料を通過
中に光の偏波面が回転する現象が知られている。偏波面
の回転角θ(0)は下記式により与えられる。
θ=VH1・・・・・・(1) ここで■:ベルデ定数(010e−鵡)H:磁界の強さ
く0s) t:ファラデー回転素子の長さく關) この磁気旋光現象を利用して磁界の測定を行なうことが
できる。第2図にファラデー効果を利用した磁界センサ
の基本構成を示す。入射光1は直方体の偏光子2を通過
して直線偏波としてやはり直方体の7アプデ一回転素子
乙に入射する。磁界乙の影響により偏波面が角度θだけ
回転された光がファラデー回転素子3を出る。偏波面の
回転はファラデー回転素子乙の出力側に置いた直方体の
検光子4で光の強度に変え、これをホトダイオードで受
けて知ることができる。ここで第2図に示すように検光
子4を偏光子2に対し光軸に関し45゜ずらせておけば
、検光子4を出た光はθに比例した強度変化をうけ磁界
に比例しだ出力が得られる。
しかしながら上記磁界センサにおいては検光子4をファ
ラデー回転素子6の光軸に関し偏光子2に対し450傾
けて配置する必要があるため特別な支持台を必要とする
など磁界センサの構成が複雑となり組立を行ないにくい
ものであった。そこで第1図に示すようにファラデー回
転素子6と検光子4との間に水晶の“/4旋光子7を配
置することが行なわれていた。″/4旋光子とは45o
の自然旋光能を有するもので、自然旋光とは分子構造や
結晶構造の特殊な非対称性により直線偏光が物質を通過
するとき偏光面が回転する現象をいい、磁界をかけるこ
とにより生ずる前述の磁気旋光とは異なるものである。
これにより検光子4と偏光子2の間にファラデー回転素
子3の光軸に関し角度差を設ける必要をなくすことがで
き、磁界センサの構成が簡潔なものとされる。なお、7
′/4 旋光子は自然旋光能を有すると同時に磁気旋光
能も併せて有しているので、−1旋光子もセンサーの一
部として磁気旋光を与える作用をする。
次に、第2図に示すような、旋光子を有しない磁界セン
サを透過する光の強さPは次式で表わされる。
P=P1cos  (VH4+θ)・旧・・(2)ここ
でPl:最大透過光強度 ■ :ベルデ定数 H:磁界の強さ t :ファラデー回転素子の長さ θ :旋光子の旋光角(通常45°= ”/4rad ) (2)式を変形し、θ=−2PO=1/2とおくと次式
が得られる。
P=Po(1−8in2VH4) −=−(31(3)
式を図示したものが第6図に示されている。ここでPO
は磁界の強さがOの場合のセンサ透過光の強さである。
ところで旋光子の旋光角θは温度によって変化するので
必ずしも常にθ=シ1とはならない。そこでシtからの
ずれを△θとすると(3)式より次式が得られる。
p=po(1−sin(2vH4+2Δθ) )  ・
(4)(4)式より磁界がOの場合の光の強さPo’は
次式で表わされる。
Po”=;Po (1−2Δθ)・・・・・・(5)ま
た(4)式を展開すると次式が得られる。
P具Po (1−2VH2−2Δθ) ・・・・・・(
6)ここで磁界によって影響を受ける項は(6)式の0
内の第2項目のみである。(5)(6)式より見かけの
変調度mが下記のように求められる。
旋光子は前述のように自然旋光能とともに磁気旋光能も
併せて有しているため第1図に示すようにファラデー素
子6とス旋光子7が組合せられた場合のVH1値は下記
のようになる。
vH4=v1Ht1+■2H42・・・・・・ (8)
ここでvf:ファラデー素子のペルデ定数t、:ファラ
デー素子の長さ v2:旋光子のベルデ定数 t2:旋光子の長さ さらにファラデー素子および旋光子のベルデ定数も温度
特性を有しているので、その温度による変化分をそれぞ
れΔ■□、Δv2とおくと(8)式は次のように表わさ
れる。
vH6=((v1+△■1)t1+(v2+Δv2)t
2)H(9)ここで(9)式を(力式に代入して変調度
mを求めると次式が得られる。
通常Zn5e多結晶体、水晶等のベルデ定数の温度上昇
による変化分は第4図に代表例として示したZn5e多
結晶体のベルデ定数の温度特性のグラフから分るように
正である。すなわちΔv1.Δv2も正となる。一方、
旋光子である水晶の旋光能の温度上昇による変化分(温
度係数)は第5図の水晶の旋光能の温度特性グラフから
分るように正である。すなわちΔθも正となる。したが
って、旋光子に水晶を使用した場合、(10)式より変
調度の温度による変化を見ると、温度が上昇するにつれ
て分子は増大し分母は減少するため、変調度の変化はフ
ァラデー素子固有のベルデ定数の温度変化以上に大きく
なってしまい、磁界センサとしての温度特性すなわち温
度変化に対する安定性が良好でないという欠点があった
eう 発明の目的 本発明は上記従来の事情に鑑みなされたものであって、
旋光子を用いた構成でもって温度特性の向上した、すな
わち変調度の温度変化に対する安定性の良好な磁界セン
サを提供することを目的とする。
に)発明の構成 本発明は偏光子、検光子および自然旋光能を有しないフ
ァジデー効果素子とともに自然旋光能を有する材質から
なる7′/4旋光子を使用した光学式磁界センサにおい
て、シ1旋光子としてビスマスシレネイト族の結晶を用
いたことを特徴とする。
(ホ)発明の作用 ビスマスシレネイト族の結晶では温度上昇にともなう旋
光能の変化率がマイナスのためΔθがマイナスとなる。
したがって00)式で表わされる変調度の分母が温度上
昇とともに増加し分子の温度上昇にともなう増加分を相
殺する形になり変調度の温度変化にともなう変化量が少
くなる。
(ハ)発明の実施例 本発明による磁界センサの構成は第1図に示された7、
旋光子を有する従来の磁界センサと同様であるが、7.
旋光子7にBSOすなわちBi1□SiO20結晶を使
用している点のみ異なる。ビスマスシレネイト族に属す
るBSO結晶では第5図に実線で示すように旋光能の温
度係数すなわち温度上昇にともなう変化率がマイナスで
あるので旋光角の“/4からのずれ△θはマイナスとな
る。一方、BSOのベルデ定数の温度係数は第4図に示
されるようにプラスである。したがって00)式で表わ
される変調度を考えると、分母が温度上昇に伴ない増加
し、やはり温度上昇とともに増加する分子の増加分を相
殺する形となり変調度の温度変化が少なくなる。なおり
SO結晶のかわりにBTOすなわちBi1□TiO2o
 単結晶またはBGOすなわちB 11゜Cre○2o
 結晶を用いても同様な効果が得られる0 以上水したように、また第5図のグラフから明らかなよ
うに水晶とBSO等ビスマスシレネイト族結晶の旋光能
の温度係数は正負逆の関係を有するので第6図に示すよ
うに旋光子に水晶とBSO結晶を下記90式を満足する
ように組合せて使用することにより水晶とBSO結晶の
旋光能の温度係数−6,7%/100℃〜+2.4チ/
100℃の範囲内で任意の温度係数をもった旋光子を作
ることができる。
θBt1+θ。t2=“/4   ・・・・・・αDこ
こでOB :BS○結晶の旋光能 z1 :Bso結晶の旋光子の長さ θ。:水晶の旋光能 t2:水晶の旋光子の長さ なおりSO結晶等ビスマスシレネイト族の結晶のベルデ
定数は水晶のベルデ定数に比べ10倍以上大きいので、
旋光子にビスマスシレネイト族の結晶を使用することに
より水晶旋光子を用いたものに比ベセンサの感度が向上
するという利点も得られる。
(19発明の効果 本発明の磁界センサではシを旋光子にビスマスシレネイ
ト族の結晶を使用している゛ため旋光能の温度係数すな
わち温度上昇にともなう変化率がマイナスとなり旋光能
の7.からのずれΔθがマイナスとなるっしたがって(
10)式で表わされる変調度の分母が温度上昇とともに
増加し、分子のベルデ定数の温度上昇にともなう増加分
を相殺し、変調度の温度変化にともなう変化量の少ない
磁界センサが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学式磁界センサの構成概要図、ただ
し外観上従来の磁界センナと同様である。 第2図は光学式磁界センサの最も基本的な構成を示す概
要図。 第6図は磁界センサを透過する光の強さを示すグラフ。 第4図はZn5e多結晶体およびBSO結晶のペルデ定
数の温度による変化を示すグラフ。 第5図は水晶およびBS○結晶の旋光能の温度による変
化を示すグラフっ 第6図は本発明の変形例であって、′/4旋光子がBS
○旋光子と水晶旋光子との結合からなる光学式磁界セン
サの構成概要図。 2・・・・・偏光子    6・・・・・・ファラデー
素子4・・・・・・検光子    7・・・・・“4旋
光子特許出願人  住友電気工業株式会社 (外5名) 第1図 第3図 −H′暮春ル強ざ慴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)偏光子、検光子および自然旋光能を有しないファ
    ラデー効果素子とともに自然旋光能を有する材質からな
    るπ/4旋光子を使用した光学式磁界センサにおいて、
    π/4旋光子としてビスマスシレネイト族の結晶を用い
    たことを特徴とする磁界センサ。
  2. (2)前記ビスマスシレネイト族の結晶がBi_1_2
    SiO_1_0、Bi_1_2GeO_2_0または、
    Bi_1_2TiO_2_0からなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の磁界センサ。
JP60211558A 1985-09-25 1985-09-25 磁界センサ Pending JPS6270776A (ja)

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