JPS627074A - 画像形成装置の分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は電子写真複写機、同プリンタなど静電転写プ
ロセスを利用する画像形成装置、とくにその分離装置に
関するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 走行する像担持体表面に形成された可転写のトナー像に
１紙を主とするシート状の転写材を当接ないし近接させ
、この部分にもうけた転写帯電器の作用によって静電的
に該トナー像を転写材に転写し、ついでこの転写材を像
担持体から、分離ベルト、分離コロ、分離ローラを用い
て分離させるように構成した画像形成装置は従来からひ
ろく実用されている。

この種の分離装置においては、前述の分離ベルト等はも
ちろん転写材表面の画像領域外一方の端部に配して画像
に影響が及ばないように配慮してあり、またこの種の分
離手段は分離機能もすぐれているけれども、低湿時には
分離コロや分離ローラに摩擦帯電による電荷が蓄積し、
このため該コロ、ローラに近い部分のトナー像が乱れ、
とくにベタ黒画像に水玉状の模様があられれるなど、画
質の劣化をきたすおそれがあった。

本発明は以上のような事態にかんがみてなされたもので
あって、環境の如何にかかわらずつねに良質の画像を得
られるような分離装置を提供することを目的とするもの
である。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）上記の目的を達
成するために、本発明においては、前述のような分離装
置においてその分離コロ、分離ローラの少なくとも一方
に除電手段を配してなるものである。

このように構成することによって、分離コロなどの近傍
を通過する転写材表面の画像の乱れを除去することがで
きる。

（実施例の説明） 第１図は本発明の実施態様をしめす画像形成装置の分離
装置の側面図である。

矢印Ａ方向に走行する円筒状の像担持体１に接して、そ
の端部画像領域外に分離ベルト２、分離コロ４、分離ロ
ーラ５が配してあり、さらに転写帯電器６が配設しであ
る。

転写材Ｐは案内通路３をとおり、レジストローラ７によ
って像迫持体表面の画像とタイミングをとって矢印Ｂ方
向に走行して像担持体上のトナー像に当接し、これを受
容してのち、分離ベルト２、分離コロ４、分離ローラ５
によって強制的に像担持体から分離せしめられて不図示
の定着部位にいたるものとする。

このような分離装置において、本実施例においては、前
記分離コロおよび分離ローラに対して除電部材として除
電ブラシ８．９を当接配置してなるものである。

このように構成することによって環境の変化にかかわら
ず良好な画像が得られた。

除電部材としては、上記以外にも、たとえば、アルミ蒸
着ポリエステルフィルム、燐青銅板（厚み０　、０１　
ａｍ）などを用いたがいづれも良好な結果が得られた。

また前述の分離ベルトとしてはポリエチレンテレフタレ
ート、分離コロとしてはナイロン、ポリアセタール、分
離ローラとしてはゴムを利用することができる。

上記のような除電部材を用い、これと被除電部材とのギ
ャップを変えたときの作用をみたところ下表のような結
果を得た。

第１表 第２図は本発明の他の実施例を示す要部の斜面図であっ
て、前記実施例と対応する部分には同一の符号を付して
示しである９分離ベルト２の開口部２ａの位置において
分離コロ４と分離ローラ５とが対設配置してあり、これ
らに夫々除電針ｌ。

および１１が非接触状に近接配置しである。

このような構成のものにおいても前述の実施例のものと
同様の結果が得られた。

（３）発明の効果 本発明は以上説明したような構成ならびに作用をそなえ
ているから１周囲の環境の如何にかかわらず、とくに湿
度の高低に影響されることなく、つねに良質の画像を得
ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す要部の側面図、第２図は
他の実施例を示す要部の斜面図である。 １００．像担持、２０．拳分離ベルト、３．・・案内通
路、４拳拳・分離コロ、５・・・分離ローラ、６・会・
転写帯電器、 第　　１　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行する像担持体表面に当接して、該表面のトナー像を
   受容する転写材を、分離コロ、分離ローラを用いて像担
   持体から分離するようにした分離装置において、前記分
   離コロ、分離ローラのすくなくとも一方に除電手段を配
   してなる画像形成装置の分離装置。