JPS6270489A - 炭素質微粉体の水スラリ−用安定化剤 - Google Patents
炭素質微粉体の水スラリ−用安定化剤Info
- Publication number
- JPS6270489A JPS6270489A JP60211297A JP21129785A JPS6270489A JP S6270489 A JPS6270489 A JP S6270489A JP 60211297 A JP60211297 A JP 60211297A JP 21129785 A JP21129785 A JP 21129785A JP S6270489 A JPS6270489 A JP S6270489A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stabilizer
- carbonaceous material
- water slurry
- finely divided
- divided carbonaceous
- Prior art date
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- Pending
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は炭素質微粉体の水スラリー用安定剤に係るもの
であり、更に詳しくは、広範囲の温度で有効な炭素質微
粉体−水スラリー用安定化剤組成物に関するものである
。
であり、更に詳しくは、広範囲の温度で有効な炭素質微
粉体−水スラリー用安定化剤組成物に関するものである
。
従来、炭素質微粉体の水スラリーの貯蔵安定性ヲ高める
目的で、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース塩、ポリヒニルアルコールポリアクリルア
マイド、ポリアクリル酸塩、キサンタンガム、カラギー
ナン、デンプンなど多くの水溶性高分子が安定剤として
有効であることが知られているが、いずれもかなシ狭い
温度範囲でしか安定化効果を示さず、夏期等の高温時と
冬期等の低温時との両方に於て安定して効果を示すもの
はなく実用上問題があった。
目的で、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース塩、ポリヒニルアルコールポリアクリルア
マイド、ポリアクリル酸塩、キサンタンガム、カラギー
ナン、デンプンなど多くの水溶性高分子が安定剤として
有効であることが知られているが、いずれもかなシ狭い
温度範囲でしか安定化効果を示さず、夏期等の高温時と
冬期等の低温時との両方に於て安定して効果を示すもの
はなく実用上問題があった。
本発明者らは、これらの従来の安定化剤の欠点を改良す
べく検討をかさねた結果多糖類の硫酸エステル塩と高温
でゲル化するセルロース誘導体との両方を組合わせた組
成物を使用することにより特異的に幅広い温度範囲で炭
素質微粉体・水スラリー〇貯蔵安定性を付与する現象を
見出し本発明に到達した。多糖類の硫酸エステル塩と高
温でゲル化するセルロース誘導体の割合は重量比でり0
/10−10/りO1好ましくは7jr/2jt〜21
/7!である。この範囲外で、多糖類の硫酸エステル塩
が多くなると高温での安定化効果が悪くなり、又高温で
ゲル化するセルロース誘導体が多くなると低温での安定
化効果が悪くなるといった様に本発明の主旨が達せられ
ない。多糖類の硫酸エステル塩としてはイオタ・カラギ
ーナンのカルシウム塩等があげられ、また高温でゲル化
するセルロース誘導体としてはメチルセルロースおよび
メチルセルロースのメトキシ基の一部がヒドロキシプロ
ポキン基に置換えられたものなどをあげることができる
。本発明の炭素質微粉体−水スラリー用安定剤組成物の
添加量は水に対して0.0 /〜コ、o wt% 、好
ましくはo、o r〜/、0wt%である。
べく検討をかさねた結果多糖類の硫酸エステル塩と高温
でゲル化するセルロース誘導体との両方を組合わせた組
成物を使用することにより特異的に幅広い温度範囲で炭
素質微粉体・水スラリー〇貯蔵安定性を付与する現象を
見出し本発明に到達した。多糖類の硫酸エステル塩と高
温でゲル化するセルロース誘導体の割合は重量比でり0
/10−10/りO1好ましくは7jr/2jt〜21
/7!である。この範囲外で、多糖類の硫酸エステル塩
が多くなると高温での安定化効果が悪くなり、又高温で
ゲル化するセルロース誘導体が多くなると低温での安定
化効果が悪くなるといった様に本発明の主旨が達せられ
ない。多糖類の硫酸エステル塩としてはイオタ・カラギ
ーナンのカルシウム塩等があげられ、また高温でゲル化
するセルロース誘導体としてはメチルセルロースおよび
メチルセルロースのメトキシ基の一部がヒドロキシプロ
ポキン基に置換えられたものなどをあげることができる
。本発明の炭素質微粉体−水スラリー用安定剤組成物の
添加量は水に対して0.0 /〜コ、o wt% 、好
ましくはo、o r〜/、0wt%である。
この範囲外で、添加量が少な過ぎると充分な安定化効果
が得られず、又、添加量が多過ぎた場合にはスラリーの
粘度が高くなり、流動性の面で問題となる。炭素質微粉
体・水スラリニのpHはあまり低いと本発明の安定化剤
の効果があま夛期待できないので、中性からアルカリ性
が好ましい。
が得られず、又、添加量が多過ぎた場合にはスラリーの
粘度が高くなり、流動性の面で問題となる。炭素質微粉
体・水スラリニのpHはあまり低いと本発明の安定化剤
の効果があま夛期待できないので、中性からアルカリ性
が好ましい。
本発明の安定剤組成物が適用できる炭素質微粉体はエネ
ルギー源として使用でさるものであれば特に制限がなく
、例えば、褐炭、亜瀝青炭、瀝青炭、無煙炭等の各種の
石炭、これら各種の石炭から製造されたコークス、石油
コークス化学プラントから副生ずるカーボンブラック、
有機物を炭化して得られるカーボンブラックなどを必要
に応じて粉砕して得られる炭素質微粉体が挙げられる。
ルギー源として使用でさるものであれば特に制限がなく
、例えば、褐炭、亜瀝青炭、瀝青炭、無煙炭等の各種の
石炭、これら各種の石炭から製造されたコークス、石油
コークス化学プラントから副生ずるカーボンブラック、
有機物を炭化して得られるカーボンブラックなどを必要
に応じて粉砕して得られる炭素質微粉体が挙げられる。
炭素質微粉体の粒度は実實的に粒径75以上のものがな
ければ使用できるが、一般的に粒度が小さい程炭素實・
水スラリーの安定性が良くなる傾向にあるので、200
メツシユバス(約7≠μ以下)10重量%以上のものが
好ましく、特にA!〜り5重量−の範囲内にあるものが
望ましい。分散系における炭素質微粉体の濃度は、一般
的にタO〜75重量%である。
ければ使用できるが、一般的に粒度が小さい程炭素實・
水スラリーの安定性が良くなる傾向にあるので、200
メツシユバス(約7≠μ以下)10重量%以上のものが
好ましく、特にA!〜り5重量−の範囲内にあるものが
望ましい。分散系における炭素質微粉体の濃度は、一般
的にタO〜75重量%である。
炭素質微粉体の水スラリーを製造する際、用いられる分
散剤は、一般的に知られている界面活性剤でよく例えば
、ナフタレンスルホン酸塩又はホルマリン縮合物、リグ
ニ/スルホン酸塩などのアニオン系やプロピレンオキサ
イド、エチレンオキサイド共重合物、アルキル7 :r
−/ −ルのポリエチレンオキサイド付加物、多価アル
コールのポリプロピレンオキサイド・ポリエチレンホキ
サイトイ\J加物、エチレンジアミ/のボリプロピレン
オキサイド・ポリエチレンオキサイド付加物などの非イ
オン系界面活性剤などがある。そして分散剤の添加量は
一般的に0.0.1〜3重量−の範囲である。
散剤は、一般的に知られている界面活性剤でよく例えば
、ナフタレンスルホン酸塩又はホルマリン縮合物、リグ
ニ/スルホン酸塩などのアニオン系やプロピレンオキサ
イド、エチレンオキサイド共重合物、アルキル7 :r
−/ −ルのポリエチレンオキサイド付加物、多価アル
コールのポリプロピレンオキサイド・ポリエチレンホキ
サイトイ\J加物、エチレンジアミ/のボリプロピレン
オキサイド・ポリエチレンオキサイド付加物などの非イ
オン系界面活性剤などがある。そして分散剤の添加量は
一般的に0.0.1〜3重量−の範囲である。
炭素質微粉体・水スラリーの製造はいかなる方法でも良
く、一般的には湿式ボールミル粉砕によりスラリー化す
る方法や微粉砕した炭素質をホモミキサー等で分散させ
、スラリー化する方法などがある。
く、一般的には湿式ボールミル粉砕によりスラリー化す
る方法や微粉砕した炭素質をホモミキサー等で分散させ
、スラリー化する方法などがある。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はその要旨を越えない限りこれらの実施例に限定
されるものではない。なお、実施例において使用した炭
素質微粉体の種類と粒度および一般的性状を表−7に示
す。
本発明はその要旨を越えない限りこれらの実施例に限定
されるものではない。なお、実施例において使用した炭
素質微粉体の種類と粒度および一般的性状を表−7に示
す。
光り
実施例1
炭素質として石油コークスを用い、下記の試験を行い表
−2の結果を得た。石油コークスに対してO0♂wt%
の分散剤テトロニック/ !Or(旭電化工業株式会社
製)を含む水溶液30f中に石油コークス粉末709を
加え、全体を良く混合した後、遠心回転ボールミルで3
0分間粉砕する。その後スターラーで1時間攪拌し熟成
する。こうして得られた70%石油コークス−水スラリ
ーに適量のイオタ・カラギーナンにューゲリンGJ−7
oo;中央化成株式会社ff)トメチルセルロース(マ
ーボロー/l’EMP−H:松本油脂製薬株式会社裏)
をスラリー粘度が900〜/200CP720℃(B、
!’L型粘度計でローター屋3、≦Or、p、m条件に
よる。)となるように、加え、1時間スターラーで攪拌
レー晩静置する。静置後さらにスターラーで1時間攪拌
し、安定性試験用の試料とする。
−2の結果を得た。石油コークスに対してO0♂wt%
の分散剤テトロニック/ !Or(旭電化工業株式会社
製)を含む水溶液30f中に石油コークス粉末709を
加え、全体を良く混合した後、遠心回転ボールミルで3
0分間粉砕する。その後スターラーで1時間攪拌し熟成
する。こうして得られた70%石油コークス−水スラリ
ーに適量のイオタ・カラギーナンにューゲリンGJ−7
oo;中央化成株式会社ff)トメチルセルロース(マ
ーボロー/l’EMP−H:松本油脂製薬株式会社裏)
をスラリー粘度が900〜/200CP720℃(B、
!’L型粘度計でローター屋3、≦Or、p、m条件に
よる。)となるように、加え、1時間スターラーで攪拌
レー晩静置する。静置後さらにスターラーで1時間攪拌
し、安定性試験用の試料とする。
安定性試験はφj Ofl X / 2 ! ff1m
の試験管に試料602を入れ、70℃および3j℃の恒
温室に静置し、−週間後、2週間後、3週間後のスラリ
ー状態を観察判定した。
の試験管に試料602を入れ、70℃および3j℃の恒
温室に静置し、−週間後、2週間後、3週間後のスラリ
ー状態を観察判定した。
実施例ノ
実施例1の分散剤をNewcol !20 (日本乳化
創製)、に変え、実施例/と同様の試験を行い表−コの
結果を得た。
創製)、に変え、実施例/と同様の試験を行い表−コの
結果を得た。
実施例3
炭素質として石炭にュージーランド炭)を用い、下記の
方法でスラリー化を行い安定剤の添加および評価は実施
例1と同様の試験を行い表−3の結果を得た。スター2
で攪拌しながら石炭に対し0.A wt%に相当する分
散剤、テトロニックiio’y(旭電化工業株式会社製
)を含む水浴液2にt?中に微粉石炭t72f/を加え
均一に混合する。次にホモミキサーで10分間分散を行
い一晩静置する。このスラリーのpHはコ、tであった
。
方法でスラリー化を行い安定剤の添加および評価は実施
例1と同様の試験を行い表−3の結果を得た。スター2
で攪拌しながら石炭に対し0.A wt%に相当する分
散剤、テトロニックiio’y(旭電化工業株式会社製
)を含む水浴液2にt?中に微粉石炭t72f/を加え
均一に混合する。次にホモミキサーで10分間分散を行
い一晩静置する。このスラリーのpHはコ、tであった
。
で7.7KN軽したもので、それ以外は実施例3と同様
の試験を行い表≠の結果を得た。
の試験を行い表≠の結果を得た。
表−λ
表−3
表−グ
※静置安定性の判定基準は次の如きio段階評価によっ
た。又■、■、■等は各数字の週間経過後の測定を示す
。
た。又■、■、■等は各数字の週間経過後の測定を示す
。
10:沈降していない。又は僅かに沈降して: いるが
容易に再分散可能(実用町)!:ある程度沈降しており
、沈降物は硬く: 再分散困難(実用性M) /:完全に沈降しており、沈降物は硬く再分散不可能(
実用不可)
容易に再分散可能(実用町)!:ある程度沈降しており
、沈降物は硬く: 再分散困難(実用性M) /:完全に沈降しており、沈降物は硬く再分散不可能(
実用不可)
Claims (1)
- 多糖類の硫酸エステル塩と高温でゲル化するセルロース
誘導体の割合が重量比で90/10〜10/90の範囲
であることを特徴とする炭素質微粉体の水スラリー用安
定化剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211297A JPS6270489A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 炭素質微粉体の水スラリ−用安定化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211297A JPS6270489A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 炭素質微粉体の水スラリ−用安定化剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270489A true JPS6270489A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16603603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60211297A Pending JPS6270489A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 炭素質微粉体の水スラリ−用安定化剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270489A (ja) |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP60211297A patent/JPS6270489A/ja active Pending
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