JPS6270472A - 粘着付与剤組成物 - Google Patents
粘着付与剤組成物Info
- Publication number
- JPS6270472A JPS6270472A JP21166685A JP21166685A JPS6270472A JP S6270472 A JPS6270472 A JP S6270472A JP 21166685 A JP21166685 A JP 21166685A JP 21166685 A JP21166685 A JP 21166685A JP S6270472 A JPS6270472 A JP S6270472A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- block copolymer
- styrene
- styrene block
- copolymer resin
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粘着付与剤組成物、更に詳しくは、スチレンブ
ロック共重合体樹脂と通常の粘着付与樹脂を特定条件下
で加熱混練したことから成り、例えばホットメルト接着
側番こ配合して優れた粘着力を付与することができる組
成物に関する。
ロック共重合体樹脂と通常の粘着付与樹脂を特定条件下
で加熱混練したことから成り、例えばホットメルト接着
側番こ配合して優れた粘着力を付与することができる組
成物に関する。
従来技術
スチレンブロック共重合体樹脂は熱可塑性ゴム特性を有
し、特に未加硫ゴムの易溶性と加硫ゴムの優れたストレ
ス・ストレイン特性を兼備し、その優れた物理的・化学
的性質から各種の分野で利用されているが、更Iこその
用途範囲の拡大が望まれつつある。
し、特に未加硫ゴムの易溶性と加硫ゴムの優れたストレ
ス・ストレイン特性を兼備し、その優れた物理的・化学
的性質から各種の分野で利用されているが、更Iこその
用途範囲の拡大が望まれつつある。
本発明者らは、このスチレンブロック共重合体樹脂の用
途開発について検討を進めたところ、これを通常の粘着
付与樹脂の存在下、空気中で熱処理を行って分解させる
ことにより、得られる組成物が優れた粘着力を発揮する
ことを見出し、本発明を完成させるに至った。
途開発について検討を進めたところ、これを通常の粘着
付与樹脂の存在下、空気中で熱処理を行って分解させる
ことにより、得られる組成物が優れた粘着力を発揮する
ことを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、スチレンブロック共重合体樹脂お
よび粘着付与樹脂を空気存在下150〜220℃の温度
で加熱混練したことを特徴とする粘着付与剤組成物を提
供するものである。
よび粘着付与樹脂を空気存在下150〜220℃の温度
で加熱混練したことを特徴とする粘着付与剤組成物を提
供するものである。
本発明におけるスチレンブロック共重合体樹脂としては
、スチレン−ブタジェン−ブタジェン共重合体樹脂、ス
チレンーブタジエンースチレンブロック共重合体樹脂(
、S B S [脂と称す)、スチレン−イソプレン−
スチレンブロック共重合体m脂(Sl、Si脂と称す)
が挙げられ、例えばシェル化学(株)製の「カリフレッ
クスTR−1101j、[同Tit−1102J、[同
TR−1107J等が市販されている。特にSIS樹脂
が好ましい。
、スチレン−ブタジェン−ブタジェン共重合体樹脂、ス
チレンーブタジエンースチレンブロック共重合体樹脂(
、S B S [脂と称す)、スチレン−イソプレン−
スチレンブロック共重合体m脂(Sl、Si脂と称す)
が挙げられ、例えばシェル化学(株)製の「カリフレッ
クスTR−1101j、[同Tit−1102J、[同
TR−1107J等が市販されている。特にSIS樹脂
が好ましい。
本発明における粘着付与樹脂としては、通常のものが使
用されてよく、例えばクマロン樹脂、クマロン−インデ
ン樹脂、スチレン樹脂、合成炭化水素樹脂、ロジン樹脂
、ポリテルペン樹脂、水添テルペン樹脂等が挙げられ、
これらの1種または2種以上を使用に供する(特に、水
添テルペン樹脂が好ましい)。使用量は通常、スチレン
ブロック共重合体樹脂100部(重用部、以下同様)に
対し5〜150部、好ましくは50〜100部の範囲で
選定すればよい。5部未満であると、所望の粘着力か得
られず、また150部を越えると、凝集力が低下し、望
ましい接着強度が得られない傾向にある。
用されてよく、例えばクマロン樹脂、クマロン−インデ
ン樹脂、スチレン樹脂、合成炭化水素樹脂、ロジン樹脂
、ポリテルペン樹脂、水添テルペン樹脂等が挙げられ、
これらの1種または2種以上を使用に供する(特に、水
添テルペン樹脂が好ましい)。使用量は通常、スチレン
ブロック共重合体樹脂100部(重用部、以下同様)に
対し5〜150部、好ましくは50〜100部の範囲で
選定すればよい。5部未満であると、所望の粘着力か得
られず、また150部を越えると、凝集力が低下し、望
ましい接着強度が得られない傾向にある。
本発明に係る粘着付与剤組成物は、上記所定割合のスチ
レンブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂を配合し、こ
れらを空気存在下150〜220°C1好ましくは17
0〜200℃の温度にて30〜150分間、好ましくは
45〜100分間加熱混練することにより得られる系で
構成される。かかる加熱混練によって、スチレンブロッ
ク共重合体樹脂は空気酸化を受けて所宇稈度番こ分解し
、これが共存する粘着付与樹脂と相乗的に作用して粘着
力の増強を発現するものと考えられる。なお、混練温度
が150℃未満であると、酸化の進行が極端に遅く、所
望の粘着力が得られないし、また220℃を越えると、
過度の酸化が起り、凝集力の低下が著しく、また変色す
るので望ましくない。
レンブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂を配合し、こ
れらを空気存在下150〜220°C1好ましくは17
0〜200℃の温度にて30〜150分間、好ましくは
45〜100分間加熱混練することにより得られる系で
構成される。かかる加熱混練によって、スチレンブロッ
ク共重合体樹脂は空気酸化を受けて所宇稈度番こ分解し
、これが共存する粘着付与樹脂と相乗的に作用して粘着
力の増強を発現するものと考えられる。なお、混練温度
が150℃未満であると、酸化の進行が極端に遅く、所
望の粘着力が得られないし、また220℃を越えると、
過度の酸化が起り、凝集力の低下が著しく、また変色す
るので望ましくない。
このようにして得られる本発明組成物は、粘着付与剤と
して、例えばホットメルト接着剤に配合することができ
る。
して、例えばホットメルト接着剤に配合することができ
る。
次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
実施例l
5ISi脂(シェル化学(株)製、カリフレックスTR
−1107)100部および水添テルペン樹脂(安原油
脂(株)製、フレアロンM −105)100部を空気
存在下190℃で30分間加熱混練して、均一な粘着付
与剤組成物を調製する。
−1107)100部および水添テルペン樹脂(安原油
脂(株)製、フレアロンM −105)100部を空気
存在下190℃で30分間加熱混練して、均一な粘着付
与剤組成物を調製する。
実施例2
実施例1において混練時間を45分、75分、90分ま
たは120分に代える以外は、実施例1と同様にして粘
着付与剤組成物を調製する。
たは120分に代える以外は、実施例1と同様にして粘
着付与剤組成物を調製する。
比較例1
実施例1,2において空気雰囲気を窒素雰囲気に代える
以外は、実施例1,2と同様にして粘着付与剤組成物を
調製する。
以外は、実施例1,2と同様にして粘着付与剤組成物を
調製する。
実施例3
実施例1において混練温度を170°Cまたは220℃
(こ代える以外は、実施例1と同様番こして粘着付与剤
組成物を調製する。
(こ代える以外は、実施例1と同様番こして粘着付与剤
組成物を調製する。
比較例2
実施例1,3番こおいて空気雰囲気を窒素雰囲気に代え
る以外は、実施例1,3と同様にして粘着付与剤組成物
を調製する。
る以外は、実施例1,3と同様にして粘着付与剤組成物
を調製する。
粘着試験
実施例1〜3および比較例1,2で得られる組成物につ
いて、ボールタックをPSTC−6法に準じて評価する
。結果を表1,2に示す。
いて、ボールタックをPSTC−6法に準じて評価する
。結果を表1,2に示す。
表1〔混練温度190℃(一定)、混練時間を変化〕:
表2〔混練時間30分(一定)、混練温度を変化〕:
比較例3
実施例1で使用の5ISi脂と水添テルペン樹脂を常温
混練してなる組成物について、同様にボールタックを測
定したところ、20cm以上のボールのころがり距離で
あり、粘着力の弱いのが認められる。
混練してなる組成物について、同様にボールタックを測
定したところ、20cm以上のボールのころがり距離で
あり、粘着力の弱いのが認められる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スチレンブロック共重合体樹脂および粘着付与樹脂
を空気存在下150〜220℃の温度で加熱混練したこ
とを特徴とする粘着付与剤組成物。 2、スチレンブロック共重合体樹脂が、スチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体樹脂である前記第1
項記載の組成物。 3、粘着付与樹脂が水添テルペン樹脂である前記第1項
記載の組成物。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21166685A JPS6270472A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 粘着付与剤組成物 |
US06/902,654 US4734447A (en) | 1985-09-24 | 1986-09-02 | Hot-melt adhesive |
EP86112413A EP0216238B1 (en) | 1985-09-24 | 1986-09-08 | Hot-melt adhesive |
DE8686112413T DE3686013T2 (de) | 1985-09-24 | 1986-09-08 | Heissschmelzklebemittel. |
AU63106/86A AU587284B2 (en) | 1985-09-24 | 1986-09-24 | Hot-melt adhesive |
KR1019860007975A KR870003175A (ko) | 1985-09-24 | 1986-09-24 | 접착성 부여제 조성물과 이를 함유하는 고열용융 접착제조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21166685A JPS6270472A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 粘着付与剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270472A true JPS6270472A (ja) | 1987-03-31 |
JPH0458836B2 JPH0458836B2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=16609581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21166685A Granted JPS6270472A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 粘着付与剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270472A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4886940A (ja) * | 1972-02-24 | 1973-11-16 | ||
JPS54162737A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-24 | Kuraray Co Ltd | Hot-melt adhesive composition |
JPS5586855A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-01 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Pressure-sensitive adhesive composition |
JPS5650978A (en) * | 1979-10-02 | 1981-05-08 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Hot-melt sticking composition |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21166685A patent/JPS6270472A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4886940A (ja) * | 1972-02-24 | 1973-11-16 | ||
JPS54162737A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-24 | Kuraray Co Ltd | Hot-melt adhesive composition |
JPS5586855A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-01 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Pressure-sensitive adhesive composition |
JPS5650978A (en) * | 1979-10-02 | 1981-05-08 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Hot-melt sticking composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458836B2 (ja) | 1992-09-18 |
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