JPS6270431A - ポリアミノ酸ウレタン樹脂膜の製造方法 - Google Patents

ポリアミノ酸ウレタン樹脂膜の製造方法

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JPS6270431A
JPS6270431A JP21181685A JP21181685A JPS6270431A JP S6270431 A JPS6270431 A JP S6270431A JP 21181685 A JP21181685 A JP 21181685A JP 21181685 A JP21181685 A JP 21181685A JP S6270431 A JPS6270431 A JP S6270431A
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resin
polyamino acid
acid urethane
film
urethane resin
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Tsunekatsu Furuta
古田 常勝
Mikihiko Tanaka
幹彦 田中
Kenichi Kamemaru
亀丸 賢一
Kiyoshi Nakagawa
清 中川
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、優れた耐光性を低下させることなく良好な耐
ガス褪色性を有せしめたポリアミノ酸ウレタン樹脂膜の
製造方法に関するものである。
(ロ)従来の技術 ポリアミノ酸ウレタン樹脂は、ポリウレタン樹脂に比べ
て優れた耐光性を有しているが、最近特に問題とされて
いる石油や天然ガスの燃焼ガスや自動車等の排気ガスに
含まれている酸化窒素ガスによってポリアミノ酸ウレタ
ン樹脂もポリウレタン樹脂と同様に黄変劣化がノ[しる
欠点を有していることがわかってきた。この欠点を解決
するため安定剤としてポリウレタン樹脂に使用されてい
る従来から公知の酸化防止剤や紫外線吸収剤であるヒン
ダードフェノール誘導体、ベンゾ1−リアゾール誘導体
、ヒンゾ−ドアミン誘導体等を含有させても全く効果が
なく、むしろ安定剤自身が着色し。
添加前に較べて耐酸化窒素ガス枯色性(以下、耐NOX
性と略称する)が悪くなる傾向にあった。また最近の特
許情報によればポリうレタン樹脂の耐NOX性や耐光性
の改良方法としてホスファイト誘導体(USP、357
3251号)、セミカルバジド誘導体(特開昭52〜1
5548.15549)  トリアジン誘導体(特開昭
53−144957) 、飽和脂肪酸エステル(特開昭
49−17449)などを使用する方法が提案されてお
り。
これらの個々についてポリアミノ酸ウレタン樹脂への適
用を検討したところ、いずれも耐NOX性の効果は認め
られないのが実状である。そこで本発明者等はポリアミ
ノ酸ウレタン樹脂膜の製造に際し、予め樹脂液にホスフ
ァイト重縮合物とセミカルバジド化合物を併用しておく
ことにより樹脂膜の耐NOX性を改良する方法を先に提
案(特願昭60−165265号)したが、この方法に
よりば1記樹脂を乾式法にて凝固させる場合には耐NO
X性の改良効果が著しい反面、湿式法で凝固さセる場合
には耐NOX性の改良効果が乾式法の場合稈改良されず
耐NOX性に不満を残していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は一ト述の現状に鑑みて行われたもので。
ポリアミノ酸ウレタン樹脂膜を湿式凝固法で製造する場
合にポリアミノ酸ウレタン樹脂の優れた耐光性を低下さ
セることなく樹脂膜の耐NOX性を改良することを目的
とするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段および作用iZ述の
目的を達成するために本発明は次の構成を有するもので
ある。ずなわら1本発明はポリアミノ酸つL・タン樹脂
主体の合成重合体、下記式N)で示されるホスファ・イ
ト重縮合物および極性有機溶剤よりなる樹脂溶液をシー
ト状物に塗布し湿式凝固さゼることにより多孔質膜を形
成し。
しかる後に該多孔質膜に上記式(II)で示されるセミ
カルバジド化合物を付与することを特徴とする耐ガス褪
色性の優れたポリアミノ酸ウレタン樹脂膜の製造方法を
要旨とするものである。
(ただし、Xは2〜10の整数である。)(ただし、R
はアルキレン基、メチレンジフェニレン基、メチレンジ
トルイレン基又はメチレンジキシリレン基である。) 以下2本発明の詳細な説明する。
本発明ではまず始めにポリアミノ酸ウレタン樹脂主体の
合成重合体、ホスファイト重縮合物及び極性有機溶剤よ
りなる樹脂溶液をシ 1−状物に塗布する。
ここでいうポリアミノ酸ウレタン樹脂−1体の合成重合
体とは1合成重合体としてポリアミノ酸ウレタン樹脂を
70〜100%含むもの(もち7)んポリアミノ酸ウレ
タン樹脂100%でもよい)をいい。
その他の合成重合体として例えばポリーγ−アルキルグ
ルタメ−1・とブタジェンのブロック共重合体やポリー
r−アルキルグルタメーl−とロイシンのブロック共重
合体等を30%未満の範囲で含んでいてもよい。
本発明で用いるポリアミノ酸ウレタン樹脂(以下PAD
樹脂という。)は、アミノ酸とポリウレタンとからなる
共重合体であり、アミノ酸としζば1)L−アラニン、
L−アスパラギン酸、r、−シスチン、L−グルタミン
酸、グリシン、L−リジン。
L−メチオニン、L−ロイシン及びその誘導体が挙げら
れ、ポリアミノ酸を合成する場合アミノ酸とホスゲンか
ら得られるアミノ酸N−カルボン酸無水物(以下、N−
カルボン酸無水物をNCAとい−6= ら。)が一般に用いられる。ポリウレタンとして番J、
末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー
で、イソシアネ−1・とポリオールを当FJItNCo
/r+o > 1の条件で反応さ−1て得られるものが
用いられる。イソシアネート成分としては芳香族ジイソ
シアネート、脂肪族ジイソシアネート及び指環族ジイソ
シアネ−1〜の単独又はこれらの混合物が用いられ2例
えばトリレン2・4−ジイソシアネ−1・、4・4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート、1・6−ヘキサン
ジイソシアネート。
1・4−シクロヘキサンジイソシアネ−1・等が挙げら
れる。また、ポリオール成分としてはポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオールが使用される。ポリエ
ーテルポリオールにはポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等
が挙げられ、またポリエステルポリオールとしてはエチ
レングリコール、プロピレングリコール等のジオールと
アジピン酸、セパチン酸等の二塩基酸との反応生成物や
カプロラクトン等の開環重合物が挙げられる。
こ引9らのポリエーテルやポリエステルの平均分子量は
2001ql! I−のものが好ましく用いり)れる。
アミノ酸とポリウレタンとの共重合で使用されるアミン
類としては工(−レンジアミン等の1級アルキルアミン
、エタノ −ルアミン等のアルコールアミン、トリエチ
ルアミン等の3級アルキルアミン。
ジエチルアミン等の2級アミン等が用いられる。
このようにPAI樹脂は各種アミノ酸NCAと末端にイ
ソシア不−1−基を有するウレタンプレポリマーとの反
応系にアミン類を添加して得られるものである。PAI
+樹脂を構成−4るアミノ酸成分としては特に皮膜14
能面から光学部14 r−アルキル−グルタメ−1−N
CAが好ましく用いられ、さらに−に記光学活11γ−
アル4−ルーグルメ−1−NcAの中でも価格と皮膜物
性の而からT−メチル−■、−グルタメー!−Nf’:
A又はT−メチル l)−グルタメ I〜NCAがPA
II樹脂のアミノ酸成分とし7て有利にiff訳される
場合が多い。
本発明の多孔質膜を4するためには、水溶性の溶媒系か
らなる均一な樹脂組成物を用いることが塗−に性と湿式
成膜性の両面から有利である。かがる樹脂組成物として
は、 PAI+樹脂の中でも特に光学活性γ−アルキル
ーグルタメート−NcAとウレタンプレポリマーとの反
応物が好ましく用いられるが、これは上記反応物が極性
有機溶剤を主体とする溶媒系例えばジメチルホルムアミ
ドとジオキサンとの混合溶媒系でそのアミノ酸とウレタ
ンとの重量比率において90:10〜10:90の広範
囲な領域で均一な樹脂溶液となるため要求される皮膜物
性を考慮しながら」二記重量比率を自由に選択すること
ができるからである。
本発明ではト述のPAI+樹脂に下記式(1)で示され
るボスファイト重縮合物が併用される。
−9= 式(1)で示されるホスファイト重縮合物(以下、化合
物(八)という。)はペンタエリスリト−ル水素化ビス
フェノールA−1リフェニルホスフファイI−重縮合物
であり、Xが11以−1−の整数では、 PAI+樹脂
の溶媒系に不溶となり、取りあつかいがむずかしくなる
のでXは10以下の整数であることが必要である。
PAD樹脂に化合物(A)を併用するには、P^IJ樹
脂のコーティング塗布液の調液の際、これに化合物(A
)を直接添加したりあるいは化合物(八)を極性有機溶
剤溶液の型で添加したりするが、  PAI+樹脂の製
造時に最終段階で反応釜の中へ化合物 (A)を添加す
る方法によって行ってもよい。化合物(^)の使用量は
PAI+樹脂固形分に対して1重置%以−1−、30重
景%未満であることが望ましい。1重量%未満では耐N
OX性が悪くなり、30重量%より多いと多孔質膜の機
械的(’!質が悪くなる。
本発明で用いる極(Il有機溶剤としては、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリ
ドン等を挙げることができる。
本発明方法では前述の如きPAII樹脂主体の合成重合
体、化合物(A)および極性有機溶剤よりなる樹脂溶液
をシート状物に塗布する。ここで用いるシート状物は織
物1編物、不織布、フィルム、紙など1表面の平滑なも
のであればいずれでもよい。
塗布したシート状物は、水中に浸漬する。このとき極性
有機溶剤のみが水に溶解し、樹脂が水中にて多孔質状に
凝固してくる。かかる方法による樹脂の凝固法は、湿式
凝固法と呼ばれるものである。
このようにして得られる多孔質膜を利用すれば透湿性防
水布帛を得ることができる。例えば、上述のシーl・状
物として織物1編物、不織布等の布帛を用いる場合には
、そのまま透湿性防水布帛となり、又シー=ト状物とし
てフィルムや紙などの剥離可能なシートを用いる場合に
は湿式製膜後、接着剤を用いてこれを繊維布帛と接合し
た後でシートを剥離することにより、透湿性防水布帛を
得ることができる。
ここでは製膜の代表例としてim常のコーティング法に
て繊維布帛の片面にPAII樹脂膜を形成するコーティ
ング法によって説明−4る。
一般的には樹脂の塗布厚は、10〜30/1mである。
PAI+樹脂配合液を繊維布帛にイ1ジノした後該布帛
を水中に浸漬する。このときの水温は0〜30 ’t:
の範囲にあることが望ましく、水温が30℃以−1二に
なると極性有機溶剤(ジメチルホルムアミ1等)の水中
への拡散が速くなり、樹脂IB!の微細の孔が大きくな
りすぎるので、耐水1Fが不良となる恐れがある。また
、浸漬時間は10秒以−1−必要で、10秒未満では樹
脂の凝固が不十分で満足なPAII樹脂膜が得られない
水中でPAI+樹脂を凝固・口しめた後、布帛を湯洗し
、残留している溶剤を除去する。湯洗の条件は通常30
〜80℃の温度で3分間以上行えばよい。
湯洗後、乾燥する。このようにして多孔質膜を布帛の片
面に形成する。
次に本発明では、  PA11樹脂よりなる多孔質膜に
下記式(旧で示されるジセミヵルバジI、化合物(以下
、化合物(R)という、)を付すする。
(但しRはアルキレン基、メチレンジフェニレン基、メ
チレンジトルイレン基、又はメチレンジキシリレン基で
ある。) 化合物(R)のうち脂肪族系のジセミカルバジド化合物
は水に可溶であるので水溶液として付与できるが、芳香
族系ジセミカルパジド化合物は有機溶剤系で付与する必
要がある。具体的な溶剤としてはエチレングリコール、
メタノール、水、ジメチルホルムアミr等を挙げること
ができる。化合物(B)を多孔質膜に付与するには布帛
の片面の多孔質膜面に化合物(B)の溶液をキスロール
、グラビアロール等を用いて付与したり、あるいは表面
に多孔質膜の形成された布帛をそのまま化合物(B)の
溶液に浸漬したりする方法等により行うことができる。
また、化合物(B)を付与する際t8水剤等を併用し撥
水加T等を同時に行うこともコスト、工程合理化の面か
ら有用な方法である。撥水剤はシリコン系、フッ素系、
パラフィン系等、−・般に公知のtR水削を使用するこ
とができる。化合物(B)の使用星はPAII樹脂固型
分に対し、0.旧重量%以−tin%重尾未病がe71
ま1.い。化合物(]I)の使用惜が0.口重%i%未
尚の場合には耐NOX性が悪くなり、−フッ10重¥%
よ幻多い場合には。
多孔質膜の機械的性質が悪くなる。
PAII樹脂の耐NOX性を向−1−さ干る化合物(A
)お61.。
び化合物(R)の作用についてシ1.現在のところその
理由はさだかでないが、化合物(^)および化合物(B
)の相乗効果により耐NOX性能が改良されるものと本
発明者等は考えている。
(ホ)実施例 本発明を実施例により詳細に説明するが。
実施例におけるPAI+樹脂多孔質膜の性能の測定、評
価は次の方法で行−2だ。
(1)耐N0Xi’l:   J!S−1,0855に
より酸化窒素ガス堅牢度を測定、評価し た。
(21R光堅牢度 、llS、i、−01’142によ
る。
実施例1 まず始めに2本実施例で用いるPAD樹脂(ポリアミノ
酸ウレタン樹脂)の製造を次の方法で行った。
ポリテトラメチレングリコール(01(価56.9)1
970gと1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート5
40gを90 ’cで5時間反応させ、末端にイソシア
ネ−(・基を有するウレタンプレポリマー(NCO当M
 2340)を11↑た。このウレタンプレポリマー8
5gとγ−メチルー1.−グルタメーt−NCA 85
gをジメチルホルムアミ[′/ジオキサン(重量比7/
3)の混合溶媒666gに溶解し、かきまぜながら2%
トリエチルアミン溶液50gを添加し、30℃で5時間
反応を行うと粘度32,000cps (25℃)の黄
褐色乳濁状の流動性の良好なPAU樹脂溶液を得た。
このI)A 11樹脂G11後述の処方1及び実施例2
の処方3にて用いるものである。
次に、上記PALI樹脂塗布のためのシート状物として
、基布織物を下記の方法で製造し用意した。
経糸及び緯糸にカチオン可染型ポリエステル75d/3
6fを用いた経糸密度120木/インチ、緯糸密度90
本/インチの゛ド織物(タフタ;精練およびカチオン染
料による染色後のもの)にフッソ系IR水剤エマルジョ
ンのア・リヒガ−1730(旭硝了株式会社製品)59
(水溶液でパディング(絞り率35%)を行い、 1f
iO°Cにて1分間の熱処理を行った後、鏡面ロールを
持つカレンダー加T機を用いて温度170℃、圧力30
 kg/cm、速度20m/分の条件にてカレンダーハ
11−1を行い、塗布用の基布織物を得た。
ここでト記基4i 1tti物に下記処方1の塗布液を
ナイフオーバーロールコータ−を使用して塗布け100
 g / %にて塗布した後20°Cの水浴中に1分間
浸漬し、樹脂分を湿式凝固さ−Iた。
処方l P A IJ樹脂        100部バーノック
l佳 50       1部(イソシア不 1・化合
物、大11本インキ化学工業■製晶) ペンタエリスリト ル・水素化ビスフェノールA・トリ
フェニルホスファイト重縮合物(分子量2500〜30
oo)1部 ジメチルホルl、アミド    1部部このあと通常の
方法で50℃の温水中に5分間浸漬して湯洗し、乾燥し
て基布織物上に薄膜状に形成されたPAI+樹脂膜を得
た。
ここでPAII樹脂膜にセミカルバジド化合物を付与す
るため、  PAII樹脂膜の形成された基布織物を下
記処方2にてパディング(絞り率10%)処理し、乾燥
後150℃にて30秒間の熱処理を行うことにより2本
発明のPAD樹脂膜を得た。
処方2 1.6−ヘキサメチレンビスN、N’ジメチルセミカル
バジド         1部アサヒガードAG −7
30(弗素系ta水剤エマルジョン、旭硝子■製晶) 
   5部イソプロピルアルコール         
5部水                      
   89部本発明方法との比較のため1本実施例にお
ける処方1からホスファイト重縮合物を削き、又別に本
実施例における処方2から1.Ei−ヘキサメチレンビ
スN、N’ジメチル力ミセルバジiを削き、そのほかは
本実施例と全く同一・の方法により処理し、それぞれ比
較例1及び比較例2のr’AI+樹脂膜を製造した。
本発明および比較例1〜2の樹脂膜のP1能を測定評価
し、その結果を第1表に示した。
第  1  表 第1表から明らかな如く1本発明方法によればPAII
樹脂の耐光性をtiなうことなく耐NOX性が改良され
ていることがわかる。本実施例による布帛はそのまま透
湿性防水布帛として用いることもできる。
実施例2 上記実施例1のPAII樹脂膜の製造において5塗重液
の処方1に代えて下記処方3 (処方1に微細孔形成剤
のクリスボンAM−刊を併用)を用いるほかは実施例1
と全く同一の方法により、基布織物上に薄膜状に形成さ
れた本発明の多孔質P^11樹脂膜を得た。
処方3 P A U樹脂        100部ハーノソクB
L−501部 (イソシアネート化合物 大[1本インキ化学工業側製品) ペンタエリスリトール・水素化ビスフェノールA・トリ
フェニルホスファイト重縮合物(分子量2500〜30
00 )      1部りリスボンAW−7H8部 (ポリウレタン系微細孔形成剤、大日本インキ化学T業
側製品) ジメチルポルムアミド     10部本発明との比較
のため1本実施例2における塗布液の処方3からボスフ
ァイト重縮合物を削き。
又別に本実施例2において準用する実施例1の処方2か
ら1.6 −ヘキ→IメチレンビスN、N=iメチルセ
ミカルハシ(を削き、そのほかは本実施例2と全く同一
の方法により、そわぞれ基布織物IGこ比較例3及び比
較例4の1)Δ11樹脂膜を製造した。
本発明および比較例3〜4のPAI目も1脂IJの+’
を能を測定評価し、その結果を合わ1!て第2表に小L
7た。
第  2  表 第2表より明らかな如く1本発明によればPAII樹脂
の耐光性を)員なうこともなく、耐ガス褪色性能が充分
に付与されていること力q〕かる。
本実施例におけるPAII樹脂成形物は薄膜状で基布織
物に一体に結合されてなり、しかも透湿性が良好である
。従ってかかる積層構造の布帛は、そまま透湿性防水布
帛として用いることも可能である。
(ポ)発明の効果 本発明は予めPAI+樹脂(ポリアミノ酸ウレタン樹脂
)の塗布液中にホスファイト重縮合物を含有せしめてお
き、これを塗布後湿式凝固により多孔質膜を形成し、し
かる後にセミカルバジド化合物を多孔質膜にイーj1j
する構成を有するものであり。
かかる構成の本発明によれば得られるPAU樹脂膜は湿
式凝固法によって製膜されているにも抱わらず耐光性を
何ら損なうことなく優れた耐ガス褪色性を有するものと
して得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアミノ酸ウレタン樹脂主体の合成重合体、下
    記式( I )で示されるホスファイト重縮合物および極
    性有機溶剤よりなる樹脂溶液をシート状物に塗布し湿式
    凝固させることにより多孔質膜を形成し、しかる後に該
    多孔質膜に下記式(II)で示されるセミカルバジド化合
    物を付与することを特徴とする耐ガス褪色性の優れたポ
    リアミノ酸ウレタン樹脂膜の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、Xは2〜10の整数である。) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、Rはアルキレン基、メチレンジフェニレン基
    、メチレンジトルイレン基又はメチレンジキシリレン基
    である。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6460298B1 (ja) * 2017-08-03 2019-01-30 Dic株式会社 多孔体の製造方法
WO2019026446A1 (ja) * 2017-08-03 2019-02-07 Dic株式会社 多孔体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6460298B1 (ja) * 2017-08-03 2019-01-30 Dic株式会社 多孔体の製造方法
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