JPS6270381A - リン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物の合成方法 - Google Patents
リン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物の合成方法Info
- Publication number
- JPS6270381A JPS6270381A JP21083485A JP21083485A JPS6270381A JP S6270381 A JPS6270381 A JP S6270381A JP 21083485 A JP21083485 A JP 21083485A JP 21083485 A JP21083485 A JP 21083485A JP S6270381 A JPS6270381 A JP S6270381A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphoric acid
- phosphorus oxyhalide
- monoalkyl ester
- solvent
- acid monoalkyl
- Prior art date
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- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野−1
本発明は、塩化ビニル樹脂用可塑剤、及び潤滑剤として
用いられるアルキルジアリールポ2.7エイトの原料で
あるリン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物の合成
方法に関する6のである。
用いられるアルキルジアリールポ2.7エイトの原料で
あるリン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物の合成
方法に関する6のである。
1従米の技術1
従来、リン酸モノアルキルエステルニハロゲン化物は、
例えば米国特許第2504121.25 !l 614
0号、2596141号公報に記載されているように発
生するハロゲン化水素による副反応及び着色を制御する
ため15℃以下に保持しなからオキシ塩化リンにアルキ
ルアルコ−・ルを滴下して合成しでいた6 1発明が解決しようとする問題点−1 従米の2j法は、常温以下の低温で反応を行うため、冷
却設備が不可欠Cあり、又反応速度もおそく、反応が完
了するのに長時間を要した。
例えば米国特許第2504121.25 !l 614
0号、2596141号公報に記載されているように発
生するハロゲン化水素による副反応及び着色を制御する
ため15℃以下に保持しなからオキシ塩化リンにアルキ
ルアルコ−・ルを滴下して合成しでいた6 1発明が解決しようとする問題点−1 従米の2j法は、常温以下の低温で反応を行うため、冷
却設備が不可欠Cあり、又反応速度もおそく、反応が完
了するのに長時間を要した。
[問題点を解決するための手段1
本発明者らは冷却設備を用いずに効率よくリン酸千/フ
ルキルエステルーターハロゲン化物を合成する方法を開
発すべく鋭意研究を行った結果、反応時に発生するハロ
ゲン化水素が溶けにくい溶媒を存在させることにより、
冷却の必要がなくなり、短時間で淡色の生成物を州られ
る事を知得して本発明を完成した。
ルキルエステルーターハロゲン化物を合成する方法を開
発すべく鋭意研究を行った結果、反応時に発生するハロ
ゲン化水素が溶けにくい溶媒を存在させることにより、
冷却の必要がなくなり、短時間で淡色の生成物を州られ
る事を知得して本発明を完成した。
すなわち本発明の要旨は、オキシハロゲン化リンとアル
キルアルコールから脱ハロゲン化水素反応でリン酸モノ
アルキルエステルニハロゲン化物を合成するに際して、
ハロゲン化水素難溶性溶媒存在下反応させる事を特徴と
するリン酸モノアルキルエステルニハロゲン化物の合成
方法にある。
キルアルコールから脱ハロゲン化水素反応でリン酸モノ
アルキルエステルニハロゲン化物を合成するに際して、
ハロゲン化水素難溶性溶媒存在下反応させる事を特徴と
するリン酸モノアルキルエステルニハロゲン化物の合成
方法にある。
本発明を更に詳細に説明する。
拳法で用いるオキシハロゲン化リンとしては、オキシ塩
化リンが好ましい。また、拳法で使用する溶媒はハロゲ
ン化水素の溶けにくい物であれば、特に限定されるもの
ではないが、具体的には、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族化合物、オクタン、ドデカン等の脂肪族炭
化水素、トリクロロエタン、四塩化チタン、トリクロロ
ト+7 フルオロエタン等のハロゲン化化合物等が有効
である。
化リンが好ましい。また、拳法で使用する溶媒はハロゲ
ン化水素の溶けにくい物であれば、特に限定されるもの
ではないが、具体的には、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族化合物、オクタン、ドデカン等の脂肪族炭
化水素、トリクロロエタン、四塩化チタン、トリクロロ
ト+7 フルオロエタン等のハロゲン化化合物等が有効
である。
存在させるハロゲン化水素難溶性溶媒の量は、オキシハ
ロゲン化リンに対し、50wt%から300wt%が好
ましい。反応は通常、このハロゲン化水素難溶性溶媒に
アルキルアルコールとこれと等モルのオキシハロゲン化
リンを添加し、冷却せずに好ましくは、減圧下で反応さ
せる。以上の様にしてリン酸モノアルキルエステルニハ
ロゲン化4&Iを製造する。この時発生するハロゲン化
水素は、ハロゲン化水素難溶性溶媒の存在で反応溶液中
から容易に除去され、発生したハロゲン化水素による分
解・副反応等が抑制される。よってこれまで困難であっ
た高温下での反応が有利にて実施できる。
ロゲン化リンに対し、50wt%から300wt%が好
ましい。反応は通常、このハロゲン化水素難溶性溶媒に
アルキルアルコールとこれと等モルのオキシハロゲン化
リンを添加し、冷却せずに好ましくは、減圧下で反応さ
せる。以上の様にしてリン酸モノアルキルエステルニハ
ロゲン化4&Iを製造する。この時発生するハロゲン化
水素は、ハロゲン化水素難溶性溶媒の存在で反応溶液中
から容易に除去され、発生したハロゲン化水素による分
解・副反応等が抑制される。よってこれまで困難であっ
た高温下での反応が有利にて実施できる。
拳法で用いるアルキルアルコールとはメタノール、エタ
ノール、ブタノール、ヘキサノール、オクタツール、デ
カノール、トリデカノール等の目的とするリン酸モノア
ルキルエステルニハロゲン化物に対応する炭素数1〜1
8の1価のアルコールである。
ノール、ブタノール、ヘキサノール、オクタツール、デ
カノール、トリデカノール等の目的とするリン酸モノア
ルキルエステルニハロゲン化物に対応する炭素数1〜1
8の1価のアルコールである。
「作用」
以−1−のように、本発明の方法によれば、副生成物と
して発生するハロゲン化水素が、ハロゲン化水素難溶性
溶媒の存在で反応溶液中から容易に除去され、その結果
として発生したハロゲン化水素による分解・副反応等が
抑制される。よってこれまで困難であった高温下での反
応が拳法により有−3= 利に実施されるのである。
して発生するハロゲン化水素が、ハロゲン化水素難溶性
溶媒の存在で反応溶液中から容易に除去され、その結果
として発生したハロゲン化水素による分解・副反応等が
抑制される。よってこれまで困難であった高温下での反
応が拳法により有−3= 利に実施されるのである。
「実施例」
温度計、撹拌機、ジムロート冷却器を取り付けた500
el四つロフラスコにオキシ塩化リン76.7g(0,
5モル)およびトルエン100gを秤り取る。このトル
エン溶液に撹拌しながらイソデシルアルコール79FK
(0,5モル)を15分間で滴下した。
el四つロフラスコにオキシ塩化リン76.7g(0,
5モル)およびトルエン100gを秤り取る。このトル
エン溶液に撹拌しながらイソデシルアルコール79FK
(0,5モル)を15分間で滴下した。
この時7ラスロ内の温度は25℃から50℃に上昇した
。イソデシルアルコール添加終了後、アスピレータ−に
よる減圧下、反応を完結させリン酸インデシルニ塩化物
を得た。
。イソデシルアルコール添加終了後、アスピレータ−に
よる減圧下、反応を完結させリン酸インデシルニ塩化物
を得た。
反応状況はアルカリ水溶液を入れたガス吸収びんに発生
した塩化水素を吸収させ中和滴定により追跡した。添加
終了後90分で98%の反応率を示した。
した塩化水素を吸収させ中和滴定により追跡した。添加
終了後90分で98%の反応率を示した。
「発明の効果」
上記実施例のように、リン酸モノアルキルエステルニハ
ロゲン化物を製造する際に、ノ10デン化水素難溶性の
溶媒を存在させ二脱ノ)ロデン化水素を効率的に行なう
ことにより、製品が着色する事なく高温で実施できるこ
ととなり、従来、必要とされた冷却設備は不要となった
。
ロゲン化物を製造する際に、ノ10デン化水素難溶性の
溶媒を存在させ二脱ノ)ロデン化水素を効率的に行なう
ことにより、製品が着色する事なく高温で実施できるこ
ととなり、従来、必要とされた冷却設備は不要となった
。
又、高温で実施するため反応速度も速くなり、合成時間
を短縮する事ができた。
を短縮する事ができた。
よって、本発明によれば製造工程が簡略化でき、しかも
製造装置および製造コストが低減化でき、可塑剤工業へ
の貢献は大きい。
製造装置および製造コストが低減化でき、可塑剤工業へ
の貢献は大きい。
特許出願人 玉菱化成ビニル株式会社
代 理 人 弁理士 長谷用 −
(ばか1名)
Claims (2)
- (1)オキシハロゲン化リンとアルキルアルコールを反
応させてリン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物を
合成するに際して、ハロゲン化水素難溶性溶媒存在下反
応させる事を特徴とするリン酸モノアルキルエステル二
ハロゲン化物の合成方法。 - (2)反応を20乃至50℃の範囲の温度で行なわせる
ことからなる特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21083485A JPS6270381A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | リン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物の合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21083485A JPS6270381A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | リン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物の合成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270381A true JPS6270381A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16595881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21083485A Pending JPS6270381A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | リン酸モノアルキルエステル二ハロゲン化物の合成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270381A (ja) |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21083485A patent/JPS6270381A/ja active Pending
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