JPS6269431A - カラ−受像管の製造方法 - Google Patents
カラ−受像管の製造方法Info
- Publication number
- JPS6269431A JPS6269431A JP20662085A JP20662085A JPS6269431A JP S6269431 A JPS6269431 A JP S6269431A JP 20662085 A JP20662085 A JP 20662085A JP 20662085 A JP20662085 A JP 20662085A JP S6269431 A JPS6269431 A JP S6269431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- mask
- temperature
- color picture
- picture tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はカラー受像管の製造方法に係り、特にカラー受
像管のパネル内面に極めて品位の良好な蛍光面を形成す
ることが可能なカラー受像管の製造方法に関するもので
ある。
像管のパネル内面に極めて品位の良好な蛍光面を形成す
ることが可能なカラー受像管の製造方法に関するもので
ある。
カラー受像管のパネル内面に光吸収層や蛍光体層を形成
する露光方法は、通常偏向装置により走査される電子ビ
ームの軌道を露光光線に置き換え、また偏向装置の代わ
りに補正レンズを使用して電子ビームと露光光線の軌跡
を一致させ、カラー受像管の動作時における電子ビーム
のドツト状やストライブ状の蛍光体層へのランディング
性能を補正するようになっている。
する露光方法は、通常偏向装置により走査される電子ビ
ームの軌道を露光光線に置き換え、また偏向装置の代わ
りに補正レンズを使用して電子ビームと露光光線の軌跡
を一致させ、カラー受像管の動作時における電子ビーム
のドツト状やストライブ状の蛍光体層へのランディング
性能を補正するようになっている。
特に、近年、ニューメディア対応として画像の見易さを
強調するため、画面をほぼ平面としたカラー受像管（以
下ＦＳ管と言う）が広く使用されるようになってきてお
り、このＦＳ管に使用されるシャドウマスクは当然のこ
とながら、その曲率は大きくなる０例えば２１インチ型
のＦＳ管では従来の約２倍の曲率を有している。このよ
うに曲率が大きいと、シャドウマスクの熱による膨張量
が無視できなくなり、カラー受像管の性能としても動作
時のシャドウマスクのドーミングによる色ずれ現象が問
題となってくる。更に、このシャドウマスクの熱膨張は
蛍光体層や光吸収層を焼きつけるカラー受像管の露光工
程においても大きく問題となっていた。
強調するため、画面をほぼ平面としたカラー受像管（以
下ＦＳ管と言う）が広く使用されるようになってきてお
り、このＦＳ管に使用されるシャドウマスクは当然のこ
とながら、その曲率は大きくなる０例えば２１インチ型
のＦＳ管では従来の約２倍の曲率を有している。このよ
うに曲率が大きいと、シャドウマスクの熱による膨張量
が無視できなくなり、カラー受像管の性能としても動作
時のシャドウマスクのドーミングによる色ずれ現象が問
題となってくる。更に、このシャドウマスクの熱膨張は
蛍光体層や光吸収層を焼きつけるカラー受像管の露光工
程においても大きく問題となっていた。
即ち、第２図に示すように露光工程においては。
例えばストライプ型の場合、先ずパネル（１）の内面に
ストライプ状光吸収層（２）を形成し、このストライプ
状光吸収層（２）間に赤（Ｒ）、録（Ｇ）、青（８）各
色に発光するストライプ状蛍光体層（３Ｒ）、 （３Ｇ
） 。
ストライプ状光吸収層（２）を形成し、このストライプ
状光吸収層（２）間に赤（Ｒ）、録（Ｇ）、青（８）各
色に発光するストライプ状蛍光体層（３Ｒ）、 （３Ｇ
） 。
（３Ｂ）を設けるようになっている。
しかし、この露光工程では第３図に示すようなシャドウ
マスク（５）、フレーム（６）、ホルダー（７）からな
るシャドウマスク構体（８）（以下単にマスクと言う）
とパネル（１）の脱着が第４図に示すように行われてい
る。即ち、パネル（１）とマスク（８）の分離を行なう
パネル・マスク分離工程（１１）でマスク（８）を除い
たのち、パネル（１）はパネル洗浄工程（１２）、パネ
ル乾燥工程（１３）、感光剤塗布工程（１４）、パネル
塗炭工程（１５）の各工程を経てパネル・マスク装着工
程（１６）を通り、露光工程（１７）に入る。この間、
マスク（８）は露光工程（１７）以外はパネル（１）と
分離されており、前工程からの対のパネル（１）に同期
した形で各工程を進行するようになっている。従って、
マスク（８）は室温にさらされた状態で移動するためほ
ぼ室温に近い温度になっている。
マスク（５）、フレーム（６）、ホルダー（７）からな
るシャドウマスク構体（８）（以下単にマスクと言う）
とパネル（１）の脱着が第４図に示すように行われてい
る。即ち、パネル（１）とマスク（８）の分離を行なう
パネル・マスク分離工程（１１）でマスク（８）を除い
たのち、パネル（１）はパネル洗浄工程（１２）、パネ
ル乾燥工程（１３）、感光剤塗布工程（１４）、パネル
塗炭工程（１５）の各工程を経てパネル・マスク装着工
程（１６）を通り、露光工程（１７）に入る。この間、
マスク（８）は露光工程（１７）以外はパネル（１）と
分離されており、前工程からの対のパネル（１）に同期
した形で各工程を進行するようになっている。従って、
マスク（８）は室温にさらされた状態で移動するためほ
ぼ室温に近い温度になっている。
しかしながら、パネル（１）は露光工程（Ｊ７）前に乾
燥されるため、室温に対して、かなり高い温度となって
いる。
燥されるため、室温に対して、かなり高い温度となって
いる。
従って、露光工程（１７）においては、第５図に示すよ
うに露光スタート時のシャドウマスク（５）は最後の露
光時のシャドウマスク（５□）の位置になる。
うに露光スタート時のシャドウマスク（５）は最後の露
光時のシャドウマスク（５□）の位置になる。
従って、露光スタート時の露光光線（２１）も最後の露
光時には（２１１）の位置になり、パネル（１）内面に
形成された感光膜の露光位置も移動することになる。こ
の現象はＦＳ管のようにシャドウマスクの膨張が極端に
ランディグ性能に影響を与えるものでは、このシャドウ
マスクのドーミング現象によりビームランディング誤差
による色ずれを生じ、歩留の低下や調整余裕度の減少、
色再現性の低下に大きな影響を及ぼす問題点があった。
光時には（２１１）の位置になり、パネル（１）内面に
形成された感光膜の露光位置も移動することになる。こ
の現象はＦＳ管のようにシャドウマスクの膨張が極端に
ランディグ性能に影響を与えるものでは、このシャドウ
マスクのドーミング現象によりビームランディング誤差
による色ずれを生じ、歩留の低下や調整余裕度の減少、
色再現性の低下に大きな影響を及ぼす問題点があった。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、
特に露光時におけるパネルとシャドウマスクの温度差の
許容される誤差を限定することによってビームランディ
ング誤差による色ずれなどを極めて少なくすることが可
能なカラー受像管の製造方法を提供することを目的とし
ている。
特に露光時におけるパネルとシャドウマスクの温度差の
許容される誤差を限定することによってビームランディ
ング誤差による色ずれなどを極めて少なくすることが可
能なカラー受像管の製造方法を提供することを目的とし
ている。
即ち１本発明はパネルの内面に塗布された感光膜に対し
てシャドウマスクの透孔を通る露光光線を射突するよう
になされたカラー受像管の製造方法において、露光時の
パネルとシャドウマスクとの温度差を５℃以内としたこ
とを特徴とするカラー受像管の製造方法である。
てシャドウマスクの透孔を通る露光光線を射突するよう
になされたカラー受像管の製造方法において、露光時の
パネルとシャドウマスクとの温度差を５℃以内としたこ
とを特徴とするカラー受像管の製造方法である。
提案者らは、特に露光時のシャドウマスクとパネルとの
温度差について種々実験を行なった。その結果、感光膜
を露光したのち、現像して例えば光吸収体層を形成する
工程の場合、シャドウマスクとパネルとの温度を、この
工程を行なう室温と同一にすることが最も良いが、この
温度は約２３℃であり、感光剤の感光特性や管種構成の
違いなどにより、このままでは量産ができない。
温度差について種々実験を行なった。その結果、感光膜
を露光したのち、現像して例えば光吸収体層を形成する
工程の場合、シャドウマスクとパネルとの温度を、この
工程を行なう室温と同一にすることが最も良いが、この
温度は約２３℃であり、感光剤の感光特性や管種構成の
違いなどにより、このままでは量産ができない。
そこで、パネルとシャドウマスク両者の温度差に着目し
て２１インチＦＦＳ管使用し、温度差に対するランディ
ング性能及び調整余裕度を実験で求め下表の結果が得ら
れた。
て２１インチＦＦＳ管使用し、温度差に対するランディ
ング性能及び調整余裕度を実験で求め下表の結果が得ら
れた。
表
但し１表中０は良好、Δはやや不良、×は不良である。
この結果から温度差が５℃以内であればランディング誤
差が無視し得る範囲であり、この範囲にすることにより
歩留の低下、調整余裕度の減少を防ぐことが可能である
ことがわかった。
差が無視し得る範囲であり、この範囲にすることにより
歩留の低下、調整余裕度の減少を防ぐことが可能である
ことがわかった。
次に本発明の一実施例を第１図により説明する。
但し、従来と同一符号は同一部を示す。
即ち、パネル・マスク分離工程（１１）で、パネルとマ
スクは分離される。
スクは分離される。
次にパネルはパネル洗浄工程（１２）、パネル乾燥工程
（１３）、感光剤塗布工程（１４）、パネル乾燥工程（
１５）各工程及び最後に温度調整工程（２３）を経てパ
ネル・マスク装着工程（１６）を通り露光工程（１７）
に入る。この間、マスクはパネルと分離されており前工
程からの対のパネルに同期した形で各工程を進行し、最
後に温度調整工程（２４）を経てパネル・マスク装着工
程（１６）に入るようになっている。
（１３）、感光剤塗布工程（１４）、パネル乾燥工程（
１５）各工程及び最後に温度調整工程（２３）を経てパ
ネル・マスク装着工程（１６）を通り露光工程（１７）
に入る。この間、マスクはパネルと分離されており前工
程からの対のパネルに同期した形で各工程を進行し、最
後に温度調整工程（２４）を経てパネル・マスク装着工
程（１６）に入るようになっている。
この温度調整工程（２３） 、 （２４）のうち、温度
調整工程（２３）ではパネルの温度を３３℃乃至３５℃
とし。
調整工程（２３）ではパネルの温度を３３℃乃至３５℃
とし。
温度調整工程（２４）ではマスクの温度を２８℃乃至３
０℃とし、かつパネルとマスクとの温度差が５℃以下に
なるようにされる。この様な温度差範囲でパネルにマス
クを装着し露光することにより感光剤の感光特性も良好
となり、ランディング誤差も少なくなり、実稼動時も極
めて品位の良好なカラー受像管を得ることができる。
０℃とし、かつパネルとマスクとの温度差が５℃以下に
なるようにされる。この様な温度差範囲でパネルにマス
クを装着し露光することにより感光剤の感光特性も良好
となり、ランディング誤差も少なくなり、実稼動時も極
めて品位の良好なカラー受像管を得ることができる。
この最適温度差である５℃以内を達成する手段としては
、マスクをフレオンの温度調整のできるベーパー洗浄槽
につける方法、マスクに温（冷）風をあてて温度を上（
下）げろなど種々の方法が考えられる。また、パネルは
感光膜をヒーターで乾燥するとき、温度を調整する方法
などが考えられる。更にパネルにマスクを装着後一定温
度になる迄放置するなどの手段も有効である。
、マスクをフレオンの温度調整のできるベーパー洗浄槽
につける方法、マスクに温（冷）風をあてて温度を上（
下）げろなど種々の方法が考えられる。また、パネルは
感光膜をヒーターで乾燥するとき、温度を調整する方法
などが考えられる。更にパネルにマスクを装着後一定温
度になる迄放置するなどの手段も有効である。
上述のように本発明によれば極めて品位の良好なカラー
受像管を提供することが出来る。
受像管を提供することが出来る。
第１図は本発明の一実施例の工程図、第２図（ａ）はカ
ラー受像管をパネル側から見た平面図、第２図（ｂ）は
第２図（ａ）のＡ部拡大図、第３図はパネルとマスクと
を分離した状態を示す説明用断面図。 第４図は従来例の工程図、第５図はパネルにマスクを装
着し露光している状態を示す説明図である。 １・・・パネル ２・・・光吸収層３Ｒ，３
Ｇ、 ３Ｂ・・・蛍光体層５，５□・・・シャドウマス
ク２１、２１．・・・露光光線
ラー受像管をパネル側から見た平面図、第２図（ｂ）は
第２図（ａ）のＡ部拡大図、第３図はパネルとマスクと
を分離した状態を示す説明用断面図。 第４図は従来例の工程図、第５図はパネルにマスクを装
着し露光している状態を示す説明図である。 １・・・パネル ２・・・光吸収層３Ｒ，３
Ｇ、 ３Ｂ・・・蛍光体層５，５□・・・シャドウマス
ク２１、２１．・・・露光光線
Claims (1)
- パネルの内面に塗布された感光膜に対してシャドウマス
クの透孔を通る露光光線を射突するようになされたカラ
ー受像管の製造方法において、露光時の前記パネルと前
記シャドウマスクとの温度差を５℃以内としたことを特
徴とするカラー受像管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20662085A JPS6269431A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | カラ−受像管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20662085A JPS6269431A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | カラ−受像管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6269431A true JPS6269431A (ja) | 1987-03-30 |
Family
ID=16526390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20662085A Pending JPS6269431A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | カラ−受像管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6269431A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008037432A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Guruppo Pieta Co Ltd | 注ぎ口器具 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP20662085A patent/JPS6269431A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008037432A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Guruppo Pieta Co Ltd | 注ぎ口器具 |
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