JPS6268937A

JPS6268937A - 衛生洗浄装置の洗浄ノズル

Info

Publication number: JPS6268937A
Application number: JP20690285A
Authority: JP
Inventors: 瀬野　学; 野崎　政太郎
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-09-19
Filing date: 1985-09-19
Publication date: 1987-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、人体の局部を温水等で洗浄する衛生洗浄装
置の洗浄ノズルに関する。

従来の技術従来のこの種洗浄ノズルは、例えば特開昭５８−２６１
４２多鳩匹示されているように、第６図のような構造に
なっていた。すなわち、ノズルシリンダ１内にノズル本
体２が摺動自在に挿着され、ノズル本体２はスプリング
３により、常時ノズルシリンダ１内の方向に付勢されて
いる。４はノズル本体２の摺動を規制するキャップねじ
てあり、ストツハヒン６を有している。６はノズルシリ
ンダ１内に水を送り込む給水口金である。ノズル本体２
とノズルシリンダ１の間はシール部材７で水シールされ
ている。ノズル本体２の一端には噴出口８が設けられて
おシ、他端はピストン部９を有している。内部は通水路
１０となっておシ、ピストン部９の絞り穴１１に対向し
た位置に止水パルプ１２が設けられており、スプリング
１３０作用により止水パルプ１２の半球状の頭部１４が
絞り穴１１から広がった円錐状の壁１６に押しつけられ
るようになっている。

この構成において、給水口金６に水圧が加わると、スズ
ル本体２のピストン部９に水圧が加わり、ノズル本体２
が、スプリング３の反撥力に抗してノズルシリンダ１内
を摺動し突出する。ノズル本体２が移動中は、止水パル
プ１２はスプリング１３の作用で、半球状の頭部が絞り
穴１１に延在した円錐状の壁１５に押しつけられており
、通水路１０への水の供給を遮断し、ノズル本体２の移
動中の噴出口８からの洗浄水の吐出を防止している。ノ
ズル本体２が突出しきってストッパピン５に当った時、
ノズル本体２の摺動が停止する為、水圧が上昇して、止
水バルブ１２を押し開け、通水路１゜へ水が供給され、
噴出口８より洗浄水が噴射され、使用者の局部洗浄に供
される。

給水口金６への水圧印加が停止されるとまず、止水バル
ブ１２が絞シ穴１１を閉じたのち、ノズル本体２がノズ
ルシリンダ１内へ収納される。

前述の止水パルプ１２０目的は、ノズル本体２の突出時
や収納時、すなわち、ノズル本体２の移動中に噴出口１
８から洗浄水を吐出することを防止して、人体の洗浄部
位以外の濡れてほしくない部分が濡れるのを防ぐもので
あり、水圧による伸縮ノズルではなくてはならないもの
であった。

発明が解決しようとする問題点しかし、このような構造のものでは、絞り穴１１から延
在する円錐状の壁１５と、半球状の頭部１４の寸法精度
、同軸度に高精度を要しないと、スズル本体２の移動中
に噴出口１８から洗浄水が噴出して、人体の洗浄部位以
外の濡れてほしくない部分が濡れるという問題があった
。

これは下記の理由による。

つまシ、止水バルブ１２の頭部１４は比較的自由な状態
にあり、円錐状の壁１５との同軸度を高めることは非常
にむずかしく、実使用において上水漏れを起こし、ノズ
ルの移動中に洗浄水が噴出して、使用者の衣服等、不要
な部分を濡らすことになるおそれがあった。

また、従来のものでは、止水パルプ１２部の構成が複雑
で、金属部品によシ成シ立っているため、水アカの堆積
や材料の腐蝕、バネのへタリ等、信頼性に乏しく、故障
しやすいものであった。

そこで、本発明は精度を必要とする止水バルブや絞り穴
という複雑な構造物なしに、ノズル本体が移動中に噴出
口から洗浄水が吐出して、人体の洗浄部以外の所を濡ら
すことを防止して快適に洗浄できるようにするものであ
る。

問題点を解決するための手段そして、上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は
、ノズル本体の筒体の噴出口と同側面上に溝を設けるも
のである。

作用この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、ノズル本体がシリンダ外へ突出している時、
ノズル本体の受圧部とシリンダとのスキマを流れる水が
、ノズル本体の筒体に設けられた溝を流れてゆき、ノズ
ル本体の噴出口から吐出する洗浄水を押し流して、局部
以外の所に洗浄水が当らないようにする。そして、突出
した時には、スキマから前が濡れないようパツキンで水
シールして噴出口から正確に洗浄水が局部に当たるよう
にする。

この結果、洗浄開始時、すなわちノズル本体がシリンダ
外へ突出する途中に、局部以外の所を濡らすことがなく
なシ、快適に洗浄できるようになるのである。

実施例以下、本発明の一実晦例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図（２Ｌ）は、洗浄ノズルの略断面図であり、（ｂ
）は同Ｘ　−Ｘ’１Ｉｆｒ面図である。

２１は円筒状のシリンダ、２２はノズル本体であり、ノ
ズル本体２２は受圧部２３と筒体２４からなり、筒体２
４には通水路２６と受圧部２３と反対側の端部に噴出口
２６が設けられている。また、筒体２４には噴出口２６
と同側面上に受圧部２３近傍から噴出口２６０手前まで
溝２７も設けられている。

ノズル本体２２はスプリング２８によりシリンダ２１内
に収納される力を受けており、洗浄水供給装置（図示せ
ず）から洗浄水が供給されていない時は、ノズル本体２
２がシリンダ２１内に完全収納されている。シリンダ２
１内壁は、円筒状であり、ノズル本体２２の受圧部２３
も円形でシリンダ２１の内径より若干率なる寸法を有し
ていｂノズル本体２２の受圧部２３以外、すなわち筒体
２４は第４図（ｂ）の如く六角形状となっており、内形
状が筒体２４より若干大なる六角形状となったガイド部
２９と摺動嵌合しており、この嵌合によりノズル本体２
２の回転が規制されている０ガイド部２９とシリンダ２
１は、パツキン３ｏにより水封上されておりガイド部２
９がシリンダ２１内に挿入されている円筒部３１とノズ
ル本体２２に取付けられているパツキン３２が当接する
ことにより、ガイド部２９とノズル本体２２が水封上さ
れる。

３３は給水部であり、配管接続部３４には図示していな
い洗浄水供給手段から配管されたパイプ（図示せず）が
接続される。給水部３３は、パツキン３６でシリンダ２
１との間を水封上されており、内部には通水路３６を有
し、洗浄水供給手段からの洗浄水をシリンダ２１内へ導
く。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。ま
ず、給水部３３から給水されると、ノズル本体２２の受
圧部２３に水圧が加わり、ノズル本体２２は力を受けて
スプリング２８の荷重に抗して第１図右方向に移動する
。移動中のノズル本体２２は、ガイド部２９との嵌合に
より回転と摺動方向を規制されている。この時、シリン
ダ２１の内径より受圧部２３の内径が若干率さいので、
このスキマ３７より矢印の如く水が流れてノズル本体２
２の筒体２４に設けられた溝２７に入って流れる。この
時の状態を第２図、第３図（２Ｌ）に示す。

第３図（＆）のように、溝２７を流れてきた水と噴出口
２６から吐出する洗浄水が衝突するので、噴出口２６か
ら吐出する洗浄水は人体まで届かずノズル本体２２前方
へ落ちるので局部以外の所を濡らすことがない。

そして、ノズル本体２２が完全に突出し、円筒部３１と
パツキン３２が当接すると、溝２７には水が流れなくな
り、しかもシリンダ内の水圧が上るので噴出口２６よシ
勢いよく洗浄水が吐出して正確に局部を洗浄することが
できる。この時の状態を第３図（ｂ）および第４図に示
す０第４図は、衛生洗浄装置を使用中の断面図で、３８
は便器、３９は本体、４０は便座である。

この結果、洗浄初期、ノズル本体２２が移動中には、噴
出口２６より吐出する洗浄水が人体にかかることがなく
、ノズル本体２２が完全に突出して初めて局部に正確に
洗浄水が当るので、快適に洗浄することができるように
なる。

次に本発明の他の実施例について説明する。

前記実施例では、溝２７をノズル本体２２の受圧部２３
の近傍から噴出口２６の手前までとしたが、噴出口まで
とかノズル本体２２の噴出口側前面までとしても同様の
効果が得られる。

また、筒体２４の外形状が円筒形でも、多角形でも同様
である。

発明の効果本発明は、ノズル本体の筒体の噴出口と同側面上に溝を
設けるという簡単な構成で次のような効果を奏する。

（１）洗浄開始時、ノズル本体が移動中に噴出口より吐
出する洗浄水が人体にかかることがなく、ノズル本体が
完全に突出して始めて局部に正確に当たるので、快適に
洗浄することができる。

■）従来のように、ノズル本体に止水パルプ等の上水装
置が必要なくなるので、コストダウンが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図（＆）は本°発明の一実施例の衛生洗浄装置の洗
浄ノズルの断面図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）のＸ　
−Ｘ′断面図、第２図は同洗浄ノズルの斜視図、第３図
（ａ）　、　（ｂ）は同洗浄ノズルの噴出口付近の拡大
断面図、第４図は同衛生洗浄装置を使用中の断面図、第
６図は従来の衛生洗浄装置の洗浄ノズルの断面図である
。２１・・・・・・シリンダ、２２・・・・・・ノズル本
体、２３受圧部、２４・・・・・・筒体、２６・・・・
・・噴出口、２７・・・・・・溝、２８・・・・・・ス
プリング、２９・・・・・・ガイド部、３２・・・・・
・パツキン、３３・・・・・・給水部０代理人の氏名　
弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２因ＯすＯ第３図どＯｚど第４図３８−便器Ｂ一本体色一便座

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シリンダと、前記シリンダ内を摺動するノズル本
体と、前記ノズル本体を前記シリンダ内へ収納する方向
に付勢するスプリングと、前記シリンダの一端に設けた
給水部と、前記ノズル本体が最大突出した時に前記シリ
ンダとノズル本体を水封止する封止部とを備え、前記ノ
ズル本体は内部に通水路を有する筒体と一端の受圧部か
らなり、前記筒体は受圧部と反対の端部に噴出口を有し
、その噴出口と同側面上に溝を設け、前記ノズル本体が
摺動中には前記溝を水が流れて前記噴出口から噴出する
噴出流を干渉する衛生洗浄装置の洗浄ノズル。
（２）筒体の溝は、受圧部近傍から噴出口付近までとし
た特許請求の範囲第１項記載の衛生洗浄装置の洗浄ノズ
ル。