JPS6268929A - 建物の支持構造の構築法 - Google Patents

建物の支持構造の構築法

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JPS6268929A
JPS6268929A JP20813485A JP20813485A JPS6268929A JP S6268929 A JPS6268929 A JP S6268929A JP 20813485 A JP20813485 A JP 20813485A JP 20813485 A JP20813485 A JP 20813485A JP S6268929 A JPS6268929 A JP S6268929A
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building
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bearing
stretch material
slabs
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JP20813485A
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Akiyoshi Nojiri
野尻　明美
Shigeru Hari
播　繁
Yoshiki Mihara
三原　良樹
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は永久アンカーを利用し７た建物の支持構造に
関するもので、例えば、大規模な地下室を有する高層ビ
ル等に利用する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕例
えば我が国や東南アジ−ｒの国々では大都市が位置して
いる沖積平野は支持層が深く、軟弱地盤で、しかも地下
水位面が高い所が多い。
このような劣悪な地盤でも大都市では大規模な地下室を
有する高層ビルのニーズ１７１ｉ多く、構造物の浮力対
策や不同沈下対策、さらに地震時の安定性や揺れの問題
を解決するだめ基礎を拡げたり、剛強にするなど多額の
建設コストが投入されている。
すなわち、静的には短期、長期とも支持力と浮力が建物
の重量と釣り合っているものの上部構造の荷重バランス
が良くなく、不同沈下が発生したり、地震時に変形量が
大きくなり、破壊的な大地震に対して不安感が残るとい
った建物について、従来工法では技術的に困難であった
り費用がかさみ過ぎるといった問題がある。
この発明は上述のような問題点を解決することを目的と
したものである。
問題点を解決するだめの手段〕 この発明の建物の支持構造は永久アンカーを利用したも
ので、アンカ一部材とし、て先端を支持地盤Ａ内に定着
させた緊張材４の他端頭部１０を建物１の躯体地下部分
に定着させて、該緊張材４により、建物１躯休と支持地
盤Ａ間を緊結する。
緊張材４としては各種ＰＣ鋼材が適し、緊張材４を緊張
して建物ｌ躯体底部を支持地盤に緊結することにより、
特に低層部１ｂ″！ｉたけ地下部１ａの浮力に抵抗させ
、不同沈下を防止するとともに地震時のロッキング等を
低減させる。
なお、ここで支持地盤Ａはアンカ一部材としての緊張材
４を定着させ、建物１の運動や変位を拘束するのに十分
な強度を有する硬質地盤あるいは岩盤等をいうものとし
、建物の設計に応じて決まる。
〔実施例〕
次に図示した実施例について゛説明する。
第１図はこの発明の支持構造を適用した建物の一例を示
したもので、アースアンカーとしての緊張材４により、
建物１の躯体地下部分のスラブ８を支持地盤Ａに緊結し
である。
図中５はアンカ一定着部であり、通常モルタル等の硬化
材の注入により定着されるが、特にこれに限定するもの
ではない。
この実施例において、建物の高層部ＩＣの直下位置は支
持能力の大きい大径の杭２によって支持されている。こ
の杭２の先端は硬質の支持地盤Ａに達し、上部の大荷重
を支えている。
低層部１ｂおよび地下部ＩＣの直下については仮受はス
ラブ６および該仮受はスラブ６を支持する仮受は杭３が
あり、仮受はスラブ６上に敷砂利７を施し、その上に躯
体スラブを８を形成している。
第２図〜第５図は施工手順の一例を示したもので、以下
の手順で作業を行なう。
■　支持地盤Ａに達する支持杭２および仮受は杭３を打
設する（第２図参照）。
■　建物地下部分の掘削および排土を行なう。この作業
は揚水により地下水位を下げた状態で行なう（第３図参
照）。
■　仮受ケスラブ６のコンクリートを打設し、アンカー
（緊張材４）を施工する。また仮受はスラブ６上には敷
砂利７を行ない転圧する（第４図参照）。
■　躯体スラブ８および側壁９を築造し、アンカーを仮
緊張し、揚水を停止する（第５図参照）。
■　躯体施工が完了したら、不同沈下の測定等を行ない
、緊張材４を再緊張して調整し、躯体スラブ８に定着さ
せる（第１図参照）。第６図はアンカー頭部１０を示し
たもので、定着後、防食工事等を行なう。
なお、上記実施例は杭基礎の場合であるが、杭　４・を
用いない地耐力基礎の場合にも当然適応できるものであ
る。
〔発明の効果〕
■　アースアンカーとしての緊張材により、建物躯体を
硬質の支持地盤に緊結しであるため浮力等により浮き上
がることがない。まだ不同沈下が生じ難く、あったとし
ても施工段階に応じ調整できる。さらに地下水位面の上
下の変動にも追随できる。
■　アンカーにより低層部が有効°に働いてくるので、
地震時のロッキング変形量が低減される。
従って、高層部の居住性が改善される（船酔い現象のも
ととなる揺れが少ない）。
■　荷重の不釣衝をアンカーによりバランスさせること
ができるため、上屋のデザインに対する制約条件が取除
かれる。また、躯体に大きな応力が発生することがなく
、構造部材の節減ができる。また、基礎を拡げたりする
必要がないので、工費の低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明の一実施例を示す断面図、第２図〜第
５図は施工手順を示す断面図、第６図はアンカー頭部の
断面図である。 １・・建物、２，３・・杭、４・・緊張材５・・アンカ
一定着部、６・・仮受はスラブ７・・敷砂利、８・・躯
体スラブ ９・・地下側壁、１ｏ・・アンカー頭部Ａ・・支持地盤
、Ｂ・・地下水位面。 第１図 第２図　　　　　第５図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）先端を支持地盤内に定着させた緊張材の他端頭部
    を建物の躯体地下部分に定着させて、該緊張材により建
    物躯体と支持地盤間を緊結してあることを特徴とする建
    物の支持構造。
  2. （２）緊張材はＰＣ鋼材である特許請求の範囲第１項記
    載の建物の支持構造。
JP20813485A 1985-09-20 1985-09-20 建物の支持構造の構築法 Granted JPS6268929A (ja)

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JPH0367168B2 JPH0367168B2 (ja) 1991-10-22

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