JPH0460069A - 地下式貯槽構造物 - Google Patents
地下式貯槽構造物Info
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- JPH0460069A JPH0460069A JP2168351A JP16835190A JPH0460069A JP H0460069 A JPH0460069 A JP H0460069A JP 2168351 A JP2168351 A JP 2168351A JP 16835190 A JP16835190 A JP 16835190A JP H0460069 A JPH0460069 A JP H0460069A
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- piles
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 7
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、ＬＮＧ、ＬＰＧ等の低温液化ガスや原油な
どを貯蔵するための地下式貯槽構造物に関する。
どを貯蔵するための地下式貯槽構造物に関する。
（従来の技術）
ＬＮＧ、ＬＰＧ等の低温液化ガスを貯蔵するための大型
貯槽構造物は、液化ガスの蒸発潜熱などによる周囲への
熱的な影響や外熱による内部への影響を防止するために
地下ないしは半地下に構築されることがある。
貯槽構造物は、液化ガスの蒸発潜熱などによる周囲への
熱的な影響や外熱による内部への影響を防止するために
地下ないしは半地下に構築されることがある。
また、これら地下式貯槽構造物は、臨海の埋立て地に貯
蔵基地として多数基構築されることが多い。
蔵基地として多数基構築されることが多い。
この地下式貯槽構造物の構築方法には、各種の方法があ
るが、その−例として以下に説明する方法がある。
るが、その−例として以下に説明する方法がある。
まず、連続地中壁工法によって支持地盤まで到達する深
度の地中壁を円筒形に構築し、地中壁によって構築予定
地の地盤を囲い、内部掘削を行なつ〇 次いで、地中壁の内側に逆巻きないしは順巻き工法など
によって側壁を地中壁の内面に沿って構築する。
度の地中壁を円筒形に構築し、地中壁によって構築予定
地の地盤を囲い、内部掘削を行なつ〇 次いで、地中壁の内側に逆巻きないしは順巻き工法など
によって側壁を地中壁の内面に沿って構築する。
計画深度まで到達したら、その底部地盤上に底版を築造
し、前記側壁に接合する。
し、前記側壁に接合する。
最後に上部開口を屋根で覆うとともに、内部に保冷材と
鋼板をライニングすることによって地下式貯槽構造物が
完成する。
鋼板をライニングすることによって地下式貯槽構造物が
完成する。
（発明が解決しようとする課題）
以上の地下式貯槽構造物は、前述のごとく埋立て地など
地下水位の高い地盤内に構築されるため、地下水の影響
を受けやすく、底部に地下水による揚圧力が作用する方
式が多い。
地下水位の高い地盤内に構築されるため、地下水の影響
を受けやすく、底部に地下水による揚圧力が作用する方
式が多い。
このため、従来は、特に、底版や側壁を耐力から必要と
される厚み以上に大きくし、貯槽構造物の全重量で地下
水圧に対抗させる対策が施されていた。
される厚み以上に大きくし、貯槽構造物の全重量で地下
水圧に対抗させる対策が施されていた。
しかしながら、このような対策では、貯槽の内容積を確
保するためには、構造物の厚みが増す分だけ地盤を余分
に掘削する必要があり、工数が多くかかるほか、使用材
料などが増すなど工期的。
保するためには、構造物の厚みが増す分だけ地盤を余分
に掘削する必要があり、工数が多くかかるほか、使用材
料などが増すなど工期的。
コスト的に不利になっていた。
この発明は以上の問題を解決するものであって、地下式
貯槽構造物の下部地盤に複数の杭を配置することで、構
造物を地盤内に強固に支持するとともに、杭の引抜き抵
抗により、浮き上がりなどを防止する地下式貯槽構造物
を提供することを目的としている。
貯槽構造物の下部地盤に複数の杭を配置することで、構
造物を地盤内に強固に支持するとともに、杭の引抜き抵
抗により、浮き上がりなどを防止する地下式貯槽構造物
を提供することを目的としている。
（課題を解決するための手段）
前記目的を達成するため、この発明は、地盤内に構築さ
れる底版および側壁を備えた地下式貯槽構造物において
、前記底版の下部地盤内に複数の杭を配置し、これらの
６抗の上端を前記底版に結合したことを特徴とする。
れる底版および側壁を備えた地下式貯槽構造物において
、前記底版の下部地盤内に複数の杭を配置し、これらの
６抗の上端を前記底版に結合したことを特徴とする。
（作 用）
以上の構成によれば、底版が複数の杭に支持されること
によって、地下水圧によるｄ力などに対抗して構造物を
地盤内部に強固かつ安定に支持し、かつ、杭がバネ支承
として働き、底版発生応力を低減できる。
によって、地下水圧によるｄ力などに対抗して構造物を
地盤内部に強固かつ安定に支持し、かつ、杭がバネ支承
として働き、底版発生応力を低減できる。
（実 施 例）
以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
第１図はこの発明による地下式貯槽構造物を示している
。
。
図において、地盤Ｅ中には、その地表面から支持地盤で
ある難透水層Ｅ１まで到達する円筒形の連続地中壁１が
設けられている。
ある難透水層Ｅ１まで到達する円筒形の連続地中壁１が
設けられている。
そして、池中壁１で囲まれた内部には、地中壁１に沿っ
て側壁２が構築されているとともに、最深部に底版３が
構築され、底版３は、その周縁を側壁２の下部にＰＣ鋼
棒などを介して結合されている。
て側壁２が構築されているとともに、最深部に底版３が
構築され、底版３は、その周縁を側壁２の下部にＰＣ鋼
棒などを介して結合されている。
これら側壁２および底版３で囲まれた上部開口は、屋根
４によって密閉され、地下式貯槽構造物が形成されてい
る。
４によって密閉され、地下式貯槽構造物が形成されてい
る。
なお、この構造物の内部にはメンブレンを表面材とする
保冷材５がライニングされているほか、構造物の外側に
は、図示しないが凍土制御用のヒータ、配管設備その他
付属物が設けられている。
保冷材５がライニングされているほか、構造物の外側に
は、図示しないが凍土制御用のヒータ、配管設備その他
付属物が設けられている。
この構造物の施工手順は従来とほぼ同様であるが、本発
明では以上の構成に加えて、前記底版３の下部地盤には
所定の深度で下端を地盤Ｅ内に定着させた複数の杭６が
配置され、６杭６の上端は前記底版３に結合される。
明では以上の構成に加えて、前記底版３の下部地盤には
所定の深度で下端を地盤Ｅ内に定着させた複数の杭６が
配置され、６杭６の上端は前記底版３に結合される。
６杭６は、例えば、前記底版３の施工前の段階で公知の
現場打ち工法により施工されるもので、孔底部の複数箇
所の地盤Ｅを掘削するともに、その内部にコンクリート
を充填することにより形成される。
現場打ち工法により施工されるもので、孔底部の複数箇
所の地盤Ｅを掘削するともに、その内部にコンクリート
を充填することにより形成される。
なお、杭６の形成方法は、この方法に限られることはな
く、既製杭を打設する方法でも良い。
く、既製杭を打設する方法でも良い。
この場合、抗６は、図中に一部拡大して示すように、そ
の外周を凹凸状に形成した柱部６ａと、柱部６ａの最下
端部において、テーバ状に拡底された定着部６ｂとを設
け、これら定着部６ｂおよび柱部６ａの凹凸ないしは拡
底部分により引抜きに対する抵抗や周面摩擦を増加する
ように形成しても良い。
の外周を凹凸状に形成した柱部６ａと、柱部６ａの最下
端部において、テーバ状に拡底された定着部６ｂとを設
け、これら定着部６ｂおよび柱部６ａの凹凸ないしは拡
底部分により引抜きに対する抵抗や周面摩擦を増加する
ように形成しても良い。
そして、杭６の施工後孔底部を浅く掘削し、柱部６ａの
上部を露出させた状態とし、この状態で前記底版３を施
工することにより、杭６の上端は底版３に一体に結合し
、底版３の下部を複数の杭６で支持した構造物が形成さ
れるのである。
上部を露出させた状態とし、この状態で前記底版３を施
工することにより、杭６の上端は底版３に一体に結合し
、底版３の下部を複数の杭６で支持した構造物が形成さ
れるのである。
以上の構成において、地盤Ｅの地下水位ＷＬが地表部に
近い高さである場合にはこの水位ＷＬと構造物最深部の
深さの差りに応じた水圧が構造物に加わり、その結果構
造物全体に浮き上げる力が加わることになるが、前記６
杭６の引抜き抵抗と、地中壁１に囲まれた内部地盤の重
量とにより前記浮力に対抗して構造物は適性位置に強固
に支持されることになる。
近い高さである場合にはこの水位ＷＬと構造物最深部の
深さの差りに応じた水圧が構造物に加わり、その結果構
造物全体に浮き上げる力が加わることになるが、前記６
杭６の引抜き抵抗と、地中壁１に囲まれた内部地盤の重
量とにより前記浮力に対抗して構造物は適性位置に強固
に支持されることになる。
なお、６杭６の打ち込み本数や配置、最下端の定着部６
ｂの深度などは、構造物の設計や地盤Ｅの土質に応じて
設定されることは勿論である。
ｂの深度などは、構造物の設計や地盤Ｅの土質に応じて
設定されることは勿論である。
（発明の効果）
以上実施例によって詳細に説明したように、この発明に
よる地下式貯槽構造物にあっては、底版が複数の杭に支
持され、かつ、群抗効果による内部地盤の重量とによっ
て、構造物全体は地下水圧による浮力などに対抗して地
盤内部に強固に支持されるほか、構造物重量による不等
沈下なども防止される。
よる地下式貯槽構造物にあっては、底版が複数の杭に支
持され、かつ、群抗効果による内部地盤の重量とによっ
て、構造物全体は地下水圧による浮力などに対抗して地
盤内部に強固に支持されるほか、構造物重量による不等
沈下なども防止される。
したがって、この発明にあっては構造物全体を地盤内に
安定に支持する手段として底版の厚みや構造物の全重量
を極端に増す必要がなく、さらに杭がバネ支承として働
き、底版発生応力を低減できるので、底版の厚みを薄く
することが可能になり、工期、建設コストの点で有利で
あり、安全性もさらに向上する。
安定に支持する手段として底版の厚みや構造物の全重量
を極端に増す必要がなく、さらに杭がバネ支承として働
き、底版発生応力を低減できるので、底版の厚みを薄く
することが可能になり、工期、建設コストの点で有利で
あり、安全性もさらに向上する。
第１図はこの発明にかかる地下式貯槽構造物の全体構成
を示す断面図である。 １・・・連続地中壁 ３・・・底版 ６ａ・・・柱部 Ｅ・・・地盤
を示す断面図である。 １・・・連続地中壁 ３・・・底版 ６ａ・・・柱部 Ｅ・・・地盤
Claims (1)
- 地盤内に構築される底版および側壁を備えた地下式貯槽
構造物において、前記底版の下部地盤内に複数の杭を配
置し、これらの各杭の上端を前記底版に結合したことを
特徴とする地下式貯槽構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2168351A JP2722787B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 地下式貯槽構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2168351A JP2722787B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 地下式貯槽構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0460069A true JPH0460069A (ja) | 1992-02-26 |
| JP2722787B2 JP2722787B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=15866460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2168351A Expired - Lifetime JP2722787B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 地下式貯槽構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2722787B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007177410A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Takenaka Komuten Co Ltd | 既存構造物の解体時における浮力対策工法 |
| CN104005430A (zh) * | 2014-06-10 | 2014-08-27 | 中石化上海工程有限公司 | 钢筋混凝土水池体外挡块抗浮方法 |
| CN105350582A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-02-24 | 周兆弟 | 地下管廊防护结构 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848711A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-22 | Nissan Motor Co Ltd | 直接噴射式デイ−ゼルエンジン |
| JPS6268929A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-30 | Kajima Corp | 建物の支持構造の構築法 |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP2168351A patent/JP2722787B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848711A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-22 | Nissan Motor Co Ltd | 直接噴射式デイ−ゼルエンジン |
| JPS6268929A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-30 | Kajima Corp | 建物の支持構造の構築法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007177410A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Takenaka Komuten Co Ltd | 既存構造物の解体時における浮力対策工法 |
| CN104005430A (zh) * | 2014-06-10 | 2014-08-27 | 中石化上海工程有限公司 | 钢筋混凝土水池体外挡块抗浮方法 |
| CN104005430B (zh) * | 2014-06-10 | 2015-11-25 | 中石化上海工程有限公司 | 钢筋混凝土水池体外挡块抗浮方法 |
| CN105350582A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-02-24 | 周兆弟 | 地下管廊防护结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2722787B2 (ja) | 1998-03-09 |
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