JPS6268868A - 水分散型ゴム系粘着剤 - Google Patents

水分散型ゴム系粘着剤

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JPS6268868A
JPS6268868A JP20985385A JP20985385A JPS6268868A JP S6268868 A JPS6268868 A JP S6268868A JP 20985385 A JP20985385 A JP 20985385A JP 20985385 A JP20985385 A JP 20985385A JP S6268868 A JPS6268868 A JP S6268868A
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JP
Japan
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adhesive
fine powder
parts
aqueous dispersion
water
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Pending
Application number
JP20985385A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kawatake
河竹 英之
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シリカ、酸イトアンチモン、アルミナ、カー
ボンブラックから選ばれた微粉末により粘着力と凝集力
とが改良された水分散型ゴム系粘着剤に関する。
従来の技術及び問題点 粘着剤の良否の判定において粘着力と凝集力ないしこれ
らのバランスは、重要かつ基本的な項目である。古くよ
りこれらの特性の改良が試みられているが、粘着剤の用
途の拡大ないしより苛酷な条件下での使用を可能とする
ためによシ一層の改良が筆められており、殊に粘着力と
凝集力との両立性が求められている。また、粘着剤を製
造する立場よりは、粘着力と凝集力のバランスを容易に
コントロールできる手段が求められる〇従来、水分散型
ゴム系粘着剤における粘着力、凝集力の改質手段として
は、チュウラム加硫方式、過酸化物による架橋方式が知
られていた。
しかしながら、これらの改質手段にはその調製作業が複
雑であることもきりながら、粘着力と凝集力を両立させ
ること及びこれらのバランスをコントロールすることが
困難であり、満足できる粘着特性を有するものが得られ
にくいという問題があった0 問題点を解決するための手段及び作用 本発明者は、上記の問題を克服し、粘着力と凝集力とが
両立し7、これらのバランスも容易にコントロールする
ことができてしかもその調製が容易な水分散型ゴム系粘
着剤を開発するために鋭意研究を重ねた結果、特殊な微
粉末の水分散液を添加することによりその目的を達成し
うろことを見出し1本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、シリカ、酸化アンチモン、アルミ
ナ又はカーポンプフックの微粉末の水分散液の1種又は
2種以上を配合してなる水分散型ゴム系粘着剤を提供す
るものである。
〔作用〕 前記した微粉末の水分散液を配合することに
より、得られる粘着剤の粘着力と凝集力が向上してその
両立が達成される。また、粘着力と凝集力の向上に対す
る微粉末の寄与度差に基づき、その配合量を変えること
によりそれらのバランスのコントロールが達成される。
本発明の水分散型ゴム系粘着剤は、シリカ、酸化アンチ
モン、アルミナ又はカーボンブラックの微粉末の水分散
液の1種又は2種以上が配合されたものである。微粉末
としては、混合状態の維持性、非ゲル什性などの系の安
定性の点すなわち、得られる粘着剤の品質のバラツキの
原因となる微粉末の沈降が少ないこと、粘着力と凝集力
の向上、殊に粘着力の向上に対する寄与度が大きいこと
、従って少々い使用量でもその効果が大きいこと、混合
物のゲル化を起しにくいこと、粘着力の向上に対する寄
与度の減少の原因となる他成分との塩架橋を起しにくい
こと、従って使用できる粘着剤ベースの対象が広いこと
などの点及び粘着剤ベースの破壊を伴わずに広いpH域
で使用できる点などからシリカの微粉末が好ましく用い
られる。
本発明では前記微粉末は、系の安定性、系への分散性な
どの点より水分散液の状態で用いられるが、その水分散
液は、界面活性剤などを用いて物理的に調製したもので
あってもよいし、化学的製法により調製したものであっ
てもよい。系の安定性、得られる粘着剤の均質性、粘着
特性などの点で後者の調製方式のものが好ましく用いら
れる。
その具体例としては市販品ではシリカ系のものとして「
スノーテックスJ(商品名、8産化学工業社製)、「ア
ゾフィト」(商品名、旭電化工業社I!り、その他の系
のものとして[アルミナゾル」、「酸化アンチモンゾル
」(いずれも商品名、8産化学工業社製)などをあげる
ことができる。
水分散液状態における微粉末の粒径は100 nm以下
、就中10〜100 nmが適当である。その粒径が1
100nを超えると添加の効果が減少し、粘着力と凝集
力のバランスをコントロールしK<<なって好ましくな
い。
微粉末の水分散液の配合量は、粘着剤ベースの成分、そ
の配合割合などの条件により適宜に決定される。一般に
は、その配合量は微粉末固形分に基づいてゴムラテック
ス100重量部あたり0.5〜50重量部、就中3〜3
0重量部が適当である。
その配合量が0.5重量部未満では得られる粘着剤の凝
集力の向上度に乏しく、50重量部を超えると得られる
粘着剤の粘着力の向上度が低下する場合がある。
本発明においで微粉末の水分散液の配合対象となしうる
ゴム系で水分散型の粘着剤ベースについては特に限定は
なく、公知のものを対象となしうる。すなわち、ゴムラ
テックス、タッキファイヤ、軟化剤ないし可塑剤、充填
剤、老化防止剤などを適宜に選択使用してなるものであ
る。その具体例としては、NRラテックス、8BRラテ
ツクス、再生ゴムラテックス、IRラテックス、NBR
ラテックスなどのゴムラテックスの単独物又は混合物と
、テルペン樹脂、ロジンエステル樹脂などのタッキファ
イヤと、鉱油、植物油などの軟化剤ないし可塑剤と、フ
ェノール類、芳香族アミン類などの老化防止剤との配合
組成物からなるものなどをあげることができる。
本発明の水分散型ゴム系粘着剤の調製は、上記した微粉
末の水分散液と粘着剤ベースとを混合することにより得
ることができる。その際、混合系の安定をはかる目的で
必曽に応じアンモニア水。
酢酸などのpH調整剤を用いてもよい。
発明の効果 本発明によれば、微粉末の水分散液を用いたのでこれと
粘着剤ペースとを単に混合するだけの簡単な作業で安定
性にすぐれる水分散型ゴム系粘着剤とすることができる
。また、微粉末の配合量を変えるだけで粘着剤の粘着力
と凝集力のバランスを容易にコントロールすることがで
きる。しかも、粘着力と凝集力との両立性にすぐれる粘
着剤とすることができる。
実施例 参考例I NRラテックス100部(重量部、以下同様)、テルペ
ン樹脂90部、綿実油10部及びアルキルフェノール系
老化防止剤2部を混合して粘着剤ペースを調製した。
参考例2 NRラテックス50部、SBRラテックス50部、ロジ
ンエステル樹脂100部及びテルペン系オイ/L’30
部を均一に混合して分散液としての粘着剤ペースを調製
した。
実施例1〜3 参考例1の粘着剤ペースにそのNRラテックス100部
あたり固形分で5部、10部又は20部の微粉末シリカ
(平均粒径10〜20nm)の水分散液を混合して水分
散型ゴム系粘着剤を調製した。
実施例4〜6 参考例2の粘着剤ペースにそのNRラテックスとSBR
ラテックスの合計100部あたり固形分で10部、20
部又は30部の微粉末シリカ(平均粒径10〜20nm
)の水分散液を混合して水分散型ゴム系粘着剤を調製し
た。
実施例7〜9 参考例1の粘着剤ペースにNRラテックス100部あた
シ固形分で5部のアルミナゾル(平均粒径20〜50n
m)、又は20部の酸化アンチモンゾル(平均粒径20
〜50nm)、又は10部のカーボンプラック(平均粒
径34〜35nm)の水分散液を混合して水分散型ゴム
系粘着剤を調製した。
比較例1.2 参考例1又は2の粘着剤ペースをそのまま用いた。
評価試験 厚さ25声mのポリエステルフィルムに実施例、比較例
で得た水分散型ゴム系粘着剤を厚さが5゜)tmの塗膜
となるように塗工し、これを100℃で3分間乾燥させ
て粘着テープを得、下記の方法でその粘着力及び凝集力
を調べた。
〔粘着力〕
JIS  Z−1528に準じて180度ビールにおけ
る粘着力を測定した。
〔凝集力〕
ベークライト板の上1?:1(1wX20flの面積で
粘着テープを貼り付けると共K、粘着テープの一端をベ
ークライト板よりはみ出させて自由端とし、ここに金属
棒をクリップで取り付け、全体として500fの荷重を
かけた杖態で垂直に保持し、40℃の温度雰囲做下で粘
着テープがベークライト板よシ離れて落下するまでの時
間を測定した。
結果を表に示した。
以下余白 表より、実施例の微粉末を配合したものは粘着力と凝集
力とが両立していること、微粉末の配合量を変えること
により粘着力と凝集力のバランスをコントロールできる
ことがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリカ、酸化アンチモン、アルミナ又はカーボンブ
    ラックの微粉末の水分散液の1種又は2種以上を配合し
    てなる水分散型ゴム系粘着剤。 2、微粉末の水分散液状態における粒径が100nm以
    下である特許請求の範囲第1項記載の粘着剤。 3、微粉末の水分散液の配合量が微粉末固形分に基づい
    てゴムラテックス100重量部あたり0.5〜50重量
    部である特許請求の範囲第1項記載の粘着剤。 4、微粉末がシリカである特許請求の範囲第1項記載の
    粘着剤。
JP20985385A 1985-09-20 1985-09-20 水分散型ゴム系粘着剤 Pending JPS6268868A (ja)

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