JPS6268827A - 軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法 - Google Patents

軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法

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Publication number
JPS6268827A
JPS6268827A JP60208385A JP20838585A JPS6268827A JP S6268827 A JPS6268827 A JP S6268827A JP 60208385 A JP60208385 A JP 60208385A JP 20838585 A JP20838585 A JP 20838585A JP S6268827 A JPS6268827 A JP S6268827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
undercoating
pack type
paint
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP60208385A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kawai
川合 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS6268827A publication Critical patent/JPS6268827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法に関し、特
に、素材中にガラス等のフィラー材を入れた成形素材(
以下R,RTM素材と称する)等への高品質塗装の確保
のために用いる下塗り塗装に関する。
〔従来の技術〕
従来より、軟質樹脂製品を塗装し、高温乾燥する場合に
は、成形素材によるピンホール等の塗膜欠陥や、素材表
面のうねりが発生することが多く、特に、その傾向はR
,RIM素材の場合に顕著に発生しやすいものである。
そこで、そのピンホール対策として、従来より素材との
密着性の確保の役割を含めて、1液タイプの高分子組成
ウレタンラッカー塗料を使用しているが、このタイプの
塗料を用いた場合には、素材表面に発生した大きなうね
りを吸収することが困難であり、塗膜表面も同程度のう
ねりが発生し、良好な状態の製品を得ることが非常にむ
すがしいものどなる。
第2図に示されるように、成形品素材1の表面に1竺タ
イプの下塗り塗膜2を施し、その後で上塗り塗膜4を形
成することは、素材1の表面のうねりが下塗り塗膜2の
表面にそのままの状態で残ることになり、そのうねりを
下塗り塗膜2で吸収することが出来ないために、−■〕
塗り塗膜4の表面に同じうねりが残ってしまうという欠
点が発生する。
上記したことの他に、うねり対策として2液タイプのウ
レタン塗料を使用することも可能であるが、2液タイプ
塗料では、乾燥時の硬化反応速度に対して、ピンホール
が発生する原因となる素材からの空気の膨張の速度のほ
うが速い場合が多く、ピンホール発生防止が難しい。ま
た、2液タイプの塗料の硬化反応速度を上げる方法を用
いた場合には、塗料使用可能時間が大幅に短縮され、実
質上そのような方法の採用は不可能である。
つまり、第3図に示されるように、従来の2液タイプの
下塗り塗膜3を成形品素材1の表面に塗布し、その後で
上塗り塗膜4を形成する場合には。
上記したような状態で成形品素材1の表面から分離され
た空気が膨張し、塗1IIji3.4を突き破ってその
部分にピンホール5を作ることになる。この傾向は、2
液タイプのウレタン塗料の場合に、その硬化反応速度の
遅いものにおいて特に顕著に発生する。
したがって、ピンホール等の塗膜欠陥と表面うねり不良
と髪、同時に解決する高温乾燥型塗料はな(、R,RT
M素材等を高温乾燥する場合には、成形素材品に対する
塗装不良が発生する率が高く、その生産性を大きく落す
結果となっている他に、今後R,RTM素材の用途の拡
大を行う場合に障害となっており、かつ、塗装塗膜の仕
上がり品質向上の要求に対して満足出来る解決策を提供
することが出来ないのが現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記したような従来より用いられている塗装
方法の欠点を解消するもので、R,RIM素材等の軟質
樹脂成形品等の塗装を行った後で、高温乾燥時に発生す
るピンホールの塗膜欠陥と表面のうねりを吸収し、高品
質塗膜を確保するために下塗り塗装を改善することを目
的としている。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法は、成型品素
材の表面に対して、1液タイプ下塗り塗装を施した後で
、2液タイプ下塗り塗装を行い、2重の下塗り塗膜を形
成するようにしている。この塗膜としては、高分子組成
1液タイプウレタン塗料を、素材の上に塗装後、すぐに
、もしくは短時間の放置時間を置いた後、その上に2液
タイプウレタン塗料を塗装し、同時に乾燥して塗膜を形
成するか、あるいは、高分子組成1液タイプウレタン塗
料を塗装した後乾燥し、その上に2液ウレタン塗料を塗
装し、乾燥させることによって下塗りを施工する方法を
用いている。
そして、2M構造の下塗り塗装を施すことによって、最
初に素材との密着を図るとともに素材表面に発生するう
ねりを減少させることと、気泡の発生とを、抑制し、次
いでその一層に施される2層目−4= の下塗り塗装を施すことによって、うねりの発生を極力
抑制出来るようなものとしている。
〔作用〕
本発明の下塗り塗装方法は、成形品素材の性質によって
、ピンホールが発生しやすい材料に対して特に適用が可
能なもので、さらに、自動車ボデー外板と同程度の高品
質を要求されるR1RTM表面に適用すると、その効果
を発揮することが出来るものである。
〔実施例〕
図示された実施例に従って、本発明の軟質樹脂成形品の
下塗り塗装方法を説明すると、第1図に示されるように
、本発明の成形品素材1の表面には、1液タイプ下塗り
塗膜2が施され、その上に2液タイプ下塗り塗膜3を行
う。そして、その上に、上塗り塗膜4を行うのであるが
、それに用いられる塗料としては、1液タイプの下塗り
塗膜として、1液タイプウレタン塗料を用い、素材1の
表面から気泡の発生を抑制するようにしている。
次いで、塗膜2の上に2液反応タイプウレタン塗料を塗
り、その塗料の網[1立体構造によって、表面のうねり
を吸収し下塗り塗膜の表面に素材のうねりが現れないよ
うに抑制するのである。したがって、このようにして形
成された下塗り塗膜の表面は、うねりのないほぼ平滑な
ものとして形成されることになり、−]二塗り塗膜4に
よって完成された塗装面は、品質の高いものとして形成
されることになる。
」―記した本発明の塗膜の施二[方法としては、次に示
される2つの方法を用いることが可能である。
第1に、高分子組成1液タイプウレタン塗料を素材1の
表面に塗装し下塗り塗膜2を形成した後で、すぐに、も
しくは、短時間の放置時間を置いたのち、その上に2液
タイプウレタン塗料を塗装し、同時に乾燥を行い、下塗
り塗膜3を形成することにより、2層の下塗り塗膜を形
成するようにし、その上に通常の−I−塗り塗膜4を施
す方法。
第2に、高分子組成1液タイプウレタン塗料を塗装後乾
燥を行い、下塗り塗膜2を形成し、その上に2液タイプ
ウレタン塗料を塗装し、乾燥させることによって下塗り
塗膜3を形成し、そらに、その上に上塗り塗膜4を施工
する方法。
本発明の軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法においては、
−上記したような下塗り塗膜の形成を2層に分けて行う
ようにしているものであるから、素材1に直接塗装する
下塗り塗膜2によって、素材1の表面からの気泡の発生
を抑制し、その後で塗装塗膜にピンホールが発生するこ
とを確実に防止出来るようにしているものである。
さらに、下塗り塗膜2の上に塗剤される2液反応タイプ
ウレタン塗料の塗膜3が、その網目立体分子構造を有す
るものであるために、塗膜2の表面のうねりをその構造
によって吸収し、下塗り塗膜の表面に大きなうねりの発
生を確実に防止出来るようになっている。
したがって、下塗り塗膜3の上に塗装される上塗り塗膜
4によって、その塗装面は、高品質な塗装として完成さ
れることになる。また、本発明の軟質樹脂成形品の下塗
り塗装方法は、前記したような素材の中にガラス等のフ
ィラー剤を入れて成形したR、RTMに適用すると、特
に効果を発揮することが出来るもので、R,RTMによ
り形成した自動車のウレタンバンパー等に塗装する際に
用いると良いが、その他に、軟質樹脂成形品一般の表面
の塗装に用いることが可能であり、特に、素材の表面か
ら気泡の発生を抑制することによって、ピンホールが生
じやすい材料に対して適用が可能なものとなる。
〔発明の効果〕
本発明の軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法は、上記した
ようにして行なわれるものであるから、塗装面にピンホ
ールが発生することを確実に防止出来るとともに、素材
表面のうねりが下塗り塗膜によって吸収され、塗膜表面
にうねりが残ることをも防止出来ることになり、高品質
塗膜を得ることが出来るのである。
さらに、本発明の塗装方法によると、成形素材の塗装不
良の発生を少なく出来、生産性髪大幅に向上させること
が可能となるので、R,RTM等の軟質樹脂成形品の用
途の拡大を図ることが出来、その製造コストの引き下げ
にも大きく貢献するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の塗装方法によって形成された塗膜の構
成を示す断面図、第2図および第3図は、それぞれ従来
の塗装方法によって形成された塗膜の構成を示す断面図
である。 図中の符号 1・・・成形品素材 2・・・1液タイプ下塗り塗膜 3・・・2液タイプ下塗り塗膜 4・・・」二塗り塗膜 5・・・ピンホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軟質樹脂成形品に高品質塗装を行うための下塗り
    塗装方法において、高分子組成1液タイプウレタン塗料
    を素地上に塗装後、すぐに、もしくは、短時間の放置時
    間を置いて後、その上に2液タイプウレタン塗料を塗装
    し、乾燥することにより、素材との密着をおよびピンホ
    ール抑制のための第1層と素材表面のうねりを吸収する
    第2層とからなる2層構造の下塗り塗装を行うことを特
    徴とする軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法。
  2. (2)前記高分子組成1液タイプウレタン塗料と2液タ
    イプウレタン塗料の乾燥を、同時に行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の塗装方法。
  3. (3)前記高分子組成1液ウレタン塗料と2液タイプウ
    レタン塗料の乾燥を別々に行うことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の塗装方法
JP60208385A 1985-09-20 1985-09-20 軟質樹脂成形品の下塗り塗装方法 Pending JPS6268827A (ja)

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ID=16555388

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003020505A1 (fr) * 2001-08-28 2003-03-13 Toray Industries, Inc. Materiau en plaque de cfrp et procede de preparation correspondant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003020505A1 (fr) * 2001-08-28 2003-03-13 Toray Industries, Inc. Materiau en plaque de cfrp et procede de preparation correspondant
US7059665B2 (en) 2001-08-28 2006-06-13 Toray Industries, Inc. CFRP plate material and method for preparation thereof

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