JPS5851820B2 - 真空蒸着を施した合成樹脂製製品 - Google Patents

真空蒸着を施した合成樹脂製製品

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Publication number
JPS5851820B2
JPS5851820B2 JP49126701A JP12670174A JPS5851820B2 JP S5851820 B2 JPS5851820 B2 JP S5851820B2 JP 49126701 A JP49126701 A JP 49126701A JP 12670174 A JP12670174 A JP 12670174A JP S5851820 B2 JPS5851820 B2 JP S5851820B2
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JP
Japan
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resin
vacuum
synthetic resin
deposited
paint
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Expired
Application number
JP49126701A
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English (en)
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JPS5152473A (ja
Inventor
貞男 鈴木
武 板倉
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication of JPS5152473A publication Critical patent/JPS5152473A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、真空蒸着を施しれ合成樹脂製製品の表面強度
を増大させることを目的としたものである。
(以下1図面参照)アクリニトリル・ブタジェン・スチ
レンのコーポリマ樹脂(簡単のためABSと呼ばれてい
る)、ポリプロピレン系樹脂(簡単のためPPと呼ばれ
ている)そしてユリアフェノール系樹脂等の合成樹脂製
製品としての基体1の表面にアルミニウムまたは金等の
金属を真空蒸着する場合、1ず基体1の表面にウレタン
系樹脂、エポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂等を使用
した塗料を塗布して形成されるアンダーコート2を被膜
状に形成して釦き、このアンダーコート2表面上にアル
ミニウムまたは金等の金属の真空蒸着を施して真空蒸着
層3を形成する。
このようにしてアンダーコート2を介して基体1表面上
に形成された真空蒸着層3は単に金属の微粒子がアンダ
ーコート2の表面に附着しているだけに過ぎないので、
指先で軽くこする程度でアンダーコート2表面から剥離
してし1う。
それゆえ、従来はこのアンダーコート2を介して基本1
の表面に形成された真空蒸着層3を保護すると同時にそ
の剥離を防止すべくこの真空蒸着層3の上にさらにウレ
タン系樹脂、エポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂等の
塗料を塗布して形成されるトップコート4を形成してい
た。
しかしながら、このトップコート4に使用される塗料は
そのいづれもが合成樹脂を母体としているので高温で乾
燥焼付をすることができず、そのためいづれも十分な被
膜強度の得られないのが現状である。
また、トップコート4は充分な硬度を有していないため
に真空蒸着を施した製品の光沢すなわち外観が悪く金属
感に乏しいものとなっていた。
本発明は、上記した従来領における欠点を解消すべく創
案されたもので、以下本発明の基本的実施例を図面に従
って説明する。
本発明は、前記した如き基体1の表面にアンダーコート
2を介して真空蒸着層3を施しさらにその表面をトップ
コート4で被覆した真空蒸着を施しれ合成樹脂製品の表
面に高温による乾燥焼付を必要としないで形成される硬
化膜5を被覆形成したもので、この硬化膜5の材料とし
ては電子線。
放射線または紫外線で硬化する塗料が所用される。
すなわち、電子線、放射線または紫外線の照射によって
硬化する液状となった塗料をトップコート4表面上に適
宜手段によって均一に塗布し、このトップコート40表
面に塗布された上記塗料に′電子線、放射線または紫外
線を照射して1秒前後の短時間で硬化膜5をトップコー
ト4表面に形成するのである。
この硬化膜5を形成する塗料は、照射によって硬化する
ためその中には溶剤はほとんど含捷れでいない。
従って、トップコート4の表面上に該塗料を塗布しても
、合成樹脂製品としての基体1、金属の真空蒸着層3そ
してトップコート4には、何らの変化、変質、そして溶
解がみられず全く悪影響を与えることなく、塗布が達成
される。
特にトップコート4は、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹
脂、アクリル系樹脂等の塗料を使用してなるので、溶剤
によシ悪影響を受けてにとったシ、くすんだシしやすい
が、これらが全くみられなくなり、もって真空蒸着層3
による優れた装飾性を劣化させることなく現出できるの
である。
またこの硬化膜5を形成する塗料の硬化は、照射による
ので高温を要しない。
従って、基体1、真空蒸着層3、アンダーコート2およ
びトップコート4が、温度変化のために熱膨張し、もっ
て真空蒸着層3にしわがよったり破れ目が出来たりする
ことは、全く起こらない。
特にトップコート4は、前記構成よりなり融点が低いの
で熱により流動化しやすく、真空蒸着層3の保護の役目
を果さなくなることがあるが、係る事態の発生は確実に
防止されるのである。
又すでに所定形状に成形されている基体1が、硬化膜5
成形のために、熱変形させられることも確実に防止され
るのである。
更に硬化膜5ばその分子結合形態が3次元網状結合とな
っているので、その硬度は極めて高い。
すなわち、高温焼付は塗装と同程度の硬度を有してなり
、製品表面の耐摩耗性を高めることができ、製品が傷つ
き難いものとなるとともに、真空蒸着層3の保護がより
確実になる。
そして更に製品表面の光沢の面でも優れていることにな
る事により、真空蒸着層3が現出する金属感による外観
上の装飾効果がより高められるに至るのである。
なお上記塗料の硬化は、電子線、放射線、紫外線等を照
射することによって、1秒前後で完了するので、硬化膜
5の完成1での操作は、短時間のうちにしかも簡単容易
に達成されるのである。
以上の説明から明らかな如く、本発明は、真空蒸着を施
した合成樹脂製製品としてその表面強度が極めて強いも
のとなって傷つき難く、かつ金属感の富かな光沢のある
表面となり、さらにその製作も従来のものと伺ら変る所
がなく簡単に行なうことができる等真空蒸着を施した合
成樹脂製製品として多くの優れた作用効果を発揮するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の基本的構造を示す縦断面拡大図である。 符号の説明、1:基体、2:アンダーコート、3:真空
蒸着層、4ニドツブコート、5:硬化膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクリルトリル・ブタジェン・スチレンのコーポリ
    マ樹脂、ポリプロピレン系樹脂そしてユリアフェノール
    系樹脂等の合成樹脂製製品としての基体1の表面に、ウ
    レタン系樹脂、エポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂等
    の塗料を使用したアンダーコート2と、アルミニウムま
    たは金等の金属の真空蒸着層3と、ウレタン系樹脂、エ
    ポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂等の塗料を使用した
    トップコート4と、そして電子線、放射線または紫外線
    の照射を受けることによって硬化する塗料を使用した硬
    化層5とを順に積層形成して成る真空蒸着を施した合成
    樹脂製製品。
JP49126701A 1974-11-02 1974-11-02 真空蒸着を施した合成樹脂製製品 Expired JPS5851820B2 (ja)

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JPS5152473A JPS5152473A (ja) 1976-05-10
JPS5851820B2 true JPS5851820B2 (ja) 1983-11-18

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